JP6767614B2 - 部品実装装置における操作管理方法 - Google Patents

部品実装装置における操作管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板に部品を装着する部品実装装置における操作管理方法に関するものである。
部品実装装置は、基板搬送機構による基板の搬送及び位置決め動作、部品供給部による部品の供給動作、部品装着機構による部品の部品供給部から基板への移載動作を実行することで基板に部品を装着する。部品実装装置は操作ボタンやタッチパネルを含む操作入力部が操作されることによって動作し、部品装着作業の開始及び停止操作のほか、供給する部品の補充やエラー発生に伴う停止及び再開操作等のためにも操作入力部は頻繁に操作される。
生産される実装基板の品質向上のためには、一定のスキルを身に着けた者として事前に登録された一定の者(登録者)のみが部品実装装置のオペレーティングを行うことができるようにする必要がある。このため、従来、部品実装装置の始動時等において、作業者に個人IDとパスワードの入力を求めてその作業者が登録者であるかどうか(すなわち作業者が操作権限を有する者であるかどうか)を判定する権限認証が行われるようになっている。また、このような権限認証時における作業者の作業負担を軽減するために、作業者に無線端末を携帯させることで部品実装装置の近傍にいる作業者を自動認識し、無線端末との通信を通じ作業者の権限認証を行う技術が知られている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特開2008−60391号公報
しかしながら、上記特許文献に開示された権限認証技術では、作業者が携帯する無線端末とこの無線端末を通じた通信設備から成る無線通信システムを構築することが必要であり、多大な費用が掛かるという問題点があった。
そこで本発明は、安価な構成で作業者の権限認証を行うことができる部品実装装置における操作管理方法を提供することを目的とする。
本発明の部品実装装置における操作管理方法は、第1の操作手段及び第2の操作手段を含む操作入力部の操作に応じて基板に部品を装着する動作を実行する部品実装装置における操作管理方法であって、前記第1の操作手段が操作された場合に、前記第1の操作手段を操作した作業者の指紋の画像データを取得する指紋画像データ取得工程と、前記第2の操作手段が操作された場合に、前記第2の操作手段を操作した前記作業者の顔の画像データを取得する顔画像データ取得工程と、前記指紋画像データ取得工程で取得した前記作業者の指紋の画像データを、予め記憶した登録者の指紋の画像データと比較することにより、前記操作入力部を操作した作業者が前記登録者に含まれているかどうかを判定する指紋認証工程と、前記顔画像データ取得工程で取得した前記作業者の顔の画像データを前記登録者の顔の画像データと比較することにより、前記操作入力部を操作した作業者が前記登録者に含まれているかどうかを判定する顔認証工程とを含み、前記顔画像データ取得工程は、前記第2の操作手段が操作された場合だけでなく、前記指紋画像データ取得工程において前記第1の操作手段を操作した作業者の指紋の画像データを取得できなかった場合、前記第1の操作手段を操作する作業者の顔を撮像することができる位置に設けられた認証用カメラによって作業者の顔の画像データを取得することによっても実行される
本発明によれば、安価な構成で作業者の権限認証を行うことができる。
本発明の一実施の形態における部品実装装置の斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の一部の斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の模式的側面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が行う作業者の権限認証の流れの第1例を示すフローチャート 本発明の一実施の形態における部品実装装置が行う作業者の権限認証の流れの第2例を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品実装装置1を示している。部品実装装置1は基板2に部品3を装着する装置であり、カバー部材10によって覆われた基台11に基板搬送機構12、部品供給部13、部品装着機構14及び部品撮像部15を備えている。ここでは説明の便宜上、作業者OPから見た部品実装装置1の左右方向をX軸方向とし、前後方向をY軸方向とする。また、上下方向をZ軸方向とする。
図1において、基板搬送機構12は前後に配置された一対のコンベア機構12aによって基板2をX軸方向(左方から右方)に搬送し、基台11の中央部付近の作業位置に位置させる。部品供給部13は複数のテープフィーダ13aから構成されている。複数のテープフィーダ13aは基台11の前方側(作業者OPから見た手前側)に取り付けられる台車13DにX軸方向に並んで配置されている。各テープフィーダ13aは後方側(作業者OPから見た奥側)の端部に位置する部品供給口13Kに部品3を連続的に供給する。
図1において、部品装着機構14は、基台11に設けられたヘッド移動機構21と、ヘッド移動機構21によって移動される装着ヘッド22から構成されている。ヘッド移動機構21は、固定テーブル21a、移動テーブル21b及び移動プレート21cを備えている。固定テーブル21aは基台11のX軸方向の一方の端部(ここでは右端部)をY軸方向に延びており、その両端部が基台11に固定されている。移動テーブル21bはX軸方向に延びており、一端部(右端部)が固定テーブル21aに沿って移動自在となっている。移動プレート21cは、移動テーブル21bに沿って移動自在に設けられている。装着ヘッド22は移動プレート21cに取り付けられている。
図1において、装着ヘッド22は複数の吸着ノズル22aを備えている。各吸着ノズル22aは下方に延びており、下端が部品吸着口となっている。装着ヘッド22は吸着制御部22bを備えており、吸着制御部22bは図示しない真空源と繋がっている。吸着制御部22bは真空源より供給される真空圧を制御することで、各吸着ノズル22aの部品吸着口に真空吸着力を発生させる。
ヘッド移動機構21は、固定テーブル21aに対する移動テーブル21bのY軸方向への移動と、移動テーブル21bに対する移動プレート21cのX軸方向への移動とによって、装着ヘッド22を水平面内(XY面内)方向に移動させる。部品装着機構14は、基板搬送機構12によって作業位置に位置された基板2に部品3を装着するように動作する。
図1において、部品撮像部15は、基台11の基板搬送機構12と部品供給部13との間の領域に設けられている。部品撮像部15は撮像視野を上方に向けたカメラから成る。部品撮像部15は、上方を通過する物体(具体的には装着ヘッド22によりピックアップされた部品3)を下方から撮像する。
図2、図3及び図4において、部品実装装置1には、作業者OPによって操作される操作入力部30が備えられている。操作入力部30は第1の操作手段30Aと第2の操作手段30Bを含んでいる。第1の操作手段30Aは、作業者OPが指で操作したときに、そこに付着した指紋を指紋読取手段(例えば、後述する指紋読取器33)によって読み取ることができる操作手段であり、ここでは、部品実装装置1の前面に設けられた複数の操作ボタン31が相当する。複数の操作ボタン31には、部品実装装置1の電源のオンオフ用のボタンのほか、部品実装装置1の予期せぬ動作を回避するためのイネーブリング用のボタン、基台11からテープフィーダ13aの台車13Dを着脱する際に操作するボタン等が含まれている。
第2の操作手段30Bは、作業者OPが指で操作したときに、そこに付着した指紋を読み取ることができない(指紋読取手段を装着できない)操作手段であり、ここでは、部品実装装置1の前面に設けられたタッチパネル32が相当する。第2の操作手段30Bには、指紋読取手段を装着できないボタンとして、例えば、テープフィーダ13aに設けられて部品補充を行った際に操作されるボタン等を含めることができるが、ここでは説明を簡単にするため、第2の操作手段30Bはタッチパネル32のみであるとする。
本実施の形態では、第2の操作手段30Bであるタッチパネル32は、第1の操作手段30Aである電源オン用のボタンが操作されて部品実装装置1が起動した後に操作が可能となる。タッチパネル32は表示画面を切替えることができ、表示画面ごとに多種多様な入力操作用のボタンが表示される。タッチパネル32に表示されるボタンとしては、各種エラー(部品撮像部15による部品3の認識のエラーや装着ヘッド22による部品3の吸着のエラー、部品3の落下によるエラー等)の発生時における一時停止操作用のボタン、部品装着作業のサイクルを抜ける場合に操作するボタン、ティーチを行うためのボタン、生産データを変更する場合の操作ボタン等が挙げられる。このように本実施の形態において、タッチパネル32は、第2の操作手段30Bの一例であって、部品実装装置1が発生するイベント(上記各種エラーの発生等)に基づいて操作され、指紋の読取りが行われない操作部位となっている。
図2及び図3において、複数の操作ボタン31(すなわち第1の操作手段30A)のそれぞれには、指紋画像データ取得部としての指紋読取器33が設けられている。各指紋読取器33は、操作ボタン31に付着した指紋を読み取ることによって、その操作ボタン31を操作した作業者OPの指紋の画像データを取得する。
図2及び図3において、タッチパネル32の上方には、顔画像データ取得部としての認証用カメラ34が設けられている。認証用カメラ34は撮像視野を、タッチパネル32を操作する作業者OPの顔を撮像し得る方向に向けており、タッチパネル32を操作した作業者OPの顔の画像データを取得する。
図4において、基板搬送機構12、各テープフィーダ13a、ヘッド移動機構21、吸着制御部22bの各作動制御及び部品撮像部15の撮像動作の制御は部品実装装置1が備える制御装置40が行う。部品撮像部15の撮像によって得られた画像データは制御装置40に送られ、制御装置40において画像認識される。また、各操作ボタン31に設けられた指紋読取器33と認証用カメラ34の動作制御も制御装置40が行う。指紋読取器33が取得した指紋の画像データと認証用カメラ34が取得した顔の画像データは制御装置40に送られ、制御装置40において画像認識される。
図3及び図4において、制御装置40には各操作ボタン31及びタッチパネル32が接続されている。タッチパネル32は、作業者OPが制御装置40に所要の入力を行う入力装置として機能するほか、制御装置40が部品実装装置1の状態を作業者OPに表示したり作業者OPに作業指示を与えたりする出力装置として機能する。
部品実装装置1により基板2に部品3を装着する部品装着作業は、作業者OPが複数の操作ボタン31の中の部品実装装置1の電源オン用のボタンを操作された後、タッチパネル32から部品装着作業の開始操作を行うことによって開始される。作業者OPが部品装着作業の開始操作を行うと、先ず、基板搬送機構12が制御装置40に制御されて作動し、外部から供給された基板2を受け取って作業位置に搬送する。基板2が作業位置に位置したら、ヘッド移動機構21が作動し、装着ヘッド22を部品供給部13の上方位置と基板2の上方位置との間で往復移動させる。
装着ヘッド22は上記往復移動において、作業位置に位置した基板2に対し、基板2に部品3を移載する。具体的には、装着ヘッド22は、各テープフィーダ13aが部品供給口13Kに供給する部品3を吸着ノズル22aによって吸着し、部品3を部品撮像部15に撮像させたうえで、基板2上の所定の位置(部品装着部位)に部品3を装着する。制御装置40は、部品撮像部15が撮像した部品3の画像に基づいて画像認識を行い、部品3が基板2上に正しい姿勢で装着されるように装着ヘッド22の動作を制御する。
上記のようにして基板2に部品3が装着されたら、基板搬送機構12は基板2を搬送し、部品実装装置1の外部に搬出する。これにより部品実装装置1による基板2の1枚当たりの部品装着作業が終了する。部品実装装置1はこのような一連の動作を繰り返し実行して部品装着を行うべき全ての基板2に対する部品装着作業を行うが、この間、作業者OPは、テープフィーダ13aが部品切れになった場合の部品3の補充や、装着ヘッド22が基板2に装着した部品3が非正常であった場合の処置等、必要な作業を随時行うことによって、部品実装装置1が部品装着作業を継続して実行し得るようにする。このような作業の際、作業者OPはタッチパネル32等を操作して、部品装着作業が正常に進行するようにする。
部品実装装置1は上述のようにして部品装着作業を実行するが、その部品装着作業において、操作入力部30の操作がなされたときは、その都度、制御装置40において、操作入力部30の操作を行った作業者OPが操作権限を有する者であるかどうかの権限認証が行われる。そして、その結果、作業者OPが操作権限を有する者であった場合には、その操作が受け入れられるとともに、その操作の履歴が記憶される。一方、作業者OPが操作権限を有する者でなかった場合には、その操作の受入れは拒否される。このように本実施の形態における部品実装装置1は操作管理のための構成を有しており、以下にその説明を行う。
図4に示すように、制御装置40には、登録者データ記憶部41、データ取得制御部42、権限認証部43、操作履歴記憶部44及びエラー処理制御部45が設けられている。登録者データ記憶部41には、操作入力部30の操作を行うことが事前に許可されて登録された一定の者(登録者)の指紋及び顔の両画像データが予め記憶されている。
データ取得制御部42は、各操作ボタン31等の第1の操作手段30Aが操作されたタイミングで指紋読取器33を起動させ、指紋読取器33に、操作入力部30を操作した作業者OPの指紋の画像データを指紋読取器33に取得させる。また、データ取得制御部42は、タッチパネル32(第2の操作手段30B)が操作されたタイミングで認証用カメラ34を起動させ、認証用カメラ34に、操作入力部30を操作した作業者OPの顔の画像データを取得させる。
権限認証部43は、指紋読取器33が取得した作業者OPの指紋の画像データを画像認識してこれを登録者データ記憶部41に記憶された登録者の指紋の画像データと比較することにより、操作入力部30を操作した作業者OPが登録者に含まれているかどうかを判定する。具体的には、権限認証部43は、取得した作業者OPの指紋の画像データが、登録者データ記憶部41に記憶された登録者の指紋の画像データと(登録者が複数いる場合にはその複数の登録者のうちのいずれかの指紋の画像データと)一致するかどうかによって、作業者OPが登録者に含まれているかどうかを判定する。
また権限認証部43は、認証用カメラ34が取得した作業者OPの顔の画像データを画像認識してこれを登録者データ記憶部41に記憶された登録者の顔の画像データと比較することにより、操作入力部30を操作した作業者OPが登録者に含まれているかどうかを判定する。具体的には、権限認証部43は、取得した作業者OPの顔の画像データが、登録者データ記憶部41に記憶された登録者の顔の画像データと(登録者が複数いる場合にはその複数の登録者のうちのいずれかの顔の画像データと)一致するかどうかによって、作業者OPが登録者に含まれているかどうかを判定する。
操作履歴記憶部44は、権限認証部43において操作入力部30を操作した作業者OPが登録者に含まれていると判定された場合に、その操作内容を作業者OPと関連づけて記憶する。これによって操作履歴記憶部44には、部品実装装置1による部品装着作業の作業開始からの操作入力部30の操作履歴のデータが作成され、不具合が発生した場合等において、その作業履歴をトレースして対策を図ることが可能となる。
エラー処理制御部45は、権限認証部43において操作入力部30を操作した作業者OPが登録者に含まれていないと判定された場合に、その操作の受入れを拒否したうえで、エラー報知器としてのタッチパネル32を通じてエラー報知をする。タッチパネル32を通じたエラー報知としては、例えば、タッチパネル32の画面を通じた文字による報知のほか、付随して設けられているスピーカを通じた音声による報知等であってもよい。
本実施の形態における部品実装装置1における操作管理方法は、後述する第1例と第2例において詳しく説明するように、指紋画像データ取得工程と、顔画像データ取得工程と、指紋認証工程と、顔認証工程とを含ものである。ここで、指紋画像データ取得工程は、操作ボタン31(第1の操作手段30A)が操作された場合に、操作ボタン31を操作した作業者OPの指紋の画像データを取得する工程である。顔画像データ取得工程は、タッチパネル32(第2の操作手段30B)が操作された場合に、タッチパネル32を操作した作業者OPの顔の画像データを取得する工程である。
また、指紋認証工程は、指紋画像データ取得工程で取得した作業者OPの指紋の画像データを登録者データ記憶部41に記憶された登録者の指紋の画像データと比較することにより、操作入力部30を操作した者が登録者に含まれているかどうかを判定する工程である。顔認証工程は、顔画像データ取得工程で取得した作業者OPの顔の画像データを登録者データ記憶部41に記憶された登録者の顔の画像データと比較することにより、操作入力部30を操作した者が登録者に含まれているかどうかを判定する工程である。
更に、部品実装装置1における操作管理方法は、操作履歴記憶工程と、エラー処理工程を含んでいる。操作履歴記憶工程は、指紋認証工程又は顔認証工程において、操作入力部30を操作した作業者OPが登録者に含まれていると判定された場合に、その操作内容を作業者OPと関連づけて記憶する工程である。エラー処理工程は、指紋認証工程又は顔認証工程において、操作入力部30を操作した作業者OPが登録者に含まれていないと判定された場合に、その操作の受入れを拒否したうえで、エラー報知をする工程である。
図5は、制御装置40における作業者OPの権限認証の流れの第1例を示している。第1例では、制御装置40は、操作入力部30の操作があるのを待ち(ステップST1)、操作入力部30の操作があった場合には、操作された操作入力部30がタッチパネル32であったかどうかを判断する(ステップST2)。そして、操作された操作入力部30がタッチパネル32でなかった(操作ボタン31であった)場合には、指紋読取器33によって、作業者OPの指紋の画像データを取得する(ステップST3。指紋画像データ取得工程)。
制御装置40は、ステップST3で指紋の画像データを取得したら、その取得した指紋の画像データを登録者データ記憶部41に記憶された登録者の指紋の画像データと比較する。そして、操作入力部30(操作ボタン31)を操作した作業者OPが操作権限を有する者であるかどうかを判断する(ステップST4。指紋認証工程)。
制御装置40は、ステップST4における判断の結果、操作入力部30(操作ボタン31)を操作した作業者OPに操作権限があると判定した場合には、作業者OPが行った操作を受け入れたうえで(ステップST5)、その操作内容を作業者OPと関連づけて、操作履歴を記憶する(ステップST6。操作履歴記憶工程)。一方、制御装置40は、ステップST4において、操作入力部30(操作ボタン31)を操作した作業者OPに操作権限がないと判定した場合には、作業者OPが行った操作の受入れを拒否しつつ(ステップST7)、その操作内容を作業者OPと関連づけて操作履歴を記憶したうえで(ステップST8。操作履歴記憶工程)、タッチパネル32を介してエラー報知をする(ステップST9)。
制御装置40は、上記ステップST2で、操作された操作入力部30がタッチパネル32であった場合には、認証用カメラ34によって、作業者OPの顔の画像データを取得する(ステップST10。顔画像データ取得工程)。制御装置40は、ステップST10で作業者OPの顔の画像データを取得したら、その取得した顔の画像データを登録者データ記憶部41に記憶された登録者の顔の画像データと比較する。そして、操作入力部30(タッチパネル32)を操作した作業者OPが操作権限を有する者であるかどうかを判断する(ステップST11。顔認証工程)。
制御装置40は、ステップST11における判断の結果、操作入力部30(タッチパネル32)を操作した作業者OPに操作権限があると判定した場合には、作業者OPが行った操作を受け入れたうえで(ステップST12)、その操作内容を作業者OPと関連づけて、操作履歴を記憶する(ステップST13。操作履歴記憶工程)。一方、制御装置40は、ステップST11において、操作入力部30(タッチパネル32)を操作した作業者OPに操作権限がないと判断した場合には、作業者OPが行った操作の受入れを拒否する(ステップST7)。そして、その操作内容を作業者OPと関連づけて操作履歴を記憶したうえで(ステップST8。操作履歴記憶工程)、タッチパネル32を介してエラー報知をする(ステップST9)。なお、ステップST7のように作業者OPが行った操作の受け入れを拒否するときは、ステップST8における操作履歴の記憶をしないようにしてもよい。
図6は、制御装置40における作業者OPの権限認証の流れの第2例を示している。第2例では、認証用カメラ34は、複数の操作ボタン31を操作する作業者OPの顔をも撮像することができる位置に設けられており、操作ボタン31の操作で作業者OPの指紋の画像データを取得ができなかった場合にも作業者OPの顔を撮像するようになっている。このような構成とすることにより、例えば、作業者OPが手袋をはめていた場合や、指に絆創膏等を貼り付けていた場合等において、操作ボタン31を操作したものの、作業者OPの指紋の画像データを取得できなかった場合等に有効である。
第2例において、制御装置40は、操作入力部30の操作があるのを待ち(ステップST21)、操作入力部30の操作があった場合には、操作された操作入力部30がタッチパネル32であったかどうかを判断する(ステップST22)。そして、操作された操作入力部30がタッチパネル32でなかった(操作ボタン31であった)場合には、指紋読取器33によって、作業者OPの指紋の画像データを取得する(ステップST23。指紋画像データ取得工程)。
制御装置40は、ステップST23で指紋の画像データを取得したら、その取得した指紋の画像データを登録者データ記憶部41に記憶された登録者の指紋の画像データと比較する。そして、操作入力部30(操作ボタン31)を操作した作業者OPが操作権限を有する者であるかどうかを判断する(ステップST24。指紋認証工程)。
制御装置40は、ステップST24における指紋認証の結果、操作入力部30(操作ボタン31)を操作した作業者OPに操作権限があると判定した場合には、作業者OPが行った操作を受け入れたうえで(ステップST25)、その操作内容を作業者OPと関連づけて、操作履歴を記憶する(ステップST26。操作履歴記憶工程)。一方、制御装置40は、ステップST24において、操作入力部30(操作ボタン31)を操作した作業者OPに操作権限がないと判定した場合、或いはステップST22において、操作された操作入力部30がタッチパネル32であった場合には、認証用カメラ34によって、作業者OPの顔の画像データを取得する(ステップST27。顔画像データ取得工程)。
制御装置40は、ステップST27で作業者OPの顔の画像データを取得したら、その取得した顔の画像データを登録者データ記憶部41に記憶された登録者の顔の画像データと比較する。そして、操作入力部30(操作ボタン31又はタッチパネル32)を操作した作業者OPが操作権限を有する者であるかどうかを判断する(ステップST28。顔認証工程)。
制御装置40は、ステップST28における顔認証の結果、操作入力部30(操作ボタン31又はタッチパネル32)を操作した作業者OPに操作権限があると判定した場合には、作業者OPが行った操作を受け入れたうえで(ステップST25)、その操作内容を作業者OPと関連づけて、操作履歴を記憶する(ステップST26。操作履歴記憶工程)。一方、制御装置40は、ステップST28において、操作入力部30(操作ボタン31又はタッチパネル32)を操作した作業者OPに操作権限がないと判断した場合には、作業者OPが行った操作の受入れを拒否する(ステップST29)。そして、その操作内容を作業者OPと関連づけて操作履歴を記憶したうえで(ステップST30。操作履歴記憶工程)、タッチパネル32を介してエラー報知をする(ステップST31)。なお、ステップST29のように作業者OPが行った操作の受け入れを拒否するときは、ステップST30における操作履歴の記憶をしないようにしてもよい。
なお、上記ステップST24において、「操作入力部30(操作ボタン31)を操作した作業者OPに操作権限がない」と判定されるケースとしては、その作業者OPが実際に操作権限を有していない場合のほか、その作業者OPは実際には操作権限を有しているが、手袋をはめているなどしていたために指紋の画像データを取得できなかった場合が含まれる。すなわち、第2例では、ステップST27の顔画像データ取得工程が、タッチパネル32(第2の操作手段30B)が操作された場合だけでなく、ステップST23の指紋画像データ取得工程において操作ボタン31(第1の操作手段30A)を操作した作業者OPの指紋の画像データを取得できなかった場合にも実行されるようになっている。第2例では、作業者OPが実際に操作権限を有していない場合にも顔認証が行われることになるが、この顔認証で改めて操作権限がないと判断されるので(ステップST28)、特に問題はない。
以上説明したように、上記の部品実装装置1における操作管理方法では、操作ボタン31(第1の操作手段30A)が操作された場合には操作ボタン31を操作した作業者OPの指紋の画像データを取得し、タッチパネル32(第2の操作手段30B)が操作された場合にはタッチパネル32を操作した作業者OPの顔の画像データを取得する。そして、取得した作業者OPの指紋又は顔の画像データを、予め記憶した登録者の指紋の画像データ又は顔の画像データと比較することにより、操作入力部30を操作した作業者OPが登録者に含まれているかどうかを判定するようになっている。このため多大な費用の掛かる無線通信システム等を構築することなく、安価な構成で作業者の権限認証を行うことができる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、操作入力部30を操作した作業者OPが登録者に含まれないと判断した場合に、その作業者OPが行った操作入力部30の操作の受入れを拒否する例を示したが、その操作を受け入れてその操作に基づく部品装着に関連する動作が継続されるようにすることも可能である。すなわち、操作入力部30を操作した作業者OPが登録者に含まれないと判断した場合に、その作業者OPが行った操作入力部30の操作を受け入れるか否かはその部品実装装置1の運用状態によって自由に設定し得る事項であり、本発明の構成及び効果とは無関係である。
安価な構成で作業者の権限認証を行うことができる部品実装装置における操作管理方法を提供する。
1 部品実装装置
2 基板
3 部品
30 操作入力部
30A 第1の操作手段
30B 第2の操作手段
31 操作ボタン
32 タッチパネル

Claims (5)

  1. 第1の操作手段及び第2の操作手段を含む操作入力部の操作に応じて基板に部品を装着する動作を実行する部品実装装置における操作管理方法であって、
    前記第1の操作手段が操作された場合に、前記第1の操作手段を操作した作業者の指紋の画像データを取得する指紋画像データ取得工程と、
    前記第2の操作手段が操作された場合に、前記第2の操作手段を操作した前記作業者の顔の画像データを取得する顔画像データ取得工程と、
    前記指紋画像データ取得工程で取得した前記作業者の指紋の画像データを、予め記憶した登録者の指紋の画像データと比較することにより、前記操作入力部を操作した作業者が前記登録者に含まれているかどうかを判定する指紋認証工程と、
    前記顔画像データ取得工程で取得した前記作業者の顔の画像データを前記登録者の顔の画像データと比較することにより、前記操作入力部を操作した作業者が前記登録者に含まれているかどうかを判定する顔認証工程とを含み、
    前記顔画像データ取得工程は、前記第2の操作手段が操作された場合だけでなく、前記指紋画像データ取得工程において前記第1の操作手段を操作した作業者の指紋の画像データを取得できなかった場合、前記第1の操作手段を操作する作業者の顔を撮像することができる位置に設けられた認証用カメラによって作業者の顔の画像データを取得することによっても実行されることを特徴とする部品実装装置における操作管理方法。
  2. 前記第1の操作手段は操作ボタンであり、前記第2の操作手段は前記部品実装装置が発生するイベントに基づいて操作され、前記指紋の読取りが行われない操作部位であることを特徴とする請求項1に記載の部品実装装置における操作管理方法。
  3. 前記作業者の指紋の画像データの取得は、前記第1の操作手段に付着した指紋を読み取ることによって行い、前記顔画像データ取得は、前記第2の操作手段を操作した作業者の顔を撮像することによって行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の部品実装装置における操作管理方法。
  4. 前記指紋認証工程又は前記顔認証工程において前記操作入力部を操作した作業者が前記登録者に含まれていると判定された場合に、その操作内容を前記作業者と関連づけて記憶する操作履歴記憶工程を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の部品実装装置における操作管理方法。
  5. 前記指紋認証工程又は前記顔認証工程において前記操作入力部を操作した作業者が前記登録者に含まれていないと判定された場合に、その操作の受入れを拒否したうえでエラー報知をするエラー処理工程を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の部品実装装置における操作管理方法。
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