JP6767080B2 - マッサージ器具 - Google Patents

マッサージ器具 Download PDF

Info

Publication number
JP6767080B2
JP6767080B2 JP2017249423A JP2017249423A JP6767080B2 JP 6767080 B2 JP6767080 B2 JP 6767080B2 JP 2017249423 A JP2017249423 A JP 2017249423A JP 2017249423 A JP2017249423 A JP 2017249423A JP 6767080 B2 JP6767080 B2 JP 6767080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding body
rolling
base
holding
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017249423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019111292A (ja
Inventor
三津子 岡本
三津子 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2017249423A priority Critical patent/JP6767080B2/ja
Publication of JP2019111292A publication Critical patent/JP2019111292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6767080B2 publication Critical patent/JP6767080B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Massaging Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

本発明は、例えば足裏の指圧効果を得る場合に適切なマッサージ器具に関するものである。
健康維持や疲労回復などのため、我が国をはじめ、アジア地域で身体の指圧刺激を行う施療が行われている。
このような一般的な指圧刺激は、本人以外の施療者が行っているが、自己刺激として、手の届く範囲で本人が指圧を行うこともある。そして、更にこれを他の基材(器具)を利用して効果的に行うことができるように、種々のマッサージ支援器具が提案されている。その中には、足裏への刺激を目的とし、且つゴルフボール等の転動体を用いたものがある(例えば特許文献1・2参照)。
しかしながら、これらは現実には、市場にほとんど提供されておらず、その理由としては、使用時の扱い易さが充分追求されていなかったり、マッサージ刺激の範囲が限られていたりすること等が要因と考えられる。
特開平10−52467号公報 特開2005−218831号公報
本発明は、これら従来提案されているマッサージ器具と同様の狙いの下になされたものであるが、より使い易く、且つ刺激のバリエーションも多く得られ、結果的に使用者の体力、身体状況、利用姿勢等に応じて適切な使用態様が得られるようにした、新規なマッサージ器具の開発を試みたものである。
すなわち請求項1記載のマッサージ器具は、
基台と、
基台上を移動する保持体と、
身体刺激を直接与える転動体とを具え、身体に刺激を与えるようにしたマッサージ器具において、
このマッサージ器具は、基台上に移動案内構造を有し、この移動案内構造によって保持体を基台上で適宜の方向に移動させるものであり、
更に前記保持体は、前記転動体を保持する保持開口が形成されるとともに、移動案内構造の保持体摺動溝によって基台上を摺動するように構成され、
且つ、移動案内構造は、保持体の摺動に伴い、保持体の上方への移動を阻む掛止構造を具えないものであり、
前記転動体が、保持体を伴いながら基台上面を接地転動するように構成されていることを特徴として成るものである。
また請求項2記載のマッサージ器具は、前記請求項1記載の要件に加え、
前記保持体摺動溝には、転動体の転動を補助する転動補助溝が更に形成されることを特徴とする請求項1記載のマッサージ器具。
また請求項3記載のマッサージ器具は、前記請求項1または2記載の要件に加え、
前記基台には、転動体の転動を案内する固定案内溝が更に形成されていることを特徴として成るものである。
また請求項4記載のマッサージ器具は、前記請求項1から3のいずれか1項記載の要件に加え、
前記転動体は、少なくとも二個設けられることを特徴として成るものである。
これら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、転動体は保持体(保持開口)に保持された状態で基台上を転がるため、マッサージ中に転動体が基台から離反し難く、例えばマッサージ中に転動体だけが、身体から離れて思わぬ方向に転がって行ってしまうことを効果的に防止することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、保持体摺動溝に転動補助溝が形成されるため、転動体が、この溝に沿って転がりながら前後方向に移動し易くなる。
また、請求項3記載の発明によれば、転動体の転動を促す固定案内溝が、基台に形成されるため、転動体の動きとして様々な転がり形態が得られ、使用者にとっては、様々なバリエーションのマッサージが得られる。
また、請求項4記載の発明によれば、転動体が少なくとも二個設けられるため、使用者は例えば両足や両手等を同時にマッサージすることができる。
本発明のマッサージ器具を使用状態(一例)で示す斜視図(a)、並びにマッサージ器具の基台、保持体、転動体を分解して示す斜視図(b)である。 マッサージ器具の一例を示す平面図(a)、並びに本図(a)におけるA−A線断面図(b)、並びにB−B線断面図(c)である。 基台上に、転動体の転動を案内する固定案内溝を形成し、且つ保持体摺動溝において転動体の転動を補助する転動補助溝を形成したマッサージ器具の一例を示す平面図(a)、並びに本図(a)におけるC−C線断面図(b)、並びにD−D線断面図(c)である。 保持体の移動状況等を異ならせたマッサージ器具の改変例を種々示す平面図である。 本発明に関連する参考例であって、保持体の移動中に、保持体が基台から離反しないようにした掛止構造を種々示すマッサージ器具の断面図である。 マッサージ中、基台を傾斜させられるようにしたマッサージ器具の改変例を二種示す断面図である。 保持体摺動溝に形成される転動補助溝の底面を上方に向かって凸状となるように形成し、転動体が転動することに伴い上下動も行うようにした改変例を示す断面図(a)、並びに部分的平面図(b)である。 主に基台に形成される固定案内溝の平面形状を種々異ならせるようにした改変例を示す説明図である。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例に述べるものをその一つとするとともに、更にその技術思想内において改良し得る種々の手法をも含むものである。
本発明のマッサージ器具1は、一例として図1に示すように、基台2と、この基台2上を摺動する保持体3と、使用者Mの身体(ここでは一例として足裏)に直接、マッサージ刺激を与える転動体4とを具えて成り、例えば転動体4に載せた足を使用者Mが前後に動かすことで、基台2上を転がる転動体4から直接、足裏に刺激を与えるようにしたものである。
以下、本明細書では、マッサージ刺激を与える部位として主に足裏を想定するが、当該部位としては足裏に限らず、ふくらはぎ、手(掌)、腕など種々の選択が可能である。また、マッサージ刺激を与える部位の移動方向は、必ずしも使用者Mの身体に対して前後方向とは限らず、左右方向、斜め方向なども想定される。ただし、マッサージ器具1の前後・左右方向については、図1(a)に示すように、足裏に刺激を与える場合の使用者Mの前後・左右を基準にしていうものとする。
因みに、例えばゴルフボール等のボールに人が足を載せ、この足を自ら前後動させることでボールを転がし、このボールによって足裏を直接マッサージする器具等は、上述したように既に案出されている。しかしながら、本発明では、転動体4が接地転動する基台2上に、上記のように移動可能な保持体3を設け、この保持体3に転動体4を保持させるものである。すなわち、本発明では保持体3を用いることが大きな特徴であり、このため転動体4は、基台2上を移動(摺動)する保持体3を伴いながら基台2上面を接地転動するように構成される。そして本発明では、この保持体3の存在によって、マッサージ中、使用者Mの足裏に当接する転動体4が、足裏から離れて思わぬ方向に転がって行ってしまうことが効果的に防止でき、誰でも簡単にマッサージが行えるものである。なお、保持体3を基台2上で適宜の方向に移動させる構造を移動案内構造5とする。
以下、マッサージ器具1の各構成部である基台2、保持体3、転動体4について説明する。
まず基台2は、一例として図1・図2に示すように、転動体4を転がす際のベースとなる基台本体21に対し、保持体3の移動距離(往復動距離)を決定する当接ストッパー22と、移動する保持体3の軌道を左右方向(幅方向)から規制する軌道ガイド23とを設けて成る。
基台本体21は、ここではやや厚みを有する平板状部材(直方体部材)で形成され、その材質としては、木材、合成樹脂、金属などが適用されるが、適宜これらを組み合わせたものも適用できる。なお、基台本体21を木材で形成する場合には、足裏等の身体が触れた際、使用者Mにあたたかみ(木の温もり)を与えることができる。また、その際、使用木材として、例えば杉、檜、ヒバ等の香気を発する素材を適用すれば、マッサージ中、使用者Mに対して、香気によるリラクゼーション効果も与えることができる。なお、これは後述する当接ストッパー22や軌道ガイド23についても同様である。
次に、当接ストッパー22について説明する。
当接ストッパー22は、例えば使用者Mが足を前後に動かした際に、保持体3の前後移動端を設定するものであり、保持体3を当接ストッパー22に当接させることで、移動の限界値を規制している。このため、当接ストッパー22は、使用者Mの前後方向に一対で設けられ、これらを区別する場合には前側(前側当接ストッパー22F)と後側(後側当接ストッパー22B)とする。
次に、軌道ガイド23について説明する。
軌道ガイド23は、例えば使用者Mが足を前後に動かした際に、保持体3の移動を左右方向から規制し、保持体3(ひいては転動体4)が正確に前後方向に摺動できるようにしたものである。
ここで本実施例では、図示のように軌道ガイド23は、基台本体21の左右両サイドに設けられるものと、幅方向中央に設けられるものとを具えて成り、これらを区別する場合には、サイド側(サイド側軌道ガイド23S)と中央側(中央側軌道ガイド23C)とする。
なお、ここでは使用者Mの左右の足に一挙にマッサージ刺激が与えられるように保持体3や転動体4を各二個設けたため、軌道ガイド23も上記のように、左右と中央の計三要素で構成されるが、保持体3や転動体4が各一個で済む場合には、軌道ガイド23は左右のサイド側軌道ガイド23Sのみで構成され、中央側軌道ガイド23Cは不要となる(後述の図4(a)参照)。
以上のように本実施例では、基台本体21上に当接ストッパー22と軌道ガイド23とを設けるものであり、これにより基台2に保持体3を摺動自在とする溝が形成され、これを保持体摺動溝25とする。この保持体摺動溝25は、保持体3を一定の距離でスムーズに往復移動させる作用を担い(言わば保持体3を摺動自在とするレール作用)、特に本実施例では、保持体3を一定の距離で直線状に往復動させるものである。なお、保持体摺動溝25の深さ(高さ)は、一例として約7mm程度に形成される。
因みに、ここでは上記のように、各々別部材で形成した基台本体21、当接ストッパー22、軌道ガイド23を組み付けて(接合して)、上記保持体摺動溝25を形成するように説明したが、一つのブロック状部材を始発素材として、このものを適宜彫り込んで保持体摺動溝25を形成することも可能であり、その場合には当該保持体摺動溝25の底部が基台本体21となり、当該溝の周囲が当接ストッパー22及び軌道ガイド23となる。
次に、保持体3について説明する。
保持体3は、転動体4を保持しながら、前記保持体摺動溝25に沿って基台2上を往復移動するものであり(ここでは前後方向の摺動)、本実施例では、一例として図1・図2に示すように、保持体摺動溝25に収まる比較的短寸の板状部材として形成される。また、保持体3の中央部には転動体4を保持するための保持開口31が形成され、転動体4は基台本体21に接地しながら、同時にこの保持開口31内に収まるように構成される。
なお、保持体3の厚み寸法(板厚寸法)は、保持体摺動溝25とほぼ同じ寸法である約7mm程度に形成される。因みに、この寸法は、使用者Mが足を前後に移動させることに伴う保持体3の往復移動の際、保持体3が当接ストッパー22や軌道ガイド23を乗り越えてしまうことがなく、転動体4を保持した保持体3が前後にスムーズに移動できる寸法として本出願人が確認した寸法の一例である。
また、保持開口31は、転動体4が基台本体21に接地しながら転動できればよいため、その開口寸法(保持開口31の開口径)は、必ずしも転動体4の直径よりも大きくする必要はない(例えば図2(c)参照)。
因みに、上記図1・図2では、マッサージ中、使用者Mが左右の足を交互に前後移動させることを想定して、二つの保持体3や転動体4を前後に、互い違い状態で図示したが、使用者Mは、両足をほぼ揃えるようにして前後動させることも可能である。その場合、当然ながら二つの保持体3や転動体4は、左右が揃うような前後動となる(これを同調と称することがある)。
次に、転動体4について説明する。
転動体4は、基台2上を転動しながら、使用者Mの身体(ここでは足裏)に直接マッサージ刺激を与えるものであり、上記図1・図2では例えばゴルフボールを想定して図示しているが、これよりも小さいビー玉やパチンコ玉でも適用できるし、あるいはもっと大きなボール、例えば野球の硬式ボールなどを適用することもできる。また、硬さ(硬度)としても必ずしも硬いものばかりでなく、軟らかいボール、例えばテニスボール(硬式や軟式のいずれも可)等を適用することができる。
更に、転動体4の形状としては、必ずしも球形(ボール状)に限定されるものではなく、円柱状または円筒状のもの等、転がりに適した種々の形状の部材を適用することができる。因みに、転動体4として円柱体を適用した場合、円柱体の長さ寸法は保持体摺動溝25の幅寸法未満に形成される。
次に、保持体3を基台2上で摺動させる移動案内構造5について説明する。
移動案内構造5は、基台2に構成され、これにより保持体3は、基台2上を円滑に且つ一定のストロークで摺動することができる。
なお、本実施例では、上述したように、保持体摺動溝25が、当該溝の底部を形成する基台本体21と、保持体3の移動端となる当接ストッパー22と、保持体3の摺動を左右方向から規制する軌道ガイド23とによって構成され、上記移動案内構造5は、この保持体摺動溝25によって実質的に構成される。
本発明のマッサージ器具1は、以上のような基本構造を有するものであり、以下、このマッサージ器具1を適用したマッサージ態様の一例について説明する。
なお、マッサージを行う際には、例えば使用者Mが椅子に座った姿勢で行うものであり、その足元にマッサージ器具1を載置する。
次いで、使用者Mが、足裏を転動体4に載せるものであり、この際、強いマッサージ刺激が欲しい場合には、足裏で転動体4を強く圧するように足を載せる。
このような状態とした後、使用者Mが足を前後に移動させ、転動体4から足裏に直接マッサージ刺激を入力する(与える)ものである。なお、ここでは使用者Mが転動体4に載せた左右の足を、交互に前後動させるという前提で説明する。
まず使用者Mが一方の足(例えば右足)を前方に移動させると、右側の保持体3が、転動体4を伴って前方に移動(スライド)する。この間、転動体4は、基台本体21と接地状態を保つため、転動しながら前方への移動を行うことになる。
なお、保持体3の前方移動は、保持体3が前側当接ストッパー22Fに当接することで停止となる。もちろん、保持体3が前側当接ストッパー22Fに当接すれば、転動体4の転動も停止するし、足(右足)の前方移動も停止となる。
このような右足の前方移動に伴い、使用者Mがもう一方の足(左足)を、後方に移動させるものであり、これにより左側の保持体3が、転動体4を伴って後方に移動(スライド)する。この間、転動体4は、基台本体21と接地状態を保つため、転動しながら後方への移動を行うことになる。
そして、この場合も保持体3の後方移動は、保持体3が後側当接ストッパー22Bに当接することで停止となる。もちろん、保持体3が後側当接ストッパー22Bに当接すれば、転動体4の転動も停止するし、足(左足)の後方移動も停止となる。
その後、今度は使用者Mが、右足を後方に移動させながら、左足を前方に移動させる。この場合も、各保持体3が、転動体4を伴って前後方向に移動(スライド)する。この間、もちろん転動体4は、保持体3の保持開口31内に収容された状態で転動する。
そして、ここでも保持体3の前後移動は、保持体3が各当接ストッパー22に当接することで停止となる。もちろん、この状態になれば、転動体4の転動も停止するし、足の前後移動も停止され、以下、このような両足の交互の前後移動が繰り返される。
そして、このような足の前後移動に伴い、足裏に転動体4の転がりによるマッサージ刺激が直接加えられる(ツボが刺激される)。
ここで、上記説明では保持体3の前後動を切り替えるにあたり、保持体3を各当接ストッパー22に当接させるように説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば保持体3が当接ストッパー22に当接する直前に、使用者Mが自らの意思で足(保持体3)の前後移動を切り替えるようにしても構わない。
また、上記説明では、使用者Mが左右の足を交互に移動させることを想定して説明したが、足の動かし方は、これに限定されるものではなく、例えば左右同調させることも可能であるし、あるいは一方の足は床面などに着地させておき、もう一方の足を片方ずつマッサージすること等も可能である。因みに、片足ずつマッサージするやり方は、使用者Mにとってはマッサージ中、身体のバランスが保ち易いという利点が挙げられる。
また、転動体4は、上述したように保持体3が保持体摺動溝25を摺動することに伴い、基台2上を転動して行くことが好ましいが、実際には、転動体4は基台2上を転がらずに滑って行くことがあり、この場合には転動体4が保持開口31から飛び出し易いことが考えられる。このため、例えば図3に示すように、基台本体21上の保持体摺動溝25に、転動体4の転動を補助する転動補助溝27を更に形成することが可能である。
因みに上記図3では、サイド側軌道ガイド23S上にも転動体4の転動を案内する溝を形成しており、これを固定案内溝29と称する。
ここで保持体摺動溝25の上面に形成される転動補助溝27は、保持体3の移動方向に沿って比較的長く形成され、この溝に沿って転動体4が転がりながら前後方向に移動し易いように考慮されている。
一方、サイド側軌道ガイド23Sの上面に形成される固定案内溝29は、平面視円形の凹み状に形成され、転動体4がこの円形の凹み(固定案内溝29)に載りながら(つまり前後移動は伴わずに)、この場で転がるように(言わば自転)形成されている。
また、ここではサイド側軌道ガイド23Sに形成された固定案内溝29は、保持体3の保持開口31よりも、小さい径寸法で形成され、ここで転動体4が基台本体21に接地しないように形成される。
因みに、上記図3において、保持体摺動溝25に転動補助溝27を形成するとともに、サイド側軌道ガイド23Sに固定案内溝29を形成したのは、例えば使用者Mが、保持体3のスライドを伴わずに足を前後等に動かしながら、転動体4をその場で自転させるマッサージも行えるようにするためである。すなわち、保持体3を使って転動体4を前後動させるマッサージと、保持体3を使用しないで転動体4をその場で転がすマッサージとが選択的に行えるように想定したためである。
なお、転動補助溝27及び固定案内溝29は、左右それぞれの足に対してマッサージを選択的に行うことを考慮して二箇所ずつ(計四箇所)形成したが、転動体4は必ずしも四個設ける必要はない。また、片足ずつマッサージを行う場合には、転動補助溝27を保持体摺動溝25に一箇所、固定案内溝29をサイド側軌道ガイド23Sに一箇所形成すればよい。
〔他の実施例〕
本発明は以上述べた実施例を基本的な技術思想とするものであるが、更に次のような改変が考えられる。
まず、上記図1〜図3に示した基本の実施例では、基本的に左右の足を別々に移動させ得るように、保持体3を二つ設けたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば図4(a)に示すように、保持体3は一つのみとし、このものの左右二箇所に転動体4を一つずつ(計二つ)設けることが可能である。この場合、使用者Mは、各転動体4の上に、両足を揃えて載せる態様となり、また保持体3が一つ(共通)であるため、自然に両足は同調した前後移動を行うことになる。すなわち、上記図4(a)に示す改変例は、左右両足の前後移動を完全に同調させたい場合に適した構成と言える。なお、本図4(a)の場合、保持体3が一つであるため、中央側軌道ガイド23Cは不要となる。
また、先に述べた基本の実施例では、使用者Mは基本的に自分の身体に対して足を正面側に真っ直ぐに前後動させるものであったが、足の移動は必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば図4(b)に示すように、足の移動方向が身体に対して、やや傾めになるような前後動も可能である。すなわち、図4(b)は、基台本体21に対し保持体摺動溝25を傾斜状態に形成した改変例であり、これにより使用者Mは、足を前後動させることに伴い、移動させた足が内側に狭まって行く、または拡がって行くような動きとなる。なお、ここでも左右の足を交互に前後移動させるように、左右の保持体3を互い違い状に図示したが、前後動を左右の足でほぼ同調させるように移動させることも可能である。
また、先に述べた基本の実施例では、使用者Mは基本的に足を直線的に前後動させるものであったが、足の移動は必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば図4(c)に示すように、使用者Mの足が円弧状を描くような動かし方も可能である。すなわち、図4(c)は、保持体3を平面視円形を成す板部材として形成し、その直径線上の対向二箇所に保持開口31と転動体4を設けるようにした改変例である。
なお、ここでは円板状の保持体3の中心部に、このものを回転自在に支持する軸Pを設けたが、軌道ガイド23の作用を担う周囲の部材で、保持体3の円弧軌道が確保できる場合には、この軸Pは必ずしも設ける必要はない。
また、本図4(c)では、当接ストッパー22を設けていないが、別途設けることは可能である。
また、先に述べた基本の実施例では、基本的に一方の足に作用させる転動体4は、一つであったが、その数は必ずしも一つに限定されるものではなく、例えば図4(d)に示すように、一つの保持体3に複数(ここでは三つ)の転動体4を設け、片方の足に複数の転動体4を作用させることも可能である。この場合、転動体4としてゴルフボールを使うと、サイズとして大き過ぎるのであれば、これよりも小さいボール、例えばビー玉等を適用すればよく、このように複数の転動体4を一挙に作用させることで、片方の足の色々なツボを同時に刺激することができる(足裏の複数箇所を同時にマッサージすることができる)。
また先に述べた基本の実施例では、基本的に保持体3を、基台2(基台本体21)に形成された保持体摺動溝25に嵌めてスライドさせるだけであった。しかしながら、例えば図5に示すように、保持体3と基台2(軌道ガイド23)との間に、掛止構造51を設け、スライド中(摺動中)の保持体3が、基台2の保持体摺動溝25から分離しないようにすることが可能であるが、これは本発明に関連する参考例である。
もちろん、このような掛止構造51も、上記移動案内構造5(保持体3を基台2上で摺動させる移動案内構造5)に包含される。すなわち、上記移動案内構造5は、保持体3を基台2(保持体摺動溝25)から分離させないようにする掛止構造51も具え得るものであるが、これは上述したように本発明に関連する参考例である。
このような掛止構造51としては、まず図5(a)に示すように、保持体摺動溝25をアリ溝状に形成することが可能である。具体的には、保持体摺動溝25の左右端縁を構成する軌道ガイド23において保持体摺動溝25に面する端縁を下窄まりの傾斜状に形成するとともに、保持体3の左右端縁を、下拡がりの傾斜状態に形成するものであり(これをアリ溝511とする)、これにより保持体3の摺動中、保持体3が上方に飛び出そうとしても、この掛止構造51(アリ溝511)によって保持体3が保持体摺動溝25から分離することができず、保持体3の摺動、ひいては転動体4の転動が安定し且つ確実なものとなる。
因みに、このような掛止構造51を採用した場合には、例えば前側当接ストッパー22Fを基台本体21に先に固定するのであれば、後側当接ストッパー22Bを基台本体21に固定する前に、この後側(開放端)から保持体3を保持体摺動溝25内に嵌め入れ、その後、この開放端を塞ぐように、後側当接ストッパー22Bを基台2に固定するような組み付け方が好ましい。
また、上記掛止構造51としては、例えば図5(b)に示すように、保持体3そのものは、上記基本の実施例とほぼ同じように非傾斜状に形成しながら、軌道ガイド23(サイド側軌道ガイド23Sと中央側軌道ガイド23Cの両方)において保持体摺動溝25に面する端縁上部を、保持体3にオーバーラップさせるように突出形成することが可能である。この場合、軌道ガイド23の厚み寸法は、保持体3の厚み寸法より大きく形成される。なお、このような掛止状態(形状)も上述したアリ溝511の一種とする。
更にまた、上記掛止構造51としては、例えば図5(c)に示すように、保持体3の下面に例えば左右二箇所ずつ(一つの保持体3に対し計四箇所)ピン512を打ち込んでおくとともに、基台本体21にはこのピン512が通過する摺動溝513を摺動方向(保持体3の移動方向)に沿って形成しておくことも可能である。より詳細には、ピン512は底部が周囲に張り出すように形成しておき(ここを周囲張出部512aとする)、摺動溝513はこの周囲張出部512aを取り囲むような肩部513aを有し、全体として上窄まり状の断面として形成しておく。これにより、保持体3が上方に離れようとしても、ピン512の周囲張出部512aが摺動溝513の肩部513aに掛止して、保持体3の分離(上昇)が阻まれるものである。
なお、図5(c)のような掛止構造51を採用した場合には、上述したピン512と摺動溝513とによって保持体3の左右方向の移動が規制され、保持体3の軌道が確保される。このためピン512と摺動溝513が、上記軌道ガイド23の作用を担い、必ずしも上記図1・図2に示したような軌道ガイド23を設ける必要はない。換言すれば、図5(c)のような掛止構造51では、軌道ガイド23がなくても、保持体3の往復動がスムーズに行える場合には、軌道ガイド23を省略することができる。
また、先に述べた基本の実施例では、マッサージ器具1(基台2)は、基本的に床面に水平に載置するような形態であったが、実際の使用(マッサージ)においては、例えば図6に示すように、マッサージ器具1を傾斜可能としたり、高さ調整可能としたりすることが好ましい。
具体的には例えば図6(a)に示すように、マッサージ器具1の前端部に調整ブロック61(いわゆる当て木)を回動自在に設け(例えば基台本体21に対し蝶番62で固定)、使用者Mが傾斜させたい場合に、マッサージ器具1の前端に当接していた調整ブロック61を、マッサージ器具1の底部に当接させるように回動させて、マッサージ器具1を傾斜させて使用するものである。
もちろん、このような回動自在の調整ブロック61は、マッサージ器具1の後方端部にも取り付けることが可能であり、前方及び後方の調整ブロック61を共に作用させれば、マッサージ器具1をほぼ水平のまま、調整ブロック61の高さ寸法分、上方に位置させることができる(高さを調節することができる)。
また例えば6図(b)に示すように、上記調整ブロック61に代えて、マッサージ器具1の下面前方に、高さ調整アジャスター63を設けることも可能であり、この高さ調整アジャスター63を、マッサージ器具1の左右二箇所に設ければ、図6(a)と同様にマッサージ器具1を傾斜状態で使用することができ、しかもこの場合には、高さ調整アジャスター63を適宜回転させることで、より細かく傾斜調整が行えるものである。もちろん、このような高さ調整アジャスター63をマッサージ器具1の下面四隅に設ければ、マッサージ器具1の高さ調整が自在に行えるものである。
また、上記図3の実施例では、転動体4の転動を補助する転動補助溝27を、ほぼ同じ高さ(同じ深さ)に形成したが(特に図3(b)参照)、転動補助溝27(底部)は、例えば図7(a)に示すように、上方に向かって凸状を成すように形成することも可能である。
この場合、転動体4は、保持体3の前後移動に伴い常時水平に転がって行くのではなく、転動補助溝27の凸部を乗り越えるために、上昇動(昇降動)を伴う動き(転がり)となり、これが使用者Mの足裏を強く押圧する作用となり得る。従って、使用者Mとしては、転動体4が単に水平に転がるマッサージよりも、より指圧効果に優れたマッサージ刺激を得ることができる。
また転動体4は、転動補助溝27の凸部を乗り越える際に、重力により前側または後側に向かい易くなり、これが端部移動へのガイドとして機能する。従って、使用者Mの足の動きとしても前後移動が行い易くなり、比較的容易に前後に足を移動させることができる。
なお、転動補助溝27を非水平状態に形成しても、保持体3の摺動は水平状態のままであり、これは図7(b)の平面図に示すように、転動補助溝27の左右に位置する保持体摺動溝25が水平であり、保持体3は、ここを摺動しながら前後に移動するためである。
因みに、転動補助溝27を非水平状態に形成するにあたっては、必ずしも上方に向かって凸状を成すように形成するだけでなく、下方に向かって凸状を成すように形成することも可能である。
また、上記図3の実施例では、サイド側軌道ガイド23Sの上面に一箇所だけ平面視円形の固定案内溝29を設けたが、当該部位に形成する固定案内溝29としては、例えば図8(a)に示すように、複数で且つ種々の形状の固定案内溝29を設けることも可能である。具体的には、上記図8(a)では、サイド側軌道ガイド23Sに、平面視円形状の固定案内溝29の他に、平面視鉤状の固定案内溝29と、保持体3の摺動方向に沿った比較的短い直線状の固定案内溝29とを形成している。ここで平面視鉤状の固定案内溝29は、転動体4を前後方向に転がすことに加え、左右方向にも転がるように意図したものである。
そして、このように複数の固定案内溝29をサイド側軌道ガイド23Sに設けることにより、転動体4の動きとして様々なバリエーションが得られ、これが使用者Mにとっては、色々なマッサージ刺激が得られることとなる。
なお、サイド側軌道ガイド23Sに形成した固定案内溝29においても、その底部を水平に形成するのではなく、例えば図8(b)・図8(c)に示すように上方に向かって凸状、または下方に向かって凸状を成すように形成することが可能である。
更に、上記固定案内溝29の底部を直線状に形成する場合には、平面から視た溝幅寸法を必ずしも一定に形成する必要はなく、例えば図8(d)に示すように、固定案内溝29の前後方向中央部を部分的に狭くすることが可能である。この場合、固定案内溝29の底部を水平に形成しても、例えば図8(e)に示すように、幅狭状に形成した溝上端部を転動体4が通過する際には、ここで転動体4が持ち上げられるようになり、前後方向への転がり移動に伴い、昇降動を伴うことになる。すなわち、転動補助溝27の底部を上方に向かって凸状に形成した場合(図7(a)参照)と同様の上下動が得られる。
1 マッサージ器具
2 基台
3 保持体
4 転動体
5 移動案内構造

21 基台本体
22 当接ストッパー
22F 前側当接ストッパー
22B 後側当接ストッパー
23 軌道ガイド
23S サイド側軌道ガイド
23C 中央側軌道ガイド
25 保持体摺動溝
27 転動補助溝
29 固定案内溝

31 保持開口

51 掛止構造
511 アリ溝
512 ピン
512a 周囲張出部
513 摺動溝
513a 肩部

61 調整ブロック
62 蝶番
63 高さ調整アジャスター

M 使用者
P 軸

Claims (4)

  1. 基台と、
    基台上を移動する保持体と、
    身体刺激を直接与える転動体とを具え、身体に刺激を与えるようにしたマッサージ器具において、
    このマッサージ器具は、基台上に移動案内構造を有し、この移動案内構造によって保持体を基台上で適宜の方向に移動させるものであり、
    更に前記保持体は、前記転動体を保持する保持開口が形成されるとともに、移動案内構造の保持体摺動溝によって基台上を摺動するように構成され、
    且つ、移動案内構造は、保持体の摺動に伴い、保持体の上方への移動を阻む掛止構造を具えないものであり、
    前記転動体が、保持体を伴いながら基台上面を接地転動するように構成されていることを特徴とするマッサージ器具。

  2. 前記保持体摺動溝には、転動体の転動を補助する転動補助溝が更に形成されることを特徴とする請求項1記載のマッサージ器具。

  3. 前記基台には、転動体の転動を案内する固定案内溝が更に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のマッサージ器具。

  4. 前記転動体は、少なくとも二個設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のマッサージ器具。
JP2017249423A 2017-12-26 2017-12-26 マッサージ器具 Expired - Fee Related JP6767080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017249423A JP6767080B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 マッサージ器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017249423A JP6767080B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 マッサージ器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019111292A JP2019111292A (ja) 2019-07-11
JP6767080B2 true JP6767080B2 (ja) 2020-10-14

Family

ID=67223140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017249423A Expired - Fee Related JP6767080B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 マッサージ器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6767080B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111067772B (zh) * 2019-12-31 2021-09-14 温州医科大学附属第二医院、温州医科大学附属育英儿童医院 集成揉捏、顶推和排推功能的腰椎按摩仪

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315692U (ja) * 1976-07-20 1978-02-09
JP2518553Y2 (ja) * 1992-07-31 1996-11-27 隆也 喜多 押圧健康器
JP2589392Y2 (ja) * 1992-10-06 1999-01-27 秀麿 西尾 足ふみマッサージ器
JP3036551U (ja) * 1996-10-04 1997-04-22 孝雄 小寺 足踏み健康器
JP3106889U (ja) * 2004-07-29 2005-01-27 成元 安島 整体器具
JP3135506U (ja) * 2007-06-22 2007-09-20 学 越後谷 足裏ゴルフボールマッサージ器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019111292A (ja) 2019-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9011356B2 (en) Multiple position foot massaging device
CN104758141B (zh) 一种按摩健身器
US20170348175A1 (en) Spine alignment and massage device
KR101950109B1 (ko) 스트레칭용 침대
JP6767080B2 (ja) マッサージ器具
KR20200044401A (ko) 지압볼을 구비한 기능성의자
KR101800399B1 (ko) 전동 마사지 장치
KR101438054B1 (ko) 직립형 재활 운동장치
JP2009165813A (ja) 健康増進器具
JP2010104782A (ja) 脊椎関節および/または脊柱の筋肉組織の治療的処置用デバイス
CN213250142U (zh) 一种促循环肌肉拉伸康复理疗装置
JP5892571B2 (ja) マッサージ器
EP3075370B1 (en) Self-massaging device
CA2964340A1 (en) Door jam back massager
KR101529305B1 (ko) 발바닥 지압기구
TWI417086B (zh) With a massage function of the inverted machine
KR200487636Y1 (ko) 플랭크 겸용 푸쉬업 운동기구
JPH0615630U (ja) 押圧健康器
KR20200001043U (ko) 척추 마사지구
JP2021178125A (ja) マッサージ機能付きマットレス
JP5709245B2 (ja) マッサージ器
KR20170093347A (ko) 고령친화 보행운동기기
TWM559118U (zh) 全自動健身運動椅
JP3226126U (ja) マッサージ用具
JP2020110377A (ja) 運動器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190820

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20190820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190820

C11 Written invitation by the commissioner to file amendments

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11

Effective date: 20190917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190911

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20191004

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20191009

C092 Termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C092

Effective date: 20191015

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20191115

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20191121

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200508

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20200804

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20200911

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20200917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6767080

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees