JP6767023B2 - 真空容器用の撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は真空容器用の撮像装置に関し,より詳細には,真空容器の内部に挿入して使用される撮像装置に関する。
半導体製造に際し行われる基板に対する成膜等のように,不純物の混入や不純物との反応(例えば酸化)等を排除した状態で行うことが要求される作業や処理は,通常,内部を真空とした真空容器内において行われる。
このような真空容器には,大気側から真空容器内部を観察できるようにするための覗き窓を設けるのが一般的であり,この覗き窓を介して,真空容器内で処理対象物に対して行われている処理の様子や変化の状態を観察し,あるいは撮影等することができるようになっている。
しかし,このような覗き窓を介して行われる観察や撮影では,窓枠によって視界が制限されるために真空容器内を広範囲に観察することができず,また,処理対象物を真空容器外より観察することとなるために,処理対象物に近付いて接写等することができない等の,多くの制約を伴うものとなっている。
そのため,真空容器内部の,より接近した位置で処理対象物を観察することができるようにするために,真空容器内に配置した撮像装置によって処理対象物を撮影することが提案されている。
このような撮像装置700として,後掲の特許文献1には,真空室701内に,一端にガラス窓706を備えたシリンダ704を設け,その内部にCCDカメラなどの電子式カメラのヘッド部707を収容すると共に,該シリンダ704の他端に設けた開口709と真空容器の壁面710に形成された開口711間を金属製のベローズ705によって気密に接続することにより,カメラのヘッド部707を収容するシリンダ704内の空間と,配線等が収容されるベローズ705内の空間を,真空室701から隔絶した真空容器用のモニタカメラ装置700が記載されている(図7参照)。
なお,前掲の特許文献1には,被写体を照明する照明装置に関する言及はされていないが,CCDカメラ等の電子式のカメラにおいて,図8(A),(B)に示すように,カメラのヘッド部に光ファイバー〔図8(A)参照〕や小型電球,LED〔図8(B)参照〕等の光源を内蔵した照明付のカメラは公知である(非特許文献1)。
実開昭64−55776号公報
ニスコ株式会社のホームページ中の「特殊カメラ/光源装置」(http://www.nisco-net.co.jp/product/camera.html)
以上のように構成された特許文献1に記載のモニタカメラ装置700によれば,カメラのヘッド部707を,気密にしたシリンダ704内に封入した状態で真空室701内に配置することで,真空室701内に外部から大気が入り込むことを防止しつつ,カメラのヘッド部707を真空室701内に配置することで,被写体である処理対象物を,より接近した位置より撮影することが可能となっている。
しかし,特許文献1に記載のモニタカメラ装置700には照明装置が設けられていないために,このモニタカメラ装置700で暗い真空室701内を撮影しようとすれば,真空室701の壁面710に設けた覗き窓(図示せず)を介して内部に光を照射し,被写体を照らす等した状態で撮影を行うことが必要となる。
しかし,このような覗き窓を介して行う照明では,光を照射できる範囲が窓枠によって制約され,また,被写体に対し光を当てる方向が一方向に限定される等の制約があり,被写体の照明を必ずしも適切に行うことができるものではない。
そこで,本発明の発明者らは,試みに,特許文献1に記載のモニタカメラ装置700で使用しているカメラのヘッド部707として,非特許文献1として紹介したような照明付カメラのヘッド部に交換し,カメラのヘッド部に設けられている光源から照射した光を被写体に当てて撮影を行うことを試みた。
この構成では,暗い真空室701内であっても,被写体に対し,撮影方向より確実に光を当てることができるものの,カメラのヘッド部707に設けた照明より照射された光は,その前方に配置されたガラス窓706の内面で反射され,このようにして反射された光源からの光が,撮影された画像に写り込むことで,被写体を鮮明に撮影できない場合が生じた。
このような問題を解消する方法としては,ガラス窓706に使用するガラスとして表面に反射防止膜が形成されたガラスを使用することも考えられるが,ガラス窓706は真空容器内での使用による蒸着等によって汚染された場合には交換が必要となる消耗品である一方,反射防止膜が形成されたガラスは高価であるため,ランニングコストが嵩む。
また,カメラのヘッド部707とは別に照明装置を設け,この照明装置の発光部を,カメラのヘッド部707が収容されているシリンダ704及びベローズ705とは別個に設けたシリンダ及びベローズ中に収容して真空室701内に配置することも考えられるが,この構成では,真空室701内に多数のシリンダやベローズを配置することとなり,装置構成が複雑となる。
そこで,本発明は,上記従来技術の欠点を解消するために成されたものであり,比較的簡単な構成であり,且つ,カメラのヘッド部等の撮像機構の受光部と照明装置の発光部とを単一の容器(ケーシング)内に収容して真空室内の被写体に対する照明と撮影を行う構成でありながら,照明装置の発光部の写り込みを防止して,被写体を鮮明に撮影することができる真空容器用の撮像装置を提供することを目的とする。
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするために記載したものであり,言うまでもなく,本願発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。
上記目的を達成するために,本発明の真空容器用の撮像装置10は,
一端20a側に形成された窓28と,前記窓28を封止するガラス,サファイヤ等の透光性材料から成る封止体29,前記窓28の内側に形成された収容空間23を備え,真空容器50の壁面51に形成された開口52に他端20b側を気密に取り付けることにより,前記真空容器50の気密性を維持しつつ前記真空容器50内に配置可能なケーシング20を備え,前記ケーシング20の前記封止体29に対向して,撮像機構30に設けた撮像素子31に光(像)を導入するレンズや光ファイバー等の導光部材32の受光部321を配置した真空容器用の撮像装置10において,
前記ケーシング20の前記収容空間23に,前記封止体29に対向して照明装置40の発光部411を配置し,
前記封止体29を撮影側封止体291と照明側封止体292に分割し,
前記撮像機構30の前記受光部321前方を前記撮影側封止体291で封止して形成した撮影用の窓281と,前記照明装置40の前記発光部411前方を前記照明側封止体292で封止して形成した照明用の窓282を,それぞれ設け,
前記窓28の前記収容空間23側に,前記撮影用の窓281と前記照明用の窓282との間から,前記撮像機構30の受光部321と前記照明装置40の発光部411間を仕切る遮光体28bを設けたことを特徴とする(請求項1)。
上記構成の撮像装置10において,前記撮像機構30の前記受光部321を,前記収容空間23側で前記撮影側封止体291に近接して対峙させると共に,
前記照明装置40の前記発光部411を,前記収容空間23側で前記照明側封止体292に近接して対峙させることが好ましい(請求項2)。
前記遮光体28bの形成は,前記撮影用の窓281の開口縁281aを前記収容空間23側に延長して形成した撮影用遮光筒281bを設け,前記撮影用遮光筒281b内に前記撮像機構30の前記受光部321を収容することにより,撮影用遮光筒281bの壁面を前記遮光体28bとしても良い(請求項)。
また,前記撮影用遮光筒281bを設ける構成と共に,又は前記撮影用遮光筒281bを設ける構成に代えて,前記照明用の窓282の開口縁282aを前記収容空間23内に向かって延長して形成した照明用遮光筒282bを設け,前記照明用遮光筒282b内に前記照明装置40の前記発光部411を収容することにより,該照明用遮光筒282bの壁面によって前記遮光体28bを形成するものとしても良い(請求項)。
前記撮影側封止体291による前記撮影用の窓281の封止と,前記照明側封止体292による前記照明用の窓282の封止は,いずれも低融点ガラス285による溶着により行うことが好ましい(請求項)。
更に,前記ケーシング20のうち,少なくとも前記撮影用の窓281及び前記照明用の窓282が形成される一端20a側の部分(後掲の実施形態におけるヘッド部22)を,熱膨張率が2〜7(10-6/k)の金属によって形成することが好ましい(請求項)。
以上で説明した本発明の構成により,本発明の真空容器用の撮像装置10によれば,以下の顕著な効果を得ることができた。
ケーシング20の一端20aに,撮影側封止体291によって封止された撮影用の窓281と,照明側封止体292によって封止された照明用の窓282をそれぞれ形成し,好ましくは,撮像機構30の受光部321を収容空間23側で撮影側封止体291に近接して対峙させると共に,照明装置40の発光部411を収容空間23側で前記照明側封止体292に近接して対峙させた構成により,照明装置40の発光部411から照射された光は,照明側封止体292を透過して被写体に照射されることで,被写体に対し撮影方向より確実に光を当てることができると共に,照明装置40の発光部411より照射された光によって,撮影側封止体291の表面が光ることはなく,収容空間23内に撮像機構30の受光部321と共に照明装置40の発光部411を収容した構成を採用した場合であっても,被写体を鮮明に撮影することができた。
前記撮影用の窓281と前記照明用の窓282との間から,前記撮像機構30の受光部321と前記照明装置40の発光部411間を仕切る遮光体28bを設けた構成では,撮影側封止体291の内面に照明装置40の発光部411からの光が写り込むことを確実に防止できるだけでなく,発光部411からの直接光が撮像機構30の受光部321に直接入射することも防止でき,被写体をより鮮明かつ確実に撮影することができた。
このような遮光体28bは,撮影用の窓281となる窓穴と,照明用の窓282となる窓穴をそれぞれ独立して形成すると共に,前記撮影用の窓281の開口縁281aを前記収容空間23内に向かって延長して形成した撮影用遮光筒281bを設け,前記撮影用遮光筒281b内に撮像機構30の受光部321を収容した構成により,及び/又は,照明用の窓282の開口縁282aを前記収容空間23内に向かって延長して形成した照明用遮光筒282bを設け,この照明用遮光筒282b内に前記照明装置40の発光部411を収容した構成により,容易に形成することができた。
前記撮影側封止体291による前記撮影用の窓281の封止と,前記照明側封止体292による前記照明用の窓282の封止を,いずれも低融点ガラス285を使用した溶着により行う構成では,低融点ガラス285はガラスやサファイヤ等で形成された封止体291,292との馴染みが良好であり,高い接着強度で高気密に封止が可能であると共に,樹脂製のOリング等を使用して封止する場合に比較して,高真空,超高真空の真空容器50内で使用した場合であっても不純物ガスが発生し難く,しかも,封止体291,292と封止材との熱膨張率を近付けることができるため,400℃を越える真空環境下で使用した場合であっても,熱膨張率の差による亀裂や剥離等を生じ難いものとすることができた。
また,ケーシング20のうち少なくとも前記撮影用の窓281及び前記照明用の窓282が形成される一端20a側の部分(ヘッド部22)を,コバール合金等の,熱膨張率が2〜7(10-6/k)の金属(コバールは約5×10-6/k)によって形成した場合には,ガラスやサファイヤから成る封止体291,292の熱膨張率と,封止体291,292によって封止されるケーシング20の先端部分(ヘッド部22)の熱膨張率とを近付けることができ,本発明の撮像装置10を,400℃を越える真空環境下で使用した場合であっても,各部の熱膨張率の差による亀裂や剥離の発生等を,より一層,生じ難いものとすることができた。
本発明の撮像装置の全体構造を示す説明図。 ケーシングの分解断面図。 撮像機構の説明図。 照明装置の説明図。 図1のV−V線断面図。 防着保護体の取付例の説明図であり,(A)は分解断面図,(B)は(A)中に表示した矢視B方向より見た図。 従来の撮像装置の説明図(特許文献1の第2図に対応)。 照明付カメラのヘッド部の概略断面図であり(A)は光ファイバー,(B)はLED光源を備えたもの。
〔撮像装置の全体構造〕
図1に,本発明の撮像装置10の全体構成を示す。
この撮像装置10は,真空容器50の壁面51に形成された開口52より真空容器内に挿入されるケーシング20と,このケーシング20内に受光部321が挿入される撮像機構30と,前記ケーシング20内に発光部411が挿入される照明装置40を備えている。
〔ケーシング〕
図2に示すように,前述のケーシング20は,一端20a側にガラスやサファイヤ等の透光性材料によって形成された封止体29(291,292)で封止された窓28(281,282)を備えていると共に他端20b側に外周方向に突設するフランジ241を備えた,全体として円筒状に形成されており,真空容器50の壁面51に形成した開口52内に,真空容器50外から,窓28(281,282)の形成された一端20a側を真空容器50内に向けて挿入すると共に,他端20bに設けたフランジ241で,真空容器50の壁面51に形成した前述の開口52を外側から塞ぐことで,真空容器50内を気密に維持したまま,真空容器50内にケーシング20を挿入することができるように構成されている。
前述の封止体29は,撮影側封止体291と,照明側封止体292に分割されており,撮影側封止体291で撮像機構30の受光部321の前方を封止すると共に,照明側封止体292で照明装置40の発光部411の前方を封止することにより,撮影用の窓281と照明用の窓282が,それぞれ形成されている。
図示の実施形態では,ケーシング20の一端20a側に撮影用の窓281となる窓穴と,照明用の窓282となる窓穴をそれぞれ独立して形成し,これらをそれぞれ別体として形成された撮影側封止体291と照明側封止体292によって封止する構成を採用しているが,封止体29は,照明側封止体292に照射された光が,撮影側封止体291側に導入されることがないように両者が分離されていれば,必ずしも別体として構成されている必要はなく,例えば撮影側封止体291と照明側封止体292を金属製のロウ材で接着することにより,前記ロウ材によって両封止体291,292の境界部分に遮光壁が形成された一枚の封止体29として形成するものとしても良く,あるいは,1枚のガラス板によって形成された封止体29の,撮影側封止体291と照明側封止体292の境界となる部分にレーザ光を照射して,両者の境界部分の肉圧内をフロスト(すりガラス)化させて隔壁を形成することにより分離するものとしても良い。
この撮影用の窓281と照明用の窓282間から,収容空間23側には,撮像機構30の受光部321と照明装置40の発光部411間を仕切る遮光体28bが設けられている。
図示の実施形態では,撮影用の窓281の開口縁281aを収容空間23側に延長して撮影用遮光筒281bを形成すると共に,照明用の窓282の開口縁282aを収容空間23側に延長して照明用遮光筒282bを形成し,この撮影用遮光筒281b内に後述する撮像機構30の受光部321を収容すると共に,照明用遮光筒282b内に後述する照明装置40の発光部411を収容することで,両遮光筒281b,282bの内壁間が遮光体28bとなり,これにより,撮影側封止体291の収容空間側表面に照明装置40の発光部411が写り込むことも防止することができると共に,撮像機構30の受光部321に,照明装置40の発光部411からの直接光が入射することも防止できる。
なお,図示の例ではこの遮光筒として,撮影用遮光筒281bと照明用遮光筒282bの双方を設ける構成としたが,この遮光筒は,いずれか一方のみを設ける構成としても良い。
図示の実施形態にあっては,図2に示すように,前述のケーシング20を,円筒状に形成したケーシング本体21と,このケーシング本体21の一端に取り付けられるヘッド部22,及びケーシング本体21の他端に取り付けられる基端部24をそれぞれ別個に形成し,これらを組立てることにより,ケーシング20を形成している。
そして,このうちのヘッド部22に,前述した撮影用の窓281,照明用の窓282,撮影用遮光筒281b,及び照明用遮光筒282bを形成している。
このヘッド部22は,図示の実施形態では,円柱状の金属材を加工して形成したもので,この円柱状金属材の軸線方向と平行に撮影用遮光筒281bとなる貫通孔と,照明用遮光筒282bとなる貫通孔を穿設し,この金属材の一端側における前記孔のそれぞれの端縁に,撮影側封止体291と,照明側封止体292とを嵌合させる座繰りを形成して,この部分を撮影用の窓281及び照明用の窓282として形成すると共に,前記円柱状金属材の他端側に,ケーシング本体21の一端を受け入れるソケット221を形成し,このソケット221内にケーシング本体21の一端に形成した細径部211を挿入することで,前述した撮影用の窓281,照明用の窓282,撮影用遮光筒281b,照明用遮光筒282bをケーシング20の一端20aに形成している。
もっとも,ケーシング20の一端20a部分の形成方法は,前述した撮影用の窓281,照明用の窓282,及び遮光体28b(撮影用遮光筒281b及び/又は照明用遮光筒282b)を設けることができるものであれば,前述した構成に限定されず,各種の変更が可能である。
このヘッド部22に設けた撮影用の窓281や照明用の窓282に対する撮影側封止体291や照明側封止体292の封止は,例えば樹脂製のOリング等を介在させて行うことも可能であるが,樹脂製のOリングを使用する場合,予め脱ガス処理を施したOリングを使用した場合であっても,高真空,超高真空とされた真空容器50内に配置した場合には不純物ガスの発生源となり得ることから,好ましくは,金属によるロウ付けや,低融点ガラス(フリットガラス)による溶着によって封止することが好ましく,本実施形態にあっては低融点ガラス285による溶着によって封止するものとした。
また,ヘッド部22の材質として,熱膨張率が2〜7(10-6/k)の金属を使用することが好ましく,この構成の採用は,前述したように低融点ガラスによる溶着によって撮影用の窓281と照明用の窓282を封止する場合に特に好ましい。
このような金属材料としては,一例としてFe−Ni系合金を挙げることができ,本実施形態にあっては,このような金属材料としてコバール(Fe−29Ni−17Co)を使用した。
また,前述のヘッド部22の材質としては,ステンレス鋼,銅合金,アルミニウム合金などの他,アルミナ(Al)などのセラミックスを使用することもできる。
なお,前記ヘッド部22に対する封止体291,292の封止は,前述した低融点ガラス(フリットガラス)による溶着の他,前掲の「コバール」を使用したロウ付けや,銀ロウ付け,接着剤,インジウムによる拡散結合,別の成膜装置やメッキにて成膜後,真空中にて表面を活性化し,貼り合わせる接合方法,O−リング,メタルガスケット・ヘリコフレックス等によって行うこともできる。
ヘッド部22の材料として,上記熱膨張率の金属材料を使用することで,ガラスやサファイヤ等の透光性材料(本実施形態ではガラス)によって形成された撮影側封止体291や照明側封止体292,及び低融点ガラス285等のガラスの熱膨張率〔2〜7(10-6/k)〕と,ヘッド部22を構成する金属材料の熱膨張率を近付けることができ,その結果,溶着時における各部材間の馴染みが良好で高強度で,高い密封性を以て封止を行うことができると共に,ケーシング20を,高温又は低温となる真空容器50内に挿入して使用する場合のように,ケーシング20の温度が250℃を越える真空環境で使用した場合であっても,熱膨張率の差によって生じる寸法差によって撮影側封止体291や照明側封止体292が剥離し,あるいはそれぞれの窓281,282を封止している低融点ガラスに亀裂が入る等して,真空容器50内の空間に,ケーシング20内の大気が導入されることを防止できる。
本実施形態では,一例として,ヘッド部22を前述のコバール,撮影側封止体291と照明側封止体292を双方共にほうケイ酸ガラス,低融点ガラス(フリットガラス)として,ビスマス珪酸塩系ガラス(Bi23-B23-SiO2)を使用し,また,ケーシング本体として,高真空,超高真空中であってもガスの放出量が少ないSUS304を使用した。
なお,撮影側封止体291及び照明側封止体292の封止は,前述した低融点ガラス285による封止に代え,撮影側封止体291や照明側封止体292として使用しているガラスの熱膨張率に近い熱膨張率を有する金属,例えばFe−29Ni−17Co(コバール)等の金属材料を使用してロウ付けによる封止を行う場合でも,同様に,熱膨張率の差による亀裂や剥離が生じ難い封止を行うことが可能である。
以上のように構成されたヘッド部22には,更に,前述した封止体29(291,292)の防汚や保護を目的として前記封止体29(291,292)の前面を,同様にガラスやサファイヤ等の透光性材料で形成された防着保護体60(601,601)で覆うことができるように構成しても良い。
図6は,このように防着保護体60(601,602)の取り付け構造を示したもので,この構成では,ヘッド部22に設けた撮影用の窓281と照明用の窓282に,それぞれ収容空間23側より封止体291,292を取り付けて,ケーシング20の一端20a側の端面に,凹部281c,282cを形成し,この凹部281c,282c内に,防着保護体60(601,602)に設けた凸部601a,602aを嵌合させると共に,防着保護体601,602がそれぞれ嵌合される嵌合穴651,652を備えたアタッチメント65をケーシング20の一端20a側の端面にネジ67で止めることにより取り付けている。
なお,このような防着保護体601,602を設ける場合,封止体291,292と防着保護体601,602のいずれか一方,又は双方は,これを鉛ガラスによって構成するものとしても良く,このように構成することで,真空容器内で行われるX線検査等の様子を撮影した場合であっても,鉛ガラスがX線フィルタの役目をすることで,X線が固体撮像素子に入射することにより生じ得るノイズの発生や撮像素子の損傷を防止することができる。
このように,封止体29(291,292)の前面を覆う防着保護体60(601,601)を設けることで,封止体29(291,292)が蒸着物によって汚染されることを防止できると共に,蒸着物によって防着保護体60が汚染された場合には,防着保護体60(601,602)のみの交換によって簡単に透光性を回復させることができる。
その結果,窓用の穴に対し気密状態に封止されている防着保護体60(601,602)を交換する場合,あるいはヘッド部22全体を交換する場合に比較して,簡単な作業で,低コストに透光性を回復させることが可能となる。
このような防着保護体601,602には反射防止の為のコーティングを施すものとしても良く,また,ある一定の波長の光だけをカットし,又は取り込む為のフィルタとしての機能を付与するものとしても良く,更には,すりガラス,カラーフィルター,レンズなどの機能を持たせるものとしても良く,このように構成することで,ケーシング20を含めた本体側に大掛かりな改造を加えることなく,目的や仕様に合わせて,わずかな短時間で組み換えが出来るほか,目的を満たす効果を容易に得ることができる。
前述のケーシング本体21の他端には,真空容器50内にケーシング20を挿入した際に,ケーシングの他端20b側をケーシング50の壁面に固定するための,フランジ241を備えた基端部24が取り付けられている。
本実施形態にあってはこの基端部24を,前述のケーシング本体21と同様SUS304によって形成している。
この基端部24は,図2に示すように外向きに突出するフランジ241と,このフランジ241の中心部分に設けたボス242を備え,このボス242に,その軸線方向と平行に,撮影用遮光筒281b内に挿入した撮像機構30の受光部321から延びるコードやケーブルをケーシング20外に導出するための撮像機構用開孔243と,照明用遮光筒282b内に挿入された照明装置40の発光部411から延びるコードやケーブルをケーシング20外に導出するための照明装置用開孔244が形成されている。
なお,この撮像機構用開孔243と照明装置用開孔244は,図2に示した構成のように必ずしもそれぞれ別個に設ける必要はなく,単一の孔内に,撮像機構30のコードやケーブルと,照明装置40用のコードやケーブルを同時に通す構成としても良い。
このように構成された基端部24は,ボス242の先端に設けた細径部242aを,前述したケーシング本体21の他端に設けたソケット212内に嵌合して取り付けることができるようになっている。
なお,図示のケーシング20の構成では,ケーシング本体21を変形不能な円筒状部材によって構成する例を示したが,このケーシング本体21を,例えば金属製(例えばSUS304製)のベローズやフレキシブルチューブ等によって変形可能に形成し,ヘッド部22の向きを可変とすることができるように構成しても良い。
この場合,図示は省略するが,例えば操作ノブを真空容器50外に配置したウォーブルスティックの先端部を,真空容器50内においてケーシング20のヘッド部22に連結する等して,真空容器50外からヘッド部22の向きを変更することができるように構成しても良い。
〔撮像機構〕
本発明の撮像装置10に設ける撮像機構30は,CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子31によって画像の撮影を行うもので,前述した撮像素子31と,被写体から受けた光を透過させてこの撮像素子31に向けて出射する導光部材32を備えている。
図3に示す撮像機構30では,前述した導光部材としてファイバースコープ32を備えており,このファイバースコープ32の先端を,被写体からの光を受光する受光部321としてケーシング20のヘッド部に設けた撮影用遮光筒281b内に収容すると共に,ケーシング20の他端20b側においてケーシング20外に配置されたファイバースコープ32のアイピース322を,撮像素子31を内蔵したCCDカメラモジュールやCMOSカメラモジュール等のカメラモジュール33のレンズ331の前方にマウント34(図示の例ではCマウント)等を介して取り付けることで,ファイバースコープ32を介して観察された真空容器50内の映像を撮影することができるように構成されている。
なお,図示は省略するが,前述のファイバースコープ32の先端部321,すなわち撮像装置30の受光部321には,更に広角レンズ等のレンズ類が取り付けられていても良い。
ここで,前述したカメラモジュール33は,CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の撮像素子31と,この撮像素子31による撮像に必要な構成要素をモジュール化したもので,撮像素子と共にモジュール化される構成要素の例としては,一例として撮像素子の前面に配置されるレンズ331,撮像素子の出力信号をデジタル信号に変換するAD変換器,撮像素子がCCDイメージセンサである場合に垂直シフトレジスタを駆動するドライバ,撮像素子の駆動タイミングや各種信号処理用のタイミングパルスを発生させるパルスジェネレータ,画像処理用LSI等を挙げることができるが,カメラモジュール33は,ここに挙げた構成要素の全てを備える必要はなく,また,ここに挙げていない構成要素を含むものであっても良い。
なお,図示の実施形態にあっては,前述した導光部材としてファイバースコープ32を使用することで,撮像素子31を備えたカメラモジュール33をケーシング20外,従って真空容器50外に配置できるようした構成を示したが,この構成に代え,図示の例よりも小型のカメラモジュール33,例えば携帯電話機やスマートフォン等に搭載されているCMOSカメラモジュール等をケーシング20のヘッド部22に設けた撮影用遮光筒281b内に収容し,このカメラモジュールに接続された配線コードをケーシング20内の収容空間23や基端部24に設けた撮像機構用開孔243を介してケーシング20外に延設して,図示せざる表示装置や記録装置に接続するように構成しても良い。
この場合,図示の撮像機構30の構成ではファイバースコープ32を導光部材とし,ファイバースコープ32の先端部321をこの導光部材の受光部としていたが,カメラモジュール33を撮影用遮光筒281b内に直接収容した構成では,撮像素子31の前面に設けられているレンズ331が前述した導光部材となり,このレンズ331の受光面が,被写体からの光を受ける受光部として,撮影側封止体291に対峙して配置される。
〔照明装置〕
図1において,符号40は本発明の撮像装置10に設けた照明装置であり,この照明装置40は,図4及び図5に示すようにケーシング20のヘッド部22に設けた照明用遮光筒282b内に収容される発光部411を備える。
本実施形態にあっては,この照明装置40を,図4に示すように一端411をケーシング20のヘッド部22に形成された照明用遮光筒282b内に収容され,他端412側をケーシング20の基端部24に設けた照明装置用開孔244を介してケーシング20外に延出させた光ファイバーケーブル41と,この光ファイバーケーブル41の前記他端412に対し光を照射する光源装置43によって構成している。
このように構成された図示の照明装置40では,光源装置43より照射された光は,光ファイバーケーブル41内を通って光ファイバーケーブル41の一端411より照射される。
従って,この光ファイバーケーブル41の一端411を発光部としてケーシング20のヘッド部22に設けた照明用遮光筒282b内に照明側封止体292に対峙して配置することで,光ファイバーケーブル41内を通過した光源装置43からの光を,照明側封止体292を透過させてヘッド部22の前方に設けた被写体に向けて照射することができる。
この光ファイバーケーブル41の一端411,すなわち発光部には,光を拡散させる拡散フィルタや集光フィルタ等のフィルタ(レンズ)類が設けられていても良い。
なお,本発明の撮像装置10に設ける照明装置40としては,図示のように光ファイバーケーブル41を使用した照明装置40の構成に限定されず,例えば,発光部としてLEDや小型電球を備えると共に,このLEDや小型電球に電力を供給する電源装置から成る照明装置を設け,ケーシング20のヘッド部22に設けた照明用遮光筒282b内にこのLEDや電球を前述した発光部として収容すると共に,LEDや小型電球に一端を接続された電気配線を,ケーシング20の基端部24に設けた照明装置用開孔244を介してケーシング20外に延設し,ケーシング20外,従って真空容器50外に設けた照明用の電源装置に接続するものとしても良い。
〔使用方法・作用等〕
以上のように構成された本発明の撮像装置10は,ケーシング20のヘッド部22側を真空容器50内に向けて,真空容器50外から真空容器50の壁面51に設けた開口52内に挿入すると共に,ケーシング20の他端20bに設けたフランジ241を真空容器50の外壁面に取り付けて前述の開口52を密閉することにより,真空容器50の密閉性を維持しつつ,真空容器50内にケーシング20を挿入配置する(図1参照)。
この状態で,ケーシング20の基端部24に設けた撮像機構用開孔243を介して,撮像機構30の導光部材であるファイバースコープ32の一端321をケーシング20内に向けて挿入し,ケーシング20のヘッド部22に設けた撮影用遮光筒281b内にこの先端部321を,撮影側封止体291に対峙させて収容すると共に,ケーシング20の基端部24に設けた照明装置用開孔244を介して,照明装置40の発光部である光ファイバーケーブル41の一端411をケーシング20内に挿入し,ケーシング20のヘッド部22に設けた照明用遮光筒282b内に,照明側封止体292に対峙させて収容する(図5参照)。
この状態で,照明装置40に設けた光源装置43により,光ファイバーケーブル41の他端部412に向けて光を照射すると,この光は,光ファイバーケーブル41内を通ってその先端411より照射され,照明側封止体292を透過して真空容器50内の被写体を照らす。
一方,撮像機構30の受光部であるファイバースコープ32の先端部321は,撮影側封止体291を透過した被写体からの光を撮影用遮光筒281b内において受光すると共に,受光した光(映像)を透過させてファイバースコープ32の他端に設けられたアイピース322に導き,このアイピース322にマウント34を介して接続されたカメラモジュール33がこれを撮影する。
撮像機構30の受光部であるファイバースコープ32の先端部321が近接して対峙する撮影用の窓281と,この撮影用の窓281を封止する撮影側封止体291は,照明装置40の発光部である光ファイバーケーブル41の一端411が近接して対峙する照明用の窓282及びこれを封止する照明側封止体292とは,独立して設けられていることから,光ファイバーケーブル41の一端411より照射された光が,その前方に配置された照明側封止体292の内面によって反射されたとしても,撮影側封止体291に近接して対峙しているファイバースコープ32の先端部321が,この反射光を受光することがなく,発光部411の写り込みによって被写体を撮影した画像が不鮮明となることが防止される。
特に,撮像機構30の受光部321と照明装置40の発光部411のいずれか一方,又は双方を,遮光筒(281b,282b)内に収容した構成では,撮影側封止体291の内面に照明装置40の発光部411が写り込むことがより一層確実に防止されると共に,照明装置40の発光部411からの光を,撮像機構30の受光部321が直接受光することも防止でき,その結果,被写体をより鮮明に撮影することが可能である。
10 撮像装置
20 ケーシング
20a 一端(ケーシングの)
20b 他端(ケーシングの)
21 ケーシング本体
211 細径部(ケーシング本体の)
212 ソケット(ケーシング本体の)
22 ヘッド部
221 ソケット(ヘッド部の)
23 収容空間
24 基端部
241 フランジ
242 ボス
242a 細径部(ボスの)
243 撮像機構用開孔
244 照明装置用開孔
28 窓
28b 遮光体
281 撮影用の窓
281a 開口縁(撮影用の窓の)
281b 撮影用遮光筒
281c 凹部
282 照明用の窓
282a 開口縁(照明用の窓の)
282b 照明用遮光筒
282c 凹部
285 低融点ガラス(フリットガラス)
29 封止体
291 撮影側封止体
292 照明側封止体
30 撮像機構
31 撮像素子
32 導光部材(ファイバースコープ)
321 先端部(受光部)
322 アイピース
33 カメラモジュール
331 レンズ
34 マウント(Cマウント)
40 照明装置
41 光ファイバーケーブル
411 一端(発光部)
412 他端
43 光源装置
50 真空容器
51 壁面(真空容器の)
52 開口
54 固定用フランジ
60(601,602) 防着保護体
601a,602a 凸部(防着保護体の)
65 アタッチメント
651,652 嵌合穴
67 ネジ
700 モニタカメラ装置
701 真空室
704 シリンダ
705 ベローズ
706 ガラス窓
707 カメラのヘッド部
709 開口(シリンダ他端の)
710 真空容器の壁面
711 開口(真空容器壁面の)


Claims (6)

  1. 一端側に形成された窓と,前記窓を封止する透光性の封止体,前記窓の内側に形成された収容空間を備え,真空容器の壁面に形成された開口に他端側を気密に取り付けることにより,前記真空容器の気密性を維持しつつ前記真空容器内に配置可能なケーシングを備え,前記ケーシングの前記収容空間に前記封止体に対向して,撮像機構に設けた撮像素子に光を導入する導光部材の受光部を配置した真空容器用の撮像装置において,
    前記ケーシングの前記収容空間に,前記封止体に対向して照明装置の発光部を配置し,
    前記封止体を,撮影側封止体と照明側封止体に分割し,
    前記撮像機構の前記受光部前方を前記撮影側封止体によって封止して形成した撮影用の窓と,前記照明装置の前記発光部前方を前記照明側封止体によって封止して形成した照明用の窓を,それぞれ設け
    前記窓の前記収容空間側に,前記撮影用の窓と前記照明用の窓との間から,前記撮像機構の受光部と前記照明装置の発光部間を仕切る遮光体を設けたことを特徴とする真空容器用の撮像装置。
  2. 前記撮像機構の前記受光部を,前記収容空間側で前記撮影側封止体に近接して対峙させると共に,
    照明装置の発光部を,前記収容空間側で前記照明側封止体に近接して対峙させたことを特徴とする請求項1記載の真空容器用の撮像装置。
  3. 前記ケーシングの前記一端側に,前記撮影用の窓となる窓穴と,前記照明用の窓となる窓穴をそれぞれ独立して形成すると共に,
    前記撮影用の窓の開口縁を前記収容空間内に向かって延長して形成した撮影用遮光筒を設け,前記撮影用遮光筒内に前記撮像機構の前記受光部を収容することにより,前記撮影用遮光筒の壁面によって前記遮光体を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の真空容器用の撮像装置。
  4. 前記ケーシングの前記一端側に,前記撮影用の窓となる窓穴と,前記照明用の窓となる窓穴をそれぞれ独立して形成すると共に,
    前記照明用の窓の開口縁を前記収容空間内に向かって延長して形成した照明用遮光筒を設け,前記照明用遮光筒内に前記照明装置の前記発光部を収容することにより,前記照明用遮光筒の壁面によって前記遮光体を形成したことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の真空容器用の撮像装置。
  5. 前記撮影側封止体による前記撮影用の窓の封止と,前記照明側封止体による前記照明用の窓の封止を,いずれも低融点ガラスによる溶着により行うことを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載の真空容器用の撮像装置。
  6. 前記ケーシングのうち,少なくとも前記撮影用の窓及び前記照明用の窓が形成される一端側の部分を,熱膨張率が2〜7(10-6/k)の金属によって形成したことを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載の真空容器用の撮像装置。
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