JP6766391B2 - 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は、液体を濾過するフィルターを有する液体噴射ヘッド、および、これを備えた液体噴射装置に関するものである。
液体噴射装置は液体噴射ヘッドを備え、この噴射ヘッドから各種の液体を噴射(吐出)する装置である。この液体噴射装置としては、例えば、インクジェット式プリンターやインクジェット式プロッター等の画像記録装置があるが、最近ではごく少量の液体を所定位置に正確に着弾させることができるという特長を生かして各種の製造装置にも応用されている。例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターを製造するディスプレイ製造装置,有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイやFED(面発光ディスプレイ)等の電極を形成する電極形成装置,バイオチップ(生物化学素子)を製造するチップ製造装置に応用されている。そして、画像記録装置用の記録ヘッドでは液状のインクを噴射し、ディスプレイ製造装置用の色材噴射ヘッドではR(Red)・G(Green)・B(Blue)の各色材の溶液を噴射する。また、電極形成装置用の電極材噴射ヘッドでは液状の電極材料を噴射し、チップ製造装置用の生体有機物噴射ヘッドでは生体有機物の溶液を噴射する。
液体噴射ヘッドは、液体を貯留した液体供給源から液体流路内に液体を導入し、当該液体を圧電素子や発熱素子等の駆動素子を駆動することによりノズルから液滴として噴射させる。この液体噴射ヘッドには、導入した液体を濾過して当該液体に含まれる異物や気泡をフィルターにより捕捉する構成が採用されたものがある。液体が流通する流路においてこのフィルターが設置された部分は、他の流路よりも流路断面積が拡大した空間(以下、フィルター室)となっている。そして、例えば、フィルターに向かう液体の流速を高めたり、気泡がフィルターを部分的に覆った状態でも液体がフィルターを通過し得る経路を確保したりする目的で、上記フィルター室内にリブ状の突起が設けられているものがある(例えば、特許文献1)。
特開2006−69168号公報
ところで、液体噴射ヘッドのノズルが形成されたノズル面に負圧を付与することにより、若しくは、液体噴射ヘッドよりも上流側から流路内の液体を加圧することにより、フィルターよりも上流側の気泡を排出するメンテナンス動作(クリーニング動作)の際、気泡の排出性を高めるためには、気泡ができるだけフィルターの全面を覆って、当該気泡がフィルターをチョークする状態を形成することが望ましい。しかしながら、気泡がフィルター上に広がることを上記のリブが阻害することにより、気泡がフィルター上に十分に広がらず、その結果、気泡排出性が低下するという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルター上の気泡の排出性を高めることが可能な液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置を提供することにある。
本発明の液体噴射ヘッドは、上記目的を達成するために提案されたものであり、液体導入部材を通じて液体をノズルに連通する液体流路内に導入し、当該液体流路内に導入した液体を前記ノズルから噴射する液体噴射ヘッドであって、
前記液体導入部材は、
液体が導入される導入口と、
前記導入口から導入された液体を濾過するフィルターと、
前記導入口側から前記フィルター側に向けて流路断面積が拡大したフィルター室と、
前記フィルターを通過した液体を前記ノズル側に供給する供給流路と、
を備え、
前記フィルター室は、前記フィルターの面方向において当該フィルター室の内壁面から前記導入口に向けて延在するガイドを、当該フィルターとの間に間隙を形成する状態で有し、
前記ガイドの底面は、前記導入口から流入した気泡を案内するガイド面を有し、
前記ガイドは、前記気泡を、前記ガイド面により前記間隙に案内して当該フィルターに沿って該フィルターの外周に向けて広げることを特徴とする。
本発明によれば、ガイド面によりガイドとフィルターとの間隙に気泡が案内されて当該フィルターに沿って該フィルターの外周に向けて広げられるので、メンテナンス動作における気泡排出性を向上させることができる。すなわち、メンテナンス動作時に液体流路内の液体の流速が高められた際に気泡がガイドにより案内されてフィルターを覆うように当該フィルター上に広げられることにより、これよりも上流側と下流側との間により大きな圧力差を生じさせることができ、この圧力差を利用してより短時間で効率良く気泡を排出することが可能となる。
上記構成において、前記ガイド面は、前記導入口側から前記フィルターの外周に向かうほど前記フィルターに近づく方向に傾斜し、
前記ガイド面と前記フィルターとの距離のガイド延在方向に亘る平均値が、前記ガイドの底面における前記ガイド面以外の領域と前記フィルターとの距離のガイド延在方向に亘る平均値よりも大きい構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、ガイド面は、導入口側からフィルターの外周に向かうほどフィルターに近づく方向に傾斜しているので、導入口側からの液体の流下勢により導入口側からフィルターの外周に向けて気泡を案内しやすい。また、ガイド面以外の領域のフィルターとの平均値な距離が、ガイド面のフィルターとの平均的な距離よりも小さいので、間隙に案内された気泡をフィルター側に押し付けることができる。これにより、気泡排出性をより高めることができる。
上記構成において、前記ガイドの底面における前記ガイド面以外の領域は、前記フィルターと平行である構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、間隙に案内された気泡をより均一にフィルターに押し付けることができる。これにより、気泡排出性をより高めることができる。
また、上記構成において、前記ガイドは、前記導入口の周縁に沿って位置を異ならせて複数配置された構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、これらのガイドにより間隙に案内された気泡をより均一にフィルターに押し付けることができる。これにより、気泡排出性をさらに高めることができる。
また、上記構成において、前記ガイドは、当該ガイドの延在方向の寸法が相対的に長い第1のガイドと、当該ガイドの延在方向の寸法が相対的に短い第2のガイドと、を有し、
前記第2のガイドは、隣り合う第1のガイドの間に配置された構成を採用することもできる。
当該構成によれば、例えば、液体流路における他の部分の流路断面積と比してフィルター室の流路断面積がより大きい構成において、フィルター室における隣り合う第1のガイド同士の間により大きな空間が空く場合においてもこの空間に第2のガイドが配置されるので、フィルター上に気泡が広げられる際に、第1のガイドとともに第2のガイドも気泡をフィルター側に押し付けることになり、気泡がフィルター上に均一に広げられて気泡の排出性を高めることができる。
上記構成において、前記フィルターに直交する方向において、前記第2のガイドの底面の位置は、前記第1のガイドの底面の位置に揃えられている構成を採用することが望ましい。
上記構成によれば、第2のガイドの底面が、第1のガイドの底面よりもフィルターに近接していたり、又は、フィルターから離れていたりすることがない。これにより、フィルター上に気泡が広げられる際に、第2のガイドが気泡の移動を阻害すること、若しくは、気泡がフィルターから浮き上がることが抑制され、気泡がフィルター上に均一に広げられて気泡の排出性を高めることができる。
また、上記構成において、前記フィルターが楕円形状を呈し、
前記フィルターの面方向において、前記導入口までの距離がより長い前記内壁面上の位置にある前記ガイドほど、当該ガイドの延在方向における前記ガイド面の寸法がより大きい構成を採用することができる。
上記構成によれば、導入口までの距離がより長い内壁面上の位置にあるガイドほどガイド面のガイド延在方向の寸法がより大きくなっているので、上記メンテナンス動作の際、寸法がより大きいガイド面が設けられたガイドとフィルターとの間隙に気泡がより入り込みやすくなる。これにより、当該気泡がフィルター上により均一に広げられる。その結果、気泡の排出性が向上する。
また、上記構成において、前記導入口は、前記フィルターの中心に対して偏心し、
前記フィルターの面方向において、前記導入口までの距離がより短い前記内壁面上の位置にある前記ガイドほど、当該ガイドの延在方向における前記ガイド面の寸法がより大きい構成を採用することができる。
上記構成によれば、フィルター室の内壁面から導入口までの距離がより短い位置にあるガイドほどガイド面のガイド延在方向の寸法がより大きくなっているので、上記メンテナンス動作の際、内壁面から導入口までの距離がより短い位置にあるガイドとフィルターとの間隙に気泡が入り込みやすくなり、フィルターに対して導入口が偏心している方向とは反対側の流れが淀みやすい部分に気泡が偏ることが抑制され、これにより、気泡の排出性が向上する。
そして、本発明の液体噴射装置は、上記何れかの構成の液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドのノズルから液体および気泡を排出させるメンテナンス機構と、
を備えることを特徴とする。
この構成によれば、メンテナンス動作時の気泡排出性が向上するので、メンテナンス動作で消費される液体の量を削減することが可能となる。
また、上記目的を達成するために提案される本発明は、以下の構成を備えたものであってもよい。
すなわち、液体導入部材を通じて液体をノズルに連通する液体流路内に導入し、当該液体流路内に導入した液体を前記ノズルから噴射する液体噴射ヘッドであって、
前記液体導入部材は、
液体が導入される導入口と、
前記導入口から導入された液体を濾過するフィルターと、
前記導入口側から前記フィルター側に向けて流路断面積が拡大したフィルター室と、
前記フィルターを通過した液体を前記ノズル側に供給する供給流路と、
を備え、
前記フィルター室は、前記フィルターの面方向において当該フィルター室の内壁面から前記導入口に向けて延在するガイドを、当該フィルターとの間に間隙を形成する状態で有し、
前記ガイドの底面は、前記導入口から流入した気泡を案内するガイド面を有し、
前記ガイドは、前記気泡を、前記ガイド面により前記間隙に案内して当該フィルターに沿って該フィルターの外周に向けて広げ、
前記ガイド面は、前記導入口側から前記フィルターの外周に向かうほど前記フィルターに近づく方向に傾斜し、
前記ガイドの底面における前記ガイド面以外の領域は、前記フィルターと平行であることを特徴とする(第1の構成)。
上記第1の構成において、前記ガイド面と前記フィルターとの距離のガイド延在方向に亘る平均値が、前記ガイドの底面における前記ガイド面以外の領域と前記フィルターとの距離のガイド延在方向に亘る平均値よりも大きい構成を採用することが望ましい(第2の構成)。
また、本発明は、液体導入部材を通じて液体をノズルに連通する液体流路内に導入し、当該液体流路内に導入した液体を前記ノズルから噴射する液体噴射ヘッドであって、
前記液体導入部材は、
液体が導入される導入口と、
前記導入口から導入された液体を濾過するフィルターと、
前記導入口側から前記フィルター側に向けて流路断面積が拡大したフィルター室と、
前記フィルターを通過した液体を前記ノズル側に供給する供給流路と、
を備え、
前記フィルター室は、前記フィルターの面方向において当該フィルター室の内壁面から前記導入口に向けて延在するガイドを、当該フィルターとの間に間隙を形成する状態で有し、
前記ガイドの底面は、前記導入口から流入した気泡を案内するガイド面を有し、
前記ガイドは、前記気泡を、前記ガイド面により前記間隙に案内して当該フィルターに沿って該フィルターの外周に向けて広げ、
前記ガイドは、前記導入口の周縁に沿って位置を異ならせて複数配置され、
前記ガイドは、当該ガイドの延在方向の寸法が相対的に長い第1のガイドと、当該ガイドの延在方向の寸法が相対的に短い第2のガイドと、を有し、
前記第2のガイドは、隣り合う第1のガイドの間に配置されたことを特徴とする(第3の構成)。
上記第1の構成又は第2の構成において、前記ガイドは、前記導入口の周縁に沿って位置を異ならせて複数配置された構成を採用することが望ましい(第4の構成)。
上記第4の構成において、前記ガイドは、当該ガイドの延在方向の寸法が相対的に長い第1のガイドと、当該ガイドの延在方向の寸法が相対的に短い第2のガイドと、を有し、
前記第2のガイドは、隣り合う第1のガイドの間に配置された構成を採用することが望ましい(第5の構成)。
上記第3の構成又は第5の構成において、前記フィルターに直交する方向において、前記第2のガイドの底面の位置は、前記第1のガイドの底面の位置に揃えられている構成を採用することが望ましい(第6の構成)。
さらに、本発明は、液体導入部材を通じて液体をノズルに連通する液体流路内に導入し、当該液体流路内に導入した液体を前記ノズルから噴射する液体噴射ヘッドであって、
前記液体導入部材は、
液体が導入される導入口と、
前記導入口から導入された液体を濾過するフィルターと、
前記導入口側から前記フィルター側に向けて流路断面積が拡大したフィルター室と、
前記フィルターを通過した液体を前記ノズル側に供給する供給流路と、
を備え、
前記フィルター室は、前記フィルターの面方向において当該フィルター室の内壁面から前記導入口に向けて延在するガイドを、当該フィルターとの間に間隙を形成する状態で有し、
前記ガイドの底面は、前記導入口から流入した気泡を案内するガイド面を有し、
前記ガイドは、前記気泡を、前記ガイド面により前記間隙に案内して当該フィルターに沿って該フィルターの外周に向けて広げ、
前記ガイドは、前記導入口の周縁に沿って位置を異ならせて複数配置され、
前記フィルターが楕円形状を呈し、
前記フィルターの面方向において、前記導入口までの距離がより長い前記内壁面上の位置にある前記ガイドほど、当該ガイドの延在方向における前記ガイド面の寸法がより大きいことを特徴とする(第7の構成)。
上記第3から第6の構成の何れか一において、前記フィルターが楕円形状を呈し、
前記フィルターの面方向において、前記導入口までの距離がより長い前記内壁面上の位置にある前記ガイドほど、当該ガイドの延在方向における前記ガイド面の寸法がより大きい構成を採用することが望ましい(第8の構成)。
前記導入口は、前記フィルターの中心に対して偏心し、
また、上記第3から第6の構成の何れか一において、前記フィルターの面方向において、前記導入口までの距離がより短い前記内壁面上の位置にある前記ガイドほど、当該ガイドの延在方向における前記ガイド面の寸法がより大きい構成を採用することができる(第9の構成)。
そして、本発明は、上記第1から第9の構成の何れか一の液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドのノズルから液体および気泡を排出させるメンテナンス機構と、
を備えることを特徴とする(第10の構成)。
液体噴射装置(プリンター)の構成を説明する模式図である。 液体噴射ヘッド(記録ヘッド)の断面図である。 液体導入部材(インク導入部材)におけるインク導入針の断面図である。 インク導入針の下面図である。 メンテナンス動作における気泡の排出過程について説明する図である。 メンテナンス動作における気泡の排出過程について説明する図である。 メンテナンス動作における気泡の排出過程について説明する図である。 メンテナンス動作における気泡の排出過程について説明する図である。 第2の実施形態におけるインク導入針の下面図である。 第3の実施形態におけるインク導入針の断面図である。 第3の実施形態におけるインク導入針の下面図である。 第4の実施形態におけるインク導入針の下面図である。 第4の実施形態におけるインク導入針の部分断面図である。 第5の実施形態におけるインク導入針の断面図である。 第6の実施形態におけるインク導入針の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下に述べる実施の形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、以下においては、本発明の液体噴射装置として、液体噴射ヘッドの一種であるインクジェット式記録ヘッド(以下、記録ヘッド)を搭載したインクジェット式記録装置(以下、プリンター)を例に挙げて説明する。
図1は、プリンター1の構成を説明する斜視図である。プリンター1は、記録紙等の記録媒体2(液体の着弾対象)の表面に向けて液体状のインクを噴射して当該記録媒体2上に画像等の記録を行う装置である。本実施形態におけるプリンター1は、記録ヘッド3と、この記録ヘッド3を保持するキャリッジ4と、このキャリッジ4を記録媒体2の幅方向である主走査方向に往復移動させるキャリッジ移動機構5と、記録媒体2を上記主走査方向に交差する副走査方向に搬送する紙送り機構6等を備えている。ここで、上記のインクは、本発明における液体の一種であり、インクカートリッジ7(液体供給源の一種)に貯留されている。このインクカートリッジ7は、記録ヘッド3に対して着脱可能に装着される。なお、インクカートリッジ7がキャリッジ4ではなくプリンター1の本体側に配置され、このインクカートリッジ7内のインクがインク供給チューブを通じて記録ヘッド3側に供給される構成を採用することもできる。
プリンター1において、キャリッジ4の主走査方向における一端側には、キャリッジ4の待機位置であるホームポジションが設けられている。このホームポジションにはキャッピング機構9(本発明におけるメンテナンス機構の一種)が配設されている。キャッピング機構9は、記録ヘッド3のノズル42(図2参照)が形成されたノズル面(ノズルプレート39)に当接し得るトレイ状のキャップ10(封止部材)を有する。このキャッピング機構9では、キャップ10の上面側の開口に記録ヘッド3のノズル42を臨ませた状態でノズル面に密着可能に構成されている。ノズル面にキャップ10が密着した封止状態とすることで、キャップ10内には封止空部が画成される。キャップ10には、ポンプユニット11が接続されている。ポンプユニット11は、例えば、チューブポンプ等の吸引ポンプを備え、この吸引ポンプの作動によって封止空部内を負圧化することができる。そして、ノズル面への密着状態で吸引ポンプを作動し、封止空部(密閉空間)内を負圧化すると、ノズル42から記録ヘッド3内のインクや気泡が吸引されてキャップ10の封止空部内に排出されるようになっている。つまり、このキャッピング機構9は、記録ヘッド3のインク流路内のインクや気泡を強制的に吸引排出するメンテナンス動作の一種であるクリーニング動作を行う。
図2は、本実施形態における記録ヘッド3の断面図である。本実施形態における記録ヘッド3は、インク導入部材12、中継基板13、中間流路部材14、ヘッドユニット15、およびホルダー16等を積層して備えている。なお、以下においては、便宜上、各部材の積層方向を上下方向として説明する。
インク導入部材12の上面にはインク導入針18が、フィルター19を介在させた状態で複数立設されている。本実施形態においては、このインク導入針18を含むインク導入部材12が、本発明における液体導入部材に相当する。このインク導入針18は、インクの種類(色)毎に設けられている。インク導入部材12およびインク導入針18は、いずれも合成樹脂により作製されている。また、フィルター19は、インク導入針18から導入されたインクを濾過する部材であり、例えば、金属を網目状に編み込んだものや薄手の金属板に多数の穴を開けたもの等が用いられる。このフィルター19によってインク内の異物や気泡が捕捉される。そして、本実施形態においては、インク導入部材12の上面に、インクカートリッジ7が装着されて、当該インクカートリッジ7の内部にインク導入針18が挿入されるように構成されている。そしてインクカートリッジ7内のインクはインク導入針18の先端部に設けられたインク導入孔21から内部流路に導入される。インク導入針18からインクが導入されると、フィルター19を通過して供給流路22を通り、インク導入部材12の下方に配置されている中間流路部材14に流路接続部24を介して供給される。なお、本実施形態におけるインク導入部材12では、針状のインク導入針18をインクカートリッジ7に挿入してインクを導入する構成が採用されているが、これには限られない。例えば、インク導入部材12のインク導入部分に不織布やスポンジ等の多孔質材が配設され、インクカートリッジやサブタンク等のインク貯留部材のインク導出部分にも同様な多孔質材が設けられ、両者の多孔質部材同士が接触して毛細管現象によりインクの授受を行う所謂フォーム形式の構成を採用することもできる。要するに、インクを導入する導入口、導入したインクを濾過するフィルター、およびこのフィルターが設けられたフィルター室を有するものであればよい。
中間流路部材14は、インク導入針18から導入されたインクをヘッドユニット15側に案内する中間流路25が形成された基板である。この中間流路部材14の上面において、中間流路の入り口側開口の周縁には、円筒状の流路接続部24が突設されている。この流路接続部24の高さ(中間流路部材14の上面からの突出長)は、インク導入部材12と中間流路部材14との間に配置される中継基板13の厚さ以上に設定されている。そして、流路接続部24は、インク導入部材12の供給流路22と連通して当該インク導入部材12側からのインクを受けて中間流路25側に導入する。中間流路25は、中間流路部材14の下面に開口して、ホルダー16の仕切板27に開設された連通流路28と連通する。また、中間流路部材14には、中間流路25から外れた位置に板厚方向を貫通する配線開口部29が開設されている。この配線開口部29は、後述する中継基板13の配線挿通口30と連通するとともに、ホルダー16の仕切板27に形成された配線貫通口31と連通し、フレキシブル基板33が挿通される空部である。
インク導入部材12と中間流路部材14との間に配置される中継基板13は、プリンター本体側からの駆動信号や吐出データ(ラスターデータ)等を受け、この駆動信号を、フレキシブル基板33を通じてヘッドユニット15側の圧電素子43へ供給するための配線パターン等が形成されたプリント基板である。この中継基板13の上面(ヘッドユニット15側の下面とは反対側の面)には、フレキシブル基板33と接続される基板端子34が形成されており、また、プリンター本体側からのFFCが接続される図示しないコネクターやその他の電子部品等が実装されている。
中継基板13において中間流路部材14の流路接続部24に対応する位置には、この流路接続部24が挿通される逃げ穴35が開設されている。逃げ穴35は、流路接続部24の外径よりも少し大きい貫通穴である。また、中継基板13において基板端子34と隣接する位置には、基板厚さ方向を貫通する配線挿通口30が当該基板端子34の並設方向に沿って形成されている。この配線挿通口30は、一端が圧電素子43の素子端子と接続されたフレキシブル基板33の他端側が挿通される穴である。本実施形態における配線挿通口30の長手方向および短手方向の内寸は、フレキシブル基板33が支障なく挿通可能な程度の大きさに設定されている。
ホルダー16の内部には、ヘッドユニット15を収容可能な空間である収容空部36が複数区画されている。この収容空部36は、下面側(プリンター1において印刷動作中に記録用紙6と相対する側)が開口しており、この開口から固定板37に接合されたヘッドユニット15が収容される。固定板37は、例えば、ステンレス鋼等の金属製の板材から構成されている。この固定板37に各ヘッドユニット15のノズルプレート39が接合されることにより、これらのヘッドユニット15の高さ方向(ノズルプレート39に垂直な方向の位置)が規定される。ホルダー16において収容空部36よりも上面側には、中間流路部材14および中継基板13が配置される基板載置部40が設けられている。基板載置部40と収容空部36とは仕切板27によって仕切られており、当該仕切板27の上面に中間流路部材14が載置される。この仕切板27には、連通流路28および配線貫通口31が板厚方向を貫通した状態で形成されている。ヘッドユニット15が収容空部36に位置決めされた状態で収容されると、ヘッドユニット15のノズル42や圧力室41を含むインク流路が、連通流路28と連通する。これにより、インクカートリッジ13からインク導入針18を通じて導入されたインクは、フィルター19で濾過された後、供給流路22、中間流路25、および連通流路28を通じてヘッドユニット15のノズル42に至るまでのインク流路(本発明における液体流路に相当)を満たす。
本実施形態におけるヘッドユニット15は、ノズル42が開設されたノズルプレート39、ノズル42に連通する圧力室41、圧力室41内のインクに圧力変動を生じさせる駆動素子としての圧電素子43等を備えている。ノズルプレート39には、複数のノズル42が列状に開設された板材である。本実施形態では、ドット形成密度に対応したピッチでノズル42が複数列設されてノズル列が構成されている。圧力室41および圧電素子43は、ノズル42毎に設けられている。圧電素子43の図示しない電極端子には、中継基板13に他端側が接続されたフレキシブル基板33の一端側の端子が接続される。中継基板13およびフレキシブル基板33を通じて駆動信号(駆動電圧)が圧電素子43に印加されると、当該圧電素子43は印加電圧の変化に応じて圧電能動部が撓み変形することにより、圧力室41の一面を区画する可撓面が、ノズル42に近づく側またはノズル42から遠ざかる方向に変位する。これにより、圧力室41内のインクに圧力変動が生じ、この圧力変動を利用してノズル42からインクが吐出される。
図3は、インク導入部材12におけるインク導入針18の近傍の構成を示す断面図である。また、図4は、インク導入針18の下面図である。本実施形態におけるインク導入針18は、内部空間を針流路47とした中空針状の部材であり、例えば、合成樹脂などによって作製されている。このインク導入針18は、流路断面積が一定な円筒部45と、流路断面積が上流側から下流側(フィルター19側)に向けて次第に拡大したフィルター室20が形成された拡径部46と、を有する。
円筒部45は、上記インクカートリッジ7内に挿入される部分であり、その先端部分は、先細りした円錐形状に形成されている。この先端部分には、インク導入針18の外部と針流路47とを連通するインク導入孔21が複数開設されている。上記したように、円筒部45がインクカートリッジ7の内部に挿入されると、当該カートリッジ内のインクが、インク導入孔21を通じて針流路47内に導入される。フィルター室20は、円筒部45の下流側に連続して形成され、上流側(円筒部45側)から下流側(フィルター19側)に向けて次第に拡径する略円錐形状に構成されている。このフィルター室20の下面側(出口側)開口の開口形状および面積は、フィルター19の開口形状および面積と揃えられている。インク導入孔21を通じて針流路47内に導入されたインクは、円筒部45と拡径部46との境界の導入口48からフィルター室20内に導入されてフィルター19に向けて流れる。
インク導入部材12の上面におけるインク導入針18が取り付けられる部分、即ち、供給流路22の入口側開口の周縁部には、インク導入針18を囲む状態で導入針配置枠49が形成されている。この導入針配置枠49は、インク導入部材12の上面において断面視で矩形状に形成されており、インク導入針18の位置決めを行う部分である。この導入針配置枠49の内側にインク導入針18が配置された状態では、インク導入針18の拡径部46の下端部の周囲が導入針配置枠49によって囲繞される。また、供給流路22の入口側開口部には、下流側フィルター室50が形成されている。下流側フィルター室50は、流路断面積が供給流路22側から入口側開口(フィルター19側)に向けて次第に拡径する状態に形成された部分であり、供給流路22の一部を構成している。この下流側フィルター室50の入口側開口の開口形状および面積は、フィルター19の開口形状および面積と揃えられている。そして、この下流側フィルター室50の入口側開口を塞ぐ状態でフィルター19が取り付けられる。また、インク導入針18は、フィルター室20の下面側の開口を、下流側フィルター室50の入口側開口に配置されたフィルター19に対向させる状態で、例えば超音波溶着等によってインク導入部材12の導入針配置枠49内に取り付けられる。これにより、インク導入針18のフィルター室20(針流路47)と供給流路22とがフィルター19を介して液密状態で連通する。
上記フィルター室20には、フィルター19の面方向において当該フィルター室20の内壁面20s(フィルター19の外周側)から導入口48に向けて延在するガイド51が形成されている。本実施形態におけるガイド51は、インク導入針18の軸方向における断面視で略三角形状のリブ状(板状)の突起から構成されており、図4に示すように、フィルター室20の内壁面20sおよび導入口48の外周に沿って位置を異ならせて放射状に複数形成されている。ガイド51の導入口48側の端面(側面55)は、平面視において導入口48の開口周縁に概ね揃うように配置されている。また、ガイド51の底面53、すなわち、フィルター19と対向する面は、フィルター19よりも少し上流側に離れており、当該フィルター19との間に間隙52を形成している。このガイド51の底面53は、導入口48から流入した気泡Bを隙間52に案内するガイド面54を有している。このガイド面54は、ガイド51の底面53と側面55とが交わる角部が面取りされたような形状に形成されており、導入口48側からフィルター19の外周に向かうに連れてフィルター19に近づく方向に傾斜した傾斜面である。このガイド面54のフィルター19に対する傾斜角は、例えば、10度以上80度以下の範囲内の角度であることが望ましい。ガイド面54の傾斜角がこれらの上限値または下限値を超える場合、クリーニング動作において気泡Bを隙間52に円滑に案内することが難しいためである。また、ガイド延在方向において、ガイド面54の寸法dは、ガイド面54を含む底面53の寸法Lの1/2以下であることが望ましい。ガイド面54の寸法dが底面53の寸法Lの1/2を超えた場合、クリーニング動作において気泡Bを底面53におけるガイド面54以外の部分(以下、適宜、第2の領域53bという)でフィルター19側に押さえつけ難くなるため、気泡排出性が低下するおそれがあるためである。
これに対し、底面53においてガイド面54以外の第2の領域53bは、本実施形態においてはフィルター19と概ね平行な面であり、ガイド面54よりもフィルター19に近接している。なお、第2の領域53bは必ずしもフィルター19と完全に平行でなくてもよく、ガイド面54よりも緩やかに傾斜した傾斜面であってもよい。要するに、ガイド面54のフィルター19とのガイド延在方向に亘っての平均的な距離が、ガイド51の底面53における第2の領域53bとフィルター19とのガイド延在方向に亘っての平均的な距離よりも大きくなっている。このような構成のガイド51は、後述するクリーニング動作の際、フィルター室20内の気泡Bをガイド面54により間隙52に案内して当該フィルター19に沿ってフィルター19の外周に向けて広げる。これにより、クリーニング動作における気泡排出性を向上させることができる。以下、クリーニング動作について説明する。
図5から図8は、クリーニング動作における気泡の排出過程を説明する図である。この種のプリンター1では、インクカートリッジ7に対してインク導入針18が挿抜される際などに、針流路47内に気泡Bが入り込むことがある。この気泡Bは、フィルター19によってフィルター室20内に捕捉されるが、気泡B同士が結合することにより次第に大きくなる(図5)。上記プリンター1では、キャリッジ4に搭載された記録ヘッド3をホームポジションに位置づけてキャッピング機構9により定期的にクリーニング動作が行われることで、フィルター室20内の気泡Bを排出する。このクリーニング動作では、キャップ10を記録ヘッド3のノズル面(ノズルプレート39)に密着させたキャッピング状態で吸引ポンプを作動させて負圧を生じさせることで、通常の記録動作時の流速よりも速い流速のインクの流れをインク流路内に生じさせ、フィルター室20内の気泡Bをこのインクの流下勢を利用してノズル42からヘッド外部に排出する。
クリーニング動作においてインクの流速が高められると、図6に示すように、フィルター室20内の気泡Bが、上流側からのインクの流下勢によりフィルター19に押し付けられる。このとき、気泡Bの一部はガイド51のガイド面54により案内されて隙間52に潜り込み、フィルター19に沿って当該フィルター19の外周に向けて押し広げられる。そして、図7に示すように、気泡Bがフィルター19のほぼ全面を覆う形(チョークする状態)となると、フィルター19を挟んで上流側と下流側との間にチョーク前よりも大きな圧力差が生じ、この圧力差によって図8に示すように、気泡Bの大部分がフィルター19通過する。この際、フィルター19の目(孔)を通過することで、より細かい気泡に分割される。フィルター19を通過した気泡は、インクの流れに伴って供給流路22から下流側(ノズル42側)に流れていき、ノズル42からキャップ10内に排出される。
このように、本発明に係る記録ヘッド3では、ガイド面54を有するガイド51がフィルター室20に設けられたので、クリーニング動作における気泡排出性を向上させることができる。すなわち、クリーニング動作時に気泡Bがガイド51によってフィルター19を覆うように当該フィルター19上に広げられることにより、より短時間で効率良く気泡Bを排出することが可能となる。そして、本発明に係るプリンター1では、一回のクリーニング動作に消費するインク量を低減することができる。
また、本実施形態においては、ガイド51が、フィルター室20の内壁面20sおよび導入口48の外周に沿って位置を異ならせて放射状に複数形成されているので、フィルター19上に気泡Bを偏りなく広げることができる。これにより、気泡排出性がさらに向上する。さらに、本実施形態におけるガイド面54は、導入口48側からフィルター19の外周に向かうほどフィルター19に近づく方向に傾斜しているので、導入口48側からのインクの流下勢により導入口48側からフィルター19の外周に向けて気泡Bを案内しやすい。また、ガイド面54以外の第2の領域53bのフィルター19との平均値な距離が、ガイド面54のフィルター19との平均的な距離よりも小さいので、間隙52に案内された気泡Bをフィルター19側に押し付けることができる。そして、本実施形態における第2の領域53bがフィルター19と平行であるので、間隙52に案内された気泡Bをより均一にフィルター19に押し付けることができる。これにより、気泡排出性をより高めることができる。
図9は、本発明の第2の実施形態におけるインク導入針18の下面図である。上記第1の実施形態におけるフィルター19の形状およびフィルター室20の下面側から見た形状(フィルター19の面方向に沿った流路断面形状)は、概ね真円(正円)形状を呈していたが、これには限られない。本実施形態においてはフィルター19が楕円形状を呈し、これに応じてフィルター室20の断面形状も楕円となっている。すなわち、フィルター室20の下面側開口の一方向(図9において縦方向)の内径D1よりも当該方向と直交する方向(図9において横方向)の内径D2が長くなっている。このようにフィルター19およびフィルター室20が楕円形状を呈する構成では、導入口48側からフィルター19の外周までの距離に差が生じるため、気泡がフィルター19上で均一に広がりにくい。本実施形態においては、この点に鑑み、フィルター19の面方向において、導入口48までの距離がより長いフィルター室20の内壁面20s上の位置にあるガイド51ほど、当該ガイド51の延在方向におけるガイド面54の寸法がより大きい(長い)一方、導入口48までの距離がより短い上記内壁面20s上の位置にあるガイド51ほど、当該ガイド51の延在方向におけるガイド面54の寸法がより小さく(短く)なっている(あるいは、ガイド面54が設けられていない)。すなわち、図9の例では、フィルター19の長手方向(フィルター室20の内径D2に沿った方向)に沿って延在するガイド51aにおけるガイド面54aの寸法d1が最も大きく、フィルター19の短手方向(フィルター室20の内径D1に沿った方向)に沿って延在するガイド51bにおけるガイド面54bの寸法d3が最も小さくなっている。そして、これらのガイド51aとガイド51bとの間に配置されているガイド51cにおけるガイド面54cの寸法d2は、d1とd3との間の長さとなっている。この構成において、各ガイド面54の傾斜角はいずれも同じ角度に揃えられている。なお、各ガイド面54の傾斜角に関し、上記範囲内であれば必ずしも同じ角度に揃っていなくてもよい。また、他の構成については第1の実施形態と同様となっている。
本実施形態における構成によれば、導入口48までの距離がより長い内壁面20s上の位置にあるガイド51ほどガイド面54の当該ガイド延在方向の寸法がより大きくなっているので、上記クリーニング動作の際、寸法がより大きいガイド面54が設けられたガイド51とフィルター19との間隙52に気泡がより入り込みやすくなる。これにより、当該気泡がフィルター19上により均一に広げられる。その結果、気泡の排出性が向上する。
図10および図11は、本発明の第3の実施形態におけるインク導入針18の構成を説明する図であり、図10は断面図、図11は下面図である。本実施形態においては、導入口48がフィルター19の中心に対して一方(図10においては右側)に偏心している点が、上記各実施形態と異なっている。このような構成の場合、クリーニング動作の際、フィルター室20において導入口48が偏心している側において流速が相対的に高くなる一方、導入口48が偏心している側とは反対側(図10においては左側)では流速が相対的に遅くなって流れが淀みやすい。このため、導入口48が偏心している側とは反対側に気泡が偏りやすくなる。この点に鑑み、本実施形態においては、フィルター19の面方向において、導入口48までの距離がより短い内壁面20s上の位置にあるガイド51ほど、ガイド面54の当該ガイド延在方向の寸法がより大きい一方、導入口48までの距離がより長い内壁面20s上の位置にあるガイド51ほど、ガイド面54の当該ガイド延在方向の寸法がより小さくなっている(あるいは、ガイド面54が設けられていない)。すなわち、図10および図11の例では、フィルター室20において、フィルター19に対して導入口48が偏心した側に位置するガイド51dにおけるガイド面54dの当該ガイド延在方向の寸法が最も大きく、これとは導入口48を挟んで反対側に位置するガイド51eにおけるガイド面54eの当該ガイド延在方向の寸法が最も小さくなっている。そして、内壁面20sにおいてこれらの両側のガイド51d,51eの間に配置されているガイド51f〜51hにおけるガイド面54f〜54hの寸法は、両側のガイド面54d,54eの寸法の間の値を採り、ガイド面54f,54g,54hの順に当該寸法が小さくなっている。なお、他の構成については上記第1の実施形態と同様である。また、各ガイド面54の傾斜角については、上記第2の実施形態と同様である。
本実施形態における構成によれば、フィルター室20の内壁面20sから導入口48までの距離がより短い位置にあるガイド51ほどガイド面54の当該ガイド延在方向の寸法がより大きくなっているので、上記クリーニング動作の際、内壁面20sから導入口48までの距離がより短い位置にあるガイド51とフィルター19との間隙52に気泡が入り込みやすくなり、フィルター19に対して導入口48が偏心している方向とは反対側の流れが淀みやすい部分に気泡が偏ることが抑制され、これにより、気泡の排出性が向上する。
図12および図13は、本発明の第4の実施形態におけるインク導入針18の構成を説明する図であり、図12は下面図、図13は部分断面図である。なお、図13において、ガイド57は破線で表している。本実施形態においては、上記第1実施形態のものよりも大きいサイズのフィルター19が採用されており、これに応じてフィルター室20の断面積も拡大されている。すなわち、インクの流路における他の部分の流路断面積に比してフィルター室20の断面積がより大きくなっている。このような構成の場合、フィルター室20の内壁面20sにおいて隣り合うガイド57同士の距離Pがより広がるため、その分、フィルター室20においてガイド57が設けられていない空間(隣り合うガイド57とその間の内壁面20sとで区画される平面視で略扇型の空間)も大きくなる。他方、導入口48の周縁近傍においてはガイド57同士が近接して配置されているため、これらの間に同様なサイズのガイド51を追加することが困難である。
このように、フィルター室20においてガイド57が設けられていない空間が大きくなると、当該部分において気泡が浮力によりフィルター19に密着せずに気泡排出性が低下するおそれがある。なお、ガイド57自体を平面視で扇状とすることで、上記空間を小さくすることも考えられるが、この場合、ガイド57の底面とフィルター19との間でインクが流れにくくなり、圧力損失が上昇してインクの供給に支障が生じるおそれがある。この点に鑑み、本実施形態においては、内壁面20sから導入口48の周縁まで延在する相対的に長いガイド57を第1のガイド57とし、内壁面20sの周方向において隣り合う第1のガイド57同士の間に、これよりも当該ガイド延在方向の寸法が相対的に短い第2のガイド58が設けられている。第1のガイド57は、上記のガイド51と同様なガイド面59を有している。これに対して、第2のガイド58にはガイド面が設けられていない。第1のガイド51のガイド面59によりフィルター19との隙間に案内された気泡をフィルター19により均一に押し付けるためである。
本実施形態の構成において、フィルター19上に気泡が広げられる際に、第1のガイド57とともに第2のガイド58も気泡をフィルター19側に押し付けることになり、気泡がフィルター19上に均一に広げられて気泡の排出性を高めることができる。また、図13に示すように、フィルター19に直交する方向において、第2のガイド58の底面61の位置は、第1のガイド57の底面60の位置と揃えられている。つまり、第2のガイド58の底面61は、第1のガイド57の底面60よりもフィルター19に近接していたり、又は、フィルター19から離れていたりすることがない。これにより、フィルター19上に気泡が広げられる際に、第2のガイド58が気泡の移動を阻害すること、若しくは、気泡がフィルター19から浮き上がることが抑制され、気泡がフィルター19上に均一に広げられて気泡の排出性を高めることができる。なお、他の構成については上記第1の実施形態と同様である。また、各ガイド面54の傾斜角については、上記第2の実施形態と同様である。
図14は、本発明の第5の実施形態におけるインク導入針18の構成を説明する断面図である。本実施形態におけるガイド63は、ガイド面64を含む底面65全体が曲面となっている点で上記各実施形態と異なっている。本実施形態においては、ガイド面65において最もフィルター19に近接した(フィルター19との距離が最も近い)部分を境(図中破線)としてこれよりも導入口48側がガイド面64、当該境よりもフィルター室20の内壁面20s側が第2領域65bとなっている。ガイド面64の平均的な曲率は、第2領域65bの平均的な曲率よりも大きい。また、第2の領域65bは、上記境から上記内壁面20sに向かうに連れてフィルター19から離れるような曲面となっている。このように、ガイド面64を含むガイド63の底面65が曲面となっていることにより、当該底面65に角張ったところがなく、フィルター19との間隙52に気泡をより円滑に案内することができる。また、第2の領域65bのフィルター19との間の距離が、ガイド面64との境界側よりも内壁面20s側で広くなっているので、一旦フィルター19上において内壁面20s側まで広げられた気泡の内壁面20s側が、第2の領域65bとフィルター19との間隙52から導入口48側(フィルター19の中心側)に抜けにくくなる。これにより、クリーニング動作においてフィルター19を気泡が覆った状態を維持することができるので、気泡排出性を向上させることができる。なお、他の構成については上記第1の実施形態と同様である。
図15は、本発明の第6の実施形態におけるインク導入針18の構成を説明する断面図である。ガイドとしては、上記各実施形態で例示した板状のものには限られない。本実施形態において、フィルター室20の内壁面20sからフィルター19に向けてピン状のガイドピン67が突設され、フィルター19の面方向において当該ガイドピン67がフィルター室20の内壁面20s側から導入口48側に向けて複数並設されている。これらの並設された複数のガイドピン67により1つのガイド66が構成される。そして、各ガイドピン67のフィルター19と対向する先端面がガイド66の底面69を構成する。本実施形態においてはこれらのガイドピン67のうち、導入口48側に位置する2つのガイドピン67aが、他のガイドピン67bと比較してフィルター19との距離が離れており、導入口48により近いものほど、フィルター19からの距離がより大きくなっている。これらのガイドピン67aの先端面が、ガイド66のガイド面68を構成する。この構成においても、クリーニング動作において気泡をガイド面68により間隙52に案内してフィルター19上に広げることができるので、気泡排出性を向上させることができる。要するに、ガイドの底面やガイド面が複数の点あるいは面により構成することができる。なお、他の構成については上記第1の実施形態と同様である。
さらに、上記実施形態においては、液体噴射ヘッドとしてインクジェット式記録ヘッド3を例に挙げて説明したが、本発明は、他の液体噴射ヘッドにも適用することができる。例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ(生物化学素子)の製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等にも本発明を適用することができる。ディスプレイ製造装置用の色材噴射ヘッドでは液体の一種としてR(Red)・G(Green)・B(Blue)の各色材の溶液を噴射する。また、電極形成装置用の電極材噴射ヘッドでは液体の一種として液状の電極材料を噴射し、チップ製造装置用の生体有機物噴射ヘッドでは液体の一種として生体有機物の溶液を噴射する。
1...プリンター,2...記録媒体,3...記録ヘッド,4...キャリッジ,5...キャリッジ移動機構,6...紙送り機構,7...インクカートリッジ,9...キャッピング機構,10...キャップ,11...ポンプユニット,12...インク導入部材,13...中継基板,14...中間流路部材,15...ヘッドユニット,16...ホルダー,18...インク導入針,19...フィルター,20...フィルター室,20s...内壁面,21...インク導入孔,22...供給流路,24...流路接続部,25...中間流路,27...仕切版,28...連通流路,29...配線開口部,30...配線挿通口,31...配線貫通口,33...フレキシブル基板,34...基板端子,35...逃げ穴,36...収容空部,37...固定板,39...ノズルプレート,40...基板載置部,41...圧力室,42...ノズル,43...圧電素子,45...円筒部,46...拡径部,47...針流路,48...導入口,49...導入針配置枠,50...下流側フィルター室,51...ガイド,52...間隙,53...底面,54...ガイド面,55...側面,57...第1のガイド,58...第2のガイド,59...ガイド面,60...底面,61...底面,63...ガイド,64...ガイド面,65...底面,66...ガイド,67...ガイドピン,68...ガイド面,69...底面

Claims (10)

  1. 液体導入部材を通じて液体をノズルに連通する液体流路内に導入し、当該液体流路内に導入した液体を前記ノズルから噴射する液体噴射ヘッドであって、
    前記液体導入部材は、
    液体が導入される導入口と、
    前記導入口から導入された液体を濾過するフィルターと、
    前記導入口側から前記フィルター側に向けて流路断面積が拡大したフィルター室と、
    前記フィルターを通過した液体を前記ノズル側に供給する供給流路と、
    を備え、
    前記フィルター室は、前記フィルターの面方向において当該フィルター室の内壁面から前記導入口に向けて延在するガイドを、当該フィルターとの間に間隙を形成する状態で有し、
    前記ガイドの底面は、前記導入口から流入した気泡を案内するガイド面を有し、
    前記ガイドは、前記気泡を、前記ガイド面により前記間隙に案内して当該フィルターに沿って該フィルターの外周に向けて広げ
    前記ガイド面は、前記導入口側から前記フィルターの外周に向かうほど前記フィルターに近づく方向に傾斜し、
    前記ガイドの底面における前記ガイド面以外の領域は、前記フィルターと平行であることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 前記ガイド面と前記フィルターとの距離のガイド延在方向に亘る平均値が、前記ガイドの底面における前記ガイド面以外の領域と前記フィルターとの距離のガイド延在方向に亘る平均値よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 液体導入部材を通じて液体をノズルに連通する液体流路内に導入し、当該液体流路内に導入した液体を前記ノズルから噴射する液体噴射ヘッドであって、
    前記液体導入部材は、
    液体が導入される導入口と、
    前記導入口から導入された液体を濾過するフィルターと、
    前記導入口側から前記フィルター側に向けて流路断面積が拡大したフィルター室と、
    前記フィルターを通過した液体を前記ノズル側に供給する供給流路と、
    を備え、
    前記フィルター室は、前記フィルターの面方向において当該フィルター室の内壁面から前記導入口に向けて延在するガイドを、当該フィルターとの間に間隙を形成する状態で有し、
    前記ガイドの底面は、前記導入口から流入した気泡を案内するガイド面を有し、
    前記ガイドは、前記気泡を、前記ガイド面により前記間隙に案内して当該フィルターに沿って該フィルターの外周に向けて広げ、
    前記ガイドは、前記導入口の周縁に沿って位置を異ならせて複数配置され、
    前記ガイドは、当該ガイドの延在方向の寸法が相対的に長い第1のガイドと、当該ガイドの延在方向の寸法が相対的に短い第2のガイドと、を有し、
    前記第2のガイドは、隣り合う第1のガイドの間に配置されたことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  4. 前記ガイドは、前記導入口の周縁に沿って位置を異ならせて複数配置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。
  5. 前記ガイドは、当該ガイドの延在方向の寸法が相対的に長い第1のガイドと、当該ガイドの延在方向の寸法が相対的に短い第2のガイドと、を有し、
    前記第2のガイドは、隣り合う第1のガイドの間に配置されたことを特徴とする請求項4に記載の液体噴射ヘッド。
  6. 前記フィルターに直交する方向において、前記第2のガイドの底面の位置は、前記第1のガイドの底面の位置に揃えられていることを特徴とする請求項3又は5に記載の液体噴射ヘッド。
  7. 液体導入部材を通じて液体をノズルに連通する液体流路内に導入し、当該液体流路内に導入した液体を前記ノズルから噴射する液体噴射ヘッドであって、
    前記液体導入部材は、
    液体が導入される導入口と、
    前記導入口から導入された液体を濾過するフィルターと、
    前記導入口側から前記フィルター側に向けて流路断面積が拡大したフィルター室と、
    前記フィルターを通過した液体を前記ノズル側に供給する供給流路と、
    を備え、
    前記フィルター室は、前記フィルターの面方向において当該フィルター室の内壁面から前記導入口に向けて延在するガイドを、当該フィルターとの間に間隙を形成する状態で有し、
    前記ガイドの底面は、前記導入口から流入した気泡を案内するガイド面を有し、
    前記ガイドは、前記気泡を、前記ガイド面により前記間隙に案内して当該フィルターに沿って該フィルターの外周に向けて広げ、
    前記ガイドは、前記導入口の周縁に沿って位置を異ならせて複数配置され、
    前記フィルターが楕円形状を呈し、
    前記フィルターの面方向において、前記導入口までの距離がより長い前記内壁面上の位置にある前記ガイドほど、当該ガイドの延在方向における前記ガイド面の寸法がより大きいことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  8. 前記フィルターが楕円形状を呈し、
    前記フィルターの面方向において、前記導入口までの距離がより長い前記内壁面上の位置にある前記ガイドほど、当該ガイドの延在方向における前記ガイド面の寸法がより大きいことを特徴とする請求項から請求項6の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  9. 前記導入口は、前記フィルターの中心に対して偏心し、
    前記フィルターの面方向において、前記導入口までの距離がより短い前記内壁面上の位置にある前記ガイドほど、当該ガイドの延在方向における前記ガイド面の寸法がより大きいことを特徴とする請求項3から請求項6の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  10. 請求項1から請求項9の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドのノズルから液体および気泡を排出させるメンテナンス機構と、
    を備えることを特徴とする液体噴射装置。
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