JP6765292B2 - レールシステム - Google Patents
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Description
図1〜図5は、例えば介護用リフト等の移動体に適用可能な本実施形態によるレールシステムSを説明するものである。なお、便宜上、図1〜図4,図6は内部構成等を把握し易くするように描写、例えば後述する図2〜図4のブラケットA31,B31,C4、回転体A2,B2、節度部材B94等においては適宜透視したり、各構成を結合する締結部材(例えばボルト)等を適宜省略した描写となっている。
固定レールAは、天井部10に沿って延在し横断面矩形状の中空部によって固定側案内溝A1が内部形成されている箱桁構造の固定レール本体A0を備え、例えば図外の固定支持手段(支持ブラケット等)を介して、当該固定レール本体A0を天井部10に固定支持して架設される。固定側案内溝A1は、下方側中央部にて開口した開口部A1aが形成されており、その開口部A1aの内側開口縁面に、被案内部2の走行車輪21が転動する走行路A1bが形成されている。この走行路A1bを被案内部2の走行車輪21が転動し、当該被案内部2が固定側案内溝A1内を案内されると、軌道領域2aに示すような軌道を描くこととなる。また、図中では、被案内部2が、開口部A1aを垂直方向に貫通する連結部2cを介して、移動体3を懸垂支持できるように構成されている。
可動レールBは、天井部10に沿って延在し横断面矩形状の中空部によって可動側案内溝B1が内部形成されている箱桁構造の可動レール本体B0を備え、例えば当該可動レール本体B0の両端部の軌道に沿って架設(例えば固定レールAの一端部Aa側で交差する方向に延設)された一対の支持レールC(図2中では一端部Ba側を支持する支持レールCのみを描写)によって可動支持される。図2中では、支持レールCが箱桁構造であって可動レール本体B0の上方側で架設され、内部形成されている支持側案内溝C1に対し、当該支持側案内溝C1内を走行自在な被案内部C2や、当該支持側案内溝C1の下方側中央部に開口した開口部C1aを垂直方向に貫通する連結部C3等を介して、可動レール本体B0を可動自在に懸垂支持する構成となっている。
固定側回転体の外周縁側の上方側と対向する位置には、固定側シャフト軸A3方向に延在した形状であって、整列状態で可動側回転体B2の上方側に位置する可動側切欠部B5の回転位置と、当該上方側から偏倚した回転位置(整列状態から偏倚した可動側切欠部B5の回転位置)と、の範囲内で当該可動側切欠部B5に対して係合する可動側回転体操作部B8が、固定支持されている。図2,図4中の可動側回転体操作部B8の場合、支持レールCにおいて整列状態の可動レール本体B0の上方側に位置する筐体状の位置決めブラケットC4に対して固定支持された軸心部B81と、可動側切欠部B5に係合可能な形状であって軸心部B81を軸にして回転自在(可動側切欠部B5内で回転自在)なガイドローラB82と、を備えた構成となっている。このようなガイドローラ82を備えた可動側回転体操作部B8によれば、可動側切欠部B5に対して係合や当該係合した状態からの離反が容易になる。
整列状態の可動レールBの外周側には、可動レールBの可動方向に並列した複数個の節度山B9a間に節度付与凹部B9bが形成されているレール側摺動面B91と、当該レール側摺動面B91に対して摺動自在に弾接し整列状態において節度付与凹部B9bに弾接するレール側弾接部B92と、を備えたレール節度部B9が備えられている。
〈整列状態の場合〉
レールシステムSにおいては、例えば図2のように固定レールAと可動レールBが互いに近接し連続的な線状で整列状態の場合、固定側回転体A2は、当該固定側回転体A2の上方側の回転位置の固定側係合部A5aには固定側回転体操作部B7が受容されて係合する。また、固定側回転体A2の下方側の回転位置の固定側通過孔A5bは、軌道領域2aと交差し、当該固定側通過孔A5bの内側面が軌道領域2a外周面よりも外側に位置して、被案内部2が通過可能な状態となる。
次に、前述のような整列状態から可動レールBを支持レールCに沿って移動(例えば整列状態の可動レールBを図1のように図示左方向に移動)させることにより、例えば図1のように非整列状態となる。この際、固定側回転体A2は、固定側回転体操作部B7が係合している整列状態の固定側係合部A5aを当該整列状態から偏倚した回転位置の方向に移動するように回転し、固定側回転体操作部B7は固定側係合部A5aから離反することにより、当該偏倚した回転位置にて留まる。この際、固定側係合部A5aに隣接し偏倚した回転位置の関係にあった固定側遮蔽部A4が、下方側の回転位置に移動し、軌道領域2aと交差することとなる。
次に、前述のような非整列状態から可動レールBを支持レールCに沿って移動(例えば図1のような非整列状態の可動レールBを図示左方向に移動)させることにより、例えば図2のように整列状態となる。この際、固定側回転体A2は、整列状態から偏倚した回転位置の固定側係合部A5aに固定側回転体操作部B7が受容されて係合して、当該偏倚した回転位置の固定側係合部A5aが上方側の回転位置に移動して整列状態となるように回転する。この際、固定側係合部A5aの反対側の位置(整列状態から偏倚した回転位置)の固定側通過孔A5bは、下方側の回転位置に移動し整列状態となって軌道領域2aと交差し、当該固定側通過孔A5bの内側面が軌道領域2a外周面よりも外側に位置して、被案内部2が通過可能な状態となる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変更等が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変更等が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
A…固定レール
B…可動レール
A1,B1…案内溝
A2,B2…回転体
A3,B3…シャフト軸
A4,B4…遮蔽部
A5,B5…切欠部(係合部または通過孔)
B7,B8…操作部
2…被案内部
2a…軌道領域
3…移動体
Claims (10)
- 所定高さの位置に架設された固定レールと、
所定高さの位置にて可動するレールであって、当該レールの一端部と固定レールの一端部とが対向する位置にて、当該固定レールと近接し整列状態となる可動レールと、
可動レールの両端部の軌道に沿って架設され当該両端部を可動支持する一対の支持レールと、を備え、
固定レールは、
固定レールに沿って形成され、被案内部を介して移動体を移動自在に懸垂支持する固定側案内溝と、
固定レールの一端部側の固定側案内溝内における被案内部の軌道領域よりも上方側に位置し、当該一端部側における被案内部の案内方向に延在した固定側シャフト軸と、
固定側シャフト軸を回転軸とする固定側回転体と、
固定側回転体の外周縁側において当該固定側回転体の径方向外側に突出した形状で、下方側の回転位置において軌道領域と交差する固定側遮蔽部と、
固定側回転体の外周縁側において固定側遮蔽部から偏倚した回転位置で固定側シャフト軸方向に貫通した孔形状であって、整列状態において下方側の回転位置となり孔内側面が軌道領域外周面よりも外側に位置する固定側通過孔と、
固定側回転体の外周縁における固定側通過孔の反対側の位置から当該固定側回転体の径方向内側に窪んだ切り欠き形状の固定側係合部と、を備え、
可動レールは、
可動レールに沿って形成され、被案内部を介して移動体を移動自在に懸垂支持する可動側案内溝と、
可動レールの一端部側の可動側案内溝内における被案内部の軌道領域よりも上方側に位置し、当該一端部側における被案内部の案内方向に延在して、整列状態において固定側シャフト軸と同心上に位置する可動側シャフト軸と、
可動側シャフト軸を回転軸とする可動側回転体と、
可動側回転体の外周縁側において当該可動側回転体の径方向外側に突出した形状であって、下方側の回転位置において軌道領域と交差する可動側遮蔽部と、
可動側回転体の外周縁側において可動側遮蔽部から偏倚した回転位置で可動側シャフト軸方向に貫通した孔形状であって、整列状態において下方側の回転位置となり孔内側面が軌道領域外周面よりも外側に位置する可動側通過孔と、
可動側回転体の外周縁における可動側通過孔の反対側の位置から当該可動側回転体の径方向内側に窪んだ切り欠き形状の可動側係合部と、
可動側シャフト軸よりも上方側に位置し可動レールの一端部よりも可動側シャフト軸方向に延出した形状であって、固定側係合部の整列状態の回転位置と当該整列状態から偏倚した回転位置との範囲内で、当該固定側係合部に対して係合する固定側回転体操作部と、を備え、
固定側回転体の外周縁側の上方側と対向する位置で固定側シャフト軸方向に延在した形状であって、可動側係合部の整列状態の回転位置と当該整列状態から偏倚した回転位置との範囲内で、当該可動側係合部に対して係合する可動側回転体操作部、が固定支持されたことを特徴とするレールシステム。 - 固定側遮蔽部が、固定側回転体の外周縁側において回転方向に互いに所定距離を隔てて複数個形成され、
固定側通過孔が、各固定側遮蔽部の間にそれぞれ形成され、
可動側遮蔽部が、可動側回転体の外周縁側において回転方向に互いに所定距離を隔てて複数個形成され、
可動側通過孔が、各可動側遮蔽部の間にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1記載のレールシステム。 - 複数個の可動レールが支持レールに可動支持されていることを特徴とする請求項2記載のレールシステム。
- 固定側通過孔が固定側係合部状に形成され、可動側通過孔が可動側係合部状に形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のレールシステム。
- 整列状態と当該整列状態から偏倚した状態との間で可動レールに対して節度を付与するレール節度部を備え、
レール節度部は、可動レールの可動方向に並列した複数個の節度山間に節度付与凹部が形成されているレール側摺動面と、当該レール側摺動面に対して摺動自在に弾接し整列状態において節度付与凹部に弾接するレール側弾接部と、を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のレールシステム。 - 整列状態と当該整列状態から偏倚した状態との間でシャフト軸に対して節度を付与するシャフト軸節度部を備え、
シャフト軸節度部は、シャフト軸の周方向に並列した複数個の節度山間に節度付与凹部が形成されているシャフト軸側摺動面と、当該シャフト軸側摺動面に対して摺動自在に弾接し整列状態において節度付与凹部に弾接するシャフト軸側弾接部と、を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のレールシステム。 - 整列状態と当該整列状態から偏倚した状態との間でシャフト軸に対して節度を付与するシャフト軸節度部を備え、
シャフト軸節度部は、シャフト軸の周方向に並列した複数個の節度付与凹部間に節度山が形成されているシャフト軸側摺動面と、当該シャフト軸側摺動面に対して摺動自在に弾接し整列状態において節度山に弾接するシャフト軸側弾接部と、を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のレールシステム。 - 整列状態と当該整列状態から偏倚した状態との間で回転体に対して節度を付与する回転体節度部を備え、
回転体節度部は、回転体の回転方向に並列した複数個の節度山間に節度付与凹部が形成されている回転体側摺動面と、当該回転体側摺動面に対して摺動自在に弾接し整列状態において節度付与凹部に弾接する回転体側弾接部と、を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のレールシステム。 - 弾接部は、プランジャであることを特徴とする請求項5〜8の何れかに記載のレールシステム。
- 位置センサを介して整列状態か非整列状態かを検出し、その検出結果を出力装置により出力することを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のレールシステム。
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