JP6765009B2 - 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本開示は、基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体に関する。
特許文献1には、基板を水平に保持して回転させる回転保持部と、基板の上方に位置して下方に塗布液を吐出する塗布液ノズルと、塗布液ノズルを水平方向に移動させる水平移送部と、塗布制御部と、を備える基板処理装置が開示されている。塗布制御部は、回転保持部が基板を回転させ、塗布液ノズルが塗布液を吐出している状態にて、水平移送部を制御して塗布液ノズルを基板の周縁の外から基板の周縁部上に移動させるスキャンイン制御と、水平移送部を制御して塗布液ノズルを基板の周縁部上から基板の周縁の外に移動させるスキャンアウト制御とを行う。塗布制御部は、スキャンアウト制御を行うときに、塗布液が基板の周縁側に移動する速度に比べ低い速度で塗布液ノズルを移動させる。
特開2014−110386号公報
本開示は、成膜処理における膜厚の更なる均一性向上に有効な基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
本開示の一側面に係る基板処理装置は、第一平面に沿うように配置された基板を保持して回転させる回転保持部と、第一平面に向かって開口した処理液供給用のノズルと、ノズルを搬送するノズル搬送部と、制御部とを備え、制御部は、基板を第一回転速度で回転させるように回転保持部を制御する第一回転制御と、基板が第一回転速度で回転し、ノズルが処理液を吐出している状態にて、第一平面への処理液の到達位置を基板の周縁の外から内に移動させるようにノズル搬送部を制御するスキャンイン制御と、スキャンイン制御の後、到達位置を基板の周縁の内から外に移動させるようにノズル搬送部を制御するスキャンアウト制御と、スキャンアウト制御の後、基板を第一回転速度よりも低い第二回転速度で回転させるように回転保持部を制御する第二回転制御と、第二回転制御の後、基板を第一回転速度よりも高い第三回転速度で回転させるように回転保持部を制御する第三回転制御と、を実行するように構成されている。
この基板処理装置によれば、スキャンイン制御及びスキャンアウト制御により、少なくとも基板の周縁部に処理液の液膜が形成される。その後、第一回転速度よりも低い第二回転速度で基板を回転させる第二回転制御を実行することにより、上記液膜の流動性の均一性が向上する。その後、第一回転速度よりも高い第三回転速度で基板を回転させる第三回転制御を実行することにより、上記液膜の膜厚が整えられる。このように、液膜の形成後、液膜の膜厚調整前に、液膜の流動性の均一性を向上させる工程が実行されることにより、膜厚調整における膜厚の均一性低下が抑制される。従って、成膜処理における膜厚の更なる均一性向上に有効である。
第三回転速度は、基板に供給された処理液の少なくとも一部を基板の周縁の外に振り切り得る値に設定されており、第二回転速度は、基板に供給された処理液が基板上に留まるように設定されていてもよい。この場合、第二回転制御において、液膜の流動性の均一性をより確実に向上させ、第三回転制御において、液膜の膜厚をより確実に調整することができる。
第二回転制御において、制御部は、スキャンイン制御及びスキャンアウト制御の実行期間に対して5〜20倍の期間、第二回転制御を実行してもよい。この場合、第二回転制御において、液膜の流動性の均一性をより確実に向上させることができる。
スキャンイン制御において、制御部は、基板の回転中心と同心の円形の一ラインを、処理液の液柱が通過する間における基板の回転回数が2〜7回となる第一移動速度にて到達位置を移動させるようにノズル搬送部を制御してもよい。この場合、到達位置が上記一ラインを通過する回数が2〜7回となる。このため、液膜の形成領域内において、処理液の供給状態の均一性を向上させることができる。
スキャンアウト制御において、制御部は、第一移動速度に比較して高い第二移動速度にて到達位置を移動させるようにノズル搬送部を制御してもよい。この場合、スキャンアウト制御の実行中における膜厚の乱れを低減することができる。
制御部は、第三回転制御の実行中に第三回転速度を高くするように回転保持部を制御してもよい。この場合、第三回転制御の開始時点における回転速度の急上昇を抑制し、第三回転制御における膜厚の乱れを低減することができる。
制御部は、第二回転制御の実行期間に対して同等以上の期間、第三回転制御を実行してもよい。この場合、第三回転制御において、液膜の膜厚をより確実に調整することができる。
基板処理装置は、粘度が100〜1000cPである処理液をノズルに供給する処理液供給部を更に備えてもよい。100〜1000cPの処理液を用いる場合、流動性の不均一性に起因する膜厚の不均一化が生じ易い傾向がある。このため、上述の効果がより顕著となる。
第三回転速度は、処理液のうち基板上に残留する成分の膜厚が、5μm以上となるように設定されていてもよい。膜厚の大きい被膜を形成する場合、膜厚の均一性が低下し易い傾向がある。このため、上述の効果がより顕著となる。
第一回転速度は100〜450rpmであり、第二回転速度は、10〜100rpmであり、第三回転速度は100〜1000rpmであってもよい。第一回転速度は100〜450rpmであり、第一移動速度は0.5〜1.5mm/sであってもよい。第二移動速度は、第一移動速度の5〜15倍であってもよい。
本開示の他の側面に係る基板処理方法は、第一平面に沿うように配置された基板を第一回転速度で回転させることと、基板が第一回転速度で回転し、第一平面に向かって開口したノズルが処理液を吐出している状態にて、第一平面への処理液の到達位置を基板の周縁の外から内に移動させることと、到達位置を基板の周縁の外から内に移動させた後、到達位置を基板の周縁の内から外に移動させることと、到達位置を基板の周縁の内から外に移動させた後、基板を第一回転速度よりも低い第二回転速度で回転させることと、基板を第二回転速度で回転させた後、基板を第一回転速度よりも高い第三回転速度で回転させることと、を含む。
到達位置を基板の周縁の外から内に移動させ、到達位置を基板の周縁の内から外に移動させる期間に対して5〜20倍の期間、基板を第二回転速度で回転させてもよい。
到達位置を基板の周縁の外から内に移動させる際に、基板の回転中心と同心の円形の一ラインを、処理液の液柱が通過する間における基板の回転回数が2〜7回となる第一移動速度にて到達位置を移動させてもよい。
到達位置を基板の周縁の内から外に移動させる際に、第一移動速度に比較して高い第二移動速度にて到達位置を移動させてもよい。
基板を第三回転速度で回転させている際に、第三回転速度を高くしてもよい。
基板を第二回転速度で回転させる期間に対して同等以上の期間、基板を第三回転速度で回転させてもよい。
粘度が100〜1000cPである処理液を用いてもよい。
本開示の更に他の側面に係る記憶媒体は、上記基板処理方法を装置に実行させるためのプログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
本開示によれば、成膜処理における膜厚の更なる均一性向上に有効な基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体を提供することができる。
基板液処理システムの概略構成を示す斜視図である。 基板処理装置の概略構成を示す断面図である。 液処理ユニットの概略構成を示す模式図である。 制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。 基板処理手順を示すフローチャートである。 処理中の基板の状態を示す模式図である。 処理中の基板の状態を示す模式図である。 膜厚の測定結果を示すグラフである。
〔基板処理システム〕
基板処理システム1は、基板に対し、感光性被膜の形成、当該感光性被膜の露光、及び当該感光性被膜の現像を施すシステムである。処理対象の基板は、例えば半導体のウェハWである。感光性被膜は、例えばレジスト膜である。基板処理システム1は、塗布・現像装置2と露光装置3とを備える。露光装置3は、ウェハW(基板)上に形成されたレジスト膜(感光性被膜)の露光処理を行う。具体的には、液浸露光等の方法によりレジスト膜の露光対象部分にエネルギー線を照射する。塗布・現像装置2は、露光装置3による露光処理の前に、ウェハW(基板)の表面にレジスト膜を形成する処理を行い、露光処理後にレジスト膜の現像処理を行う。
〔基板処理装置〕
以下、基板処理装置の一例として、塗布・現像装置2の構成を説明する。図1及び図2に示すように、塗布・現像装置2は、キャリアブロック4と、処理ブロック5と、インタフェースブロック6と、制御部100とを備える。
キャリアブロック4は、塗布・現像装置2内へのウェハWの導入及び塗布・現像装置2内からのウェハWの導出を行う。例えばキャリアブロック4は、ウェハW用の複数のキャリアCを支持可能であり、受け渡しアームA1を内蔵している。キャリアCは、例えば円形の複数枚のウェハWを収容する。受け渡しアームA1は、キャリアCからウェハWを取り出して処理ブロック5に渡し、処理ブロック5からウェハWを受け取ってキャリアC内に戻す。
処理ブロック5は、複数の処理モジュール11,12,13,14を有する。処理モジュール11,12,13は、塗布ユニットU1と、熱処理ユニットU2と、これらのユニットにウェハWを搬送する搬送アームA3とを内蔵している。
処理モジュール11は、塗布ユニットU1及び熱処理ユニットU2によりウェハWの表面上に下層膜を形成する。処理モジュール11の塗布ユニットU1は、下層膜形成用の処理液をウェハW上に塗布する。処理モジュール11の熱処理ユニットU2は、下層膜の形成に伴う各種熱処理を行う。
処理モジュール12は、塗布ユニットU1及び熱処理ユニットU2により下層膜上にレジスト膜を形成する。処理モジュール12の塗布ユニットU1は、レジスト膜形成用の処理液を下層膜の上に塗布する。処理モジュール12の熱処理ユニットU2は、レジスト膜の形成に伴う各種熱処理を行う。
処理モジュール13は、塗布ユニットU1及び熱処理ユニットU2によりレジスト膜上に上層膜を形成する。処理モジュール13の塗布ユニットU1は、上層膜形成用の液体をレジスト膜の上に塗布する。処理モジュール13の熱処理ユニットU2は、上層膜の形成に伴う各種熱処理を行う。
処理モジュール14は、現像ユニットU3と、熱処理ユニットU4と、周縁塗布ユニットU5と、熱処理ユニットU6と、これらのユニットにウェハWを搬送する搬送アームA3とを内蔵している。
処理モジュール14は、現像ユニットU3及び熱処理ユニットU4により、露光後のレジスト膜の現像処理を行う。現像ユニットU3は、露光済みのウェハWの表面上に現像液を塗布した後、これをリンス液により洗い流すことで、レジスト膜の現像処理を行う。熱処理ユニットU4は、現像処理に伴う各種熱処理を行う。熱処理の具体例としては、現像処理前の加熱処理(PEB:Post Exposure Bake)、現像処理後の加熱処理(PB:Post Bake)等が挙げられる。
また、処理モジュール14は、周縁塗布ユニットU5及び熱処理ユニットU6により、現像処理後のウェハWの周縁部分に被膜を形成する(以下、この被膜を「周縁被膜」という。)。周縁塗布ユニットU5は、成膜用の処理液をウェハWの周縁部分に塗布する。熱処理ユニットU6は、周縁被膜の形成に伴う各種熱処理を行う。
処理ブロック5内におけるキャリアブロック4側には棚ユニットU10が設けられている。棚ユニットU10は、上下方向に並ぶ複数のセルに区画されている。棚ユニットU10の近傍には昇降アームA7が設けられている。昇降アームA7は、棚ユニットU10のセル同士の間でウェハWを昇降させる。
処理ブロック5内におけるインタフェースブロック6側には棚ユニットU11が設けられている。棚ユニットU11は、上下方向に並ぶ複数のセルに区画されている。
インタフェースブロック6は、露光装置3との間でウェハWの受け渡しを行う。例えばインタフェースブロック6は、受け渡しアームA8を内蔵しており、露光装置3に接続される。受け渡しアームA8は、棚ユニットU11に配置されたウェハWを露光装置3に渡し、露光装置3からウェハWを受け取って棚ユニットU11に戻す。
制御部100は、例えば以下の手順で塗布・現像処理を実行するように塗布・現像装置2を制御する。まず制御部100は、キャリアC内のウェハWを棚ユニットU10に搬送するように受け渡しアームA1を制御し、このウェハWを処理モジュール11用のセルに配置するように昇降アームA7を制御する。
次に制御部100は、棚ユニットU10のウェハWを処理モジュール11内の塗布ユニットU1及び熱処理ユニットU2に搬送するように搬送アームA3を制御し、このウェハWの表面上に下層膜を形成するように塗布ユニットU1及び熱処理ユニットU2を制御する。その後制御部100は、下層膜が形成されたウェハWを棚ユニットU10に戻すように搬送アームA3を制御し、このウェハWを処理モジュール12用のセルに配置するように昇降アームA7を制御する。
次に制御部100は、棚ユニットU10のウェハWを処理モジュール12内の塗布ユニットU1及び熱処理ユニットU2に搬送するように搬送アームA3を制御し、このウェハWの下層膜上にレジスト膜を形成するように塗布ユニットU1及び熱処理ユニットU2を制御する。その後制御部100は、ウェハWを棚ユニットU10に戻すように搬送アームA3を制御し、このウェハWを処理モジュール13用のセルに配置するように昇降アームA7を制御する。
次に制御部100は、棚ユニットU10のウェハWを処理モジュール13内の各ユニットに搬送するように搬送アームA3を制御し、このウェハWのレジスト膜上に上層膜を形成するように塗布ユニットU1及び熱処理ユニットU2を制御する。その後制御部100は、ウェハWを棚ユニットU11に搬送するように搬送アームA3を制御する。
次に制御部100は、棚ユニットU11のウェハWを露光装置3に送り出すように受け渡しアームA8を制御する。その後制御部100は、露光処理が施されたウェハWを露光装置3から受け入れて、棚ユニットU11における処理モジュール14用のセルに配置するように受け渡しアームA8を制御する。
次に制御部100は、棚ユニットU11のウェハWを処理モジュール14内の各ユニットに搬送するように搬送アームA3を制御し、このウェハWのレジスト膜に現像処理を施すように現像ユニットU3及び熱処理ユニットU4を制御する。
次に制御部100は、ウェハWを周縁塗布ユニットU5及び熱処理ユニットU6に搬送するように搬送アームA3を制御し、このウェハWに周縁被膜を形成するように周縁塗布ユニットU5及び熱処理ユニットU6を制御する。その後制御部100は、ウェハWを棚ユニットU10に戻すように搬送アームA3を制御し、このウェハWをキャリアC内に戻すように昇降アームA7及び受け渡しアームA1を制御する。以上で塗布・現像処理が完了する。
なお、基板処理装置の具体的な構成は、以上に例示した塗布・現像装置2の構成に限られない。基板処理装置は、周縁被膜の形成用の周縁塗布ユニットU5と、これを制御可能な制御部100とを備えていればどのようなものであってもよい。
〔周縁塗布ユニット〕
続いて、上記周縁塗布ユニットU5の構成を詳細に説明する。図3に示すように、周縁塗布ユニットU5は、回転保持部20と、ノズル31と、処理液供給部30と、ノズル搬送部40とを備える。
回転保持部20は、水平な第一平面HPに沿うように配置されたウェハWを保持し、鉛直な回転中心CL1まわりに回転させる。回転保持部20は、例えば保持部21と回転駆動部22とを有する。保持部21は、表面Waを上にして第一平面HPに沿うように配置されたウェハWの中心部を支持し、当該ウェハWを例えば真空吸着等により保持する。回転駆動部22は、例えば電動モータ等を動力源としたアクチュエータであり、回転中心CL1まわりに保持部21を回転させる。これにより、ウェハWも回転する。
ノズル31は、成膜用の処理液を供給するためのノズルである。ノズル31は、第一平面HPよりも上に配置され、第一平面HPに向かって下方に開口している。ノズル31の開口の内径は、例えば1mm以下であり、0.3〜0.9mmであってもよい。ノズル31は、保持部21に保持されたウェハW上に配置された場合に、ウェハWとの間隔(ギャップ)が0.5〜1.5mmとなる高さに配置されている。
処理液供給部30は、成膜用の処理液をノズル31に供給する。例えば処理液供給部30は、粘度が100〜1000cPである処理液をノズル31に供給する。当該処理液の粘度は、150〜350cPであってもよく、200〜300cPであってもよい。
処理液供給部30は、例えば液源32及びバルブ33を有する。液源32は、タンクに収容された処理液をノズル31に圧送する。バルブ33は、液源32からノズル31への処理液の流路を開閉する。
ノズル搬送部40は、ノズル31を搬送する。例えばノズル搬送部40は、電動モータ等を動力源とし、回転中心CL1を通る水平な経路に沿ってノズル31を移動させる。
以上のように構成された周縁塗布ユニットU5は、制御部100により制御される。制御部100は、ウェハWを第一回転速度で回転させるように回転保持部20を制御する第一回転制御と、ウェハWが第一回転速度で回転し、ノズル31が処理液を吐出している状態にて、第一平面HPへの処理液の到達位置をウェハWの周縁の外から内に移動させるようにノズル搬送部40を制御するスキャンイン制御と、スキャンイン制御の後、上記到達位置をウェハWの周縁の内から外に移動させるようにノズル搬送部40を制御するスキャンアウト制御と、スキャンアウト制御の後、ウェハWを第一回転速度よりも低い第二回転速度で回転させるように回転保持部20を制御する第二回転制御と、第二回転制御の後、ウェハWを第一回転速度よりも高い第三回転速度で回転させるように回転保持部20を制御する第三回転制御と、を実行するように構成されている。
例えば制御部100は、機能上の構成(以下、「機能モジュール」という。)として、第一回転制御部111と、液供給制御部112と、スキャンイン制御部113と、スキャンアウト制御部114と、第二回転制御部115と、第三回転制御部116とを有する。
第一回転制御部111は上記第一回転制御を実行する。すなわち第一回転制御部111は、保持部21によりウェハWを保持し、当該ウェハWを回転駆動部22により第一回転速度で回転させるように回転保持部20を制御する。第一回転速度は、例えば100〜450rpmである。
液供給制御部112は、液源32からノズル31に処理液を供給する状態と、液源32からノズル31に処理液を供給しない状態とを、バルブ33の開閉により切り替えるように処理液供給部30を制御する。
スキャンイン制御部113は、上記スキャンイン制御を実行する。すなわちスキャンイン制御部113は、第一平面HPへの処理液の到達位置をウェハWの周縁Wcの外から内に移動させるようにノズル搬送部40を制御する。スキャンイン制御部113は、ウェハWの回転中心CL1と同心の一ラインを、処理液の液柱が通過する間におけるウェハWの回転回数が2〜7回となる第一移動速度にて上記到達位置を移動させるようにノズル搬送部40を制御してもよい。第一移動速度は、ノズル31の開口の内径と同じ距離をノズル31が移動する間におけるウェハWの回転回数が2〜7回となるように設定されていてもよい。第一移動速度は、例えば0.5〜1.5mm/sである。
スキャンアウト制御部114は、上記スキャンアウト制御を実行する。すなわちスキャンアウト制御部114は、スキャンイン制御の後、上記到達位置をウェハWの周縁Wcの内から外に移動させるようにノズル搬送部40を制御する。スキャンアウト制御部114は、第一移動速度に比較して高い第二移動速度にて上記到達位置を移動させるようにノズル搬送部40を制御してもよい。第二移動速度は、例えば第一移動速度の5〜15倍である。
第二回転制御部115は、上記第二回転制御を実行する。すなわち第二回転制御部115は、スキャンアウト制御の後、回転駆動部22によるウェハWの回転速度を第一回転速度よりも低い第二回転速度とするように回転保持部20を制御する。第二回転速度は、ウェハWに供給された処理液がウェハW上に留まるように設定されており、例えば10〜100rpmである。第二回転制御部115は、スキャンイン制御及びスキャンアウト制御の実行期間に対して5〜20倍の期間、第二回転制御を実行してもよい。
第三回転制御部116は、上記第三回転制御を実行する。すなわち第三回転制御部116は、第二回転制御の後、回転駆動部22によるウェハWの回転速度を第一回転速度よりも高い第三回転速度とするように回転保持部20を制御する。第三回転制御部116は、第三回転制御の実行中に第三回転速度を高くするように回転保持部20を制御してもよい。第三回転制御部116は、第二回転制御の実行期間に対して同等以上の期間、第三回転制御を実行してもよい。第三回転速度は、ウェハWに供給された処理液の少なくとも一部をウェハWの周縁Wcの外に振り切り得る値に設定されている。また、第三回転速度は、処理液のうちウェハW上に残留する成分の膜厚が、5μm以上となるように設定されていてもよく、当該膜厚が10μm以上となるように設定されていてもよい。第三回転速度は、例えば100〜1500rpmである。
制御部100は、一つ又は複数の制御用コンピュータにより構成される。例えば制御部100は、図4に示す回路120を有する。回路120は、一つ又は複数のプロセッサ121と、メモリ122と、ストレージ123と、入出力ポート124と、タイマー125とを有する。
ストレージ123は、例えばハードディスク等、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体を有する。記憶媒体は、後述の基板処理手順を処理ブロック5に実行させるためのプログラムを記憶している。記憶媒体は、不揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク及び光ディスク等の取り出し可能な媒体であってもよい。メモリ122は、ストレージ123の記憶媒体からロードしたプログラム及びプロセッサ121による演算結果を一時的に記憶する。プロセッサ121は、メモリ122と協働して上記プログラムを実行することで、上述した各機能モジュールを構成する。入出力ポート124は、プロセッサ121からの指令に従って、回転保持部20、処理液供給部30及びノズル搬送部40等との間で電気信号の入出力を行う。タイマー125は、例えば一定周期の基準パルスをカウントすることで経過時間を計測する。
なお、制御部100のハードウェア構成は、必ずしもプログラムにより各機能モジュールを構成するものに限られない。例えば制御部100の各機能モジュールは、専用の論理回路又はこれを集積したASIC(Application Specific Integrated Circuit)により構成されていてもよい。
〔基板処理手順〕
続いて、基板処理方法の一例として、周縁塗布ユニットU5において実行される周縁被膜の形成手順を説明する。
図5に示すように、制御部100は、まずステップS01を実行する。ステップS01では、第一回転制御部111が、上記第一回転制御を開始する。第一回転制御部111は、保持部21によりウェハWを保持した状態にて、回転駆動部22によるウェハWの回転を開始し、その回転速度を第一回転速度とするように回転保持部20を制御する。
次に、制御部100はステップS02を実行する。ステップS02では、ノズル31がウェハW上の領域よりも外に位置した状態で、バルブ33を開いてノズル31への処理液の供給を開始するように液供給制御部112が処理液供給部30を制御する。これにより、ノズル31が処理液L1を下方に吐出する(図6の(a)参照)。
次に、制御部100はステップS03を実行する。ステップS03では、スキャンイン制御部113が、上記スキャンイン制御を実行するようにノズル搬送部40を制御する。スキャンイン制御部113は、ウェハWが第一回転速度ω1で回転し、ノズル31が処理液を吐出している状態にて、第一平面HPへの処理液の到達位置P1をウェハWの周縁Wcの外から内に第一移動速度v1で移動させるようにノズル搬送部40を制御する(図6の(b)参照)。
次に、制御部100はステップS04を実行する。ステップS04では、スキャンアウト制御部114が、上記スキャンアウト制御を実行するようにノズル搬送部40を制御する。スキャンアウト制御部114は、ウェハWが第一回転速度ω1で回転し、ノズル31が処理液を吐出している状態にて、上記到達位置P1をウェハWの周縁Wcの内から外に第二移動速度v2で移動させるようにノズル搬送部40を制御する(図6の(c)参照)。
次に、制御部100はステップS05を実行する。ステップS05では、ノズル31がウェハW上の領域よりも外に位置した状態で、バルブ33を閉じてノズル31への処理液の供給を停止するように液供給制御部112が処理液供給部30を制御する。
次に、制御部100はステップS06を実行する。ステップS06では、第二回転制御部115が、上記第二回転制御を開始する。第二回転制御部115は、回転駆動部22によるウェハWの回転速度を第一回転速度ω1よりも低い第二回転速度ω2とするように回転保持部20を制御する(図7の(a)参照)。
次に、制御部100はステップS07を実行する。ステップS07では、第二回転制御部115が、第二回転制御を継続しながら所定時間の経過を待機する。所定時間は、スキャンイン制御及びスキャンアウト制御の実行期間に対して5〜20倍の期間に設定されている。
次に、制御部100はステップS08を実行する。ステップS08では、第三回転制御部116が、上記第三回転制御を開始する。ステップS08では、第三回転制御部116が、回転駆動部22によるウェハWの回転速度を第一回転速度ω1よりも高い第三回転速度ω3とするように回転保持部20を制御する(図7の(b)参照)。
次に、制御部100はステップS09を実行する。ステップS09では、第三回転制御部116が所定時間の経過を待機する。所定時間は、余剰な処理液を十分に振り切るように、事前の条件出しにより予め設定されている。当該所定時間は、ステップS07における所定時間以上であってもよい。
次に、制御部100はステップS10を実行する。ステップS10では、第三回転制御部116が、回転駆動部22によるウェハWの回転を停止させるように回転保持部20を制御する。以上で周縁被膜F1の形成が完了する(図7の(c)参照)。
なお、制御部100は、第三回転制御の実行中(ステップS09における所定時間の経過の待機中)に、第三回転速度ω3を高くするように回転保持部20を制御してもよい。
〔本実施形態の効果〕
以上に説明したように、塗布・現像装置2は、第一平面HPに沿うように配置されたウェハWを保持して回転させる回転保持部20と、第一平面HPに向かって開口した処理液供給用のノズル31と、ノズル31を搬送するノズル搬送部40と、制御部100とを備え、制御部100は、ウェハWを第一回転速度で回転させるように回転保持部20を制御する第一回転制御と、ウェハWが第一回転速度で回転し、ノズル31が処理液を吐出している状態にて、第一平面HPへの処理液の到達位置をウェハWの周縁Wcの外から内に移動させるようにノズル搬送部40を制御するスキャンイン制御と、スキャンイン制御の後、到達位置をウェハWの周縁Wcの内から外に移動させるようにノズル搬送部40を制御するスキャンアウト制御と、スキャンアウト制御の後、ウェハWを第一回転速度よりも低い第二回転速度で回転させるように回転保持部20を制御する第二回転制御と、第二回転制御の後、ウェハWを第一回転速度よりも高い第三回転速度で回転させるように回転保持部20を制御する第三回転制御と、を実行するように構成されている。
塗布・現像装置2によれば、スキャンイン制御及びスキャンアウト制御により、少なくともウェハWの周縁部に処理液の液膜が形成される。その後、第一回転速度よりも低い第二回転速度でウェハWを回転させる第二回転制御を実行することにより、上記液膜の流動性の均一性が向上する。その後、第一回転速度よりも高い第三回転速度でウェハWを回転させる第三回転制御を実行することにより、上記液膜の膜厚が整えられる。このように、液膜の形成後、液膜の膜厚調整前に、液膜の流動性の均一性を向上させる工程が実行されることにより、膜厚調整段階における膜厚の均一性低下が抑制される。従って、成膜処理における膜厚の更なる均一性向上に有効である。
第三回転速度は、ウェハWに供給された処理液の少なくとも一部をウェハWの周縁Wcの外に振り切り得る値に設定されており、第二回転速度は、ウェハWに供給された処理液がウェハW上に留まるように設定されていてもよい。この場合、第二回転制御において、液膜の流動性の均一性をより確実に向上させ、第三回転制御において、液膜の膜厚をより確実に調整することができる。
第二回転制御において、制御部100は、スキャンイン制御及びスキャンアウト制御の実行期間に対して5〜20倍の期間、第二回転制御を実行してもよい。この場合、第二回転制御において、液膜の流動性の均一性をより確実に向上させることができる。
スキャンイン制御において、制御部100は、ウェハWの回転中心CL1と同心の円形の一ラインを、処理液の液柱が通過する間における基板の回転回数が2〜7回となる第一移動速度にて到達位置を移動させるようにノズル搬送部40を制御してもよい。この場合、到達位置が上記一ラインを通過する回数が2〜7回となる。このため、液膜の形成領域内において、処理液の供給状態の均一性を向上させることができる。
スキャンアウト制御において、制御部100は、第一移動速度に比較して高い第二移動速度にて到達位置を移動させるようにノズル搬送部40を制御してもよい。この場合、スキャンアウト制御の実行中における膜厚の乱れを低減することができる。
制御部100は、第三回転制御の実行中に第三回転速度を高くするように回転保持部20を制御してもよい。この場合、第三回転制御の開始時点における回転速度の急上昇を抑制し、第三回転制御における膜厚の乱れを低減することができる。
制御部100は、第二回転制御の実行期間に対して同等以上の期間、第三回転制御を実行してもよい。この場合、第三回転制御において、液膜の膜厚をより確実に調整することができる。
塗布・現像装置2は、粘度が100〜1000cPである処理液をノズル31に供給する処理液供給部30を更に備えてもよい。100〜1000cPの処理液を用いる場合、流動性の不均一性に起因する膜厚の不均一化が生じ易い傾向がある。このため、上述の効果がより顕著となる。
第三回転速度は、処理液のうちウェハW上に残留する成分の膜厚が、5μm以上となるように設定されていてもよい。膜厚の大きい被膜を形成する場合、膜厚の均一性が低下し易い傾向がある。このため、上述の効果がより顕著となる。
以上、実施形態について説明したが、本開示は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。処理対象の基板は、半導体ウェハに限られず、例えばガラス基板、マスク基板、FPD(Flat Panel Display)等であってもよい。
以下、実施例について説明するが、この実施例は、本発明の範囲を限定するものではない。
〔実施例1〕
直径300mmのシリコンウェハを準備し、その周縁部に上記ステップS01〜S10の成膜手順にて厚さ約18μm、幅約3mmの周縁被膜を形成した。当該成膜手順の実行に際し、各種条件を以下のように設定した。
処理液の粘度:250cP
第一回転速度:150rpm
第一移動速度:1mm/s
第二移動速度:10mm/s
第二回転速度:50rpm
第二回転制御時間:60秒
第三回転速度:500rpm
第三回転制御時間:60秒
〔実施例2〕
直径300mmのシリコンウェハを準備し、その周縁部に、上記ステップS01〜S10の成膜手順にて厚さ約18μm、幅約3mmの周縁被膜を形成した。当該成膜手順の実行に際し、各種条件を以下のように設定した。
処理液の粘度:250cP
第一回転速度:250rpm
第一移動速度:1mm/s
第二移動速度:10mm/s
第二回転速度:50rpm
第二回転制御時間:60秒
第三回転速度:500rpm
第三回転制御時間:60秒
〔実施例3〕
直径300mmのシリコンウェハを準備し、その周縁部に、上記ステップS01〜S10の成膜手順にて厚さ約14μm、幅約3mmの周縁被膜を形成した。当該成膜手順の実行に際し、各種条件を以下のように設定した。
処理液の粘度:250cP
第一回転速度:150rpm
第一移動速度:1mm/s
第二移動速度:10mm/s
第二回転速度:50rpm
第二回転制御時間:30秒
第三回転速度:500rpm(開始後20秒)、1250rpm(残り40秒)
第三回転制御時間:60秒
〔比較例〕
直径300mmのシリコンウェハを準備し、その周縁部に、上記ステップS01〜S10のステップS06,S07(第二回転制御)を省略した成膜手順にて厚さ約18μm、幅約3mmの周縁被膜を形成した。当該成膜手順の実行に際し、各種条件を以下のように設定した。
処理液の粘度:250cP
第一回転速度:150rpm
第一移動速度:1mm/s
第二移動速度:10mm/s
第三回転速度:500rpm
第三回転制御時間:60秒
〔膜厚の評価〕
実施例1、実施例2、実施例3及び比較例のウェハWのそれぞれについて、周縁被膜の膜厚を三箇所で測定した。図8は、膜厚の測定結果を示すグラフである。図8において、横軸は径方向における位置(ウェハWの回転中心CL1からの距離)を示している。縦軸は、膜厚を示している。図8の(a)は、比較例のウェハWにおける測定結果を示し、図8の(b)は、実施例1のウェハWにおける測定結果を示し、図8の(c)は、実施例2のウェハWにおける測定結果を示し、図8の(d)は実施例3のウェハWにおける測定結果を示している。
図8の(a)に示すように、比較例のウェハWにおいては、全ての測定箇所において、膜厚の小さい部分(以下、「窪み部」という。)が確認された。この窪み部は、周縁被膜のうち回転中心CL1寄りの位置に形成されていた。これに対し、図8の(b)に示すように、実施例1においては、比較例における窪み部が解消されていることが確認された。この結果から、第二回転制御の実行により上記窪み部を解消し得ることが確認された。
実施例1では、一箇所の外周側において、膜厚の小さい部分(以下、「欠落部」という。)が確認された。これに対し、図8の(c)に示すように、実施例2においては、実施例1における欠落部が解消されていることが確認された。
実施例2は、実施例1に対して次の点が異なる。すなわち、実施例2では、実施例1に比較して第一回転速度が高い。この違いにより、実施例2のスキャンイン制御では、実施例1のスキャンイン制御に比較して、ウェハWの周縁部の各部に処理液がよりしっかりと供給され、上記欠落部が解消されたものと考えられる。
ノズル31の開口内径が0.6mmである場合、ウェハWに到達する処理液の液柱の外径も約0.6mmとなる。実施例1のスキャンイン制御においては、回転中心CL1と同心の円形の一ラインを上記液柱LC1(図6参照)が通過する間におけるウェハWの回転回数は1.5回である。これに対し、実施例2のスキャンイン制御においては、回転中心CL1と同心の円形の一ラインを上記液柱が通過する間におけるウェハWの回転回数は2.5回である。すなわち、実施例1においては、上記一ラインを上記液柱LC1が通過する回数が1.5回であるのに対し、実施例2においては、上記一ラインを上記液柱LC1が2.5回通過する。この差異が、上記欠落の解消に大きく寄与したものと考えられる。
実施例3においては、実施例2に比較して、膜厚の小さい周縁被膜が形成された。これには、第二回転制御の時間を60秒から30秒に短縮させた点、及び第三回転速度を途中で500rpmから1250rpmに高めて処理液の振り切り量を増やした点が寄与しているものと考えられる。第三回転速度を高くして処理液の振り切り量を増やしても、上述した窪み部又は欠落部は形成されなかった。これには、第三回転制御の開始後、第三回転速度を500rpmから1250rpmに段階的に高くしている点が寄与しているものと考えられる。
以上の実施形態に関して、次のとおり付記する。
(付記1)
第一平面に沿うように配置された基板を保持して回転させる回転保持部と、
前記第一平面に向かって開口した処理液供給用のノズルと、
前記ノズルを搬送するノズル搬送部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記基板を第一回転速度で回転させるように前記回転保持部を制御する第一回転制御と、
前記基板が第一回転速度で回転し、前記ノズルが前記処理液を吐出している状態にて、前記第一平面への前記処理液の到達位置を前記基板の周縁の外から内に移動させるように前記ノズル搬送部を制御するスキャンイン制御と、
前記スキャンイン制御の後、前記到達位置を前記基板の周縁の内から外に移動させるように前記ノズル搬送部を制御するスキャンアウト制御と、
前記スキャンアウト制御の後、前記基板を前記第一回転速度よりも低い第二回転速度で回転させるように前記回転保持部を制御する第二回転制御と、
前記第二回転制御の後、前記基板を前記第一回転速度よりも高い第三回転速度で回転させるように前記回転保持部を制御する第三回転制御と、を実行するように構成されている、基板処理装置。
(付記2)
前記第三回転速度は、前記基板に供給された前記処理液の少なくとも一部を前記基板の周縁の外に振り切り得る値に設定されており、
前記第二回転速度は、前記基板に供給された前記処理液が前記基板上に留まるように設定されている、付記1記載の基板処理装置。
(付記3)
前記制御部は、前記スキャンイン制御及び前記スキャンアウト制御の実行期間に対して5〜20倍の期間、前記第二回転制御を実行する、付記1又は2記載の基板処理装置。
(付記4)
前記スキャンイン制御において、前記制御部は、前記基板の回転中心と同心の円形の一ラインを、前記処理液の液柱が通過する間における前記基板の回転回数が2〜7回となる第一移動速度にて前記到達位置を移動させるように前記ノズル搬送部を制御する、付記1〜3のいずれか一項記載の基板処理装置。
(付記5)
前記スキャンアウト制御において、前記制御部は、前記第一移動速度に比較して高い第二移動速度にて前記到達位置を移動させるように前記ノズル搬送部を制御する、付記4記載の基板処理装置。
(付記6)
前記制御部は、前記第三回転制御の実行中に前記第三回転速度を高くするように前記回転保持部を制御する、付記1〜5のいずれか一項記載の基板処理装置。
(付記7)
前記制御部は、前記第二回転制御の実行期間に対して同等以上の期間、前記第三回転制御を実行する、付記6記載の基板処理装置。
(付記8)
粘度が100〜1000cPである前記処理液を前記ノズルに供給する処理液供給部を更に備える、付記1〜5のいずれか一項記載の基板処理装置。
(付記9)
前記第三回転速度は、前記処理液のうち前記基板上に残留する成分の膜厚が、5μm以上となるように設定されている、付記1〜6のいずれか一項記載の基板処理装置。
(付記10)
前記第一回転速度は100〜450rpmであり、前記第二回転速度は、10〜100rpmであり、前記第三回転速度は100〜1500rpmである、付記1〜7のいずれか一項記載の基板処理装置。
(付記11)
前記第一回転速度は100〜450rpmであり、前記第一移動速度は0.5〜1.5mm/sである、付記4又は5記載の基板処理装置。
(付記12)
前記第二移動速度は、前記第一移動速度の5〜15倍である、付記5記載の基板処理装置。
(付記13)
第一平面に沿うように配置された基板を第一回転速度で回転させることと、
前記基板が第一回転速度で回転し、第一平面に向かって開口したノズルが処理液を吐出している状態にて、前記第一平面への前記処理液の到達位置を前記基板の周縁の外から内に移動させることと、
前記到達位置を前記基板の周縁の外から内に移動させた後、前記到達位置を前記基板の周縁の内から外に移動させることと、
前記到達位置を前記基板の周縁の内から外に移動させた後、前記基板を前記第一回転速度よりも低い第二回転速度で回転させることと、
前記基板を前記第二回転速度で回転させた後、前記基板を前記第一回転速度よりも高い第三回転速度で回転させることと、を含む基板処理方法。
(付記14)
前記第三回転速度は、前記基板に供給された前記処理液の少なくとも一部を前記基板の周縁の外に振り切り得る値に設定されており、
前記第二回転速度は、前記基板に供給された前記処理液が前記基板上に留まるように設定されている、付記13記載の基板処理方法。
(付記15)
前記到達位置を前記基板の周縁の外から内に移動させ、前記到達位置を前記基板の周縁の内から外に移動させる期間に対して5〜20倍の期間、前記基板を前記第二回転速度で回転させる、付記13又は14記載の基板処理方法。
(付記16)
前記到達位置を前記基板の周縁の外から内に移動させる際に、前記基板の回転中心と同心の円形の一ラインを、前記処理液の液柱が通過する間における前記基板の回転回数が2〜7回となる第一移動速度にて前記到達位置を移動させる、付記13〜15のいずれか一項記載の基板処理方法。
(付記17)
前記到達位置を前記基板の周縁の内から外に移動させる際に、前記第一移動速度に比較して高い第二移動速度にて前記到達位置を移動させる、付記16記載の基板処理方法。
(付記18)
前記基板を前記第三回転速度で回転させている際に、前記第三回転速度を高くする、付記13〜17のいずれか一項記載の基板処理方法。
(付記19)
前記基板を前記第二回転速度で回転させる期間に対して同等以上の期間、前記基板を第三回転速度で回転させる、付記18記載の基板処理方法。
(付記20)
粘度が100〜1000cPである前記処理液を用いる、付記13〜19のいずれか一項記載の基板処理方法。
(付記21)
前記第三回転速度は、前記処理液のうち前記基板上に残留する成分の膜厚が、5μm以上となるように設定されている、付記13〜20のいずれか一項記載の基板処理方法。
(付記22)
付記13〜21のいずれか一項記載の基板処理方法を装置に実行させるためのプログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
W…ウェハ(基板)、2…塗布・現像装置(基板処理装置)、100…制御部、20…回転保持部、31…ノズル、30…処理液供給部、40…ノズル搬送部、HP…第一平面、Wc…周縁、L1…処理液、ω1…第一回転速度、P1…到達位置、v1…第一移動速度、v2…第二移動速度、ω2…第二回転速度、ω3…第三回転速度、F1…周縁被膜、LC1…液柱。

Claims (19)

  1. 第一平面に沿うように配置された基板を保持して回転させる回転保持部と、
    前記第一平面に向かって開口した処理液供給用のノズルと、
    前記ノズルを搬送するノズル搬送部と、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記基板を第一回転速度で回転させるように前記回転保持部を制御する第一回転制御と、
    前記基板が第一回転速度で回転し、前記ノズルが前記処理液を吐出している状態にて、前記第一平面への前記処理液の到達位置を前記基板の周縁の外から内に移動させるように前記ノズル搬送部を制御するスキャンイン制御と、
    前記スキャンイン制御の後、前記到達位置を前記基板の周縁の内から外に移動させるように前記ノズル搬送部を制御するスキャンアウト制御と、
    前記スキャンアウト制御の後、前記基板を前記第一回転速度よりも低い第二回転速度で回転させるように前記回転保持部を制御する第二回転制御と、
    前記第二回転制御の後、前記基板を前記第一回転速度よりも高い第三回転速度で回転させるように前記回転保持部を制御する第三回転制御と、を実行するように構成されており、
    前記スキャンイン制御において、前記制御部は、前記基板の回転中心と同心の円形の一ラインを、前記処理液の液柱が通過する間における前記基板の回転回数が2〜7回となる第一移動速度にて前記到達位置を移動させるように前記ノズル搬送部を制御し、
    前記スキャンアウト制御において、前記制御部は、前記第一移動速度に比較して高い第二移動速度にて前記到達位置を移動させるように前記ノズル搬送部を制御する、基板処理装置。
  2. 前記第三回転速度は、前記基板に供給された前記処理液の少なくとも一部を前記基板の周縁の外に振り切り得る値に設定されており、
    前記第二回転速度は、前記基板に供給された前記処理液が前記基板上に留まるように設定されている、請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記制御部は、前記スキャンイン制御及び前記スキャンアウト制御の実行期間に対して5〜20倍の期間、前記第二回転制御を実行する、請求項1又は2記載の基板処理装置。
  4. 前記制御部は、前記第三回転制御の実行中に前記第三回転速度を高くするように前記回転保持部を制御する、請求項1〜3のいずれか一項記載の基板処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第二回転制御の実行期間に対して同等以上の期間、前記第三回転制御を実行する、請求項記載の基板処理装置。
  6. 粘度が100〜1000cPである前記処理液を前記ノズルに供給する処理液供給部を更に備える、請求項1〜5のいずれか一項記載の基板処理装置。
  7. 前記第三回転速度は、前記処理液のうち前記基板上に残留する成分の膜厚が、5μm以上となるように設定されている、請求項1〜6のいずれか一項記載の基板処理装置。
  8. 前記第一回転速度は100〜450rpmであり、前記第二回転速度は、10〜100rpmであり、前記第三回転速度は100〜1500rpmである、請求項1〜7のいずれか一項記載の基板処理装置。
  9. 前記第一回転速度は100〜450rpmであり、前記第一移動速度は0.5〜1.5mm/sである、請求項1〜8のいずれか一項記載の基板処理装置。
  10. 前記第二移動速度は、前記第一移動速度の5〜15倍である、請求項1〜9のいずれか一項記載の基板処理装置。
  11. 第一平面に沿うように配置された基板を第一回転速度で回転させることと、
    前記基板が第一回転速度で回転し、前記第一平面に向かって開口したノズルが処理液を吐出している状態にて、前記第一平面への前記処理液の到達位置を前記基板の周縁の外から内に移動させることと、
    前記到達位置を前記基板の周縁の外から内に移動させた後、前記到達位置を前記基板の周縁の内から外に移動させることと、
    前記到達位置を前記基板の周縁の内から外に移動させた後、前記基板を前記第一回転速度よりも低い第二回転速度で回転させることと、
    前記基板を前記第二回転速度で回転させた後、前記基板を前記第一回転速度よりも高い第三回転速度で回転させることと、を含み、
    前記到達位置を前記基板の周縁の外から内に移動させる際に、前記基板の回転中心と同心の円形の一ラインを、前記処理液の液柱が通過する間における前記基板の回転回数が2〜7回となる第一移動速度にて前記到達位置を移動させ、
    前記到達位置を前記基板の周縁の内から外に移動させる際に、前記第一移動速度に比較して高い第二移動速度にて前記到達位置を移動させる、基板処理方法。
  12. 前記第三回転速度は、前記基板に供給された前記処理液の少なくとも一部を前記基板の周縁の外に振り切り得る値に設定されており、
    前記第二回転速度は、前記基板に供給された前記処理液が前記基板上に留まるように設定されている、請求項11記載の基板処理方法。
  13. 前記到達位置を前記基板の周縁の外から内に移動させ、前記到達位置を前記基板の周縁の内から外に移動させる期間に対して5〜20倍の期間、前記基板を前記第二回転速度で回転させる、請求項11又は12記載の基板処理方法。
  14. 前記基板を前記第三回転速度で回転させている際に、前記第三回転速度を高くする、請求項11〜13のいずれか一項記載の基板処理方法。
  15. 前記基板を前記第二回転速度で回転させる期間に対して同等以上の期間、前記基板を第三回転速度で回転させる、請求項14記載の基板処理方法。
  16. 粘度が100〜1000cPである前記処理液を用いる、請求項11〜15のいずれか一項記載の基板処理方法。
  17. 前記第三回転速度は、前記処理液のうち前記基板上に残留する成分の膜厚が、5μm以上となるように設定されている、請求項11〜16のいずれか一項記載の基板処理方法。
  18. 前記第二移動速度は、前記第一移動速度の5〜15倍である、請求項11〜17のいずれか一項記載の基板処理方法。
  19. 請求項11〜18のいずれか一項記載の基板処理方法を装置に実行させるためのプログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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