JP6764374B2 - 波長分散補償フィルタ - Google Patents

波長分散補償フィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP6764374B2
JP6764374B2 JP2017115260A JP2017115260A JP6764374B2 JP 6764374 B2 JP6764374 B2 JP 6764374B2 JP 2017115260 A JP2017115260 A JP 2017115260A JP 2017115260 A JP2017115260 A JP 2017115260A JP 6764374 B2 JP6764374 B2 JP 6764374B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tap
delay
branch
wavelength dispersion
dispersion compensation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017115260A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019004228A (ja
Inventor
直樹 三浦
直樹 三浦
秀之 野坂
秀之 野坂
裕之 福山
裕之 福山
宏明 桂井
宏明 桂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2017115260A priority Critical patent/JP6764374B2/ja
Publication of JP2019004228A publication Critical patent/JP2019004228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6764374B2 publication Critical patent/JP6764374B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、光ファイバ通信における波長分散補償フィルタに関するものである。
光ファイバを用いた長距離高速大容量の光通信のためには、光ファイバの持つ波長分散特性を補償する波長分散補償フィルタが重要となる。従来の波長分散補償フィルタには、FIR(Finite Impulse Response:有限インパルス応答)フィルタで構成したフィルタがある(非特許文献1)。
図1に、従来のFIRフィルタで構成した波長分散補償フィルタを示す。図1のFIRフィルタは、遅延器1−1〜1−N-1、乗算器2−1〜2−N、加算器3−1〜3−N-1からなる。
FIRフィルタは一般に入力信号を、縦続接続されたN−1個(N≧2)の遅延器1−1〜1−N-1により、順次遅延させる。この縦続接続されたN−1個の遅延器には、初段の入力も含めて信号分岐用のN個のタップが設けられている。これらの遅延器は、順次遅延された入力信号をN個の遅延信号(タップ信号)として得る、タップ付遅延線を構成している。
このN個のタップ信号は、対応するN個の乗算器2−1〜2−Nによりそれぞれ重み係数(タップ係数ak)を乗算される。タップ信号とタップ係数の乗算結果はN−1個の加算器3−1〜3−N-1によって順次加算総和されて、最終段の加算器3−N-1よりフィルタの出力信号が得られる。各遅延器1−1〜1−N-1は同一の構成であり、おのおの入力信号を単位サンプリング時間Tだけ遅延させる働きを持つ。このようなFIRフィルタは、タップ係数akの設定により種々のフィルタ特性を実現することができる。
FIRフィルタの入力信号はアナログ信号として実施することができるが、サンプリングされたデジタル信号に対する遅延、乗算、加算の演算として、デジタル信号処理(DSP)によるハードウェア的な、あるいはソフトウェア的な実施も可能である。
さて、光ファイバの波長分散補償フィルタをFIRフィルタで構成した場合のタップ係数ak(kはタップの添え字)は、以下の式(1)で表されることが知られている(非特許文献1の(9)を参照)。この式で、光の速度をc、光ファイバ長をz、波長をλ、光ファイバの分散係数をD、タップ付遅延線の単位遅延時間をT、円周率をπ、虚数単位(−1の平方根)をjとしている。
Figure 0006764374
この構成において、タップの総数Nは、以下の式(2)で表記される3以上の奇数となる。
Figure 0006764374
ここで記号
Figure 0006764374
はxを超えない最大の整数を示す。また図1以下同様であるが、タップを識別する添え字kは、奇数N個あるタップの中心(中央)となるタップを基点(k=0)として、正負の値をとるものとしている。
この式(2)において、FIRフィルタのタップ数Nは、光ファイバの分散係数Dや光ファイバ長zに比例して増大する点に着目されたい。
なお、上記式(1)のタップ係数akが複素数であると同様に、入力信号も実数成分と虚数成分の2成分からなる複素信号として扱うことができ、遅延操作のほかタップ係数の乗算、乗算結果の加算のいずれも複素数に対する演算として実施可能であるのは以下同様である。
また、図1では重み付けされたN個のタップ信号は、N−1個の2入力加算器によって順次加算して総和されているが、総和信号が出力できればよいので、FIRフィルタとして周知のようにN個の信号を同時並列に加算総和できる総和加算器(アキュムレータ)として構成することも可能である。
以上のように、従来のFIRフィルタで構成した波長分散補償フィルタは、ファイバ長zや波長分散係数Dが決まると、タップの総数Nが決まりタップ係数が一意に決まるため、タップの総数Nに応じた多数の乗算器が必要な構成となっている。
上記以外の従来技術として、波長分散補償フィルタの高速化・小型化・低電力化のボトルネックとなる乗算器を削減する技術が報告されている(非特許文献2)。この従来技術では、入力信号を高速フーリエ変換(FFT)で周波数領域に変換し、そこで波長分散を補償して、逆フーリエ変換(IFFT)で時間信号に戻す方法である。この従来技術は、上記で説明した非特許文献1の従来技術と比較して、ファイバ長に応じた乗算器の増加量は少なくなる。しかしながら、非特許文献2の従来技術ではフーリエ変換器、逆フーリエ変換器が必要となるうえ、依然としてファイバ長に応じた乗算器が必要になることに変わりはない。
Seb J. Savory "Digital filters for coherent optical receivers", 21 January 2008, Vil.16, No.2, OPTICS EXPRESS Riichi Kudo, et al, "Coherent Optical Single Carrier Transmission Using Overlap Frequency Domain Equalization for Long-Haul Optical Systems", Journal of Lightwave Technology, Vol.27, No.16, August 15, 2009.
従来の波長分散補償フィルタでは、ファイバ長に応じた数の乗算器が必要であった。本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、ファイバ長に応じた数の乗算器を不要とする波長分散補償フィルタを提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、以下のような構成を備えることを特徴とする。
(発明の構成1)
入力信号に対して単位遅延時間TのN(Nは3以上の奇数)タップのタップ付遅延線を構成する縦続接続されたN−1個の遅延器と、
前記タップ付遅延線から分岐されたタップ信号を更に遅延する分岐遅延器であって、単位となる位相Bに、中心タップを基点としたタップ添え字kの2乗を乗じた位相に当たる遅延量を与える分岐遅延器と、
前記分岐遅延器の遅延出力を加算総和して加算総和信号を出力する加算器と
前記加算器の出力する加算総和信号に少なくともタップ係数の共通係数Aを乗算する乗算器と
を備えることを特徴とする波長分散補償フィルタ。
(発明の構成
前記位相Bは、光の速度をc、ファイバ長をz、波長をλ、ファイバの分散係数をD、タップ付遅延線の単位遅延時間をTとして、
Figure 0006764374
であることを特徴とする発明の構成記載の波長分散補償フィルタ。
(発明の構成
前記タップ付遅延線の入力側に、入力信号を入力信号の振幅で割り戻す除算器を備え、
前記乗算器は、前記加算器の加算総和信号に入力信号の振幅を更に乗算することを特徴とする発明の構成1または2に記載の波長分散補償フィルタ。
(発明の構成
前記タップ付遅延線のタップ出力または前記タップ付遅延線を構成する前記遅延器の配置をタップ添え字k>0の部分において折り返して、k<0で同じkの絶対値のタップのタップ信号とともに加算する加算器を備え、
該加算器の出力を前記分岐遅延器に入力することを特徴とする発明の構成1ないしのいずれか1項に記載の波長分散補償フィルタ。
(発明の構成
前記分岐遅延器を可変遅延器で構成して、分散係数Dの時間変動に対応して前記分岐遅延の遅延単位となる位相Bを可変とすることを特徴とする発明の構成1ないしのいずれか1項に記載の波長分散補償フィルタ。
以上記載したように、本発明によれば、ファイバ長に応じた数の乗算器を不要とする波長分散補償フィルタ装置を提供することが可能となる。
従来のFIRフィルタで構成した波長分散補償フィルタを示す図である。 本発明の第1の実施例にかかる波長分散補償フィルタを示す図である。 本発明の第2の実施例にかかる波長分散補償フィルタを示す図である。 本発明の第3の実施例にかかる波長分散補償フィルタを示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明では、波長分散補償フィルタを構成するFIRフィルタの式(1)、式(2)のタップ係数による重み付け演算を、波長分散補償フィルタの特性を利用して乗算を使わない形式に変形する。このようにすることで、ファイバ長に応じて乗算器を増やす必要のない波長分散補償フィルタを実現する。
このための式の変形を以下に示す。以下の式(3)ではわかりやすくするため、式(1)を以下の通りに表記する。
Figure 0006764374
ここで、タップ係数akは複素数であって、上記式(3)のA、Bはタップによらない定数であり、指数関数の中の位相項のみがタップ係数の添え字kの二乗に比例して変化することに留意されたい。
また、波長分散補償フィルタへの入力信号R(t)を、複素信号として以下の式(4)のように表記する。
Figure 0006764374
ここで右辺のRは入力信号の振幅であり、φ(t)は入力信号の位相である。入力信号の位相φ(t)について、k番目のタップ係数akと乗算されるのは、入力信号が遅延された信号であるから厳密にはφ(t−kT)であるが、個別のタップの演算としては便宜上タップによる遅延を除いて表記している。
この入力信号R(t)と式(3)のk番目のタップ係数akとの乗算結果は、
Figure 0006764374
と、展開することができる。この式(5)でARは各タップに共通の係数であるから、加算後にまとめてかけることができる。また、Bは式(3)で与えられるタップによらない位相、kはタップ添え字の整数であるから、Bk2は単位となる位相Bを整数の二乗倍した位相となる。この位相演算は、位相Bの整数の二乗倍の位相遅延により実現することができる。
すなわち、入力信号とk番目のタップ係数との乗算結果は、共通係数を除き入力信号の位相をBk2だけ遅延することによって、乗算器を使わずに算出することができる。つまり、乗算結果の信号の実部をRe、虚部をImとすると、以下の式で算出するのと同じ信号を、タップごとの遅延による位相操作と共通係数の乗算で実現することができる。
Figure 0006764374
(実施例1)
図2に、上記の考え方に基づいた本発明の波長分散補償フィルタの第1の実施例を示す。図2には、遅延器1−1〜1−N-1、分岐遅延器4−1〜4−N、加算器3−1〜3−N-1、除算器5、乗算器6が示される。
本実施例1の波長分散補償フィルタでは、まず入力信号を入力信号の振幅成分Rによって割り戻して信号の振幅を正規化する、除算器5を有している。除算器5の出力は、従来と同様に、単位遅延時間TのNタップのタップ付遅延線を構成する、縦続接続されたN−1個の遅延器1−1〜1−N-1の初段の遅延器1−1に入力される。
タップ付遅延線のタップから分岐出力されたN個のタップ信号は、分岐遅延器4−1〜4−Nによりタップ係数の位相成分の重み付けのために更に遅延される。分岐遅延器の遅延出力は従来例と同様にN−1個の加算器3−1〜3−N-1により順次加算総和される。
最終段の加算器3−N-1の総和出力信号は、乗算器6によって入力信号の振幅Rとタップ係数の共通係数Aにより乗算されて出力される。
ただし、分岐遅延器4−1〜4−Nの遅延量は、タップ付遅延線の遅延器1−1〜1−N-1と異なり一定ではなく、式(3)の位相Bに当たる遅延時間を単位として、中心タップを基点としたタップ添え字kの2乗に比例する遅延量であるように構成されている。
例えば、N=3の場合、タップ添え字k=−1、0、1となり、各タップに対応する分岐遅延器による遅延位相はB、0、Bとなる。k=0の中心タップでは遅延位相は0であるから分岐遅延器は不要であり、中心タップからの出力はそのまま加算器に接続される。
N=5の場合は、タップ添え字k=−2、−1、0、1、2となり、同様に各タップに対応する分岐遅延器による遅延位相は入力信号側から順に、4B、B、0、B、4Bとなる。
以下同様に、N=7の場合は、タップ添え字k=−3、−2、−1、0、1、2、3となり、各タップに対応する分岐遅延器による遅延位相は入力信号側から順に、9B、4B、B、0、B、4B、9Bなどとなる。
図2のように、本発明の構成では、遅延器の数は増大するがファイバ長に比例して乗算器の数が増えることはない。
本実施例1の波長分散補償フィルタの入力側に備えられた除算器5は、入力信号R(t)を入力信号の振幅Rで割り戻すことによって、タップ付遅延線に入力される信号を正規化して位相情報の取り扱いを容易にする。
フィルタ出力側の乗算器6は、最終段の加算器3−N-1の総和出力信号に、入力信号の振幅Rとタップ係数の共通係数Aを乗算する。乗算器6は、上記式(5)または(6)にある各タップ共通の係数ARを総和信号に掛けるものである。
(実施例2)
図3に、本発明の第2の実施例を示す。図3には、遅延器1、分岐遅延器4、加算器3、除算器5、乗算器6、加算器7が示される。
実施例1においては、中心タップを除き分岐遅延器4が合計でN−1個必要であった。ここで式(1)または(3)にあるように、タップ係数akはタップ添え字kの2乗に依存するから、kの正負で同じ値を含む。言い換えるとタップ係数akは、k=0の中心タップを挟んで対称である。これを利用して、分岐遅延器4の数を半減することができる。
すなわち図3にあるように、タップ付遅延線のタップ出力をk>0の部分において入力側に折り返して、k<0で同じkの絶対値のタップ出力と対にして2入力の加算器7で加算した後に、分岐遅延器に入力するようにすれば、分岐遅延器の数を
Figure 0006764374
個とほぼ半減することができる。
図3では、タップ付遅延線を構成する遅延器を直線状に配列して、k>0の部分でタップ出力を折り返しているが、タップ付遅延線を構成する遅延器の配置をk>0の部分で折り返し、タップ添え字kの絶対値が等しい2つのタップを隣接して出力を取り出し、分岐遅延器4の入力側で2入力の加算器7で加算しても良い。
分岐遅延器4の出力側の総和用の加算器3の数も半減されるが、分岐遅延器4の入力側に2入力の加算器7が新たに必要となるので、加算器の総数は実施例1と同じである。
(実施例3)
図4に、本発明の第3の実施例を示す。図4には、遅延器1−1〜1−N-1、可変遅延器8−1〜8−N、加算器3−1〜3−N-1、除算器5、乗算器6が示される。
本実施例3では、遅延器1や加算器3の配置、接続は図2の実施例1と同じであるが、分岐遅延器4が可変遅延器8で構成されている。光ファイバの分散係数Dは、温度や機械的応力などの光ファイバの置かれた環境の変動により、ゆっくりと時間変動する。本実施例3では、時間変動する変数のDに対応して、分岐遅延器の遅延単位となる位相Bを式(3)に従って可変とすることによって、ファイバの分散係数Dの変動に対応することが可能となる。
式(3)にあるように、係数Aは分散係数Dの変動に応じて変動するので、乗算器6で乗ずる係数Aも可変とするのが望ましい。しかしAはフィルタ全体にかかる係数であるのでフィルタ特性の形状には影響がなく、他の信号処理段におけるゲイン調整で変動を吸収することも可能であるので、フィルタとしては定数Aは固定のままでも良い。
式(2)からも明らかなように、タップ総数Nも分散係数Dの変動に応じて変動するが、タップ数Nを可変とするのはハードウェア的には複雑となるので、変動の範囲を想定して充分な固定のタップ数で実現してもよい。デジタル信号処理(DSP)によるソフトウェア的な実施であれば、式(2)や式(3)により分散係数Dの変動に応じてタップ数Nだけでなく定数A、Bもすべて可変として、最適な波長分散補償フィルタの特性を実現することも可能である。
図4の実施例3においても、図3の実施例2と同様に、タップ信号ないし遅延器を折り返して分岐遅延線の数を半減することができるのは明らかである。
以上述べたように、本発明によればFIRフィルタで構成した波長分散補償フィルタの乗算器の数が削減されることにより、波長分散補償フィルタ装置の高速化・小型化・低電力化の効果が得られる。また、乗算器を必要としないため、設計の容易化の効果もある。
1−1〜1−N-1 遅延器
2−1〜2−N 乗算器
3−1〜3−N-1 加算器
4−1〜4−N 分岐遅延器
5 除算器
6 乗算器
7−1 加算器
8−1〜8−N 可変遅延器

Claims (5)

  1. 入力信号に対して単位遅延時間TのN(Nは3以上の奇数)タップのタップ付遅延線を構成する縦続接続されたN−1個の遅延器と、
    前記タップ付遅延線から分岐されたタップ信号を更に遅延する分岐遅延器であって、単位となる位相Bに、中心タップを基点としたタップ添え字kの2乗を乗じた位相に当たる遅延量を与える分岐遅延器と、
    前記分岐遅延器の遅延出力を加算総和して加算総和信号を出力する加算器と
    前記加算器の出力する加算総和信号に少なくともタップ係数の共通係数Aを乗算する乗算器と
    を備えることを特徴とする波長分散補償フィルタ。
  2. 前記位相Bは、光の速度をc、ファイバ長をz、波長をλ、ファイバの分散係数をD、タップ付遅延線の単位遅延時間をTとして、
    Figure 0006764374
    であることを特徴とする請求項記載の波長分散補償フィルタ。
  3. 前記タップ付遅延線の入力側に、入力信号を入力信号の振幅で割り戻す除算器を備え、
    前記乗算器は、前記加算器の加算総和信号に入力信号の振幅を更に乗算することを特徴とする請求項1または2に記載の波長分散補償フィルタ。
  4. 前記タップ付遅延線のタップ出力または前記タップ付遅延線を構成する前記遅延器の配置をタップ添え字k>0の部分において折り返して、k<0で同じkの絶対値のタップのタップ信号とともに加算する加算器を備え、
    該加算器の出力を前記分岐遅延器に入力することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の波長分散補償フィルタ。
  5. 前記分岐遅延器を可変遅延器で構成して、分散係数Dの時間変動に対応して前記分岐遅延の遅延単位となる位相Bを可変とすることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の波長分散補償フィルタ。
JP2017115260A 2017-06-12 2017-06-12 波長分散補償フィルタ Active JP6764374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017115260A JP6764374B2 (ja) 2017-06-12 2017-06-12 波長分散補償フィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017115260A JP6764374B2 (ja) 2017-06-12 2017-06-12 波長分散補償フィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019004228A JP2019004228A (ja) 2019-01-10
JP6764374B2 true JP6764374B2 (ja) 2020-09-30

Family

ID=65006312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017115260A Active JP6764374B2 (ja) 2017-06-12 2017-06-12 波長分散補償フィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6764374B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7311744B2 (ja) * 2019-03-05 2023-07-20 日本電信電話株式会社 光受信装置及び係数最適化方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632818A (en) * 1979-08-27 1981-04-02 Nec Corp Noncyclic variable filter
TW200740113A (en) * 2006-03-07 2007-10-16 Neuro Solution Corp Interpolation function generation circuit
JP5128332B2 (ja) * 2008-03-19 2013-01-23 株式会社日立製作所 光予等化送信器及び光予等化伝送システム
CN101692628A (zh) * 2009-09-10 2010-04-07 复旦大学 基于单边带调制的单载波频域均衡技术的光纤通信系统
CN103339884B (zh) * 2011-02-02 2016-04-20 日本电气株式会社 光接收机和光接收方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019004228A (ja) 2019-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10826620B2 (en) Optical receiver, optical reception method, and optical communication system
Geyer et al. Efficient frequency domain chromatic dispersion compensation in a coherent Polmux QPSK-receiver
JP6376211B2 (ja) 波長分散補償装置、波長分散補償方法及び通信装置
Leibrich et al. Frequency domain equalization with minimum complexity in coherent optical transmission systems
JP2012186807A (ja) 非線形劣化補償方法および装置
JP2779617B2 (ja) 有限インパルス応答フィルタ
Zia-Chahabi et al. Efficient frequency-domain implementation of block-LMS/CMA fractionally spaced equalization for coherent optical communications
Polat et al. Design and implementation of 256‐point radix‐4 100 Gbit/s FFT algorithm into FPGA for high‐speed applications
JP6764374B2 (ja) 波長分散補償フィルタ
Furtado et al. On the design of high-complexity cosine-modulated transmultiplexers based on the frequency-response masking approach
CN102142905B (zh) 对光通信系统中的色散进行补偿的方法和装置
EP3965319B1 (en) Wavelength dispersion compensation device, light reception device, wavelength dispersion compensation method, and computer program
JP2019161367A (ja) 信号処理回路及び光受信装置
JP7230568B2 (ja) 適応等化回路および光受信器
WO2015075895A1 (ja) 非線形歪補償器、それを用いた光受信器、および非線形歪補償方法
EP1533898A1 (en) Digital filter designing method, digital filter designing program, digital filter
JP6369463B2 (ja) デジタルフィルタ装置及び信号処理方法
Varghese et al. Design of computationally efficient ifir based filter structure for digital channelizer
CN109921763B (zh) 一种用于减少乘法器的fir滤波器及其输出计算方法
JP4933505B2 (ja) 干渉低減方法および干渉低減装置
WO2016095942A1 (en) Chromatic dispersion compensation filter
US20230129067A1 (en) Digital Filter Arrangement for Compensating Group Velocity Dispersion in an Optical Transmission System
Fam et al. Efficient multirate filter bank generation with full spectral utilization
RU165469U1 (ru) Трансверсальный аналоговый фильтр диапазона свч
US6025750A (en) Digital filter with long impulse response

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6764374

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150