JP6764194B2 - 作業灯 - Google Patents

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Description

この発明は、作業灯に関する。
夜間作業において所定の照明対象領域を照明する作業灯が知られている。作業灯は、作業者から離れた場所(たとえば高所)に設置されることがある。下記特許文献1には、消防車等の作業車の屋根に設置される放電灯が開示されている。作業者から離れた場所に放電灯が設置されていることがある。特許文献1では、放電灯にモータを結合し、遠隔操作によってモータを駆動して放電灯の向きを変更することにより、放電灯による照明領域を変更させている。
実用新案登録第3092060号公報
しかしながら、特許文献1に記載の作業灯(放電灯)は、モータや歯車等の駆動部が入っている。このような駆動部は振動の影響を受け易い。設置場所によっては、作業灯に振動が入り易い。この場合、駆動部が壊れ易い、という問題がある。
また、このような照明領域の変更は、円滑に行うことが望まれている。
すなわち、モータ等の駆動部を作業灯に設けることなく、照明領域を円滑に変更できる作業灯が求められている。
そこで、この発明の一の目的は、駆動部を作業灯に設けることなく照明領域を円滑に変更できる作業灯を提供することである。
この発明は、所定の照明対象領域を照明する作業灯であって、前記照明対象領域から見て、前後方向に交差する所定の第1の方向に沿って一列に配列された、点灯および消灯可能な3つ以上の発光部を含む第1の照明部と、前記第1の照明部に含まれる各発光部の点灯および消灯を制御する点灯制御装置とを含み、前記第1の照明部に含まれる各発光部が、前記第1の方向に関して隣り合う発光部の光軸同士が前方に向かうに従って前記第1の方向に関して離反しており、前記点灯制御装置が、他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる第1の態様と、他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる態様であって、点灯している発光部が前記第1の態様と一部のみ重複する第2の態様とを実行可能であり、前記点灯制御装置が、前記第1の態様の終了に引き続いて前記第2の態様を実行可能である、作業灯を提供する。
この発明の一実施形態では、前記第2の態様において発光している、前記第1の照明部に含まれる発光部が、前記第1の態様において発光している、前記第1の照明部に含まれる発光部と同数である。
この発明の一実施形態では、前記点灯制御装置が、他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる態様であって、点灯している発光部が前記第2の態様と一部のみ重複するが、点灯している発光部が前記第1の態様と全く重複しない、第の態様をさらに実行可能であり、前記点灯制御装置が、前記第1の態様の終了に引き続いて前記第の態様を実行しない。
この発明の他の実施形態では、前記第1の照明部に対して、前記第1の方向および前後方向に交差する所定の第2の方向に配置された第2の照明部であって、前記照明対象領域から見て、前記第1の方向に沿って一列に配列された、点灯および消灯可能な3つ以上の発光部を含む第2の照明部をさらに含み、前記点灯制御装置が、前記第2の照明部に含まれる各発光部の点灯および消灯をさらに制御し、前記第2の照明部に含まれる各発光部が、前記第1の方向に関して隣り合う発光部の光軸同士が前方に向かうに従って前記第1の方向に関して離反しており、前記点灯制御装置が、他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる第の態様をさらに実行可能であり、前記点灯制御装置が、前記第1の態様の終了または前記第2の態様の終了に引き続いて前記第の態様を実行可能である。
この場合、前記第1の照明部に含まれる少なくとも発光部の光軸と、前記第2の照明部に含まれる少なくとも発光部の光軸とが、前方に向かうに従って前記第2の方向に関して離反するように設けられていてもよい。
この発明の一実施形態では、発光部が、1つまたは複数個の光源を含み、各光源が、LEDを含む。
この発明によれば、作業灯が、一列に配列された3つ以上の発光部を含む第1の照明部を含む。第1の照明部において、第1の方向に関して隣り合う発光部の光軸同士が、前方に向かうに従って第1の方向に関して離反している。そして、第1の態様の終了に引き続いて、点灯している発光部が第1の態様と一部のみ重複する第2の態様が実行可能である。
第1の態様から第2の態様へと発光態様を切り換えることにより、照明領域が変化する。3つ以上の発光部の点灯/消灯の切り換えにより、モータや歯車等の駆動部を作業灯に設けることなく照明領域を変更できる。
また、第2の態様においては、一部の発光部の点灯を維持しながら、第1の態様において点灯していた発光部を消灯させ、かつ第1の態様において消灯していた発光部を点灯させる。これにより、照明領域を細かな単位で変更できる。ゆえに、照明領域を円滑に変更できる。
以上により、モータや歯車等の駆動部を作業灯に設けることなく、照明領域を円滑に変更できる作業灯を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る作業灯の構成を示す斜視図である。 前記作業灯の構成を示す分解斜視図である。 前記作業灯の使用状況を説明するための模式的な正面図である。 前記作業灯に含まれる第1の照明部の構成を上方から見た断面図である。 前記作業灯の電気的構成を示すブロック図である。 前記第1の照明部の発光態様を説明するための模式的な正面図である。 照明領域の位置の変更を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る作業灯の構成を示す斜視図である。 前記作業灯の使用状況を説明するための模式的な正面図である。 前記作業灯の模式的な側面図である。 第1の照明部および第2の照明部の発光態様を説明するための模式的な正面図である。 照明領域の位置の変更を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る作業灯の構成を示す斜視図である。 前記作業灯の模式的な側面図である。 第1の照明部、第2の照明部および第3の照明部の発光態様を説明するための模式的な正面図である。 照明領域の位置の変更を説明するための図である。 各照明部の発光態様の他の態様を説明するための模式的な正面図である。 照明領域の位置の変更を説明するための図である。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る作業灯1の構成を示す斜視図である。図2は、作業灯1の構成を示す分解斜視図である。図3は、作業灯1の使用状況を説明するための模式的な正面図である。図4は、作業灯1に含まれる第1の照明部10の構成を上方から見た断面図である。
作業灯1は、夜間作業に用いられる。図3に示すように、作業灯1は、たとえば高所(作業者から離れた場所)に設けられた設置位置IPに設置される。具体的には、作業灯1は、消防車等の作業車の屋根に設置されている。設置高さH(図3参照)は、たとえば数メートル(たとえば、約2メートル)である。作業灯1は、設置位置IPから、地上の所定の作業領域(照明対象領域)WAを照明する。この作業領域WAから設置位置IPまでの水平方向距離L1は、たとえば数メートル(たとえば、約3メートル)である。
図1〜図3に示すように、作業灯1は、第1の照明部10と、設置位置IPにおいて、第1の照明部10を支持する支持台2と、第1の照明部10を制御するための制御装置3(図5参照)と、作業灯1を作業者が操作するためのリモコン(リモートコントローラ)4とを含む。第1の照明部10は、支持台2に対する上下方向Zに対する向きを変更可能に、支持台2に取り付けられている。すなわち、第1の照明部10は、水平面に対する照明角度を変更可能である。
図1および図4に示すように、第1の照明部10は、左右方向X(第1の方向)に沿う円弧状に配列(作業領域WAから見て、左右方向Xに沿って一列に配列)された複数(3つ以上。第1の実施形態の例では6つ)の発光部11A,11B,11C,11D,11E,11F(発光部を総称するときは「発光部11」とする。)を含む。発光部11の上下高さは揃っている。各発光部11は、所定個数(たとえば1つ)のランプ13を備えている。複数の発光部11の光軸12A,12B,12C,12D,12E,12F(光軸を総称するときは「光軸12」とする。)は、平面視において、左右方向Xに隣り合う発光部11のランプ13の光軸12同士が前方(光の進行方向)に向かうに従って左右方向Xに離反するように設けられている。また、側面視において、複数の発光部11の光軸12の向きは揃っている。各発光部11は、単独で、点灯または消灯可能に設けられている。
第1の照明部10の具体的な構成について説明する。
第1の照明部10は、複数(たとえば6つ)のランプ13と、ホルダ14と、反射板15と、反射部材16と、カバー17とを含む。
各ランプ13は、たとえばLEDである。このLEDは、たとえば高輝度LEDである。各ランプ13は、単独で、点灯または消灯可能に設けられている。
ホルダ14は、複数のランプ13を一括して保持する。ホルダ14は、複数のランプ13が取り付けられる前面14aを有している。前面14aは、左右方向Xにつながる複数の平面によって構成される。前面14aは、全体として、共通の仮想円弧に沿ってて延びている。前面14aの断面形状は、共通の仮想円弧に外接する多角形状をなしている。ホルダ14は、樹脂製である。
反射板15は、ホルダ14の前面14aに整合する形状を有し、ホルダ14の前面14aに取り付けられる。すなわち、反射板15は、前記の仮想円弧に沿って左右方向Xに延びている。複数のランプ13は、反射板15を介して、前面14aに取り付けられる。反射板15は、反射部材16によって覆われる。
反射部材16は、前記の仮想円弧に沿って左右方向Xに延びている。反射部材16には、複数(発光部11の個数と同数)の反射穴16aが形成されている。各反射穴16aは、前方が広く後方が狭くなるような円錐台形をなしている。各反射穴16aの傾斜角度(図4のα)は、45°〜75°の範囲内の所定角度に設定されている。複数の反射穴16aの中心軸は、平面視において、左右方向Xに隣り合う反射穴16aの中心軸同士が前方に向かうに従って左右方向Xに離反するように設けられている。
1つの反射穴16aの内壁によって、ランプ13を収容するための収容空間18が区画される。ランプ13は、収容空間18の後端開口から収容空間18の内部に臨んでいる。1つの収容空間18に1つのランプ13が収容される。反射部材16へのホルダ14への固定は、ねじ等の固定手段を用いて達成される。
カバー17は、前記の仮想円弧に沿う(左右方向Xに沿う)円弧状である。カバー17は、複数のランプ13の前面を一括して覆う。カバー17は、乳白色の樹脂材料を用いて透光可能に設けられている。カバー17の縦断面も、円弧状である。
ランプ13が点灯されると、ランプ13からの光が、収容空間18を通って、カバー17の前面から前方へと放出される。すなわち、1つの収容空間18および1つのランプ13が、1つの発光部11に含まれる。
発光部11A〜11Fは、円弧状に沿って、たとえば等角度間隔に配置されている。平面視における、発光部11A,11Bの光軸12A,12B同士のなす角度θ1は、約22°である。平面視における、発光部11B,11Cの光軸12B,12C同士のなす角度θ2は、約22°である。平面視における、発光部11C,11Dの光軸12C,12D同士のなす角度θ3は、約22°である。平面視における、発光部11D,11Eの光軸12D,12E同士のなす角度θ4は、約22°である。平面視における、発光部11E,11Fの光軸12E,12F同士のなす角度θ5は、約22°である。
支持台2は、ベース板19と、ベース板19の左右端から上方に連なる一対のアーム
20と、支持台2に対する第1の照明部10の姿勢を変更する姿勢変更ユニットとを含む。支持台2は、正面視で略U字状をなしている。姿勢変更ユニットは、各アーム20に形成された回動軸穴20aおよび円弧状溝21と、回動軸ピン22および係合ピン23とを含む。回動軸穴20aを挿通して回動軸ピン22を第1の照明部10のホルダ14の左右端に固定し、かつ円弧状溝21を挿通して係合ピン23を第1の照明部10のホルダ14の左右端に固定することにより、第1の照明部10が、支持台2によって、回動軸22回りに回動可能に支持されている。
円弧状溝21に対する係合ピン23の位置決めにより、支持台2に対する第1の照明部10の姿勢)が調整される。支持台2に対する第1の照明部10の姿勢は、第1の照明部10による照明領域が、作業領域WA(すなわち、照明対象領域)に位置するように設定されている。
第1の照明部10の一つの発光部11が点灯状態にあると、作業領域WAに、真円形、楕円形、真円形に近い形状または楕円形に近い形状(以下、真円形、楕円形、真円形に近い形状、および楕円形に近い形状をまとめて、「略円形」という。)の照明領域(図7参照)が形成される。
具体的には、第1の発光部11Aの点灯に伴って、第1の照明領域30A(図7(a)参照)が作業領域WAに形成される。第2の発光部11Bの点灯に伴って、第2の照明領域30B(図7(a)参照)が作業領域WAに形成される。第3の発光部11Cの点灯に伴って、第3の照明領域30C(図7(a)参照)が作業領域WAに形成される。第4の発光部11Dの点灯に伴って、第4の照明領域30D(図7(a)参照)が作業領域WAに形成される。第5の発光部11Eの点灯に伴って、第5の照明領域30E(図7(a)参照)が作業領域WAに形成される。第6の発光部11Fの点灯に伴って、第6の照明領域30F(図7(a)参照)が作業領域WAに形成される。
図1に示すように、リモコン4には、中央スイッチ41、左キー42および右キー43が備えられている。
図5は、作業灯1の電気的構成を示すブロック図である。
制御装置3は、点灯制御部(点灯制御装置)31と、リモコン4との通信を行うための通信I/F部32と、を含む。
点灯制御部31は、たとえばマイクロコンピュータを用いて構成されている。点灯制御部31は、CPU等の演算部、およびハードディスクドライブ等の記憶デバイスを有している。点灯制御部31には、通信I/F部32およびリモコン4の通信I/F部44を介して、リモコン4と通信可能に設けられている。点灯制御部31は、リモコン4の操作を受け付けたり、当該操作に基づいて、各発光部(第1の発光部11A〜第6の発光部11F)の点灯動作および消灯動作を制御したりする。
図6は、第1の照明部10の発光態様を説明するための模式的な正面図である。第1の照明部10の第1の発光態様LM1を図6(a)に示し、第1の照明部10の第2の発光態様LM2を図6(b)に示す。第1の照明部10の第3の発光態様LM3を図6(c)に示し、第1の照明部10の第4の発光態様LM4を図6(d)に示す。第1の照明部10の第5の発光態様LM5を図6(e)に示す。
図7は、照明領域の位置の変更を説明するための図である。第1の照明部10の第1の発光態様LM1における照明領域30A,30Bを図7(a)に示し、第1の照明部10の第2の発光態様LM2における照明領域30B,30Cを図7(b)に示す。第1の照明部10の第3の発光態様LM3における照明領域30C,30Dを図7(c)に示し、第1の照明部10の第4の発光態様LM4における照明領域30D,30Eを図7(d)に示す。第1の照明部10の第5の発光態様LM5における照明領域30E,30Fを図7(e)に示す。図7(a)〜7(e)には、所定値以上(たとえば約100ルクス以上)の輝度を有する領域のみを照明領域として略円(具体的には楕円)で示している。なお、図7は、第1の照明部10側から見た模式図である(図11および図14において同じ)。
図6(a)に示すように、第1の発光態様LM1は、第1の発光部11Aおよび第2の発光部11Bを同時に点灯させながら、他の発光部(第3の発光部11C、第4の発光部11D、第5の発光部11Eおよび第6の発光部11F)を消灯させる態様である。第1の照明部10が第1の発光態様LM1で発光しているとき、図7(a)に示すように、2つの略円形の第1および第2の照明領域30A,30B(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、作業領域WAにおいて一方向に沿って並ぶ。角度θ1が22°である場合、隣接する第1および第2の照明領域30A,30Bは、互いに部分的に重複している。
図6(b)に示すように、第2の発光態様LM2は、第2の発光部11Bおよび第3の発光部11Cを同時に点灯させながら、他の発光部(第1の発光部11A、第4の発光部11D、第5の発光部11Eおよび第6の発光部11F)を消灯させる態様である。第1の照明部10が第2の発光態様LM2で発光しているとき、図7(b)に示すように、2つの略円形の第2および第3の照明領域30B,30C(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、作業領域WAにおいて一方向に沿って並ぶ。角度θ2が22°である場合、隣接する第2および第3の照明領域30B,30Cは、互いに部分的に重複している。
図6(c)に示すように、第3の発光態様LM3は、第3の発光部11Cおよび第4の発光部11Dを同時に点灯させながら、他の発光部(第1の発光部11A、第2の発光部11B、第5の発光部11Eおよび第6の発光部11F)を消灯させる態様である。第1の照明部10が第3の発光態様LM3で発光しているとき、図7(c)に示すように、2つの略円形の第3および第4の照明領域30C,30D(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、作業領域WAにおいて一方向に沿って並ぶ。角度θ3が22°である場合、隣接する第3および第4の照明領域30C,30Dは、互いに部分的に重複している。
図6(d)に示すように、第4の発光態様LM4は、第4の発光部11Dおよび第5の発光部11Eを同時に点灯させながら、他の発光部(第1の発光部11A、第2の発光部11B、第3の発光部11Cおよび第6の発光部11F)を消灯させる態様である。第1の照明部10が第4の発光態様LM4で発光しているとき、図7(d)に示すように、2つの略円形の第4および第5の照明領域30D,30E(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、作業領域WAにおいて一方向に沿って並ぶ。角度θ4が22°である場合、隣接する第4および第5の照明領域30D,30Eは、互いに部分的に重複している。
図6(e)に示すように、第5の発光態様LM5は、第5の発光部11Eおよび第6の発光部11Fを同時に点灯させながら、他の発光部(第1の発光部11A、第2の発光部11B、第3の発光部11Cおよび第4の発光部11D)を消灯させる態様である。第1の照明部10が第5の発光態様LM5で発光しているとき、図7(e)に示すように、2つの略円形の第5および第6の照明領域30E,30F(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、作業領域WAにおいて一方向に沿って並ぶ。角度θ5が22°である場合、隣接する第5および第6の照明領域30E,30Fは、互いに部分的に重複している。
第1の照明部10の発光状態/非発光状態の切り換え、および第1の照明部10の発光態様の切り換え(第1の発光態様LM1〜第5の発光態様LM5の間での切り換え)は、作業者がリモコン4を操作することにより行われる。
第1の照明部10の消灯状態から、リモコン4の中央スイッチ41が操作(オン操作)されると、点灯制御部31は、第1の照明部10を、5つの発光態様LM1〜LM5のうち、所定の一の発光態様(たとえば第3の発光態様LM3(図6(c)参照))で発光するように制御する。そして、左キー42および右キー43を操作することにより、第1の照明部10の発光態様(発光態様LM1〜LM5)が切り換えられる。そして、リモコン4の中央スイッチ41が操作(オフ操作)されることにより、点灯制御部31は、全ての発光部11を消灯させる(非発光状態)。
次に、第1の照明部10の発光態様(第1の発光態様LM1〜第5の発光態様LM5)の切り換えについて説明する。
第1の発光態様LM1(図6(a)参照)からの発光態様の切り換え先は、第2の発光態様LM2のみである。第1の照明部10が第1の発光態様LM1で発光している状態で、右キー43が1回操作されると、第1の照明部10の発光態様が、第2の発光態様LM2(図6(b)参照)に切り換わる。これにより、照明領域が、第1および第2の照明領域30A,30Bから第2および第3の照明領域30B,30Cに移る。
第2の発光態様LM2から、第1の発光態様LM1または第3の発光態様LM3(図6(c)参照)に選択的に切り換え可能である。第2の発光態様LM2からの発光態様の切り換え先は、第1の発光態様LM1および第3の発光態様LM3のみである。
第1の照明部10が第2の発光態様LM2で発光している状態で、右キー43が1回操作されると、第1の照明部10の発光態様が、第3の発光態様LM3に切り換わる。これにより、照明領域が、第2および第3の照明領域30B,30Cから第3および第4の照明領域30C,30Dに移る。
また、第1の照明部10が第2の発光態様LM2で発光している状態で、左キー42が1回操作されると、第1の照明部10の発光態様が、第1の発光態様LM1に切り換わる。これにより、照明領域が、第2および第3の照明領域30B,30Cから第1および第2の照明領域30A,30Bに移る。
第3の発光態様LM3から、第2の発光態様LM2または第4の発光態様LM4(図6(d)参照)に選択的に切り換え可能である。第3の発光態様LM3からの発光態様の切り換え先は、第2の発光態様LM2および第4の発光態様LM4のみである。
第1の照明部10が第3の発光態様LM3で発光している状態で、右キー43が1回操作されると、第1の照明部10の発光態様が、第4の発光態様LM4に切り換わる。これにより、照明領域が、第3および第4の照明領域30C,30Dから第4および第5の照明領域30D,30Eに移る。
第1の照明部10が第3の発光態様LM3で発光している状態で、左キー42が1回操作されると、第1の照明部10の発光態様が、第2の発光態様LM2に切り換わる。これにより、照明領域が、第3および第4の照明領域30C,30Dから第2および第3の照明領域30B,30Cに移る。
第4の発光態様LM4から、第3の発光態様LM3または第5の発光態様LM5(図6(e)参照)に選択的に切り換え可能である。第4の発光態様LM4からの発光態様の切り換え先は、第3の発光態様LM3および第5の発光態様LM5のみである。
第1の照明部10が第4の発光態様LM4で発光している状態で、右キー43が1回操作されると、第1の照明部10の発光態様が、第5の発光態様LM5に切り換わる。これにより、照明領域が、第4および第5の照明領域30D,30Eから第5および第6の照明領域30E,30Fに移る。
第1の照明部10が第4の発光態様LM4で発光している状態で、左キー42が1回操作されると、第1の照明部10の発光態様が、第3の発光態様LM3に切り換わる。これにより、照明領域が、第4および第5の照明領域30D,30Eから第3および第4の照明領域30C,30Dに移る。
第5の発光態様LM5からの発光態様の切り換え先は、第4の発光態様LM4のみである。第1の照明部10が第5の発光態様LM5で発光している状態で、左キー42が1回操作されると、第1の照明部10の発光態様が、第4の発光態様LM4に切り換わる。これにより、照明領域が、第5および第6の照明領域30E,30Fから第4および第5の照明領域30D,30Eに移る。
以上により、第1の実施形態によれば、作業灯1が、左右方向Xに関して間隔を空けて6つ(少なくとも3つ)の発光部11を有する第1の照明部10を含む。第1の照明部10において、左右方向Xに関して隣り合う発光部11の光軸12同士が、前方に向かうに従って左右方向Xに関して離反している。
そして、複数の発光態様のうち所定の第1の態様(一例として、第3の発光態様LM3(図6(c)参照))の終了に引き続いて、点灯している発光部が第1の態様と一部のみ重複する第2の態様(一例として、第2の発光態様LM2(図6(b)参照)または第4の発光態様LM4(図6(d)参照))が実行可能である。そして、複数の発光態様のうち所定の第1の態様(たとえば、第3の発光態様LM3)の終了に引き続いて、点灯している発光部が第2の態様と一部のみ重複するが第1の態様と全く重複しない第3の態様(特許請求の範囲の「第5の態様」。一例として、第1の発光態様LM1(図6(a)参照)または第5の発光態様LM5(図6(e)参照))は実行されない。
第1の態様(一例として、第3の発光態様LM3)から第2の態様(一例として、第2の発光態様LM2または第4の発光態様LM4)へと発光態様を切り換えることにより、照明領域が変化する。発光部(第1〜第6の発光部11A〜11F)の点灯/消灯の切り換えにより、モータ等の駆動部を作業灯に設けることなく照明領域を変更できる。
また、第1の態様からは第2の態様にしか移行せず、第1の態様から第3の態様(特許請求の範囲の「第5の態様」)へ直接移行しない。そして、第1の態様から第2の態様への移行においては、一部の発光部の点灯を維持しながら、第1の態様において点灯していた発光部を消灯させ、かつ第1の態様において消灯していた発光部を点灯させる。
これにより、照明領域を、細かな単位で変更できる。これにより、デジタルサーチライトを実現できる。ゆえに、照明領域を円滑に変更できる。
以上により、モータや歯車等の駆動部を作業灯に設けることなく、照明領域を円滑に変更できる作業灯を提供できる。
また、第1の照明部10において、発光している発光部11の個数(たとえば2つ)を維持しながら、第1の発光態様LM1から第2の発光態様LM2、第3の発光態様LM3へと順に移行できる。これにより、照明領域の大きさを維持したまま、照明領域の位置を変更することができる。
図8(a),8(b)は、本発明の第2の実施形態に係る作業灯201の構成を示す斜視図である。図9Aは、作業灯201の使用状況を説明するための模式的な正面図である。 図9Bは、作業灯201の模式的な側面図である。図10(a)〜10(c)は、第1の照明部10および第2の照明部210の発光態様を説明するための模式的な正面図である。図11(a)〜11(c)は、照明領域の位置の変更を説明するための図である。
第2の実施形態において、前述の第1の実施形態と共通する部分には、それぞれ、図1〜図7の場合と同一の参照符号を付し説明を省略する。
第2の実施形態に係る作業灯201が、第1の実施形態に係る作業灯1と相違する点は、第1の照明部10に加え、第2の照明部210をさらに含む点にある。
図8および図9Aに示すように、作業灯201は、第1の照明部10と、第2の照明部210と、設置位置IPにおいて、第1の照明部10および第2の照明部210を支持する支持台202と、制御装置3(図5参照)と、リモコン204(図1参照)とを含む。第2の照明部210は、第1の照明部10の上方に配置されている。第1の照明部10および第2の照明部210のそれぞれは、支持台202に対する上下方向Zに対する向きを変更可能に、支持台202に取り付けられている。すなわち、第1の照明部10は、水平面に対する照明角度を変更可能であり、かつ第2の照明部210は、水平面に対する照明角度を変更可能である。支持台202に対する第2の照明部210の姿勢は、第2の照明部210による照明領域が、作業領域WA(すなわち、照明対象領域)に位置するように設定されている。より具体的には、図9Bに示すように、第2の照明部210に含まれる発光部211A〜211Fの光軸12が、第1の照明部10に含まれる発光部11A〜11Fの光軸12に対し、前方に向かうに従って上下方向Zに関して離反している。
第2の照明部210は、第1の照明部10と同等の構成を備えている。すなわち、第2の照明部210は、6つの発光部(第1の発光部11A〜第6の発光部11Fに相当)を含む。そして、第2の照明部210に含まれる発光部は、第1の照明部10に含まれる発光部と上下方向Zの位置(上下位置)および左右方向Xの位置(左右位置)が揃っている。すなわち、第1および第2の照明部10,210に含まれる複数の発光部は行列状に並置されている。
但し、後述する図10では、第2の照明部210の第1の発光部を第7の発光部211A(図10(a)等参照)とし、第2の照明部210の第2の発光部を第8の発光部211B(図10(a)等参照)とする。また、第2の照明部210の第3の発光部を第9の発光部211C(図10(a)等参照)とし、第2の照明部210の第4の発光部を第10の発光部211D(図10(a)等参照)とする。また、第2の照明部210の第5の発光部を第11の発光部211E(図10(a)等参照)とし、第2の照明部210の第6の発光部を第12の発光部211F(図10(a)等参照)とする。
具体的には、第7の発光部211Aの点灯に伴って、第7の照明領域230A(図11(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。第8の発光部211Bの点灯に伴って、第8の照明領域230B(図11(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。第9の発光部211Cの点灯に伴って、第9の照明領域230C(図11(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。第10の発光部211Dの点灯に伴って、第10の照明領域230D(図11(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。第11の発光部211Eの点灯に伴って、第11の照明領域230E(図11(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。第12の発光部211Fの点灯に伴って、第12の照明領域230F(図11(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。
図1および図5に二点鎖線に示すように、リモコン204には、中央スイッチ41、左キー42および右キー43の他に、上キー242および下キー243が備えられている。
点灯制御部31は、リモコン204の操作に基づいて、各発光部(第1の発光部11A〜第6の発光部11Fおよび第7の発光部211A〜第12の発光部211F)の点灯動作および消灯動作を制御する。
第2の照明部210の発光態様は、第1の照明部10の発光態様と同様に5態様(第6の発光態様〜第10の発光態様)ある。第6の発光態様は、第7の発光部211Aおよび第8の発光部211Bを同時に点灯させながら、他の発光部(第9の発光部211C、第10の発光部211D、第11の発光部211Eおよび第12の発光部211F)を消灯させる態様である。第6の発光態様は、第1の照明部10の第1の発光態様LM1(図6(a)参照)と同様の態様である。第2の照明部210が第6の発光態様で発光しているとき、2つの略円形の第7および第8の照明領域230A,230B(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、作業領域WAにおいて一方向に沿って並ぶ。角度θ1が22°である場合、隣接する第7および第8の照明領域230A,230Bは、互いに部分的に重複している。また、第7および第8の照明領域230A,230Bは、それぞれ、第1および第2の照明領域30A,30Bに互いに部分的に重複している。
第7の発光態様は、第8の発光部211Bおよび第9の発光部211Cを同時に点灯させながら、他の発光部(第7の発光部211A、第10の発光部211D、第11の発光部211Eおよび第12の発光部211F)を消灯させる態様である。第7の発光態様は、第1の照明部10の第2の発光態様LM2(図6(b)参照)と同様の態様である。第2の照明部210が第7の発光態様で発光しているとき、2つの略円形の第8および第9の照明領域230B,230C(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、作業領域WAにおいて一方向に沿って並ぶ。角度θ2が22°である場合、隣接する第8および第9の照明領域230B,230Cは、互いに部分的に重複している。また、第8および第9の照明領域230B,230Cは、それぞれ、第2および第3の照明領域30B,30Cに互いに部分的に重複している。
第8の発光態様は、第9の発光部211Cおよび第10の発光部211Dを同時に点灯させながら、他の発光部(第7の発光部211A、第8の発光部211B、第11の発光部211Eおよび第12の発光部211F)を消灯させる態様である。第8の発光態様は、第1の照明部10の第3の発光態様LM3(図6(c)参照)と同様の態様である。第2の照明部210が第8の発光態様で発光しているとき、2つの略円形の第9および第10の照明領域230C,230D(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、作業領域WAにおいて一方向に沿って並ぶ。角度θ3が22°である場合、隣接する第9および第10の照明領域230C,230Dは、互いに部分的に重複している。また、第9および第10の照明領域230C,230Dは、それぞれ、第3および第4の照明領域30C,30Dに互いに部分的に重複している。
第9の発光態様は、第10の発光部211Dおよび第11の発光部211Eを同時に点灯させながら、他の発光部(第7の発光部211A、第8の発光部211B、第9の発光部211Cおよび第12の発光部211F)を消灯させる態様である。第9の発光態様は、第1の照明部10の第4の発光態様LM4(図6(d)参照)と同様の態様である。第2の照明部210が第9の発光態様で発光しているとき、2つの略円形の第10および第11の照明領域230D,230E(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、作業領域WAにおいて一方向に沿って並ぶ。角度θ4が22°である場合、隣接する第10および第11の照明領域230D,230Eは、互いに部分的に重複している。また、第10および第11の照明領域230D,230Eは、それぞれ、第4および第5の照明領域30D,30Eに部分的に重複している。
第10の発光態様は、第11の発光部211Eおよび第12の発光部211Fを同時に点灯させながら、他の発光部(第7の発光部211A、第8の発光部211B、第9の発光部211Cおよび第10の発光部211D)を消灯させる態様である。第10の発光態様は、第1の照明部10の第5の発光態様LM5(図6(e)参照)と同様の態様である。第2の照明部210が第10の発光態様で発光しているとき、2つの略円形の第11および第12の照明領域230E,230F(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、作業領域WAにおいて一方向に沿って並ぶ。角度θ5が22°である場合、隣接する第11および第12の照明領域230E,230Fは、互いに部分的に重複している。また、第11および第12の照明領域230E,230Fは、それぞれ、第5および第6の照明領域30E,30Fに互いに部分的に重複している。
第1および第2の照明部10,210の発光状態/非発光状態の切り換え、第1および第2の照明部10,210のうち発光させる照明部の切り換え、ならびに、各照明部10の発光態様の切り換え(第1の発光態様LM1〜第5の発光態様LM5の間での切り換え、および第6の発光態様〜第10の発光態様の切り換え)は、作業者がリモコン204を操作することにより行われる。
第1の照明部10の消灯状態から、リモコン204の中央スイッチ41が操作(オン操作)されると、点灯制御部31は、第1および第2の照明部10,210を、10つの発光態様のうち、所定の一の発光態様(たとえば第1の照明部10の第3の発光態様LM3(図6(a)参照))で発光するように制御する。そして、左キー42、右キー43、上キー242および下キー243を操作することにより、第1および第2の照明部10,210の発光態様が切り換えられる(第1の発光態様LM1〜第10の発光態様の間で切り換えられる)。そして、リモコン204の中央スイッチ41が操作(オフ操作)されることにより、点灯制御部31は、全ての発光部11を消灯させる(非発光状態)。
次に、第1および第2の照明部10,210の発光態様の切り換え(第1の発光態様LM1〜第10の発光態様の間での切り換え)について説明する。
発光先を第1の照明部10と第2の照明部210とで切り換えることができる。具体的には、第1の照明部10の第1の発光態様LM1(図6(a)参照)と、第2の照明部210の第6の発光態様との間で発光態様の切り換えが可能である。第1の照明部10が第1の発光態様LM1で発光している状態で、上キー242が1回操作されると、第1および第2の照明部10,210の発光態様が、第2の照明部210の第6の発光態様に切り換わる。これにより、第7および第8の照明領域230A,230Bに移る。また、第2の照明部210が第6の発光態様で発光している状態で、下キー243が1回操作されると、第1および第2の照明部10,210の発光態様が、第1の照明部10の第1の発光態様LM1に切り換わる。これにより、照明領域が、第1および第2の照明領域30A,30Bに移る。
また、第1の照明部10の第2の発光態様LM2(図6(b)参照)と、第2の照明部210の第7の発光態様との間で発光態様の切り換えが可能である。第1の照明部10が第2の発光態様LM2で発光している状態で、上キー242が1回操作されると、第1および第2の照明部10,210の発光態様が、第2の照明部210の第7の発光態様に切り換わる。これにより、照明領域が、第8および第9の照明領域230B,230Cに移る。また、第2の照明部210が第7の発光態様で発光している状態で、下キー243が1回操作されると、第1および第2の照明部10,210の発光態様が、第1の照明部10の第2の発光態様LM2に切り換わる。これにより、照明領域が、第2および第3の照明領域30B,30Cに移る。
また、第1の照明部10の第3の発光態様LM3(図6(c)参照)と、第2の照明部210の第8の発光態様LM8(図10(b)参照)との間で発光態様の切り換えが可能である。第1の照明部10が第3の発光態様LM3で発光している状態で、上キー242が1回操作されると、第1および第2の照明部10,210の発光態様が、第2の照明部210の第8の発光態様LM8に切り換わる。これにより、照明領域が、第9および第10の照明領域230C,230Dに移る。また、第2の照明部210が第8の発光態様LM8で発光している状態で、下キー243が1回操作されると、第1および第2の照明部10,210の発光態様が、第1の照明部10の第3の発光態様LM3に切り換わる。これにより、照明領域が、第3および第4の照明領域30C,30Dに移る。
また、第1の照明部10の第4の発光態様LM4(図6(d)参照)と、第2の照明部210の第9の発光態様LM9(図10(c)参照)との間で発光態様の切り換えが可能である。第1の照明部10が第4の発光態様LM4で発光している状態で、上キー242が1回操作されると、第1および第2の照明部10,210の発光態様が、第2の照明部210の第9の発光態様LM9に切り換わる。これにより、照明領域が、第10および第11の照明領域230D,230Eに移る。また、第2の照明部210が第9の発光態様LM9で発光している状態で、下キー243が1回操作されると、第1および第2の照明部10,210の発光態様が、第1の照明部10の第4の発光態様LM4に切り換わる。これにより、照明領域が、第4および第5の照明領域30D,30Eに移る。
また、第1の照明部10の第5の発光態様LM5(図6(e)参照)と、第2の照明部210の第10の発光態様との間で発光態様の切り換えが可能である。第1の照明部10が第5の発光態様LM5で発光している状態で、上キー242が1回操作されると、第1および第2の照明部10,210の発光態様が、第2の照明部210の第10の発光態様に切り換わる。これにより、照明領域が、第11および第12の照明領域230E,230Fに移る。また、第2の照明部210が第10の発光態様で発光している状態で、下キー243が1回操作されると、第1および第2の照明部10,210の発光態様が、第1の照明部10の第5の発光態様LM5に切り換わる。これにより、照明領域が、第5および第6の照明領域30E,30Fに移る。
以上により、第2の実施形態によれば、作業灯201が、第1の照明部10と、第2の照明部210と、を含む。第2の照明部210において、左右方向Xに関して隣り合う発光部211A,211B,211C,211D,211E,211Fの光軸同士が、前方に向かうに従って左右方向Xに関して離反している。
そして、第1の照明部10の所定の第1の態様(一例として、第3の発光態様LM3(図6(c)参照))の終了に引き続いて、第2の照明部210が所定の第4の態様(特許請求の範囲の「第3の態様」。一例として、第8の発光態様LM8(図10(b)参照))で発光させられる。そして、複数の発光態様のうち第1の態様(たとえば、第3の発光態様LM3)の終了に引き続いて、第2の照明部210は他の態様(この場合、第6の発光態様、第7の発光態様、第9の発光態様LM9、第10の発光態様)は実行されない。
これにより、照明領域を、互いに直交する2方向に細かな単位で変更できる。これにより、2次元のデジタルサーチライトを実現できる。ゆえに、照明領域を、より広範囲で円滑に変更できる。
したがって、発光部(発光部11A〜11Fおよび発光部211A〜211F)の点灯/消灯の切り換えにより、モータや歯車等の駆動部を作業灯に設けることなく、互いに異なる2方向に照明領域を変更できる。
図12A(a),12A(b)は、本発明の第3の実施形態に係る作業灯301の構成を示す斜視図である。図12Bは、作業灯301の模式的な側面図である。図13は、作業灯301の使用状況を説明するための模式的な正面図である。図14は、照明領域の位置の変更を説明するための図である。
第3の実施形態において、前述の第1の実施形態や第2の実施形態と共通する部分には、それぞれ、図1〜図11の場合と同一の参照符号を付し説明を省略する。
第3の実施形態に係る作業灯301が、第2の実施形態に係る作業灯201と相違する点は、第1および第2の照明部10,210に加え、第3の照明部310をさらに含む点にある。
図12Aに示すように、作業灯301は、第1の照明部10と、第2の照明部210と、設置位置IP(図9A等参照)において、第1および第2の照明部10,210ならびに第3の照明部310を支持する支持台302と、制御装置3(図5参照)と、リモコン204(図5等参照)とを含む。第3の照明部310は、第2の照明部210のさらに上方に配置されている。第1の照明部10、第2の照明部210および第3の照明部310のそれぞれは、支持台302に対する上下方向(第2の方向)Zに対する向きを変更可能に、支持台302に取り付けられている。すなわち、第1の照明部10は、水平面に対する照明角度を変更可能であり、第2の照明部210は、水平面に対する照明角度を変更可能であり、かつ第3の照明部310は、水平面に対する照明角度を変更可能である。支持台302に対する第3の照明部310の姿勢は、第3の照明部310による照明領域が、作業領域WA(すなわち、照明対象領域)に位置するように設定されている。より具体的には、図12Bに示すように、第3の照明部310に含まれる発光部311A〜311Fの光軸12が、第2の照明部210に含まれる発光部211A〜211Fの光軸12に対し、前方に向かうに従って上下方向Zに関して離反している。
第3の照明部310は、第1の照明部10と同等の構成を備えている。すなわち、第3の照明部310は、6つの発光部(第1の発光部11A〜第6の発光部11Fに相当)を含む。そして、第3の照明部310に含まれる発光部は、第1および第2の照明部10,210に含まれる発光部と上下位置および左右位置が揃っている。すなわち、第1、第2および第3の照明部10,210,310に含まれる複数の発光部は行列状に並置されている。
但し、後述する図13では、第3の照明部310の第1の発光部を第13の発光部311A(図13(a)等参照)とし、第3の照明部310の第2の発光部を第14の発光部311B(図13(a)等参照)とする。また、第3の照明部310の第3の発光部を第15の発光部311C(図13(a)等参照)とし、第3の照明部310の第4の発光部を第16の発光部311D(図13(a)等参照)とする。また、第3の照明部310の第5の発光部を第17の発光部311E(図13(a)等参照)とし、第3の照明部310の第6の発光部を第18の発光部311F(図13(a)等参照)とする。
具体的には、第13の発光部311Aの点灯に伴って、第13の照明領域330A(図14(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。第14の発光部311Bの点灯に伴って、第14の照明領域330B(図14(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。第15の発光部311Cの点灯に伴って、第15の照明領域330C(図14(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。第16の発光部311Dの点灯に伴って、第16の照明領域330D(図14(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。第17の発光部311Eの点灯に伴って、第17の照明領域330E(図14(a)等参照)が作業領域WAにおいて形成される。第18の発光部311Fの点灯に伴って、第18の照明領域330F(図14(a)等参照)作業領域WAにおいてが形成される。
点灯制御部31は、リモコン204の操作に基づいて、各発光部(第1の発光部11A〜第6の発光部11F、第13の発光部311A〜第18の発光部311Fおよび第13の発光部311A〜第18の発光部311F)の点灯動作および消灯動作を制御する。
第3の照明部310の発光態様は、第1の照明部10の発光態様と同様に5態様(第11の発光態様〜第15の発光態様)ある。第11の発光態様は、第13の発光部311Aおよび第14の発光部311Bを同時に点灯させながら、他の発光部(第15の発光部311C、第16の発光部311D、第17の発光部311Eおよび第18の発光部311F)を消灯させる態様である。第11の発光態様は、第1の照明部10の第1の発光態様LM1(図6(a)参照)と同様の態様である。第3の照明部310が第11の発光態様で発光しているとき、2つの略円形の第13および第14の照明領域330A,330B(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、左右方向X(第1の方向)に沿って並ぶ。角度θ1が22°である場合、隣接する第13および第14の照明領域330A,330Bは、互いに部分的に重複している。また、第13および第14の照明領域330A,330Bは、それぞれ、第7および第8の照明領域230A,230Bに互いに部分的に重複している。
第12の発光態様は、第14の発光部311Bおよび第15の発光部311Cを同時に点灯させながら、他の発光部(第13の発光部311A、第16の発光部311D、第17の発光部311Eおよび第18の発光部311F)を消灯させる態様である。第12の発光態様は、第1の照明部10の第2の発光態様LM2(図6(b)参照)と同様の態様である。第3の照明部310が第12の発光態様で発光しているとき、2つの略円形の第14および第15の照明領域330B,330C(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が一方向に沿って並ぶ。角度θ2が22°である場合、隣接する第14および第15の照明領域330B,330Cは、互いに部分的に重複している。また、第14および第15の照明領域330B,330Cは、それぞれ、第8および第9の照明領域230B,230Cに互いに部分的に重複している。
第13の発光態様は、第15の発光部311Cおよび第16の発光部311Dを同時に点灯させながら、他の発光部(第13の発光部311A、第14の発光部311B、第17の発光部311Eおよび第18の発光部311F)を消灯させる態様である。第13の発光態様は、第1の照明部10の第3の発光態様LM3(図6(c)参照)と同様の態様である。第2の照明部210が第13の発光態様で発光しているとき、2つの略円形の第15および第16の照明領域330C,330D(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、一方向に沿って並ぶ。角度θ3が22°である場合、隣接する第15および第16の照明領域330C,330Dは、互いに部分的に重複している。また、第15および第16の照明領域330C,330Dは、それぞれ、第9および第10の照明領域230C,230Dに互いに部分的に重複している。
第14の発光態様は、第16の発光部311Dおよび第17の発光部311Eを同時に点灯させながら、他の発光部(第13の発光部311A、第14の発光部311B、第15の発光部311Cおよび第18の発光部311F)を消灯させる態様である。第14の発光態様は、第1の照明部10の第4の発光態様LM4(図6(d)参照)と同様の態様である。第2の照明部210が第14の発光態様で発光しているとき、2つの略円形の第16および第17の照明領域330D,330E(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、一方向に沿って並ぶ。角度θ4が22°である場合、隣接する第16および第16の照明領域330D,330Eは、互いに部分的に重複している。また、第16および第17の照明領域330D,330Eは、それぞれ、第10および第11の照明領域230D,230Eに互いに部分的に重複している。
第15の発光態様は、第17の発光部311Eおよび第18の発光部311Fを同時に点灯させながら、他の発光部(第13の発光部311A、第14の発光部311B、第15の発光部311Cおよび第16の発光部311D)を消灯させる態様である。第15の発光態様は、第1の照明部10の第5の発光態様LM5(図6(e)参照)と同様の態様である。第3の照明部310が第15の発光態様で発光しているとき、2つの略円形の第17および第18の照明領域330E,330F(それぞれ、たとえば直径約70cmの略円形)が、一方向に沿って並ぶ。角度θ5が22°である場合、隣接する第17および第18の照明領域330E,330Fは、互いに互いに部分的に重複している。また、第17および第18の照明領域330E,330Fは、それぞれ、第11および第12の照明領域230E,230Fに互いに部分的に重複している。
次に、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様の切り換え(第1の発光態様LM1〜第15の発光態様の間での切り換え)について説明する。
発光先を第2の照明部210と第3の照明部310とで切り換えることができる。具体的には、第2の照明部210の第6の発光態様と、第3の照明部310の第11の発光態様との間で発光態様の切り換えが可能である。第2の照明部210が第6の発光態様で発光している状態で、上キー242が1回操作されると、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様が、第3の照明部310の第11の発光態様に切り換わる。これにより、照明領域が、第13および第14の照明領域330A,330Bに移る。また、第3の照明部310が第11の発光態様で発光している状態で、下キー243が1回操作されると、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様が、第2の照明部210の第6の発光態様に切り換わる。これにより、照明領域が、第7および第8の照明領域230A,230Bに移る。
また、第2の照明部210の第7の発光態様と、第3の照明部310の第12の発光態様との間で発光態様の切り換えが可能である。第2の照明部210が第7の発光態様で発光している状態で、上キー242が1回操作されると、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様が、第3の照明部310の第12の発光態様に切り換わる。これにより、照明領域が、第14および第15の照明領域330B,330Cに移る。また、第3の照明部310が第12の発光態様で発光している状態で、下キー243が1回操作されると、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様が、第2の照明部210の第7の発光態様に切り換わる。これにより、照明領域が、第8および第9の照明領域230B,230Cに移る。
また、第2の照明部210の第8の発光態様LM8(図10(b)参照)と、第3の照明部310の第13の発光態様LM13(図10(a)参照)との間で発光態様の切り換えが可能である。第2の照明部210が第8の発光態様LM8で発光している状態で、上キー242が1回操作されると、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様が、第2の照明部210の第13の発光態様LM13に切り換わる。これにより、照明領域が、第15および第16の照明領域330C,330Dに移る。また、第3の照明部310が第13の発光態様LM13で発光している状態で、下キー243が1回操作されると、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様が、第2の照明部210の第8の発光態様LM8に切り換わる。これにより、照明領域が、第9および第10の照明領域230C,230Dに移る。
また、第2の照明部210の第9の発光態様LM9(図10(c)参照)と、第3の照明部310の第14の発光態様との間で発光態様の切り換えが可能である。第2の照明部210が第9の発光態様LM9で発光している状態で、上キー242が1回操作されると、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様が、第3の照明部310の第14の発光態様に切り換わる。これにより、照明領域が、第16および第17の照明領域330D,330Eに移る。また、第3の照明部310が第14の発光態様で発光している状態で、下キー243が1回操作されると、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様が、第2の照明部210の第9の発光態様LM9に切り換わる。これにより、照明領域が、第10および第11の照明領域230D,230Eに移る。
また、第2の照明部210の第10の発光態様と、第3の照明部310の第15の発光態様との間で発光態様の切り換えが可能である。第2の照明部210が第10の発光態様で発光している状態で、上キー242が1回操作されると、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様が、第3の照明部310の第15の発光態様に切り換わる。これにより、照明領域が、第17および第18の照明領域330E,330Fに移る。また、第3の照明部310が第15の発光態様で発光している状態で、下キー243が1回操作されると、第1、第2および第3の照明部10,210,310の発光態様が、第2の照明部210の第10の発光態様に切り換わる。これにより、照明領域が、第11および第12の照明領域230E,230Fに移る。
なお、第1の照明部10の発光態様(第1の発光態様LM1〜第5の発光態様LM5)と第3の照明部310の発光態様(第11の発光態様〜第15の発光態様)との切り換えをダイレクトに行うことはできず、必ず第2の照明部210の発光態様(第6の発光態様〜第10の発光態様)の介在が必要になる。
以上により、第2の実施形態によれば、第3の実施形態で述べた作用効果と同等の作用効果を奏することができる。
以上、この発明の3つの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することも可能である。
たとえば、図15(a),15(b)に示すように、各照明部10,210,310において同時に発光(点灯)する発光部の個数が、2つでなく3つであってもよい。図15(a),15(b)の各発光態様において、3つの発光部が発光する。これらの発光態様に対応する照明領域を、それぞれ図16(a),16(b)に示す。なお、同時に発光する発光部11は、4つ以上であってもよい。
また、前述の各実施形態において、各照明部10,210,310に含まれる発光部の総数は6つに限られず、同時に発光する発光部の個数よりも多い個数であれば6つ以外であってもよい。また、各照明部に含まれる発光部の数は、互いに等しいことが望ましいが、異なっていてもよい。
また、第1および第2の実施形態において、個々の照明部10,210,310が独立して操作可能であってもよい。
具体的には、第1の照明部10の消灯状態において、リモコン4の上キー242が操作されると、リモコン4の中央スイッチ41や下キー243が次に操作されるまで、第1の照明部10を制御するモードになる。そして、リモコン4の左キー42および右キー43が操作されることにより、第1の照明部10による照明領域が左右に移動する。
また、第2の照明部210の消灯状態において、リモコン4の中央スイッチ41が操作されると、リモコン4の上キー242や下キー243が次に操作されるまで、第2の照明部210を制御するモードになる。そして、リモコン4の左キー42および右キー43が操作されることにより、第2の照明部210による照明領域が左右に移動する。
また、第3の照明部310の消灯状態において、リモコン4の下キー243が操作されると、リモコン4の中央スイッチ41や上キー242が次に操作されるまで、第3の照明部310を制御するモードになる。そして、リモコン4の左キー42および右キー43が操作されることにより、第3の照明部310による照明領域が左右に移動する。
この場合、個々の照明部10,210,310を同時に点灯させることも可能である。第1の照明部10の点灯状態においてリモコン4の上キー242が操作されると、第1の照明部10が消灯される。第2の照明部210の点灯状態においてリモコン4の中央スイッチ41が操作されると、第2の照明部210が消灯される。第3の照明部310の点灯状態においてリモコン4の下キー243が操作されると、第3の照明部310が消灯される。 また、前述の各実施形態において、上下方向Zに並ぶ照明部10,210,310の個数は、1〜3つに限られず、4つ以上であってもよい。
また、前述の各実施形態において、上下方向Zに並ぶ照明部10,210,310含まれる発光部の上下方向位置が揃っていなくてもよい(行列状でなくてもよい)。
また、前述の各実施形態において、上下方向Zに並ぶ隣り合う照明部10,210,310に含まれる発光部の光軸は、前方に向かうに従って左右方向Xに関して離反する必要は必ずしもない。上下方向Zに関して、各照明部10,210,310に含まれる発光部の光軸が揃っていてもよい。
また、各照明部10,210,310において、複数の発光部が円弧状ではなく、直線状に並んでいてもよい。
また、前述の各実施形態において、照明部10,210,310(の第1方向)が左右方向Xではなく、他の方向(たとえば上下方向Z)に沿って延びていてもよい。この場合、複数の照明部の配列方向(第2方向)は、左右方向Xである。
また、前述の各実施形態において、1つの発光部に割り当てられるランプの数が1つでなく複数であってもよい。すなわち、複数の光源によって1つの発光部が構成されていてもよい。
また、発光部は、列状に配置されていなくてもよく、作業領域WAから見て、一列に配列されていればよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
1 :作業灯
3 :制御装置
10 :第1の照明部
11A :第1の発光部
11B :第2の発光部
11C :第3の発光部
11D :第4の発光部
11E :第5の発光部
11F :第6の発光部
201 :作業灯
12A :光軸
12B :光軸
12C :光軸
12D :光軸
12E :光軸
12F :光軸
31 :点灯制御部(点灯制御装置)
201 :作業灯
210 :第2の照明部
211A :第7の発光部
211B :第8の発光部
211C :第9の発光部
211D :第10の発光部
211E :第11の発光部
211F :第12の発光部
301 :作業灯
310 :第3の照明部
311 :第16の発光部
311A :第13の発光部
311B :第14の発光部
311C :第15の発光部
311D :第16の発光部
311E :第17の発光部
311F :第18の発光部
LM1 :第1の発光態様(第1の態様、第2の態様)
LM2 :第2の発光態様(第1の態様、第2の態様)
LM3 :第3の発光態様(第1の態様、第2の態様)
LM4 :第4の発光態様(第1の態様、第2の態様)
LM5 :第5の発光態様(第1の態様、第2の態様)
WA :作業領域(照明対象領域)
X :左右方向(第1の方向)
Y :上下方向(第2の方向)

Claims (6)

  1. 所定の照明対象領域を照明する作業灯であって、
    前記照明対象領域から見て、前後方向に交差する所定の第1の方向に沿って一列に配列された、点灯および消灯可能な3つ以上の発光部を含む第1の照明部と、
    前記第1の照明部に対して、前記第1の方向および前後方向に交差する所定の第2の方向に配置された第2の照明部であって、前記照明対象領域から見て、前記第1の方向に沿って一列に配列された、点灯および消灯可能な3つ以上の発光部を含む第2の照明部と、
    前記第1の照明部に含まれる各発光部および前記第2の照明部に含まれる各発光部の点灯および消灯を制御する点灯制御装置とを含み、
    前記第1の照明部に含まれる各発光部および前記第2の照明部に含まれる各発光部が、前記第1の方向に関して隣り合う発光部の光軸同士が前方に向かうに従って前記第1の方向に関して離反しており、
    前記点灯制御装置が、前記第1の照明部において他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる第1の態様と、前記第1の照明部において他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる態様であって、点灯している発光部が前記第1の態様と一部のみ重複する第2の態様と、前記第2の照明部において他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる第3の態様とを実行可能であり、
    前記点灯制御装置が、前記第1の態様の終了に引き続いて前記第2の態様を実行可能であり、かつ前記第1の態様の終了または前記第2の態様の終了に引き続いて前記第3の態様を実行可能である、作業灯。
  2. 前記第1の照明部に含まれる発光部の光軸と、前記第2の照明部に含まれる発光部の光軸とが、前方に向かうに従って前記第2の方向に関して離反するように設けられている、請求項1に記載の作業灯。
  3. 所定の照明対象領域を照明する作業灯であって、
    前記照明対象領域から見て、前後方向に交差する所定の第1の方向に沿って一列に配列された、点灯および消灯可能な3つ以上の発光部を含む第1の照明部と、
    前記第1の照明部に対して、前記第1の方向および前後方向に交差する所定の第2の方向に配置された第2の照明部であって、前記照明対象領域から見て、前記第1の方向に沿って一列に配列された、点灯および消灯可能な3つ以上の発光部を含む第2の照明部と、
    前記第1の照明部に含まれる各発光部および前記第2の照明部に含まれる各発光部の点灯および消灯を制御する点灯制御装置とを含み、
    前記第1の照明部に含まれる各発光部および前記第2の照明部に含まれる各発光部が、前記第1の方向に関して隣り合う発光部の光軸同士が前方に向かうに従って前記第1の方向に関して離反しており、
    前記第1の照明部に含まれる発光部の光軸と、前記第2の照明部に含まれる発光部の光軸とが、前方に向かうに従って前記第2の方向に関して離反するように設けられており、
    前記点灯制御装置が、前記第1の照明部において他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる第1の態様と、前記第1の照明部において他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる態様であって、点灯している発光部が前記第1の態様と一部のみ重複する第2の態様とを実行可能であり、
    前記点灯制御装置が、前記第2の照明部において他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる第3の態様と、前記第2の照明部において他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる態様であって、点灯している発光部が前記第3の態様と一部のみ重複する第4の態様とを実行可能である、作業灯。
  4. 前記第2の態様において点灯している発光部が、前記第1の態様において点灯している発光部と同数である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業灯。
  5. 前記点灯制御装置が、他の発光部を消灯させながら互いに隣り合う複数の発光部を同時に点灯させる態様であって、点灯している発光部が前記第2の態様と一部のみ重複するが、点灯している発光部が前記第1の態様と全く重複しない、第の態様をさらに実行可能であり、
    前記点灯制御装置が、前記第1の態様の終了に引き続いて前記第の態様を実行しない、請求項1〜4のいずれか一項に記載の作業灯。
  6. 発光部が、1つまたは複数個の光源を含み、
    各光源が、LEDを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の作業灯。
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