JP6764008B1 - 眼鏡フレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズの交換ができると共に、部品点数を少なくし、製造工程を簡略化し、製造コストを低減した眼鏡フレームを提供する。【解決手段】眼鏡フレーム22において、リム24は、、リム部24aと一体的に形成されたヨロイ部24bを備え、リム24のリム部24aは、棒状部材を略環状に曲げて形成されると共に、その内周面が全周に亘って略平坦に形成され、リム24のヨロイ部24bは、略環状に曲げられた棒状部材の上端部と下端部を、リム部24aの外側に向かって折り曲げて、折り曲げた上端部と下端部を接合し、接合部を、その途中から眼鏡フレーム22の背面側に向け略直角に曲げて形成され、テンプル28が、ヨロイ部24bのリム部24aと反対側の端部に連結され、2つのリム24のブリッジ26を挟んで互いに隣り合う部分に、活用レンズ40を着脱可能に取り付けるためのレンズ取付部27を設けた。【選択図】図6

Description

本発明は、遠視や近視、乱視における結像位置の異常を矯正するための眼鏡や遠近両用眼鏡、老眼鏡等に用いられる眼鏡フレームに関するものである。
図7は、従来の眼鏡フレームについて説明するために参照する図である。
従来の眼鏡フレーム2は、図7(a)に示すように、左右のレンズ3をそれぞれ保持する2つのリム4と、2つのリム4の間を繋ぐブリッジ6と、それぞれのリム4のブリッジ6との接合部の下方に設けられた鼻パッド8と、それぞれのリム4のレンズ3を挟んだブリッジ6と反対側の部分に設けられたヨロイ10と、ヨロイ10のリム4と反対側の端部に、丁番13を介して連結された(図7(b)参照)テンプル12を備えていた(例えば、特許文献1参照)。
また、図7(a)に示すような従来の眼鏡フレームの、2つのリムのブリッジを挟んで互いに隣り合う部分に、補助レンズ(図4(a)及び(b)参照)を着脱可能に取り付けるための取付部材(レンズ取付部)が設けられた眼鏡フレームが、本願の出願人により提案されていた(特許文献2参照)。
そして、このような従来の眼鏡フレーム2のリム4とヨロイ10の接合部には、図7(b)に示すように、リム4に保持されているレンズ3がリム4から外れないように固定するためのリムロック14が設けられていた。
リムロック14は、図7(b)に示すように、上下に重ねられた板状の上板部材14aと下板部材14bを備え、図7(c)に示すように、上板部材14aには貫通孔14cが、下板部材14bにはネジ孔14dが、それぞれの板厚方向(図中上下方向)に貫通して形成されていた。
そして、従来の眼鏡フレーム2のリム4は、図7(c)に示すように、レンズ3を保持するために略環状に形成されると共に、そのレンズ3を挟んだブリッジ6と反対側の部分が切断されており、このリム4の切断部の上側端部4aには、ヨロイ10とリムロック14の上板部材14aが接合され、上記切断部の下側端部4bには、リムロック14の下板部材14bが接合されていた。
そして、上板部材14aの貫通孔14cと下板部材14bのネジ孔14dが連通するように、上板部材14aと下板部材14bを上下に重ねて配置し、ビス15のオネジ部が、上板部材14aの貫通孔14cに挿通されて、下板部材14bのネジ孔14dのメネジ部にネジ締結されることにより、リムロック14の上板部材14aと下板部材14bが結合されていた。
このような従来の眼鏡フレーム2のリム4にレンズ3を保持させるには、先ず、ビス15を緩めて外し、リムロック14の上板部材14aと下板部材14bの間隔、すなわち、リム4の切断部の間隔を広げて、広げられたリム4の内側にレンズ3を配置する。
そして、ビス15を元に戻して、リムロック14の上板部材14aと下板部材14bが接近するようにビス15を締め付けることにより、レンズ3がリム4から外れないように固定されていた。
このとき、リム4の内周面には、断面がV字状又はU字状の溝(図示せず)が全周に亘って形成されており、レンズ3の外周部がこの溝に沿ってその内側に配置されることにより、レンズ3の位置が眼鏡フレーム2の前面又は背面側に移動して、レンズ3がリム4から外れないようになっていた。
特開2000−227580号公報 特許第5121073号公報
しかしながら、上述したような従来の眼鏡フレーム2では、レンズを交換して1つの眼鏡フレームを様々な用途の眼鏡として使用することが難しいという問題もあった。
すなわち、従来の眼鏡フレーム2は、リム4に保持されたレンズ3を取り外して別のレンズ3に交換する場合、精密ドライバー等を使って、非常に小さなビス15を緩めたり締め付けたりしなければならず、その作業は非常に煩雑なものとなっていたため、眼鏡の利用者はレンズの交換を気軽に行うことはできなかった。
その一方で、例えば、拡大鏡やサングラス等のように、眼鏡の用途によっては、必要に応じてレンズの取り外しや交換が容易にできた方が望ましい場合もあり、そのような場合、従来は、それぞれの用途に応じた眼鏡を別に作成しなければならなかった。
また、そのような従来の眼鏡フレーム2では、眼鏡フレームの部品点数が多くなって、眼鏡フレームの製造工程が複雑になり、製造コストが増加するという問題もあった。
すなわち、従来の眼鏡フレーム2は、レンズ3をリム4に保持するために、それぞれのリム4にリムロック14を設ける必要があった。
そして、そのためには、ヨロイ10や上板部材14a、下板部材14b、ビス15等の非常に小さな部品を製造してリム4に取り付ける必要があるため、その分、眼鏡フレームの部品点数が多くなって、製造工程が複雑なものになっていた。
特に、上述したような、レンズの取り外しや交換が容易にできた方が望ましいような用途の場合は、リムロック14自体がそのような用途を想定していないため、眼鏡フレーム2にリムロック14を設けたり、リム4の内周面にレンズ3を保持するための溝を形成しても、それ自体が無駄になってしまうおそれがあった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、レンズを交換して様々な用途の眼鏡として用いることができると共に、部品点数を少なくして、製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる眼鏡フレームを提供することを課題とするものである。
本発明による眼鏡フレームは、上記課題を解決するために、
2つのリムと、2つの前記リムの間を繋ぐブリッジと、それぞれの前記リムの前記ブリッジと反対側に連結されたテンプルを備えた眼鏡フレームにおいて、
前記リムは、リム部と、前記リム部の前記ブリッジと反対側の部分に、前記リム部と一体的に形成されたヨロイ部を備え、
前記リムの前記リム部は、棒状部材を略環状に曲げることにより形成されると共に、その内周面が全周に亘って略平坦に形成され、
前記リムの前記ヨロイ部は、略環状に曲げられた前記棒状部材の上端部と下端部を、前記リム部の外側に向かってそれぞれ折り曲げて、折り曲げた前記上端部と前記下端部を接合し、接合された前記上端部と前記下端部を、その長さ途中部から前記眼鏡フレームの背面側に向けて略直角に曲げることにより形成され、
前記テンプルが、前記ヨロイ部の前記リム部と反対側の端部に連結され、
2つの前記リムの前記ブリッジを挟んで互いに隣り合う部分に、活用レンズを着脱可能に取り付けるためのレンズ取付部が設けられた
ことを特徴とするものである。
また、本発明による眼鏡フレームは、
前記活用レンズは、左右のレンズ部と、2つの前記レンズ部を繋ぐ中央部と、それぞれの前記レンズ部の前記中央部と反対側の部分に設けられた挟持部を備え、
前記中央部が前記眼鏡フレームの前記レンズ取付部に保持されて、前記挟持部が前記眼鏡フレームの前記ヨロイ部を挟持することにより、前記活用レンズが前記眼鏡フレームに取り付けることができる
ことを特徴とするものである。
このような本発明の眼鏡フレームによれば、
2つのリムと、2つの前記リムの間を繋ぐブリッジと、それぞれの前記リムの前記ブリッジと反対側に連結されたテンプルを備えた眼鏡フレームにおいて、
前記リムは、リム部と、前記リム部の前記ブリッジと反対側の部分に、前記リム部と一体的に形成されたヨロイ部を備え、
前記リムの前記リム部は、棒状部材を略環状に曲げることにより形成されると共に、その内周面が全周に亘って略平坦に形成され、
前記リムの前記ヨロイ部は、略環状に曲げられた前記棒状部材の上端部と下端部を、前記リム部の外側に向かってそれぞれ折り曲げて、折り曲げた前記上端部と前記下端部を接合し、接合された前記上端部と前記下端部を、その長さ途中部から前記眼鏡フレームの背面側に向けて略直角に曲げることにより形成され、
前記テンプルが、前記ヨロイ部の前記リム部と反対側の端部に連結され、
2つの前記リムの前記ブリッジを挟んで互いに隣り合う部分に、活用レンズを着脱可能に取り付けるためのレンズ取付部が設けられたことにより、
レンズを交換して様々な用途の眼鏡として用いることができると共に、部品点数を少なくして、製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
本発明の一実施の形態に係る眼鏡フレーム22を示す図であって、図1(a)はその正面図であり、図1(b)は眼鏡フレーム22のリム24のヨロイ部24bの周辺を拡大して背面側から見た拡大斜視図であり、図1(c)は図1(a)におけるA−A線矢視断面図である。 図1に示す眼鏡フレーム22のリム24が形成される手順を説明するための概略図である。 図1に示す眼鏡フレーム22のブリッジ26の周辺を拡大して示す図であって、図3(a)はその拡大正面図であり、図3(b)は図3(a)におけるB−B線矢視断面図である。 補助レンズ30を示す図であって、図4(a)はその正面図であり、図4(b)はその平面図であり、図4(c)は補助レンズ30が取り付けられた眼鏡フレーム22の正面図である。 活用レンズ40を示す図であって、図5(a)はその正面図であり、図5(b)はその平面図であり、図5(c)は活用レンズ40の挟持部41の周辺を拡大した拡大斜視図である。 活用レンズ40が取り付けられた眼鏡フレーム22を示す図であって、図6(a)はその正面図であり、図6(b)はその挟持部41の周辺を拡大して背面側から見た拡大斜視図である。 従来の眼鏡フレーム2を示す図であり、図7(a)はその背面側から見た斜視図であり、図7(b)は眼鏡フレーム2のヨロイ10の周辺を拡大して背面側から見た拡大斜視図であり、図7(c)は眼鏡フレーム2のリムロック14の構造を説明するための拡大背面図である。
以下、本発明に係る眼鏡フレームを実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図6は、本発明の一実施の形態に係る眼鏡フレーム22について説明するために参照する図である。なお、図7に示した従来の眼鏡フレーム2と同様の部分には、一部を除き、同じ符号を付して説明するものとする。
本実施の形態に係る眼鏡フレーム22は、図1(a)に示すように、2つのリム24と、2つのリム24の間を繋ぐブリッジ26と、それぞれのリム24のブリッジ26と反対側(図中左右両側)の部分に連結されたテンプル28を備えている。
眼鏡フレーム22のリム24は、図1(a)に示すように、略環状に形成されたリム部24aと、リム部24aのブリッジ26と反対側の部分に、リム部24aと一体的に形成されたヨロイ部24bを備えている。
リム24のリム部24aは、図1(c)に示すように、その断面形状が略四角形に形成されているため、リム部24aの内周面は全周に亘って略平坦に形成されている。
リム24のヨロイ部24bは、図1(b)に示すように、リム部24aのブリッジ26と反対側の部分から、リム部24aの外側に向けて略水平に伸びる水平部24cと、水平部24cのリム部24aと反対側の端部から略直角に曲げられて、眼鏡フレーム22の背面側に向けて伸びるテンプル取付部24dを備えている。
そして、リム24のヨロイ部24bのリム部24aと反対側の端部、すなわち、ヨロイ部24bのテンプル取付部24dの水平部24cと反対側の端部に、図7(a)に示す従来の眼鏡フレーム2と同じ様に、丁番29を介してテンプル28が連結されている。
このようなリム24は、図2(a)に示すように、断面形状が略四角形の棒状部材25を略環状に曲げることによりリム部24aが形成され、図2(b)に示すように、その棒状部材25の上端部25aと下端部25bを、リム部24aの外側(図中左側)に向かってそれぞれ折り曲げ、図2(c)に示すように、折り曲げた上端部25aと下端部25bを上下に重ねて接着や溶接等により接合し、図2(d)に示すように、接合された上端部25aと下端部25bを、その長さ途中部から眼鏡フレーム22の背面側に向けて略直角に曲げることにより、ヨロイ部24b及びその各部(水平部24cとテンプル取付部24d)が形成されている。
眼鏡フレーム22のブリッジ26は、図3(a)に示すように、2つのリム24を繋ぐように、水平方向(図中左右方向)に伸びる帯板状又は棒状に形成され、ブリッジ26の長さ方向(図中左右方向)の両端部には、ブリッジ26と一体的に形成されたレンズ取付部27がそれぞれ設けられている。
レンズ取付部27は、所定の長さ及び幅を有する帯板状又は棒状の部材を、その長さ途中の複数の位置で折り曲げることにより形成されており、図3(b)に示すように、ブリッジ26の下部から下方に伸びる下垂部27aと、下垂部27aの下端部から略直角に折り曲げられて、眼鏡フレーム22の前面側(図中右側)に向けて伸びる底板部27bと、底板部27bの下垂部27aと反対側の端部からから略直角に折り曲げられて上方に伸びる先端部27cを備えている。
このようなブリッジ26及びレンズ取付部27は、一枚の板状の部材の上に、ブリッジ26とレンズ取付部27を構成する各部(下垂部27a、底板部27b、先端部27c)を平面的かつ連続的に配置して、これらを一体的に切り出し、切り出した部材をその所定の位置で折り曲げることにより形成されている。
そして、図3(b)に示すように、ブリッジ26の両端部と、そこから下方に伸びるレンズ取付部27の下垂部27aの図中左側の面を、2つのリム24のそれぞれのリム部24aのヨロイ部24bと反対側の部分の前側の面(図中右側の面)に接触させ、その接触部を接着や溶接等によって接合することにより、2つのリム24が連結されている。
それにより、2つのレンズ取付部27が、2つのリム24のブリッジ26を挟んで互いに隣り合う部分の、ブリッジ26との接合部の下方かつ眼鏡フレームの22の前面側の位置に設けられ、眼鏡フレーム22を横方向(図3(b)の紙面に垂直方向)から見たときに、レンズ取付部27の略コ字状の凹部27dが、眼鏡フレーム22の前面側(図中右側)の図中上方に開放されるようになっている。
そして、このような眼鏡フレーム22には、図4(a)及び(b)に示すような補助レンズ30を、着脱可能に取り付けることができるようになっている。
補助レンズ30は、図4(a)及び(b)に示すように、左右のレンズ部30aと、2つレンズ部30aを繋ぐ略平板状の中央部30bを備えている。
そして、図4(c)に示すように、補助レンズ30の中央部30bの図中左右方向の両端部を、眼鏡フレーム22のブリッジ26に設けられた2つのレンズ取付部27の凹部27dにそれぞれ配置して、レンズ取付部27の下垂部27aと先端部27c(図3(b)参照)で挟み込むように保持するようにして、補助レンズ30を眼鏡フレーム22に取り付けることができる。
このような補助レンズ30は、図4(c)に示すように、眼鏡フレーム22に取り付けた際に、2つのレンズ部30aがそれぞれのリム24の下側の中央寄りの位置に配置されるようになっているため、例えば、着用者の手元を拡大する拡大鏡のような用途に用いることができる。
また、眼鏡フレーム22には、図5(a)ないし(c)に示すような活用レンズ40を、取り付けることができるようになっている。
活用レンズ40は、図5(a)及び(b)に示すように、左右のレンズ部40aと、2つのレンズ部40aを繋ぐ略平板状の中央部40bと、それぞれのレンズ部40aの中央部40bと反対側(図5(a)中左右両側)の部分に、レンズ部40aと一体的に形成された挟持部41を備えていた。
活用レンズ40の挟持部41は、図5(c)に示すように、レンズ部40aの中央部40bと反対側の部分から外側に向けて略水平(図5(a)中左右方向)に伸びる側板部41aと、側板部41aの上端部から略直角に折り曲げられて、レンズ部40aの背面側(図5(b)中上側)に向けて伸びる天板部41bと、天板部41bの側板部41aと反対側の端部から略直角に折り曲げられて下方に伸びる先端部41cを備えている。
それにより、活用レンズ40を横方向(図5(a)中左右方向)から見たときに、挟持部41の略コ字状の凹部41dが、活用レンズ40の背面側の下方に開放されるようになっている。
そして、図6(a)に示すように、活用レンズ40の中央部40bの図中左右方向の両端部を、眼鏡フレーム22のブリッジ26に設けられた2つのレンズ取付部27の凹部27dにそれぞれ配置して、レンズ取付部27の下垂部27aと先端部27c(図3(b)参照)で挟み込むように保持すると共に、図6(b)に示すように、眼鏡フレーム22の2つのリム24のヨロイ部24bの水平部24cを、活用レンズ40に設けられた2つの挟持部41の凹部41dにそれぞれ配置して、挟持部41の側板部41aと先端部41c(図5(c)参照)で挟み込むように保持するようにして、活用レンズ40を眼鏡フレーム22に取り付けることができる。
このような活用レンズ40は、図6(a)に示すように、眼鏡フレーム22に取り付けた際に、2つのレンズ部40aがそれぞれのリム24の前面の略全てを覆うように配置されるようになっているため、例えば、近視や乱視等の視力矯正用のレンズや、サングラスのような用途に用いることができる。
このような本実施の形態に係る眼鏡フレーム22を用いることにより、部品点数を少なくして、製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
すなわち、眼鏡フレーム22は、図7に示す従来の眼鏡フレーム2のようなリムロック14を有しておらず、それにより、リム24のリム部24aとヨロイ部24bを一体的に形成することができるため、眼鏡フレームの部品点数を少なくすることができ、眼鏡フレームの製造工程を簡略化することができるようになっている。
それに加えて、眼鏡フレーム22は、従来の眼鏡フレーム2のように、リム4のリム部4aの内周面に溝を形成する工程も必要ないため、その分更に、製造工程を簡略化することができるようになっている。
また、本実施の形態に係る眼鏡フレーム22を用いることにより、1つの眼鏡フレームのレンズを交換して様々な用途の眼鏡として用いることができる。
すなわち、眼鏡フレーム22のリム24は、ヨロイ部24bにリムロックが設けられておらず、ヨロイ部24bとリム部24aが一体的に形成されているため、リム24の形状が単純化され、特に、ヨロイ部24bの水平部24cの厚さ方向(眼鏡フレーム22の前後方向)の寸法を小さくすることができる。
そのため、リム24のリム部24aの前面の略全てを覆うような大きなレンズであっても、図6に示す活用レンズ40のように、挟持部41を設けることにより、眼鏡フレーム22に取り付けて確実に保持することができるようになっている。
このように、本実施の形態に係る眼鏡フレーム22によれば、レンズを交換して様々な用途の眼鏡として用いることができると共に、部品点数を少なくして、製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
なお、本発明は、前記実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を達成することができる範囲内であれば、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施の形態に係る眼鏡フレーム22においては、図1に示すように、眼鏡の着用者の鼻にあたる部分が設けられていないが、例えば、リム24のブリッジ26との接合部分の下方の背面側に、図7に示す従来の眼鏡フレーム2の鼻パッド8と同様の鼻パッドが設けられてもよい。
また、前記実施の形態に係る眼鏡フレーム22においては、リム24のリム部24aの断面が略四角形に形成されていたが、リム部24aの断面は四角形以外の形状、例えば、円形等に形成されていてもよい。
また、前記実施の形態に係る眼鏡フレーム22においては、リム24のリム部24aは、従来の眼鏡フレーム2のリム4のようにレンズ3を保持しなくてもよいため、略環状に形成されていなくてもよく、例えば、リム24の形状が、リム部24aの上半分や下半分だけのような、U字状(逆U字状)等に形成されていてもよい。
また、前記実施の形態に係る眼鏡フレーム22においては、活用レンズ40の挟持部41が、略コ字状の凹部41dが活用レンズ40の下方に開放されるような形状に形成されているが、挟持部41によって、眼鏡フレーム22のヨロイ部24bの水平部24cが保持されるようになっていれば、挟持部41はどのような形状であってもよい。
例えば、挟持部41の略コ字状の凹部41dが、活用レンズ40の上方に開放されるような形状に形成されていてもよいし、略コ字状の凹部41dが、活用レンズ40の背面側に開放されるような形状に形成されていてもよい。
また、前記実施の形態に係る眼鏡フレーム22においては、補助レンズ30や活用レンズ40の中央部30b,40bや活用レンズ40の挟持部41は、補助レンズ30や活用レンズ40のレンズ部30a,40aと一体的に形成されていてもよいし、中央部30b,40bや挟持部41を別部材として形成して、レンズ部30a,40aに接合するようにしてもよい。
2 眼鏡フレーム
3 レンズ
4 リム
4a 上側端部
4b 下側端部
6 ブリッジ
8 鼻パッド
10 ヨロイ
12 テンプル
13 丁番
14 リムロック
14a 上板部材
14b 下板部材
14c 貫通孔
14d ネジ孔
15 ビス
22 眼鏡フレーム
24 リム
24a リム部
24b ヨロイ部
24c 水平部
24d テンプル取付部
25 棒状部材
25a 上端部
25b 下端部
26 ブリッジ
27 レンズ取付部
27a 下垂部
27b 底板部
27c 先端部
27d 凹部
28 テンプル
29 丁番
30 補助レンズ
30a レンズ部
30b 中央部
40 活用レンズ
40a レンズ部
40b 中央部
41 挟持部
41a 側板部
41b 天板部
41c 先端部
41d 凹部

Claims (2)

  1. 2つのリムと、2つの前記リムの間を繋ぐブリッジと、それぞれの前記リムの前記ブリッジと反対側に連結されたテンプルを備えた眼鏡フレームにおいて、
    前記リムは、リム部と、前記リム部の前記ブリッジと反対側の部分に、前記リム部と一体的に形成されたヨロイ部を備え、
    前記リムの前記リム部は、棒状部材を略環状に曲げることにより形成されると共に、その内周面が全周に亘って略平坦に形成され、
    前記リムの前記ヨロイ部は、略環状に曲げられた前記棒状部材の上端部と下端部を、前記リム部の外側に向かってそれぞれ折り曲げて、折り曲げた前記上端部と前記下端部を接合し、接合された前記上端部と前記下端部を、その長さ途中部から前記眼鏡フレームの背面側に向けて略直角に曲げることにより形成され、
    前記テンプルが、前記ヨロイ部の前記リム部と反対側の端部に連結され、
    2つの前記リムの前記ブリッジを挟んで互いに隣り合う部分に、活用レンズを着脱可能に取り付けるためのレンズ取付部が設けられた
    ことを特徴とする眼鏡フレーム。
  2. 前記活用レンズは、左右のレンズ部と、2つの前記レンズ部を繋ぐ中央部と、それぞれの前記レンズ部の前記中央部と反対側の部分に設けられた挟持部を備え、
    前記中央部が前記眼鏡フレームの前記レンズ取付部に保持されて、前記挟持部が前記眼鏡フレームの前記ヨロイ部を挟持することにより、前記活用レンズが前記眼鏡フレームに取り付けることができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼鏡フレーム。
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