JP6763183B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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本発明は車両用灯具に関するものである。
特許文献1には、車両用灯具の灯室に収容される光学系ユニットであって、半導体発光素子と、前記半導体発光素子の前方に配置され、入射した光を前方に照射する構成とされた投射レンズと、前記半導体発光素子から前記投射レンズに直接入射する光の経路を避けた領域に配置された透光部材とを備え、前記透光部材は、前記半導体発光素子から出射された光の一部が入射するとともに、当該入射した光が前記投射レンズへ向けて出射される構成とされている、光学系ユニットが開示されている。
そして、このような構成とすることで、半導体発光素子から投射レンズに直接入射しない光に透光部材を通過させることにより、一定の配光制御を加えて投射レンズに入射させることができるため、従来は投射レンズに直接入射せず灯室内部で迷光と化していた光を、配光パターンの形成に利用することができること、及び投射レンズに入射される光は、一定の配光制御を受けることになるため、投射レンズに直接入射しない光が、前方車両や前方歩行者等に予期せぬグレアを与えることを防止できることが記載されている。
特開2013―254623号公報
ここで、特許文献1の具体的な開示を見ると、特許文献1の図3及び図4に示されるとおり、透光部材は、投影レンズの半導体発光素子からの光が直接入射する領域に光を入射させるものになっている。
このため透明部材を介して投影レンズに入射する光は、この直接入射する光を制御するための投影レンズの形状に従った制御を受けることになる。
したがって、特許文献1に開示される構成では、透明部材を介して投影レンズに入射する光を用いた配光設計の自由度が低いという問題がある。
本発明は、このような事情にかんがみてなされたものであり、主レンズに直接入射しない光を利用することができるとともに、その利用する光を用いた配光設計の自由度が高い車両用灯具を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の構成によって把握される。
(1)本発明の車両用灯具は、半導体型の光源と、前記光源の前方側に配置された矩形状の主レンズと、前記主レンズと前記光源との間に配置された副レンズと、を備え、前記主レンズは、水平方向の左側部に設けられ、前記副レンズを介した前記光源からの光が入射する左側補助配光制御部と、水平方向の右側部に設けられ、前記副レンズを介した前記光源からの光が入射する右側補助配光制御部と、を備え、前記副レンズは、水平方向左側に設けられ、前記光源からの光を前記主レンズの前記左側補助配光制御部に入射させる配光制御を行う鉛直方向に伸びる左側配光制御部と、水平方向右側に設けられ、前記光源からの光を前記主レンズの前記右側補助配光制御部に入射させる配光制御を行う鉛直方向に伸びる右側配光制御部と、を備え、前記主レンズは、前記副レンズの前記左側配光制御部及び前記右側配光制御部から照射される前記光源からの光以外の光が入射する主配光制御部を備えている。
(2)上記(1)の構成において、前記光源からの光が入射する前記副レンズの前記左側配光制御部の入射面が複合2次曲面で形成されているとともに、前記光源からの光が入射する前記副レンズの前記右側配光制御部の入射面も複合2次曲面で形成されており、前記光源からの光を前記主レンズの前記左側補助配光制御部に向けて照射する前記副レンズの前記左側配光制御部の出射面が自由曲面で形成されているとともに、前記光源からの光を前記主レンズの前記右側補助配光制御部に向けて照射する前記副レンズの前記右側配光制御部の出射面も自由曲面で形成されている。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記主レンズの前記左側補助配光制御部は、前記主配光制御部の形成する主配光パターンの水平方向の幅とほぼ同じ幅を有する第1補助配光パターンを形成し、前記主レンズの前記右側補助配光制御部は、前記主配光制御部の形成する主配光パターンの水平方向の幅とほぼ同じ幅を有する第2補助配光パターンを形成し、前記第1補助配光パターンは、前記第1補助配光パターンの中央側に形成される第1高光度帯が前記主配光パターンの中央側に形成される主高光度帯の上側の位置に重なるように前記主配光パターンに対して多重され、前記第2補助配光パターンは、前記第2補助配光パターンの中央側に形成される第2高光度帯が前記主配光パターンの中央側に形成される主高光度帯の上側の位置に重なるように前記主配光パターンに対して多重されている。
(4)上記(1)から(3)のいずれか1つの構成において、前記主レンズは、前記左側補助配光制御部の鉛直方向下側と前記右側補助配光制御部の鉛直方向下側に繋がって前記左側補助配光制御部及び前記右側補助配光制御部とで鉛直方向上側に開口するコの字を形成するように鉛直方向の下側に設けられ、前記副レンズを介した前記光源からの光が入射する水平方向に伸びる下側補助配光制御部を備え、前記副レンズは、前記左側配光制御部の鉛直方向下側と前記右側配光制御部の鉛直方向下側に繋がって前記左側配光制御部及び前記右側配光制御部とで鉛直方向上側に開口するコの字を形成するように鉛直方向下側に設けられ、前記光源からの光を前記主レンズの前記下側補助配光制御部に入射させる配光制御を行う水平方向に伸びる下側配光制御部を備え、前記主レンズは、前記副レンズの前記下側配光制御部、前記左側配光制御部及び前記右側配光制御部から照射される前記光源からの光以外の光が入射する主配光制御部を備えている。
(5)上記(4)の構成において、前記光源からの光が入射する前記副レンズの前記下側配光制御部の入射面が複合2次曲面で形成されており、前記光源からの光を前記主レンズの前記下側補助配光制御部に向けて照射する前記副レンズの前記下側配光制御部の出射面が自由曲面で形成されている。
(6)上記(4)又は(5)の構成において、前記主レンズの前記下側補助配光制御部は、前記主配光制御部の形成する主配光パターンの水平方向の幅とほぼ同じ幅を有する第3補助配光パターンを形成し、前記第3補助配光パターンは、前記第3補助配光パターンの中央側に形成される第3高光度帯が前記主配光パターンの中央側に形成される主高光度帯の上側の位置に重なるように前記主配光パターンに対して多重されている。
(7)上記(4)から(6)のいずれか1つの構成において、前記左側配光制御部の鉛直方向上側と前記右側配光制御部の鉛直方向上側に繋がって、前記下側配光制御部、前記左側配光制御部及び前記右側配光制御部とで前記光源からの光の通過する中央開口を有するロの字を形成するように鉛直方向上側に設けられた水平方向に伸びる前記副レンズの強度を補強する補強部を備えている。
(8)上記(1)から(7)のいずれか1つの構成において、前記主レンズは、前記光源からの光が入射する入射面が自由曲面で形成されるとともに、入射した前記光源からの光が出射する出射面が複合2次曲面で形成されている。
本発明によれば、主レンズに直接入射しない光を利用することができるとともに、その利用する光を用いた配光設計の自由度が高い車両用灯具を提供することができる。
本発明に係る実施形態の車両用灯具を備えた車両の平面図である。 本発明に係る実施形態の灯具ユニットの主要部の側面図である。 本発明に係る実施形態の灯具ユニットの主要部を後方斜め上から見た斜視図である。 本発明に係る実施形態の灯具ユニットの主要部を後方から見た平面図である。 本発明に係る実施形態の左側配光制御部から照射された光が形成するスクリーン上での第1補助配光パターンを説明するための図である。 本発明に係る実施形態の右側配光制御部から照射された光が形成するスクリーン上での第2補助配光パターンを説明するための図である。 本発明に係る実施形態の下側配光制御部から照射された光が形成するスクリーン上での第3補助配光パターンを説明するための図である。 本発明に係る実施形態の車両用灯具としてのハイビーム配光パターンを示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する)について詳細に説明する。実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。また、実施形態及び図中において、特に断りがない場合、「前」、「後」は、各々、車両の「前進方向」、「後進方向」を示し、「上」、「下」、「左」、「右」は、各々、車両に乗車する運転者から見た方向を示す。
本発明の実施形態に係る車両用灯具は、図1に示す車両102の前方の左右のそれぞれに設けられる車両用前照灯(101R、101L)であり、以下では単に車両用灯具と記載する。
本実施形態の車両用灯具は、車両前方側に開口したハウジング(図示せず)と開口を覆うようにハウジングに取付けられるアウターレンズ(図示せず)を備え、ハウジングとアウターレンズとで形成される灯室内に灯具ユニット10(図2参照)等が配置されている。
図2は、灯具ユニット10の主要部を示す側面図である。
なお、以降の図においても同様であるが、図において、X軸は車両102における水平方向を示しており、Y軸は車両102における鉛直方向を示しており、Z軸は主レンズ30のレンズ光軸を表している。
図2に示すように、灯具ユニット10は、例えば、ハイビーム配光パターンを形成するものであり、半導体型の光源20と、光源20の前方側に配置され、正面視が矩形状の主レンズ30と、主レンズ30と光源20の間に配置された副レンズ40と、を備えている。
なお、図2では、省略しているが光源20はヒートシンク上に設けられ、主レンズ30及び副レンズ40もレンズホルダを介してヒートシンクに取付けられるようになっている。
このため、主レンズ30の水平方向(X軸方向)の両端にレンズホルダに保持されるフランジが設けられており、副レンズ40の鉛直方向(Y軸方向)上側にレンズホルダへの取付部を兼用する後述する補強部50が設けられている。
ただし、主レンズ30に設けられるフランジは、水平方向(X軸方向)の両端に限られるものではなく、また、主レンズ30の周囲の端面をレンズホルダに接着固定する等、レンズホルダに主レンズ30を取付けるための方法は任意である。
また、副レンズ40のレンズホルダへの取付けは補強部50を利用して行うことに限定されるものではなく、レンズホルダに取付けるためのフランジ等を別途設けるようにしてもよい。
(光源)
光源20は、基板22と、基板22上に設けられる発光チップ21と、を備えており、本実施形態ではLEDチップを発光チップ21に用いた半導体型の光源20の場合を示しているが、LDチップを発光チップ21に用いた半導体型の光源20であってもよい。
また、発光チップ21の形状や数は特に限定されるものではなく、正方形状でも長方形状でもよいし、複数個の発光チップ21で正方形状や長方形状の発光面を形成するようにしてもよい。
(主レンズ及び副レンズ)
主レンズ30及び副レンズ40は、透明な材料で形成されればよく、特に材料が限定されるものではないが、成形性の観点から透明樹脂で形成されるのがよい。
副レンズ40は、光源20の近くに配置されることになるため、このことを考えれば、透明で耐熱性に優れるポリカーボネート樹脂で形成されるのが好適である。
一方、主レンズ30は、光源20からの距離があり耐熱性の問題がないため、光学特性面を優先して材料を選択することが可能であり、屈折率の波長依存性が小さく、分光の影響を低減することが可能であるPMMA等のアクリル系樹脂で形成されるのが好適である。
図3は灯具ユニット10の主要部を後方斜め上から見た斜視図であり、図4は灯具ユニット10の主要部を後方から見た平面図である。
なお、図3及び図4では、図2に示す補強部50を省略するとともに光源20についても発光チップ21の発光面だけを示すようにしている。
また、図3及び図4では、発光面の発光中心Oから放射される光の一部について併せて示すようにしている。
図3に示すように、主レンズ30は、水平方向(X軸方向)の左側の側部である左側部に設けられ、副レンズ40を介した光源20(発光チップ21)からの光が入射する左側補助配光制御部30Lを備えており、副レンズ40は、水平方向(X軸方向)左側に設けられ、光源20(発光チップ21)からの光を主レンズ30の左側補助配光制御部30Lに入射させる配光制御を行う鉛直方向(Y軸方向)に伸びる左側配光制御部40Lを備えている。
図3に示すように、左側配光制御部40Lは、光源20(発光チップ21)からの光を少し右側に屈折させることで、屈折させなかったとすれば、主レンズ30よりも左側に照射され、主レンズ30に入射できない光を主レンズ30の左側補助配光制御部30Lに入射させる配光制御を行っている。
このため、左側配光制御部40Lによる配光制御がなかった場合、主レンズ30に入射できなかった光が配光パターンの形成に活用されるので光の利用効率を高めることができる。
なお、この左側配光制御部40Lによって屈折させられる光の一部には、屈折させなくても主レンズ30に入射できる光も含まれている。
また、図4に示すように、主レンズ30は、水平方向(X軸方向)の右側の側部であるの右側部に設けられ、副レンズ40を介した光源20(発光チップ21)からの光が入射する右側補助配光制御部30Rを備えており、副レンズ40は、水平方向(X軸方向)右側に設けられ、光源20(発光チップ21)からの光を主レンズ30の右側補助配光制御部30Rに入射させる配光制御を行う鉛直方向(Y軸方向)に伸びる右側配光制御部40Rを備えている。
この副レンズ40の右側配光制御部40Rも左側配光制御部40Lと同様に、配光制御を行わなかった場合、主レンズ30に入射できなかった光を左側に屈折させることで右側補助配光制御部30Rに入射させる配光制御を行っており、このため光の利用効率を高めることができる。
なお、この右側配光制御部40Rによって屈折させられる光の一部には、屈折させなくても主レンズ30に入射できる光も含まれている。
さらに、主レンズ30は、左側補助配光制御部30Lの鉛直方向(Y軸方向)下側と右側補助配光制御部30Rの鉛直方向(Y軸方向)下側に繋がって、左側補助配光制御部30L及び右側補助配光制御部30Rとで鉛直方向(Y軸方向)上側に開口するコの字を形成するように、鉛直方向(Y軸方向)の下側に設けられ、副レンズ40を介した光源20(発光チップ21)からの光が入射する水平方向(X軸方向)に伸びる下側補助配光制御部30Dを備えている。
そして、副レンズ40は、左側配光制御部40Lの鉛直方向(Y軸方向)下側と右側配光制御部40Rの鉛直方向(Y軸方向)下側に繋がって、左側配光制御部40L及び右側配光制御部40Rとで鉛直方向(Y軸方向)上側に開口するコの字を形成するように鉛直方向(Y軸方向)下側に設けられ、光源20(発光チップ21)からの光を主レンズ30の下側補助配光制御部30Dに入射させる配光制御を行う水平方向(X軸方向)に伸びる下側配光制御部40Dを備えている。
この副レンズ40の下側配光制御部40Dは、光源20(発光チップ21)からの光を少し鉛直方向(Y軸方向)上側に屈折させることで、屈折させなかったとすれば、主レンズ30よりも下側に照射され、主レンズ30に入射できない光を主レンズ30の下側補助配光制御部30Dに入射させる配光制御を行っている。
このため、下側配光制御部40Dによる配光制御がなかった場合、主レンズ30に入射できなかった光が配光パターンの形成に活用されるので光の利用効率を高めることができる。
なお、この下側配光制御部40Dによって屈折させられる光の一部には、屈折させなくても主レンズ30に入射できる光も含まれている。
そして、上述のようにして、主レンズ30の左側補助配光制御部30L、右側補助配光制御部30R及び下側補助配光制御部30Dに入射するように副レンズ40から照射された光は、補助配光パターンを形成するように、左側補助配光制御部30L、右側補助配光制御部30R及び下側補助配光制御部30Dによって配光制御が行われる。
一方、上述した主レンズ30の左側補助配光制御部30L、右側補助配光制御部30R及び下側補助配光制御部30D以外の部分には、光源20(発光チップ21)からの直射光が照射され、主配光パターンMHP(図5(a)参照)を形成する主配光制御部になっている。
したがって、主レンズ30は、副レンズ40の左側配光制御部40L、右側配光制御部40R及び下側配光制御部40Dから照射される光源20(発光チップ21)からの光以外の光が入射する主配光制御部を備えている。
上記した副レンズ40の光源20からの光が入射する入射面、つまり、左側配光制御部40L、右側配光制御部40R及び下側配光制御部40Dの入射面は、複合2次曲面として光源20からの光の放射に合わせるようにして光が入射できるようにするのがよい。
一方、この場合、副レンズ40の入射した光が出射する出射面、つまり、左側配光制御部40L、右側配光制御部40R及び下側配光制御部40Dの出射面が、左側補助配光制御部30L、右側補助配光制御部30R及び下側補助配光制御部30Dに向けて光を照射する制御を行うことになるため自由曲面とする。
また、主レンズ30では、光を前方側に放射することになる出射面は視認される側の面となるため、意匠性が重要であり、このため見栄えのよい面とするために複合2次曲面として形成し、入射面を自由曲面とすることで配光制御を行うようにするのがよい。
つまり、主配光制御部、左側補助配光制御部30L、右側補助配光制御部30R及び下側補助配光制御部30Dの出射面が複合2次曲面で形成され、入射面が自由曲面で形成されるようにするのが好適である。
ところで、上述した副レンズ40の左側配光制御部40L、右側配光制御部40R及び下側配光制御部40Dからなる鉛直方向(Y軸方向)に開口したコの字型の形状は、強度面では弱い形状になる。
そこで、本実施形態では、図2に点線で示すように左側配光制御部40Lの鉛直方向(Y軸方向)上側と右側配光制御部40Rの鉛直方向(Y軸方向)上側に繋がって、下側配光制御部40D、左側配光制御部40L及び右側配光制御部40Rとで光源20からの光の通過する中央開口を有するロの字を形成するように鉛直方向(Y軸方向)上側に設けられた水平方向(X軸方向)に伸びる副レンズ40の強度を補強する補強部50を設けるようにしている。
そして、この補強部50を利用して図示しないレンズホルダに副レンズ40が取付けられるようにしている。
この補強部50は必須の要件ではないものの、車両用灯具には振動等に対する耐性が求められるため、設けることが好ましい。
また、補強部50は主レンズ30への光の入射を遮らない鉛直方向上側の位置に設けるようにすることが好ましいが、仮に、スペース等の問題で主レンズ30の鉛直方向上側の部分に入射する光を遮るような位置に位置することになる場合には、補強部50を光が透過しないように補強部50に遮光コーティングを設けるようにしてもよい。
この場合、遮光されることで利用される光が減ることになるので、この点を考えれば、先に述べたように、主レンズ30への光の入射を遮らない鉛直方向上側の位置に設けるようにすることがよい。
以上のような構成を有する本実施形態の車両用灯具の配光制御について以下説明を行いながら、さらに、主レンズ30及び副レンズ40の構成について詳細に説明する。
図5は左側配光制御部40Lから照射された光が形成するスクリーン上での第1補助配光パターンSHP1を説明するための配光パターンを等光度線で示した図である。
図5(a)は比較のために主レンズ30の主配光制御部から照射された光が形成するスクリーン上での主配光パターンMHPを示したものであり、図5(b)が左側配光制御部40Lから照射された光が形成するスクリーン上での第1補助配光パターンSHP1を示したものである。
なお、VU−VL線はスクリーン上での垂直線を示し、HL−HR線はスクリーン上での水平線を示しており、以降でもスクリーン上での配光パターンを示す図においては、同様に、VU−VL線はスクリーン上での垂直線を示し、HL−HR線はスクリーン上での水平線を示している。
上述のように、図5(a)に示す主配光パターンMHPは、主レンズ30の左側補助配光制御部30L、右側補助配光制御部30R及び下側補助配光制御部30D以外の部分を主配光制御部として、その主配光制御部によって形成された配光パターンであり、光源20から放射される光のうち中央側の光量の高い光によって形成されており、等光度線が多く表れた光度の高い配光パターンになっており、中央に主高光度帯MHZを有している。
一方、このことは、左側配光制御部40Lが第1補助配光パターンSHP1を形成するためだけに設計されていることを意味しており、したがって、左側配光制御部40Lは、主配光パターンMHPを形成するための設計上の制約を受けることなく、第1補助配光パターンSHP1を形成するためだけに自由に設計が可能な部分になっている。
ここで、先行技術のように、メインとなる配光を形成するのに配光設計されたレンズ部分を利用してレンズから外れるような光を透明部材でレンズに入射させて利用する場合、設計自由度がないために、メイン配光の周囲に位置するような配光パターンとなる。
しかしながら、本実施形態の左側配光制御部40Lは、主配光パターンMHPとは全く無関係に第1補助配光パターンSHP1を形成するためだけに設計できるため、図5(b)に示すように、水平方向の幅が主配光パターンMHPとほぼ同じ幅を有し、鉛直方向の幅も主配光パターンMHPとほぼ同じ幅を有する主配光パターンMHPを包括するような第1補助配光パターンSHP1を形成することが可能であるとともに、中央側に主高光度帯MHZよりは光度が低いものの、高光度帯(第1高光度帯SHZ1)を有したものになっている。
そして、設計自由度が高いため、第1補助配光パターンSHP1では、第1高光度帯SHZ1を主配光パターンMHPの主高光度帯MHZよりも少し鉛直方向上側に形成することもできている。
このため、車両用灯具の配光パターンにおいて、第1補助配光パターンSHP1は、第1補助配光パターンSHP1の中央側に形成される第1高光度帯SHZ1が主配光パターンMHPの中央側に形成される主高光度帯MHZの上側の位置に重なるように主配光パターンMHPに対して多重されるようになっている。
このように、第1補助配光パターンSHP1の第1高光度帯SHZ1を主配光パターンMHPの主高光度帯MHZの上側の位置に重ねるようにしておくことで、副レンズ40の取付け誤差等の影響によって、第1補助配光パターンSHP1の第1高光度帯SHZ1がスクリーン上の位置で多少ズレたとしても、車両用灯具としての配光パターンにおける水平線(HL−HR線)と垂直線(VU−VL線)の交わる位置の光度は、主配光パターンMHPの主高光度帯MHZの光度で決まっているため、車両用灯具としての配光パターンの高光度帯の光度が変化することを抑制することができる。
図6は右側配光制御部40Rから照射された光が形成するスクリーン上での第2補助配光パターンSHP2を説明するための配光パターンを等光度線で示した図である。
図6でも図5と同様に、図6(a)は比較のために主レンズ30の主配光制御部から照射された光が形成するスクリーン上での主配光パターンMHPを示したもの、つまり、図5(a)と同じ図を示しており、図6(b)が右側配光制御部40Rから照射された光が形成するスクリーン上での第2補助配光パターンSHP2を示したものである。
本実施形態では、右側配光制御部40Rも左側配光制御部40Lと同様に主配光パターンMHPとは全く無関係に第2補助配光パターンSHP2を形成するためだけに設計できるようになっており、本実施形態では、第1補助配光パターンSHP1と同様の第2補助配光パターンSHP2を形成するようにしている。
したがって、第2補助配光パターンSHP2は、第1補助配光パターンSHP1と同様に、水平方向の幅が主配光パターンMHPとほぼ同じ幅を有し、鉛直方向の幅も主配光パターンMHPとほぼ同じ幅を有する主配光パターンMHPを包括する配光パターンになっており、中央側に主高光度帯MHZよりは光度が低いものの、高光度帯(第2高光度帯SHZ2)を有したものになっている。
また、この第2高光度帯SHZ2も第1高光度帯SHZ1と同様に、主配光パターンMHPの主高光度帯MHZよりも少し鉛直方向上側に形成するようにしている。
このため、車両用灯具の配光パターンにおいて、第2補助配光パターンSHP2も第1補助配光パターンSHP1と同様に、第2補助配光パターンSHP2は、第2補助配光パターンSHP2の中央側に形成される第2高光度帯SHZ2が主配光パターンMHPの中央側に形成される主高光度帯MHZの上側の位置に重なるように主配光パターンMHPに対して多重されるようになっている。
したがって、副レンズ40の取付け誤差等の影響によって、第2補助配光パターンSHP2の第2高光度帯SHZ2がスクリーン上の位置で多少ズレたとしても、車両用灯具としての配光パターンにおける水平線(HL−HR線)と垂直線(VU−VL線)の交わる位置の光度は、主配光パターンMHPの主高光度帯MHZの光度で決まっているため、車両用灯具としての配光パターンの高光度帯の光度が変化することを抑制することができる。
図7は下側配光制御部40Dから照射された光が形成するスクリーン上での第3補助配光パターンSHP3を説明するための配光パターンを等光度線で示した図である。
図7でも図5と同様に、図7(a)は比較のために主レンズ30の主配光制御部から照射された光が形成するスクリーン上での主配光パターンMHPを示したもの、つまり、図5(a)と同じ図を示しており、図7(b)が下側配光制御部40Dから照射された光が形成するスクリーン上での第3補助配光パターンSHP3を示したものである。
本実施形態では、下側配光制御部40Dも左側配光制御部40Lや右側配光制御部40Rと同様に主配光パターンMHPとは全く無関係に第3補助配光パターンSHP3を形成するためだけに設計できるようになっており、本実施形態では、第1補助配光パターンSHP1や第2補助配光パターンSHP2と同様の第3補助配光パターンSHP3を形成するようにしている。
したがって、第3補助配光パターンSHP3は、第1補助配光パターンSHP1や第2補助配光パターンSHP2と同様に、水平方向の幅が主配光パターンMHPとほぼ同じ幅を有し、鉛直方向の幅も主配光パターンMHPとほぼ同じ幅を有する主配光パターンMHPを包括する配光パターンになっており、中央側に主高光度帯MHZよりは光度が低いものの、高光度帯(第3高光度帯SHZ3)を有したものになっている。
また、この第3高光度帯SHZ3も第1高光度帯SHZ1や第2高光度帯SHZ2と同様に、主配光パターンMHPの主高光度帯MHZよりも少し鉛直方向上側に形成するようにしている。
このため、車両用灯具の配光パターンにおいて、第3補助配光パターンSHP3も第1補助配光パターンSHP1や第2補助配光パターンSHP2と同様に、第3補助配光パターンSHP3は、第3補助配光パターンSHP3の中央側に形成される第3高光度帯SHZ3が主配光パターンMHPの中央側に形成される主高光度帯MHZの上側の位置に重なるように主配光パターンMHPに対して多重されるようになっている。
したがって、副レンズ40の取付け誤差等の影響によって、第3補助配光パターンSHP3の第3高光度帯SHZ3がスクリーン上の位置で多少ズレたとしても、車両用灯具としての配光パターンにおける水平線(HL−HR線)と垂直線(VU−VL線)の交わる位置の光度は、主配光パターンMHPの主高光度帯MHZの光度で決まっているため、車両用灯具としての配光パターンの高光度帯の光度が変化することを抑制することができる。
以上のようにして形成される主配光パターンMHP(図5(a)参照)、第1補助配光パターンSHP1(図5(b)参照)、第2補助配光パターンSHP2(図6(b)参照)及び第3補助配光パターンSHP3(図7(b)参照)が多重されると、図8に示す車両用灯具としての良好なハイビーム配光パターンになる。
以上、具体的な実施形態を基に本発明の説明を行ってきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上述したように、左側配光制御部40L、右側配光制御部40R及び下側配光制御部40Dは、いずれも主配光パターンMHPとは全く無関係に配光設計が可能であり、加えて、左側配光制御部40L、右側配光制御部40R及び下側配光制御部40Dは、それぞれ独立に独自の配光設計が可能になっている。
したがって、上記実施形態では、左側配光制御部40L、右側配光制御部40R及び下側配光制御部40Dは、いずれも同じ配光パターンを形成する場合について説明してきたが、左側配光制御部40L、右側配光制御部40R及び下側配光制御部40Dがそれぞれ異なる形状の配光パターンを形成するようにしてもよい。
このように、本発明は上記具体的な実施形態に限定されるものではなく、技術的思想を逸脱することのない変更や改良を行ったものも発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 灯具ユニット
20 光源
21 発光チップ
22 基板
30 主レンズ
30L 左側補助配光制御部
30R 右側補助配光制御部
30D 下側補助配光制御部
40 副レンズ
40L 左側配光制御部
40R 右側配光制御部
40D 下側配光制御部
50 補強部
X 水平方向を示す軸
Y 鉛直方向を示す軸
Z 主レンズのレンズ光軸
MHP 主配光パターン
MHZ 主高光度帯
SHP1 第1補助配光パターン
SHZ1 第1高光度帯
SHP2 第2補助配光パターン
SHZ2 第2高光度帯
SHP3 第3補助配光パターン
SHZ3 第3高光度帯
101L、101R 車両用前照灯
102 車両

Claims (7)

  1. 半導体型の光源と、
    前記光源の前方側に配置された矩形状の主レンズと、
    前記主レンズと前記光源との間に配置された副レンズと、を備え、
    前記主レンズは、
    水平方向の左側部に設けられ、前記副レンズを介した前記光源からの光が入射する左側補助配光制御部と、
    水平方向の右側部に設けられ、前記副レンズを介した前記光源からの光が入射する右側補助配光制御部と、を備え、
    前記副レンズは、
    水平方向左側に設けられ、前記光源からの光を前記主レンズの前記左側補助配光制御部に入射させる配光制御を行う鉛直方向に伸びる左側配光制御部と、
    水平方向右側に設けられ、前記光源からの光を前記主レンズの前記右側補助配光制御部に入射させる配光制御を行う鉛直方向に伸びる右側配光制御部と、を備え、
    前記主レンズは、前記副レンズの前記左側配光制御部及び前記右側配光制御部から照射される前記光源からの光以外の光が入射する主配光制御部を備えており、
    前記光源からの光が入射する前記副レンズの前記左側配光制御部の入射面が複合2次曲面で形成されているとともに、前記光源からの光が入射する前記副レンズの前記右側配光制御部の入射面も複合2次曲面で形成されており、
    前記光源からの光を前記主レンズの前記左側補助配光制御部に向けて照射する前記副レンズの前記左側配光制御部の出射面が自由曲面で形成されているとともに、前記光源からの光を前記主レンズの前記右側補助配光制御部に向けて照射する前記副レンズの前記右側配光制御部の出射面も自由曲面で形成されていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記主レンズの前記左側補助配光制御部は、前記主配光制御部の形成する主配光パターンの水平方向の幅とほぼ同じ幅を有する第1補助配光パターンを形成し、
    前記主レンズの前記右側補助配光制御部は、前記主配光制御部の形成する主配光パターンの水平方向の幅とほぼ同じ幅を有する第2補助配光パターンを形成し、
    前記第1補助配光パターンは、前記第1補助配光パターンの中央側に形成される第1高光度帯が前記主配光パターンの中央側に形成される主高光度帯の上側の位置に重なるように前記主配光パターンに対して多重され、
    前記第2補助配光パターンは、前記第2補助配光パターンの中央側に形成される第2高光度帯が前記主配光パターンの中央側に形成される主高光度帯の上側の位置に重なるように前記主配光パターンに対して多重されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 半導体型の光源と、
    前記光源の前方側に配置された矩形状の主レンズと、
    前記主レンズと前記光源との間に配置された副レンズと、を備え、
    前記主レンズは、
    水平方向の左側部に設けられ、前記副レンズを介した前記光源からの光が入射する左側補助配光制御部と、
    水平方向の右側部に設けられ、前記副レンズを介した前記光源からの光が入射する右側補助配光制御部と、を備え、
    前記副レンズは、
    水平方向左側に設けられ、前記光源からの光を前記主レンズの前記左側補助配光制御部に入射させる配光制御を行う鉛直方向に伸びる左側配光制御部と、
    水平方向右側に設けられ、前記光源からの光を前記主レンズの前記右側補助配光制御部に入射させる配光制御を行う鉛直方向に伸びる右側配光制御部と、を備え、
    前記主レンズは、前記副レンズの前記左側配光制御部及び前記右側配光制御部から照射される前記光源からの光以外の光が入射する主配光制御部を備えており、
    前記主レンズは、前記左側補助配光制御部の鉛直方向下側と前記右側補助配光制御部の鉛直方向下側に繋がって前記左側補助配光制御部及び前記右側補助配光制御部とで鉛直方向上側に開口するコの字を形成するように鉛直方向の下側に設けられ、前記副レンズを介した前記光源からの光が入射する水平方向に伸びる下側補助配光制御部を備え、
    前記副レンズは、前記左側配光制御部の鉛直方向下側と前記右側配光制御部の鉛直方向下側に繋がって前記左側配光制御部及び前記右側配光制御部とで鉛直方向上側に開口するコの字を形成するように鉛直方向下側に設けられ、前記光源からの光を前記主レンズの前記下側補助配光制御部に入射させる配光制御を行う水平方向に伸びる下側配光制御部を備え、
    前記主レンズは、前記副レンズの前記下側配光制御部、前記左側配光制御部及び前記右
    側配光制御部から照射される前記光源からの光以外の光が入射する主配光制御部を備えていることを特徴とする車両用灯具。
  4. 前記光源からの光が入射する前記副レンズの前記下側配光制御部の入射面が複合2次曲面で形成されており、
    前記光源からの光を前記主レンズの前記下側補助配光制御部に向けて照射する前記副レンズの前記下側配光制御部の出射面が自由曲面で形成されていることを特徴とする請求項に記載の車両用灯具。
  5. 前記主レンズの前記下側補助配光制御部は、前記主配光制御部の形成する主配光パターンの水平方向の幅とほぼ同じ幅を有する第3補助配光パターンを形成し、
    前記第3補助配光パターンは、前記第3補助配光パターンの中央側に形成される第3高光度帯が前記主配光パターンの中央側に形成される主高光度帯の上側の位置に重なるように前記主配光パターンに対して多重されていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の車両用灯具。
  6. 前記左側配光制御部の鉛直方向上側と前記右側配光制御部の鉛直方向上側に繋がって、前記下側配光制御部、前記左側配光制御部及び前記右側配光制御部とで前記光源からの光の通過する中央開口を有するロの字を形成するように鉛直方向上側に設けられた水平方向に伸びる前記副レンズの強度を補強する補強部を備えていることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  7. 前記主レンズは、前記光源からの光が入射する入射面が自由曲面で形成されるとともに、入射した前記光源からの光が出射する出射面が複合2次曲面で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用灯具
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