JP6762288B2 - バット及びバットの設計方法 - Google Patents

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本発明は、野球やソフトボール用のバット及びバットの設計方法に関する。特に、本発明は、打撃の際の手の痺れが軽減され、優れた打感が得られるバット及びバットの設計方法に関する。
野球やソフトボール、特に硬式野球では、バットでボールを打撃した際に手に伝わる衝撃が大きく、手に痺れが生じ易い。特に、バットのテーパ部やヘッドキャップ近傍など、ボールを打撃する部位がいわゆるスイートエリアから外れた場合には、顕著な痺れが生じ易い。
従来、打撃の際の手の痺れを軽減するために、内部構造に工夫を施したバットが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、内部構造に工夫を施す場合には、一般的なバットの製造工程に新たな工程が付加されることによって、製造が容易でなくなるおそれがある。
内部構造の工夫ではなく、外形に工夫を施したバットも種々提案されている(例えば、特許文献2〜6参照)。外形に工夫を施したバットであれば、内部構造に工夫を施す場合に比べて製造が容易になる可能性がある。
しかしながら、特許文献2〜6に記載のバットは、いずれも打撃の向上等を目的として外形を特定したものであり、打撃の際の手の痺れを軽減することについては開示も示唆もない。
特開2011−62376号公報 実開昭63−11065号公報 実開平1−159881号公報 実開昭61−73369号公報 実開昭55−180562号公報 特開平6−292746号公報
本発明は、上記の従来技術の問題点を解決するべくなされたものであり、打撃の際の手の痺れが軽減され、優れた打感が得られるバット及びバットの設計方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明者らは、各種バットに対して実験によるモーダル解析を実行し、固有振動数及び一次固有振動モードを算出した。一方、本発明者らは、モーダル解析を実行した上記の各種バットで実際にボールを打撃した際の手の痺れの程度をVAS(Visual Analog Scale)法で評価して評価値(痺れが少ないほど値が大きくなる評価値)を算出した。
そして、本発明者らは、上記のモーダル解析の結果とVAS法での手の痺れの評価値とを照らし合わせて鋭意検討した結果、モーダル解析を実行して算出される一次固有振動モードの固有振動数をf、一次固有振動モードの腹の振幅をA1、一次固有振動モードの先端の振幅をA2、一次固有振動モードの先端から腹までの長さをLとすると、(A1+A2)/(L×f)×1000で表わされるパラメータと、VAS法での手の痺れの評価値が良好な相関関係を有することを見出した。具体的には、上記のパラメータの値が大きければ評価値が小さくなり、上記のパラメータの値が小さければ評価値が大きくなることを見出した。
そして、本発明者らは更に鋭意検討した結果、上記のパラメータの値が0.1[Hz−1]未満である場合に、従来のバットでは得られないほど打撃の際の手の痺れが軽減されることを見出した。
本発明は、上記の本発明者らの知見に基づき完成したものである。
すなわち、前記課題を解決するため、本発明は、バットに対してモーダル解析を実行して算出される一次固有振動モードの固有振動数をf、前記一次固有振動モードの腹の振幅をA1、前記一次固有振動モードの先端の振幅をA2、前記一次固有振動モードの前記先端から前記腹までの長さをLとした場合に、以下の式(1)で表されるパラメータPが0.1[Hz−1]未満であることを特徴とするバットを提供する。
P=(A1+A2)/(L×f)×1000 ・・・(1)
本発明に係るバットによれば、前述の知見の通り、打撃の際の手の痺れが軽減され、優れた打感を得ることが可能である。
なお、本発明に係るバットにおいて、「モーダル解析」は、実際のバットを用いた実験によるモーダル解析であってもよいし、バットのモデル(バットの外形、肉厚及び重量に基づき生成されたモデル)に対してCAE(Computer Aided Engineering)を用いたモーダル解析であってもよい。また、「一次固有振動モードの腹の振幅」とは、一次固有振動モードの腹の位置におけるバット又はバットのモデルの中心の振幅を意味する。すなわち、一次固有振動モードの両端を除いて最も振幅の大きな位置におけるバット又はバットのモデルの中心の振幅を意味する。また、「一次固有振動モードの先端の振幅」とは、一次固有振動モードの先端の位置におけるバット又はバットのモデルの中心の振幅を意味する。「先端」とは、バット又はバットのモデルのヘッド側の端部を意味する。さらに、「一次固有振動モードの前記先端から前記腹までの長さ」とは、振動していない場合のバット又はバットのモデルの中心線に沿った、一次固有振動モードの先端の位置と腹の位置との離間距離を意味する。
上記のパラメータPが0.1[Hz−1]未満であるバットを得るには、従来のバットの外形を種々変更すればよい。本発明者らは、主として、(a)バットの先端から最大径の位置までの長さのバットの全長に対する割合、(b)バットの先端径と最大径との差、(c)バットの最大径と同径である平行部の長さ、の3点を調整すれば、上記のパラメータPが0.1[Hz−1]未満であるバットが得られることを見出した。
すなわち、前記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載のバットを設計する方法であって、前記パラメータPが0.1[Hz−1]未満となるように、前記バットの先端から最大径の位置までの長さの前記バットの全長に対する割合、前記バットの先端径と最大径との差、又は、前記バットの最大径と同径である平行部の長さを決定する、ことを特徴とするバットの設計方法としても提供される。
本発明に係るバットの設計方法によれば、パラメータPが0.1[Hz−1]未満となるバット、すなわち、打撃の際の手の痺れが軽減され、優れた打感を得ることが可能なバットを設計可能である。
なお、本発明に係るバットの設計方法において、「最大径の位置」とは、最大径の位置が複数ある場合には、最も先端に近い最大径の位置を意味する。また、「バットの先端径と最大径との差」とは、バットの先端径をDtop、バットの最大径をDmaxとした場合に、Dtop−Dmaxを意味する。
本発明に係るバットの設計方法において、前記バットの先端から最大径の位置までの長さの前記バットの全長に対する割合を20%以上30%以下の値に決定することが好ましい。
本発明者らの知見によれば、上記の好ましい方法により、パラメータPが0.1[Hz−1]未満であるバットを設計し易い。
また、本発明に係るバットの設計方法において、前記バットの先端径と最大径との差を負の値に決定することが好ましい。
本発明者らの知見によれば、上記の好ましい方法により、パラメータPが0.1[Hz−1]未満であるバットを設計し易い。
さらに、本発明に係るバットの設計方法において、前記バットの最大径と同径である平行部の長さを0に決定することが好ましい。
本発明者らの知見によれば、上記の好ましい方法により、パラメータPが0.1[Hz−1]未満であるバットを設計し易い。
本発明に係るバットによれば、打撃の際の手の痺れが軽減され、優れた打感を得ることが可能である。また、本発明に係るバットの設計方法によれば、打撃の際の手の痺れが軽減され、優れた打感を得ることが可能なバットを設計可能である。
本発明の一実施形態に係るバットの概要を示す図である。 図1に示すバット及び従来のバットのパラメータPの値と、VAS法で評価した手の痺れの評価値との相関関係を示す図である。 バットの先端から最大径の位置までの長さのバットの全長に対する割合と、パラメータPとの関係を示す図である。 図1に示すバット及び従来のバットの先端径と最大径との差と、パラメータPとの関係を示す図である。 図1に示す本実施形態に係るバット1及び従来のバットA〜Dの最大径と同径である平行部の長さと、パラメータPとの関係を示す図である。
以下、添付図面を適宜参照しつつ、本発明の一実施形態に係るバットについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るバットの概要を示す図である。図1(a)は、本実施形態に係るバットを示す。図1(b)は、図1(a)に示すバットに対して実験によるモーダル解析を実行して算出される一次固有振動モードのバットの中心線を示す。
本実施形態に係るバット1は、モーダル解析を実行して算出される固有振動数及び一次固有振動モード2が所定の条件を満足するように形成されている。
具体的には、図1(b)に示すように、モーダル解析を実行して算出される一次固有振動モード2の固有振動数をf、一次固有振動モード2の腹21の振幅をA1、一次固有振動モード2の先端22の振幅をA2、一次固有振動モード2の先端22から腹21までの長さをLとした場合に、本実施形態に係るバット1は、以下の式(1)で表されるパラメータPが0.1[Hz−1]未満となるように形成されている。なお、図1(b)には、振動前のバット1の中心線2’を破線で示している。
P=(A1+A2)/(L×f)×1000 ・・・(1)
図2は、本実施形態に係るバット1及び従来のバットA〜DのパラメータPの値と、
VAS法で評価した手の痺れの評価値との相関関係を示す図である。図2(a)は、本実施形態に係るバット1及び従来のバットA〜Dの外観を示す。図2(b)は、パラメータPの値と手の痺れの評価値との相関関係を示す。
従来のバットA〜Dについても、本実施形態に係るバット1と同様に、実験によるモーダル解析を実行することでパラメータPを算出した。また、図2(b)に示す縦軸の評価値は、9名の野球経験者が本実施形態に係るバット1及び従来のバットA〜Dを用いて球速110km/hの一般硬式球をランダムに打撃し、その際に各自が感じた手の痺れを10段階評価で採点(痺れを感じない場合は10点、最も顕著な痺れを感じる場合が0点)し、9名分の採点結果を平均化して算出した。
図2に示すように、パラメータPと評価値との相関関係を直線近似した場合の決定係数R=0.9619であり、両者が強い負の相関を有することが分かる。したがい、パラメータPの値が小さければ、評価値が大きくなる、すなわち、手の痺れが軽減されるといえる。本実施形態に係るバット1は、従来のバットA〜Dよりも小さなパラメータPの値、すなわち、 0.1[Hz−1]未満の値(本実施形態では、0.091[Hz−1])を有するため、従来のバットA〜Dでは得られないほど打撃の際の手の痺れが軽減されることになる。
パラメータPが小さいほど評価値が大きくなる理由としては、以下の事項が考えられる。
(1)式(1)から明らかなように、固有振動数fが大きければパラメータPは小さくなる。振動による人体への影響を防止するために1〜100Hzの低周波領域を発現する機械がJIS B 7761−1で規定されていることからも分かるように、固有振動数fが大きければ、人体への影響が少なくなり、手の痺れが軽減され易くなると考えられる。したがい、パラメータPが小さいほど評価値が大きくなると考えられる。
(2)一次固有振動モード2の最大振幅Amaxは、一次固有振動モード2の後端23の振幅(一次固有振動モードの後端23の位置におけるバットの中心の振幅)である(図1参照)。「後端」は、バットのグリップエンド側の端部を意味する。例えば、この最大振幅Amaxの20%以下の振幅を有する部位をスイートエリアと定義した場合、(A1+A2)/Lが小さいほど、すなわち、パラメータPが小さいほど、スイートエリアが広くなるため、ミスヒットの許容性が高まると考えられる。ミスヒットの許容性が高まれば、手の痺れが軽減され易くなると考えられる。したがい、パラメータPが小さいほど評価値が大きくなると考えられる。
パラメータPが0.1[Hz−1]未満である本実施形態に係るバット1を得るには、従来のバットA〜Dの外形を種々変更すればよい。本発明者らが見出した知見によれば、主として、(a)バットの先端から最大径の位置までの長さのバットの全長に対する割合、(b)バットの先端径と最大径との差、(c)バットの最大径と同径である平行部の長さ、の3点の少なくとも何れかを調整すれば良いことが分かった。
図3は、バットの先端から最大径の位置までの長さのバットの全長に対する割合(以下、適宜「最大径位置」という)と、パラメータPとの関係を示す図である。図3(a)は、本実施形態に係るバット1及び従来のバットA〜Dの最大径位置と、実験によるモーダル解析を実行した場合に得られたパラメータPを示す。図3(b)は、最大径位置のみを25%付近で変更した各バットのモデル(バットの外形、肉厚及び重量に基づき生成されたモデル)に対してCAEを用いたモーダル解析を実行した場合に得られたパラメータPを示す。
図3(b)に示すように、最大径位置が25%付近でパラメータPは極小となるため、例えば、最大径位置を20%以上30%以下の値に決定することが好ましい。図3(a)に示すように、本実施形態に係るバット1の最大径位置は24%であり、上記の範囲内にある値である。これに対し、従来のバットA〜Dの最大径位置は何れも20%未満である。
最大径位置が25%付近でパラメータPが極小となるのは、従来のバットA〜Dのように最大径位置が小さくなるほど(最大径の位置がバットの先端に近づくほど)、固有振動数fが小さくなる(したがって、パラメータPが大きくなる)一方、最大径位置が小さくなるほど、A1+A2が小さくなる(したがって、パラメータPが小さくなる)からだと考えられる。したがって、最大径位置に応じてパラメータPが極小点を有することになると考えられる。
図4は、本実施形態に係るバット1及び従来のバットA〜Dの先端径と最大径との差と、実験によるモーダル解析を実行した場合に得られたパラメータPとの関係を示す図である。図4に示すδDは、バットの先端径をDtop、バットの最大径をDmaxとした場合に、Dtop−Dmaxで表されるバットの先端径と最大径との差を意味する。
図4に示す本実施形態に係るバット1のように、バットの先端径と最大径との差δDを負の値に決定し、バットの最大径の位置から先端にかけて逆テーパ状の外形にすることが好ましい。従来のバットA〜Dのうち、バットBのδDは本実施形態に係るバット1のδDと同じ−2.0であるが、その他のバットA、C、Dは0である。
δDを負の値にするのが好ましいのは、δDのみを変更した各バットのモデルに対してCAEを用いたモーダル解析を実行した場合に得られる知見によれば、δDが小さいほど固有振動数fが大きくなり、なお且つ、δDが小さいほどA1+A2が小さくなる(したがって、パラメータPが小さくなる)からだと考えられる。
図5は、本実施形態に係るバット1及び従来のバットA〜Dの最大径と同径である平行部の長さと、実験によるモーダル解析を実行した場合に得られたパラメータPとの関係を示す図である。
図5に示す本実施形態に係るバット1のように、平行部の長さを0にする(すなわち、平行部が実質的に存在しない)ことが好ましい。従来のバットA〜Dのうち、バットDの平行部の長さも本実施形態に係るバット1と同じ0であるが、その他のバットA〜Cは100mm以上の平行部を有する。
平行部の長さを0にするのが好ましいのは、平行部の長さのみを変更した各バットのモデルに対してCAEを用いたモーダル解析を実行した場合に得られる知見によれば、平行部の長さが小さいほど固有振動数fが大きくなり、パラメータPが小さくなるからだと考えられる。
なお、図2(b)、図3(a)、図4及び図5に示す結果が得られた実験によるモーダル解析は、以下の条件で実行した。
<実験によるモーダル解析の条件>
質量を無視できるワイヤーによってバットのグリップ部を支持し、インパルスハンマーによる加振点18点をバットの長手方向に50mmピッチで設定する。その内の1点に加速度計を貼付し、加振点を順次インパルスハンマーで加振する。インパルスハンマーによる荷重を入力、加速度計の応答を出力とし、それぞれを周波数解析し、出力を入力で除することで伝達関数を計算する。すべての加振点について、荷重と応答との関係を伝達関数として算出することにより、バットの固有振動数、モード形状及び減衰を同定する。同定される固有振動数が最も小さいモードを一次固有振動モードとし、この一次固有振動モードにおける固有の周波数を固有振動数fとする。また、同定したモード形状から、腹の振幅A1、先端の振幅A2、先端から腹までの長さLを算出する。
また、図3(b)に示す結果及びバットの平行部の長さに関する知見が得られたCAEを用いたモーダル解析は、以下の条件で実行した。
<CAEを用いたモーダル解析の条件>
有限要素法静解析ソフト「Nastran」を用いて、CADでバットをモデル化し、このバットのモデルを周方向に20分割、長手方向に240分割することで、総要素数4800、総節点4824の四角形シェル要素でモデル化する。拘束条件はフリーとし、自由振動による振動解析の一種である固有値解析(モーダル解析)により、バットの固有振動数、モード形状を同定する。同定されるモードのうち、剛体モードを除いた固有振動数が最も小さいモードを一次固有振動モードとし、この一次固有振動モードにおける固有の周波数を固有振動数fとする。また、同定したモード形状から、腹の振幅A1、先端の振幅A2、先端から腹までの長さLを算出する。
なお、本実施形態に係るバット1は、ヘッドキャップの重量が22gと軽量である。ヘッドキャップを軽量化することにより、固有振動数fが大きくなり、パラメータPが小さくなる。かかる観点より、ヘッドキャップの重量は、20g〜30g(バット全体の重量の2%〜5%の重量)にするのが好ましい。
1・・・バット
2・・・一次固有振動モード

Claims (5)

  1. バットに対してモーダル解析を実行して算出される一次固有振動モードの固有振動数をf、前記一次固有振動モードの腹の振幅をA1、前記一次固有振動モードの先端の振幅をA2、前記一次固有振動モードの前記先端から前記腹までの長さをLとした場合に、以下の式(1)で表されるパラメータPが0.1[Hz−1]未満であることを特徴とするバット。
    P=(A1+A2)/(L×f)×1000 ・・・(1)
  2. 請求項1に記載のバットを設計する方法であって、
    前記パラメータPが0.1[Hz−1]未満となるように、前記バットの先端から最大径の位置までの長さの前記バットの全長に対する割合、前記バットの先端径と最大径との差、又は、前記バットの最大径と同径である平行部の長さを決定する、
    ことを特徴とするバットの設計方法。
  3. 前記バットの先端から最大径の位置までの長さの前記バットの全長に対する割合を20%以上30%以下の値に決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のバットの設計方法。
  4. 前記バットの先端径と最大径との差を負の値に決定する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のバットの設計方法。
  5. 前記バットの最大径と同径である平行部の長さを0に決定する、
    ことを特徴とする請求項2から4の何れかに記載のバットの設計方法。
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