JP6762038B2 - 移動式カラオケボックス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両にカラオケを行うための部屋空間を設けた移動式カラオケボックス装置に関する。
従来、この種の移動式カラオケボックス装置としては、例えば、特開平5−50878号公報に掲載されたものが知られている。これは、後側ドアを備えた所謂ワンボックスカーといわれる車両において、運転席の後側に部屋空間を設け、この部屋空間内に、マイク,スピーカ,モニタ及びこれらを制御するカラオケの制御装置を備えて構成されている。カラオケを行うときは、後側ドアを開けて、カラオケ利用者が部屋空間内に入り、後側ドアを閉めて、部屋空間内部でカラオケを行う。
特開平5−50878号公報
ところで、上記従来の移動式カラオケボックス装置にあっては、主には、部屋空間内でカラオケを行うことができるように構成されているので、車両の外でもカラオケを行おうとする場合、例えば、種々のイベントで比較的多数の人が集まり、定員を超える歌唱者や視聴者等の利用者が出てくるような場合には、対応ができにくいという問題があった。その理由は、外部でカラオケを行おうとする場合には、後側ドアを開けて、車両の外に、椅子を置くなどして、車両の外でもカラオケを行うことができないことはないが、スピーカが部屋空間内にあるので、外部に音が伝わりにくく、音が小さくなって聞きにくくなり、歌唱者にとって歌いにくく、また、視聴者にとっても聞き取りにくくなって、十分なカラオケの用をなさなくなるからである。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、車両外部にも音が十分に伝わるようにして、外部でのカラオケに対応できるようにした移動式カラオケボックス装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の移動式カラオケボックス装置は、車両に部屋空間を設けるとともに、該部屋空間内に、マイク,スピーカ,モニタ及びこれらを制御するカラオケの制御装置を備えた移動式カラオケボックス装置において、
荷台のある車両を用い、該車両の荷台に、側壁及び天井壁で囲繞して上記部屋空間を形成した小屋を設置し、該小屋の側壁に上記部屋空間と外との間の出入りを行うための扉で開閉可能な出入口を設け、上記小屋の外部に設置され上記制御装置に接続コードを介して接続される外部スピーカを設け、上記小屋の天井壁の上面に上記外部スピーカを収納する収納箱を設け、該収納箱を、上記外部スピーカを出し入れ可能にする開口を有した箱本体と、該箱本体の開口を開閉する蓋とを備えて構成している。
これにより、本装置の使用時において、部屋空間でカラオケを行うときは、出入口の扉を開けて、カラオケ利用者が部屋空間内に入り、扉を閉めて、カラオケを行う。
また、外部でカラオケを行うときは、収納箱を開けるとともに、出入口の扉を開状態にする。そして、外部スピーカから音を外部に流し、カラオケを行う。この場合、収納箱の蓋を開けるだけで、外部スピーカから外部に音を流すことができるので、外部でのカラオケの設定を極めて容易に行うことができる。また、外部スピーカから音を流すので、音が外部に十分に伝わるようになり、そのため、適正な音量に調整してカラオケを行うことができ、外部でのカラオケに対応することができるようになる。尚、マイクは、近年は、無線マイクが主流なので、外部においてもこれを使用することができる。この外部でのカラオケの場合、部屋空間内でカラオケを行っても良いことは勿論である。即ち、車両外部にも音が十分に伝わるようにして、外部でのカラオケに対応できるようになる。
本装置の非使用時においては、外部スピーカを収納した収納箱の蓋を閉じておく。そのため、雨水によって外部スピーカが濡れるなどして支障をきたす事態を防止することができる。また、外部スピーカを天井壁に設けた収納箱に収納したので、部屋空間に収納する場合に比較して、部屋空間のスペースを広く確保することができる。
そして、必要に応じ、上記外部スピーカを複数設けるとともに各外部スピーカに夫々対応した上記収納箱を複数設け、各収納箱を互いに所要間隔離間させて配置した構成としている。これにより、各スピーカから異なった音を出し立体的な音響効果をねらった所謂ステレオといわれる立体音響を送出することができる。2種の音を左右に離して設けられたスピーカから流し、あるいは、所謂4チャンネルにして4種の音を流し、あるいはまた、所謂マルチチャンネルにして5種以上の音を流すことができる。
また、必要に応じ、上記外部スピーカの接続コードを、上記小屋の天井壁及び上記収納箱の箱本体を貫通して配線した構成としている。水密性を確保でき、雨水によって支障をきたす事態を防止することができる。
更に、必要に応じ、上記外部スピーカの接続コードを、該外部スピーカを上記収納箱の箱本体から出して少なくとも上記小屋の外面の所要位置に取付けることが可能な長さに設定した構成としている。スピーカを箱本体から出して、天井壁の上面などに設置し、あるいは、車両周囲に設置することもでき、外部の利用者の状況に応じて、適正な音響に設定することができる。
この場合、上記小屋の外面の所要位置に、上記外部スピーカを取付けるためのフックを設けたことが有効である。設置を容易にすることができる。
更にまた、必要に応じ、上記モニタとして、上記小屋の部屋空間において開けられた出入口近傍に移動可能、あるいは、外部に持ち出して設置可能なモニタを備えた構成としている。外部でカラオケを行う場合、モニタを出入口近傍に移動させ、あるいは、外部に持ち出して設置することができる。そのため、モニタの画像を外部の利用者から見易くすることができ、外部でのカラオケの環境を向上させることができる。
そしてまた、必要に応じ、上記小屋の側壁の内上記出入口が設けられる側壁とは別の側壁に、開閉可能な窓を設け、上記モニタとして、上記小屋の部屋空間において上記開けられた窓の外から視認可能になる位置に移動可能なモニタを備えた構成としている。出入口が設けられる側壁とは別の側壁に設けた窓からモニタの画像を見ることができるので、内部のモニタを見る範囲が広がることから、外部の利用者の配置範囲が広がり、そのため、より多数の利用者の利用を図ることができる。
この場合、上記窓が設けられる側壁に着脱可能に取付けられるテーブルを備えたことが有効である。外部の利用者が飲み物の容器などを載置することができ、便利になる。
また、必要に応じ、上記天井壁に対して連続させて組付け可能な屋根を備えた構成としている。これにより、車両側方の地面を屋根で覆うことができるので、雨が降る場合等でも、利用し易くすることができる。
この場合、上記出入口を、上記車両の荷台の後側に位置する後側壁のある部分を出入口として構成し、上記後側壁を上記天井壁に対して回動可能に支持して、上記出入口を閉じる閉位置及び上記天井壁に面一に連続する開位置に移動可能にし、該後側壁を、上記出入口の扉及び上記屋根として構成したことが有効である。後側壁を、出入口の扉及び屋根として兼用するので、部材の利用効率が極めて良くなる。
本発明によれば、車両外部にも音が十分に伝わるようにして、外部でのカラオケに対応できるようになる。即ち、外部でカラオケを行うときは、収納箱を開けるとともに、出入口の扉を開状態にする。そして、外部スピーカから音を外部に流し、カラオケを行う。この場合、収納箱の蓋を開けるだけで、外部スピーカから外部に音を流すことができるので、外部でのカラオケの設定を極めて容易に行うことができる。また、外部スピーカから音を流すので、音が外部に十分に伝わるようになり、そのため、適正な音量に調整してカラオケを行うことができ、外部でのカラオケに対応することができるようになる。
本発明の実施の形態に係る移動式カラオケボックス装置を使用状態で示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る移動式カラオケボックス装置を移動させることのできる非使用時の状態で示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る移動式カラオケボックス装置を使用状態で示す側面断面図である。 本発明の実施の形態に係る移動式カラオケボックス装置を使用状態で示す背面図である。 本発明の実施の形態に係る移動式カラオケボックス装置においてテーブルの取付構造例を示す要部断面である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る移動式カラオケボックス装置について詳細に説明する。
図1乃至図4に示すように、実施の形態に係る移動式カラオケボックス装置Sは、軽トラックからなる荷台2のある車両1を用いる。車両1は、運転席のあるルーフを有した運転席ボックス4の後側に矩形状の床面5を備えた荷台2を備え、荷台2の側縁及び後縁には側あおり6及び後あおり7が夫々蝶番を介して開閉可能に設けられている。
荷台2の床面5には、側壁11,天井壁12及び床壁13で囲繞された部屋空間Eを有した直方体形状の小屋10が設置される。側壁11,天井壁12及び床壁13は、実施の形態では、木製であるが、これに限らず、樹脂製,金属製等材質は適宜変更して差支えない。小屋10の側壁11には、部屋空間Eと外との間の出入りを行うための扉16で開閉可能な出入口14が設けられている。実施の形態では、出入口14は、車両1の荷台2の後側に位置する後側壁15のある部分で構成され、この後側壁15を天井壁12に対してヒンジを介して回動可能に支持して、出入口14を閉じる閉位置及び天井壁12に面一に連続する開位置に移動可能にし、この後側壁15を、出入口14の扉16として構成している。
天井壁12の上面の前縁部には、車両1前後方向に直交する表示面21を有した矩形板状の看板20が立設されている。天井壁12の左右の側縁部には、看板20を支持する一対のフレーム22が設けられている。フレーム22は、L字状に形成され一端が看板20に取付けられ他端が天井壁12の後端に取付けられている。表示面21は、看板20の前面と、後面の上部に形成されており、例えば、「カラオケ○○」等、本装置Sの機能や広告等の表示(図示せず)が付されている。側壁11の外面にも広告等の表示を付すことができる。
また、本装置Sは、小屋10の天井壁12に対して連続させて組付け可能な板状の屋根が備えられている。屋根は、天井壁12の一側縁部及び後縁部の周囲に設けられる。屋根は、順に連設される第1屋根25,第2屋根26及び第3屋根27からなり、そのうち、出入口14の扉16として構成される上記の後側壁15が、天井壁12の後縁部に設けられる第1屋根25として構成されている。第2屋根26は、天井壁12の一側縁部に図示外の取付金具により着脱可能に取付けられ、第3屋根27は、第1屋根25の一側縁と第2屋根26の一側縁との間に図示外の取付金具により着脱可能に取付けられる。また、屋根を設ける際には、各屋根は、地面に支持した複数の支柱28で支持される。
更に、小屋10の側壁11の内、出入口14が設けられる側壁11とは別の側壁11に、開閉可能な窓30が設けられている。実施の形態では、第2屋根26が設けられる側壁11の後側に設けられている。窓30は、金属製の枠状のサッシ31と、一対の引き戸32からなる。引き戸32には半透明の板ガラスが嵌め込まれている。
更にまた、本装置Sは、窓30が設けられる側壁11に着脱可能に取付けられるテーブル35が備えられている。テーブル35は、矩形板状に形成され、図5に示すように、サッシ31の下側に取付手段36を介して取付けられる。取付手段36は、例えば、テーブル35の後縁部下側に設けられる断面L字状の複数の取付金具37と、取付金具37に対応して側壁11に設けられる複数のウエルドナット38と、取付金具37の取付孔に挿通されてウエルドナット38に螺合し、締め付けることにより取付金具37を側壁11に押圧して固定する複数の蝶ボルト39とから構成されている。取付手段36の構成はこれに限定されない。
また、本装置Sにおいて、小屋10の部屋空間Eには、無線タイプの複数のマイク40,一対の内部スピーカ41,後述のモニタ及びこれらを制御するカラオケの制御装置42が備えられている。この制御装置42は、カラオケの音声データや画像データを通信回線を介して入手して記憶保存し、これをスピーカ及びモニタに送出する機能を備えている。また、制御装置42は、操作用のリモコン(図示せず)により操作可能になっている。実施の形態では、モニタは2つ設けられている。1つは、制御装置42に付属の小型モニタ44であり、もう1つは、出入口14の開口面積の約30〜40%の面積の画像表示部を有した大型モニタ45である。内部スピーカ41及び大型モニタ45は制御装置42に接続コード(図示せず)を介して接続される。
部屋空間Eの前側の側壁11には棚46が設けられており、一対の内部スピーカ41及び制御装置42は、この棚46に載置されている。また、小型モニタ44は、制御装置42とともに部屋空間E内を移動可能になっており、特に、後述の外部でのカラオケ時には、引き戸32を開けた状態の窓30の外から視認可能になる窓30の近傍位置に移動可能になっている。窓30の近傍位置においては、制御装置42は基台47に載置される。一方、大型モニタ45は、通常は棚46の下に載置されている。この大型モニタ45は、部屋空間E内を移動可能になっており、特に、後述の外部でのカラオケ時には、開けられた出入口14近傍に移動可能になっている。尚、大型モニタ45は外部に持ち出して設置可能にしても良い。
そして、本装置Sにおいては、小屋10の外部に設置され制御装置42に接続コード51を介して接続される複数(実施の形態では一対)の外部スピーカ50が設けられている。小屋10の天井壁12の上面には、各外部スピーカ50に夫々対応して設けられ、各外部スピーカ50を夫々収納する一対の直方体状の収納箱52が設けられている。収納箱52は、外部スピーカ50を出し入れ可能にする上開放の開口53を有し天井壁12に固着される箱本体54と、箱本体54の開口53を開閉する鍔付きの蓋55とを備えて構成されている。各収納箱52は、夫々、天井壁12の前側の左右に分かれて設けられ、即ち、所要間隔離間させて配置されている。
また、外部スピーカ50の接続コード51は、小屋10の天井壁12及び収納箱52の箱本体54を貫通する貫通孔56を通して配線されている。この外部スピーカ50の接続コード51は、外部スピーカ50を収納箱52の箱本体54から出して少なくとも小屋10の外面の所要位置に取付けることが可能な長さに設定されている。例えば、小屋10の外面の所要位置に、実施の形態では左右の側壁11の前側上側に、外部スピーカ50を取付けるためのフック57が設けられており、外部スピーカ50を収納箱52の箱本体54から出して、このフック57に吊下可能にしている。外部スピーカ50を収納箱52に収納した状態では、接続コード51も束ねられて収納箱52に収納される。
従って、この実施の形態に係る移動式カラオケボックス装置Sによれば、図2に示すように、これを使用しないときや移動の際には、第2屋根26,第3屋根27,支柱28を分解して部屋空間Eに収納しておくとともに、外部スピーカ50を収納箱52に収納し、蓋55を被せておく。出入口14は、扉16(後側壁15)で閉じておく。この本装置Sの非使用時においては、外部スピーカ50を収納した収納箱52は、蓋55で閉じられているので、水密性が良く、雨水によって外部スピーカ50が濡れるなどして支障をきたす事態を防止することができる。また、外部スピーカ50を天井壁12に設けた収納箱52に収納したので、部屋空間Eに収納する場合に比較して、部屋空間Eのスペースを広く確保することができる。
本装置Sの使用時において、部屋空間Eでカラオケを行うときは、出入口14の扉16(後側壁15)を開けて、第2屋根26,第3屋根27,支柱28を外に出す。そして、カラオケ利用者が部屋空間E内に入り、扉16(後側壁15)を閉めて、カラオケを行う。この場合、一対の内部スピーカ41及び制御装置42は、棚46に載置されており、大型モニタ45は、棚46の下に載置されているので、部屋空間E内でカラオケを行うことができる。
また、外部でカラオケを行うときは、図1,図3及び図4に示すように、例えば、以下のようにする。収納箱52を開けるとともに、出入口14の扉16(後側壁15)を開状態にし、この扉16(後側壁15)を第1屋根25として支柱28で支持する。必要に応じ、第2屋根26及び第3屋根27を取付け、支柱28で支持する。また、サッシ31の下側にテーブル35を取付ける。更に、制御装置42を、棚46から下ろし、引き戸32を開けた状態の窓30の外から視認可能になる窓30の近傍位置に移動させるとともに、大型モニタ45を、開けられた出入口14近傍に移動させる。
そして、外部スピーカ50から音を外部に流し、カラオケを行う。この場合、収納箱52の蓋55を開けるだけで、外部スピーカ50から外部に音を流すことができるので、外部でのカラオケの設定を極めて容易に行うことができる。また、外部スピーカ50から音を流すので、音が外部に十分に伝わるようになり、そのため、適正な音量に調整してカラオケを行うことができ、外部でのカラオケに対応することができるようになる。尚、マイク40は、近年は、無線マイクが主流なので、外部においてもこれを使用することができる。
また、この場合、外部スピーカ50を複数設けたので、各外部スピーカ50から異なった音を出し立体的な音響効果をねらった所謂ステレオといわれる立体音響を送出することができる。外部スピーカ50の接続コード51は、小屋10の天井壁12及び収納箱52の箱本体54を貫通孔56を通して貫通して配線されているので、水密性を確保でき、雨水によって支障をきたす事態を防止することができる。
更にまた、大型モニタ45を、開けられた出入口14近傍に移動させているので、モニタの画像を外部の利用者から見易くすることができ、外部でのカラオケの環境を向上させることができる。また、小型モニタ44のある制御装置42を、開けられた窓30の外から視認可能になる位置に移動させているので、大型モニタ45のみならず小型モニタ44を見ることができ、それだけ、画像を見る範囲が広がることから、外部の利用者の配置範囲が広がり、そのため、より多数の利用者の利用を図ることができる。
また、窓30のある側壁11にはテーブル35が設けられているので、外部の利用者が飲み物の容器などを載置することができ、便利になる。更に、天井壁12に対して連続させて組付け可能な屋根を備えたので、車両1側方の地面を屋根で覆うことができることから、雨が降る場合等でも、利用し易くすることができる。この場合、後側壁15を、出入口14の扉16及び屋根として兼用するので、部材の利用効率が極めて良くなる。
このような外部でのカラオケにおいては、外部スピーカ50を収納箱52から取り出して、側壁11のフック57に吊下することができる。この場合、外部スピーカ50の接続コード51の長さが確保されているので、配線に支障をきたすことがない。また、フック57に吊下するので、設置を容易にすることができる。外部スピーカ50を側壁11に設置できるので、外部の利用者の状況に応じて、適正な音響に設定することができる。
尚、上記の外部でのカラオケの例においては、制御装置42を、棚46から下ろし、引き戸32を開けた状態の窓30の外から小型モニタ44が視認可能になる窓30の近傍位置に移動させたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、制御装置42は棚46に置いたままにしても良い。この場合には、大型モニタ45を見ての外部でのカラオケとともに、部屋空間E内でも小型モニタ44を見てカラオケを行うことができる。また、大型モニタ45を、棚46の下に置いたままにし、制御装置42を引き戸32を開けた状態の窓30の近傍位置に移動させても良い。この場合には、小型モニタ44を見ての外部でのカラオケとともに、部屋空間E内でも大型モニタ45を見てカラオケを行うことができる。屋根は、天候状態等を考慮し、適宜に、設けるようにして良い。
尚また、上記実施の形態では、小型モニタ44が付いた制御装置42を移動させるようにしているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、窓30の近傍位置用の専用のモニタを別途用意し、即ち、モニタを3台にして、カラオケを行うようにしても良く、適宜変更して差支えない。モニタの数は、4台以上あっても良いことは勿論である。更に、上記実施の形態においては、車両1を軽トラックで構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、荷台2のある車両1であればどのような車両1でも良いことは勿論である。要するに、本発明は、上述した本発明の実施の形態に限定されず、当業者は、本発明の新規な教示及び効果から実質的に離れることなく、これら例示である実施の形態に多くの変更を加えることが容易であり、これらの多くの変更は本発明の範囲に含まれる。
S 移動式カラオケボックス装置
1 車両
2 荷台
5 床面
10 小屋
11 側壁
12 天井壁
13 床壁
E 部屋空間
14 出入口
15 後側壁
16 扉
20 看板
21 表示面
22 フレーム
25 第1屋根
26 第2屋根
27 第3屋根
28 支柱
30 窓
31 サッシ
32 引き戸
35 テーブル
36 取付手段
40 マイク
41 内部スピーカ
42 制御装置
44 小型モニタ
45 大型モニタ
46 棚
47 基台
50 外部スピーカ
51 接続コード
52 収納箱
53 開口
54 箱本体
55 蓋
56 貫通孔
57 フック

Claims (8)

  1. 車両に部屋空間を設けるとともに、該部屋空間内に、マイク,スピーカ,モニタ及びこれらを制御するカラオケの制御装置を備えた移動式カラオケボックス装置において、
    荷台のある車両を用い、該車両の荷台に、側壁及び天井壁で囲繞して上記部屋空間を形成した小屋を設置し、該小屋の側壁に上記部屋空間と外との間の出入りを行うための扉で開閉可能な出入口を設け、上記小屋の外部に設置され上記制御装置に接続コードを介して接続される外部スピーカを設け、上記小屋の天井壁の上面に上記外部スピーカを収納する収納箱を設け、該収納箱を、上記外部スピーカを出し入れ可能にする上開放の開口を有した箱本体と、該箱本体の開口を開閉する鍔付きの蓋とを備えて構成し、
    上記外部スピーカの接続コードを、上記小屋の天井壁及び上記収納箱の箱本体を貫通して配線し、
    上記外部スピーカの接続コードを、該外部スピーカを上記収納箱の箱本体から出して少なくとも上記小屋の外面の所要位置に取付けることが可能な長さに設定したことを特徴とする移動式カラオケボックス装置。
  2. 上記外部スピーカを複数設けるとともに各外部スピーカに夫々対応した上記収納箱を複数設け、各収納箱を互いに所要間隔離間させて配置したことを特徴とする請求項1記載の移動式カラオケボックス装置。
  3. 上記小屋の外面の所要位置に、上記外部スピーカを取付けるためのフックを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の移動式カラオケボックス装置。
  4. 上記モニタとして、上記小屋の部屋空間において開けられた出入口近傍に移動可能、あるいは、外部に持ち出して設置可能なモニタを備えたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の移動式カラオケボックス装置。
  5. 上記小屋の側壁の内上記出入口が設けられる側壁とは別の側壁に、開閉可能な窓を設け、上記モニタとして、上記小屋の部屋空間において上記開けられた窓の外から視認可能になる位置に移動可能なモニタを備えたことを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の移動式カラオケボックス装置。
  6. 上記窓が設けられる側壁に着脱可能に取付けられるテーブルを備えたことを特徴とする請求項5記載の移動式カラオケボックス装置。
  7. 上記天井壁に対して連続させて組付け可能な屋根を備えたことを特徴とする請求項1乃至6何れかに記載の移動式カラオケボックス装置。
  8. 上記出入口を、上記車両の荷台の後側に位置する後側壁のある部分を出入口として構成し、上記後側壁を上記天井壁に対して回動可能に支持して、上記出入口を閉じる閉位置及び上記天井壁に面一に連続する開位置に移動可能にし、該後側壁を、上記出入口の扉及び上記屋根として構成したことを特徴とする請求項7記載の移動式カラオケボックス装置。
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