JP6760742B2 - チップ移載装置及びピックアップ機 - Google Patents
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Description
クランプ機構は開閉するものであるので、クランプ機構の動作により風圧が発生しない。よって、第一搬送機側や第二搬送機側において粉末が取り扱われていても、クランプ機構の動作による粉末の飛散を抑制することができる。
更に好ましくは、前記クランプ機構が前記開閉動作用カムによって閉じられる際に前記昇降動作用カムが前記突き部を下降させて、前記第一搬送機によって搬送される前記チップの上から前記突き部が前記チップを支持する。
移動体が第一搬送機側の第一並走区間から第二搬送機側の第二並走区間へ走行する際には、挟持力発生機構によって挟持力がクランプ機構に付与されるので、クランプ機構からチップの脱落を防止することができる。
移動体が第二搬送機側の第二並走区間を走行する際には、挟持力が減少された状態で、クランプ機構に挟まれたチップが突き部によって突き落とされるので、チップが安定した姿勢で第二搬送機へ落下する。
好ましくは、前記移動体が前記ガイドのうち前記第二搬送機側の前記第二並走区間を移動する際に前記昇降動作用カムが前記突き部を下降させて、前記クランプ機構に挟まれた前記チップを前記突き部が突き落す。
ここで、突き棒が昇降しても、殆ど風圧が発生しない。よって、突き棒の昇降動作による粉末の飛散を抑制することができる。
図1は、チップ移載装置1の平面図である。
走行ガイド110は、閉じた経路状に形成されたガイドレールである。より具体的には、上から見て、走行ガイド110は、オーバル形状(角丸長方形)に形成されているので、前側の直線状並走区間110aと左側の半円弧状搬送区間110cと後ろ側の直線状並走区間110bと右側の半円弧状戻り区間110dから構成されている。前側の並走区間110aは、第一搬送機10の搬送路(その搬送路ではチップ2が矢印Aの方向に直線状に搬送される。)に対して並列した区間(第一並走区間)である。後ろ側の並走区間110bは、第二搬送機24の搬送路(その搬送路では臼21が矢印Bの方向に直線状に走行する。)に対して並列した区間(第二並走区間)である。並走区間110a,110bの左端同士が搬送区間110cによって接続され、並走区間110a,110bの右端同士が戻り区間110dによって接続されている。
図2〜図8を参照して、ピックアップ機30について詳細に説明する。図2はピックアップ機30の側面図であり、図3〜図5はピックアップ機30の平面図であり、図6〜図8はピックアップ機30の正面図である。なお、ピックアップ機30の前面とは、走行ガイド110の外側を向く面をいい、ピックアップ機30の後面とは、走行ガイド110の内側を向く面をいう。
図2及び図6〜図8に示すように、移動体40はキャリッジ41、走行ローラー42,43及び支柱44を有する。キャリッジ41の上面には、支柱44が立てられた状態に設けられ、キャリッジ41の下面には、走行ローラー42,43が回転可能に取り付けられている。走行キャリッジ41が走行ガイド110上に配され、走行ローラー42,43の回転軸がキャリッジ41の下面から下方へ延び、走行ローラー42,43がそれぞれ走行ガイド110の外側と内側に配置される。走行ローラー42と走行ローラー43がこれらの間に走行ガイド110を挟み込むことによって、移動体40が走行ガイド110上に支持される。走行ローラー42,43が走行ガイド110に対して転動し、これにより移動体40が走行ガイド110に沿って走行する。
支柱44の上端には、横方向(水平方向)に開閉するとともにチップ2を挟持するクランプ機構50が取り付けられている。図3〜図5に示すように、このクランプ機構50は固定クランパー51及び可動クランパー55等を備える。
可動クランパー55には、挟持力発生機構60が組み付けられている。この挟持力発生機構60は、チップ2が固定クランプ爪53と可動クランプ爪58との間に挟まれた状態において(図4参照)、可動クランプ爪58を固定クランプ爪53側へ押し付けることによってチップ2を挟む力を発生させるものである。この挟持力発生機構60は作用レバー61、支持シャフト62及び付勢バネ(付勢部)63を有する。
可動クランパー55は開閉レバー70によって回転させられる。この開閉レバー70の中間部が上下方向に延びた回転軸70aによって固定クランパー51の固定ベース部52の後端部に連結され、その開閉レバー70が回転軸70aを中心にして回転可能に設けられている。開閉レバー70の一端側の部位が回転軸70aから前方に延び、開閉レバー70の一端部に押当てコロ71が設けられている。この押当てコロ71はアーム部57と作用レバー61との間に挿入されている。ここで、作用レバー61が可動ベース部56の左端面56bに当接している場合の作用レバー61とアーム部57との間の間隔は押当てコロ71の直径よりも大きい。
一方、開閉レバー70の他端側の部位が回転軸70aから後方に延び、開閉レバー70の他端部にカムフォロワー72が設けられている。
図2に示すように、固定クランプ爪53の上側には、突き棒80が配置されている。図4及び図5に示すように、上から見て、突き棒80の下部81は、クランプ機構50が閉じた場合のクランプ爪53,58の窪み53d,58d間の隙間に重なる。
図2及び図6〜図8に示すように、突き棒80は、直動案内機構90によって上下動可能となって固定クランパー51の固定ベース部52に組み付けられている。直動案内機構90は突き棒80を上下方向に案内するものである。これにより、突き棒80の下部81は、チップ2が窪み58d,53dに収まるようにしてクランプ爪58,53の間に挟まれた場合のチップ2の位置を上下方向に通るようになっている。ここで、直動案内機構90はシャフト91、保持体92、ブラケット93及びブラケット94を有する。保持体92が固定ベース部52上に設けられている。シャフト91が保持体92及び固定ベース部52を上下に貫通して、保持体92によって上下動可能に支持されている。シャフト91の上端にブラケット93が取り付けられ、シャフト91の下端にブラケット94が取り付けられている。下側のブラケット94には昇降コロ(昇降部)97が設けられている。一方、図3〜図5に示すように、上側のブラケット93が保持体92の上端面から前にはみ出て左方へ曲折しており、ブラケット93の先端部に突き棒80の上端82が固定されている。
突き棒80、ブラケット93、ブラケット94及び昇降コロ97は昇降レバー機構100によって昇降される。図6〜図8に示すように、昇降レバー機構100は、昇降レバー101、カムフォロワー102、連結シャフト103、受け部材104及び付勢バネ(第二付勢部)105等を備える。連結シャフト103がベアリング等によって支柱44に取り付けられ、その連結シャフト103のラジアル荷重がベアリング及び支柱44に受けられる。連結シャフト103が支柱44を前後に貫通し、支柱44の後ろ側において連結シャフト103が昇降レバー101の基端部に連結され、支柱44の前側において連結シャフト103が受け部材104に連結されている。受け部材104及び昇降レバー101は連結シャフト103を中心にして回転する。
また、付勢バネ105が受け部104及び昇降レバー101を反時計回りの向きに振り上げる力は、バネ95,96が昇降コロ97を下方へ押し下げる力よりも強い。そのため、受け部材104の下側突片104bが昇降コロ97に押し当てられると、昇降コロ97の下降が規制される。更に、カムフォロワー102が付勢バネ105の力によって昇降動作用カム130に押し当てられており、昇降動作用カム130によって昇降レバー101の振り上げ・振り下げがなされる。ここで、昇降レバー101及び受け部材104が昇降動作用カム130によって付勢バネ105の力に抗して時計回りの向きに振り下げられると、昇降コロ97がバネ95,96の弾性力によって下側突片104bの下降に追従する。一方、昇降レバー101及び受け部材104が昇降動作用カム130及び付勢バネ105によって反時計回りの向きに振り上げられると、昇降コロ97が受け部材104の下側突片104bによって押し上げられる。
なお、付勢バネ105の上端部が昇降レバー101に接続されていてもよい。
以上のように構成された複数のピックアップ機30はオーバル状に配列されている。隣り合うピックアップ機30の移動体40(特にキャリッジ41)は、図9の底面図に示すように、連結リンク31によって連結されている。
続いて、図1を参照して、周運動用駆動装置140について説明する。周運動用駆動装置140は、モーター141及び駆動スプロケット142を有する。モーター141の出力軸が駆動スプロケット142に連結されている。
開閉動作用カム120は、ピックアップ機30の走行時の動力を開閉レバー70の回転運動の動力に変換するものである。図1に示すように、開閉動作用カム120が走行ガイド110に沿って周方向に設けられている。図2に示すように、カムフォロワー72が開閉動作用カム120の径方向外側から開閉動作用カム120に当接している。
昇降用動作カム130は、ピックアップ機30の走行時の動力を昇降レバー機構100の回転運動の動力に変換するものである。図1に示すように、昇降動作用カム130が走行ガイド110に沿って周方向に設けられている。図2に示すように、カムフォロワー102が昇降動作用カム130の下から昇降動作用カム130に当接している。
続いて、チップ移載装置1の動作について説明する。
周運動用駆動装置140のモーター141が定速制御回路によって定速制御されると、ピックアップ機30の移動体40が走行ガイド110に沿って周回する。移動体40は、支持部12と並行して、走行ガイド110の並走区間110aに沿って図1の矢印Aの方向に直動している際には、位置P21、位置P1〜P6及び位置P22をこれらの順に通過する。ここで、移動体40が位置P21を通過するのと同期して支持部12が位置P21を通過するので、その位置P21においてピックアップ機30の突き棒80の下端が支持部12に支持されたチップ2の真上に重なる。
ピックアップ機30の移動体40が位置P1に到達する直前では、ピックアップ機30のクランプ機構50、挟持力発生機構60及び開閉レバー70が図3に示す状態になっている。つまり、カムフォロワー72の変位が開閉動作用カム120によって第一基準値になっているので(図10参照)、開閉レバー70に設けられた押当てコロ71がアーム部57に押し当てられ、可動クランプ爪58が固定クランプ爪53から離れ、クランプ機構50が開いた状態にある。また、押当てコロ71が作用レバー61から離れているとともに、付勢バネ63によって作用レバー61が可動ベース部56の左端面56bに当接している。
移動体40が位置P1から位置P3まで移動する際に、突き棒80、直動案内機構90及び昇降レバー機構100が図6の状態から図8の状態へ変化する。
なお、チップ2が薄い場合には、カムフォロワー102の変位が第二所定値に到達した時点で、突き棒80の下端がチップ2に当接するので、受け部材104の突片104bが昇降コロ97から下方に離れないこともある。
移動体40が位置P3から位置P4まで移動する際には、カムフォロワー102の変位が昇降動作用カム130によって第二所定値に維持され、昇降レバー101が振り下げられた状態に保たれる。更に、突き棒80の下端がバネ95,96の弾性力によってチップ2に当接している状態(図8参照)に保たれる。
移動体40が位置P2から位置P5まで移動する際に、クランプ機構50、挟持力発生機構60及び開閉レバー70が図3の状態から図4の状態へ変化する。
移動体40が位置P4から位置P6まで移動する際には、突き棒80、直動案内機構90及び昇降レバー機構100が図8の状態から図6の状態へ変化する。
移動体40が位置P5から位置P7まで移動する際には、カムフォロワー72の変位が開閉動作用カム120によって第一最大値に維持されるので、開閉レバー70の位置が開閉動作用カム120によって保持される(図4参照)。そのため、チップ2が可動クランプ爪58と固定クランプ爪53の間に挟まれた状態が保たれる。更に、付勢バネ63の圧縮状態が保たれて、付勢バネ63からクランプ機構50に挟持力が付与された状態が掛かった状態も保たれる。
チップ2がクランプ機構50によって挟持されているので、移動体40が位置P5から位置P7まで移動することによって、チップ2が位置P5から位置P7まで搬送される。
移動体40が位置P6から位置P8まで移動する際には、カムフォロワー102の変位が昇降動作用カム130によって第二基準値に保たれる。そのため、昇降レバー101が振り上げられた状態に保たれ、突き棒80の位置が最上位置に保たれる。
移動体40が位置P7から位置P9まで移動する時に、クランプ機構50、挟持力発生機構60及び開閉レバー70が図4の状態から図5の状態へ変化する。
移動体40が位置P9から位置P11まで移動する際に、カムフォロワー72の変位が開閉動作用カム120によって第一所定値に維持されるので、開閉レバー70の位置が開閉動作用カム120によって保持される(図5参照)。この際、後述するようにチップ2が突き棒80によって突き落とされる。
移動体40が位置P8から位置P10まで移動する際に、突き棒80、直動案内機構90及び昇降レバー機構100が図6の状態から図7の状態へ変化する。
移動体40が位置P10から位置P11まで移動する際には、カムフォロワー102の変位が昇降動作用カム130によって第二最大値に維持されるので、昇降レバー101が振り下げられた状態に保たれ、突き棒80の高さが保たれる(図7参照)。
移動体40が位置P11から位置P12まで移動する際には、突き棒80、直動案内機構90及び昇降レバー機構100が図7の状態から図6の状態へ変化する。
移動体40が位置P11から位置P13まで移動する際には、クランプ機構50、挟持力発生機構60及び開閉レバー70が図4の状態から図3の状態へ変化する。
そして、移動体40が位置P13に到達した時点で、カムフォロワー72が第一基準値に至るので、開閉レバー70が止まるとともに、可動クランパー55も止まる(図3参照)。
移動体40が位置P12から位置P1まで移動する際には、カムフォロワー102の変位が昇降動作用カム130によって第二基準値に維持されるので、昇降レバー101が振り上げられた状態に保たれる。これにより、突き棒80の位置が最上位置に保たれる(図6参照)。
また、移動体40が位置P13から位置P2に移動する際には、カムフォロワー72の変位が開閉動作用カム120によって第一基準値に維持されるので、開閉レバー70の位置が開閉動作用カム120によって保持される。これにより、クランプ機構50が開いた状態に保たれる(図3参照)。
以上の実施形態には次のような効果・利点がある。
(1) ピックアップ機30にはクランプ機構50及び突き棒80が採用されているが、吸着ノズルは採用されていない。クランプ機構50によって挟まれたチップ2が突き棒80によって突き落とされる際には、臼21や臼孔22に向けて風圧が発生しない。よって、臼孔22内の粉末が飛散することを抑制することができる。
特に、ピックアップ機30が等速度運動をしているので、チップ2に慣性力が作用しない。そのため、チップ2がピックアップ爪53,58から離脱することを防止することができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。以上の実施形態からの変更点について以下に説明する。以下に説明する各変更点を組み合わせて適用してもよい。また、以下の(1)〜(7)の変形例は、以下に説明する変更点を除いて、上述の実施形態と同様であるので、変更点以外の説明について省略する。
Claims (12)
- 第一搬送機によって搬送されるチップを第二搬送機に移載するチップ移載装置において、
上から見て閉じた経路の形状に形成され、前記第一搬送機の搬送路と並列した第一並走区間を有し、前記第二搬送機の搬送路と並列した第二並走区間を有するガイドと、
前記ガイドに沿って移動する移動体と、
前記移動体に設けられ、横方向に開閉可能に設けられたクランプ機構と、
前記ガイドに沿って設けられ、前記クランプ機構を開閉させる開閉動作用カムと、
前記移動体に設けられ、前記クランプ機構に挟持された前記チップの位置を通るように昇降可能に設けられた突き部と、
前記ガイドに沿って設けられ、前記突き部を昇降させる昇降動作カムと、を備え、
前記移動体が前記ガイドのうち前記第一搬送機側の前記第一並走区間を移動する際に前記開閉動作用カムが前記クランプ機構を閉じて、前記第一搬送機によって搬送される前記チップを前記クランプ機構が挟持し、
前記移動体が前記第一搬送機側の前記第一並走区間から前記第二搬送機側の前記第二並走区間へ移動する際に前記開閉動作用カムが前記クランプ機構の閉じ状態を保ち、
前記移動体が前記ガイドのうち前記第二搬送機側の前記第二並走区間を移動する際に前記開閉動作用カムが前記クランプ機構の閉じ状態を保ちつつ前記昇降動作用カムが前記突き部を下降させることによって、前記クランプ機構に挟まれた前記チップを前記突き部が突き落すことを特徴とするチップ移載装置。 - 前記クランプ機構に設けられ、前記クランプ機構に挟持力を付与する挟持力発生機構を更に備え、
前記移動体が前記ガイドのうち前記第一搬送機側の前記第一並走区間を移動する際に前記開閉動作用カムが前記挟持力発生機構に挟持力を発生させて、前記クランプ機構がその挟持力で前記チップを挟持し、
前記移動体が前記第一搬送機側の前記第一並走区間から前記第二搬送機側の前記第二並走区間へ移動する際に前記開閉動作用カムが前記挟持力発生機構の挟持力の付与状態及び前記クランプ機構の閉じ状態を保ち、
前記移動体が前記ガイドのうち前記第二搬送機側の前記第二並走区間を移動する際に前記開閉動作用カムが前記クランプ機構の閉じ状態を保った状態で前記挟持力発生機構の挟持力を減少させた後に、前記昇降動作用カムによる前記突き部の下降及び前記チップの突き落としが行われることを特徴とする請求項1に記載のチップ移載装置。 - 前記クランプ機構が前記開閉動作用カムによって閉じられる際に前記昇降動作用カムが前記突き部を下降させて、前記第一搬送機によって搬送される前記チップの上から前記突き部が前記チップを支持することを特徴とする請求項1又は2に記載のチップ移載装置。
- 第一搬送機によって搬送されるチップを第二搬送機に移載するチップ移載装置において、
上から見て閉じた経路の形状に形成され、前記第一搬送機の搬送路と並列した第一並走区間を有し、前記第二搬送機の搬送路と並列した第二並走区間を有するガイドと、
前記ガイドに沿って移動する移動体と、
前記移動体に設けられ、横方向に開閉可能に設けられたクランプ機構と、
前記ガイドに沿って設けられ、前記クランプ機構を開閉させる開閉動作用カムと、
前記移動体に設けられ、前記クランプ機構に挟持された前記チップの位置を通るように昇降可能に設けられた突き部と、
前記ガイドに沿って設けられ、前記突き部を昇降させる昇降動作用カムと、を備え、
前記移動体が前記ガイドのうち前記第一搬送機側の前記第一並走区間を移動する際に前記開閉動作用カムが前記クランプ機構を閉じて、前記第一搬送機によって搬送される前記チップを前記クランプ機構が挟持し、
前記クランプ機構が前記開閉動作用カムによって閉じられる際に前記昇降動作用カムが前記突き部を下降させて、前記第一搬送機によって搬送される前記チップの上から前記突き部が前記チップを支持することを特徴とするチップ移載装置。 - 前記移動体が前記ガイドのうち前記第二搬送機側の前記第二並走区間を移動する際に前記昇降動作用カムが前記突き部を下降させて、前記クランプ機構に挟まれた前記チップを前記突き部が突き落すことを特徴とする請求項4に記載のチップ移載装置。
- 前記第一搬送機の搬送路のうち前記第一並走区間の下流部位が下流側向けて下りに傾斜することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のチップ移載装置。
- 閉じた経路に沿って移動し、チップをピックアップするピックアップ機において、
前記閉じた経路に沿って移動する移動体と、
前記移動体に設けられ、横方向に開閉可能に設けられ、閉じることによって前記チップを挟持するクランプ機構と、
前記クランプ機構に設けられ、前記チップを挟持した前記クランプ機構に挟持力を付与する挟持力発生機構と、を備え、
前記クランプ機構が、
前記移動体に固定された固定ベース部と、
前記固定ベース部から延出した固定クランプ爪と、
前記固定ベース部に回転可能に設けられた可動ベース部と、
前記可動ベース部から延出し、前記可動ベース部の回転により前記固定クランプ爪に対して接離し、前記固定クランプ爪に近づくことによって前記固定クランプ爪に前記チップを挟む込む可動クランプ爪と、を有し、
前記挟持力発生機構が、
前記可動ベース部に回転可能に設けられることによって、前記可動ベース部の端面に対して接離する作用レバーと、
前記作用レバーに設けられ、前記作用レバーを前記可動ベース部の前記端面に向けて付勢する付勢部と、を有することを特徴とするピックアップ機。 - 中間部が前記固定ベース部に連結され、その中間部を中心にして回転可能に設けられた開閉レバーと、
前記開閉レバーの一端部に設けられた押当て部と、
前記開閉レバーの他端部に設けられ、カムに接するカムフォロワーと、
前記開閉レバーを付勢して、前記カムフォロワーを前記カムに押し付ける閉じ付勢部と、を更に備え、
前記クランプ機構が、前記作用レバーから前記固定ベース部側に離れた位置において前記可動ベース部に設けられたアーム部を更に有し、
前記押当て部が前記アーム部と前記作用レバーとの間に挿入され、
前記閉じ付勢部によって前記押当て部が前記作用レバー側から前記アーム部側に向けて付勢されることを特徴とする請求項7に記載のピックアップ機。 - 前記作用レバーが前記可動ベース部の前記端面に接した場合の前記作用レバーと前記アーム部との間の間隔が前記押当て部の直径よりも大きいことを特徴とする請求項8に記載のピックアップ機。
- 突き部と、
前記移動体に設けられ、前記突き部が前記クランプ機構に挟持された前記チップの位置を通るように前記突き部を上下に案内する案内機構と、
前記案内機構に設けられ、前記突き部を下方に向けて付勢する下方付勢部と、
前記突き部とともに前記案内機構によって上下に案内される昇降部と、
前記昇降部をその下から受け、上下動可能に設けられた受け部材と、
前記受け部材とともに上下動可能に設けられた昇降レバーと、
前記昇降レバーに設けられ、第二カムに接する第二カムフォロワーと、
前記昇降レバーを付勢することにより前記第二カムフォロワーを前記第二カムに押し付けるとともに、前記受け部材を付勢することにより前記受け部材を前記昇降部に押し付ける第二付勢部と、を備えることを特徴とする請求項7から9の何れか一項に記載のピックアップ機。 - 閉じた経路に沿って移動し、チップをピックアップするピックアップ機において、
前記閉じた経路に沿って移動する移動体と、
前記移動体に設けられ、横方向に開閉可能に設けられ、閉じることによって前記チップを挟持するクランプ機構と、
突き部と、
前記移動体に設けられ、前記突き部が前記クランプ機構に挟持された前記チップの位置を通るように前記突き部を上下に案内する案内機構と、
前記案内機構に設けられ、前記突き部を下方に向けて付勢する下方付勢部と、
前記突き部とともに前記案内機構によって上下に案内される昇降部と、
前記昇降部をその下から受け、上下動可能に設けられた受け部材と、
前記受け部材とともに上下動可能に設けられた昇降レバーと、
前記昇降レバーに設けられ、第二カムに接する第二カムフォロワーと、
前記昇降レバーを付勢することにより前記第二カムフォロワーを前記第二カムに押し付けるとともに、前記受け部材を付勢することにより前記受け部材を前記昇降部に押し付ける第二付勢部と、を備えるピックアップ機。 - 前記クランプ機構に設けられ、前記チップを挟持した前記クランプ機構に挟持力を付与する挟持力発生機構を更に備えることを特徴とする請求項11に記載のピックアップ機。
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