JP6760585B2 - 回転弁 - Google Patents
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Description
ハンドルを上記弁体の回動軸を中心に90度回動することにより、上記ハンドル台及び弁軸を介して上記弁体を開位置と閉位置との間で回動させる。
上述したように弁体が開位置にあり、ハンドル台の回動規制凸部の一方の面が第1の係止面に係止した状態では、ハンドルを引き下げ位置にすると、ハンドルの第1のロック爪が第2の係止面に係止することにより、ハンドルの回動(開位置から閉位置への回動)が禁じられる。
弁体が閉位置にあり、ハンドル台の回動規制凸部の他方の面が第2の係止面に係止した状態でハンドルを引き下げ位置にすると、ハンドルの第2のロック爪が第1の係止面に係止することにより、ハンドルの回動(閉位置から開位置への回動)が禁じられる。
一方の操作勝手の回転弁では、2つの回動規制凸部の間に第1の立ち上がり壁部が位置しており、各回動規制凸部が第1の立ち上がり壁部に係止することによりハンドルの回動が規制される。他方の操作勝手の回転弁では、2つの回動規制凸部は弁軸回りに90度ずれており、2つの回動規制凸部の間に第2の立ち上がり壁部が位置している。各回動規制凸部が第2の立ち上がり壁部に係止することによりハンドルの回動が規制される。
内部に流通孔が形成されたバルブ本体と、
上記バルブ本体内に設けられ、上記流通孔を連通する開位置と上記流通孔を遮断する閉位置との間を回動可能な弁体と、
上記弁体に固定されて上記弁体の回動軸に沿って延び、上記バルブ本体から突出する弁軸と、
上記弁軸に固定されたハンドル台と、
上記ハンドル台に上記弁軸と交差方向に延びる揺動軸を介して取り付けられ、上記揺動軸を中心に引き下げ位置と引き上げ位置との間を揺動可能であるとともに、上記弁体の回動軸を中心に90度回動することにより上記ハンドル台及び弁軸を介して上記弁体を開位置と閉位置との間で回動させるハンドルと、
上記弁体の回動を上記開位置と上記閉位置との間の90度の角度範囲に規制する回動規制手段と、
上記ハンドルをロックするロック手段と、
を備えた回転弁において、
上記回動規制手段は、上記バルブ本体に設けられ、上記弁軸回りに180度離間した第1、第2の立ち上がり壁部と、上記ハンドル台に設けられた回動規制凸部とを有し、上記弁体が上記開位置と閉位置の一方の位置にあるとき、上記回動規制凸部の周方向の一端が上記第1の立ち上がり壁部の第1係止面に係止し、上記弁体が上記開位置と閉位置のうちの他方の位置にあるとき、上記回動規制凸部の周方向の他端が上記第2の立ち上がり壁部の第2係止面に係止するようになっており、
上記ロック手段は、上記ハンドルに設けられた第1及び第2のロック部を有し、上記弁体が上記開位置と閉位置のうちの上記一方の位置にあり、上記ハンドルが引き下げ位置にあるとき、上記第1ロック部が上記第2の立ち上がり壁部の上記第2係止面に係止することにより、上記ハンドルの回動を禁じ、
上記弁体が開位置と閉位置のうちの上記他方の位置にあり、上記ハンドルが引き下げ位置にあるとき、上記第2ロック部が、上記第2立ち上がり壁部における上記第2係止面の反対側の第3係止面に係止することにより、上記ハンドルの回動を禁じ、
上記ハンドルが引き上げ位置にあるとき、上記第1、第2ロック部が上記立ち上がり壁部から外れて上記ハンドルの回動を許容することを特徴とする。
さらに好ましくは、上記ハンドルは、主壁部と、この主壁部の上記揺動軸方向の一方の側縁から上記主壁部と直角をなして上記バルブ本体に向かって突出する側壁部と、上記側壁部に設けられ上記主壁部の他方の側縁に向かって突出する突出部とを有し、上記側壁部は上記弁軸方向に延びる側縁を有し、この側縁が上記第1ロック部として提供され、上記突出部の突出端が上記第2ロック部として提供される。
上記構成によれば、組み付けが煩雑なコイルスプリング等を用いずに、ハンドルを安定して支持することができる。
上記構成によれば、ハンドルの把手部を引き上げたとき、ハンドルの当接部がハンドル台の受面に当たることにより、ハンドルが引き上げ位置になったことを確認することができる。
以下、本発明の第1実施形態を、図1〜図10を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を、鉄道車両のドア開閉装置やブレーキ装置等の空気圧配管に設けられる鉄道車両用ボールバルブ(回転弁)に適用したものである。勿論、本発明は、鉄道車両用ボールバルブに限定されるものではなく、弁体を回動させることによって流体の流量を制御する他の回転弁にも適用可能である。
上記弁体20には、弁軸30の一端部が固定されている。弁軸30は、弁体20の回動軸に沿って延びており、弁軸30の他端部はバルブ本体10の円筒部12から突出している。弁軸30の他端部には、図2に示すように、横断面形状が四角形(非円形)の結合部31及びねじ部32が形成されている。
上記回動規制凸部42とバルブ本体10の立ち上がり壁部13,14により、弁体20の回動範囲を開位置と閉位置との間の90度の角度範囲に規制する回動規制手段Rが構成されている。
軸支部43には、挿通孔43aより先端側の上面に、後述するようにハンドル50が当接することでハンドル50の揺動を規制する受面43bが形成されている。受面43bは、ハンドル台40の先端に向かうにしたがって下側に傾斜するように形成されている。
上記主板部51の基端部には、上記弁軸30及びナット33を通すための貫通孔52が形成されている。主板部51は基端部から延びる細長い把手部53を有している。
上記側板部54の側縁54xと、ロックブロック56の突出端56aにより、ハンドル50のバルブ本体10に対する回動を禁じるロック手段Lが構成されている。
図11、図12は、本発明の第2実施形態を示す。この実施形態においては、弁体20の開位置にあるハンドルを上記第1実施形態とは逆の時計方向に90度回動させることにより、弁体20を閉位置にする。
このような回動方向の変更にも拘わらず、バルブ本体10、弁体20、弁軸30は、第1実施形態と共通のものを用いることができる。ハンドル50は、ロックブロック56の固定位置を側板部54から側板部55へ変更するだけで良い。
ただし、ハンドル台40は第1実施形態と共通の形状ではなく、回動規制凸部42の位置が第1実施形態に対して周方向に90度ずれている。
図11に示すように、ハンドル50が開位置かつ引き下げ位置にあるとき、回動規制凸部42の規制面42bが立ち上がり壁部14の係止面14a(第1係止面)に係止するとともに、ハンドル50の側板部55の側縁55xが立ち上がり壁部13の係止面13a(第2係止面)に係止して、ハンドル50の回動がロックされる。
ハンドルの長手方向とバルブ本体の流通孔の形成方向とが直交するとき、弁体の閉位置とし、ハンドルの長手方向とバルブ本体の流通孔の形成方向とが平行のとき、弁体の開位置にとしてもよい。
回動規制凸部は、周方向に2つに分けられていてもよい。
10 バルブ本体
11 流通孔
13,14 立ち上がり壁部
13a,13b,14a,14b 係止面
20 弁体
30 弁軸
40 ハンドル台
42 回動規制凸部
45 嵌合部
43b 受面
50 ハンドル
51 主板部(主壁部)
51a 主板部の端部(当接部)
54、55 側板部(側壁部)
53 把手部
54x 側板部の側縁(第1ロック部)
56 ロックブロック(突出部)
56a ロックブロックの突出端(第2ロック部)
60 揺動軸
70 クリップ
R 回動規制手段
L ロック手段
Claims (5)
- 内部に流通孔が形成されたバルブ本体と、
上記バルブ本体内に設けられ、上記流通孔を連通する開位置と上記流通孔を遮断する閉位置との間を回動可能な弁体と、
上記弁体に固定されて上記弁体の回動軸に沿って延び、上記バルブ本体から突出する弁軸と、
上記弁軸に固定されたハンドル台と、
上記ハンドル台に上記弁軸と交差方向に延びる揺動軸を介して取り付けられ、上記揺動軸を中心に引き下げ位置と引き上げ位置との間を揺動可能であるとともに、上記弁体の回動軸を中心に90度回動することにより上記ハンドル台及び弁軸を介して上記弁体を開位置と閉位置との間で回動させるハンドルと、
上記弁体の回動を上記開位置と上記閉位置との間の90度の角度範囲に規制する回動規制手段と、
上記ハンドルをロックするロック手段と、
を備えた回転弁において、
上記回動規制手段は、上記バルブ本体に設けられ、上記弁軸回りに180度離間した第1、第2の立ち上がり壁部と、上記ハンドル台に設けられた回動規制凸部とを有し、上記弁体が上記開位置と閉位置の一方の位置にあるとき、上記回動規制凸部の周方向の一端が上記第1の立ち上がり壁部の第1係止面に係止し、上記弁体が上記開位置と閉位置のうちの他方の位置にあるとき、上記回動規制凸部の周方向の他端が上記第2の立ち上がり壁部の第2係止面に係止するようになっており、
上記ロック手段は、上記ハンドルに設けられた第1及び第2のロック部を有し、上記弁体が上記開位置と閉位置のうちの上記一方の位置にあり、上記ハンドルが引き下げ位置にあるとき、上記第1ロック部が上記第2の立ち上がり壁部の上記第2係止面に係止することにより、上記ハンドルの回動を禁じ、
上記弁体が開位置と閉位置のうちの上記他方の位置にあり、上記ハンドルが引き下げ位置にあるとき、上記第2ロック部が、上記第2立ち上がり壁部における上記第2係止面の反対側の第3係止面に係止することにより、上記ハンドルの回動を禁じ、
上記ハンドルが引き上げ位置にあるとき、上記第1、第2ロック部が上記立ち上がり壁から外れて上記ハンドルの回動を許容することを特徴とする回転弁。 - 上記ハンドルにおいて、上記揺動軸方向の一方側に上記第1ロック部と上記第2ロック部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転弁。
- 上記ハンドルは、主壁部と、この主壁部の上記揺動軸方向の一方の側縁から上記主壁部と直角をなして上記バルブ本体に向かって突出する側壁部と、上記側壁部に設けられ上記主壁部の他方の側縁に向かって突出する突出部とを有し、
上記側壁部は上記弁軸方向に延びる側縁を有し、この側縁が上記第1ロック部として提供され、上記突出部の突出端が上記第2ロック部として提供されることを特徴とする請求項2に記載の回転弁。 - 上記ハンドルには、クリップが設けられ、
上記ハンドル台には、上記ハンドルが引き下げ位置のとき、上記クリップが嵌合する嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の回転弁。 - さらに上記ハンドルが、細長い把手部を有するとともに、上記揺動軸から見て上記把手部の反対側の端部に当接部を有し、
上記当接部が上記ハンドル台の受面に当たることにより、上記ハンドルの引き上げ方向の揺動が規制されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の回転弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016254817A JP6760585B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 回転弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016254817A JP6760585B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 回転弁 |
Publications (2)
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JP2018105469A JP2018105469A (ja) | 2018-07-05 |
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ID=62787720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016254817A Active JP6760585B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 回転弁 |
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JP (1) | JP6760585B2 (ja) |
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2016
- 2016-12-28 JP JP2016254817A patent/JP6760585B2/ja active Active
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