JP6758721B2 - 模擬銃におけるコッキングインジケーター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、銃本体に設けられた操作部材を操作してコッキングを行なう模擬銃におけるコッキングインジケーター装置に関するものである。
いわゆるBB弾を発射する模擬銃はエアソフトガンなどとも呼ばれ、年少者向けのものから18歳以上を対象とするものまで多様な種類の銃があり、広く用いられている。特に成人向けに提供される銃は趣味的要素の高いものとして発展して来た側面があり、そのために実銃そっくりの形状、構造、操作性を備えるものが望まれている。操作性等が実銃と同じであることは、近年、警察等において演習用途にも使われるようになった模擬銃にとって望ましいことである。
例えば、ボルトアクションライフルは銃本体に設けられたボルトハンドルを操作してコッキングを行なう。この種の銃などには、銃の状態つまりコッキングされたかどうかを把握できるようにコッキングインジケーターが備えられており、コッキングインジケーターにより銃の状態を目視或いは触感で把握することができる。従来、コッキングインジケーターを模擬銃に搭載することは皆無ではなかったようであるが前例は少ない。しかし、模擬銃においてもコッキングインジケーターは有益であるので、本件出願人はその開発を推進し本発明を創作するに到った。
先行技術を調査すると、特開2004−347221号が見出された。その発明は発射可能な状態か或いは不可能な状態かを外観から判断できるようにする玩具銃の発射機構に関するもので、ピストンシリンダー機構を前後に貫通するインジケーターバーという棒状の部材を使用する。インジケーターバーはコッキング状態において前端がピストンに当接して前方への移動が阻止され、そのときインジケーターバーの後端が外部へ突出して視認可能な状態になるように構成されているため、ピストンシリンダー機構よりも長大なものとならざるを得ない。
インジケーターバーとしてこのように長大な棒状部材を必要とし、これを銃本体に組み込むことは構造の複雑化を招くことになる。しかもそれを前後に移動させる機構上、貫通孔との摺動部分に摩擦抵抗が発生するという不利を伴い、それらが強度上の問題につながる恐れもある。また、棒状のインジケーターバーは、コッキング時にスプリングによってピストンを前方へ加圧するので、ピストンの推力を増加させる方向に作用する。その結果、弾丸に余分なエネルギーが作用したり、或いはピストンの動作を不安定にしたりするというような問題を生じることも予測される。
特開2004−347221号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたもので、その課題は、ピストンシリンダー機構等から独立した操作部材のみによって、コッキング状態を明確に把握できるようにすることである。また、本発明の他の課題は、小型化に適した模擬銃におけるコッキングインジケーター装置を提供することである。
前記の課題を解決するため、本発明は、銃本体に設けられた操作部材を操作してコッキングを行なう模擬銃において、操作部材の後部に配置され、かつ、その一部が操作部材のコッキング操作に応じて操作部材から出没可能に設けられたインジケーターと、インジケーターの一部が操作部材から突出したときに突出状態に保つためにインジケーターに係止するロック部材と、インジケーターの突出状態を非突出状態にする解除機構を具備するという手段を講じたものである。
本発明に係る模擬銃におけるコッキングインジケーター装置は操作部材、インジケーター、ロック部材及び解除機構という構成要素を具備している。ここにおいて、重要であるのは操作部材の後部に配置されたインジケーターであることと、その一部が操作部材のコッキング操作に応じて操作部材から出没可能に設けられたインジケーターを備えているという点である。
本発明に係るコッキングインジケーター装置では、任意の形態を持つインジケーターを採用することができる。つまり、インジケーターとして、前記特許文献に記載されたように長大な棒状部材を必要としないのみならず、模擬銃の形状、構造に適合した形態を持つインジケーターを設計することができる。
本発明において、インジケーターはその一部が操作部材の後部よりも引っ込んだコッキング前の状態と、インジケーターの一部が操作部材の後部ほぼ同じにあるコッキング中の状態と、インジケーターの一部が操作部材の後部から突出したコッキング後の状態の三つの異なる状態を取ることができる。
コッキング状態の把握という観点に立つならば、コッキングがなされているか否かが分かれば良いから、例えば出没など任意の二つの状態を取れば足りる。従って、請求項1は明らかにこの構成のインジケーター装置を含んでいる。しかし、コッキング操作の途中にあることを把握することが必要な場合もあり、それを把握するためには出没何れでもない中間の状態にあることを示す必要がある。
解除機構が発射動作のためのトリガーと連動してロック部材に作用し、インジケーターの係止を解除して非突出状態とするシアを具備しており、ロック部材は係合手段の係合によりシアによってロックが解除されるようにした構成は本発明において望ましいものである。
インジケーターはコッキング状態の変化を示すものであり、コッキングは弾丸の発射完了或いは発射動作の完了(いわゆる空撃ちの場合)によって終了し、一般的に発射動作はトリガーからシアを経て伝えられる過程を経る構成を取る。故に、インジケーターの係止をシアと関連付けることが有意な構成になる。
本発明の装置として、銃本体に設けられた操作部材を操作し、コッキングを行なう模擬銃において、操作部材は銃本体に対して前後方向へ移動可能に設けられたピストンシリンダー機構とその後部に一体的に取り付けられたボルト部材及びピストンシリンダー機構とボルト部材の間に設けられた操作ハンドル部を有しており、上記ボルト部材は後方へ開口した中空部分を有し、かつ、中空部分に配置されて操作部材のコッキング操作により操作部材から突出するインジケーターを有しており、上記インジケーターは中空部分にて前後移動可能であり、かつ、その一部がボルト部材の前方へ移動する方向へ付勢された弾性部材を有しており、インジケーターをボルト部材の中空部分から突出状態に保つために、銃本体に設けられたインジケーターに係止するロック部材を有するとともに、突出状態のロック部材に作用して非突出状態にするためにトリガーと連動してロック部材に作用しインジケーターの係止を解除して非突出状態とするシアを備えた解除機構を具備している構成は好ましいものである。
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、ピストンシリンダー機構等から独立した操作部材に組み込まれて、コッキング状態を明確に把握することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、操作部材の一部に組み込まれるので、小型化に適した模擬銃におけるコッキングインジケーター装置を提供することができる。
本発明に係る模擬銃におけるコッキングインジケーター装置の一例に関するもので、銃本体の一部を省略して示す縦断面説明図である。 同上の装置の主要部を拡大して示す断面説明図である。 さらに発射機構を中心とした部分を拡大して示す断面説明図である。 操作部材を示すものでAはコッキング操作前の状態を示す後面図、BはAの状態における側面図、Cは発射機構を省略して示した下面図である。 同じく操作部材を示すものでAはコッキング操作時の状態を示す後面図、BはAの状態における側面図、Cは発射機構を省略して示した下面図である。 本発明に係る模擬銃におけるコッキングインジケーター装置の作動に関するもので、Aは不作動時、Bはコッキング操作のためにレバーを後方へ引いた状態を示す断面説明図である。 同じく作動に関するもので、Aはレバーを前方へ押した状態、Bはトリガーを引いて弾丸が発射された状態を示す断面説明図である。 同じく一連の動作を完了して不作動時の状態に戻ったこと示す断面説明図である。
以下、図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。実施形態に示す本発明に係る模擬銃10はボルトアクションライフルをモデルとしたもので、銃本体に組み込まれている発射装置部11と、その前部に位置するバレル部12、発射装置部11の後部に位置するストック部13の各部分に大別される。
上記発射装置部11は、ピストン14とシリンダー16とから成り、弾丸発射のために圧縮エアを生成するピストンシリンダー機構15を有する操作部材20と、後述するトリガー22による発射操作を司る発射機構25及び弾丸装填機構35を有している。ピストンシリンダー機構15はピストン14とシリンダー16とを有し銃本体の前後方向へ移動可能に取り付けられており、コッキングを行なう操作部材20の前部を構成している。ピストンシリンダー機構15の後側にはボルト部材21が後述するように設けられており、また、ボルト部材21は操作部材20の後部を構成している。
ピストンシリンダー機構15とボルト部材21とを備えた操作部材20は銃本体の前後方向へ移動可能であり、操作部材20を操作するために、操作ハンドル部17がボルト部材側に設けられている。操作ハンドル部17は、ボルトアクションライフルに装備されボルトハンドルとされる部材を模した形状、構造のレバー17cを備えている。図1、図2等では操作ハンドル部17のレバー17cを二点鎖線で記載しているが、それは発射装置部が図示の状態では見えないため設置位置のみを示したものである。
ピストンシリンダー機構15を銃本体に移動可能に取り付ける構成は公知であり、実施形態の場合も一般的なものと同様で良いので詳細な説明は省略するが、実施形態に係る基本的構成は以下のとおりである。即ち、ピストンシリンダー機構15は、シリンダー16内に挿入されたピストン14の後退によって蓄圧され、その解放によってピストン14を前進させるピストンスプリング18を有する。また、シリンダー16は銃本体側に前進後退可能に組み込まれており、後退時に先端のノズル19の前部に弾丸Bを上昇させる空間を開け、前進時にノズル19の先端部にて弾丸Bをバレル後端の装弾部分に装填するように構成されている。
前述した発射操作を司る発射機構25は銃本体側に支軸22aによって回転可能に軸支され、トリガースプリング22bによって付勢されたトリガー22を有している。トリガー22は中間部材23に当接するように突出した入力部22cを前側に有し、また、中間部材23に対する突出量を調整するトリガースクリュー22dを後側に有している。中間部材23は銃本体側に支軸23aにて軸支されており、二部材から成るシアの内の第一シア24にトリガー22の動作を伝達する(図3参照)。第一シア24は前部の支軸24aにて銃本体側に回転可能に軸支され、上記中間部材23、第一シア24にはスプリング23b、24bがそれぞれ作用している。また、第一シア24は後部に係合部33を有し、後述するインジケーター30に作用するインジケーターロック32の係合相手部34と係止してその状態にてロック可能に構成されている。
第一シア24には第二シア27が支軸27aによって回転可能に軸支されており、第二シア27はシアスプリング27bによって、ピストン14の方向へ突出するように付勢されている。一方、ピストン14の後部には係合部28が設けられており、ピストン後退位置で第二シア27の突出した先端29と係合するように構成されている(図6B参照)。また、ピストン14との係合のために、先端29を通過させるスリット16aがシリンダー16の下面の長手方向に形成されている。
上記のように中間部材23は下部にて銃本体側に軸支され、上部に形成された係止部23cにて第一シア24の後部に形成された係止相手部26と係止している(図3参照)。また、中間部材23は支軸23aと係止部23cとの間において任意に設定されるアーム長さを有するところ、実施形態ではその半分ほどの位置にトリガー22の入力部22cが当接している。
前述の操作ハンドル部17は操作部材20の一部としてボルト部材21とピストンシリンダー機構15の間に位置し、操作ハンドル部17がピストンシリンダー機構15に対して長手方向軸周りに回転可能に設けられている(図4等参照)。操作ハンドル部17は、レバー17cを図4A〜Cに示した下方位置から、コッキング操作のために図5A〜Cに示した上方位置へ回転操作できるように構成されている。
操作ハンドル部17はレバー17cの下方位置において、後述するインジケーター30の一部30aが操作ハンドル部側の凹部17aと係合する。また、レバー17cの上方位置では、操作ハンドル部17の前側に出没可能に設けられている、凸部17bがピストンシリンダー機構15の後部に設けられた凹部15bと係合する。このような係合手段によって、操作ハンドル部17のレバー17cは下方位置及び上方位置にそれぞれ位置決めされる。
上述したインジケーター30はボルト部材21の中空部分21aに前後移動可能に組み込まれており、かつ、ボルト部材側受部21bとインジケーター側受部30bとの間に配置したインジケータースプリング31によって前方へ、つまり、中空部分21aから引っ込む方向へ付勢されている。操作ハンドル部側の凹部17aは、図4A、Cから明らかなように、操作ハンドル部17のレバー17cが下方位置にあるときにのみインジケーター30の一部30aと係合し得る状態となる。このインジケーター30の一部30aはその前方の部分よりもやや下方に突出しており、不作動時にインジケーターロック32の上昇を止め、コッキング時にはインジケーター30の前進を止める役割を果たす。
上記操作ハンドル部側の凹部17aは、インジケーター30を突出状態に保つためにインジケーターロック32を入り込ませる部分を兼ねている。インジケーターロック32はインジケーター30を突出状態に保つロック部材を構成しており、前述した第一シア24の後端部の銃本体側に組み込まれ(図3参照)、先端部32aが上記の凹部17aに入り込むようにロックスプリング32bによって上方へ付勢されている。インジケーターロック32の先端部32aは銃本体側の通口32cから上方へ突出する。
また、第一シア24との係合手段として、第一シア24側の係合部33との係合の相手部34がインジケーターロック32に設けられている。第一シア24側の係合部33はインジケーターロック32の係合相手部34と係合して上方への移動限界を規定し、また、第一シア24の回転により下降してインジケーターロック32をインジケーター30側から抜き出させロックを解除するように作用する。上記第一シア24側の係合部33とインジケーターロック32の係合相手部34とはインジケーターの突出状態を非突出状態にする解除機構を構成する。
なお、前述の弾丸装填機構35は模擬銃10の一部であって、銃本体側に設けられたマガジン受け36に着脱可能なマガジン37を装着する形式のものとして図示されている。弾丸Bはマガジン37の内部に充填された状態から、マガジンスプリング38によって前方へ付勢され、給弾部39を通ってバレル後方の位置に給弾される。
このように構成された、本発明に係る模擬銃におけるコッキングインジケーター装置の作動について、図6以下を参照して説明する。図6Aはコッキング操作が行なわれていない状態を示しており、レバー17cは下方位置にあり、インジケーター30の一部30aが凹部17aと係合した状態にある(図4)。このときインジケーター30はインジケータースプリング31に付勢されて前方位置にあり、後端がボルト部材21の中空部分21aの内部に入り込んだ没入状態にある。
没入状態のインジケーター30を側面から見ることはできないが、使用者が指先で触れてみればインジケーター30がボルト部材21の中空部分21a内に引っ込んでいることが分かる。従って、模擬銃はコッキングされておらず、トリガー22を操作しても何も変化せず安全な状態にあることが確認される。触感による判断ができることは、夜間のようにインジケーター30を目視できないか、或いは目で確認する余裕のないときにも有効である。
次に、コッキングのためにハンドルレバー17cを操作して上方位置に回転させると、その凹部17aがインジケーター30の一部30aから脱して、凸部17bとピストンシリンダー機構15の凹部15bが係合した状態になる(図5)。その結果、レバー17cが上方位置に保持されるので、安定して操作部材20を後方へ一杯に引くことができる。
ピストンシリンダー機構15において、後退したピストン14の係合部28と第二シア27の先端29とが係合状態になる(図6B)。従って、インジケーター30の一部30aは上記凹部17aから脱し、操作ハンドル部17の後面に当接して後方へ移動する。このとき、インジケーター30はボルト部材21と面一の状態にあるが、この面一状態も目視或いは触感によって容易に確認することができる。また、シリンダー16の後退に伴いインジケーターロック32はロックスプリング32bによりシリンダー16に接する位置まで上昇する。また、弾丸Bが給弾部39にある場合には、シリンダー16の後退によりバレル後方の位置に移動する。
さらに、レバー17cを前方へ止まるまで操作部材20を押すことでコッキングを行なう。図7Aの状態であり、このときピストンシリンダー機構15のピストン14は第二シア27の先端29と係合したままの状態に置かれる。また、レバー17cは下方位置に戻されて、凹部17aがインジケーターロック32の上位に来るので、先端部32aが上昇して係合可能になる。なお、シリンダー16の前進によって、先端のノズル19にて装弾部に弾丸Bが装填される。
操作部材20の前進に伴い、インジケーター30の一部30aは上方へ付勢されているインジケーターロック32の先端部32aと係合して前進が止められ、その結果インジケーター30はボルト部材21よりもやや後方へ突出して突出状態になる。インジケーター30の突出によって、コッキング状態にあることが、視覚的にも触覚的にも明確に把握される。
コッキングが完了した状態にてトリガー22を操作すると、ピストンスプリング18が作動し、ピストン14の前進により圧縮エアが生成され、生成された圧縮エアにより弾丸Bが発射される(図7B)。発射機構25では、トリガー22の操作に連動して第一シア24の後端部が下降するので、後端部に設けられた係合部33の下降によってインジケーターロック32の相手部34と係合し、インジケーターロック32が押し下げられ、その結果インジケーター30はインジケータースプリング31によって前進させられ、ボルト部材21の中空部分21a内に引っ込んだ状態に戻る。
図8は弾丸Bが発射された後の不作動状態を示すもので、インジケーター30は引っ込んで、コッキング操作が行なわれていない状態である。即ち、図6Aと同じ状態であり、レバー17cは下方位置に移動しており、これにより初期状態に戻ったことを示す。このように、本発明によれば突出、没入二つの状態に加えて、出没いずれでもない三つ目の状態を取るものであるので、使用者はコッキングの操作前、操作中及びコッキング完了の各状態を明確に把握することができる。
本発明に係るインジケーター装置は以上のように構成されており、極小型のインジケーターとしてコンパクトに模擬銃に組み込むことができるので、ボルトアクションライフルのように長尺の模擬銃であっても模擬銃の内部構造を大きく変更する必要なしに実施することができる。従って、本発明はライフル型の模擬銃に止まらず、例えばハンドガン型の模擬銃に転用することも容易である。
10 模擬銃
11 発射装置部
12 バレル部
13 ストック部
14 ピストン
15 ピストンシリンダー装置
16 シリンダー
17 操作ハンドル部
18 ピストンスプリング
19 ノズル
20 操作部材
21 ボルト部材
22 トリガー
23 中間部材
24 第一シア
25 発射機構
26 係止相手部
27 第二シア
28、33 係合部
29 第二シアの先端
30 インジケーター
31 インジケータースプリング
32 インジケーターロック
34 相手部
35 弾丸装填機構
36 マガジン受け
37 マガジン
38 マガジンスプリング
39 給弾部

Claims (3)

  1. 銃本体に設けられた操作部材を操作してコッキングを行なう模擬銃において、
    操作部材の後部に配置され、かつ、その一部が操作部材のコッキング操作に応じて操作部材から出没可能に設けられたインジケーターと、
    インジケーターの一部が操作部材から突出したときに突出状態に保つためにインジケーターに係止するロック部材と、
    インジケーターの突出状態を非突出状態にする解除機構を具備し、
    前記インジケーターはその一部が操作部材の後部よりも引っ込んだコッキング前の状態と、インジケーターの一部が操作部材の後部ほぼ同じにあるコッキング中の状態と、インジケーターの一部が操作部材の後部から突出したコッキング後の状態の三つの異なる状態を取る模擬銃におけるコッキングインジケーター装置
  2. 銃本体に設けられた操作部材を操作してコッキングを行なう模擬銃において、
    操作部材の後部に配置され、かつ、その一部が操作部材のコッキング操作に応じて操作部材から出没可能に設けられたインジケーターと、
    インジケーターの一部が操作部材から突出したときに突出状態に保つためにインジケーターに係止するロック部材と、
    インジケーターの突出状態を非突出状態にする解除機構を具備し、
    前記解除機構は発射動作のためのトリガーと連動してロック部材に作用し、インジケーターの係止を解除して非突出状態とするシアを具備しており、ロック部材は係合手段の係合によりシアによってロックが解除されるように構成された模擬銃におけるコッキングインジケーター装置。
  3. 銃本体に設けられた操作部材を操作し、コッキングを行なう模擬銃において、
    操作部材は銃本体に対して前後方向へ移動可能に設けられたピストンシリンダー機構とその後部に一体的に取り付けられたボルト部材及びピストンシリンダー機構とボルト部材の間に設けられた操作ハンドル部を有しており、
    上記ボルト部材は後方へ開口した中空部分を有し、かつ、中空部分に配置されて操作部材のコッキング操作により操作部材から突出するインジケーターを有しており、
    上記インジケーターは中空部分にて前後移動可能であり、かつ、その一部がボルト部材の前方へ移動する方向へ付勢された弾性部材を有しており、
    インジケーターをボルト部材の中空部分から突出状態に保つために、銃本体に設けられたインジケーターに係止するロック部材を有するとともに、
    突出状態のロック部材に作用して非突出状態にするためにトリガーと連動してロック部材に作用しインジケーターの係止を解除して非突出状態とするシアを備えた解除機構を具備し、
    前記ロック部材は係合手段の係合によりシアによってロックが解除されるように構成されていることを特徴とするコッキングインジケーター装置。
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