JP6758517B2 - カバー装置 - Google Patents

カバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6758517B2
JP6758517B2 JP2019541511A JP2019541511A JP6758517B2 JP 6758517 B2 JP6758517 B2 JP 6758517B2 JP 2019541511 A JP2019541511 A JP 2019541511A JP 2019541511 A JP2019541511 A JP 2019541511A JP 6758517 B2 JP6758517 B2 JP 6758517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective sheet
shaft
cover device
pulled out
knob
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019541511A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019053774A1 (ja
Inventor
佑季 小西
佑季 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Publication of JPWO2019053774A1 publication Critical patent/JPWO2019053774A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6758517B2 publication Critical patent/JP6758517B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J11/00Removable external protective coverings specially adapted for vehicles or parts of vehicles, e.g. parking covers
    • B60J11/02Covers wound on rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J11/00Removable external protective coverings specially adapted for vehicles or parts of vehicles, e.g. parking covers
    • B60J11/06Removable external protective coverings specially adapted for vehicles or parts of vehicles, e.g. parking covers for covering only specific parts of the vehicle, e.g. for doors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/44Bumper guards
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R5/00Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
    • B60R5/04Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

本発明は、カバー装置に関するものである。
従来、車両の荷室内へ出し入れする荷物等による損傷から車両のバンパーを保護するためのバンパー保護装置がある。このようなバンパー保護装置は、シートと、シートの収納ケースと、収納ケース内にあってシートを巻き取りかつシートを巻き取る方向に付勢される軸とからなり、自動車後部の荷室内にリアバンパーに近接して取り付けられる(特許文献1)。
しかしながら、このようなバンパー保護装置は、シートの裏面と荷室開口縁との間の摩擦力にシートの自重を加えた抗力に対して、巻き取る方向の付勢力を釣り合わせることにより、シートがバンパーを覆った状態、すなわち、シートが引き出された状態を維持できるので、シートの引き出し量が短すぎたり、シートが引き出された状態で強風を受けたりした場合、抗力が付勢力を下回ることにより、シートが意図せず巻き取られてしまうことがあった。
登録実用新案第3096350号公報
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、車両を安定して保護できるカバー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
本発明のカバー装置は、
(1)車両のカバー装置であって、前記車両の荷室の床部におけるリアバンパーの近傍に配置される軸支部に軸支され、長手方向の軸を中心に一方向に付勢されたシャフトと、前記シャフトに一端が固定され、前記シャフトに対して巻き取り及び引き出し自在な保護シートと、前記シャフトを、前記保護シートを巻き取る方向には回転不能とでき、前記保護シートを引き出す方向に回転自由とする一方向クラッチと、を備える。
(2)上記(1)の構成において、前記保護シートの表側面は裏側面に比べてクッション性が高く、裏側面は表側面に比べて防汚性が高い。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記軸支部は、前記シャフト及び巻き取られた状態の前記保護シートを収納可能なユニットケースに固定され、前記ユニットケースは、前記床部に着脱自在に収容される。
(4)上記(1)から(3)のいずれかの構成において、前記保護シートは、三角表示部を有する。
(5)上記(1)から(4)のいずれかの構成において、前記保護シートの他端は、前記シャフトの軸と略平行に配置された直線状の係止棒を有する。
(6)上記(5)の構成において、前記係止棒は、前記保護シートの幅より長く、両端部に、前記幅より外側に突出するフック部を有する。
(7)上記(5)又は(6)の構成において、前記保護シートは、他端にノブを有し、前記荷室は、前記係止棒及び前記ノブを収納した状態で前記係止棒及び前記ノブの上面が前記床部の上面と共通の面上になるようなノブ用溝を有する。
本発明によれば、車両を安定して保護できるカバー装置を提供できる。
車両を後方から見た斜視図であり、保護シートが巻き取られている状態を示す図である。 車両を後方から見た斜視図であり、保護シートが引き出されてリアバンパーを覆っている状態を示す図である。 第1実施形態に係るカバー装置の図1におけるA矢視断面図である。 保護シートの端部を示す斜視図である。 車両を後方から見た斜視図であり、保護シートが引き出されて荷室Rの床部に敷かれている状態を示す図である。 車両を後方から見た斜視図であり、保護シートが引き出されて荷室Rの床部に置かれた荷物を覆っている状態を示す図である。 第2実施形態に係るカバー装置の図1におけるA矢視断面図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本発明を実施するための第1の形態(以下、第1実施形態)について詳細に説明する。特に説明のない限り、車室外、車室内、前方、後方、左方、右方、上方及び下方は、それぞれ車両を中心とした際の方向を示す。
図1は、車両200を後方から見た斜視図であり、保護シート30が巻き取られている状態を示す図である。図2は、車両200を後方から見た斜視図であり、保護シート30が引き出されてリアバンパー210を覆っている状態を示す図である。図3は、第1実施形態に係るカバー装置の図1におけるA矢視断面図である。図4は、保護シート30の端部を示す斜視図である。図5は、車両200を後方から見た斜視図であり、保護シート30が引き出されて荷室Rの床部に敷かれている状態を示す図である。図6は、車両200を後方から見た斜視図であり、保護シート30が引き出されて荷室Rの床部に置かれた荷物pを覆っている状態を示す図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るカバー装置100は、車両200に用いられる。
そして、図3に示すように、カバー装置100は、車両200の荷室Rにおけるリアバンパー210の近傍に配置され、長手方向の軸10を中心に一方向に付勢されたシャフト20と、シャフト20に一端が固定され、シャフト20に対して巻き取り及び引き出し自在な保護シート30と、シャフト20を、保護シート30を巻き取る方向には回転不能とでき、保護シート30を引き出す方向に回転自由とする一方向クラッチ40(不図示)と、を備える。
車両200は、リアバンパー210、カバー装置100を収容する収容溝220、開口部230、荷室Rの両側壁に設けられる係止溝240、ノブ32を収納するノブ用溝250、ナンバープレート260及び収容溝220に収容されるユニットケース270、を備える。
リアバンパー210は、車両200における後方の端部に、車両200の外形状に沿って設けられる。リアバンパー210は、上部、すなわち、車両200の開口部230の下部に、保護材211を有する。保護材211は、例えば、リアバンパー210における他の部分に比べて高い弾力を有している。これにより、ユーザが荷物pを荷室Rから出し入れする際に、荷物pをリアバンパー210の上部に摺接させても、保護材211に接するので、リアバンパー210及び荷物pのいずれも傷つきにくく、汚れにくくできる。そして、保護材211が傷ついたり汚れたりしても、傷や汚れのついていない保護材211に交換することができるので、リアバンパー210を傷や汚れのない見栄えの良い状態に経済的に維持できる。
ユニットケース270は、上部に長細い開口を有する箱状体である。ユニットケース270は、荷室Rの床部に設けられた、ユニットケース270の外形状と略同形状の長細い収容溝220に対して、着脱自在に収容される。これにより、保護シート30が巻き取られた状態のシャフト20を、ユニットケース270に取り付けられた軸支部231に軸支してユニットケース270に収納した状態でユニット化できるので、組み立て、運搬、保管等がしやすい。なお、軸支部231を直接的に荷室Rの床部に設けられた収容溝220に取り付ける場合、ユニットケース270はなくてもよい。
軸支部231は、シャフト20及び巻き取られた状態の保護シート30を収納可能な容量を有するユニットケース270の長手方向の両端部に固定される。そして、軸支部231は、シャフト20を回転自由に軸支する。
シャフト20は、円筒状又は円柱状の長細い棒体である。シャフト20は、車両200に設けられた軸支部231に対して回転自由に軸支される。シャフト20は、シャフト20及び軸支部231との間にトルクを与えるように設けられた図示しない捩りばね等により、軸10を中心として巻き取り方向に付勢されている。シャフト20には、保護シート30の一端が固定されている。よって、シャフト20を軸10に対して巻き取り方向に回転させることにより、保護シート30をシャフト20の周囲に巻き取ることができ、また、シャフト20を軸10に対して引き出し方向に回転させることにより、シャフト20に巻き取られた保護シート30を引き出すことができる。
保護シート30は、可撓性を有する薄い帯状体である。保護シート30は、シャフト20に一端が固定されており、シャフト20に対して巻き取り及び引き出し自在である。そして、保護シート30は、完全に引き出された状態で全体が略長方形状である。
保護シート30は、シャフト20に一端が固定され、シャフト20に対して巻き取り及び引き出し自在である。これにより、不使用時はシャフト20に巻かれたコンパクトな状態にして省スペースに収納でき、使用時は長方形状に展開できる。
保護シート30の他端は、シャフト20の軸10と略平行に配置された直線状の係止棒31を有する。そして、係止棒31は、保護シート30の幅W(図6参照)より長く、両端部が幅Wより外側に突出している。
これにより、図2に示すように、保護シート30を収容溝220から後方に引き出した状態として、保護シート30の他端からリアバンパー210の外側に係止棒31を垂らして、係止棒31を錘として利用することで、保護シート30に引張力を与えて、保護シート30を後方に展開させることができ、リアバンパー210を広く覆うことができる。
また、保護シート30は、他端に、ノブ32を有する。ノブ32は、保護シート30の他端にある係止棒31に対して回転自由に設けられる。このように、保護シート30は、他端にノブ32を有するので、図1に示すように、保護シート30が収容溝220に収納されていても、ユーザがノブ32を摘んで引くことで、ノブ32に連なる保護シート30を引き出すことができる。
荷室Rは、係止棒31及びノブ32を収納した状態で係止棒31及びノブ32の上面が荷室Rの床部の上面と共通の面上になるようなノブ用溝250を有する。これにより、図1に示すように、収容溝220及びノブ用溝250に係止棒31及びノブ32がそれぞれ収納された状態で、荷室Rの床部の上面に対して凹凸ができるだけ生じないようにでき、荷物pを引っ掛けたりすることなく、すっきりとした見栄えにできる。
また、図5に示すように、保護シート30を収容溝220から前方に引き出した状態として、保護シート30の他端を荷室Rの前方における床部の上に配置することで、保護シート30を前方に展開させることができ、荷室Rの床部を広く覆うことができる。
さらに、係止棒31は、両端部に、幅Wより外側に突出するフック部33、34を有する。これにより、保護シート30を収容溝220から上方に引き出した状態として、荷室Rの両側壁における開口部230の近傍に設けられた係止溝240(図6参照)に対してフック部33、34を係止することで、保護シート30を上方に展開させることができ、荷室Rに置かれた荷物pを覆うことができ、その状態を維持できる。
なお、保護シート30を収容溝220から限界まで引き出した長さである最大引き出し長さLは、保護シート30のフック部33、34を係止溝240に係止した際に、保護シート30が、開口部230を塞いでいる状態のバックドア(不図示)と接しない長さとしてもよい。これにより、ユーザは、フック部33、34を係止溝240に係止できたことをもって、荷室Rに置かれた荷物pが荷室Rに収容されていること、すなわち荷室Rの空間から出っ張ってバックドアと接しないことを確認できる。
保護シート30は、表側面30aと、その反対側の面である裏側面30bと、を有する。そして、保護シート30は、図2に示すように、後方に展開した際に、表側面30aが上方を向くように配置される。一方、保護シート30は、図5に示すように、前方に展開した際に、裏側面30bが上方を向くように配置される。
また、保護シート30の表側面30aは裏側面30bに比べてクッション性が高い。具体的には、例えば、保護シート30の表側面30aは、発泡樹脂層を有する。これにより、図2に示すように、保護シート30を、表側面30aが開口部230の中央を向くように展開した場合、すなわち、保護シート30を後方に展開した場合、ユーザが荷室Rから開口部230を通じて荷物pを出し入れする際に、開口部230の下部及びリアバンパー210を傷や汚れから保護できる。
これに対して、保護シート30の裏側面30bは表側面30aに比べて防汚性が高い。具体的には、例えば、保護シート30の裏側面30bは、ゴムで成形されたり、化学繊維で成形されて起毛した不織布又は織布で成形されたりすることにより、汚れや水分が付着しにくいように、防汚層又は/及び撥水層を有する。これにより、図5に示すように、保護シート30を、裏側面30bが開口部230の中央を向くように展開した場合、ユーザが荷室Rに荷物pを置く際に、荷室Rの床部を傷や汚れから保護できる。
このように、保護シート30を、表側面30aと裏側面30bとに異なる機能を有する層を配置して、1枚の薄い帯状体としたので、軽量にできる。
図2に示すように、保護シート30は、三角表示部35を有する。具体的には、三角表示部35は、保護シート30に対して、表側面30aが後方に向いている状態で、表側面30aに、中空の正立三角形が表示されるように配置される。また、中空の正立正三角形の部分を反射部とし、反射光の色が赤色となるようにできる。これにより、保護シート30を展開して、リアバンパー210を覆うだけで、昼間であっても夜間であっても、三角表示部35を表示でき、後方の離れたところから、車両200の存在を認識させることができる。
また、三角表示部35は、図2に示すように、後方に引き出された状態で、後方から前方を見てナンバープレート260と重なる位置に配置され、保護シート30を貫通する複数の小孔の集合によって形成されてもよい。これにより、ナンバープレート260に照明が設けられている場合、その照明から発せられた光が三角表示部35を形成する小孔を通って、後方に漏れるので、昼間であっても夜間であっても、後方の離れたところから、三角表示部35が認識できる。よって、荷室Rに荷物pの出し入れをする際に、他の車両による追突等の危険を低減できる。
一方向クラッチ40は、車両200の軸支部231に対して、シャフト20を、保護シート30を巻き取る方向(図3中の矢印B)には回転不能とでき、保護シート30を引き出す方向(図3中の矢印F)に回転自由とするものである。
一方向クラッチ40は、具体的には、例えば、軸支部231及び軸支部231に対して相対回転するシャフト20の一方に歯車を設け、他方に歯車に噛み合う歯止め爪を設けたラチェット機構としてよく、その他、相対回転する軸支部231及びシャフト20の間に、両者間のトルクを伝達する係合位置と両者間のトルクを遮断する非係合位置との間で移動するボール体を備えたいわゆるカム式クラッチであってもよい。
これにより、ユーザは、保護シート30を引き出し、所望の位置、すなわち、所望の大きさとなるまで展開して、その位置で及び大きさで保護シート30を維持できる。よって、保護シート30が意図せず巻き取られてしまうことなく、車両200を安定して保護できる。
また、一方向クラッチ40は、所望の位置及び大きさに引き出して維持した状態から、ユーザがレバー(不図示)を操作することにより直接的に歯止め爪又は回転体を移動させることによって、歯止め爪又は回転体を係合位置から非係合位置へ移動させ、すなわち、軸支部231とシャフト20との相対回転を自由とし、別途設けた捩りばね等による付勢力によりシャフト20を回転させて、シャフト20に一端が固定された保護シート30を巻き戻すようにしてもよい。
また、一方向クラッチ40は、所望の位置及び大きさに引き出して維持した状態から、ユーザが保護シート30を更に少し引き出すことによって、歯止め爪又は回転体を係合位置から非係合位置へ移動させ、すなわち、軸支部231とシャフト20との相対回転を自由とし、別途設けた捩りばね等による付勢力によりシャフト20を回転させて、シャフト20に一端が固定された保護シート30を巻き取るようにしてもよい。
具体的には、一方向クラッチ40は、例えば、シャフト20にクラッチドラム受(不図示)を固定し、シャフト20を軸支する軸支部231に巻き出し方向に回転できる第1クラッチホイール(不図示)を支持し、第1クラッチホイールに対して所定角度だけ相対回転できるように支持されたクラッチドラム(不図示)をクラッチドラム受の中に同軸に遊嵌し、クラッチドラムの周壁に回転体を係合位置と非係合位置との間で移動自在に配置して、係合位置でクラッチドラムとクラッチドラム受とが一体に回動し、非係合位置で相対回動自在となっている。
また、一方向クラッチ40は、クラッチドラムの中に、回転体を係合位置又は非係合位置に動かす第2クラッチホイール(不図示)を備える。第2クラッチホイールは、シャフト20の引き出し方向への回転に連動して、クラッチドラムに対して相対回転する。なお、クラッチドラムとシャフト20の間には、保護シート30の巻き取り速度を調節する減速装置(不図示)を設けてもよい。
そして、保護シート30が引き出されると、回転体が係合位置に移動してシャフト20とクラッチドラムとが一体に回動する。保護シート30の引き出しを停止すると、シャフト20の回転が停止する。そして、再び保護シート30を巻き取る際、保護シート30を少し引き出すと、クラッチドラムは回転せずに第2クラッチホイールだけが回転することにより回転体を非係合位置に移動し、引き出す方向の力を緩めると、捩りばねの付勢力により保護シート30が巻き取られる。
このように、引き出した保護シート30を簡単な操作で巻き取ることができ、使用した後に再び収納できる。
(第2実施形態)
次に、主に図7を参照して本発明を実施するための第2の形態(以下、第2実施形態)について詳細に説明する。なお、第2実施形態に係るカバー装置100は、第2実施形態に係るカバー装置100と比べて、軸支部231の配置が異なるので、主に、この異なる点について説明し、その他の共通する点については説明を省略する場合がある。
図7は、第2実施形態に係るカバー装置100の図1におけるA矢視断面図である。
図7に示すように、第2実施形態に係るカバー装置100は、車両200の荷室Rの床部の上面に対して上面が面一となって収容溝220に収容されたユニットベース300と、ユニットベース300の両端部に設けられ、ユニットベース300から垂下される軸支部231と、軸支部231に軸支され、長手方向の軸10を中心に一方向に付勢されたシャフト20と、シャフト20に一端が固定され、シャフト20に対して巻き取り及び引き出し自在な保護シート30と、シャフト20を、保護シート30を巻き取る方向には回転不能とでき、保護シート30を引き出す方向に回転自由とする一方向クラッチ40と、を備える。すなわち、カバー装置100の保護シート30と収容溝220とが完全に離間している。
このように、軸支部231は、ユニットベース300から垂下され、保護シート30は軸支部231に軸支されたシャフト20に巻き取り及び引き出し自在となっており、収容溝220からユニットベース300と供に保護シート30を取り出すと、保護シート30を露出させることができるので、保護シート30の洗浄が容易になる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明に係るカバー装置100は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変化が可能である。
本発明の車両200のカバー装置100によれば、車両200の荷室Rの床部におけるリアバンパー210の近傍に配置される軸支部231に軸支され、長手方向の軸10を中心に一方向に付勢されたシャフト20と、シャフト20に一端が固定され、シャフト20に対して巻き取り及び引き出し自在な保護シート30と、シャフト20を、保護シート30を巻き取る方向には回転不能とでき、保護シート30を引き出す方向に回転自由とする一方向クラッチ40と、を備えるので、保護シート30を所望の位置及び大きさに引き出してその状態を維持でき、車両200を安定して保護できる。
10 軸
20 シャフト
30 保護シート
30a 表側面
30b 裏側面
31 係止棒
32 ノブ
33 フック部
34 フック部
35 三角表示部
40 一方向クラッチ
100 カバー装置
200 車両
210 リアバンパー
211 保護材
220 収容溝
230 開口部
231 軸支部
240 係止溝
250 ノブ用溝
260 ナンバープレート
270 ユニットケース
300 ユニットベース
p 荷物
R 荷室
W 幅
L 最大引き出し長さ

Claims (6)

  1. 車両のカバー装置であって、
    前記車両の荷室の床部におけるリアバンパーの近傍に配置される軸支部に軸支され、長手方向の軸を中心に一方向に付勢されたシャフトと、
    前記シャフトに一端が固定され、前記シャフトに対して巻き取り及び引き出し自在な保護シートと、
    前記シャフトを、前記保護シートを巻き取る方向には回転不能とでき、前記保護シートを引き出す方向に回転自由とする一方向クラッチと、を備え、
    前記保護シートは、引き出されて前記荷室の前方に展開された際に、上方を向く裏側面と、その反対側の表側面と、を有し、
    前記表側面は前記裏側面に比べてクッション性が高く、前記裏側面は前記表側面に比べて防汚性が高い
    ことを特徴とするカバー装置。
  2. 前記軸支部は、前記シャフト及び巻き取られた状態の前記保護シートを収納可能なユニットケースに固定され、前記ユニットケースは、前記床部に着脱自在に収容される
    ことを特徴とする請求項1に記載のカバー装置。
  3. 前記保護シートは、三角表示部を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカバー装置。
  4. 前記保護シートの他端は、前記シャフトの軸と略平行に配置された直線状の係止棒を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のカバー装置。
  5. 前記係止棒は、前記保護シートの幅より長く、両端部に、前記幅より外側に突出するフック部を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載のカバー装置。
  6. 前記保護シートは、他端にノブを有し、
    前記荷室は、前記係止棒及び前記ノブを収納した状態で前記係止棒及び前記ノブの上面が前記床部の上面と共通の面上になるようなノブ用溝を有する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のカバー装置。
JP2019541511A 2017-09-12 2017-09-12 カバー装置 Active JP6758517B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/032849 WO2019053774A1 (ja) 2017-09-12 2017-09-12 カバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019053774A1 JPWO2019053774A1 (ja) 2020-03-26
JP6758517B2 true JP6758517B2 (ja) 2020-09-23

Family

ID=65724024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019541511A Active JP6758517B2 (ja) 2017-09-12 2017-09-12 カバー装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6758517B2 (ja)
WO (1) WO2019053774A1 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194848U (ja) * 1981-06-06 1982-12-10
IT206698Z2 (it) * 1985-11-11 1987-10-01 Farina Fernando Dispositivo di riparo per autovetture
JPH0748412Y2 (ja) * 1992-11-12 1995-11-08 有限会社愛晃 安定駒付き自動車用の保護カバー装置
JPH0683437U (ja) * 1993-05-15 1994-11-29 敬 若林 自動車の車体カバー収納ケース
JP3096350U (ja) * 2003-03-10 2003-09-12 株式会社エイム バンパー保護装置
JP2005053367A (ja) * 2003-08-05 2005-03-03 Fm Kikaku Kk 車体カバー収納装置
JP3100848U (ja) * 2003-10-03 2004-05-27 株式会社貴 自動車用の車体カバー装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019053774A1 (ja) 2019-03-21
JPWO2019053774A1 (ja) 2020-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2706767C2 (ru) Устройство шторки багажника и способ предоставления дополнительного места хранения мелких предметов в шторке багажника транспортного средства
US10059269B2 (en) Sliding package tray cargo cover
US5711568A (en) Retractable cargo cover
US10576869B2 (en) Self-retractable cargo net
US9381871B2 (en) Vehicle cargo organiser
JP5235218B2 (ja) 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための荷室構造
US20060232095A1 (en) Retractable roll-up cover
CA2839639C (en) A multi-functional box stop device for the trunk of a car
US6749241B1 (en) Vehicle cargo panel having retractable belt
JP2009067381A (ja) 自動車に物品を積み込む装置
GB2423065A (en) Vehicle rear storage system
US5083831A (en) Carpet protection device
US6672329B1 (en) In-wall retractable water hose assembly
US3222102A (en) Vehicle cover
CN106080407B (zh) 车辆后组件
US20170144614A1 (en) Vehicle rear surface protector
US9771032B2 (en) Vehicle dent guard
JP6758517B2 (ja) カバー装置
FR2985480A1 (fr) Cloisonnement d'une cabine de vehicule
US8398132B2 (en) Vehicle protection device
KR20160016728A (ko) 출몰식 보호시트가 구비된 자동차 도어가드
KR101350787B1 (ko) 차량용 자동커버장치
CA2096280A1 (en) Vehicle protective cover
US20120126500A1 (en) Stabilization mechanism for luggage
JP2009161034A (ja) 車両用トノボード装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6758517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150