JP6758357B2 - 物品供給装置 - Google Patents
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Description
「第1供給路11、第2供給路12」
第1供給路11および第2供給路12は、共に、それぞれ一端側の供給口13,14に向けて傾斜した直線状のローラコンベアで構成されており、隣り合わせに並設されている。第1供給路11には、供給物品としてワークW1が列状に載置され、自重により供給口13側に移動するように構成されている。第1供給路12には、ワークW1とは異なるワークW2が列状に載置され、自重により供給口14側に移動するように構成されている。ワークW1、W2は、例えば上方が開口した箱状を呈し、自動車部品を入れる部品箱からなり、車種の違いによりワークW1とワークW2とでは中身の自動車部品が異なっている。
作業台15は、第1供給路11および第2供給路12と直交して延びるガイドレール16にガイドされて、第1供給路11の供給口13と第2供給路12の供給口14とにわたって移動可能に構成されている。供給口13から自重落下で供給されたワークW1若しくは供給口14から自重落下で供給されたワークW2は、作業台15上に載置される。作業台15には、落下してきたワークW1,W2をスムーズに受けるために複数のローラ17が設けられている。また、作業台15には、作業台15を手動で押し引きするためのグリップ18が設けられている。
作業台規制手段2は、作業台15の第1作業台ポジションD1と第2作業台ポジションD2との間の移動を規制する。本実施形態の作業台規制手段2は、図1に示すように、作業台15の底面に突設された突部21と、突部21に係脱自在な係止バー22とを備えて構成されている。係止バー22の可動構造については後に詳述する。
第1ストッパ3は、第1供給路11から作業台15へのワークW1の供給を制限する。第1ストッパ3は、第1供給路11の供給口13の下方に昇降自在に設けられており、上昇したときにローラコンベアよりも上方に突出することで、最前のワークW1に当接してワークW1の供給を阻止し、下降したときにローラコンベアの下方に引っ込むことで、ワークW1の作業台15への自重落下を可能とする。第1ストッパ3は、ストッパ取付座23を介し、下方に延びる昇降バー24の上端に設けられている。昇降バー24は、図示しない付勢手段により上方に付勢されている。したがって、第1ストッパ3は、第1ストッパ解除手段4で解除されない限り、常にローラコンベアよりも上方に突出した状態を維持している。
第1ストッパ解除手段4は、第1ストッパ3による制限を解除するものである。図3において、第1ストッパ解除手段4は、下方に向けて押す手動操作用の押しボタン25を備えている。この押しボタン25は、オペレータ19が迅速に操作できるように、図2に示すように、作業スペース20またはその近傍に設けられている。図3に戻り、押しボタン25には下方に延びる可動筒としての外筒26が設けられている。なお、場合により、外筒26の上端自体を押しボタン25としてもよい。外筒26の下端は開口しており、この開口部から固定筒としての内筒27が挿入されている。押しボタン25と内筒27の上端との間には圧縮コイルばね28が設けられている。外筒26の外周には突部29が設けられている。外筒26の下端周りは、物品供給装置1の図示しないフレーム枠に固定した支持筒30に摺動可能に支持されている。外筒26の外周には、ワイヤ31の一端が取り付けられている。ワイヤ31は、反転プーリ32に掛け回されて、他端が前記昇降バー24に取り付けられている。
第1ストッパ解除手段4は、不測の解除操作をロックする操作ロック機構8を備えている。不測の解除操作とは、作業台15に対して第2供給路12からワークW2を供給しようとしていたにもかかわらず、うっかり押しボタン25を押して第1供給路11からワークW1を供給してしまう場合である。操作ロック機構8は、押しボタン25の作動ストロークをロックする構造であり、図5に示すように、内筒27を上昇させ、その位置を固定位置としている。これにより、押しボタン25を下方に押せなくなり、第1ストッパ3の不測の解除操作をロックできる。内筒27の可動構造については後に詳述する。
図1に示すように、誤返却防止ストッパ5は、第1供給路11の供給口13に設けられている。誤返却防止ストッパ5は、第1ストッパ3と同様に、第1供給路11の供給口13の下方に昇降自在に設けられており、上昇したときにローラコンベアよりも上方に突出し、下降したときにローラコンベアの下方に引っ込む。誤返却防止ストッパ5は、作業台規制手段2および操作ロック機構8と機械的に連動して、作業台15の移動が可能なときに、つまり作業台規制手段2による規制が解かれているとき、作業台15から第1供給路11への物品の返却を防止する。誤返却防止ストッパ5は、下方に延びる昇降バー33(図7)の上端に設けられている。昇降バー33の可動構造については後に詳述する。
図1、図2に示す切換レバー6は、作業台規制手段2と操作ロック機構8と誤返却防止ストッパ5とを機械的に連動させる手動操作用のレバーであり、押しボタン25と同様、作業スペース20またはその近傍に設けられている。以降、図7を参照して説明する。切換レバー6は、縦方向に延びる直線状の棒状部材からなり、下端が回転軸材34に固設されている。回転軸材34は、概ね第1供給路11の供給口13近傍の下方で、作業台15の移動方向と平行に延びており、図示しないフレーム枠に回転自在に支承されている。
これにより、作業台規制手段2においては、係止バー22が作業台15側へ移動した状態となり、作業台15の突部21に係止することで、作業台15の第1作業台ポジションD1から第2作業台ポジションD2への移動が規制される。
第1ストッパ解除手段4においては、内筒27が下降した状態となり、図3、図4で説明したように、押しボタン25が有効となって、第1ストッパ3によるワークW1の供給制限の解除が可能となる。
誤返却防止ストッパ5においては、昇降バー33が下降した状態となるので、誤返却防止ストッパ5が下方に引っ込み、作業台15側から第1供給路11へのワークW1の返却が可能となる。
これにより、作業台規制手段2においては、係止バー22が作業台15から離れる側へ移動した状態となり、作業台15の突部21との係止が解かれることで、第1作業台ポジションD1と第2作業台ポジションD2との間で作業台15の移動が可能になる。
第1ストッパ解除手段4においては、内筒27が上昇した状態となり、図5で説明したように、押しボタン25が押せなくなって、第1ストッパ3によるワークW1の供給制限の解除ができなくなる。
誤返却防止ストッパ5においては、昇降バー33が上昇した状態となるので、誤返却防止ストッパ5が上方に突設し、誤って作業台15から第1供給路11にワークW2を返却することが防止される。
図8ないし図10を参照して、第2ストッパ7は、第2供給路12からのワークW2の供給を制限する。第2ストッパ7は、第2供給路12の供給口14の下方に昇降自在に設けられており、上昇したときにローラコンベアよりも上方に突出することで、最前のワークW2に当接してワークW2の供給を阻止し、下降したときにローラコンベアの下方に引っ込むことで、ワークW2の作業台15への自重落下を可能とする。第2ストッパ7は、ストッパ取付座41を介し、下方に延びる昇降バー42の上端に設けられている。昇降バー42は、図示しない付勢手段により上方に付勢されている。
図1において、第1保持ストッパ9は、第1供給路11に設けられており、第1ストッパ3による制限が解除されたとき、最前のワークW1のみが作業台15に供給されるように、2番目以降のワークW1を一時的に第1供給路11上に保持しておく機能を有する。同様に、第2供給路12に設けられる第2保持ストッパ10も、第2ストッパ7による制限が解除されたとき、最前のワークW2のみが作業台15に供給されるように、2番目以降のワークW2を一時的に第2供給路12上に保持しておく機能を有する。
ワークW1の作業を行うとき、オペレータ19は、切換レバー6を鉛直起立状の第1レバーポジションP1にする。図1に示すように、作業台規制手段2の係止バー22が作業台15の突部21に係止するので、作業台15を第2作業台ポジションD2へ移動させることはできない。したがって、誤ってワークW2を作業台15に載置するおそれがない。仮に、切換レバー6を第1レバーポジションP1にしたときに、作業台15が既に第2作業台ポジションD2にあったとしても、係止バー22と突部21との係止により、作業台15を作業位置である第1作業台ポジションD1に引き戻すことができないため、オペレータ19は瞬時に過ちがあったことに気付く。
ワークW2の作業を行うとき、オペレータ19は、図5のように、切換レバー6を傾倒状の第2レバーポジションP2にする。第1ストッパ解除手段4の操作ロック機構8により、押しボタン25が押せなくなるので、オペレータ19が誤って押しボタン25を押してしまい、第1供給路11のワークW1が作業台15に供給されるという事態は生じない。
(2)作業台15の移動が規制されているときに操作ロック機構8のロック状態を解くことで、作業台15を第1供給路11の供給口13のみに位置させて、作業台15にワークW1のみを供給することができる。そして、作業台15の移動が可能なときに操作ロック機構8をロック状態にすれば、作業台15を第2供給路12の供給口14に位置させて作業台15にワークW2を供給できる。一方で、作業台15を第1供給路11の供給口13に位置させても、第1供給路11の第1ストッパ3による制限は解除できないので、作業台15にワークW1が供給されることがない。以上により、ワークW1とワークW2の誤作業を防止できる。
(3)作業台規制手段2と操作ロック機構8とを連動させることで、誤操作を抑制できる。作業台規制手段2と操作ロック機構8とを機械的に連動させることで、高価な電気機器を用いる必要がなくなり、製作コストを低減できる。
2 作業台規制手段
3 第1ストッパ
4 第1ストッパ解除手段
5 誤返却防止ストッパ
6 切換レバー
7 第2ストッパ
8 操作ロック機構
9 第1保持ストッパ
10 第2保持ストッパ
11 第1供給路
12 第2供給路
13 (第1供給路の)供給口
14 (第2供給路の)供給口
15 作業台
25 押しボタン
W1,W2 ワーク(物品)
Claims (7)
- 互いに異種の物品を供給する少なくとも2つの第1供給路および第2供給路と、
前記第1供給路と前記第2供給路の各供給口にわたって移動可能であり、いずれかの供給口から供給された物品を載置する作業台と、
前記作業台の移動を規制する作業台規制手段と、
前記第1供給路の供給口に設けられ、物品の供給を制限する第1ストッパと、
前記第1ストッパによる制限を解除し、かつ解除操作をロックする操作ロック機構を備えた第1ストッパ解除手段と、
を備え、
前記作業台規制手段と前記操作ロック機構とが連動し、
前記作業台の移動が規制されているとき、前記操作ロック機構のロック状態が解かれ、
作業台の移動が可能なとき、前記操作ロック機構はロック状態となる
ことを特徴とする物品供給装置。 - 前記作業台規制手段と前記操作ロック機構とを機械的に連動させる手動操作用の切換レバーを備えていることを特徴とする請求項1に記載の物品供給装置。
- 前記第1ストッパ解除手段は、前記第1ストッパを作動させる手動操作用の押しボタンを備え、
前記操作ロック機構は、前記押しボタンの作動ストロークをロックすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品供給装置。 - 前記第2供給路の供給口に設けられ、物品の供給を制限する第2ストッパを備え、
前記作業台が前記第2供給路の供給口に移動したとき、前記第2ストッパによる制限が解除されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の物品供給装置。 - 前記第1ストッパは、前記作業台から返却される物品の押圧力により傾倒して、前記第1供給路への物品の返却が可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の物品供給装置。
- 前記第1供給路に設けられ、前記第1ストッパによる制限が解除されたときに、2番目以降の物品を一時的に保持する第1保持ストッパと、
前記第2供給路に設けられ、前記第2ストッパによる制限が解除されたときに、2番目以降の物品を一時的に保持する第2保持ストッパと、
を備えることを特徴とする請求項4に記載の物品供給装置。 - 前記第1供給路の供給口に設けられ、前記作業台規制手段および前記操作ロック機構と連動して、作業台の移動が可能なときに、前記作業台から前記第1供給路への物品の返却を防止する誤返却防止ストッパを備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の物品供給装置。
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