JP6757884B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、その野菜室の冷却構成に関するものである。
一般に家庭用冷蔵庫は、冷蔵室、冷凍室とともに野菜室を備えており、この野菜室は野菜室扉の引出し開閉によって出し入れされる野菜室容器を備えている。そして、上記野菜室容器は前後二つの収納空間を備えていて、前方側の収納空間には背丈の高い収納物、例えば2Lのペットボトル等が収納できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図20は上記特許文献1記載の冷蔵庫の野菜室構成を示し、野菜室内に設置した出し入れ自在な野菜室容器101は、前後方向に深さの異なる二つの収納空間102、103を有している。前記前方の収納空間102は後方の収納空間103より一段低く形成して深さを深くしてあり、背丈の高い2Lのペットボトル104等が収納できるようになっている。また、深さの浅い後方の収納空間103には背丈の低い野菜等を収納するようになっている。そして、これら両空間に収納されたペットボトルや野菜は野菜室後方の冷気供給口105から供給され、矢印W1で示すように野菜室容器101の底を通って前方上部へと流れる冷気により冷却されるようになっている。
特開2010−25536号公報
上記特許文献1記載の冷蔵庫は、野菜室容器101内に二つの収納空間102、103を備えているので、野菜とともに背丈の高いペットボトル等も収容し冷却することができる利点がある。
しかしながら、野菜室容器101は野菜の乾燥劣化を防止すべく野菜室容器101の底部から前方上部へと流れる冷気によって間接的に冷却するようにしているため、ペットボトル等の冷却が今一歩という面があった。
そこで、出願人は上記特許文献1にも記載しているように、野菜室容器101の前壁上部にスリット孔(図示せず)を設け、野菜室前方上部へと流れる冷気の一部がW2で示すように深い収納空間102へも流れるようにしてペットボトルの冷却を強化しているが、未だ改善の余地が残るものであった。
本発明は、第1の収納空間と第2の収納空間とに区画されている野菜室容器について、野菜室の前方側に位置する第1の収納空間を効率よく冷却できる冷蔵庫提供することを目的としたものである。
本発明の冷蔵庫は、野菜室と、前記野菜室に設けられている野菜室容器と、前記野菜室容器よりも前記野菜室の後方側に設けられている、前記野菜室に冷気を供給する供給口とを備え、前記野菜室容器は、前記野菜室の前方側に位置する第1の収納空間と、前記野菜室の後方側に位置し前記第1の収納空間よりも浅い第2の収納空間とに区画され、前記供給口から供給された冷気の少なくとも一部は、前記第2の収納空間の底面と前記野菜室の底面との間の空間を通過して前記第1の収納空間と前記第2の収納空間の境目まで流れ、更に、前記境目から前記第1の収納空間の底面と前記野菜室の底面との間の空間に流れる第1の経路と、前記境目から前記第1の収納空間の内部に流れる第2の経路とに分岐して流れ、前記第1の経路は、前記第1の収納空間の前方側から前記第1の収納空間の内部に冷気が流れる経路であり、前記第2の経路は、前記第1の収納空間の後方側から前記第1の収納空間の内部に冷気が流れる経路であることを特徴とする。
本発明によれば、第1の収納空間と第2の収納空間とに区画されている野菜室容器について、野菜室の前方側に位置する第1の収納空間を効率よく冷却できる冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同実施の形態1における冷蔵庫を示す図1のA−A線断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室の内部を示す断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室の内部を示す正面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室を冷却する冷気の流れを説明する図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室内の風路形成体を示す斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室と冷凍室との間の仕切板と野菜室容器とを下方から見た斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室と冷凍室との間を仕切板の下面を示す斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器と小物収納容器のセット状態を示す斜視図() 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器と小物収納容器のセット状態を切断して示す斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器と小物収納容器を示す分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器と小物収納容器のセット状態を示す正面図 (a)同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器と小物収納容器のセット状態を示す図10のB部分の拡大断面図、(b)同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器と小物収納容器のセット状態を示す図10のC部分の拡大断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器と小物収納容器のセット状態を示す断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器の区画壁部に設けた冷気通過孔を示す拡大斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器の他の例を示す断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器の区画壁部に設けた冷気通過孔の他の例を示す拡大斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器の更に他の例を示す断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室容器の更に他の例を示す断面図 従来の冷蔵庫における野菜室構成を示す断面図
第1の発明は、冷蔵庫本体と、冷蔵庫本体に設けた野菜室と、前記野菜室に設けた野菜室容器とを備え、前記野菜室容器は後方に浅い収納空間、前方に深い収納空間を設け、かつ、前記深い収納空間の底面に沿って野菜室内下部を流れる冷気が衝突する前記深い収納空間の下部壁面に冷気通過孔を形成した構成としてある。
これにより、野菜室内を流れる冷気の一部が野菜室容器の深い収納空間の下部から深い収納空間の底部附近に流れ込むようになる。したがって、この冷気通過孔から流れ込む冷気によって深い収納空間内に収容したペットボトル等をボトル下部から冷却でき、野菜室容器内に収容していてもペットボトル等を効率よく冷却することができる。
第2の発明は、冷蔵庫本体と、冷蔵庫本体に設けた野菜室と、前記野菜室に設けた野菜
室容器とを備え、前記野菜室は冷気が野菜室後部から野菜室底部を介して野菜室前部上方へと流れるように構成するとともに、前記野菜室容器は後方に浅い収納空間、前方に深い収納空間を設け、かつ、前記深い収納空間と浅い収納空間とを区分けする容器下部の区分け部分に前記深い収納空間側に向かって開口する冷気通過孔を形成した構成としてある。
これにより、野菜室容器の底部を流れる冷気の一部が野菜室容器の深い収納空間と浅い収納空間との区分け部分で分流して冷気通過孔から深い収納空間の底部附近に流れ込むようになる。したがって、この冷気通過孔から流れ込む冷気によって深い収納空間内に収容したペットボトル等をボトル下部から冷却でき、野菜室容器内に収容していてもペットボトル等の収納物を効率よく冷却することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記野菜室容器は底部から断面略U状に区画壁部を隆起させて後方に浅い収納空間、前方に深い収納空間を形成するとともに、前記区画壁部の前記深い収納空間側に冷気通過孔を設けた構成としてある。
これにより、野菜室容器の底部を流れる冷気の一部は野菜室容器の区画壁部に衝突し断面略U状の空隙部に分流して冷気通過孔から深い収納空間の底部附近に流れ込むようになり、深い収納空間内に収容したペットボトル等の収納物をボトル下部から効率よく冷却することができる。
第4の発明は、第1または第2の発明において、前記野菜室容器はその底部に段差を設けて後方に浅い収納空間、前方に深い収納空間を形成するとともに、前記段差部の前記深い収納空間側の壁面に冷気通過孔を設けた構成としてある。
これにより、野菜室容器の底部を流れる冷気の一部は野菜室容器の段差部の深い収納空間側の壁面に衝突し分流して冷気通過孔から深い収納空間の底部附近に流れ込むようになり、深い収納空間内に収容したペットボトル等の収納物をボトル下部から効率よく冷却することができる。
第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記冷気通過孔は野菜室容器の左右方向に複数分散して設けた構成としてある。
これにより、野菜室容器前方の深い収納空間へは広範囲にわたって冷気を供給することができ、深い収納空間内の左右いずれの位置に収容したペットボトル等であっても良好に冷却することができる。
第6の発明は、第1〜第5の発明において、前記野菜室容器は浅い収納空間と深い収納空間との間にこれらの間を仕切る隔壁板を設けた構成としてある。
これにより、野菜室容器前方の深い収納空間に流れ込んだ冷気が後方の浅い収納空間に流れ込むのを防止でき、浅い収納空間に収容している野菜等を乾燥させることなく冷却保存することができる。
第7の発明は、第6の発明において、前記隔壁板には湿度制御膜を設けた構成としてある。
これにより、野菜室容器後方の浅い収納空間はその前方の深い収納空間に冷気を流すようにしていても後方の浅い収納空間に冷気が流れ込むのを防止しつつ所定の湿度に維持することができ、野菜をより良好に冷却保存することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は同冷蔵庫の図1におけるA−A線断面図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態にかかる冷蔵庫は、観音開き式の扉を上部に備え、冷蔵庫の内方と外方とを断熱状態で隔てる冷蔵庫本体1内に複数に区画された貯蔵室を備えている。
冷蔵庫本体1内の複数に区画された貯蔵室は、その機能(冷却温度)によって冷蔵室2、製氷室3、製氷室3に併設され冷凍温度から冷蔵温度に設定可能な切換室4、冷凍室5、および野菜室6等と称される。
冷蔵庫の最上部に位置する冷蔵室2の前面開口部には、例えばウレタンのような発泡断熱材を発泡充填した回転式の断熱扉7が設けられ、棚状の収容空間となっている。
また、冷蔵室2の下方に配置される製氷室3、切換室4、冷凍室5、及び野菜室6は引出式の収容空間となされている。そして、それぞれの引出には、断熱扉8が設けられ、これにより冷気の漏れがないように貯蔵室を密閉している。
冷蔵庫本体1は、金属製の外箱と樹脂製の内箱との間に例えば硬質発泡ウレタンなどの断熱材を充填して形成される少なくとも一面が開口した直方体の箱体である。この冷蔵庫本体1は、外方の雰囲気(大気)から冷蔵庫本体1の内方に流入しようとする熱を遮断する機能を有している。
野菜室6は、冷蔵庫本体1の最下部に配置され、主として野菜の冷蔵を目的とし、収容物が凍らない冷蔵温度に維持される貯蔵室である。また、野菜室6は、貯蔵室の中で最も高い温度設定とされている。具体的には、2℃〜7℃で設定される。
なお、本実施の形態の場合、各貯蔵室の全体レイアウトは、最上部から冷蔵室2、製氷室3および切換室4、冷凍室5、そして最下段に野菜室6の配置構成となっているが、これに限られるものではない。
また、本実施の形態の冷蔵庫は、送風機9による強制対流作用を利用して冷却する間冷式の冷蔵庫であり、上記構成要素の他、冷却室10内に冷却器11を備えている。
図2に示すように、冷却器11は、冷蔵庫本体1内方の冷凍室5後方で、かつ、野菜室6の上方に位置する冷却室10内に配置されている。この冷却器11は、冷蔵庫本体1内方の空気を冷却し、各貯蔵室を冷却するための冷気を生成する。
次に、野菜室6の内部を詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の野菜室の内部を示す断面図、図4は同野菜室の内部を示す正面図、図5は同野菜室を冷却する冷気の流れを説明する図、図6は同野菜室内の風路形成体を示す斜視図、図7〜図19は同野菜室の各部分を詳細に説明するための図である。
図3に示すように、野菜室6は冷凍室5との間を仕切板12で断熱区画して形成されて
おり、内方には、断熱扉8の引出しにより出し入れされる野菜室容器14および小物収納容器15からなる二段容器が設けられている。そして、野菜室6内方にはその天井面となる仕切板12との間に冷気戻り通路を形成する風路形成体16を備えている。また、野菜室6内方の後側上部には冷却室10からの冷気が供給される冷気供給口17が設けられている。
野菜室容器14は、前部に深い収納空間14a、後部に浅い収納空間14bが区画されて設けられており、深い収納空間14aは、浅い収納空間14bよりも一段下がった状態で配置されている。つまり、深い収納空間14aと浅い収納空間14bとで構成される収容空間を備える野菜室6の底部は、奥側に向かって上昇する階段状に形成されている。そして、野菜室容器14の階段状の底部は、野菜室容器14を野菜室6内に配置した際、野菜室6底部との間に前記冷気供給口17からの冷気が流れる通路部18を形成している。
上記野菜室容器14は、深い収納空間14aに対応する部分の上方を開口面14cとして大型のペットボトル(例えば、2Lのペットボトル)などの高さが高い対象物を収容可能とし、浅い収納空間14bに対応する部分に野菜を収容するように構成されている。
更に上記野菜室容器14は、図4に示すように、その前壁に、冷気を挿通しうる挿通孔部19を備え、野菜室容器14の前部に配置されるペットボトルなどを冷却するように構成されている。
加えてさらに上記野菜室容器14は、図5、図10、図14に示すように、その深い収納空間14aと浅い収納空間14bとの間の底面に断面略U状の区画壁部20が一体に形成してあり、この断面略U状に隆起させて形成した区画壁部20の前記深い収納空間14a側の壁面に複数の冷気通過孔21が形成してある。
この冷気通過孔21は前記区画壁部20の左右全域にわたって形成されており、野菜室容器14の底部を流れる冷気の一部が野菜室容器14の深い収納空間14a下部に流れ込み、深い収納空間14aに収納されるペットボトルなどを冷却するように構成されている。
なお、この実施の形態では、野菜室容器14の深い収納空間14aと浅い収納空間14bとを区画する区画壁部20の上方には更に着脱自在な隔壁板22を嵌装することによって深い収納空間14aと浅い収納空間14bの上部も物理的に仕切る形となっている。また、上記隔壁板22には湿度制御膜23が設けられている。
一方、小物収納容器15は、果物や小物野菜等を収容するように形成されており、野菜室容器14の後方上部に前後摺動自在に載置されている。具体的には、小物収納容器15は上面を開口した箱型容器であり、野菜室容器14の浅い収納空間14bの上部に載置され、浅い収納空間14bの上部開口を覆って当該浅い収納空間14b内に冷気が流れ込みにくいようにしている。そして、この小物収納容器15にもその前壁部分に湿度制御膜23が設けられている。なお、小物収納容器15の前方下部と前記野菜室容器14内の隔壁板22上端との間には図14に示すように若干の隙間24が形成される形となっている。
上記野菜室容器14とその隔壁板22および小物収納容器15は何れも透明な樹脂で形成してあり、内部が透視できるように構成されている。そして、上記野菜室容器14の後壁外面には微細なシボ25が施してある。また、野菜室容器14と小物収納容器15の底面には非透明な材料、例えばステンレス等で形成した底面皿26(図11参照)が隙間を介して敷設してある。
一方、上記小物収納容器15の開口前端15a及び開口後端15bと対向する野菜室天井面には、図10等に示すように、サッシュ27、28が設けられている。このサッシュ27、28は前記小物収納容器15の開口前端15a及び開口後端15bと野菜室天井面との間の間隙を塞ぐものである。
なお、上記サッシュ27、28は図9では小物収納容器15の開口前端15a及び開口後端15b側に設けたように記載しているが、これはサッシュ27、28と小物収納容器15の開口前端15a及び開口後端15bとの位置関係を理解しやすいようにするためであって、サッシュ27、28は前記したように野菜室天井面側に設けられている。
前側のサッシュ27は、図4に示すように、風路形成体16横の野菜室天井面と小物収納容器15の開口前端との間の間隙t1を塞ぐように装着されている。具体的には、図13(a)に示すように、略U字状断面を有する装着部27aを野菜室天井面に形成されている後ろ向き凸部からなる前側係合部29に圧入嵌合させて装着してあり、その装着部27aから延びるヒレ部27bの下端が、野菜室6内に収納された状態の小物収納容器15の開口前端15aのフランジ上面に対向してこれにほぼ接するような形となっている。
更にこの前側のサッシュ27は、そのヒレ部27bの下端が小物収納容器15の開口上端より下方に入り込まない寸法として小物収納容器の開口前端の上端部にほぼ接するような形で対向させ、野菜室天井面と小物収納容器15の開口前端との間の間隙t1を塞いでいる。
なお、上記前側のサッシュ27のヒレ部27b下端は小物収納容器15の開口前端15aのフランジ上面に隙間なく接しているのが好ましいが、冷気が積極的に出入りできない程度に隙間が生じていてもよいものである。
また、後側のサッシュ28は、図5に示すように、野菜室天井面と小物収納容器15の開口後端との間の間隙t2を塞ぐように装着されている。具体的には、図13(b)に示すように、略U字状断面を有する装着部28aを野菜室天井面に形成されている前向き凸部からなる後側係合部30に圧入嵌合させて装着してあり、その装着部28aから延びるシール部28bが野菜室6内に収納された状態の小物収納容器15の開口後端15bのフランジ後面に密接して間隙t2を閉じる形となっている。その際、上記後側のサッシュ28はその装着部28aと前記小物収納容器15の開口後端15bのフランジ後面に接するシール部28bとが略同じ高さとなるように構成としてある。
また、前記野菜室天井面との間に冷気戻り風通路を形成する風路形成体16は、図4に示すように、野菜室6の左側上部に設けてあり、その前面部16aには、冷気吸込み口32が設けられている。
上記冷気吸込み口32は、図3に示すように、野菜室容器14の深い収納空間14a上方で、かつ、小物収納容器15の前端面よりも前方に位置している。そして、この冷気吸込み口32は、野菜室6内に冷気を供給する冷気供給口17と対角線上に設けられている。すなわち、野菜室6の後側上方の右側に設けた冷気供給口17と対角線上に位置するように形成され、冷気が野菜室6の左右方向にほぼ均一にいきわたり、冷気吸込み口32より風路形成体16内に吸い込まれるようになっている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
冷却器11で生成された冷気は、送風機9によって冷蔵室2、冷凍室5とともに、野菜室6に供給され、野菜室6後部の上方部に設けた冷気供給口17から流れ出る。
野菜室6後部上方の冷気供給口17から流れ出た冷気は、図5の風路W1で示すように、野菜室6内方で小物収納容器15及び野菜室容器14の後方を通って、野菜室容器14の下方に流れる。そして、冷気は、野菜室6内方で野菜室容器14の下方の後方から前方に流れる。さらに、冷気は、野菜室6内方で野菜室容器14前方の下方から上方に流れる。このように冷気が流れることで、野菜室容器14に収容されている野菜やペットボトルを冷却する。
そして、この野菜室容器14の前方の上方に流れてきた冷気は、風路W2で示すように、野菜室容器14前壁の挿通孔部19を通って、野菜室容器14の深い収納空間14aに流入する。これにより、流入した冷気が、野菜室容器14前方の深い収納空間14aに収容されるペットボトルPを、さらに冷却する。
更にこの実施の形態では、野菜室容器14の区画壁部20に冷気通過孔21が設けられているので、図5および図14の風路W5で示すように野菜室容器14の底部を前方へと流れる冷気の一部が野菜室容器14の前記区画壁部20の段差部に当って前記冷気通過孔21から深い収納空間14aへと流れ込む。
すなわち、野菜室容器14の底部を流れる冷気の一部は野菜室容器14の区画壁部20に衝突し断面略U状の空隙部分に分流して冷気通過孔21から野菜室容器14の深い収納空間の底部附近に流れ込むようになる。
この区画壁部20の冷気通過孔21からの冷気は深い収納空間14aに配置したペットボトルP等の下部に供給され、野菜室容器14前壁の挿通孔部19から風路形成体16の冷気吸込み口32へと流れる冷気では十分に冷却しきれないペットボトルの下部も冷却できる。
つまり、野菜室容器14の深い収納空間14aの底部附近に流れ込んだ冷気は、深い収納空間内に収容したペットボトル等の収納物をボトル下部から効率よく冷却するようになる。したがって、深い収納空間14aに配置したペットボトル等はその全体を効率よく冷却することができる。
更に、上記冷気通過孔21は区画壁部20の左右全域にわたって複数分散して設けてあるので、野菜室容器14前方の深い収納空間14aへは広範囲にわたって冷気を供給することができる。したがって、ペットボトル等が深い収納空間14a内の左右いずれの位置に収容されていてもこれを良好に冷却することができる。
そして、上記のようにしてペットボトル下部を冷却した風路W5の冷気は風路W2の冷気と合流して風路W3で示すように深い収納空間14aの上方に配置された風路形成体16の冷気吸込み口32に向かって流れ、冷気吸込み口32を通過し、風路形成体16を通って、冷却器11に戻る。
このように、この冷蔵庫は、野菜室容器14の深い収納空間14aに対しては、深い収納空間14aの底部附近から冷気を流し込むようにしているので、内部に収容しているペットボトル等の収納物をその下部から積極的に冷却することができる。したがって、ペットボトル等の収納物の冷却効果を飛躍的に向上させることができる。
更に、この実施の形態では、野菜室天井面に設けた風路形成体16は野菜室容器14の深い収納空間14aの上方であって、小物収納容器15の前端面より前方部分に冷気戻り用の冷気吸込み口32を設けた構成としてあるので、冷却運転停止時も野菜室容器14の
浅い収納空間14b内の野菜を冷却しすぎることなく深い収納空間14aのペットボトル等のみを効率よく冷却することができる。
すなわち、冷蔵庫は、野菜室6内の温度調節のために、冷気の流れを一時的に停止させ、野菜室6内の温度が低下しすぎるのを抑制するが、その際、冷気が風路W4のように、風路形成体16を通って逆流してくることがある。この時、逆流してきた冷気は風路W4のように、深い収納空間14aの上方の冷気吸込み口32から、深い収納空間14aに向けて流入することになり、その結果、野菜室容器14前部の深い収納空間14aに収容されたペットボトルPのみを効率よく冷却できるのである。
以上のように、この実施の形態の冷蔵庫は、野菜室容器14内に収容したペットボトル等を効率よく冷却することができるが、更に次のような作用効果も併せ持つので、説明しておく。
すなわち、この冷蔵庫は、ペットボトル等が収容される野菜室容器14の深い収納空間14aに対しては、前記したように冷気を流し込んで積極的に冷却するが、野菜が収容される野菜室容器14の浅い収納空間14bや、果物や小物野菜等が収容される小物収納容器15に対しては、冷気を入れず、適度な湿度で冷却し過ぎない程度に冷却をすることができる。
詳述すると、上記野菜室容器14の浅い収納空間14bはその上面部に小物収納容器15を載置して塞いだ状態となっているので、上面開口部分から冷気が出入りすることが抑制される。加えて前記野菜室容器14は、その深い収納空間14aと浅い収納空間14bとの間を区画壁部20と隔壁板22によって物理的に仕切っているので、深い収納空間14aに流れ込んだ冷気が浅い収納空間14bへ流れ込むのを阻止され、そのまま深い収納空間14a上方の冷気吸込み口32に向かって流れる。このため、野菜室容器14後部の浅い収納空間14bに収容されている野菜へは冷気が更に流れにくくなり、冷気の出入りが抑制される。
そして、このような状態の野菜室容器14は、野菜室6の後部上方の右側に冷気供給口17を設けるとともに前部上方の左側に冷気吸込み口となる冷気吸込み口32を設けて、野菜室6内の冷気が野菜室容器底面を対角線上に流れるようにしているので、野菜室容器14は広範囲に効率よく冷却され、冷気を入れなくてもほどよく冷却できる。
したがって、冷気が流動することによって懸念される浅い収納空間14b内の野菜の乾燥を抑制しつつ、適度な湿度で良好な冷却保存が可能となる。
特に、この実施の形態では、前記野菜室容器14内を深い収納空間14aと浅い収納空間14bに仕切る隔壁板22に湿度制御膜23を設けているので、冷気の循環がなく冷気が滞留していても浅い収納空間14b内の湿度をより最適な湿度範囲に維持することができる。したがって、野菜室容器14内の浅い収納空間14bに収容した野菜を乾燥させないだけでなくほどよい湿度の中で新鮮さを保ちながら長期間冷却保存することができる。これは後述する小物収納容器15内の果物や小物野菜等もその前面壁に湿度制御膜23を設けてあるので同様である。
一方、小物収納容器15は、その開口前端15a及び開口後端15bと野菜室天井面との間隙t1、t2がサッシュ27、28によって塞がれているので、野菜室6内を流れる冷気が小物収納容器15内に流れ込み通過するのを防止できる。
そして、この小物収納容器15は前記した如くほぼ均一に冷却されている野菜室容器1
4後方の浅い収納空間14b内の冷気によって下方から冷却されるとともに、上方からは風路形成体16内を冷却器11へと流れる冷気と冷凍室5からの冷輻射によって冷却されることになる。
したがって、野菜室6内を流れる冷気が流れ込むことによって懸念される小物収納容器15内の果物や小物野菜等の乾燥を抑制しつつ、適度な湿度に保って良好な冷却保存が可能となる。
なお、上記小物収納容器15はその開口前端15a及び開口後端15bと野菜室天井面との間に間隙t1、t2を塞ぐサッシュ27、28を設けているが、これによって小物収納容器15の前後の動きが阻害されることのないように配慮してある。
すなわち、開口前端15a側の間隙t1はサッシュ27のヒレ部27b下端と小物収納容器15の開口前端15a上面との上下関係で塞ぎ、開口後端15b側の間隙t2はサッシュ28のシール部28bと開口後端15bの後面との前後方向の接触によって閉じるようにしているので、小物収納容器15を前後に摺動させる際、その開口前端15aがサッシュ27に、開口後端15bがサッシュ28に接して抵抗を受けるのを防止することができる。したがって、小物収納容器15は軽い力で前後に摺動させることができ、使い勝手を損ねることなく良好なものとすることができる。
また、前記野菜室天井面に設けた後側のサッシュ28は小物収納容器15の開口後端15bの背面と対向させて配置してあるから、野菜室6内に小物収納容器15が収まった状態ではサッシュ28のシール部28bが小物収納容器15の開口後端15bのフランジ後面に圧接して野菜室天井面と小物収納容器15の開口後端15bとの間の間隙t2を前後方向で隙間なく閉じる形となる。
したがって、本実施の形態のように上記小物収納容器15の開口後端15bが野菜室6後部上方の冷気供給口17近傍に位置していて冷気供給口17からの冷気が小物収納容器15の開口後端15bから入り込み易い形となっていても、この冷気が小物収納容器15内に入り込むのを確実に防止でき、小物収納容器15内に冷気が入り込んで冷却器11へと循環することにより生じる小物野菜等の乾燥を確実に防止することができる。
そして、上記の如く冷気供給口17は野菜室6の後部上方に開口させたままとすることができるので、冷気を野菜室6の底部付近まで案内するガイド部材等を設ける必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。
また、上記後側のサッシュ28は野菜室天井面に設けた後側係合部30に対し小物収納容器15の押し込み方向と同じ方向にその装着部28aを嵌合させてあるから、小物収納容器15の挿入によってサッシュ28に加わる押し圧力は前述した如く後側係合部30の前向き凸部に装着部28aを嵌め込んでいくような形となり、長期間使用していてもサッシュ28が野菜室天井面の後側係合部30から脱落するようなことを防止できる。
また、前記サッシュ28のシール部28bは野菜室天井面の後側係合部30に嵌合している装着部28aと略同じ高さとなるように構成してあるので、小物収納容器15の開口後端15bのフランジ後面で押圧されるシール部28bは装着部28aに向かって略同一線上で圧縮変形するような形となり、長期間に亘って良好なシール性を確保することができる。
すなわち、上記構成でサッシュのシール部を装着部から下方に垂下するようにした場合、シール部が小物収納容器に押されて時の経過とともに装着部に対し傾斜変形したままと
なり小物収納容器の開口後端の後面との間に隙間が生じるようなことになるが、この実施の形態の構成によればシール部28bは変形が抑制されて圧接し続けるようになり、良好なシール性を確保することができる。
よって、小物収納容器15内の果物や小物野菜等は長期間に亘って確実に乾燥を抑制し適度な湿度を保ったまま新鮮な状態で保存することができ、信頼性を向上させることができる。
また、小物収納容器15の前側の開口前端15aと野菜室天井面との間の間隙t1を塞ぐ前側のサッシュ27は、そのシール部28b下端が小物収納容器15の開口上端より下方に突入しない構成としてあるから、小物収納容器15を前後に摺動させるとき小物収納容器15内に収容していた果物や小物野菜が前側のサッシュ27の下端縁に当るのを防止もしくはその確率を大幅に低減できる。
したがって、果物や小物野菜等の収納物の損傷を低減することができる。また、サッシュ27と収納物との接触抵抗によって野菜室容器14の上部に載置しただけの小物収納容器15がその前後動に支障を来すような頻度も低減できる。例えば、野菜室容器14を引き出した際に小物収納容器15が前記サッシュ27と果物や小物野菜等との接触抵抗により冷蔵庫本体1内に残ったままとなって、別途引出作業を行わなければならなくなる、というような支障が生じることを低減でき、使い勝手の良い冷蔵庫とすることができる。
また、この冷蔵庫の前記野菜室容器14及び小物収納容器15は透明な材料で形成してあるので、従来の非透明な材料からなる容器に比べ深みがあって重厚感を醸し出すような形となり、見栄えが良く、品位を高めて高級感を持たせることができる。そして、冷蔵庫本体1から引き出した際、野菜室容器14及び小物収納容器15の奥部分に収容している野菜等を側面から視認することができ、特に深い収納空間となっている野菜室容器14の奥部分に収納され上下に重なっている下方の野菜もその上部の野菜等を取り上げなくても視認することができ、使い勝手が向上する。
また、上記野菜室容器14及び小物収納容器15の後壁面、特に野菜室容器14の後壁面は野菜室後部の冷気供給口17から供給されてくる冷気がその後壁外面に沿って流れるので結露が生じ、これが目につくようになるので、透明化したことによる高級感を損なう恐れがある。
しかしながらこの実施の形態では、野菜室容器14側の後壁には微細なシボ25が施してあるので、結露を目立たなくすることができ、透明化したことによる高級感を良好に維持することができる。
また、野菜室容器14の底面部にも同様に冷気が流れることによって結露が生じ、更に後壁等に生じた結露水が流下してくるが、この結露水は野菜室容器14内の底面に配置した底面皿26下方の隙間に入り込んで見えなくなるので高級感を損なうのを防止できる。
特にこの実施の形態では前記底面皿26はステンレス板で形成してあるので、結露水を見えなくするだけではなく野菜室容器14底面の見栄えを大きく向上させることができ、容器透明化により向上させた高級感を一段とアップさせることができる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
例えば、野菜室容器14はその底面に断面略U状の区画壁部20を隆起させて深い収納
空間14aと浅い収納空間14bとを区分けしたものを例示したが、これに限られるものではなく、例えば、図16に示すようにその底面を段違いとする(段差部33を設ける)だけで深い収納空間14aと浅い収納空間14bとを区分けするものであってもよいものであり、深い収納空間14aと浅い収納空間14bとが区分けされるものであればどのように構成してもよいものである。
また、深い収納空間14aに冷気を流す冷気通過孔21は区画壁部20の深い収納空間14a側の壁面に設けたが、これは図17に示すように区画壁部20の上面壁に設け、浅い収納空間14b側は隔壁板22で遮蔽し、深い収納空間14a側に冷気が流れる様にしてもよいものである。このような構成とすることによって冷気通過孔21の成型が容易になり、野菜室容器14を簡単に製造できるようになる。
さらに、上記冷気通過孔21は区画壁部20や段違いによって形成される段差部33等に設けることを例示したが、これは野菜室6内の下部を流れる冷気が深い収納空間14aの下部外面に衝突する部分であれば前記した深い収納空間14aと浅い収納空間14bとを区分けする部分以外であってもよい。例えば図18に示すように野菜室容器14の深い収納空間14aの前方下部に段部34を設け、この段部34に冷気通過孔21を設ける等してもよく、或いは図19に示すように野菜室容器14の深い収納空間14aの前方に位置する断熱扉8の内面に段部35を設け、この段部35と対向する部分に冷気通過孔21を設けてもよく、深い収納空間14aの外面に沿って野菜室6内の下部を流れる冷気と交差する野菜室容器14の下部部分であればどのような部分であってもよいものである。
よって、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、野菜室容器内に収容したペットボトル等の収納物を効率よく冷却することができる高品質な冷蔵庫とすることができる。よって、家庭用および業務用など様々な種類および大きさの間冷式の冷蔵庫に利用可能である。
1 冷蔵庫本体
5 冷凍室
6 野菜室
8 断熱扉
9 送風機
10 冷却室
11 冷却器
12 仕切板
14 野菜室容器
14a 深い収納空間
14b 浅い収納空間
14c 開口面
15 小物収納容器
15a 開口前端
15b 開口後端
16 風路形成体
17 冷気供給口
18 通路部
19 挿通孔部
20 区画壁部
21 冷気通過孔
22 隔壁板
23 湿度制御膜
24 隙間
25 シボ
26 底面皿
27 サッシュ(前側のサッシュ)
28 サッシュ(後側のサッシュ)
32 冷気吸込み口
33 段差部
34 段部
35 段部
t1、t2 間隙

Claims (8)

  1. 野菜室と、
    前記野菜室に設けられている野菜室容器と、
    前記野菜室容器よりも前記野菜室の後方側に設けられている、前記野菜室に冷気を供給する供給口とを備え、
    前記野菜室容器は、前記野菜室の前方側に位置する第1の収納空間と、前記野菜室の後方側に位置し前記第1の収納空間よりも浅い第2の収納空間とに区画され、
    前記供給口から供給された冷気の少なくとも一部は、前記第2の収納空間の底面と前記野菜室の底面との間の空間を通過して前記第1の収納空間と前記第2の収納空間の境目まで流れ、更に、前記境目から前記第1の収納空間の底面と前記野菜室の底面との間の空間に流れる第1の経路と、前記境目から前記第1の収納空間の内部に流れる第2の経路とに分岐して流れ
    前記第1の経路は、前記第1の収納空間の前方側から前記第1の収納空間の内部に冷気が流れる経路であり、
    前記第2の経路は、前記第1の収納空間の後方側から前記第1の収納空間の内部に冷気が流れる経路であることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記野菜室容器の底面は、前記境目において上方に隆起する形状であり、
    前記野菜室容器の底面の隆起している部分のうち前記第1の収納空間に面する部分に、冷気が通過する通過孔が設けられ、
    前記第2の経路は、前記通過孔を通過して冷気が前記第1の収納空間の内部に流れる経路であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記通過孔は、前記野菜室の前方側から見て左右方向に並べられている複数の穴から構成されることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記野菜室容器の底面に、段差部が設けられ、
    前記段差部のうち前記第1の収納空間に面する部分に、冷気が通過する通過孔が設けられ、
    前記第2の経路は、前記通過孔を通過して冷気が前記第1の収納空間の内部に流れる経路であることを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記第1の経路は、前記第1の収納空間の底面と前記野菜室の底面との間の空間を冷気が流れ、更に、前記第1の収納空間の前面と前記野菜室の前面との間の空間を冷気が流れる経路であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記野菜室容器に、前記第1の収納空間と前記第2の収納空間とを区画する着脱自在な隔壁板が設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記野菜室容器の上部に収納容器が更に設けられ、
    前記収納容器の前後方向の長さは、前記野菜室容器の前後方向の長さよりも短いことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記野菜室の天井には、前記天井と前記収納容器の前端との間の隙間を塞ぐための第1のサッシュと、前記天井と前記収納容器の後端との間の隙間を塞ぐための第2のサッシュとが更に設けられ
    前記天井には第1の係合部と第2の係合部が設けられ、
    前記第1のサッシュは、前記第1の係合部に装着され、
    前記第2のサッシュは、前記第2の係合部に装着されて構成されることを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
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