JP6757661B2 - Transplant machine - Google Patents
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Description
本発明は、耕盤深さに応じて施肥装置による施肥量を制御する移植機に関する。 The present invention relates to a transplanting machine that controls the amount of fertilizer applied by the fertilizer application device according to the depth of the tillage board.
前後輪に支持される走行機体の後方に昇降可能に設けられた植付作業機と、該植付作業機側に載置された苗を掻き取って植付作業を行う植付部と、施肥量が調整可能な施肥装置と、圃場の耕盤深さを検出する耕盤深さ検出手段と、制御部とを備え、該制御部は、該耕盤深さ検出手段によって検出された値に基づいて、施肥装置による施肥量を制御する特許文献1に記載の移植機が従来公知である。 A planting work machine that can be raised and lowered behind the traveling machine supported by the front and rear wheels, a planting part that scrapes seedlings placed on the planting work machine side to perform planting work, and fertilizer application A fertilizer application device whose amount can be adjusted, a tiller depth detecting means for detecting the tillage depth of the field, and a control unit are provided, and the control unit has a value detected by the tiller depth detecting means. Based on this, the transplanting machine described in Patent Document 1 that controls the amount of fertilizer applied by the fertilizer application device is conventionally known.
上記文献の移植機によれば、前記制御部は、耕盤深さ検出手段により検出された耕盤深さに基づいて、施肥装置による施肥量や施肥を行う高さ位置を良好に制御できるものであるが、施肥装置の制御のために耕盤深さを検出するためのセンサを別途に設ける必要があるため、部品点数が多くなり、メンテナンスやコスト面で課題があった。 According to the transplanting machine of the above document, the control unit can satisfactorily control the amount of fertilizer applied by the fertilizer application device and the height position at which fertilizer is applied based on the tillage depth detected by the tillage depth detecting means. However, since it is necessary to separately provide a sensor for detecting the plow depth in order to control the fertilizer application device, the number of parts increases, and there are problems in terms of maintenance and cost.
本発明は、施肥量が調整可能な施肥装置と、耕盤深さに基づいて施肥装置による施肥量を制御する制御部とを備えた移植機において、専用のセンサを設けることなく低コストで施肥装置による施肥量を制御できる移植機を提供することを課題としている。 According to the present invention, in a transplanting machine provided with a fertilizer application device capable of adjusting the amount of fertilizer application and a control unit for controlling the amount of fertilizer application by the fertilizer application device based on the depth of the tillage, fertilization is performed at low cost without providing a dedicated sensor. The challenge is to provide a transplanter that can control the amount of fertilizer applied by the device.
上記課題を解決するため、第1に、前後輪1,2に支持される走行機体3の後方に昇降可能に設けられた植付作業機6と、該植付作業機6側に載置された苗を掻き取って植付作業を行う植付部21と、該植付作業機6側に設けられて圃場面に接地するフロート22と、前記植付部21に対する前記フロート22の高さ位置を調整する植付深さ調整レバー28と、施肥量が調整可能な施肥装置8と、圃場の耕盤深さを検出する耕盤深さ検出手段47と、制御部50とを備え、該制御部50は、該耕盤深さ検出手段47によって検出された値に基づいて、施肥装置8による施肥量を制御する移植機において、前記植付作業機6のリフト角を検出することにより植付作業機6の昇降位置を検出する昇降位置検出手段35と、前記植付部21による植付深さを検出する植付深さ検出手段30とを設け、前記耕盤深さ検出手段47は、前記昇降位置検出手段35により検出された植付作業機の昇降位置により、前記後輪2が接地する耕盤から前記フロート22の下面側が接地する圃場面までの高さを示す耕盤深さ基準高さh1を検出し、前記植付深さ検出手段30により、前記植付深さ調整レバー28によって操作された前記植付部21に対する前記フロート22の昇降高さh2を検出し、前記耕盤深さ基準高さh1から、前記昇降高さh2を加減算することによって、前記耕盤深さを検出するように構成されたことを特徴としている。
In order to solve the above problems, first, a
第2に、前記植付作業機6に、土壌の肥沃度を検出する肥沃度検出センサ46を設けたことを特徴としている。
Secondly, the
前記施肥装置による施肥量の制御に用いる前記耕盤深さ検出手段を、植付作業時に通常用いられる、前記植付作業機のフロートと後輪との相対高さを検出することにより植付作業機の昇降位置を検出する昇降位置検出手段と、前記植付部による植付深さを検出する植付深さ検出手段とで構成したことにより、別途に専用のセンサ類を用いることなく耕盤深さを検出することができるため、部品点数を削減できるとともに、施肥装置による施肥量を制御する制御部をより低コストで構成することができる。 The plowing board depth detecting means used for controlling the amount of fertilizer applied by the fertilizer application device is used for planting work by detecting the relative height between the float and the rear wheel of the planting work machine, which is usually used during the planting work. By configuring the elevating position detecting means for detecting the elevating position of the machine and the planting depth detecting means for detecting the planting depth by the planting portion, the plowing board does not use a separate dedicated sensor. Since the depth can be detected, the number of parts can be reduced, and the control unit that controls the amount of fertilizer applied by the fertilizer application device can be configured at a lower cost.
また、前記植付作業機に、土壌の肥沃度を検出する肥沃度検出センサを設けたものによれば、施肥装置による施肥量や施肥位置を検出するために必要なセンサ類を、植付作業機側の施肥位置近傍に集中配置できるため、耕盤深さと肥沃度、及び施肥位置との相関を、走行によるタイムラグを考慮せずに得ることができる。 Further, according to the planting work machine provided with a fertility detection sensor for detecting the fertility of the soil, the sensors necessary for detecting the fertilizer application amount and the fertilizer application position by the fertilizer application device can be planted. Since it can be centrally arranged near the fertilizer application position on the machine side, the correlation between the tillage depth, the fertility, and the fertilizer application position can be obtained without considering the time lag due to running.
図1は、本発明を適用した乗用田植機の全体側面図であり、図2は、植付作業機を示した要部側面図であり、図3は施肥装置の構成を示した概念図である。本乗用田植機は、前輪1及び後輪2を備えた走行機体3と、該走行機体3の後部に昇降リンク4を介して昇降自在に連結された植付作業機6と、該植付作業機6と後輪2との間に配置された左右方向の整地作業機7と、圃場側にペースト状の肥料(以下、ペースト肥料)の施肥を行う施肥装置8とを備えている。
FIG. 1 is an overall side view of a passenger rice transplanter to which the present invention is applied, FIG. 2 is a side view of a main part showing a planting work machine, and FIG. 3 is a conceptual view showing a configuration of a fertilizer application device. is there. The passenger rice transplanter includes a
前記走行機体3は、前側に配置されたボンネット9と、該ボンネット9の後方で各種操作具が配置された操縦部12とを備えている。該操縦部12には、オペレータが着座する座席13と、床面を形成するフロアステップ14と、該操縦部12の後方左右両側にフロアステップ14よりも一段高く形成されて苗供給時に用いられるリアステップ16とが設けられている。
The
前記植付作業機6は、左右方向の四角柱状部材であって主フレームをなす横フレーム17と、横フレーム17の真後側近傍から前方に向って上方に傾斜形成されて背面側に苗を載置する苗載せ台18と、該苗乗せ台18の下端側でマット苗を支持する左右方向に延設されたエプロン19から苗を掻取って圃場に植付ける植付部21と、苗載せ台18下方に配置されて圃場面X2に接地される(田面を滑走する)前後方向のフロート22とを備えている。
The
前記植付部21は、前後方向に延設されて前記横フレーム17側に支持固定されたプランタケース23と、プランタケース23の後端部に位置する左右方向の軸回りに回転駆動可能に中心側が支持されたロータリケース24と、該ロータリケース24の両端側に支持された植付爪26とを有している。該植付爪26が左右方向に複数配置されることによって、一度に複数の苗の植付作業を行うことができるように構成されている。
The
前記フロート22は、前記プランタケース23の下方側に、複数(図示する例では3つ)左右に並べて設けられている。各フロート22は、前端側が上下揺動可能に支持されており、各フロート22の後端側は、回動軸を介してフロート支持アーム27が連結されている。該フロート支持アーム27には、植付深さ調節レバー28が連結されており、該植付深さ調節レバー28の前後揺動操作に連動してフロート22が上下方向に変位することによって、植付深さを調節することができる(図1乃至図3参照)。
A plurality of (three in the illustrated example)
具体的に説明すると、該植付深さ調整レバー28は、上方揺動操作されると、前記フロート22が植付部21に対して下降するため、植付部21が圃場面に対して上昇して植付深さが浅くなり、植付深さ調整レバー28が下方揺動操作されると、フロート22が植付部21に対して上昇するため、植付部21が圃場面に対して下降して植付深さが深くなるように構成されている。このとき、該植付深さ調整レバー28の操作位置を検出するポテンショメータ等からなる植付深さセンサ(植付深さ検出手段)30が設けられており、植付作業機6による植付深さを検出することができる。
Specifically, when the planting
なお、左右方向複数のフロート22のうち、中央に配置されたセンターフロート22Aは、圃場面からの土圧を感知する感知体として機能する。そのため、植付作業機6の昇降位置を、センターフロート22Aが所定の土圧で圃場面X2と接地したことを感知した高さ、言い換えると、植付作業を行う植付位置に制御することができる。
Of the plurality of
前記整地作業機7は、前記フロート22の前方側にステー31により垂下されており、左右方向に延設されて回転駆動可能に支持された整地ロータ32と、該整地ロータ32の上方及び後方側を覆うカバー体33とを有し、走行機体3側から伝動されるエンジン動力によって回転駆動し、圃場面を均す(整地作業する)ことができる。
The ground
ちなみに、前記植付作業機6は、昇降リンク4のリフト角を検出するリフト角ポテンショ(昇降位置検出手段)35が設けられており、該リフト角ポテンショ35によって検出されたリフト角により、走行機体3に対する植付作業機6の昇降位置を検出できる。
By the way, the
該構成によれば、本乗用田植機は、植付作業機6を植付位置まで下降作動させた状態で、植付部21を駆動させながら前後輪1,2によって走行機体3を走行させることにより、圃場での植付作業を行うことができる。このとき、前記施肥装置8による施肥作業が同時に実行可能に構成されている。該施肥装置8について以下、詳述する。
According to the configuration, in the main passenger rice transplanter, the
前記施肥装置8は、走行機体3のボンネット9の左右側方側に配置されてペースト肥料を貯蔵する肥料タンク41と、該肥料タンク41内のペースト肥料を送出す施肥ポンプ42と、該施肥ポンプ42によって送出されたペースト肥料を圃場に吐出するように案内する施肥ノズル43と、左右に複数並べて配置された施肥ノズル43毎に設けられてペースト肥料が吐出されるか否かを操作する条止めバルブ44と、土壌内の肥沃度を検出する肥料濃度検出装置(肥沃度検出センサ)46と、耕盤深さを検出する耕盤深さ検出手段47と、制御部50とを備え、該制御部50は、施肥を行う際に、前記肥料濃度検出装置46によって検出された土壌の肥料濃度や、耕盤深さ検出手段47によって検出された耕盤深さに基づいて、施肥装置8による施肥量を自動的に制御する施肥制御を実行するように構成されている。(図1乃至図3参照)。詳しくは後述する。
The
前記施肥ノズル43は、前記植付部21によって植付けられる苗の近傍の側方側であって、圃場面X2からの深さが比較的浅い位置にペースト肥料が吐出されるように設けられた側条ノズル43Aと、植付部21によって左右方向に並べて植付けられる苗の間であって、側条ノズルと比較して圃場面X2からの深さが深い位置にペースト肥料が吐出されるように設けられた深層ノズル43Bとを有している(図3参照)。
The
前記施肥ポンプ42は、前後輪1,2の間であって走行機体3の下側に設けられており、前記肥料タンク41内のペースト肥料を側条ノズル43Aに向けて送出すための側条用ポンプユニット42Aと、前記肥料タンク41内のペースト肥料を深層ノズル43Bに向けて送出すための深層用ポンプユニット42Bとを備えている(図3参照)。
The
該側条用ポンプユニット42Aは、側条駆動モータ45A(モータ)の駆動力を制御することによって、ペースト肥料の送出量が無段階で調整できるように構成され、該深層用ポンプユニット42Bは、深層駆動モータ45B(モータ)の駆動力を制御することによって、ペースト肥料の送出量が無段階で調整できるように構成されている(図3参照)。
The side
該構成によれば、圃場に植付けられる苗に沿って施肥する側条ノズル43Aから吐出される施肥量と、左右の苗間に施肥する深層ノズル43Bから吐出される施肥量とを別途に制御できるため、苗の条列に沿った苗近傍の施肥位置と、苗の条間での施肥位置とで、それぞれ適した量のペースト肥料を同時に施肥することができる。
According to this configuration, the amount of fertilizer applied from the
また、各駆動モータ45によって施肥量を無段階で調整できるように構成するとともに、肥料にペースト肥料を用いたことにより、駆動モータ45の駆動力を制御することによる、施肥ノズル43からのペースト肥料の吐出量の変化の応答性が良くなるため、制御部50による施肥量の制御を容易に設定することができる。さらに、施肥装置8の動力として各駆動モータ45を用いたことにより、駆動力を作業用PTO軸(図示しない)から取出すものと比較して構成が簡素化され、施肥ポンプ42の設置スペースも小さくできる。
Further, the amount of fertilizer applied can be adjusted steplessly by each
前記条止めバルブ44は、前記座席13の後方側に配置されている(図1参照)。該条止めバルブ44は、側条用ポンプユニット42Aと側条ノズル43Aとの間の経路に設けられた側条側バルブ44Aと、深層用ポンプユニットと深層ノズル43Bとの間の経路に設けられた深層バルブ44Bとを備え、各施肥ノズル43について別個にバルブの開閉が操作可能に構成されている。
The
これにより、オペレータは、条止めバルブ44を操作することによって、操縦部12側から施肥が実行される施肥ノズル43を任意に選択することができる。ちなみに、該条止めバルブ44には、該条止めバルブ44から各施肥ノズルに向けてペースト肥料を案内する複数のホース部材(図示しない)が着脱可能な連結部が設けられている。
As a result, the operator can arbitrarily select the
また、該条止めバルブ44が配置される座席後方には、各施肥ノズル43が詰っているか否かを検出して報知する詰りセンサユニット48が設けられている。該詰りセンサユニット48により、各側条ノズル43A及び深層ノズル43Bにペースト肥料や異物が詰っている場合には、異常を検知してオペレータに報知することができる。
Further, behind the seat where the
前記肥料濃度検出装置46は、左右一対の電極部49,49と、一対の電極部49,49間を流れる電流値と電圧とを測定する測定装置(図示しない)とを有し、圃場(土壌)内に差込まれた一対の電極部49,49間を流れる電流値と、電圧とから算出された電気伝導度から土壌の肥沃度を検出できるように構成されており、該電極部49は、前記整地作業機7側に設けられている(図1及び図2参照)。
The fertilizer
具体的に説明すると、一対の電極部49,49は、前記整地作業機7のカバー体33の左右両端側にそれぞれ取付けられることにより、左右に並べられた植付部21による植付作業が行われる範囲での土壌の肥沃度が検出できるように構成されている。また、各電極部49,49は、カバー体33の背面側から下方に向けて突出するように取付けられることにより、前記整地ロータ32の後方側で電極部49が圃場(泥)内に差込まれるように構成されている。
Specifically, the pair of
該構成によれば、施肥装置8がペースト肥料を用いるものであって、管路抵抗により保持された肥料を施肥ポンプ42で圧送することによって肥料を吐出するものであるから、ホッパから繰り出された肥料をブロアの風圧により圃場に落下させて施肥する粒状施肥装置や、管路抵抗が少なくノズルから流出し易い液肥施肥装置と比較して、管路長を考慮に入れる必要なく施肥量を応答性良く制御できる。また、肥料濃度検出装置46(電極部49)が、施肥装置8によってペースト肥料が吐出される施肥ノズル43の前方側近傍に配置されるため、肥料濃度検出装置46によって検出された土壌の肥沃度に基づいて、制御された施肥量で肥料を目的の施肥位置に排出するにあたり制御部50の設定が容易になる。
According to the configuration, the
また、該電極部49が、センターフロート22Aによる感知に基づいて昇降位置が制御される植付作業機6の昇降作動に伴って、同時に昇降位置が制御される整地作業機7(カバー体33)に取付けられるため、前記電極部49が、植付作業時には常に圃場面から所定の深さで差込まれた状態を保持できるため、安定して土壌の肥沃度を検出することができる。
Further, the ground leveling work machine 7 (cover body 33) whose elevating position is controlled at the same time as the
なお、該電極部49が整地作業機7のカバー体33後部側に取付けられたことにより、一対の電極部49,49が整地ロータ32によって整地された直後の圃場面に差込まれるため、左右の電極部49の圃場内への差込深さが安定する。これにより、肥料濃度検出装置46により検出される土壌の肥沃度の精度も向上する。
Since the
次に、図4及び図5に基づき、耕盤深さ検出手段47の具体的な構成について説明する。図4は、(A)及び(B)は、耕盤深さ検出手段による耕盤深さの検出態様を示したモデル図である。前記耕盤深さ検出手段47は、前記昇降リンク4のリフト角を検出することにより、植付作業機6の昇降位置を検出する前記リフト角ポテンショ35と、植付部21の植付深さを検出する前記植付深さセンサ30とから構成され、両センサから得られる検出値から耕盤深さを検出する。
Next, a specific configuration of the plow
具体的に説明すると、図4(A)に示されるように、前記植付作業機6が、感知体であるセンターフロート22Aによって圃場面X2から所定の土圧を感知した(圃場面X2に接地した)昇降位置である前記植付位置へ昇降作動されることにより、前記リフト角ポテンショ35によって検出されたリフト角により、後輪2が接地する耕盤X1からフロート22の下面側が接地する圃場面X2までの高さ(h1)を検出することができる。
More specifically, as shown in FIG. 4A, the
しかしながら、図4(B)に示されるように、前記フロート22の植付作業機6(横フレーム17)に対する高さ位置は、前記植付深さ調節レバー28の上下揺動操作による植付深さの調整によって変動する。該植付深さ調整レバー28の操作に基づいて変動する植付作業機6の昇降量(h2)は、前記植付深さセンサ30により検出することができる。
However, as shown in FIG. 4B, the height position of the
これにより、前記耕盤深さ検出手段47は、前記リフト角ポテンショ35によって検出される耕盤深さ基準高さ(h1)から、前記植付深さセンサ30によって検出される昇降高さ(h2)を加減算することによって、施肥量の制御に用いる耕盤深さ(H)を検出することができる。
As a result, the plowing board
該構成によれば、前後輪1,2が接地して走行する耕盤X1から、前記フロート22が滑走する圃場面X2までの高さである耕盤深さを検出する耕盤深さ検出手段47を、通常の植付作業機6に取付けられているリフト角ポテンショ35と、植付深さセンサ30とから構成することにより、耕盤深さを検出する専用のセンサを別途に設ける必要がなくなるため、部品点数を削減し、コストを低く抑えることができる。
According to the configuration, the plowing board depth detecting means for detecting the plowing board depth which is the height from the plowing board X1 in which the front and
次に、図5に基づき、前記制御部について説明する。図5は、制御部のブロック図である。前記制御部50の出力側には、植付作業機6の昇降を操作する作業機操作カム(図示しない)を駆動させる作業機操作カムモータ51と、前記側条施肥駆動モータ45Aと、前記深層施肥駆動モータ45Bとが接続されている。
Next, the control unit will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a block diagram of the control unit. On the output side of the
一方で、前記制御部50の入力側には、作業機準備スイッチ52と、植付自動スイッチ53と、植付作業機6の上昇操作を検出する作業機操作スイッチ(上側)54と、植付作業機6の下降操作を検出する作業機操作スイッチ(下側)56と、作業機操作カムの操作位置を検出する作業機操作カムポテンショ57と、前記リフト角ポテンショ35と、前記植付深さセンサ30と、GPSアンテナ58と、通信装置59と、走行機体の走行速度を検出する回転センサ61と、前記肥料濃度検出装置46とが接続されている。
On the other hand, on the input side of the
該制御部50は、前記作業機準備スイッチ52を入操作(ON操作)されると、植付作業機6及び施肥装置8を駆動可能な状態とする一方で、作業準備スイッチ52が切操作(OFF操作)されると、植付作業機6及び施肥装置8の駆動が規制された状態とする。これに加えて、植付自動スイッチ53が入操作(ON操作)されると、植付作業機6を植付位置まで下降作動された状態で、直進走行させることにより、植付部21による苗の植付作業及び施肥装置8による施肥作業が行われる植付自動制御が実行可能な状態とする一方で、植付自動スイッチを切操作(OFF操作)すると、植付自動制御の実行が規制された状態とする。
When the work
また、該制御部は、植付自動制御等によって植付作業を行う際に、前記施肥装置を駆動させて圃場への施肥を行う施肥制御が同時に実行するように構成されている。なお、該施肥制御は、植付作業が実行されない状態でも実行可能に構成しても良い。 Further, the control unit is configured to simultaneously execute fertilization control for driving the fertilizer application device to apply fertilizer to the field when the planting operation is performed by automatic planting control or the like. The fertilizer application control may be configured to be feasible even when the planting operation is not executed.
該施肥制御は、前記肥料濃度検出装置46によって、土壌の肥沃度から土壌特性を検出し、検出した箇所に施肥するペースト肥料の量を制御する。具体的には、該肥料濃度検出装置46により検出された土壌の肥沃度が基準値と比較して十分でないことが検出された場合には、検出箇所へのペースト肥料の送出し量を増やし、土壌の肥沃度が基準値と比較して十分であることが検出された場合には、ペースト肥料の送出し量を減らすことができる。これにより、施肥装置による施肥作業時において、土壌での肥沃度にムラが少なくなるようにペースト肥料の散布量を過不足なく制御することができる。
In the fertilizer application control, the fertilizer
同様に、該施肥制御は、前記耕盤深さ検出手段47によって検出された耕盤深さ(水田深さ)が深い場合には、走行機体のスリップ量が多くなることから、ペースト肥料の送出し量を減らし、耕盤深さが基準よりも浅いことが検出された場合には、走行機体のスリップ量が少なくなるため、ペースト肥料の送出し量を増やすことにより、耕盤深さの違いによらず、施肥量が均一になるように制御することができる。
Similarly, in the fertilizer application control, when the plowing board depth (paddy field depth) detected by the plowing board
さらに、前記制御部50は、例えば、前記GPSアンテナ58と、タブレットPCやスマートフォン等の通信装置59によって、植付作業を行う圃場データや、圃場の状態や、施肥するペースト肥料の種類や、土壌に必要な肥料の量等の様々な情報を取得し、施肥装置による施肥量の制御に反映させることができる。
Further, the
次に、図6及び図7に基づき、施肥装置に設けた前記肥料濃度検出装置の配置の別実施例について、上述の例と異なる点を説明する。図6及び図7は、別実施例における植付作業機を示した要部側面図及び要部背面図である。前記肥料濃度検出装置47は、前記苗載せ台18下端側のエプロン19の左右両端側に上下回動可能に設けられたエプロンガード機構66に取付けられている。
Next, based on FIGS. 6 and 7, another embodiment of the arrangement of the fertilizer concentration detecting device provided in the fertilizer application device will be described different from the above-mentioned example. 6 and 7 are a side view of the main part and a rear view of the main part showing the planting work machine in another embodiment. The fertilizer
前記エプロンガード機構66は、前記横フレーム17の左右両端側において、前面及び後面から下方に向って延設された2枚の板状部材67a,67bからなる支持ブラケット67と、該支持ブラケット67に板状の取付部材69を介して上下回動可能に支持された先端がU字状に湾曲された棒状部材である回動部材68とを備えている。
The
該回動部材68は、横フレーム17の左右両端側にそれぞれ設けられており、各回動部材は、その先端側がエプロン19の左右端部外側を覆うようにしてガードする位置まで上方回動操作したガード姿勢と、回動部材68の先端側が下方側に向けられて回動部材68がスタンドとして機能する位置まで下方回動操作したスタンド姿勢とに姿勢切換可能に構成されている(図7参照)。
The rotating
これに対し、前記肥料濃度検出装置47を構成する左右一対の電極部49,49は、前記横フレーム17の左右端側にそれぞれ設けられた前記支持ブラケット67,67側に取付部材69を介してそれぞれ取付固定されている。これにより、前記電極部49を植付作業機6(エプロン19)の左右両端側に形成された空きスペースに配置することができるため、肥料濃度検出装置47をスペース効率良く設置することができる。
On the other hand, the pair of left and
さらに、前記電極部49は、前後の板状部材からなる支持ブラケット67の間(後側の板状部材の前面側)に取付固定されているため、電極部49が支持ブラケット67によって保護され、耐久性が向上する。
Further, since the
1 前輪
2 後輪
3 走行機体
6 植付作業機
8 施肥装置
21 植付部
30 植付深さセンサ(植付深さ検出手段)
35 リフト角ポテンショ(昇降位置検出手段)
46 肥料濃度検出装置(肥沃度検出センサ)
47 耕盤深さ検出手段
50 制御部
1
35 Lift angle potentiometer (elevation position detection means)
46 Fertilizer concentration detector (fertility detection sensor)
47 Plow
Claims (2)
該植付作業機(6)側に載置された苗を掻き取って植付作業を行う植付部(21)と、
該植付作業機(6)側に設けられて圃場面に接地するフロート(22)と、
前記植付部(21)に対する前記フロート(22)の高さ位置を調整する植付深さ調整レバー(28)と、
施肥量が調整可能な施肥装置(8)と、
圃場の耕盤深さを検出する耕盤深さ検出手段(47)と、
制御部(50)とを備え、
該制御部(50)は、該耕盤深さ検出手段(47)によって検出された値に基づいて、施肥装置(8)による施肥量を制御する移植機において、
前記植付作業機(6)のリフト角を検出することにより植付作業機(6)の昇降位置を検出する昇降位置検出手段(35)と、
前記植付部(21)による植付深さを検出する植付深さ検出手段(30)とを設け、
前記耕盤深さ検出手段(47)は、前記昇降位置検出手段(35)により検出された植付作業機の昇降位置により、前記後輪(2)が接地する耕盤から前記フロート(22)の下面側が接地する圃場面までの高さを示す耕盤深さ基準高さ(h1)を検出し、前記植付深さ検出手段(30)により、前記植付深さ調整レバー(28)によって操作された前記植付部(21)に対する前記フロート(22)の昇降高さ(h2)を検出し、前記耕盤深さ基準高さ(h1)から、前記昇降高さ(h2)を加減算することによって、前記耕盤深さを検出するように構成された
移植機。 A planting work machine (6) provided so as to be able to move up and down behind the traveling machine body (3) supported by the front and rear wheels (1, 2).
The planting section (21), which scrapes the seedlings placed on the planting work machine (6) side and performs the planting work,
A float (22) provided on the planting work machine (6) side and grounded to the field scene, and
A planting depth adjusting lever (28) for adjusting the height position of the float (22) with respect to the planting portion (21), and
A fertilizer application device (8) with an adjustable amount of fertilizer and
Plow depth detecting means (47) for detecting the plow depth of the field, and
Equipped with a control unit (50)
The control unit (50) is a transplanting machine that controls the amount of fertilizer applied by the fertilizer application device (8) based on the value detected by the tillage depth detecting means (47).
The elevating position detecting means (35) that detects the elevating position of the planting work machine (6) by detecting the lift angle of the planting work machine (6), and
A planting depth detecting means (30) for detecting the planting depth by the planting portion (21) is provided.
The plowing plate depth detecting means (47), the vertical position of the planting working machine is detected by the vertical position detecting means (35), the rear wheel (2) is the float from plowing machine to ground (22) The cultivated board depth reference height (h1) indicating the height to the field where the lower surface side of the plant touches the ground is detected, and the planting depth detecting means (30) is used by the planting depth adjusting lever (28). The elevating height (h2) of the float (22) with respect to the operated planting portion (21) is detected, and the elevating height (h2) is added or subtracted from the plow depth reference height (h1). it allows configured transplanter to detect the Koban depth.
請求項1に記載の移植機。 The transplanting machine according to claim 1, wherein the planting work machine (6) is provided with a fertility detection sensor (46) for detecting soil fertility.
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