JP6756643B2 - 車載ユニットの支持装置及び車載ユニットの着脱方法 - Google Patents
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Description
車載ユニットが係合可能であるブラケットと、
前記ブラケットに保持された状態において、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットに付勢力を付与しない退避位置と、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットを前記ブラケット側に押し付ける押圧位置との間で前記ブラケットに対して移動可能に構成された少なくとも一つの付勢部材と、
を備える。
また、付勢部材が退避位置にあるとき、付勢部材がブラケットに保持された状態となっているため、付勢部材がブラケットから脱落することがない。一方、付勢部材が退避位置にあるとき、ブラケットに係合した車載ユニットには付勢部材による付勢力が作用しないため、付勢部材による付勢力の影響を受けずに、ブラケットへの車載ユニットの係合状態の切替えを容易に行うことができる。よって、ブラケットに対する車載ユニットの着脱作業を効率的かつ確実に行うことができる。
前記ブラケットは、前記付勢部材に対して該付勢部材の付勢方向の下流側に位置し、前記車載ユニットの前端部と係合可能に構成された少なくとも一つの第1係合部を含む。
なお、本明細書において、車載ユニットの「前端部」とは、付勢部材の付勢方向において下流側に位置する車載ユニットの端部をいう。逆に、車載ユニットの「後端部」とは、付勢部材の付勢方向において上流側に位置する車載ユニットの端部をいう。このように、車載ユニットの「前端部」又は「後端部」との用語は、付勢部材の付勢方向との関係で一義的に定まるものであり、車載ユニットの機能面から定まる方向性と必ずしも関係性を有しない。同様に、本明細書において、車載ユニットとの関係で「前方」及び「後方」と言うとき、それぞれ、付勢部材の付勢方向における下流側に向かう方向及び上流側に向かう方向を意味する。
前記ブラケットは、前記車載ユニットの両側壁部にそれぞれ設けられた一対の係合部と係合可能に構成された一対の第2係合部をさらに含み、
各々の前記付勢部材は、前記退避位置において、前記一対の係合部がそれぞれ前記ブラケットの前記一対の第2係合部に係合するように前記第1係合部を回動中心として前記車載ユニットを回動させたとき、前記車載ユニットと干渉しない
ように構成される。
前記ブラケットは、前記車載ユニットの前記前端部を一つの前記第1係合部により保持するとともに、前記車載ユニットの後端部側において二つの前記付勢部材により前記車載ユニットを前方に付勢することで、前記車載ユニットを3点支持するように構成される。
前記ブラケットは、前記車載ユニットの前記前端部を二つの前記第1係合部により保持するとともに、前記車載ユニットの後端部側において一つの前記付勢部材により前記車載ユニットを前方に付勢することで、前記車載ユニットを3点支持するように構成される。
前記第1係合部は、前記車載ユニットの前記前端部に設けられた前方側凸部が係合される凹部を含み、
前記第1係合部の前記凹部は湾曲形状の周縁を有する。
前記ブラケットは、前記車載ユニットの両側壁部にそれぞれ設けられた一対の係合部と係合可能に構成された一対の第2係合部を含み、
前記少なくとも一つの付勢部材は、前記車載ユニットの一対の前記係合部をそれぞれ前記第2係合部に向けて付勢するための一対のばねを含む。
前記一対のばねを連結する連結部をさらに備える。
前記少なくとも一つの付勢部材は、前記車載ユニットの後端部のうち前記車載ユニットの幅方向中央領域を前方側に押圧するための一つのばねを含む。
各々の前記付勢部材は、
前記付勢部材が前記退避位置にあるときに前記ブラケットに係止される第1山部と、
前記付勢部材が前記押圧位置にあるときに前記ブラケットに係止される第2山部と、
を含む板ばねである。
各々の前記付勢部材は、
前記押圧位置において前記車載ユニットに当接する屈曲部と、
前記屈曲部を介して接続される一対のアーム部と、
を有する板ばねであり、
前記ブラケットには、前記板ばねのうち前記屈曲部を含む部位が挿入される挿入孔が設けられる。
各々の前記付勢部材は、前記ブラケットに対して着脱自在に設けられる。
車載ユニットとブラケットとの係合状態を切り替えるステップと、
少なくとも一つの付勢部材が前記ブラケットに保持された状態で、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットに付勢力を付与しない退避位置と、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットを前記ブラケット側に押し付ける押圧位置との間で各々の前記付勢部材を前記ブラケットに対して移動させるステップと、
を備える。
[全体構成]
図1は、本発明の幾つかの実施形態に係る車載ユニットの支持装置としての車載ユニットホルダ1(以下、単にホルダ1とも称する)の構成を示す斜視図である。同図に示すように、ホルダ1は、車室内の所定位置に取り付けられるブラケット20と、車載ユニットとしての車載カメラ10(カメラ本体)をブラケット20側に付勢する付勢部材としての板ばね30とを備えている。
尚、以下に説明する幾つかの実施形態では、車載ユニットホルダ1が車室内の予め定められた正位置に取り付けられた状態において車両の進行方向となる方向を前方として説明する。また、以下の説明で用いられる後方、右方、左方、上方、下方とは、前方側を正面とした場合の三角図法に従った方向であり、平面図、背面図等の説明も三角図法に従う。
幾つかの実施形態において、車載カメラ10は、例えば、CCDやCMOS等の撮像素子(撮像センサ)によって車両の前方を撮像し、撮像した画像(或いは画像群で構成される映像)を記憶したり、或いは、運転者による車両の運転を支援したりするための運転支援ツールとして用いられる。幾つかの実施形態において、車載カメラ10は、概略矩形である直方体状のハウジング16を含む。ハウジング16は、例えば、樹脂又は金属により形成されてもよい。このハウジング16内には、撮像素子で取得した画像データを処理するための画像処理部、記憶部、入力/出力インターフェース等の電子回路や、音(音声を含む)、光又は振動等による報知部等が収納され得る。
なお、車載ユニットは車載カメラ10に限定されず、例えば、PGS情報を取得するPGPSユニットや放送信号を受信するTV受像機、又は、各種計測装置等であってもよい。
図1に示すように、幾つかの実施形態において、ブラケット20は、概略板状の平板を加工してなる板部材により構成されてもよい。幾つかの実施形態において、ブラケット20は、例えば、樹脂又は金属により形成されてもよい。樹脂の場合は、例えば、射出成型等によりブラケット20を形成してもよく、金属の場合は、例えば、プレス加工や鍛造によりブラケット20を形成してもよい。幾つかの実施形態において、ブラケット20は、その上面(表面)側がフロントガラス又はルーフの内面に当接され、接着又はねじ止め等の固定手段により車両に取り付けられる。
幾つかの実施形態において、各々の板ばね30は、ブラケット20に対して着脱自在に設けられてもよい。具体的に、各板ばね30は、例えば、図5及び図6に示すように、ブラケット20の挿入孔26に対して、後方側から前方側に向けて着脱自在に設けられる。
他の実施形態では、他の第1山部33(他方のアーム部32に形成される第1山部33)や第2山部34を切れ込みによって形成してもよい。
幾つかの実施形態では、1つの車載ユニットホルダ1につき2つ(複数)の板ばね30が設けられる。この場合、少なくとも一つの板ばね30は、車載カメラ10の一対の係合部12,12をそれぞれフック25(第2係合部)に向けて付勢するための一対のばねを含むこととなる。
他の実施形態では、1つの車載ユニットホルダ1につき3つ以上(複数)の板ばね30を設けてもよい。
次に、上記の構成を備えた車載ユニットホルダ1に対する車載カメラ10(車載ユニット)の着脱方法について説明する。
なお、以下の説明では、車載ユニットホルダ1のブラケット20が予め車室内における所定の位置(例えば、フロントガラスとルームミラーとの間のルーフ内面)に接着又はねじ止め等により取り付けられた状態であるとして説明する。また、以下の説明では、各板ばね30が、第1山部33及び第2山部34を有する一方のアーム部32(上方側アーム部)を上向きにしてブラケット20の挿入孔26に対して後方側から前方側に予め挿入され、退避位置に係止された状態を開始状態として説明する。退避位置では、板ばね30の弾性力によって該板ばね30が上下に拡開し、挿入孔26の上縁部には上向きの付勢力が、挿入孔26の下縁部には下向きの付勢力がそれぞれ作用し、板ばね30がブラケット20の挿入孔26に係止されている。
続いて、作業者は、板ばね30の保持部35,35を上下方向から挟持して板ばね30を上下方向に薄く畳み、退避位置からさらに前方に向けて板ばね30を挿入する(例えば、図10参照)。そして、板ばね30の当接部37が車載カメラ10の凸部12に当接した後、さらに挿入して凸部12をブラケット20側に押圧し、各アーム部32,32の第2山部34、34がそれぞれ挿入孔26,26を通過した位置(押圧位置)で保持部35,35を開放する。これにより、板ばね30の弾性力によって該板ばね30が上下に拡開し、板ばね30がブラケット20の挿入孔26に対して押圧位置で係止される(例えば、図11参照)。
また、車載カメラ10の凸部12,12をブラケット20のフック25、25に引掛ける動作、および板ばね30で凸部12,12を押圧して固定する動作を順番(2アクション)で行う構造のため、ブラケット20に対する車載ユニット(車載カメラ10)の固定不良の発生を防止できる。また、引掛ける動作の時に無負荷であるため、固定作業が容易である。
また、板ばね30をブラケット20に固定する際、該板ばね30を挿入孔26に挿入するだけでよいので、固定が容易である。
また、板ばね30はブラケット20に対して着脱可能に係合されているだけなので、使用による板ばね30のばね力低下や、車載カメラ10の仕様変更による板ばね30のばね力変更等で板ばね30を交換する必要がある場合、ブラケット20を交換しなくても板ばね30のみを交換することが可能となる。
続いて、本発明を車載カメラホルダ1に適用した第2実施形態について説明する。
図12及び図13に示すように、幾つかの実施形態において、付勢部材は、例えば、略平板状のばね材における前後の端部をそれぞれ下方側に曲成してなる板ばね30A又は板ばね30Bであってもよい。
図12に示すように、幾つかの実施形態において、板ばね30Aは、前端側が下方側に向けて鋭角に曲成されて当接部37Aとされ、後端側が下方側に向けて略垂直に曲成されて保持部35Aとなっていてもよい。板ばね30Aは、前後の端部の間をなす胴部に、前後に並んで形成された少なくとも2つの貫通孔(退避用貫通孔38Aa,保持用貫通孔38Ab)を備えてもよい。各貫通孔38Aa,38Abは、ともに左右方向(車幅方向)に沿う略同形(長孔)状の貫通孔であり、ブラケット20Aに対する板ばね30Aの第1係止部及び第2係止部としてそれぞれ機能する。
板ばね30Aの胴部において、前後方向に沿う左右の縁部には、該胴部から下方側に向けて斜めに曲成された折曲部40Aが設けられていてもよい。即ち、この折曲部40Aにより、板ばね30Aの胴部が上方に支持された状態となり、胴部に対して下方への押圧力を作用させると、折曲部40Aが弾性力に抗して左右に広げられて胴部の厚さが薄くなり、下方に向かう胴部の移動が許容される。
ブラケット20Aには、板ばね30Aが前後方向に貫通可能な挿入孔26Aが設けられてもよい。挿入孔26Aの上縁部には、上記貫通孔38A及び38Bと係合可能な凸部50が設けられていてもよい。
板ばね30Aは、ブラケット20の挿入孔26Aに退避用貫通孔38Aaが係止された状態で退避位置とされ、保持用貫通孔38Abが係止された状態で押圧位置とされてもよい。
図13に示すように、幾つかの実施形態において、板ばね30Bは、前端側が下方側に向けて鋭角に曲成されて当接部37Bとされ、後端側が下方側に向けて略垂直に曲成されて保持部35Bとなっていてもよい。板ばね30Bは、前後の端部の間をなす胴部において、前後方向に沿う左右の縁部に、該胴部から上方側に向けて斜めに曲成された折曲部40Bが設けられていてもよい。そして、板ばね30Bは、折曲部40における左右の端部において前後に並んで形成された少なくとも2つの切欠部(退避用切欠部39Ba,保持用切欠部39Bb)を備えてもよい。各切欠部39Ba,39Bbは、ブラケット20Bに対する板ばね30Bの第1係止部及び第2係止部としてそれぞれ機能する。
板ばね30Bは、ブラケット20の挿入孔26Bに退避用切欠部39Baが係止された状態で退避位置とされ、保持用切欠部39Bbが係止された状態で押圧位置とされてもよい。
10 車載カメラ(車載ユニット/カメラ本体)
11 凸部(前方側凸部)
12 凸部(一対の係合部)
15 レンズ部
16 ハウジング
20,20A,20B ブラケット
21 ブラケット先端部(第1係合部)
22 凹部
23 周縁部
24 ガイド部
25 フック(第2係合部)
26,26A,26B 挿入孔
27 レンズ孔
28 凹部
29 反射防止面
30,30A,30B 板ばね(押圧部材/付勢部材)
31 屈曲部
32 アーム部
33,33A 第1山部(第1係止部)
34 第2山部(第2係止部)
35,35A,35B 保持部
36 連結部
37,37A,37B 当接部
38Aa,38Ab 貫通孔
39Ba,39Bb 切欠部
40A,40B 折曲部
50 凸部
Claims (13)
- 車載ユニットが係合可能であるブラケットと、
前記ブラケットに保持された状態において、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットに付勢力を付与しない退避位置と、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットを前記ブラケット側に押し付ける押圧位置との間で前記ブラケットに対して移動可能に構成された少なくとも一つの付勢部材と、
を備え、
各々の前記付勢部材は、
前記押圧位置において前記車載ユニットに当接する屈曲部と、
前記屈曲部を介して接続される一対のアーム部と、
を有する板ばねであり、
前記ブラケットには、前記板ばねのうち前記屈曲部を含む部位が挿入される挿入孔が設けられた
ことを特徴とする車載ユニットの支持装置。 - 前記ブラケットは、前記付勢部材に対して該付勢部材の付勢方向の下流側に位置し、前記車載ユニットの前端部と係合可能に構成された少なくとも一つの第1係合部を含むことを特徴とする請求項1に記載の車載ユニットの支持装置。
- 車載ユニットが係合可能であるブラケットと、
前記ブラケットに保持された状態において、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットに付勢力を付与しない退避位置と、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットを前記ブラケット側に押し付ける押圧位置との間で前記ブラケットに対して移動可能に構成された少なくとも一つの付勢部材と、
を備え、
前記ブラケットは、前記付勢部材に対して該付勢部材の付勢方向の下流側に位置し、前記車載ユニットの前端部と係合可能に構成された少なくとも一つの第1係合部を含み、
前記ブラケットは、前記車載ユニットの両側壁部にそれぞれ設けられた一対の係合部と係合可能に構成された一対の第2係合部をさらに含み、
各々の前記付勢部材は、前記退避位置において、前記一対の係合部がそれぞれ前記ブラケットの前記一対の第2係合部に係合するように前記第1係合部を回動中心として前記車載ユニットを回動させたとき、前記車載ユニットと干渉しない
ように構成されたことを特徴とする車載ユニットの支持装置。 - 前記ブラケットは、前記車載ユニットの前記前端部を一つの前記第1係合部により保持するとともに、前記車載ユニットの後端部側において二つの前記付勢部材により前記車載ユニットを前方に付勢することで、前記車載ユニットを3点支持するように構成されたことを特徴とする請求項2又は3に記載の車載ユニットの支持装置。
- 前記ブラケットは、前記車載ユニットの前記前端部を二つの前記第1係合部により保持するとともに、前記車載ユニットの後端部側において一つの前記付勢部材により前記車載ユニットを前方に付勢することで、前記車載ユニットを3点支持するように構成されたことを特徴とする請求項2又は3に記載の車載ユニットの支持装置。
- 車載ユニットが係合可能であるブラケットと、
前記ブラケットに保持された状態において、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットに付勢力を付与しない退避位置と、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットを前記ブラケット側に押し付ける押圧位置との間で前記ブラケットに対して移動可能に構成された少なくとも一つの付勢部材と、
を備え、
前記ブラケットは、前記付勢部材に対して該付勢部材の付勢方向の下流側に位置し、前記車載ユニットの前端部と係合可能に構成された少なくとも一つの第1係合部を含み、
前記第1係合部は、前記車載ユニットの前記前端部に設けられた前方側凸部が係合される凹部を含み、
前記第1係合部の前記凹部は湾曲形状の周縁を有することを特徴とする車載ユニットの支持装置。 - 前記ブラケットは、前記車載ユニットの両側壁部にそれぞれ設けられた一対の係合部と係合可能に構成された一対の第2係合部を含み、
前記少なくとも一つの付勢部材は、前記車載ユニットの一対の前記係合部をそれぞれ前記第2係合部に向けて付勢するための一対のばねを含む
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の車載ユニットの支持装置。 - 前記一対のばねを連結する連結部をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の車載ユニットの支持装置。
- 前記少なくとも一つの付勢部材は、前記車載ユニットの後端部のうち前記車載ユニットの幅方向中央領域を前方側に押圧するための一つのばねを含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の車載ユニットの支持装置。
- 車載ユニットが係合可能であるブラケットと、
前記ブラケットに保持された状態において、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットに付勢力を付与しない退避位置と、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットを前記ブラケット側に押し付ける押圧位置との間で前記ブラケットに対して移動可能に構成された少なくとも一つの付勢部材と、
を備え、
各々の前記付勢部材は、
前記付勢部材が前記退避位置にあるときに前記ブラケットに係止される第1山部と、
前記付勢部材が前記押圧位置にあるときに前記ブラケットに係止される第2山部と、
を含む板ばねであることを特徴とする車載ユニットの支持装置。 - 各々の前記付勢部材は、前記ブラケットに対して着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の車載ユニットの支持装置。
- 車載ユニットとブラケットとの係合状態を切り替えるステップと、
少なくとも一つの付勢部材が前記ブラケットに保持された状態で、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットに付勢力を付与しない退避位置と、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットを前記ブラケット側に押し付ける押圧位置との間で各々の前記付勢部材を前記ブラケットに対して移動させるステップと、
を備え、
各々の前記付勢部材は、
前記押圧位置において前記車載ユニットに当接する屈曲部と、
前記屈曲部を介して接続される一対のアーム部と、
を有する板ばねであり、
前記付勢部材を前記ブラケットに対して移動させるステップでは、前記ブラケットに設けられた挿入孔に前記板ばねのうち前記屈曲部を含む部位を挿入する
ことを特徴とする車載ユニットの着脱方法。 - 車載ユニットとブラケットとの係合状態を切り替えるステップと、
少なくとも一つの付勢部材が前記ブラケットに保持された状態で、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットに付勢力を付与しない退避位置と、前記ブラケットに係合した前記車載ユニットを前記ブラケット側に押し付ける押圧位置との間で各々の前記付勢部材を前記ブラケットに対して移動させるステップと、
を備え、
各々の前記付勢部材は、
前記付勢部材が前記退避位置にあるときに前記ブラケットに係止される第1山部と、
前記付勢部材が前記押圧位置にあるときに前記ブラケットに係止される第2山部と、
を含む板ばねである
ことを特徴とする車載ユニットの着脱方法。
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