JP6756568B2 - 制御装置、駆動システム、制御方法及びプログラム - Google Patents
制御装置、駆動システム、制御方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6756568B2 JP6756568B2 JP2016194171A JP2016194171A JP6756568B2 JP 6756568 B2 JP6756568 B2 JP 6756568B2 JP 2016194171 A JP2016194171 A JP 2016194171A JP 2016194171 A JP2016194171 A JP 2016194171A JP 6756568 B2 JP6756568 B2 JP 6756568B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- motor
- value
- feed forward
- friction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 51
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 36
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 9
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 33
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 11
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 11
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 8
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000012886 linear function Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
そのため、制御性能の高いフィードフォワード制御を実現するためには、制御対象を正確に模したモデルを得る必要がある。
このような非線形要素を含まない2慣性系モデルは、モータと負荷とを有する機械系を正確に模しているとは言えない。
以下、第1の実施形態に係る駆動システムについて、図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る駆動システムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る駆動システム9は、制御装置1と機械系2とを備えている。
機械系2は、モータ20と、負荷21と、モータ20及び負荷21を機械的に連結する連結部材22と、を有してなる。本実施形態に係る機械系2の具体的な態様については後述する。
なお、本実施形態においては、説明の簡略化のため、モータ20は、制御装置1からトルク指令値を受け付けた場合に、当該トルク指令値どおりのトルクτを出力することができるものとして説明する。
ここで、機械系2を構成するモータ20及び負荷21には、それぞれ、図示しない回転検出器(エンコーダ)が設置されている。制御装置1は、当該回転検出器を通じて、モータ20の角度、負荷21の角度を検出する。また、制御装置1は、取得したモータ20の角度の検出値を内部で時間微分することで、モータ20の角速度を検出する。また、制御装置1は、取得した負荷21の角度の検出値を内部で時間微分することで、負荷21の角速度を検出する。
なお、以下の説明において、モータ20の角速度の検出値を「モータ角速度ωM」とも記載し、モータ20の角度の検出値を「モータ角度θM」とも記載する。また、負荷21の角速度の検出値を「負荷角速度ωL」とも記載し、負荷21の角度の検出値を「負荷角度θL」とも記載する。
なお、機械系2における負荷21が、回転系ではなく直動系の場合、負荷21に対する制御対象パラメータは、厳密には“角度”、“角速度”ではなく、“位置”、“速度”となる。しかし、この場合、制御装置1は、2慣性系として、モータ20の“角度”、“角速度”と同じ次元で取り扱うために、負荷の“位置”、“速度”を、モータ軸換算値としての“角度”、“角速度”に逐次変換して各種制御を行う。
図2は、第1の実施形態に係る機械系の伝達特性を示すブロック線図である。
本実施形態に係る機械系2(図1参照)をモータ20、負荷21及び連結部材22からなる2慣性系の機械と見なすことで、当該機械系2における入力と出力との関係を、図2に示すような伝達関数を用いたブロック線図で表すことができる。
ここで、モータ側摩擦トルクτfMは、モータ20の速度反転時(モータ角速度ωMの符号反転時)に符号のみが反転するクーロン摩擦成分だけでなく、モータ20の速度反転後の変位(モータ角速度ωMのゼロからの積分値)に依存して非線形に変化する非線形摩擦成分を含んでいる。モータ側摩擦トルクτfMは、この非線形摩擦成分をモデル化して規定し、モータ角速度ωMを入力変数とするモータ側摩擦関数GMを通じて得られる。モータ側摩擦関数GMの詳細については後述する。
ここで、負荷側摩擦トルクτfLも同様に、負荷21の速度反転後の変位(負荷角速度ωLのゼロからの積分値)に依存して非線形に変化する非線形摩擦成分を含んでいる。負荷側摩擦トルクτfLは、この非線形摩擦成分をモデル化して規定し、負荷角速度ωLを入力変数とする負荷側摩擦関数GLを通じて得られる。負荷側摩擦関数GLの詳細については後述する。
ここで、不感帯特性関数F1とは、不感帯幅BLで規定される非線形関数である。不感帯特性関数F1は、連結部材22のねじれ角度(θM−θL)を入力変数とし、当該ねじれ角度(θM−θL)からガタの変位(ガタ変位)BKLSを差し引いた角度を出力する。不感帯特性関数F1の詳細については後述する。
また、ねじれ剛性係数KRとは、連結部材22のねじれ方向についての剛性の度合いを示すパラメータであって、連結部材22のばね定数に相当する。即ち、ねじれ剛性係数KRは、負荷21に印加されるトルクτ’のうち、連結部材22のねじれ角度(θM−θL)に比例する成分を与える。
また、ねじれ粘性係数DRとは、連結部材22のねばりの度合いを示すパラメータであって、負荷21に印加されるトルクτ’のうち、連結部材22におけるモータ角速度ωMと負荷角速度ωLとの偏差(以下、「ねじれ角速度(ωM−ωL)」とも記載する。)に比例する成分を与える。
ここで、モデルパラメータ群とは、上述したモータ側慣性モーメントJM、モータ側粘性係数DM、負荷側慣性モーメントJL、負荷側粘性係数DL、ねじれ剛性係数KR、ねじれ粘性係数DR、及び、不感帯幅BLである。
また、非線形関数とは、モータ角速度ωMに応じたモータ側摩擦トルクτfMを与えるモータ側摩擦関数GM、負荷角速度ωLに応じた負荷側摩擦トルクτfLを与えるモータ側摩擦関数GL、及び、ねじれ角度(θM−θL)からガタ変位BKLSを差し引いた角度を出力する不感帯特性関数F1である。
また、機械系2への入力であるトルクτは、トルク指令値から制御装置1自身が観測可能なパラメータである。機械系2からの出力(検出値)であるモータ角度θM及び負荷角度θLは、上述の回転検出器を通じて、制御装置1が観測可能なパラメータである。
図3(a)は、モータ側摩擦トルクτfM及び負荷側摩擦トルクτfLの各々に生じる非線形摩擦特性を示すグラフである。
良く知られているクーロン摩擦は、物体の速度(モータ角速度ωM、負荷角速度ωL)の方向(正、負の符号)に依存してその方向(正、負の符号)のみが変化し、その量は、速度(ω)、変位(θ)に対しては変動しないものとして知られている。しかしながら、連結部材22において、例えば、ボールねじ、ボールベアリング等の転がり要素が含まれる場合には、通常のクーロン摩擦とは特性が異なる“転がり摩擦”を考慮する必要がある。
ここで、転がり摩擦は、速度反転直後の転がり要素が転動しない“微動領域”においては、速度反転後の変位(モータ角速度ωM、負荷角速度ωLのゼロからの積分値)によって見かけのばね定数が動的に変化する非線形ばね特性を有しており、図3(a)に示すようなヒステリシスカーブを描く。これは、転がり要素と軌道面の接触部における弾性変形やすべりによるものと考えられている。
また、転がり要素が有効に転動する“粗動領域”においては、クーロン摩擦により摩擦の速度に対する静的特性を示す。即ち、図3(a)に示すように、モータ20の摩擦(モータ側摩擦トルクτfM)は、速度反転後の変位が所定以上となった時点で、モータ側クーロン摩擦値τfMcで飽和する。また、負荷21の摩擦(負荷側摩擦トルクτfL)は、速度反転後の変位が所定以上となった時点で、負荷側クーロン摩擦値τfLcで飽和する。ここで、モータ側クーロン摩擦値τfMc及び負荷側クーロン摩擦値τfLcは、モータ側摩擦特性関数GM及び負荷側摩擦特性関数GLを規定するパラメータである。
図3(b)に示すように、モータ側摩擦特性関数GMは、変位0〜θ1、θ1〜θ2、θ2〜θ3、θ3〜θ4の各々において採用すべき直線の傾きK1、K2、K3、K4、及び、オフセット(変位0における切片)τfM1(=−τfMc)、τfM2、τfM3、τfM4、τfM5(=τfMc)によって規定される。
なお、横軸の変位θは、モータ角速度ωMの速度反転時(ωM=0)からの積分値で与えられる。
なお、図示を省略するが、負荷側摩擦特性関数GLも、図3(b)に示すモータ側摩擦特性関数GMと同様に規定される。
不感帯特性関数F1は、不感帯幅BLによって規定される非線形特性であって、連結部材22のねじれ角度(θM−θL)を入力変数とする。図4(a)に示すように、連結部材22のねじれ角度(θM−θL)の絶対値が不感帯幅BL以下の場合(−BL≦θM−θL≦+BL)、ガタ出力はゼロとなる。即ち、この場合、モータ20から負荷21へトルクが伝達されない。他方、連結部材22のねじれ角度(θM−θL)の絶対値が不感帯幅BLよりも大きい場合(θM−θL<−BL,θM−θL>+BL)、ガタ出力は、ねじれ角度(θM−θL)から不感帯幅BLだけ小さい値(θM−θL+BL(θM−θL<−BL)、又は、θM−θL−BL(θM−θL>+BL))となる。
ガタ変位BKLSは、不感帯幅BL(−BL〜+BL)の幅を有する不感帯における変位量を示すパラメータであって、ねじれ角度(θM−θL)に対し、図4(b)に示すような特性を有している。即ち、図4(a)に示すガタ出力は、ガタ変位BKLSを用いて“θM−θL―BKLS”と表すことができる。
図4(b)に示すように、ガタ変位BKLSは、ねじれ角度(θM−θL)が不感帯の最小値(−BL)よりも小さい範囲では、ガタ変位BKLSは最小値(−BL)をとり、ねじれ角度(θM−θL)が不感帯の最大値(+BL)よりも大きい範囲では、ガタ変位BKLSは最大値(+BL)をとる。また、ねじれ角度(θM−θL)が不感帯の最小値(−BL)以上かつ最大値(+BL)以下の範囲においては、ガタ変位BKLSは、ねじれ角度(θM−θL)と同一の値を有する特性となる。
図5は、第1の実施形態に係る駆動システムの機能構成を示す図である。
図5に示すように、第1の実施形態に係る制御装置1は、上位装置(図示せず)から負荷角度指令値θrefの入力を受け付けて、機械系2に対し、負荷角度指令値θrefに応じたトルクτを示すトルク指令値を出力する。
制御装置1は、フィードバック制御部10と、フィードフォワード制御部11と、を備えている。
本実施形態に係るフィードバック制御部10は、比例制御部10aと、比例積分制御部10bと、を有している。
比例制御部10aは、負荷角度指令値θrefと負荷角度θLとの偏差(θref−θL)に対し、所定の比例定数KPPで比例して増減するモータ角速度フィードバック値ωM_FBを出力する。
比例積分制御部10bは、上述のモータ角速度フィードバック値ωM_FBにモータ角速度フィードフォワード値ωM_FF(後述)を加算した値(ωM_FB+ωM_FF)と、回転検出器を通じて観測されたモータ角度θMを微分して得られる現在のモータ角速度ωMとの偏差(ωM_FB+ωM_FF−ωM)を入力する。ここで、加算値(ωM_FB+ωM_FF)は、モータ20に対するモータ角速度ωMの指令値である。比例積分制御部10bは、モータ角速度の指令値(ωM_FB+ωM_FF)と検出値(ωM)との偏差(ωM_FB+ωM_FF−ωM)に基づき、所定の比例定数KVP及び積分定数(KVP/TVI)に基づくトルクフィードバック値τFBを出力する(ここで、TVIは、積分時間である)。
本実施形態においては、フィードフォワード制御部11は、機械系2の逆モデルを規定するパラメータ群(JM、DM、JL、DL、KR、BL)、及び、非線形関数(GM、GL、F1)を既に同定しているものとする。
フィードフォワード制御部11は、負荷角度指令値θrefと、モータ角速度ωMと、負荷角速度ωLとを入力し、トルクフィードフォワード値τ_FFとモータ角速度フィードフォワード値ωM_FFを出力する。
モータ角速度フィードフォワード値ωM_FFは、モータ角速度フィードバック値ωM_FBに加算され、モータ角速度指令値として比例積分制御部10bに入力される。また、トルクフィードフォワード値τ_FFは、トルクフィードバック値τFBに加算され、トルクτを示すトルク指令値として機械系2に出力される。
図6は、第1の実施形態に係るフィードフォワード制御部のブロック線図である。
また、図7は、第1の実施形態に係るフィードフォワード制御部の処理フローである。
また、図8は、第1の実施形態に係るフィードフォワード制御部の機能の詳細を示す図である。
以下、図6〜図8を参照しながら、本実施形態に係るフィードフォワード制御部11の機能について詳細に説明する。
また、“BKLS[θM−θL]”は、ガタ変位関数F1’(図4(b))に基づいてねじれ角度(θM−θL)の変数として規定されるガタ変位BKLSを示している。
そこで、式(2)の“θL”に“θref”を代入し、“ωL”に“ωref”を代入することで、θL=θref、ωL=ωrefとなるモータ角度θMを、式(3)のように求めることができる。
式(4)の右辺第1項は、負荷角速度指令値ωrefそのものである。また、右辺第2項は、負荷慣性トルク、負荷粘性トルク、及び、負荷側摩擦トルク分のねじれ角度の時間微分特性である。右辺第2項には、負荷側摩擦トルクの時間微分特性(s・τfL[ωref])が含まれる。また、右辺第3項は、ガタ変位BKLSの時間微分特性((d/dt)・BKLS[θM−θL])である。
式(5)の右辺第1項は、全慣性トルクであり、右辺第2項は、全粘性トルクである。また、右辺第3項は、負荷慣性トルク及び負荷粘性トルク分のねじれ角度を生じさせるためのモータ慣性トルク及びモータ粘性トルクである。右辺第4項は、負荷側摩擦トルク分のねじれ角度を生じさせるためのモータ慣性トルク及びモータ粘性トルクである。右辺第4項には、負荷側摩擦トルクの時間微分特性(s・τfL[ωref])が含まれる。右辺第5項は、ガタ分のモータ慣性トルク及びモータ粘性トルクである。右辺第5項には、ガタ変位BKLSの時間微分特性((d/dt)・BKLS[θM−θL])が含まれる。右辺第6項、第7項は、全摩擦トルクである。
フィードフォワード制御部11は、式(4)、式(5)に示される2慣性系モデルの逆モデルを用いて、モータ角速度フィードフォワード値ωM_FF、及び、トルクフィードフォワード値τFFを演算する。
図6に示すように、フィードフォワード制御部11は、負荷側摩擦演算部110と、ガタ微分演算部111と、モータ角速度フィードフォワード値演算部112と、モータ側摩擦演算部113と、トルクフィードフォワード値演算部114とを備えている。
具体的には、負荷側摩擦演算部110は、上位装置から受け付けた負荷角度指令値θrefを時間微分して得られる負荷角速度指令値ωrefを入力する。そして、負荷側摩擦演算部110は、負荷角速度指令値ωrefの速度反転時(ωref=0)からの積分値(変位θ)を負荷側摩擦特性関数GLに代入し、変位θに応じた負荷側摩擦トルクのフィードフォワード値τfL_FFを出力する。なお、負荷側摩擦特性関数GLは、図3(b)に示すモータ側摩擦特性関数GMと同様の非線形関数である。
具体的には、ガタ微分演算部111は、図6に示すように、モータ角速度ωMと、負荷角速度ωLと、負荷側摩擦演算部110が出力する負荷側摩擦トルクのフィードフォワード値τfL_FFとを入力する。
ガタ変位BKLSの時間微分特性((d/dt)・BKLS[θM−θL])は、以下の式(7)のように求めることができる。
ガタ変位BKLS[θM−θL]をねじれ角度(θM−θL)で微分した特性((d/d(θM−θL))・BKLS[θM−θL])とは、図4(b)に示すガタ変位BKLSのグラフの傾きで表される。したがって、ねじれ角度で微分した特性(d/d(θM−θL))・BKLS[θM−θL]は、ねじれ角度(θM−θL)が−BLより小さい領域、及び、+BLより大きい領域では“0”となり、ねじれ角度(θM−θL)が−BL以上+BL以下の領域では“1”となる。
ただし、この場合、速度反転時からガタの移動を開始するまでに必要な一定のオフセットねじれ角度を考慮する必要がある。このオフセットねじれ角度は、負荷側摩擦トルクτfLに抗するために必要なねじれ角度である。そこで、ガタ微分演算部111は、ステップS02で負荷側摩擦演算部110が算出した負荷側摩擦トルクのフィードフォワード値τfL_FFを入力し、τfL_FF/KRをオフセットねじれ角度とする。
具体的には、モータ角速度フィードフォワード値演算部112は、図6に示すように、負荷角速度指令値ωrefと、負荷角速度指令値ωrefの1回微分s・ωref(負荷角加速度指令値)と、負荷角速度指令値ωrefの2回微分s2・ωrefと、負荷側摩擦トルクの時間微分特性のフィードフォワード値s・τfL_FFと、ガタ変位の時間微分特性のフィードフォワード値(d/dt)・BLKSとを入力する。
モータ角速度フィードフォワード値演算部112は、入力した各種値を、式(4)に代入し、モータ角速度フィードフォワード値ωM_FFを演算する。
具体的には、モータ側摩擦演算部113は、図6に示すように、モータ角速度フィードフォワード値演算部112が出力するモータ角速度フィードフォワード値ωM_FFを入力する。そして、モータ側摩擦演算部113は、モータ角速度フィードフォワード値ωM_FFの速度反転時(ωM_FF=0)からの積分値(変位θ)をモータ側摩擦特性関数GM(図4(b)参照)に代入し、変位θに応じたモータ側摩擦トルクのフィードフォワード値τfM_FFを出力する。
具体的には、トルクフィードフォワード値演算部114は、図6に示すように、負荷角速度指令値ωrefと、負荷角速度指令値ωrefの1回微分s・ωref(負荷角加速度指令値)と、負荷角速度指令値ωrefの2回微分s2・ωrefと、負荷角速度指令値ωrefの3回微分s3・ωrefと、負荷側摩擦トルクの時間微分特性のフィードフォワード値s・τfL_FFと、負荷側摩擦トルクのフィードフォワード値τfL_FFと、ガタ変位の時間微分特性のフィードフォワード値(d/dt)・BLKSと、モータ側摩擦トルクのフィードフォワード値τfM_FFと、を入力する。そして、トルクフィードフォワード値演算部114は、入力した各種値を、式(5)に代入し、トルクフィードフォワード値τFFを演算する。
図9は、第1の実施形態に係る機械系の構造を示す図である。
本実施形態に係る機械系2は、図9に示すような工作機械2Aである。
工作機械2Aは、サーボモータ20Aと、テーブル21Aと、ボールねじ22Aとを備えている。
サーボモータ20Aは、モータ20の一態様であって、内部に回転角度を検出する回転検出器を有し、精密な位置決めが可能なサーボモータである。
テーブル21Aは、負荷21の一態様であって、工作対象物を乗せて動かすための台である。
ボールねじ22Aは、連結部材22の一態様であって、ねじ部220Aと、ナット部221Aとを有している。ボールねじ22Aは、サーボモータ20Aの回動を直動に変換する駆動機構である。
サーボモータ20Aが回転すると、回転力がボールねじ22Aのねじ部220Aに伝わり、ねじ部220Aが回転する。回転支持ブラケット222Aに支持されたねじ部220Aが回転すると、ナット部221Aがねじ部220Aに沿い直線移動し、このナット部221Aの直線移動に応じてテーブル21Aが直線移動する。これにより、サーボモータ20Aの回転運動がボールねじ22Aにより直線運動に変換される。
以上の通り、第1の実施形態に係る制御装置1は、モータ20と負荷21とを連結部材22で連結してなる機械系2を模した2慣性系モデルに基づいて当該機械系2を制御する制御装置である。
制御装置1は、2慣性系モデルの逆モデル(式(4)、式(5))を用いて、負荷角度の指令値(負荷角度指令値θref)に応じた、モータ20に対するフィードフォワード値(ωM_FF、τFF)を出力するフィードフォワード制御部11を備えている。
そして、フィードフォワード制御部11は、非線形の伝達特性を有するモータ20の摩擦の伝達特性(モータ側摩擦特性関数GM)、負荷21の摩擦の伝達特性(負荷側摩擦特性関数GL)、及び、連結部材22のガタの伝達特性(不感帯特性関数F1)を含む2慣性系モデルの逆モデルを有する。
このようにすることで、モータ20の摩擦の伝達特性、負荷21の摩擦の伝達特性、及び、連結部材22のガタの伝達特性をそのまま含む逆モデルに基づいてフィードフォワード制御を行うので、フィードフォワード値の精度を一層高めることができる。したがって、フィードフォワードの制御性能を高めることができる。
このようにすることで、2慣性系モデルの逆モデルのうち、ガタの非線形特性(不感帯特性関数F1)に由来する成分をガタ変位の時間微分特性((d/dt)・BKLS)で補償することができる。
このようにすることで、2慣性系モデルの逆モデルのうち、負荷21の摩擦の非線形特性(負荷側摩擦特性関数GL)に由来する成分を負荷21の摩擦の時間微分特性(s・τfL)で補償することができる。
このようにすることで、フィードバック制御部10の出力であるモータ角速度フィードバック値ωM_FBと、トルクフィードバック値τFBとのそれぞれに対し、フィードフォワード値を補償することができる。
以上、第1の実施形態に係る制御装置1及び駆動システム9について詳細に説明したが、制御装置1及び駆動システム9の具体的な態様は、上述のものに限定されることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を加えることは可能である。
即ち、他の実施形態においては、フィードフォワード制御部11は、非線形の伝達特性を有するモータ20の摩擦の伝達特性、負荷21の摩擦の伝達特性、及び、連結部材22のガタの伝達特性のうち少なくとも何れか一つを含む2慣性系モデルの逆モデルを有するものとしてもよい。
このようにしても、フィードフォワード制御部11は、何れかの非線形の伝達特性が考慮された逆モデルに基づいて、モータ20に対するフィードフォワード値を算出するので、精度の高いフィードフォワード値を算出することができる。
例えば、他の実施形態に係る連結部材22のガタの伝達特性は、図4(a)、(b)に示す折れ線に準じるものであって、かつ、傾きが連続的に変化する曲線によって規定されているものであってもよい。
この場合、図8のブロック111aに示す、ガタ変位のねじれ角度についての微分特性((d/d(θM−θL))・BKLS)も、傾きが連続的に変化する曲線となる。
例えば、他の実施形態に係るガタ微分演算部111は、モータ角度θM及び負荷角度θLを入力し、ねじれ角度(θM−θL)を直接特定してもよい。ただし、この場合は、モータ20側で検出されるモータ角度θMと、負荷21側で検出される負荷角度θLとの間にオフセット誤差が生じないようにするのが好ましい。
例えば、他の実施形態に係るガタ微分演算部111は、ねじれ角速度(ωM−ωL)を機械系2から入力されるモータ角速度ωM及び負荷角速度ωLを用いて算出してもよい。
例えば、他の実施形態に係るフィードフォワード制御部11は、トルクフィードフォワード値τFFに相当するPI制御前のモータ角速度成分をモータ角速度フィードフォワード値ωM_FFに上乗せし、モータ角速度フィードフォワード値ωM_FFのみを出力してもよい。
即ち、他の実施形態に係る工作機械2Aは、連結部材22として、ボールねじ22Aに加え歯車を具備する態様であってもよい。この場合、連結部材22に係るパラメータ(ねじれ剛性係数KR、ねじれ粘性係数DR、不感帯幅BL等)は、ボールねじ22A及び歯車を一体の連結部材22とみなして各パラメータを同定してもよい。
次に、第2の実施形態に係る駆動システムについて、図10を参照しながら詳細に説明する。
第2の実施形態に係る機械系2は、図10に示すような段ボールカッター2Bである。
段ボールカッター2Bは、サーボモータ20Bと、回転刃21Bと、歯車22Bとを備えている。
サーボモータ20Bは、モータ20の一態様であって、第1の実施形態と同様のサーボモータである。
回転刃21Bは、負荷21の一態様であって、段ボールPの送出に合わせて回転することで段ボールPを送出方向に対し垂直にカットする機構である。
歯車22Bは、連結部材22の一態様であって、サーボモータ20Bの回転動力を回転刃21Bに伝達する。
次に、第3の実施形態に係る駆動システムについて、図11を参照しながら詳細に説明する。
第3の実施形態に係る機械系2は、図11に示すような射出成型機2Cである。
射出成型機2Cは、サーボモータ20Cと、射出成型機構21Cと、ボールねじ22Cとを備えている。
具体的には、射出スクリュー210Cは、射出シリンダ211Cに挿入され、射出スクリュー210Cと射出シリンダ211Cとの間には、樹脂材料212Cが充填されている。樹脂材料212Cは、ノズル213Cを介して金型214Cに供給される。金型214Cの内部には成型空間215Cが設けられ、樹脂材料212Cは成型空間215Cに射出されて所望の形状に成型される。
サーボモータ20Cがボールねじ軸を回転すると、ナット部221Cが直線運動をし、サーボモータ20Cが生成する回転駆動力は、ボールねじにより直線運動の駆動力に変換される。その直線運動の駆動力は、射出スクリュー210Cに伝達され、射出スクリュー210Cと射出シリンダ211Cとの間に充填される樹脂材料212Cが金型214Cに射出される。
次に、第4の実施形態に係る駆動システムについて、図12を参照しながら詳細に説明する。
第4の実施形態に係る機械系2は、図12に示すようなロボットアーム2D(マニピュレータ)である。
ロボットアーム2Dは、サーボモータ20Dと、アーム部21Dと、歯車22Dとを備えている。
サーボモータ20Dは、モータ20の一態様であって、第1〜第3の実施形態と同様のサーボモータである。
アーム部21Dは、負荷21の一態様であって、操作者の操作に応じて所望にグリップ動作等を行う。
歯車22Dは、連結部材22の一態様であって、サーボモータ20Dの回転動力をアーム部21Dに伝達する。
また、制御装置1の機能が、ネットワークで接続される複数の装置に渡って具備される態様であってもよい。
10 フィードバック制御部
10a 比例制御部
10b 比例積分制御部
11 フィードフォワード制御部
110 負荷側摩擦演算部
111 ガタ微分演算部
112 モータ角速度フィードフォワード値演算部
113 モータ側摩擦演算部
114 トルクフィードフォワード値演算部
2 機械系
20 モータ
21 負荷
22 連結部材
2A 工作機械
20A サーボモータ
21A テーブル
22A ボールねじ
220A ねじ部
221A ナット部
2B 段ボールカッター
20B サーボモータ
21B 回転刃
22B 歯車
P 段ボール
2C 射出成型機
20C サーボモータ
21C 射出成型機構
210C 射出スクリュー
211C 射出シリンダ
212C 樹脂材料
213C ノズル
214C 金型
215C 成型空間
22C ボールねじ
220C ねじ部
221C ナット部
2D ロボットアーム
20D サーボモータ
21D アーム部
22D 歯車
9 駆動システム
θ ref 負荷角度指令値
ωref 負荷角速度指令値
τ、τ’ トルク
τFF トルクフィードフォワード値
τFB トルクフィードバック値
θM モータ角度
ωM モータ角速度
ωM_FF モータ角速度フィードフォワード値
ωM_FB モータ角速度フィードバック値
JM モータ側慣性モーメント
DM モータ側粘性係数
τfM モータ側摩擦トルク
τfMc モータ側クーロン摩擦値
θL 負荷角度
ωL 負荷角速度
JL 負荷側慣性モーメント
DL 負荷側粘性係数
τfL 負荷側摩擦トルク
τfLc 負荷側クーロン摩擦値
KR ねじれ剛性係数
DR ねじれ粘性係数
BL 不感帯幅
F1 不感帯特性関数
F1’ ガタ変位関数
GM モータ側摩擦特性関数
GL 負荷側摩擦特性関数
Claims (13)
- モータと負荷とを連結部材で連結してなる機械系を模した2慣性系モデルに基づいて当該機械系を制御する制御装置であって、
前記2慣性系モデルの逆モデルを用いて、負荷角度の指令値に応じた、前記モータに対するフィードフォワード値を出力するフィードフォワード制御部を備え、
前記フィードフォワード制御部は、
非線形の伝達特性を有する前記モータの摩擦、前記負荷の摩擦、及び、前記連結部材のガタの伝達特性のうち少なくとも何れか一つを含む前記2慣性系モデルの逆モデルを用い、
前記2慣性系モデルの逆モデルは、前記ガタの変位の時間微分特性を含み、
前記フィードフォワード制御部は、
前記ガタの変位の時間微分特性に基づいて前記モータに対するフィードフォワード値を演算する
制御装置。 - 前記2慣性系モデルの逆モデルは、前記負荷の摩擦の時間微分特性を含み、
前記フィードフォワード制御部は、
前記負荷の摩擦の時間微分特性に基づいて前記モータに対するフィードフォワード値を演算する
請求項1に記載の制御装置。 - モータと負荷とを連結部材で連結してなる機械系を模した2慣性系モデルに基づいて当該機械系を制御する制御装置であって、
前記2慣性系モデルの逆モデルを用いて、負荷角度の指令値に応じた、前記モータに対するフィードフォワード値を出力するフィードフォワード制御部を備え、
前記フィードフォワード制御部は、
非線形の伝達特性を有する前記モータの摩擦、前記負荷の摩擦、及び、前記連結部材のガタの伝達特性のうち少なくとも何れか一つを含む前記2慣性系モデルの逆モデルを用い、
前記2慣性系モデルの逆モデルは、前記負荷の摩擦の時間微分特性を含み、
前記フィードフォワード制御部は、
前記負荷の摩擦の時間微分特性に基づいて前記モータに対するフィードフォワード値を演算する
制御装置。 - 前記フィードフォワード制御部は、
前記2慣性系モデルの逆モデルを用いて、前記負荷角度の指令値に応じたモータ角速度フィードフォワード値、及び、トルクフィードフォワード値を出力する
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の制御装置。 - 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の制御装置と、
前記機械系と、
を備える駆動システム。 - 前記機械系の前記連結部材は、ボールねじである
請求項5に記載の駆動システム。 - 前記機械系は、工作機械である
請求項6に記載の駆動システム。 - 前記機械系は、射出成型機である
請求項6に記載の駆動システム。 - 前記機械系の前記連結部材は、歯車である
請求項5に記載の駆動システム。 - 前記機械系は、段ボールカッターである
請求項9に記載の駆動システム。 - 前記機械系は、ロボットアームである
請求項9に記載の駆動システム。 - モータと負荷とを連結部材で連結してなる機械系を模した2慣性系モデルに基づいて当該機械系を制御するための制御方法であって、
前記2慣性系モデルの逆モデルを用いて、負荷角度の指令値に応じた、前記モータに対するフィードフォワード値を出力するフィードフォワード制御ステップを有し、
前記フィードフォワード制御ステップにおいて、
非線形の伝達特性を有する前記モータの摩擦、前記負荷の摩擦、及び、前記連結部材のガタの伝達特性のうち少なくとも何れか一つを含む前記2慣性系モデルの逆モデルを用い、
前記2慣性系モデルの逆モデルは、前記ガタの変位の時間微分特性を含み、
前記フィードフォワード制御ステップでは、
前記ガタの変位の時間微分特性に基づいて前記モータに対するフィードフォワード値を演算する
制御方法。 - モータと負荷とを連結部材で連結してなる機械系を模した2慣性系モデルに基づいて当該機械系を制御する制御装置のコンピュータを、
前記2慣性系モデルの逆モデルを用いて、負荷角度の指令値に応じた、前記モータに対するフィードフォワード値を出力するフィードフォワード制御部として機能させ、
前記フィードフォワード制御部は、
非線形の伝達特性を有する前記モータの摩擦、前記負荷の摩擦、及び、前記連結部材のガタの伝達特性のうち少なくとも何れか一つを含む前記2慣性系モデルの逆モデルを用い、
前記2慣性系モデルの逆モデルは、前記ガタの変位の時間微分特性を含み、
前記フィードフォワード制御部は、
前記ガタの変位の時間微分特性に基づいて前記モータに対するフィードフォワード値を演算する
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016194171A JP6756568B2 (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 制御装置、駆動システム、制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016194171A JP6756568B2 (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 制御装置、駆動システム、制御方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018055603A JP2018055603A (ja) | 2018-04-05 |
JP6756568B2 true JP6756568B2 (ja) | 2020-09-16 |
Family
ID=61836853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016194171A Expired - Fee Related JP6756568B2 (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 制御装置、駆動システム、制御方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6756568B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7334656B2 (ja) * | 2020-03-09 | 2023-08-29 | 株式会社ジェイテクト | モータの制御装置 |
JPWO2023012873A1 (ja) * | 2021-08-02 | 2023-02-09 |
-
2016
- 2016-09-30 JP JP2016194171A patent/JP6756568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018055603A (ja) | 2018-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6512430B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置および電動パワーステアリング装置におけるゲイン設定方法 | |
Kim et al. | Integrated design methodology of ball-screw driven servomechanisms with discrete controllers. Part I: Modelling and performance analysis | |
CN105619424B (zh) | 电机驱动设备的控制设备及方法、多轴电机的控制设备 | |
CN110460277A (zh) | 基于粒子群算法的单电机伺服系统摩擦非线性补偿方法 | |
WO1991005296A1 (en) | Sliding mode control method | |
Ro et al. | Robust friction compensation for submicrometer positioning and tracking for a ball-screw-driven slide system | |
JP2015018496A (ja) | 摩擦補償装置及び摩擦補償方法並びにサーボ制御装置 | |
JP5302639B2 (ja) | サーボ制御装置 | |
JP5919142B2 (ja) | 駆動装置 | |
JP4920612B2 (ja) | アクチュエータの角度伝達誤差補償方法 | |
JP6756568B2 (ja) | 制御装置、駆動システム、制御方法及びプログラム | |
CN102243501B (zh) | 控制包含波动齿轮装置的执行机构的定位的方法 | |
JP6710103B2 (ja) | パラメータ同定装置、モータ制御システム、パラメータ同定方法及びプログラム | |
Kwon et al. | Identification of the mechanical parameters for servo drive | |
JP6332197B2 (ja) | モータの制御装置 | |
JP7068133B2 (ja) | 制御システム、制御方法、及び制御プログラム | |
JP2004234205A (ja) | 数値制御装置 | |
JP2000148210A (ja) | ゲイン算出装置 | |
JP6756653B2 (ja) | パラメータ同定装置、駆動システム、パラメータ同定方法及びプログラム | |
JP4183057B2 (ja) | 数値制御システム | |
JP7120821B2 (ja) | 制御装置、制御方法及びプログラム | |
JP5780783B2 (ja) | 干渉力補償制御装置 | |
JPH07121239A (ja) | ロボット装置の制御方法 | |
JP2869281B2 (ja) | モータ駆動系の制御装置 | |
JP7532736B2 (ja) | 補償器導出装置、位置誤差補償装置、工作機械、伝達関数導出方法およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20161003 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181109 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200309 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200827 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6756568 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |