JP6756154B2 - 貫通電極基板およびその製造方法 - Google Patents
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第1面から前記第1面の反対側の第2面に至る第1孔が設けられた基板と、
前記第1孔内に位置し、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極と、
前記第1面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備える貫通電極基板が提供される。
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より大きく、
前記貫通電極は、前記第1孔および前記第2孔を埋めていてもよい。
前記貫通電極は、前記第1孔を埋め、かつ、前記第1面側の端面において前記絶縁層に隣接していてもよい。
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より小さく、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを備え、
前記第1部分は、前記第2孔内で前記第1面の面方向において前記絶縁層に隣接しており、
前記第2部分は、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆っていてもよい。
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを有し、
前記第1部分は、前記第1孔内で前記第1面側の端面において前記絶縁層に隣接しており、
前記第2部分は、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆っていてもよい。
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より大きく、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを有し、
前記第1部分は、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆っており、
前記第2部分は、前記第1面の面方向において前記第1孔の側壁に接していてもよい。
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを有し、
前記第1部分は、前記第1面における前記第1孔の周縁部を覆っており、
前記第2部分は、前記第1面の面方向において前記第1孔の側壁に接しており、
前記絶縁層は、前記第1面上で前記第1面の面方向において前記第1部分に隣接していてもよい。
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを備え、
前記側壁部分は、前記第2孔の側壁を覆っており、
前記第1部分は、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆っており、
前記第2部分は、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆っていてもよい。
前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔が設けられ、
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔が設けられ、
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より大きく、
前記貫通電極は、前記第1孔、前記第2孔および前記第3孔を埋めていてもよい。
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔が設けられ、
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より大きく、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを有し、
前記第1部分は、前記第1面における前記第1孔の周縁部を覆っており、
前記第2部分は、前記第1面の面方向において前記第3孔の側壁に接しており、
前記絶縁層は、前記第1面上で前記第1面の面方向において前記第1部分に隣接していてもよい。
前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔が設けられ、
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔が設けられ、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを備え、
前記側壁部分は、前記第2孔の側壁を覆っており、
前記第1部分は、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆っており、
前記第2部分は、前記第2の絶縁層における前記第3孔の周縁部を覆っていてもよい。
第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含む基板と、前記基板の前記第1面側で前記基板に積層され、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備える積層体を準備し、
前記積層体を加工して、前記基板に、前記第1面から前記第2面に至る第1孔を形成し、且つ、前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔を形成し、
前記第1孔内および前記第2孔内に、前記絶縁層に隣接し、且つ前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極を形成すること、を備える貫通電極基板の製造方法が提供される。
前記貫通電極の形成は、前記貫通電極が前記第1孔および前記第2孔を埋めるように行ってもよい。
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記第2孔内で前記第1面の面方向において前記絶縁層に隣接するように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆うように行ってもよい。
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆うように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第1面の面方向において前記第1孔の側壁に接するように行ってもよい。
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆うように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆うように行ってもよい。
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔を形成することを備え、
前記第1孔の形成は、前記第1面側の前記第1孔の内径が前記第2面側の前記第1孔の内径より大きくなるように行い、
前記貫通電極の形成は、前記貫通電極が前記第1孔、前記第2孔および前記第3孔を埋めるように行ってもよい。
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔を形成することを備え、
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆うように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第2の絶縁層における前記第3孔の周縁部を覆うように行ってもよい。
第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含む基板を準備し、
前記基板に前記第1面から前記第2面に至る第1孔を形成し、
前記第1孔に、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極を形成し、
前記第1面に、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層を、前記貫通電極に隣接するように形成すること、を備える貫通電極基板の製造方法が提供される。
前記貫通電極の形成は、前記貫通電極が前記第1孔を埋めるように行ってもよい。
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記第1孔内で前記第1面側の端面において前記絶縁層に隣接するように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆うように行ってもよい。
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記第1面における前記第1孔の周縁部を覆うように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第1面の面方向において前記第1孔の側壁に接するように行い、
前記絶縁層の形成は、前記絶縁層が、前記第1面上で前記第1面の面方向において前記第1部分に隣接するように行ってもよい。
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔を形成することを備え、
前記第1孔の形成は、前記絶縁層の形成前に、前記第1面側の前記第1孔の内径が前記第2面側の前記第1孔の内径より大きくなるように行い、
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記第1面における前記第1孔の周縁部を覆うように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第1面の面方向において前記第3孔の側壁に接するように行い、
前記絶縁層の形成は、前記絶縁層が、前記第1面上で前記第1面の面方向において前記第1部分に隣接するように行ってもよい。
先ず、第1の実施形態として、貫通孔内に充填されたフィルドビアタイプの貫通電極を備えた貫通電極基板の実施形態について説明する。図1Aは、第1の実施形態による貫通電極基板1を示す平面図である。図1Bは、第1の実施形態による貫通電極基板1を示す断面図である。図1Bは、図1AのIB−IB断面図でもある。図1Cは、第1の実施形態による貫通電極基板1を示す下面図である。
基板2は、第1面21と、第1面21の反対側の第2面22とを有する。図1Bの例において、第1面21と第2面22とは互いに平行である。基板2の内部に貫通電極4を位置させるため、基板2には、第1孔の一例として、第1面21から第2面22に至る第1貫通孔23が複数設けられている。第1面21側の第1貫通孔23の内径は、第2面22側の第1貫通孔23の内径より大きい。具体的には、第1貫通孔23の内径は、第1面21から第2面22に向かうにしたがって漸減する。言い換えると、第1貫通孔23は、第1面21から第2面22に向かうにしたがって縮径するテーパ形状の側壁を有する。第1貫通孔23がテーパ形状を有することで、第1貫通孔23の加工と第1貫通孔23内への貫通電極4の形成とを容易に行うことができる。
絶縁層3は、基板2の第1面21上に位置している。絶縁層3は、第1面31と、第1面31の反対側の第2面32とを有する。第2面32は、基板2の第1面21に接している。絶縁層3の内部に貫通電極4を位置させるため、絶縁層3には、第2孔の一例として、第1貫通孔23に連続する第2貫通孔33が第1貫通孔23と同数設けられている。第1面31側の第2貫通孔33の内径は、第2面32側の第2貫通孔33の内径より大きい。具体的には、第2貫通孔33の内径は、第1面31から第2面32に向かうにしたがって漸減する。言い換えると、第2貫通孔33は、第1面31から第2面32に向かうにしたがって縮径するテーパ形状の側壁を有する。第2貫通孔33の側壁と、第1貫通孔23の側壁とは、同一の円錐面上に位置していてもよい。この場合、絶縁層3の第2面32における第2貫通孔33の内径は、基板2の第1面21における第1貫通孔23の内径と一致する。第2貫通孔33の側壁が第1貫通孔23の側壁と同一の円錐面上に位置することで、第2貫通孔33を第1貫通孔23と同時に形成できる。これにより、貫通孔23、33を迅速に形成できる。
貫通電極4は、第1貫通孔23および第2貫通孔33の内部に位置している。言い換えると、貫通電極4は、絶縁層3および基板2を貫通している。
次に、第1の実施形態の貫通電極基板1の製造方法について説明する。
次に、第1の実施形態の第1の変形例として、基板2上に複数層の配線を備えた貫通電極基板1の例について説明する。図4は、第1の実施形態の第1の変形例による貫通電極基板1を示す断面図である。
次に、第1の実施形態の第1の変形例の貫通電極基板1の製造方法について説明する。
図1A〜図1Cおよび図4では、絶縁層3に第1貫通孔23に連続する第2貫通孔33が設けられ、貫通電極4が第2貫通孔33を埋める貫通電極基板1の例について説明した。第1の実施形態は、このような構成に限定されるものではなく、例えば、以下の第2の変形例に示すように、第2貫通孔33を削除してもよい。図9は、第1の実施形態の第2の変形例による貫通電極基板1を示す断面図である。
次に、第2の実施形態として、貫通孔の内部に中空部を有するコンフォーマルビアタイプの貫通電極を備えた貫通電極基板の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態の貫通電極は、コンフォーマルビアタイプの貫通電極のうち貫通孔の開口を塞ぐタイプの貫通電極である。図10Aは、第2の実施形態による貫通電極基板1を示す平面図である。図10Bは、第2の実施形態による貫通電極基板1を示す断面図である。図10Bは、図10AのXB−XB断面図でもある。図10Cは、第2の実施形態による貫通電極基板1を示す下面図である。
次に、第2の実施形態の貫通電極基板1の製造方法について説明する。
次に、第2の実施形態の第1の変形例として、基板2の第2面22側に複数層の配線を備えた貫通電極基板1の例について説明する。図15は、第2の実施形態の第1の変形例による貫通電極基板1を示す断面図である。
図10A〜図10Cおよび図15では、第1面21から第2面22に向かって縮径するコンフォーマルビアタイプの貫通電極4を備えた貫通電極基板1の例について説明した。第2の実施形態は、このような構成に限定されるものではなく、例えば、以下の第2の変形例に示すように、第1面21から第2面22に向かって拡径するコンフォーマルビアタイプの貫通電極4を備えていてもよい。図18は、第2の実施形態の第2の変形例による貫通電極基板1を示す断面図である。
図18では、第1貫通孔23および第2貫通孔33の内部に第1面21から第2面22に向かって拡径するコンフォーマルビアタイプの貫通電極4を備えた貫通電極基板1の例について説明した。第2の実施形態は、このような構成に限定されるものではなく、例えば、以下の第3の変形例に示すように、第1貫通孔23および第2貫通孔33の内部に第1面21から第2面22に向かって縮径するコンフォーマルビアタイプの貫通電極4を備えていてもよい。図19は、第2の実施形態の第3の変形例による貫通電極基板1を示す断面図である。
図18では、第1貫通孔23および第2貫通孔33の内部に第1面21から第2面22に向かって拡径するコンフォーマルビアタイプの貫通電極4を備えた貫通電極基板1の例について説明した。第2の実施形態は、このような構成に限定されるものではなく、例えば、以下の第4の変形例に示すように、第2貫通孔33を削除し、第1貫通孔23の内部に第1面21から第2面22に向かって拡径するコンフォーマルビアタイプの貫通電極4を備えていてもよい。図20は、第2の実施形態の第4の変形例による貫通電極基板1を示す断面図である。
次に、第3の実施形態として、コンフォーマルビアタイプのうち貫通孔の開口を塞がないタイプの貫通電極を備えた貫通電極基板の実施形態について説明する。図21Aは、第3の実施形態による貫通電極基板1を示す平面図である。図21Bは、第3の実施形態による貫通電極基板1を示す断面図である。図21Bは、図21AのXXIB−XXIB断面図である。図21Cは、第3の実施形態による貫通電極基板1を示す下面図である。
次に、第3の実施形態の貫通電極基板1の製造方法について説明する。
次に、第3の実施形態の第1の変形例として、基板2の第1面21側に複数層の配線を備えた貫通電極基板1の例について説明する。図24は、第3の実施形態の第1の変形例による貫通電極基板1を示す断面図である。
図26は、第3の実施形態の第2の変形例による貫通電極基板を示す断面図である。 図21A〜図21Cおよび図24では、第1貫通孔23および第2貫通孔33の内径が変化する貫通電極基板1の例について説明した。第3の実施形態は、このような構成に限定されるものではなく、図26の第2の変形例に示すように、第1貫通孔23および第2貫通孔33の内径が一定であってもよい。また、第1貫通孔23の内径および第2貫通孔33の内径は互いに同一であってもよい。第2の変形例の貫通電極基板1の製造方法は、第1貫通孔23の内径を一定に形成し、かつ、第2貫通孔33の内径を一定に形成すること以外は図22Aから図23Bまでの工程と基本的に同様である。内径が一定の貫通孔23、33内にコンフォーマルビア4を備える場合においても、内径が変化する貫通孔23、33内にコンフォーマルビア4を備える場合と同様に、面積が大きく引っ張り応力が大きい第1端面41に隣接する第1面21が凹み、面積が小さく引っ張り応力が小さい第2端面42に隣接する第2面22が突出するように基板2が反る虞がある。これに対して、第2の変形例によれば、貫通電極4の引っ張り応力が大きい第1面21側に圧縮応力を有する絶縁層3を設けることで、内径が一定の貫通孔23、33内にコンフォーマルビア4を備える場合においても、基板2の反りを抑制できる。
図27Aは、第1の実施形態の貫通電極基板1に第2面22上の絶縁層30を適用した例を示す断面図である。図27Bは、第2の実施形態の貫通電極基板1に第2面22上の絶縁層30を適用した例を示す断面図である。図27Cは、第3の実施形態の貫通電極基板1に第2面22上の絶縁層30を適用した例を示す断面図である。
図29は、上記各実施形態の貫通電極基板1を適用できる製品の例を示す図である。本開示の実施形態に係る貫通電極基板1は、様々な製品に適用できる。例えば、貫通電極基板1は、ノート型パーソナルコンピュータ110、タブレット端末120、携帯電話130、スマートフォン140、デジタルビデオカメラ150、デジタルカメラ160、デジタル時計170、サーバ180等に搭載できる。
2 基板
21 第1面
22 第2面
23 第1貫通孔
3 絶縁層
4 貫通電極
41 第1端面
42 第2端面
Claims (25)
- 第1面から前記第1面の反対側の第2面に至る第1孔が設けられた基板と、
前記第1孔内に位置し、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極と、
前記第1面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備え、
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より大きく、
前記貫通電極は、前記第1孔を埋め、かつ、前記第1面側の端面において前記絶縁層に隣接している、貫通電極基板。 - 前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔が設けられ、
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より大きく、
前記貫通電極は、前記第1孔および前記第2孔を埋めている、請求項1に記載の貫通電極基板。 - 第1面から前記第1面の反対側の第2面に至る第1孔が設けられた基板と、
前記第1孔内に位置し、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極と、
前記第1面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備え、
前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔が設けられ、
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より小さく、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを備え、
前記第1部分は、前記第2孔内で前記第1面の面方向において前記絶縁層に隣接しており、
前記第2部分は、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆っている、貫通電極基板。 - 前記第1部分は、前記第1孔および前記第2孔の開口を塞いでいる請求項3に記載の貫通電極基板。
- 第1面から前記第1面の反対側の第2面に至る第1孔が設けられた基板と、
前記第1孔内に位置し、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極と、
前記第1面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備え、
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より小さく、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを有し、
前記第1部分は、前記第1孔内で前記第1面側の端面において前記絶縁層に隣接しており、
前記第2部分は、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆っている、貫通電極基板。 - 第1面から前記第1面の反対側の第2面に至る第1孔が設けられた基板と、
前記第1孔内に位置し、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極と、
前記第1面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備え、
前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔が設けられ、
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より大きく、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを有し、
前記第1部分は、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆っており、
前記第2部分は、前記第1面の面方向において前記第1孔の側壁に接している、貫通電極基板。 - 第1面から前記第1面の反対側の第2面に至る第1孔が設けられた基板と、
前記第1孔内に位置し、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極と、
前記第1面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備え、
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より大きく、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを有し、
前記第1部分は、前記第1面における前記第1孔の周縁部を覆っており、
前記第2部分は、前記第1面の面方向において前記第1孔の側壁に接しており、
前記絶縁層は、前記第1面上で前記第1面の面方向において前記第1部分に隣接している、貫通電極基板。 - 第1面から前記第1面の反対側の第2面に至る第1孔が設けられた基板と、
前記第1孔内に位置し、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極と、
前記第1面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備え、
前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔が設けられ、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを備え、
前記側壁部分は、前記第2孔の側壁を覆っており、
前記第1部分は、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆っており、
前記第2部分は、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆っている、貫通電極基板。 - 前記第1孔および前記第2孔の内径は一定である請求項8に記載の貫通電極基板。
- 第1面から前記第1面の反対側の第2面に至る第1孔が設けられた基板と、
前記第1孔内に位置し、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極と、
前記第1面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備え、
前記第2面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より大きい熱膨張率を有する第2の絶縁層を備え、
前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔が設けられ、
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔が設けられ、
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より大きく、
前記貫通電極は、前記第1孔、前記第2孔および前記第3孔を埋めている、貫通電極基板。 - 第1面から前記第1面の反対側の第2面に至る第1孔が設けられた基板と、
前記第1孔内に位置し、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極と、
前記第1面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備え、
前記第2面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より大きい熱膨張率を有する第2の絶縁層を備え、
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔が設けられ、
前記第1面側の前記第1孔の内径は、前記第2面側の前記第1孔の内径より大きく、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを有し、
前記第1部分は、前記第1面における前記第1孔の周縁部を覆っており、
前記第2部分は、前記第1面の面方向において前記第3孔の側壁に接しており、
前記絶縁層は、前記第1面上で前記第1面の面方向において前記第1部分に隣接している、貫通電極基板。 - 第1面から前記第1面の反対側の第2面に至る第1孔が設けられた基板と、
前記第1孔内に位置し、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極と、
前記第1面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備え、
前記第2面上において前記貫通電極に隣接し、前記基板の熱膨張率より大きい熱膨張率を有する第2の絶縁層を備え、
前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔が設けられ、
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔が設けられ、
前記貫通電極は、前記第1孔の側壁を覆う側壁部分と、前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分と、前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分とを備え、
前記側壁部分は、前記第2孔の側壁を覆っており、
前記第1部分は、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆っており、
前記第2部分は、前記第2の絶縁層における前記第3孔の周縁部を覆っている、貫通電極基板。 - 第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含む基板と、前記基板の前記第1面側で前記基板に積層され、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備える積層体を準備し、
前記積層体を加工して、前記基板に、前記第1面から前記第2面に至る第1孔を形成し、且つ、前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔を形成し、
前記第1孔内および前記第2孔内に、前記絶縁層に隣接し、且つ前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極を形成すること、を備え、
前記第1孔の形成は、前記第1面側の前記第1孔の内径が前記第2面側の前記第1孔の内径より小さくなるように行い、
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記第2孔内で前記第1面の面方向において前記絶縁層に隣接するように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆うように行う、貫通電極基板の製造方法。 - 前記第1孔の形成は、前記第1面側の前記第1孔の内径が前記第2面側の前記第1孔の内径より大きくなるように行い、
前記貫通電極の形成は、前記貫通電極が前記第1孔および前記第2孔を埋めるように行う、請求項13に記載の貫通電極基板の製造方法。 - 第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含む基板と、前記基板の前記第1面側で前記基板に積層され、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備える積層体を準備し、
前記積層体を加工して、前記基板に、前記第1面から前記第2面に至る第1孔を形成し、且つ、前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔を形成し、
前記第1孔内および前記第2孔内に、前記絶縁層に隣接し、且つ前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極を形成すること、を備え、
前記第1孔の形成は、前記第1面側の前記第1孔の内径が前記第2面側の前記第1孔の内径より大きくなるように行い、
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆うように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第1面の面方向において前記第1孔の側壁に接するように行う、貫通電極基板の製造方法。 - 第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含む基板と、前記基板の前記第1面側で前記基板に積層され、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備える積層体を準備し、
前記積層体を加工して、前記基板に、前記第1面から前記第2面に至る第1孔を形成し、且つ、前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔を形成し、
前記第1孔内および前記第2孔内に、前記絶縁層に隣接し、且つ前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極を形成すること、を備え、
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆うように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆うように行う、貫通電極基板の製造方法。 - 前記第1孔および前記第2孔の形成は、各孔の内径が一定になるように行う請求項16に記載の貫通電極基板の製造方法。
- 第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含む基板と、前記基板の前記第1面側で前記基板に積層され、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備える積層体を準備し、
前記積層体を加工して、前記基板に、前記第1面から前記第2面に至る第1孔を形成し、且つ、前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔を形成し、
前記第1孔内および前記第2孔内に、前記絶縁層に隣接し、且つ前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極を形成すること、を備え、
前記積層体の準備は、前記積層体が、前記基板の前記第2面側で前記基板に積層され、前記基板の熱膨張率より大きい熱膨張率を有する第2の絶縁層を備えるように行い、
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔を形成することを備え、
前記第1孔の形成は、前記第1面側の前記第1孔の内径が前記第2面側の前記第1孔の内径より大きくなるように行い、
前記貫通電極の形成は、前記貫通電極が前記第1孔、前記第2孔および前記第3孔を埋めるように行う、貫通電極基板の製造方法。 - 第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含む基板と、前記基板の前記第1面側で前記基板に積層され、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層と、を備える積層体を準備し、
前記積層体を加工して、前記基板に、前記第1面から前記第2面に至る第1孔を形成し、且つ、前記絶縁層に、前記第1孔に連続する第2孔を形成し、
前記第1孔内および前記第2孔内に、前記絶縁層に隣接し、且つ前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極を形成すること、を備え、
前記積層体の準備は、前記積層体が、前記基板の前記第2面側で前記基板に積層され、前記基板の熱膨張率より大きい熱膨張率を有する第2の絶縁層を備えるように行い、
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔を形成することを備え、
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記絶縁層における前記第2孔の周縁部を覆うように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第2の絶縁層における前記第3孔の周縁部を覆うように行う、貫通電極基板の製造方法。 - 第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含む基板を準備し、
前記基板に前記第1面から前記第2面に至る第1孔を形成し、
前記第1孔に、前記第1面側の端面の面積が前記第2面側の端面の面積より大きい貫通電極を形成し、
前記第1面に、前記基板の熱膨張率より小さい熱膨張率を有する絶縁層を、前記貫通電極に隣接するように形成すること、を備える貫通電極基板の製造方法。 - 前記第1孔の形成は、前記絶縁層の形成前に、前記第1面側の前記第1孔の内径が前記第2面側の前記第1孔の内径より大きくなるように行い、
前記貫通電極の形成は、前記貫通電極が前記第1孔を埋めるように行う、請求項20に記載の貫通電極基板の製造方法。 - 前記貫通電極の形成は、前記貫通電極の第1面側の端面が前記絶縁層に隣接するように行う、請求項20または21に記載の貫通電極基板の製造方法。
- 前記第1孔の形成は、前記絶縁層の形成前に、前記第1面側の前記第1孔の内径が前記第2面側の前記第1孔の内径より小さくなるように行い、
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記第1孔内で前記第1面側の端面において前記絶縁層に隣接するように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第2面における前記第1孔の周縁部を覆うように行う、請求項20に記載の貫通電極基板の製造方法。 - 前記第1孔の形成は、前記絶縁層の形成前に、前記第1面側の前記第1孔の内径が前記第2面側の前記第1孔の内径より大きくなるように行い、
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記第1面における前記第1孔の周縁部を覆うように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第1面の面方向において前記第1孔の側壁に接するように行い、
前記絶縁層の形成は、前記絶縁層が、前記第1面上で前記第1面の面方向において前記第1部分に隣接するように行う、請求項20に記載の貫通電極基板の製造方法。 - 前記基板の準備は、前記基板が、前記第2面側に前記基板の熱膨張率より大きい熱膨張率を有する第2の絶縁層を備えるように行い、
前記第2の絶縁層に、前記第1孔に連続する第3孔を形成することを備え、
前記第1孔の形成は、前記絶縁層の形成前に、前記第1面側の前記第1孔の内径が前記第2面側の前記第1孔の内径より大きくなるように行い、
前記貫通電極の形成は、
前記第1孔の側壁を覆う側壁部分の形成と、
前記第1面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第1面側の端面を有する第1部分の形成と、
前記第2面側において前記側壁部分に接続され、前記貫通電極の第2面側の端面を有する第2部分の形成と、を備え、
前記第1部分の形成は、前記第1部分が、前記第1面における前記第1孔の周縁部を覆うように行い、
前記第2部分の形成は、前記第2部分が、前記第1面の面方向において前記第3孔の側壁に接するように行い、
前記絶縁層の形成は、前記絶縁層が、前記第1面上で前記第1面の面方向において前記第1部分に隣接するように行う、請求項20に記載の貫通電極基板の製造方法。
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