JP6755443B2 - タイトフレームの施工ミス防止構造およびタイトフレームの施工方法 - Google Patents

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Description

本願発明は、左右非対称のタイトフレーム、例えば、ハゼ式用タイトフレームなどに関するものである。
母屋にハゼ式用タイトフレームを施工する際、通常、桁行方向へ一直線上に同一向きに並べる。こうした作業では、数本反対向きに施工してしまうことがある。ハゼ式用折板とタイトフレームの構造上(左右非対称)、その箇所はハゼ締めができなくなる。そこで、タイトフレームを取り外すために建築工事を一時中断せざるを得なくなり、結果として、施工期間が延びてしまう原因ともなっていた。
こうした施工間違い(施工ミス)を防止するために、図1に図示する特許文献1では、「(受金具の水平部3に)係合する突部4と凹部5を設けることによって、ボルト6が不規則に突設されている場合などに、しばしば生ずる前後逆に取付けるという過誤は完全に防止できる。」としている(特許文献1明細書第4頁第3行〜第6行)。
また、明細書中には施工間違い(施工ミス)を防止する旨の明示的な記載は無いが、特許文献1と同様な効果のあるものとして、特許文献2に開示された係合構造6もある。
実開昭51−5830号公報 実用新案登録第3059759号公報
しかし、上記の特許文献1や2に開示されたような隣り合うタイトフレームと連接する連接端部を凹凸形状で嵌め合わせる嵌合構造(係合構造)では、加工精度が必要になり、施工現場で嵌合(係合)しない場合、施工不良やクレームの原因となってしまう。また、タイトフレームの製造段階でも、金型や加工機の注意が必要となってくる。
そこで、ハゼ式用タイトフレームを含めて反対向きに施工することによる影響の大きい左右非対称のタイトフレームの施工間違い(施工ミス)を簡易且つ確実に防止できる新規な構造・方法を提供すべく、本願発明者は鋭意試験・研究を行い、本願発明を完成するに至った。
本願発明の第1の発明は、左右非対称のタイトフレームにおいて、施工ミス(施工間違い)を防止するための施工ミス防止機構を、隣り合うタイトフレームと連接する連接端部の幅方向中心部を外した位置に備えたことを特徴とするタイトフレームの施工ミス防止構造である。
第2の発明は、施工ミス防止機構が、タイトフレームの連接端部を連接すると施工者に視認できる一体的なマーキングが表れることを特徴とする同タイトフレームの施工ミス防止構造である。
第3の発明は、施工ミス防止機構が、タイトフレームの連接端部を連接するとその角に形成された凹凸形状によって組み合わさることを特徴とする同タイトフレームの施工ミス防止構造である。
第4の発明は、左右非対称のタイトフレームの施工方法において、施工ミス(施工間違い)を防止するために、隣り合うタイトフレームと連接することによってその連接部分の幅方向中心部を外した位置に一体的なマーキングが表れることを確認して施工することを特徴とするタイトフレームの施工方法である。
第5の発明は、左右非対称のタイトフレームの施工方法において、施工ミス(施工間違い)を防止するために、隣り合うタイトフレームと連接することによってその連接する連接端部の角に形成された凹凸形状が組み合わさることを確認して施工することを特徴とするタイトフレームの施工方法である。
第6の発明は、上記第1から第3の発明であるタイトフレームの施工ミス防止構造を備えた金属製折板屋根の取付構造である。
上記した本願発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)施工ミス防止機構を隣り合うタイトフレームと連接する連接端部の幅方向中心部を外した位置に備えることで、左右非対称のタイトフレームの施工間違い(施工ミス)を簡易且つ確実に防止できる。
(2)すなわち、特許文献1に開示されているような隣り合うタイトフレームと連接する連接端部の幅方向中心部に凹凸形状を嵌合させる構造(施工ミス防止機構)にするためにはそれ相応の加工精度が必要になるが、幅方向中心部を外した位置に施工ミス防止機構を備えることで、その施工ミス防止機構を一体的なマーキングや凹凸形状の組み合わせなどの極めて簡易な方法で確実に実現できる。
(3)また、施工ミス防止機構を一体的なマーキングにすることで、特許文献1に開示の施工ミス防止機構と比較して、材料費の削減(特許文献1では凸部4を設ける必要があるため、その分材料の増加になる)、突起部変形による嵌合不具合の防止(特許文献1では凸部4をぶつけて変形が発生しやすい)につながる。
従来技術(特許文献1)を説明する説明図。 本願発明の実施形態を説明する説明図(1)。 本願発明の実施形態を説明する説明図(2)。 本願発明の実施形態を説明する説明図(3)。 本願発明の実施形態を説明する説明図(4)。
本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2及び図3に図示するタイトフレーム10は、左右非対称になるハゼ式用タイトフレームであり、これを例に実施形態を説明するが、本願発明の左右非対称のタイトフレームはこれに限定されるものではない(山の数についても同じ)。
タイトフレーム10は、図2及び図3に図示するように、隣り合うタイトフレーム10と連接する連接端部11の幅方向中心部を外した位置に施工ミス防止機構12を備える。
図示する施工ミス防止機構12は、タイトフレーム10の連接端部11を連接すると、施工者に視認できる一体的なマーキング(ここでは、○の穿孔)が表れるようになっている。
仮に、タイトフレーム10を反対向きに施工してしまうと、タイトフレーム10の連接端部11を連接しても○の穿孔(マーキング)が表れずに、直ちに施工者が一体的なマーキングが表れないことを視認できて、タイトフレームの施工ミスに気づくことができる。
但し、この施工ミス防止機構12を連接端部11の幅方向中心部に備えたとすると、タイトフレーム10を反対向きに施工しても○の穿孔(マーキング)が表れてしまうので、タイトフレーム10の施工ミスに気づくことができない。
従って、本願発明では、施工ミス防止機構12を連接端部11の幅方向中心部を外した位置に備えることが極めて重要なのである。
図4は、施工ミス防止機構としてマーキングを用いた具体例を挙げたものである。図4の左上(「切り欠き」*「丸」)は、図2及び図3に図示する施工ミス防止機構12と同じものである。なお、本願発明の施工ミス防止機構は、図4に図示するものに限定されるものではないが、例えば、図示以外に、幾何学模様・文字(会社名等)・色彩などによる一体的なマーキングであってもよい。
施工ミス防止機構を図2乃至図4に図示するような一体的なマーキングとすることで、特許文献1に開示された凹凸形状を嵌合させるような施工ミス防止機構と異なり、(1)加工精度への注意、(2)材料費の増加、(3)製品変形の注意、等無しに位置合わせで左右非対称タイトフレームの逆向き設置防止を行うことができる。
図5は、施工ミス防止機構として凹凸形状の組み合わせを用いた具体例を図示したものである。図示するように、タイトフレームの連接端部11,11を連接するとその角に形成された凹凸形状13,14が組み合わさる施工ミス防止機構12’となっている。
図5の施工ミス防止機構12’は、一見すると特許文献1に開示された凹凸形状を嵌合させるような施工ミス防止機構と同じようなものに思われる。しかしながら、施工ミス防止機構12’は特許文献1とは異なり、連接端部11の幅方向中心部を外した位置に備えている。このため、凹凸形状の加工精度が特許文献1の場合ほど要求されないのである。
すなわち、仮に加工精度が悪く、凹凸形状13,14が上手く組み合わない場合であっても、凸形状14が外側に逃げられるので、タイトフレームの連接にはほとんど影響が出ないで済む(特許文献1では加工精度が悪く凹凸形状を嵌合できない場合には、間違いなくタイトフレームの連接に影響が出る)。
従って、ここでも重要なのが、施工ミス防止機構12’を連接端部11の幅方向中心部を外した位置に備えることなのである。
本願発明は、左右非対称のタイトフレーム、例えば、ハゼ式用タイトフレームなどの施工技術として幅広く利用できるものである。
10 タイトフレーム
11 連接端部
12 施工ミス防止機構

Claims (5)

  1. 左右非対称のタイトフレームにおいて、施工ミスを防止するための施工ミス防止機構を、隣り合うタイトフレームと連接する連接端部の幅方向中心部を外した位置に備え
    施工ミス防止機構は、タイトフレームの連接端部を正しく連接すると施工者に視認できる一体的なマーキングが表れることを特徴とするタイトフレームの施工ミス防止構造。
  2. 左右非対称のタイトフレームにおいて、施工ミスを防止するための施工ミス防止機構を、隣り合うタイトフレームと連接する連接端部の幅方向中心部を外した位置に備え
    施工ミス防止機構は、タイトフレームの連接端部を正しく連接するとその片側の一角に形成された凹凸形状によって組み合わさることを特徴とするタイトフレームの施工ミス防止構造。
  3. 左右非対称のタイトフレームの施工方法において、施工ミスを防止するために、隣り合うタイトフレームと正しく連接することによってその連接部分の幅方向中心部を外した位置に一体的なマーキングが表れることを確認して施工することを特徴とするタイトフレームの施工方法。
  4. 左右非対称のタイトフレームの施工方法において、施工ミスを防止するために、隣り合うタイトフレームと正しく連接することによってその連接する連接端部の片側の一角に形成された凹凸形状が組み合わさることを確認して施工することを特徴とするタイトフレームの施工方法。
  5. 請求項1又は2に記載のタイトフレームの施工ミス防止構造を備えた金属製折板屋根の取付構造。
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