JP6755044B2 - 車輪構造体及び車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車輪構造体及び車両に関する。
車輪を有したロボット等の左右独立駆動型の移動機構に要求される事項は、踏破性、機敏性及び安定性である。踏破性とは、あらゆる形状の路面に対して、車輪が接地している状態で、ロボット本体の重量バランスを安定に保ちながら、転倒もしくは移動途中で動作不能状態にならず、移動する能力である。また、機敏性とは、方向転換、姿勢の保持したままの移動、運動の軽快具合といった、ロボットの作業を空間的、時間的な効率化、多様化を実現するための能力である。これら各々の性能をバランスよく確保しつつ、かつ現実的なコストで運用を可能とするよう、最適な構造を有する移動機構を設計することが望まれる。
上述のような移動機構を有するロボットは、荷物を運搬できるように荷台を有することがある。荷台を有するロボットの移動機構としては、例えば4輪や6輪の移動機構が挙げられる。
4輪の移動機構としては、1つの同一の直線状に別々に駆動する2つの駆動輪が中央に配置され、その前後に対称的に水平面において自由な方向に回転できる2つのキャスター車輪が配置される、いわゆる対向2輪構造機構がある。
また、6輪の移動機構としては非特許文献1に開示されるような、ロッカーリンクとボギーリンクを兼ね備えたロッカーボギー機構がある。ロッカーボギー機構では、後輪を支持する支持部材が、前輪及び中輪を支持する支持部材に対して、回転機構を介して回動可能に構成されている。
Richard Volpe, "Navigation Results from Desert Field Tests of the Rocky 7 Mars Rover Prototype" The International Journal of Robotics Research Vol. 18, No. 7, July 1999, pp. 669-683
荷台を有するロボットの移動機構として、4輪の対向2輪構造機構を用いる場合、各車輪及びその支持部材が剛体で繋がれているため段差を乗り越える際に、最初に前輪一輪のみが段差に乗り上げる。そのため、ロボット全体が傾き、ロボット全体と荷台とが不安定になるおそれがある。また、各車輪及びその支持部材が剛体で繋がれているため、ロボットが水平面から登り斜面への進入した場合、中央の2つの駆動輪が浮き、前進できなくなるおそれがある。
また、荷台を有するロボットの移動機構として、6輪のロッカーボギー構造を用いる場合、段差を乗り越える際や斜面を走行する際にも各車輪は路面に接地し良好な駆動性能を得る。従って、段差を乗り越えたり斜面を上り下りしたりする際の踏破性を向上することができる。
一方、ロッカーボギー構造は前後方向における対称性がないため、前進時と後進時とでは踏破性能が異なり、特に荷台に重い荷物を搭載した場合、後進時に不安定になるおそれがある。また、ロッカーボギー構造は、前輪から回転機構の回転軸までと回転機構の回転軸から駐輪までとのリンクの比を同じにした場合、中輪から重心までと重心から後輪までとのリンク比が異なる。そのため特に荷台に重い荷物を搭載した場合、段差を乗越える際に不安定になるおそれがある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、前進時及び後進時の両方において、荷台を安定させながら段差や斜面、凸凹道などの不整地の踏破性を向上させる車輪構造体及び車両を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1態様に係る車輪構造体は、第1方向に延在するベース部材と、前記第1方向に並ぶ第1受動輪及び第2受動輪と、前記第1受動輪と前記第2受動輪との間に配置されかつ独立して駆動可能な駆動輪と、前記ベース部材に固定され、前記ベース部材から前記第1方向に垂直な第2方向に向かって延出する第1及び第2の延出基部と、前記第1の延出基部に対して前記第1受動輪が回動するように、前記第1の延出基部の延出端部と前記第1受動輪とを連結する第1受動輪支持部と、前記第2の延出基部に対して前記第2受動輪が回動するように、前記第2の延出基部の延出端部と前記第2受動輪とを連結する第2受動輪支持部と、前記第2方向に延在し、前記駆動輪が前記ベース部材に対して前記第2方向に相対移動可能に前記ベース部材と前記駆動輪とを連結する駆動輪支持部と、前記駆動輪に固定される駆動輪基部と、前記駆動輪基部に対して第1の回転機構を介して回転可能に第一端が支持される第1のリンク部材と、前記駆動輪基部に対して第2の回転機構を介して回転可能に第一端が支持される第2のリンク部材と、 前記第1の延出基部に交差するように延在しかつ前記第1の延出基部に対して回転可能に第3の回転機構を介して支持され、前記第1受動輪支持部に接続される第一部分と、前記第1のリンク部材の第二端に接続されかつ前記第3の回転機構を挟んで前記第一部分に対向する第二部分とを有する第1のてこ部材と、前記第2の延出基部に交差するように延在しかつ前記第2の延出基部に対して第4の回転機構を介して回転可能に支持され、前記第2受動輪支持部に接続される第一部分と、前記第2のリンク部材の第二端に接続されかつ前記第4の回転機構を挟んで前記第一部分に対向する第二部分とを有する第2のてこ部材と、を備え、前記駆動輪が前記ベース部材に対して前記第2方向に相対移動した際に、前記第1のてこ部材及び第2のてこ部材を介して、前記第1受動輪及び前記第2受動輪が前記第2方向にそれぞれ連動して相対移動するように構成される。
前記第1方向において、前記第1受動輪の支持軸から前記第3の回転機構の回転軸までの距離と、前記第2受動輪の支持軸から前記第4の回転機構の回転軸までの距離とが1対1の割合であってもよい。
前記第1のリンク部材と前記第1のてこ部材とが第5の回転機構で接続され、前記第2のリンク部材と前記第2のてこ部材とが第6の回転機構で接続され、前記第1受動輪、前記第2受動輪、及び前記駆動輪が水平面に接地した状態において、前記第1の回転機構の回転軸から前記第5の回転機構の回転軸までの距離と前記第2の回転機構の回転軸から前記第6の回転機構の回転軸までの距離とが1対1の割合であり、前記第5の回転機構の回転軸から重心までの距離と、前記第6の回転機構の回転軸から重心までの距離とが1対1の割合であってもよい。
前記駆動輪の車軸から前記第2方向への仮想延長線上に前記車輪構造体の重心があってもよい。
前記第1方向において、前記第1の回転機構の方が前記第2の回転機構よりも前記第2受動輪に近い位置に配置されてもよい。
前記第1のリンク部材と前記第1のてこ部材とが前記第1のてこ部材の延在する方向に位置を調整可能な第5の回転機構で接続され、前記第2のリンク部材と前記第2のてこ部材とが前記第2のてこ部材の延在する方向に位置を調整可能な第6の回転機構で接続されてもよい。
前記第1受動輪支持部が前記第1受動輪から掛かる衝撃を緩和可能な第1の懸架部を含み、前記第1の懸架部と前記第1のてこ部材とが接続されており、前記第2受動輪支持部が前記第2受動輪から掛かる衝撃を緩和可能な第2の懸架部を含み、前記第2の懸架部と前記第2のてこ部材とが接続されていてもよい。
本発明の第2態様に係る車両であって、上記第1態様に係る車輪構造体を2つ備え、前記2つの車輪構造体が前記第1方向及び前記第2方向の両方に垂直な第3方向に連結されている。
上記第2態様に係る車両は、前記2つの車輪構造体の前記ベース部材で構成される荷台をさらに備えてもよい。
上記第2態様に係る車両は、前記荷台上に設置されるロードセルをさらに備えてもよい。
本発明の上記態様に係る車輪構造体及び車両によれば、荷台を安定させながら段差や斜面、凸凹道の不整地の踏破性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る車両を示す上面斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両及び車輪構造体を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る車両及び車輪構造体を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る車両及び車輪構造体を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る車両が段差に登る際の車輪の接地状態を示す。 本発明の実施形態に係る車両が斜面を登りはじめる際の車輪の接地状態を示す。 本発明の実施形態に係る車両が斜面を下りはじめる際の車輪の接地状態を示す。
以下、好適な実施形態に基づいて、本発明を説明する。なお、本実施形態では、車輪の直径の1/3程度の高さの段差、10度程度の斜面の踏破する際に荷台を安定させることを想定している。
[車両1及び車輪構造体10の構成]
本発明の一実施形態に係る車両1及び車輪構造体10を図1〜4に示す。図1は車両1の上面斜視図である。図2は車両1及び車輪構造体10の側面図である。図3は車両1及び車輪構造体10の上面図である。図4は車両1及び車輪構造体10の正面図である。なお、図2〜4においては車輪構造体10の構造の見易さの観点から荷台及びロードセルが取り外された状態を示している。また、図1〜4を用いた説明では全車輪が水平面上に接地している状態を前提としており、段差や斜面などを乗り越える際は各構成要素の状態が変化する場合もある。
なお、図面においてXは車両1の前後方向(第1方向)であり、Zは車両1の上下方向(第2方向)であり、Yは車両1の左右方向(第3方向)である。なお、以下の説明では便宜上図2における右側を車両1(車輪構造体10)の前側とし、接地面が設けられる側を下側とする。
図1〜4に示すように、本実施形態に係る車両1は2つの車輪構造体10で構成される六輪移動架台である。本実施形態において同一の構成部分には同一の符号を付している。
2つの車輪構造体10は左右方向Yに各車輪の内側が互いに対向するように配置され、車輪構造体10の上部に設けられるベース部材20同士が連結部材13で連結されている。これにより、車両1は6つの車輪が接地した状態で支持されており、駆動していない状態でも安定して自立することができる。
また、2つの車輪構造体10の上部には荷台11が設けられ、車両1は荷台11の上に荷物を搭載して運搬することができる。
また、荷台11上には重量を測定可能なセンサであるロードセル12が間隔を空けて4つ配置されている。これにより、ロードセル12を介して荷台11上に搭載される荷物の重量を監視することができる。
続いて車輪構造体10の構成について説明する。
本実施形態係る車輪構造体10は、ベース部材20、受動輪(第1受動輪、第2受動輪)21、22、及び駆動輪23を有する。また、車輪構造体10は各車輪21〜23をベース部材20に接続するための構成として、延出基部(第1の延出基部、第2の延出基部)24、25、受動輪支持部(第1の受動輪支持部、第2の受動輪支持部)26、27、駆動輪支持部28を有する。さらに車輪構造体10は各車輪21〜23を連動させるための構成として、駆動輪基部29、リンク部材(第1のリンク部材、第2のリンク部材)30、31、てこ部材(第1のてこ部材、第2のてこ部材)32、33を有する。
ベース部材20は車輪構造体10の上部に配置され、前後方向Xに延在している。またベース部材20は平面視が矩形の枠形状を有しており、連結部材13で連結された2つのベース部材20の上に荷台11を安定して固定することができる。
受動輪21、22は前後方向Xに間隔を空けて並列されている。受動輪21、22は、駆動機構を有さず、水平面上を自由な方向に向くように回転するように構成される。受動輪21、22としては、例えばキャスターやボールキャスター、全方向車輪であるオムニホイール(登録商標)を用いることが挙げられる。この中でもキャスターを用いることが特に好ましく、キャスターを用いれば安価で、走行性能の高い構成を実現できる。また、キャスターは耐荷重特性に優れることから、車両に重い荷物を搭載した際も受動輪21、22が破損して走行不能となりづらい。
駆動輪23は、受動輪21、22の間に配置される。駆動輪23はモータ34によって独立して駆動可能である。車両1を前進させる際は2つの駆動輪23をそれぞれ同じ速度で正回転させ、車両1を後退させる際は2つの駆動輪23をそれぞれ同じ速度で逆回転させる。また、2つの駆動輪23を互いに逆方向に回転させることで、車両1を水平方向に回転させることができる。
本実施形態では受動輪21、22の間に配置される駆動輪23の径が受動輪21、22の径よりも大きい。これにより、前後方向Xにおける車両1の安定性をより高めることができる。
延出基部24、25は、それぞれ一端がベース部材20に固定され、ベース部材20から下方向に向かって延出する直線形状を有する。
延出基部24は、ベース部材20の前側の端部から下方向に向かって延出し、その延出端部24aには回転機構56を介して受動輪支持部26が接続される。また延出基部24にはてこ部材32を回転可能に支持するための回転機構(第3の回転機構)52が設けられる。同様に延出基部25は、ベース部材20の後ろ側の端部から下方向に向かって延出し、その延出端部25aには回転機構57を介して受動輪支持部27が接続される。延出基部25にはてこ部材33を回転可能に支持するための回転機構(第4の回転機構)53が設けられる。
受動輪支持部26、27は延出端部24a、25aにそれぞれ接続され、延出基部24、25と受動輪21、22とをそれぞれ連結する。
受動輪支持部26は受動輪基部35と懸架部36とで構成される。
受動輪基部35は、延出端部24aから前方斜め下方向に延出する部分35aとそこから下方向に延びて受動輪21を支持する部分35bとで構成されるV字形状を有する。受動輪支持部26は延出端部24aに設けられる回転機構56を回転軸として回転可能である。つまり、受動輪支持部26は、受動輪21が段差や斜面等を乗り越える際に、ベース部材20に対して上下方向Zに受動輪21が相対移動されるように構成されている。
また懸架部36は、上下方向Zに延在し、第一端36aが受動輪基部35の前方向に延出する部分35aのおおよそ中央部に回転可能に装着され、第一端とは反対の第二端がてこ部材32の第一端32aに回転可能に装着される。これにより、ベース部材20に対して上下方向Zに受動輪21が相対移動した場合に、懸架部36はてこ部材32の第一端32aを押し上げたり、引っ張り下げたりすることができる。懸架部36としては、例えばコイルスプリングやダンパーなどの衝撃緩衝機構を含む部材や棒部材などを用いることができる。懸架部36としてコイルスプリングなどの衝撃緩衝部材を用いれば、受動輪21が段差や障害物を乗り越える際に受動輪21から車両1に掛かる衝撃を懸架部36によって緩和することができるため好ましい。
同様に受動輪支持部27は受動輪基部37と懸架部38とで構成される。
受動輪基部37は、延出端部25aから後方斜め下方向に延出する部分37aとそこから下方向に延びて受動輪22を支持する部分37bとで構成されるV字形状を有する。受動輪支持部27は延出端部25aに設けられる回転機構57を回転軸として回転可能である。つまり、受動輪支持部27は、受動輪22が段差や斜面等を乗り越える際に、ベース部材20に対して上下方向Zに受動輪22が相対移動されるように構成されている。
また懸架部38は、上下方向Zに延在し、第一端38aが受動輪基部37の前方向に延出する部分37aのおおよそ中央部に回転可能に装着され、第二端38bがてこ部材33の第一端33aに回転可能に装着される。これにより、ベース部材20に対して上下方向Zに受動輪22が相対移動した場合に、懸架部38はてこ部材33の第一端33aを押し上げたり、引っ張り下げたりすることができる。その他の懸架部38の構成は懸架部36と同様である。
駆動輪支持部28は、ベース部材20の前後方向Xのおおよそ中央部から下方向に延在しており、ベース部材20と駆動輪23とを連結している。駆動輪支持部28はスライド式又は伸縮式の棒状部材で形成され、上下方向Zの長さが可変である。つまり、駆動輪23は駆動輪支持部28を介してベース部材20に対して上下方向Zに対してのみ相対移動するように構成される。
これにより、例えば駆動輪23が凹部を通過する際には、重力の作用によって駆動輪支持部28が伸びることで駆動輪23が接地する状態を保つことができる。従って、駆動輪23が浮いて、前進又は後進不可能になることを回避することができる。さらに、例えば駆動輪23が凸部を通過する際には、駆動輪支持部28が縮むことで受動輪21、22を含む全車輪が接地する状態を保つことができる。従って、受動輪21、22が浮いて、車両1が不安定な状態になることを回避することができる。
また、駆動輪支持部28がベース部材20と駆動輪23とを連結することによって、駆動輪23はベース部材20及び荷台11に対して前後方向Xには相対移動しない。従って、段差や斜面を走行する際にも荷台11の状態を安定させることができる。
また、駆動輪支持部28は、伸縮方向(上下方向Z)に駆動輪支持部28を付勢可能なコイルスプリング(不図示)をその内部に有してもよい。特に受動輪21、22、及び駆動輪23が水平面に接地した状態において、駆動輪支持部28が伸びる方向に付勢されるようにコイルスプリングが設置されることが好ましい。これにより、駆動輪23が段差や障害物を乗り越える際に駆動輪23から車両1に掛かる衝撃を緩和することができるとともに、水平面走行時には駆動輪23を地面に押し付けることができる。
駆動輪基部29は、駆動輪23に固定される。駆動輪基部29は側面視が例えば略逆三角形状の板材である。駆動輪支持部28が上下方向Zに伸縮する際には、駆動輪基部29は駆動輪23と連動してベース部材20に対して上下方向Zに相対移動する。駆動輪基部29には前後方向Xに間隔を空けて2つの回転機構(第1の回転機構、第2の回転機構)50、51が設けられている。駆動輪基部29は回転機構50を介してリンク部材30と、回転機構51を介してリンク部材31と接続される。
リンク部材30は一端が回転機構50を介して駆動輪基部29に対して回転可能に支持されている。リンク部材30の他端は、てこ部材32の第二端32bに近い位置に回転機構(第5の回転機構)54を介して、回転可能に支持される。
同様に、リンク部材31は一端が回転機構51を介して駆動輪基部29に対して回転可能に支持されている。リンク部材31の他端は、てこ部材33の第二端33bに近い位置に回転機構(第6の回転機構)55を介して、回転可能に支持される。
てこ部材32は延出基部24に交差するように前後方向Xに延在する棒状の部材である。各車輪が水平面に接地した状態では、てこ部材32は前方に向かってやや上方に傾いている。てこ部材32は、延出基部24との交差点において、回転機構52を介して延出基部24に回転可能に支持されている。ここで、てこ部材32の第一端(第一部分)32aは受動輪支持部26の懸架部36の第二端36bに回転可能に支持される。また、てこ部材32の第二端32bに近い位置(第二部分)には回転機構54が配置され、回転機構54を介してリンク部材30の端部に回転可能に支持される。つまり、てこ部材32は回転機構52を支点とするてこ構造になっている。なお、回転機構54は回転機構52を挟んで第一端33aと対向するように設けられていればよい。
従って、受動輪21がベース部材20に対して上方向に移動すると、受動輪支持部26、てこ部材32、リンク部材30、駆動輪基部29が連動して、駆動輪23はベース部材20に対して下方向に移動する。従って、受動輪21が段差や登り坂を乗り越える際に、駆動輪23が浮くことなく、全車輪が接地する状態を安定して保つことができる。
また受動輪21がベース部材20に対して下方向に移動すると、受動輪支持部26、てこ部材32、リンク部材30、駆動輪基部29が連動して、駆動輪23はベース部材20に対して上方向に移動する。例えば、受動輪21が凹部や下り坂を乗り越える際、受動輪21が下方向に移動すると駆動輪23が上方向に移動し、これにより駆動輪23が接地している限りは、受動輪21は接地面に向かう方向にさらに移動する。従って、受動輪21が凹部や下り坂を乗り越える際に、受動輪21が浮くことなく、全車輪が接地する状態を安定して保つことができる。
本実施形態では回転機構52からてこ部材32の第一端32aまでの距離よりも、回転機構52から回転軸54までの距離の方が長く設定されている。従って、受動輪21が段差や上り坂を乗り越える際に受動輪21がベース部材20に対して少しでも上方向に移動すると、受動輪支持部26、てこ部材32、リンク部材30、駆動輪基部29が連動して、駆動輪23はベース部材20に対して下方向に移動する作用が強く働く。従って、受動輪21が段差や登り坂を乗り越える際に駆動輪23が接地する状態をより安定して保つことができる。
また同様に、てこ部材33は延出基部25に交差するように前後方向Xに延在する棒状の部材である。各車輪が水平面に接地した状態では、てこ部材33は後方に向かってやや上方に傾いている。てこ部材33は、延出基部25との交差点において、回転機構53を介して延出基部25に回転可能に支持されている。ここで、てこ部材33の第一端(第一部分)33aは受動輪支持部27の懸架部38の第二端38bに回転可能に支持される。てこ部材33の第二端33bに近い位置(第二部分)には回転機構55が配置され、回転機構55を介してリンク部材31の端部に回転可能に支持される。つまり、てこ部材33は回転機構53を支点とするてこ構造になっている。なお、回転機構55は回転機構53を挟んで第一端33aと対向するように設けられていればよい。
受動輪22がベース部材20に対して上方向に移動すると、受動輪支持部27、てこ部材33、リンク部材31、駆動輪基部29が連動して、駆動輪23はベース部材20に対して下方向に移動する。従って、受動輪22が段差や登り坂を乗り越える際にも、駆動輪23が浮くことなく、全車輪が接地する状態を安定して保つことができる。
また受動輪22がベース部材20に対して下方向に移動すると、受動輪支持部27、てこ部材33、リンク部材31、駆動輪基部29が連動して、駆動輪23はベース部材20に対して上方向に移動する。例えば、受動輪22が凹部や下り坂を乗り越える際、受動輪21が下方向に移動すると駆動輪23が上方向に移動し、これにより駆動輪23が接地している限りは、受動輪22は接地面に向かう方向にさらに移動する。従って、受動輪22が凹部や下り坂を乗り越える際にも、受動輪22が浮くことなく、全車輪が接地する状態を安定して保つことができる。
本実施形態では回転機構52からてこ部材32の第一端32aまでの距離よりも、回転機構52から回転軸54までの距離の方が長く設定されている。従って、受動輪21が段差や上り坂を乗り越える際に受動輪21がベース部材20に対して少しでも上方向に移動すると、受動輪支持部26、てこ部材32、リンク部材30、駆動輪基部29が連動して、駆動輪23はベース部材20に対して下方向に移動する作用が強く働く。従って、受動輪21が段差や登り坂を乗り越える際に駆動輪23が接地する状態をより安定して保つことができる。
つまり、本実施形態では、車両1の前進時だけでなく後進時にも、段差や斜面を乗り越える際に全車輪が接地する状態を安定して保つことができる。
また上述のてこ構造の作用の反対の作用として、駆動輪23がベース部材20に対して上方向に移動すると、駆動輪基部29、リンク部材30、てこ部材32、受動輪支持部26が連動して、受動輪21はベース部材20に対して下方向に移動する。さらに駆動輪基部29、リンク部材31、てこ部材33、受動輪支持部27が連動して、受動輪22はベース部材20に対して下方向に移動する。従って、駆動輪23が障害物などを乗り越える際に、受動輪21、22が浮くことなく、全車輪が接地する状態を安定して保つことができる。
また、駆動輪23がベース部材20に対して下方向に移動すると、駆動輪基部29、リンク部材30、てこ部材32、受動輪支持部26が連動して、受動輪21はベース部材20に対して上方向に移動する。さらに、駆動輪基部29、リンク部材31、てこ部材33、受動輪支持部27が連動して、受動輪22はベース部材20に対して上方向に移動する。例えば、駆動輪23が凹部を乗り越える際、駆動輪23が下方向に移動すると受動輪21、22が上方向に移動し、これにより受動輪21、22が接地している限りは、駆動輪23は接地面に向かう方向にさらに移動する。従って、駆動輪23が凹部を乗り越える際に、駆動輪23が浮くことなく、全車輪が接地する状態を安定して保つことができる。
また、てこ部材32、33は、てこ部材32、33が延在する方向に平行な方向に長辺を有する長孔32c、33cをそれぞれ有している。そしててこ部材32における回転機構54の位置を長孔32cの長さ分だけ調整することができる。さらにてこ部材33における回転機構55の位置を長孔33cの長さ分だけ調整することができる。これにより想定される段差や障害物などの大きさ、形状に合せて最適な位置に回転機構54、55を配置させてから車両1を走行させることができる。例えば、てこ部材の32、33の第二端32b、33bにより近い位置に回転機構54、55をそれぞれ配置すれば、上下方向Zにおいて、受動輪21または22が駆動輪23に対して離れた距離まで相対移動できる。従って、車両1が大きな段差を乗り越える場合でも各車輪21、22,23の全車輪が接地する状態を安定して保つことができる。
さらに、本実施形態では、前後方向Xにおいて回転機構50の方が回転機構51よりも受動輪22に近い位置に配置され、これにより、前後方向Xにおいて回転機構54の方が回転機構55よりも受動輪22に近い位置に配置される。このように回転機構50、51、54、55を配置することによって、てこ部材32、33の長さをより長く構成することができる。これにより、受動輪21、22の上下方向Zへの可動域を広げることでき、より大きな段差や急こう配の斜面であっても全車輪が接地する状態を保つことができる。
また、本実施形態では、前後方向Xにおいて、受動輪21の接地位置から回転機構52の回転軸までの距離と、受動輪22の接地位置から回転機構53の回転軸までの距離とが1対1の割合であることが好ましい。これにより、前進時と後進時とでの踏破性能の差を抑制することができる。
ただし、受動輪21、22としてキャスターを用いる場合、ヨーイングによって回転機構52、53に対する受動輪21、22の接地点の相対位置が走行方向によって変化する。従って、受動輪21、22の支持軸L1、L2との位置関係に基づいて設計してもよい。その場合、受動輪21の支持軸L1から回転機構52の回転軸までの距離と、受動輪22の支持軸L2から回転機構53の回転軸までの距離とが1対1の割合であることが好ましい。
なお、上述の割合について厳密に1対1である必要はなく、前進時と後進時とでの踏破性能の差を十分に抑制することができれば、多少の誤差は許容される。
また、本実施形態では、受動輪21、22、及び駆動輪23が水平面に接地した状態において、回転機構50の回転軸から回転機構54の回転軸までの距離と回転機構51の回転軸から回転機構55の回転軸までの距離とが1対1の割合であり、回転機構54の回転軸から重心Gまでの距離と、回転機構55の回転軸から重心Gまでの距離とが1対1の割合となるように車輪構造体10が構成されていることが好ましい。このように車輪構造体10を構成することで、前進時と後進時とでの踏破性能の差をさらに抑制することができる。
なお、上述の割合についても厳密に1対1である必要はなく、前進時と後進時とでの踏破性能の差を十分に抑制することができれば、多少の誤差は許容される。
また、本実施形態では、駆動輪23の車軸から上下方向Zへの仮想延長線上に重心Gがあるように車輪構造体10が構成されていることが好ましい。このように車輪構造体10を構成することで走行時の車両1の安定性を高めることができる。
また、車両1を構成する各要素の材料としては、金属、木、樹脂材料、セラミクスなどを用いればよく、用途に適した特性を有していれば限定されない。
本実施形態に係る車両1によれば、各車輪の上下動に応じて他の車輪が連動することで、各車輪に荷重を分散させることができ、それにより走行をなめらかにすることができる。従って、本実施形態に係る車両1によって、荷台を安定させながら、段差や傾斜、凸凹道の不整地踏破性を向上させることが可能となる。
[車両1が段差及び斜面を踏破する際の各車輪の接地状態]
図5〜7に車両1が段差及び斜面を踏破する際の各車輪の接地状態を模式的に示す。図5は車両1が段差に登る際、図6は車両が斜面を登りはじめる際、図7は車両1が斜面を下りはじめる際の車輪の接地状態を示す。
図5に示すように本実施形態に係る車両1によれば、受動輪21が段差Pに登った直後にも各車輪21〜23が連動して上下動することで駆動輪23に十分な接地力を持ったまま、空転することなく踏破することが可能となる。また、駆動輪23が段差Pに乗り上げた直後であっても各車輪21〜23が連動して上下動することで後輪である受動輪22は接地状態を保つことができる。従って、すべての車輪が接地した状態で、安定して段差Pを踏破することが可能となる。
また、図6に示すように、本実施形態に係る車両1によれば、受動輪21が水平面から登り斜面に進入した直後にも各車輪21〜23が連動して上下動することで駆動輪23に十分な接地力を持ったまま、空転することなく踏破することが可能となる。また、その後も全車輪が登り斜面に完全に進入するまで接地状態を保つことができる。従って、すべての車輪が接地した状態で、安定して登り斜面を踏破することが可能となる。
さらに、図7に示すように、本実施形態に係る車両1によれば、受動輪21が水平面から下り斜面に進入した直後にも各車輪21〜23が連動して上下動することで受動輪21に十分な接地力を持ったまま、受動輪21が浮いて不安定な状態となることなく踏破することが可能となる。また、その後も全車輪が下り斜面に完全に進入するまで接地状態を保つことができる。従って、すべての車輪が接地した状態で、安定して下り斜面を踏破することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
1…車両、10…車輪構造体、11…荷台、12…ロードセル、20…ベース部材、21、22…受動輪(第1受動輪、第2受動輪)、24、25…延出基部(第1の延出基部、第2の延出基部)、24a、25a…延出端部、26、27…受動輪支持部(第1の受動輪支持部、第2の受動輪支持部)、28…駆動輪支持部、29…駆動輪基部、30、31…リンク部材(第1のリンク部材、第2のリンク部材)、32、33…てこ部材(第1のてこ部材、第2のてこ部材)、50〜55…回転機構(第1〜6の回転機構)、G…重心

Claims (10)

  1. 車輪構造体であって、
    第1方向に延在するベース部材と、
    前記第1方向に並ぶ第1受動輪及び第2受動輪と、前記第1受動輪と前記第2受動輪との間に配置されかつ独立して駆動可能な駆動輪と、
    前記ベース部材に固定され、前記ベース部材から前記第1方向に垂直な第2方向に向かって延出する第1及び第2の延出基部と、
    前記第1の延出基部に対して前記第1受動輪が回動するように、前記第1の延出基部の延出端部と前記第1受動輪とを連結する第1受動輪支持部と、
    前記第2の延出基部に対して前記第2受動輪が回動するように、前記第2の延出基部の延出端部と前記第2受動輪とを連結する第2受動輪支持部と、
    前記第2方向に延在し、前記駆動輪が前記ベース部材に対して前記第2方向に相対移動可能に前記ベース部材と前記駆動輪とを連結する駆動輪支持部と、
    前記駆動輪に固定される駆動輪基部と、
    前記駆動輪基部に対して第1の回転機構を介して回転可能に第一端が支持される第1のリンク部材と、
    前記駆動輪基部に対して第2の回転機構を介して回転可能に第一端が支持される第2のリンク部材と、
    前記第1の延出基部に交差するように延在しかつ前記第1の延出基部に対して回転可能に第3の回転機構を介して支持され、前記第1受動輪支持部に接続される第一部分と、前記第1のリンク部材の第二端に接続されかつ前記第3の回転機構を挟んで前記第一部分に対向する第二部分とを有する第1のてこ部材と、
    前記第2の延出基部に交差するように延在しかつ前記第2の延出基部に対して第4の回転機構を介して回転可能に支持され、前記第2受動輪支持部に接続される第一部分と、前記第2のリンク部材の第二端に接続されかつ前記第4の回転機構を挟んで前記第一部分に対向する第二部分とを有する第2のてこ部材と、を備え、
    前記駆動輪が前記ベース部材に対して前記第2方向に相対移動した際に、前記第1のてこ部材及び第2のてこ部材を介して、前記第1受動輪及び前記第2受動輪が前記第2方向にそれぞれ連動して相対移動するように構成される車輪構造体。
  2. 前記第1方向において、前記第1受動輪の支持軸から前記第3の回転機構の回転軸までの距離と、前記第2受動輪の支持軸から前記第4の回転機構の回転軸までの距離とが1対1の割合である請求項1に記載の車輪構造体。
  3. 前記第1のリンク部材と前記第1のてこ部材とが第5の回転機構で接続され、前記第2のリンク部材と前記第2のてこ部材とが第6の回転機構で接続され、
    前記第1受動輪、前記第2受動輪、及び前記駆動輪が水平面に接地した状態において、前記第1の回転機構の回転軸から前記第5の回転機構の回転軸までの距離と前記第2の回転機構の回転軸から前記第6の回転機構の回転軸までの距離とが1対1の割合であり、前記第5の回転機構の回転軸から重心までの距離と、前記第6の回転機構の回転軸から重心までの距離とが1対1の割合である請求項1又は2に記載の車輪構造体。
  4. 前記駆動輪の車軸から前記第2方向への仮想延長線上に重心がある請求項1〜3のいずれか一項に記載の車輪構造体。
  5. 前記第1方向において、前記第1の回転機構の方が前記第2の回転機構よりも前記第2受動輪に近い位置に配置される請求項1〜4のいずれか一項に記載の車輪構造体。
  6. 前記第1のリンク部材と前記第1のてこ部材とが前記第1のてこ部材の延在する方向に位置を調整可能な第5の回転機構で接続され、前記第2のリンク部材と前記第2のてこ部材とが前記第2のてこ部材の延在する方向に位置を調整可能な第6の回転機構で接続される請求項1〜5のいずれか一項に記載の車輪構造体。
  7. 前記第1受動輪支持部が前記第1受動輪から掛かる衝撃を緩和可能な第1の懸架部を含み、前記第1の懸架部と前記第1のてこ部材とが接続されており、
    前記第2受動輪支持部が前記第2受動輪から掛かる衝撃を緩和可能な第2の懸架部を含み、前記第2の懸架部と前記第2のてこ部材とが接続されている請求項1〜6のいずれか一項に記載の車輪構造体。
  8. 車両であって、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の車輪構造体を2つ備え、
    前記2つの車輪構造体が前記第1方向及び前記第2方向の両方に垂直な第3方向に連結されている車両。
  9. 前記2つの車輪構造体の前記ベース部材上に設けられる荷台をさらに備える請求項8に記載の車両。
  10. 前記荷台に設置されるロードセルをさらに備える請求項9に記載の車両。
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