JP6754988B1 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents
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Abstract
Description
これによれば、例えば冷媒配管の接続部から冷媒が漏洩した場合、少ない冷媒漏洩量でも精度良く冷媒漏洩を検出することができると共に、漏洩冷媒が室内に排出されるのも抑制することができる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、冷媒漏洩を検知しつつ、冷媒漏洩が生じたときに、密閉空間内が短時間で可燃性限界以上の濃度になることを抑制できる空気調和装置の室内機を提供することを目的とする。
したがって、冷媒漏洩が生じたときに、滞留部内の漏洩冷媒の過度な濃度上昇を抑制しつつ、漏洩冷媒を迅速に検知できる空気調和装置の室内機を提供できる。
これによれば、滞留部の内部において接続部などから冷媒漏洩が生じた場合であっても、滞留部で漏洩した冷媒は、冷媒漏洩検知流路を介して、滞留部から負圧空間へ流れ、冷媒漏洩検知手段により検知される。
したがって、冷媒漏洩が生じたときに、滞留部内の漏洩冷媒の過度な濃度上昇を抑制しつつ、漏洩冷媒を迅速に検知できる空気調和装置の室内機を提供できる。
これによれば、滞留部の内部において接続部などから冷媒漏洩が生じた場合であっても、滞留部で漏洩した冷媒は、冷媒漏洩検知流路を介して、滞留部から負圧空間である吹出口へ流れ、冷媒漏洩検知手段により検知される。
したがって、冷媒漏洩が生じたときに、滞留部内の漏洩冷媒の過度な濃度上昇を抑制しつつ、漏洩冷媒を迅速に検知できる空気調和装置の室内機を提供できる。
これによれば、滞留部の内部において液分配器接続部やガス分配器接続部などから冷媒漏洩が生じた場合であっても、滞留部で漏洩した冷媒は、冷媒漏洩検知流路を介して、滞留部から負圧空間へ流れ、冷媒漏洩検知手段により検知される。
したがって、冷媒漏洩が生じたときに、滞留部内の漏洩冷媒の過度な濃度上昇を抑制しつつ、漏洩冷媒を迅速に検知できる空気調和装置の室内機を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機10の側部断面図である。以下の説明において、内外とは、図1に示す室内機10を天井に取り付けた状態を基準とする。また、空調後の空気が吹出される空間を被調和室とする。
室内ユニット本体14は、下面の略全面が開口した略箱型の筐体15を備える。室内ユニット本体14は、筐体15の内部に、発泡スチロール製の断熱部材16と、熱交換器17と、送風機18と、熱交換器17のドレン水を受けるドレンパン19と、送風機18に吸い込まれる空気を整流するベルマウス20とを備える。
筐体15の外側面の角部には、吊り用金具21が取り付けられている。室内ユニット本体14は、天井11から垂れ下がる吊りボルト22に吊り用金具21が連結されることで、天井11から吊り下げられた状態で設置される。
化粧パネル30の中央部分には、ベルマウス20に連通する吸込口31が形成されている。吸込口31の室内ユニット本体14側には、空気中の塵などを除去するためのフィルタ33が設けられている。
ドレンパン19は、筐体15の下面の開口の略全体を塞ぐように略矩形の板状に形成されている。
図2に示すように、平面視で略四角形に構成される室内ユニット本体14は、筐体15と、筐体15の側板の内側に設けられる断熱部材16と、断熱部材16の内側に設けられる略四角形に曲げた熱交換器17とを備える。
この室内ユニット本体14は、その一隅部に、略矩形に凹ませた配管導出部50を備える。室内ユニット本体14の配管導出部50以外の隅部には、傾斜面51が設けられている。この傾斜面51には、吊り用金具21が備えられる。
熱交換器17は、略矩形に曲げられている。熱交換器17の一端部52および他端部53の間には、開口部55が設けられる。熱交換器17は、開口部55が配管導出部50の近傍に配置される位置に配置される。
断熱部材16は、筐体15の内側に沿って設けられる周壁16Aを備える。また、断熱部材16は、周壁16Aから熱交換器17の一端部52までを仕切ることにより、吹出口34と滞留部68とを仕切る仕切り壁16Bを備える。仕切り壁16Bは、周壁16Aから熱交換器17に向けて略垂直に延びている。仕切り壁16Bの位置は、熱交換器17の一端部52を配置する位置に応じて任意に変更できる。
図3、図5において、筐体15の配管導出部50側の隅部には、上面視において横長に細い略矩形の滞留部68が形成される。図2及び図5に示すように、滞留部68は、周囲を周壁16Aと、仕切り壁16Bと、熱交換器17の熱交フィンの短手方向の延長線(図5の点線T)により囲まれ、底面をドレンパン19により囲まれ、上面を筐体10の上面により囲まれる空間である。滞留部68は、仕切り壁16Bにより間隙S2と区画されており、開口部55を介して吸込口31と連通する。
このとき、熱交換器17に至らなかった空気は、開口部55から滞留部68に至る。滞留部68は筐体15の隅部に配置されており、かつ、開口部55以外の滞留部68の周囲は、周壁16Aと仕切り壁16Bにより囲まれているため、滞留部68内の空気は滞留する。
冷媒漏洩検知流路80の出口82の近傍とは、冷媒漏洩検知流路80を通過した冷媒を検知することができる位置であればよい。
冷媒漏洩検知手段58は、第1の底部19Aの裏面(ドレン水を受ける側とは逆の側)に設けられる。冷媒漏洩検知手段58は、電装箱69より内側であって、かつ、吸込口の近傍に設けられる。これにより、冷媒漏洩検知手段58は、送風機18が回転した場合における送風機18により空気が吸い込まれる負圧空間に位置する。さらに、冷媒漏洩検知手段58を第1の底部19Aの裏面に設置することにより、筐体を取り外すことなく冷媒漏洩検知手段58をメンテナンスすることができる。
なお、冷媒漏洩検知手段58は、冷媒漏洩検知流路80の内部に備えてもよい。
また、冷媒漏洩検知手段58は、冷媒漏洩検知流路80の入口81の近傍に備えてもよい。冷媒漏洩検知流路80の入口81の近傍とは、冷媒漏洩検知流路80に至る冷媒を検知することができる位置であればよい。
接続部75は、滞留部68の内部に配置される。
冷媒漏洩検知流路80の入口81は、滞留部68の内部であって、接続部75の真下の位置に備えられていると好ましい。これにより、空気より重い冷媒が、接続部75から滞留部内に漏れたとき、漏れた冷媒を冷媒漏洩検知流路80に導きやすい。
なお、冷媒漏洩検知流路80の入口81は滞留部近傍に設けられていてもよい。
ガス分配器接続部86は、図2及び図5に示すように、滞留部68の内部に配置される。
また、図2に示すように、第2冷媒配管71(冷媒配管)は、液分配器87に接続されている。液分配器87と第2冷媒配管71とは、液分配器接続部88において、溶接されることにより接続される。
液分配器接続部88は、図2に示すように、滞留部68の内部に配置される。
と、第1の底部19Aと連続し第1の底部19Aより高さの低い第2の底部19Bと、を備える。第1の底部19Aの裏面(ドレン水を受ける側とは逆の側)には、図4に示す電装箱69が配置される。そのため、第1の底部19Aは、第2の底部19Bより高さが高く形成される。
熱交換器17から第1の底部19Aに至ったドレン水は、第2の底部19Bに流れる。第2の底部19Bには、ドレンポンプ(不図示)が配置される。このドレンポンプは、第2の底部19Bに溜まるドレン水を、室内ユニット本体14から排出する。
冷媒漏洩検知流路80の入口81を、ドレンパン19の上端19Cの高さより高い高さを備える突出部19Dの上面に備えることにより、ドレンパン19にドレン水が溜まった場合にもドレン水によって冷媒の濃度が低下することを抑制できる。第1の底部19Aに至ったドレン水は、第2の底部19Bに流れるため、第1の底部19Aにドレン水が溜まりにくいことに加え、冷媒漏洩検知流路80の入口81はドレンパン19の上端19Cの高さより高い高さを備えるため、仮にドレン水が第1の底部19Aを満たすほどに溜まった場合であっても、冷媒漏洩検知流路80の入口81にドレン水が至ることを抑制できる形状となっているためである。
これにより、ドレン水が生じる冷房運転時に冷媒の漏洩が生じた場合でも、漏洩検知の精度を向上することができる。
なお、突出部19Dは、第1の底部19Aの高さと同程度の高さを備えるものでもよい。
また、図8に示すように、ドレンパン19は、ドレン水の抜き孔28を備える。抜き孔28は、ドレンパン19の上端19Cを窪ませて形成されている。
抜き孔28を形成することにより、例えば、ドレンポンプの故障の場合など、ドレンパン19の上端19Cに至るまでドレン水が溜まる場合であっても、ドレン水がドレンパン19の上端19Cより上方に溜まりにくい。そのため、ドレンパン19の上端19Cの高さより高い高さを備える突出部19Dに備えられる冷媒漏洩検知流路80の入口81にドレン水が至ることをより抑制でき、漏洩検知の精度をより向上できる。
これによれば、接続部75などから冷媒漏洩が生じた場合であっても、接続部75などから漏洩した冷媒は、冷媒漏洩検知流路80を介して、滞留部68から負圧空間である吸込口31の周辺領域に流れ、冷媒漏洩検知手段58により検知される。
したがって、冷媒漏洩が生じたときに、滞留部68内の漏洩冷媒の過度な濃度上昇を抑制しつつ、漏洩冷媒を迅速に検知できる空気調和装置の室内機10を提供できる。
また、冷媒漏洩検知流路80の出口82を吸込口31の側としたことにより、被調和室から比較的容易に整備可能な位置に冷媒漏洩検知手段58を配置することとなる。
したがって、室内機10が運転している際に冷媒漏洩が生じた場合であっても、筐体15内を可燃性限界以下に保つことができ、冷媒の漏洩検知を精度よく行うことができ、冷媒漏洩検知手段58のメンテナンス性を向上することができる。
また、本実施の形態によれば、筐体15と、筐体15内に配置された熱交換器17と、熱交換器17を通過し筐体15内に配置される第1冷媒配管70(冷媒配管)と、第1冷媒配管70に設けられる接続部75(冷媒配管の接続部)と、を備える空気調和装置の室内機10であって、吸込口31から筐体15内に吸込まれた空気が滞留する滞留部68を筐体15内に有し、接続部75は、滞留部68に配置され、ドレンパン19(滞留部を囲う壁)に入口81を有し滞留部68の外に連通する冷媒漏洩検知流路80を備え、冷媒漏洩検知流路80の出口82の近傍に冷媒が漏洩したことを検知可能な冷媒漏洩検知手段58を備えた。
これによれば、滞留部68の内部において接続部75などから冷媒漏洩が生じた場合であっても、滞留部68で漏洩した冷媒は、冷媒漏洩検知流路80を介して、滞留部68から冷媒漏洩検知流路80の出口82に至り、冷媒漏洩検知手段58により検知される。
したがって、漏洩した冷媒が滞留部68に溜まることを抑制でき、室内機10が運転している際に冷媒漏洩が生じた場合であっても、筐体15内を可燃性限界以下に保つことができるとともに、冷媒の漏洩検知を精度よく行うことができる。
これによれば、滞留部68の内部において接続部75などから冷媒漏洩が生じた場合であっても、滞留部68で漏洩した冷媒は、圧力が高い滞留部68から冷媒漏洩検知流路80を介して、滞留部68より圧力が低い吸込口31の側に設けられる冷媒漏洩検知流路80の出口82に至り、冷媒漏洩検知手段58により検知される。また、冷媒漏洩検知流路80の出口82を吸込口31の側としたことにより、被調和室から比較的容易に整備可能な位置に冷媒漏洩検知手段58を配置することとなる。
したがって、室内機10が運転している際に冷媒漏洩が生じた場合であっても、筐体15内を可燃性限界以下に保つことができ、冷媒の漏洩検知を精度よく行うことができ、冷媒漏洩検知手段58のメンテナンス性を向上することができる。
ドレンパン19にドレン水が溜まった場合、ドレン水によって漏洩冷媒の濃度が低下する場合がある。ドレンパン19の上端19Cより上方に冷媒漏洩検知流路80の入口81を設けることにより、ドレン水による漏洩冷媒の濃度低下の影響を抑制でき、ドレン水が生じる冷房運転時に冷媒漏洩が生じた場合であっても、漏洩検知の精度を向上することができる。
これによれば、滞留部68の内部において液分配器接続部88やガス分配器接続部86などから冷媒漏洩が生じた場合であっても、滞留部68で漏洩した冷媒は、冷媒漏洩検知流路80を介して、滞留部68から冷媒漏洩検知流路80の出口82に至り、冷媒漏洩検知手段58により検知される。
したがって、漏洩した冷媒が滞留部68に溜まることを抑制でき、室内機10が運転している際に冷媒漏洩が生じた場合であっても、筐体15内を可燃性限界以下に保つことができるとともに、冷媒の漏洩検知を精度よく行うことができる。
これによれば、滞留部68の内部において接続部75などから冷媒漏洩が生じた場合であっても、滞留部68で漏洩した冷媒は、圧力が高い滞留部68から冷媒漏洩検知流路80を介して、滞留部68より圧力が低い吸込口31の側または吹出口34の側に設けられる冷媒漏洩検知流路80の出口82に至り、冷媒漏洩検知手段58により検知される。
したがって、室内機10が運転している際に冷媒漏洩が生じた場合であっても、筐体15内を可燃性限界以下に保つことができ、冷媒の漏洩検知を精度よく行うことができる。
上述の第1実施形態では、冷媒漏洩検知流路80を、滞留部68を囲う壁としてのドレンパン19に設けたが、第2実施形態では、冷媒漏洩検知流路80を、滞留部68を囲う壁としての仕切り壁16Bに設けた実施形態について説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付しており、その説明を省略している。
図10に示すように、周壁16Aと熱交換器17の一端部52とを繋ぐ仕切り壁16Bは、冷媒漏洩検知流路180を備える。冷媒漏洩検知流路180の入口181は、仕切り壁16Bの滞留部68の側に設けられる。冷媒漏洩検知流路180の出口182は、仕切り壁16Bの吹出口34の側に設けられる。
冷媒漏洩検知流路180の出口182の近傍とは、冷媒漏洩検知流路180を通過した冷媒を検知することができる位置であればよい。
なお、冷媒漏洩検知手段158は、冷媒漏洩検知流路180の内部に備えてもよい。
また、冷媒漏洩検知手段158は、冷媒漏洩検知流路180の入口181の近傍に備えてもよい。冷媒漏洩検知流路180の入口181の近傍とは、冷媒漏洩検知流路180に至る冷媒を検知することができる位置であればよい。
これによれば、接続部75などから冷媒漏洩が生じた場合であっても、接続部75などから漏洩した冷媒は、冷媒漏洩検知流路180を介して、滞留部68から負圧空間である吹出口34へ流れ、冷媒漏洩検知手段58により検知される。
したがって、冷媒漏洩が生じたときに、滞留部68内の漏洩冷媒の過度な濃度上昇を抑制しつつ、漏洩冷媒を迅速に検知できる空気調和装置の室内機10を提供できる。
また、本実施の形態によれば、熱交換器17は、略矩形に曲げられている。また、熱交換器17の一端部52および他端部53の間には、開口部55が設けられている。また、熱交換器17の外側には、断熱部材16を備えている。また、断熱部材16は、筐体15の内側に沿って設けられる周壁16Aと、周壁16Aから熱交換器17の一端部52までを仕切ることにより、空調後の空気を吹き出す吹出口34と滞留部68とを仕切る仕切り壁16Bと、を備えている。そして、仕切り壁16Bを連通させて冷媒漏洩検知流路180とした。
これにより、漏洩した冷媒が滞留部68に溜まることを抑制でき、室内機10が運転している際に冷媒漏洩が生じた場合であっても、筐体15内を可燃性限界以下に保つことができるとともに、冷媒の漏洩検知を精度よく行うことができる。
第3実施形態では、上述の第1実施形態及び第2実施形態と異なり、冷媒漏洩検知手段58を埋設する凹部90を備えた実施形態について説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態、第2実施形態と同様の構成については同一の符号を付しており、その説明を省略している。
第3実施形態では、冷媒漏洩検知流路80、180の入口81、181の近傍に冷媒漏洩検知手段58を配置する場合には、冷媒漏洩検知流路80、180の入口81、181の近傍に冷媒漏洩検知手段58を埋設する凹部90を備える。冷媒漏洩検知流路80、180の出口82、182の近傍に冷媒漏洩検知手段58を配置する場合には、冷媒漏洩検知流路80、180の出口82、182の近傍に冷媒漏洩検知手段58、158を埋設する凹部90を備える。
凹部90の内部に、冷媒漏洩検知手段58が埋設される。
したがって、送風機18による室内空気の流通による攪拌の影響を受けにくくなり、攪拌による漏洩冷媒の過度な濃度低下を抑制できる。
これにより、室内機10が比較的高い風量で運転する際に冷媒漏洩が生じた場合であっても、漏洩検知の精度を向上することができる。
第4実施形態では、上述の第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態と異なり、冷媒漏洩検知手段58を覆うカバー部材95を備えた実施形態について説明する。なお、第4実施形態において、第1実施形態、第2実施形態と同様の構成については同一の符号を付しており、その説明を省略している。
第4実施形態では、室内機10は、冷媒漏洩検知手段58を覆うカバー部材95を備える。
カバー部材95の設置面を下側、カバー部材95の設置面と反対側を上側とした場合、カバー部材95は、冷媒漏洩検知手段58の上方を覆う上部96と、冷媒漏洩検知手段58の下方を覆う下部98と、冷媒漏洩検知手段58の側方を覆う側部97とで構成される。
側部97の一側面には、開口99が形成されている。開口99は、上部96又は下部98に形成されていてもよい。
したがって、カバー部材95がない場合と比べて冷媒濃度を増加させることとなる。
これにより、冷媒漏洩量が少ない場合でであっても、漏洩検知の精度を向上させることができる。
例えば、天井埋め込み型の1方向カセットタイプの室内機や、2方向カセットタイプの室内機など、他の室内機にも適用があることは勿論である。
14 室内ユニット本体
15 筐体
16 断熱部材
16A 周壁
16B 仕切り壁
17 熱交換器
18 送風機
19 ドレンパン
19A 第1の底部
19B 第2の底部
19C 上端
19D 突出部
31 吸込口
34 吹出口
50 配管導出部
52 一端部
53 他端部
55 開口部
58、158 冷媒漏洩検知手段
68 滞留部
70 第1冷媒配管(冷媒配管)
71 第2冷媒配管(冷媒配管)
75 接続部(冷媒配管の接続部)
80、180 冷媒漏洩検知流路
81、181 入口
82、182 出口
85 ガス分配器
86 ガス分配器接続部
87 液分配器
88 液分配器接続部
90 凹部
95 カバー部材
99 開口
S2 間隙
Claims (3)
- 筐体と、
前記筐体内に配置された熱交換器と、
前記筐体内に配置され前記熱交換器を通過する第1冷媒配管と、
この第1冷媒配管と前記筐体の外部から引き回す第2冷媒配管と、
前記筐体内に配置され前記第1冷媒配管と前記第2冷媒配管とを接続する接続部と、
この接続部を収容する空間である滞留部と、を備える空気調和装置の室内機であって、
前記滞留部と負圧空間とを連通する冷媒漏洩検知流路と、
前記冷媒漏洩検知流路を流れる冷媒を検知する冷媒漏洩検知手段を備える、
ことを特徴とする空気調和装置の室内機。 - 前記滞留部と、空調後の空気を吹き出す吹出口と、を仕切る仕切り壁をさらに備え、
前記冷媒漏洩検知流路は、前記仕切壁を貫通することにより形成され、入口が前記滞留部に連通し、出口が前記吹出口に連通する、
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の室内機。 - 液分配器及びガス分配器を備え、
前記液分配器が前記冷媒配管に接続される部分である液分配器接続部と、前記ガス分配器が前記冷媒配管に接続される部分であるガス分配器接続部と、を備え、
前記液分配器接続部及び前記ガス分配器接続部は、前記滞留部に配置される、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和装置の室内機。
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