JP2017110868A - 天井埋込型室内ユニット - Google Patents

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陽一 内田
Yoichi Uchida
陽一 内田
茂木 康弘
Yasuhiro Mogi
康弘 茂木
浩三 二ノ宮
Kozo Ninomiya
浩三 二ノ宮
靖程 大濱
Seitei Ohama
靖程 大濱
康 扶滋倉
Yasushi Fujikura
康 扶滋倉
真由美 齋藤
Mayumi Saito
真由美 齋藤
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract

【課題】限られた大きさである天井埋込型室内ユニット内で熱交換器を大型化し、熱交換効率を向上した天井埋込型室内ユニットを提供する。
【解決手段】熱交換器17の略四方形の一端部52および他端部53を筐体15の一隅部15Bに配置した天井埋込型室内ユニットにおいて、熱交換器17の一端部52には液管ユニットおよびガス管ユニットが接続され、ガス管ユニットは、熱交換器17の一端部52に接続されるガス管分流配管と、ガス管分流配管をまとめて接続するヘッダー配管と、を備え、液管ユニットは、熱交換器17の一端部52に接続される液管分流配管と、液管分流配管をまとめて接続する分流器と、筐体15内で下方に凸形状とされる結露水案内配管58と、を備え、ヘッダー配管を筐体15の一隅部15Bに設けられる配管導出開口15Aの内面の近傍に配置すると共に、ヘッダー配管と略横並びに液管ユニットを配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和装置に備えられる4方向に吹出口を備える天井埋込型室内ユニットに関するものである。
従来、4方向に吹出口を備える天井埋込型室内ユニットは、略矩形に曲げられた熱交換器と、熱交換器の内側に設けられる送風機と、熱交換器の下面に設けられるドレンパンと、を備えて構成されている。
この種の熱交換器では、矩形の曲げ始めの一端部および曲げ終わりの他端部の間に開口部が設けられている。そして、この開口部が筐体の一隅部に位置するように、熱交換器が、筐体の内側に配置されている。この開口部に位置する一端部は、熱交換器内部に設けられる冷媒配管の入口および出口となっている。この開口部には、例えば、開口部を塞ぐ板材が設けられており、この板材の外側に複数の冷媒配管が集めて配置されている(例えば、特許文献1参照)。
このように、開口部の外側には複数の冷媒配管を集めるための所定のスペースが必要となっていた。
特開2006−337018号公報
開口部の外側に複数の冷媒配管を集めるための所定のスペースを大きく設ける場合、このスペースの分だけ熱交換器に割くことのできるスペースが少なくなるため、熱交換器の大きさが小さくなる。空気調和装置の性能向上のために、限られた大きさである天井埋込型室内ユニット内に大きい熱交換器を配置できるようにすることが望まれている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、限られた大きさである天井埋込型室内ユニット内で熱交換器を大型化し、熱交換効率を向上した天井埋込型室内ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、筐体内にドレンパンおよび略四方形に曲げたフィンアンドチューブ型の熱交換器を配置し、前記熱交換器の略四方形の一端部および他端部を前記筐体の一隅部に配置した天井埋込型室内ユニットにおいて、前記熱交換器の一端部には液管ユニットおよびガス管ユニットが接続され、前記ガス管ユニットは、前記熱交換器の一端部に接続されるガス管分流配管と、前記ガス管分流配管をまとめて接続するヘッダー配管と、を備え、前記液管ユニットは、前記熱交換器の一端部に接続される液管分流配管と、前記液管分流配管をまとめて接続する分流器と、前記筐体内で下方に凸形状とされる結露水案内配管と、を備え、前記ヘッダー配管を前記筐体の前記一隅部に設けられる配管導出開口の内面の近傍に配置すると共に、前記ヘッダー配管と略横並びに前記液管ユニットを配置したことを特徴とする。
また、本発明は、前記ヘッダー配管は、前記熱交換器の一端部の延長線と、前記熱交換器の他端部の延長線とが略交わる位置、若しくは、その近傍に配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記結露水案内配管は、前記凸形状の下端部から略水平に設けられる液案内部を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記ドレンパンが箱形に形成され、前記筐体側面の断熱を兼ねており、ドレンパンと前記熱交換器との間には、熱交換された空気が通過する間隙が設けられ、前記ドレンパンは、前記筐体の内側に沿って設けられる周壁と、前記周壁と前記熱交換器の一端部との間に設けられる仕切り壁とを備え、前記仕切り壁を隔てた前記間隙の外側には、前記一端部および前記他端部の間の開口部と連続する空気滞留部が設けられ、前記空気滞留部は、熱交換器の一端部と前記配管導出開口との間に設けられる小空間であることを特徴とする。
本発明では、ヘッダー配管を配管導出開口の内面の近傍に配置すると共に、ヘッダー配管と略横並びに液管ユニットを配置したため、熱交換器の一端部を、配管導出開口に近づけることができ、限られた大きさである天井埋込型室内ユニット内で熱交換器を大型化し、熱交換効率を向上した天井埋込型室内ユニットを提供できる。
本発明の実施形態に係る空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの側部断面図である。 室内ユニット本体を被調和室から見た平面図である。 熱交換器の開口部を熱交換器の内側から見た斜視図である。 熱交換器の開口部を被調和室から見た平面図である。 熱交換器の開口部の正面図である。 熱交換器の開口部の側面図である。 図2のA方向から見た室内ユニット本体の側面図である。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の天井埋込型室内ユニット10の側部断面図である。以下の説明において、内外とは、室内ユニット本体14を天井に取り付けた状態においての天井埋込型室内ユニット10を基準として説明している。また、空調後の空気が吹出される空間を被調和室としている。
天井埋込型室内ユニット10は、建屋の天井11と天井11の下方に設置された天井板12との間の天井空間13に設置される。天井埋込型室内ユニット10は、室内ユニット本体14と、室内ユニット本体14の下側開口を覆う化粧パネル30とを備えている。
室内ユニット本体14は、下面の略全面が開口した略箱型の筐体15を備える。室内ユニット本体14は、筐体15の内部に、発泡スチロール製の断熱部材16と、熱交換器17と、送風機18と、熱交換器17のドレン水を受けるドレンパン19と、送風機18に吸い込まれる空気を整流するベルマウス20とを備える。
筐体15の外側面の角部には、吊り用金具21が取り付けられている。室内ユニット本体14は、天井11から垂れ下がる吊りボルト22に吊り用金具21が連結されることで、天井11から吊り下げられた状態で設置される。
化粧パネル30は、室内ユニット本体14の下面の開口を覆うように平面視で略四角形の板状に形成されている。
化粧パネル30の中央部分には、ベルマウス20に連通するパネル側吸い込み口31が形成されている。化粧パネル30には、パネル側吸い込み口31を覆う吸い込みグリル32が着脱可能に取り付けられている。吸い込みグリル32の室内ユニット本体14側には、空気中の塵などを除去するためのフィルタ33が設けられている。
化粧パネル30のパネル側吸い込み口31の外側であって化粧パネル30の外周部の各辺に沿った位置には、空調後の空気を被調和室に送るパネル側吹出口34がそれぞれ形成されている。すなわち、パネル側吹出口34は、平面視で略四角形の化粧パネル30の各辺に沿うように設けられており、パネル側吹出口34から4方向に空気が吹き出される。
熱交換器17の下側には、熱交換器17の下面に対応するようにドレンパン19が配置されている。このドレンパン19は、熱交換器17で発生するドレン水を受けることができるように、熱交換器17の下方に配置される。ドレンパン19は発泡スチロール製である。
ドレンパン19は、筐体15の下面の開口の略全体を塞ぐように略矩形の板状に形成されている。
図2は、室内ユニット本体14を被調和室から見た平面図である。図3は、熱交換器17の開口部55を熱交換器17の内側から見た斜視図である。図4は、熱交換器17の開口部55を被調和室から見た平面図である。図5は、熱交換器17の開口部55の正面図である。図6は、熱交換器17の開口部55の側面図である。図7は、図2のA方向から見た室内ユニット本体14の側面図である。
図2に示すように、平面視で略四角形に構成される室内ユニット本体14は、筐体15と、筐体15の側板の内側に設けられる断熱部材16と、断熱部材16の内側に設けられる略四方形に曲げた熱交換器17とを備えている。
この室内ユニット本体14は、その一隅部に、略矩形に凹ませた配管導出部50を備えており、室内ユニット本体14の配管導出部50以外の隅部には、傾斜面51が設けられている。この傾斜面51には、吊り用金具21が備えられている。
熱交換器17は、3つの熱交換エレメント17A、17B、17Cを平行に備えて構成されている。図3に示すように、熱交換器17は、フィンアンドチューブ型熱交換器であり、3つの熱交換エレメント17A、17B、17Cは、共に、平行に配置された複数のフィン17Fの群の間に、チューブ17Tを貫通させて構成されている。
また、熱交換器17は、略矩形に曲げて構成されている。熱交換器17の曲げ始めの一端部52および曲げ終わりの他端部53の間には、開口部55が設けられている。そして、この開口部55が筐体15の一隅部15Bに位置するように、熱交換器17が、筐体15の内側に配置されている。
図2に示すように、開口部55が位置する筐体15の一隅部15Bは、配管導出部50の近傍の一隅部である。筐体15のうちこの配管導出部50の位置には、配管導出開口15Aが設けられている。熱交換器17は、熱交換器17の一端部52の端面52Aが配管導出開口15Aと対向するように、配置されている。
また、この熱交換器17の一端部52は、配管導出開口15Aの近傍に配置されている。
図3〜図6に示すように、70は、液管ユニットである。この液管ユニット70は、液管導出配管56と、結露水案内配管58と、分流器59と、液管分流配管60と、を備えている。
液管導出配管56は、配管導出開口15Aから筐体15内に入る位置に設けられている。
結露水案内配管58は、結露水をドレンパン19に案内する。この結露水案内配管58は、一端を液管導出配管56に接続され、筐体15内で室内ユニット本体14を天井11に設置した状態で下側に向けて凸型を有する下端部58Aを備えている。下端部58Aには、この下端部58Aから略水平に延びるU字の形状を備えた液案内部58Bが設けられている。結露水案内配管58の他端は、分流器59に接続されている。
分流器59に接続された結露水案内配管58は、分流器59を介して複数の液管分流配管60に分岐するよう構成されている。本実施の形態では、熱交換器17は縦9段に分岐してチューブ17Tが設けられており、結露水案内配管58は、分流器59を介して9本の液管分流配管60に分岐されている。
この9本の液管分流配管60は、熱交換器17の一端部52でチューブ17Tにそれぞれ接続されている。
図4に示すように、この液管ユニット70の少なくとも一部は、熱交換器17の一端部52よりも内側であり、熱交換器17の一端部52の端面52Aよりも端面52Aの奥側に設けられている。
液管ユニット70には結露水案内配管58が設けられるなど、液管ユニット70の配置には所定のスペースを必要とする。熱交換器17の一端部52と配管導出開口15Aとの間のスペースS1にこの液管ユニット70を配置しなくとも良いため、熱交換器17の一端部52を液管ユニット70のスペースを気にせずに配管導出開口15Aの近傍にまで設けることができ、熱交換器17を大型化できる。熱交換器17の一端部52を配管導出開口15Aに近く配置するほど、このスペースS1は狭くなるが、液管ユニット70のスペースを気にしなくともよいため、結露水案内配管58を十分な大きさに構成できる。
なお、液管ユニット70は、熱交換器17の内側である熱交換エレメント17Aから熱交換器17に挿通されているため、熱交換器17の内側に配置し易い。
図3〜図6に示すように、80は、ガス管ユニットである。このガス管ユニット80は、ガス管導出配管64と、ヘッダー配管63と、ガス管分流配管62と、を備えている。
ガス管導出配管64は、配管導出開口15Aから筐体15内に入る位置に設けられている。
ヘッダー配管63は、縦方向に直線状に設けられえた配管であり、縦方向の中央部に配管導出開口15Aの方向に向けて水平方向に略平行なガス管導出配管64が接続されている。ヘッダー配管63のうち、ガス管導出配管64が接続されている側と逆の側には、ガス管分流配管62が接続されている。
本実施の形態では、このガス管分流配管62は、熱交換器17に縦に9段設けられている9つの分流パスの数にあわせて9本設けられている。図6に示すように、このガス管分流配管62は、ヘッダー配管63に接続される接続部62Aと、単配管部62Bと、分岐部62Cと、分岐配管部62Dとで構成されている。分岐配管部62Dは、熱交換器17の一端部52でそれぞれチューブ17Tに接続されている。
単配管部62Bの一端と分岐配管部62Dとは、分岐部62Cの箇所で溶接されている。また、単配管部62Bの他端とヘッダー配管63とは、接続部62Aの箇所で溶接されている。接続部62Aと分岐部62Cとの距離は、単配管部62Bの他端とヘッダー配管63とを接続部62Aの箇所で溶接する際に、この溶接熱が分岐部62Cの溶接箇所に影響を与えることで分岐部62Cの溶接箇所を溶かしてしまうことのない範囲で最短距離に設定されている。
接続部62Aと分岐部62Cとの距離を短く構成することで、ヘッダー配管63を介してガス管分流配管62を複数設ける場合にも、ガス管分流配管62を小型化でき、ガス管ユニット80を小型化できる。そのため、熱交換器17の一端部52と配管導出開口15Aとの間にガス管ユニット80を設ける場合にも、熱交換器17の一端部52を配管導出開口15Aの近傍に配置することができる。
ガス管分流配管62、ヘッダー配管63、およびガス管導出配管64は、一端部52の端面52Aから配管導出開口15Aに向かって略直線に設けられている。そのため、これらガス管分流配管62、ヘッダー配管63、およびガス管導出配管64は、一端部52から配管導出開口15Aにかけて短距離で構成されている。
本実施の形態では、上述のように、筐体15のうち配管導出部50の位置に、配管導出開口15Aが設けられている。
この配管導出開口15Aは、図2に示すように、筐体15の一隅部15Bに、一隅部15Bの筐体15の一辺と平行になるように凹ませた段面部15Xに形成されている。
そして、上記ヘッダー配管63は、段面部15Xの内面の近傍に配置され、ヘッダー配管63と略横並びに液管ユニット70が配置されている。
また、ヘッダー配管63は、熱交換器17の一端部52の延長線と、熱交換器17の他端部53の延長線とが略交わる位置、若しくは、その近傍に配置されている。熱交換器17の他端部53の外側面53Aは、配管導出開口15Aの略延長線上に配置されており、熱交換器17の他端部53の延長線上は、配管導出開口15Aの内側に隣接した位置となっている。
ヘッダー配管63を配管導出開口15Aの内側に略隣接した位置に設けるため、熱交換器17の一端部52を配管導出開口15Aの近傍に配置でき、その分だけ、熱交換器17を大型化でき、熱交換効率を増大できる。
図5に示すように、9本に分岐した液管分流配管60は、それぞれ一端部52の側から熱交換エレメント17Aのチューブ17Tに接続されている。
熱交換エレメント17Aの他端部53のチューブ17Tは、図6に示すように、縦方向に隣接するチューブ17Tに対し、縦方向につなぐUベンド65により接続されている。
Uベンド65により接続されたチューブ17Tは、図5に示すように、熱交換エレメント17Aの一端部52の位置で端面52Aの正面視でT型部61となるよう熱交換エレメント17Bのチューブ17Tに接続されている。
熱交換エレメント17Bの他端部53のチューブ17Tは、図6に示すように、熱交換エレメント17Bと熱交換エレメント17Cとを斜め方向につなぐUベンド65によりそれぞれ接続されている。
熱交換エレメント17Cの一端部52のチューブ17Tは、図2および図6に示すように、ガス管ユニット80のガス管分流配管62に接続されている。
図7に示すように、液管導出配管56およびガス管導出配管64は、貫通孔71、72を介して室内ユニット本体14に出入りするよう構成されている。
配管導出開口15Aは、基部75と、取り外しカバー部76とで構成されており、取り外しカバー部76を上下に移動させることで取り外しカバー部76は着脱自在とされている。貫通孔71、72は、基部75と取り外しカバー部76との間に設けられており、基部75に取り外しカバー部76を取り付けることで形成される。
液管導出配管56およびガス管導出配管64には、それぞれ断熱カバー77が巻かれている。液管導出配管56およびガス管導出配管64は、断熱カバー77に巻かれて貫通孔71、72と密着した状態で貫通されるため、液管ユニット70およびガス管ユニット80に水滴が発生した場合にも、水滴が室内ユニット本体14の外側に漏れることがない。
開口部55を熱交換器17の内側から見ると、図3に示すように、熱交換器17の一端部52の上部と他端部53の上部とは、開口固定板66で固定されている。また、一端部52の内側下部および他端部53の内側下部は、端部固定板67で固定されている。
開口部55は、開口固定板66で一端部52の上部と他端部53の上部とを固定している箇所を除いては塞がれていない。そのため、熱交換器17の内側であり、開口部55の近傍に液管ユニット70を配置できる。
図2に示すように、熱交換器17の外側には、断熱部材16と熱交換器17との間に間隙S2が設けられている。空調運転時には、空調後の空気がこの間隙S2を通過し、被調和室へ送られる。
断熱部材16は、筐体15の内側に沿って設けられる周壁16Aと、周壁16Aと熱交換器17の一端部52の外側との間に設けられる仕切り壁16Bとを備えている。
仕切り壁16Bを隔てた間隙S2の外側には、開口部55と連続する小空間である空気滞留部68が設けられている。この空気滞留部68は、上面視で横長に細い略矩形に構成されている。上面視で空気滞留部68の縦方向の長さLは、熱交換器17の一端部52の端面52Aから配管導出開口15Aとの間の距離に応じて変更できる。
本実施の形態では、熱交換器17の一端部52を配管導出開口15Aの近傍に配置しているため、空気滞留部68の縦方向の長さLが短くなるよう構成されている。このように空気滞留部68の縦方向の長さLが短くなるよう構成されるため、空気滞留部68は小空間として構成される。
空気滞留部68が小空間として構成されるため、例えば開口部55に、開口部55を塞ぐ板材を設けずとも、室内ユニット本体14内に吸い込んだ空気が開口部55を通過し空気滞留部68に多く滞留することがなく、熱交換効率を阻害しにくい。
以上説明したように、本実施の形態によれば熱交換器17の一端部52には液管ユニット70およびガス管ユニット80が接続され、ガス管ユニット80は、熱交換器17の一端部52に接続されるガス管分流配管62と、ガス管分流配管62をまとめて接続するヘッダー配管63と、を備え、液管ユニット70は、熱交換器17の一端部52に接続される液管分流配管60と、液管分流配管60をまとめて接続する分流器59と、筐体15内で下方に凸形状とされる結露水案内配管58と、を備え、ヘッダー配管63を筐体15の一隅部15Bに設けられる配管導出開口15Aの内面の近傍に配置すると共に、ヘッダー配管63と略横並びに液管ユニット70を配置している。
この構成によれば、熱交換器17の一端部52を、配管導出開口15Aに近づけることができ、限られた大きさである天井埋込型室内ユニット10内で熱交換器17を大型化し、熱交換効率を向上した天井埋込型室内ユニット10を提供できる。
また、本実施の形態によれば、ヘッダー配管63は、熱交換器17の一端部52の延長線と、熱交換器17の他端部53の延長線とが略交わる位置、若しくは、その近傍に配置されている。
この構成によれば、ヘッダー配管63を配管導出開口15Aの内側に略隣接した位置に設けるため、熱交換器17の一端部52を配管導出開口15Aの近傍に配置でき、限られた大きさである天井埋込型室内ユニット10内で熱交換器17を大型化し、熱交換効率を向上した天井埋込型室内ユニット10を提供できる。
また、本実施の形態によれば、結露水案内配管58は、前記凸形状の下端部58Aから略水平に設けられる液案内部58Bを備えている。
この構成によれば、結露水をドレンパン19に案内する結露水案内配管58を大きく構成し、結露水の案内をスムーズに行うことができる。この結露水案内配管58を備えるため液管ユニット70が大型化したとしても、熱交換器17の一端部52を配管導出開口15Aの近傍に配置でき、限られた大きさである天井埋込型室内ユニット10内で熱交換器17を大型化し、熱交換効率を向上した天井埋込型室内ユニット10を提供できる。
また、本実施の形態によれば、ドレンパン19が箱形に形成され、筐体15側面の断熱を兼ねており、ドレンパン19と熱交換器17との間には、熱交換された空気が通過する間隙S2が設けられ、ドレンパン19は、筐体15の内側に沿って設けられる周壁16Aと、周壁16Aと熱交換器17の一端部52との間に設けられる仕切り壁16Bとを備え、仕切り壁16Bを隔てた間隙S2の外側には、曲げ始めの一端部52および曲げ終わりの他端部53の間の開口部55と連続する空気滞留部68が設けられ、空気滞留部68は、熱交換器17の一端部52と配管導出開口15Aとの間に設けられる小空間とされている。
この構成によれば、空気滞留部68が小空間として構成されるため、例えば開口部55を塞ぐ板材を設けずとも、室内ユニット本体14内に吸い込んだ空気が空気滞留部68に多く滞留することがなく、熱交換効率を阻害しにくい。
熱交換効率を阻害しにくい状況で、熱交換器17を大型化できるため、限られた大きさである天井埋込型室内ユニット10内に大きい熱交換器17を配置し、熱交換効率を向上した天井埋込型室内ユニット10を提供できる。
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。あくまでも本発明の一実施の態様を例示するものであるから、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更、及び応用が可能である。
10 天井埋込型室内ユニット
14 室内ユニット本体
15 筐体
15A 配管導出開口
15B 筐体の一隅部
16 断熱部材
16A 周壁
16B 仕切り壁
17 熱交換器
17A、17B、17C 熱交換エレメント
17F フィン
17T チューブ
19 ドレンパン
50 配管導出部
52 熱交換器の一端部
52A 端面
53 熱交換器の他端部
53A 熱交換器の他端部の外側面
55 開口部
56 液管導出配管
58 結露水案内配管
59 分流器
60 液管分流配管
62 ガス管分流配管
62A 接続部
62B 単配管部
62C 分岐部
62D 分岐配管部
63 ヘッダー配管
64 ガス管導出配管
68 空気滞留部
70 液管ユニット
71、72 貫通孔
75 基部
76 取り外しカバー部
77 断熱カバー
80 ガス管ユニット
L 空気滞留部の縦方向の長さ
S1 スペース
S2 間隙

Claims (4)

  1. 筐体内にドレンパンおよび略四方形に曲げたフィンアンドチューブ型の熱交換器を配置し、前記熱交換器の略四方形の一端部および他端部を前記筐体の一隅部に配置した天井埋込型室内ユニットにおいて、
    前記熱交換器の一端部には液管ユニットおよびガス管ユニットが接続され、
    前記ガス管ユニットは、前記熱交換器の一端部に接続されるガス管分流配管と、前記ガス管分流配管をまとめて接続するヘッダー配管と、を備え、
    前記液管ユニットは、前記熱交換器の一端部に接続される液管分流配管と、前記液管分流配管をまとめて接続する分流器と、前記筐体内で下方に凸形状とされる結露水案内配管と、を備え、
    前記ヘッダー配管を前記筐体の前記一隅部に設けられる配管導出開口の内面の近傍に配置すると共に、前記ヘッダー配管と略横並びに前記液管ユニットを配置したことを特徴とする天井埋込型室内ユニット。
  2. 前記ヘッダー配管は、前記熱交換器の一端部の延長線と、前記熱交換器の他端部の延長線とが略交わる位置、若しくは、その近傍に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の天井埋込型室内ユニット。
  3. 前記結露水案内配管は、前記凸形状の下端部から略水平に設けられる液案内部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の天井埋込型室内ユニット。
  4. 前記ドレンパンが箱形に形成され、前記筐体側面の断熱を兼ねており、ドレンパンと前記熱交換器との間には、熱交換された空気が通過する間隙が設けられ、
    前記ドレンパンは、前記筐体の内側に沿って設けられる周壁と、前記周壁と前記熱交換器の一端部との間に設けられる仕切り壁とを備え、
    前記仕切り壁を隔てた前記間隙の外側には、前記一端部および前記他端部の間の開口部と連続する空気滞留部が設けられ、
    前記空気滞留部は、熱交換器の一端部と前記配管導出開口との間に設けられる小空間であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の天井埋込型室内ユニット。
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