JP6754092B2 - 薬剤取りまとめ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、包装済の薬剤を服用者に合わせて取りまとめる装置に関するものである。
急性期を過ぎて病状が安定した患者が在宅で療養する場合がある。また高齢の患者は、自宅や介護施設で療養を続ける場合が多い。
医師から処方され、患者が日常的に服用する薬剤は、複数種類であることが多い。
例えば、血圧を安定させる降圧剤、コレステロールを低下させるコレステロール低下薬、糖尿病治療薬、副作用を抑制するための胃腸薬等が処方され、患者はこれらを同時に或いは、朝、昼、夜という様に時間を開けて服用する。
在宅患者や介護施設に入所中の患者は、上記した複数の薬剤を家族や施設職員の補助を受けて服用することとなる。
しかしながら、前記した様に医師が処方する薬剤は複数である場合が多いから、いずれかの薬剤を服用し忘れることがある。例えば、A薬、B薬、C薬、D薬を同時に服用すべきところをA薬とB薬だけを服用し、C薬とD薬を服用し忘れることがある。
特に介護施設では、入所者が複数であり、且つ入所者ごとに服用すべき薬剤が異なるので、入所者が所定薬剤を所定の時期に服用したか否かを正確に把握することが困難となり、服用漏れが生じてしまう。
そこで介護施設の現場では、服用漏れを防止するため、患者が一度に服用すべき薬剤をステープラーやクリップで取りまとめておいて患者の手元に置き、介護施設の職員が服用すべき時刻を知らせて服用を促すことが行われている。
また介護施設の現場では、患者ごとに服薬カレンダーを準備し、各患者の服薬カレンダーのポケットに、取りまとめられた服用すべき薬剤を収納しておき、服用すべき時刻に取りまとめた薬剤を患者に手渡す場合もある。
また一度に服用すべき薬剤を取りまとめる作業は煩雑であり、介護施設の職員にとっては負担が大きいので、この作業を薬局が行う場合もある。
以下、従来技術における薬剤の取りまとめ方法について説明する。
薬局には、例えば特許文献1、2に開示された様な薬剤供給装置や散薬分包装置が備えられている。薬剤供給装置等は、錠剤や散薬を一服用分づつ包装する装置である。
即ち医師の処方箋を薬剤供給装置等に入力すると、図20の様に薬剤が一服用分づつ包装され、それらが帯状に繋がって排出される。また各薬剤包装には、患者名や薬品名等が印字される場合もある。
薬局では、薬剤師が薬剤供給装置等を操作し、図20の様な帯状に繋がった状態の包装済薬剤200,201,202を排出させる。
また市販の一般用医薬品203が医師によって処方される場合もある(図20においては、太田胃酸 株式会社太田胃酸の登録商標)。なお一般用医薬品203も包装済薬剤である。
そして薬局内において、薬剤師が帯状に繋がった状態の包装済薬剤200,201,202を一包装ずつ切り離して個別の包装済薬剤205,206,207とし、一般用医薬品203と共に取りまとめる。そしてこれらを重ねてステープラー211で止める。即ちステープラー211の針212で包装済薬剤205,206,207と一般用医薬品(包装済薬剤)203を一体に締結して薬剤群210を作る。そしてこの薬剤群210を患者や介護施設の職員等に渡す。
特開2009−100911号公報 特開2007−246112号公報
前記した様に従来技術においては、手作業によって個別の包装済薬剤205,206,207や一般用医薬品203を取りまとめ、手作業によって一体に締結して薬剤群210を作っている。
しかしながらこの作業は面倒である。さらに、服用時にステープラの針を誤飲してしまうリスクが発生する。すなわち、服用時、薬包紙を切り離したり開封した際に、薬剤の中に異物としてステープラが混入する恐れがあった。そこで本発明は、包装済薬剤や一般用医薬品を取りまとめ、一体に締結して薬剤群を作る作業を自動化するための装置を開発することを課題とするものである。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、薬剤仮置き部を複数備え、さらに搬送装置と、接続部材を供給する接続部材供給装置を有し、前記薬剤仮置き部は、薬剤が包装された包装済薬剤を複数仮置きすることが可能であり、前記搬送装置は、前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包ずつ搬送することが可能であり、前記搬送装置によって一つの前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、続いて前記搬送装置によって他の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、さらに必要に応じて任意の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送する動作を繰り返し、前記接続部材供給装置は、前記搬送装置で搬送された包装済薬剤に前記接続部材を供給し、複数の前記薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤同士を接合して、一回服用分の薬剤群を構成することを特徴とする薬剤取りまとめ装置である。
本発明の薬剤取りまとめ装置は、包装済薬剤を取りまとめる装置である。
本発明の薬剤取りまとめ装置は、薬剤仮置き部を有しており、薬剤仮置き部に一服用分の薬剤が包装された包装済薬剤を複数仮置きする。
そして搬送装置によって薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包ずつ搬送する。また接続部材供給装置によって搬送装置で搬送された包装済薬剤に接続部材を供給し、複数の薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤同士を接合する。
本発明の薬剤取りまとめ装置によると、包装済薬剤を取りまとめる作業の多くを自動化することができる。
請求項2に記載の発明は、薬剤仮置き部を複数備え、さらに搬送装置と、接続部材を供給する接続部材供給装置を有し、前記薬剤仮置き部は、薬剤が包装された包装済薬剤を複数仮置きすることが可能であり、前記搬送装置は、前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包ずつ搬送することが可能であり、前記搬送装置によって一つの前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、続いて前記搬送装置によって他の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、さらに必要に応じて任意の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送する動作を繰り返し、前記接続部材供給装置は、前記搬送装置で搬送された包装済薬剤に前記接続部材を供給し、複数の前記薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤同士を接合し、接合テーブルを有し、前記搬送装置は、前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を順次接合テーブルに搬送し、前記接続部材供給装置が供給する接続部材は粘着部材を含み、一つの薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤に前記接続部材供給装置から供給された粘着部材を付着させ、当該包装済薬剤に他の薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤を接合テーブル上で重ねて包装済薬剤同士を接合することを特徴とする薬剤取りまとめ装置である。
本発明の薬剤取りまとめ装置は、接合テーブルを有している。接合テーブルは作業台として機能するものであり、薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤が、搬送装置によって順次搬送される。そして包装済薬剤に前記接続部材供給装置から供給された粘着部材を付着させる。
続いて搬送装置によって他の包装済薬剤を搬送し、接合テーブル上で、先の包装済薬剤に重ねる。その結果、先に搬送された包装済薬剤に後から搬送された包装済薬剤が接着される。
この作業を順次繰り返して薬剤群を作る。
本発明の薬剤取りまとめ装置によると、包装済薬剤を取りまとめ、一体に締結して薬剤群を作る作業を自動化することができる。
本発明の実施形態の薬剤取りまとめ装置の斜視図である。 図1の薬剤取りまとめ装置の動作を順を追って説明する動作説明図である。 図1の薬剤取りまとめ装置の動作を順を追って説明する動作説明図であり、図2に続く動作を示す。 図1の薬剤取りまとめ装置の動作を順を追って説明する動作説明図であり、図3に続く動作を示す。 図1の薬剤取りまとめ装置の動作を順を追って説明する動作説明図であり、図4に続く動作を示す。 図1の薬剤取りまとめ装置の動作を順を追って説明する動作説明図であり、図5に続く動作を示す。 薬剤取り出し装置の斜視図であり、蓋部材を閉じた状態を示す。 図7の薬剤取り出し装置の斜視図であり、箱本体内に薬剤群が無い状態で蓋部材を開いた状態を示す。 図7の薬剤取り出し装置に収納される薬剤群の斜視図である。 図7の薬剤取り出し装置に収納される薬剤群を重ねた状態の斜視図である。 図7のA−A断面図である。 図7のB−B断面図である。 本発明の第1実施形態の薬剤取り出し装置の斜視図であり、箱本体内に薬剤群が有る状態で蓋部材を開けんとする途中を示す。 図7の薬剤取り出し装置の斜視図であり、箱本体内に薬剤群が有る状態で蓋部材を開いた状態を示す。 第2実施形態の薬剤取り出し装置の側面断面図である。 第2実施形態の薬剤取り出し装置の分解斜視図である。 第2実施形態の薬剤取り出し装置の箱本体及び中敷部材の斜視図である。 第2実施形態の薬剤取り出し装置の箱本体に昇降部材を差し込んだ状態の斜視図である。 本発明の第2実施形態の中敷部材と昇降部材の関係を示す斜視図である。 従来技術における薬剤の取りまとめ方法を説明する説明図である。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
本実施形態の薬剤取りまとめ装置100は、3個の薬剤仮置き箱(薬剤仮置き部)101,102,103と、搬送装置105と、接合テーブル106及び接続部材供給装置107によって構成されている。
また接合テーブル106の下には、まとめ箱108が設置されている。
3個の薬剤仮置き箱(薬剤仮置き部)101,102,103は、いずれも同一の形状、構造であるから、図面左端の薬剤仮置き箱101について説明する。
薬剤仮置き箱101は、直方体又は立方体であって、上部のみが開放され、他の5面が閉塞された箱である。
薬剤仮置き箱101は、アクリル樹脂等の透明な素材で作られており、内部が透けて見える。
薬剤仮置き箱101の内部は空洞であり、移動底板110が内蔵されている。移動底板110は、四角形の板であり、図示しないガイドによって水平姿勢に保たれた状態で薬剤仮置き箱101内を垂直方向に移動することができる。
また移動底板110と薬剤仮置き部の底板との間には、バネ111が介在されており、移動底板110は常に上方に付勢されている。
搬送装置105は、図1の様に、水平移動テーブル112と、真空パッド(保持手段)115を有している。
水平移動テーブル112は、水平移動装置116によって水平方向に移動する。また真空パッド115は、真空吸引によって包装済薬剤205,203,207を保持することが可能である。また真空パッド115は、垂直移動装置117によって垂直方向に移動する。
本実施形態では、水平移動装置116は、水平ガイド120と、水平駆動装置121によって構成されている。
水平ガイド120は、図示しない支持装置に支持された一対のレールであり、水平方向に延びている。
水平駆動装置121は、駆動側プーリ122と、従動側プーリ123と、これらに懸架台された歯付きベルト125によって構成されている。駆動側プーリ122には、ステッピングモータ126が接続されており、ステッピングモータ126が回転すると駆動側プーリ122が回転し、歯付きベルト125が走行する。
前記した水平移動テーブル112は、水平ガイド120と係合していて水平方向に直線移動する様に規制されている。
また水平移動テーブル112には、水平駆動装置121の歯付きベルト125が接続されており、歯付きベルト125の走行に応じて水平方向に移動する。
また水平駆動装置121はステッピングモータ126によって駆動されており、予め設定された位置で水平移動テーブル112を停止することができる。
垂直移動装置117は、前記した水平移動テーブル112に設置されている。
垂直移動装置117は、ガイドブッシュ130a,bと、ガイド棒131a,b及び駆動機構132によって構成されている。
ガイドブッシュ130a,bは、図示しない貫通孔を有し、水平移動テーブル112に一体的に固定されている。
また水平移動テーブル112には、ガイドブッシュ130a,bの貫通孔と連通する開口が設けられている(図示せず)。
ガイド棒131a,bは、真空パッド115に取り付けられている。
ガイド棒131a,bは、前記したガイドブッシュ130a,bに挿通されており、真空パッド115は、ガイド棒131a,b及びガイドブッシュ130a,bによって上下方向に移動する様に規制されている。
駆動機構132は、ラック133と、ピニオン135及びモータ136によって構成されている。
駆動機構132のラック133は、真空パッド115に取り付けられている。またピニオン135及びモータ136は、水平移動テーブル112に載置されており、ピニオン135は前記したラック133と係合している。そのためモータ136が回転すると、ピニオン135が回転し、ラック133が直線移動して真空パッド115が昇降する。また真空パッド115には図示しないセンサーが設けられており、真空パッド115が障害物に当たると、モータ136の回転が停止する。
真空パッド115は、公知のワーク保持部材であり、図示しない真空源に接続されており、真空力によってワークを吸着するものである。
真空パッド115にはワークを一定の力で押しつけて、ワークを安定して保持できる様に、バネ等の弾性部材による緩衝部材(図示せず)が設けられている。緩衝部材はバネ等の伸縮により、真空パッド115を上下方向に移動させるものである。
前記したセンサーは、障害物の存在を直接検知するものでも良いが、緩衝部材が収縮したことを検知して障害物に当たったことを検知させるものであってもよい。
本実施形態では真空パッドは1つであるが、複数の独立した真空パッドで吸引してもよく、そうすれば、1つのパッドでエアーリークが発生しても他のパッドで吸引が可能になる。
接続部材供給装置107は、接続部材たる両面テープ137を供給するものであり、リール収容箱138と、リール収容箱138を昇降及び直線移動させる駆動装置140(図1)によって構成されている。
リール収容箱138は、両面テープ137が巻かれた主リール141と、離型シートを巻きとる補助リール142を有し、両者が連動する様にギヤ列が内蔵されたものである。
リール収容箱138は、例えば株式会社コクヨ製の「RAKUHARI」(登録商標)を使用することができる。
リール収容箱138の先端部を対象物に押しつけてリール収容箱138を直線移動させると、両面テープ137が対象物に付着し、離型シートが補助リール142に巻き取られる。そのため、対象物には両面テープ137の粘着部材が残る。
接合テーブル106は、水平姿勢に設置された台であり、図示しないモータによって水平移動する。また接合テーブル106に近傍には当接壁143が設置されている。
まとめ箱108は、上部が開放された立方体の箱である。
薬剤取りまとめ装置100は、前記した様に3個の薬剤仮置き箱(薬剤仮置き部)101,102,103と、搬送装置105と、接合テーブル106及び接続部材供給装置107によって構成されており、3個の薬剤仮置き箱101,102,103は、直列的に並べられている。接合テーブル106は、薬剤仮置き箱101,102,103の上端と同等の高さにあって水平方向に設置されている。
搬送装置105は、薬剤仮置き箱101,102,103の近傍にあり、水平移動テーブル112は、薬剤仮置き箱101,102,103及び接合テーブル106の領域を移動することができる。
まとめ箱108は接合テーブル106の下に設置されている。
次に本実施形態の薬剤取りまとめ装置100の機能について説明する。
前記した様に本実施形態の薬剤取りまとめ装置100は、3個の薬剤仮置き箱101,102,103を持っており、各薬剤仮置き箱101,102,103にはそれぞれ別の包装済薬剤が収容されている。例えば、リピトール錠が収容された包装済薬剤205が多数個、薬剤仮置き箱101に収容されている。コデインリン酸塩の散薬が収容された包装済薬剤207が多数個、薬剤仮置き箱102に収容されている。また太田胃酸(株式会社太田胃酸の登録商標)が収容された一般用医薬品203が多数個、薬剤仮置き箱103に収容されている。
本実施形態の薬剤取りまとめ装置100では、最初に左端の薬剤仮置き箱101からリピトール錠が収容された包装済薬剤205を取り出して接合テーブル106に搬送する。具体的には、搬送装置105の水平移動装置116のステッピングモータ126を所定の回転数だけ回転し、水平移動テーブル112を水平移動して、左端の薬剤仮置き箱101の真上の位置に停止させる(図2a)。
その後、図2(b)の様に、垂直移動装置117のモータ136を駆動して、真空パッド(保持手段)115を垂直に降下させる。そして真空パッド115の下面を薬剤仮置き箱101の最も上に積まれた包装済薬剤205と接触させる。
なお真空パッド(保持手段)115の近傍にカメラを搭載し、対象薬剤をカメラ等で撮影した画像を記憶しておき、重ね合わせられた薬剤群150の構成を、後から確認(トレーサビリティ)できるようにしても良い。
また、真空パッド(保持手段)115の近傍に情報読み取り装置を搭載し、薬包紙に印刷されたQRコード(二次元バーコードの一例 株式会社デンソーウェーブの登録商標)等の識別情報を読ませて、処方データと比較する事によって正誤チェックを実施してもよく、前記と同様に後から確認できるようにしても良い。
本実施形態では、真空パッド115に図示しないセンサーが設けられており、真空パッド115が障害物に当たると、モータ136の回転が停止するから、真空パッド115の下面が包装済薬剤205と接触した状態で垂直移動装置117のモータ136が停止し、真空パッド115の下面が包装済薬剤205と接触した状態で停止する。
続いて図示しない真空源によって真空パッド115の下面を真空引きして包装済薬剤205を保持し、さらに図2(c)の様に垂直移動装置117を上昇させる。
そしてその後、図3(d)の様に水平移動テーブル112を水平移動して、接合テーブル106の真上の位置で水平移動テーブル112を停止させる。
その後、真空パッド115に供給していた真空を停止し、図3(e)の様に包装済薬剤205の保持を解除して包装済薬剤205を接合テーブル106に落下させる。
続いて図3(f)の様に、接続部材供給装置107を駆動し、リール収容箱138の先端部を接合テーブル106上の包装済薬剤205に押しつけてリール収容箱138を直線移動させ、包装済薬剤205に接続部材たる両面テープ137を付着させる。
両面テープ137を付着させる位置は任意であり、包装済薬剤205の中心部であってもよく、端部であってもよい。
薬剤群150を構成する包装済薬剤205,207,203の結合を確実にするためには、両面テープ137を包装済薬剤205の中心部に付着させることが推奨される。
薬剤群150を各包装済薬剤205,207,203に分離する際の容易性を重視する観点からは包装済薬剤205の端部に両面テープ137を付着させることが推奨される。包装済薬剤205の端部に両面テープ137に付着する構成を採用する場合は、薬剤群150から各包装済薬剤205,207,203を捲り取る作業が容易となる他、包装済薬剤205,207,203を捲り上げて薬剤群150の構成を確認することもできることとなる。
続いて図4(g)(h)の様に薬剤仮置き箱102の包装済薬剤207を取り出して接合テーブル106に搬送する。具体的には、水平移動テーブル112を水平移動して、左端の薬剤仮置き箱102の真上の位置に停止させる。続いて垂直移動装置117を駆動して真空パッド115を降下し、薬剤仮置き箱102の最も上に積まれた包装済薬剤207を保持する(図4g)。さらに続いて垂直移動装置117のモータ136を駆動して、真空パッド115を上昇させる。
そしてその後、図4(h)の様に水平移動テーブル112を水平移動して、接合テーブル106の真上の位置で水平移動テーブル112を停止させる。
その後、垂直移動装置117を駆動して真空パッド115を降下させる。そして先に接合テーブル106に搬送されている包装済薬剤205の上に、現に真空パッド115で保持している包装済薬剤207を押しつける(図4h)。
ここで接合テーブル106上の包装済薬剤205には、両面テープ137が付着しているから、包装済薬剤205の上に包装済薬剤207を押し付けることによって包装済薬剤207が包装済薬剤205に接着される。
あるいは別途用意のローラ等を押し当てて包装済薬剤207を包装済薬剤205の上に押しつける。
両面テープ137を包装済薬剤205の端部に付着させる構成を採用する場合には、包装済薬剤207を押しつけるためのローラを設け、当該ローラで包装済薬剤207を包装済薬剤205に押しつけることが望ましい。
そして前記した工程と同様に、接続部材供給装置107を駆動し、リール収容箱138の先端部を接合テーブル106上の包装済薬剤207に押しつけてリール収容箱138を直線移動させ、包装済薬剤207に両面テープ137を付着させる。
続いて、薬剤仮置き箱103から太田胃酸(株式会社太田胃酸の登録商標)が収容された一般用医薬品(包装済薬剤)203を取り出し(図5j)、接合テーブル106に搬送し、現に真空パッド115で保持している一般用医薬品203を包装済薬剤207に押しつける。
その結果、一般用医薬品(包装済薬剤)203が包装済薬剤207に接着され、包装済薬剤205、包装済薬剤207及び一般用医薬品203を一体的に接合した薬剤群150が構成される。
ここで、一般用医薬品203は、包装済薬剤205,207とは包装材の材質や大きさが異なるが、本実施形態では両面テープ137の粘着部材(接着剤)によって一般用医薬品203と包装済薬剤207を接着するので、実用上、十分な接着強度が得られる。
即ち、包装済薬剤205,207及び一般用医薬品203は単に一まとめになっていれば足り、高い接着強度は要求されない。接着強度は、包装済薬剤205,207及び一般用医薬品203を容易に引き離すことができる程度であることが望ましいので、包装済薬剤205,207及び一般用医薬品203は緩く接合されていれば足る。
図5(k)の様に包装済薬剤205,207及び一般用医薬品203が接合されると、図5(l)の様に接合テーブル106を水平方向に移動させる。しかしながら、接合テーブル106上の薬剤群150は、当接壁143と当接して水平方向には移動しない。そして接合テーブル106が、まとめ箱108の上部から離れ、接合テーブル106上の薬剤群150がまとめ箱108に落下する。
薬剤群150がまとめ箱108に落下すると、接合テーブル106を水平方向に移動させて接合テーブル106の位置を元に戻し、まとめ箱108の開口を再度覆わせる。
その後は、前記した動作を繰り返し、薬剤群150を作成しては接合テーブル106を移動させて薬剤群150をまとめ箱108に落下させる。
そして所定量の薬剤群150がまとめ箱108に落下すると、一連の作業を終了し、まとめ箱108を取り外して患者等に引き渡す。
以上説明した実施形態では、3個の薬剤仮置き箱(薬剤仮置き部)101,102,103を有する構成としたが、薬剤仮置き箱の数は任意である。また必ずしも全ての薬剤仮置き箱を使用する必要はない。
以上説明した実施形態では、搬送装置105は、歯付きベルト125によって水平移動テーブル112を水平移動させたが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、チェーンを使用する機構、ラックアンドピニオンを使用する機構、送りネジを使用する機構、パンタグラフ等のリンク機構、シリンダー等の直線駆動するアクチュエータを使用する機構等が考えられる。
真空パッド115を昇降する機構についても同様であり、ベルトやチェーンを使用する機構、送りネジを使用する機構、パンタグラフ等のリンク機構、シリンダー等の直線駆動するアクチュエータを使用することができる。
また上記した実施形態では、包装済薬剤205,207及び一般用医薬品203を保持する手段として、真空パッド115を採用したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、ベルヌイチャック等の他の空気力学を利用した保持手段、マジックハンド等による機械的保持手段等を採用することもできる。
また上記した実施形態では、接続部材供給装置107は、接続部材として両面テープ137を供給するものを開示した。両面テープ137は、粘着部材を有するものであって推奨される。両面テープ137に代わって液状の糊を滴下する構成や、固形糊を塗り付ける構成が考えられる。本発明は、接続部材としてクリップやステープラーを使用することを排除するものではないが、従来の課題でも示したとおりクリップやステープラーは、年配の患者が誤飲する危険があり、推奨できない。
以上説明した実施形態では、接合テーブル106の下にまとめ箱108を設置し、まとめ箱108に薬剤群150を収容した。上記した実施形態で採用したまとめ箱108は単なる箱であるが、より高機能の箱を採用してもよい。
例えば、以下に示す薬剤取り出し装置1をまとめ箱108の代わりに接合テーブル106の下に設置してもよい。
以下さらに薬剤取り出し装置1について説明する。第一実施形態の薬剤取り出し装置1は、直方体の箱状であり、箱本体2と蓋部材3を有している。
箱本体2は、上面だけが開口し、他の面が壁で覆われた構造をしている。即ち箱本体2は、底壁5と、正面壁6、裏面壁7及び側面壁10,11を有し、天面だけが開放された箱体である。箱本体2の内部は空洞であり、前記した薬剤群150を複数収容するための収容空間12となっている。
蓋部材3は四角形であって、箱本体2の開口部15を覆うものであり、開口部15を開放・閉塞することができる。
本実施形態では、箱本体2と蓋部材3は、一枚の厚紙を展開形状に打ち抜き、これを折り曲げて作られたものであり、蓋部材3の一辺は、箱本体2の開口部15の一辺20と共通する。そのため蓋部材3は、その一辺20が箱本体2の開口端に接続された状態であり、蓋部材3を箱本体2から分離することはできない。ただし、蓋部材3の他の辺は、箱本体2から切り離されており、蓋部材3は、接続された一辺20を中心として揺動する。
即ち蓋部材3は、一辺20がヒンジとして機能し、揺動して箱本体2の開口部15を開放・閉塞することができる。
また蓋部材3の揺動辺(一辺20)に対して対向する辺には、差し込み片21が形成されている。
本実施形態では、箱本体2の開口部15に包装保持部材22が設けられている。包装保持部材22は、箱本体2の開口部15の前記した揺動辺(一辺20)に直交する2辺25,26に設けられている。
包装保持部材22は長方形であり、開口部15の2辺25,26を基端として箱本体2の底壁5に対して平行に張り出したものである。また包装保持部材22の側辺27,28,30,31は、箱本体2の開口部15に接着されている。
そのため包装保持部材22は、その3辺が箱本体2の開口部15に接続されており、曲がり難く、撓み難い。
包装保持部材22は、箱本体2の開口部15の一部を閉塞するものである。そのため、箱本体2の実際の開口面積は、箱本体2内の断面積(平面断面)よりも小さい。また箱本体2の実際の開口面積は、薬剤群150よりも小さい。
蓋部材3の内側には、粘着部材33が設けられている。即ち粘着部材33は、蓋部材3の収容空間12側にある。粘着部材33は、ある程度の立体形状であり、圧縮方向に弾性変形することができる。
粘着部材33は、糊を固めた物や、ゴム等の弾性体の表面に糊を付着させたものであり、粘着性はあるものの、物を分離できない程の接着強度は発生しない。
本実施形態では、箱本体2の収容空間12内に、押圧部材35が収納されている。
そして収容空間12内に包装済薬剤207及び一般用医薬品203を一体的に接合した薬剤群150が収容される。
薬剤群150は、積み重ねられて図10の様な小袋群41となっている。
押圧部材35は、弾性体である。押圧部材35は、例えばスポンジ等の軟質の多孔質樹脂であり、大きな変形能を持つものである。押圧部材35は、10分の1程度の厚さに圧縮でき、容易に元の厚さに復元するものが望ましい。
収容空間12の底側に押圧部材35が配置され、その上に小袋群41が配置される。そのため小袋群41は、常時押圧部材35によって、開口部15側に押圧されている。しかしながら、箱本体2の開口部15には、包装保持部材22が設けられており、開口部15の実質的な開口面積は、薬剤群150よりも小さいから、薬剤群150の周辺部が包装保持部材22の内面と当接し、薬剤群150が箱本体2から脱出することはない。
本実施形態の薬剤取り出し装置1の通常の状態は、図7の様であり、蓋部材3によって箱本体2の開口部15が閉塞されている。この際の内部の様子は、図11、図12の通りであり、蓋部材3の収容空間12側に設けられた粘着部材33が、一番上の薬剤群150の表面と接触している。そのため蓋部材3に設けられた粘着部材33に、一番上の薬剤群150だけが付着する。
そして使用者が蓋部材3を開くと、図13の様に薬剤群150の端辺部が弾性変形して形状が縮まり、包装保持部材22をすり抜けて脱出する。
そのため蓋部材3を完全に開くと、図14の様に、薬剤群150が蓋部材3に貼り付いた状態で、収容空間12から脱出する。
使用者は、薬剤群150を蓋部材3からはぎ取り、薬剤群150を分離し、各薬剤を服用する。
本実施形態の薬剤取り出し装置1によると、薬剤を一服用分ずつ取り出すことができる。
薬剤取り出し装置1の蓋部材3は、箱本体2の開口部15を開放した際に、図14の様に開口部15を開放した状態を維持することが望ましい。
例えば本実施形態の様に、厚紙を折り曲げて箱本体2及び蓋部材3を作る場合には、紙自体が有する弾性力を利用して蓋部材3の姿勢を開口部15を開放した状態に維持させることができる。
またバネやゴム等の弾性体を利用して蓋部材3の姿勢を開口部15を開放した状態に維持させることも可能である。
上記した実施形態では、薬剤取り出し装置1を紙で製作したが、樹脂や金属、木材等で薬剤取り出し装置1を製作してもよい。
また、蓋部材3を箱本体2に係合させる係合部を設け、ボタンやレバー等を操作することによって係合を解消させて蓋部材3が開く様な構造を採用することもできる。蓋部材3を押すことによって係合を解消させ、蓋部材3が開く様な構造を採用することも推奨される。
上記した実施形態では、蓋部材3を箱本体2の上に設けたが、側面や正面に設けてもよい。また壁や柱に薬剤取り出し装置1を取り付けることを前提として、箱本体2の底壁5に蓋部材3を設けてもよい。
上記した実施形態では、押圧部材35としてスポンジ等の軟質の多孔質樹脂を採用したが、バネやゴムを活用してもよい。ただし押圧部材35は、広い面積をもって薬剤群150を押圧する必要があるから、バネを活用する場合には、移動可能な中敷部材を設け、中敷部材の下部にバネを配し、中敷部材を介して広い面積で薬剤群150を押圧することが望ましい。
本発明の第2実施形態として、押圧部材45をバネ46と昇降部材47と中敷部材48によって構成した薬剤取り出し装置50について説明する。なお先の実施形態と同一の構成部材には、同一の番号を付して重複した説明を省略する。
第2実施形態の薬剤取り出し装置50は、箱本体51と設置台52によって構成されている。
箱本体51は、図16に示す様に、背面側にスリット53が設けられている。スリット53は、裏面壁7の中央にあり、天地方向に延びている。箱本体51の他の構成は、先の実施形態の箱本体2と同一である。
箱本体51内に中敷部材48が設けられている。中敷部材48は、平面状の昇降板55を有し、昇降板55の側面側に足部材55a,55b,55c,55dが設けられている。足部材55a,55b,55c,55dは、中敷部材48を箱本体51内に入れた際、昇降板55と箱本体51の底との間に昇降部材47を挿入するための隙間を形成させるために配されたものであり、形状は問わない。本実施形態では、図19の様にダンボールや厚紙を三角形に折り曲げて足部材55a,55b,55c,55dを形成しているが、円形や四角形の短柱であってもよい。
足部材55a,55b,55c,55dは、前記したスリット53に対応する部位には存在しない。
本実施形態では、足部材55aと足部材55dとが一列に並べられている。また足部材55bと足部材55cとが一列に並べられている。足部材55aと足部材55dによって構成される列と、足部材55bと足部材55cによって構成される列の列同士の間には、ある程度大きな間隔がある。
これに対して、一つの列を構成する足部材55aと足部材55dとの間の隙間は、極めて小さい。同様に一つの列を構成する足部材55bと足部材55cとの間の隙間も、極めて小さい。
設置台52は、箱載置部材60と、ガイド部材61、昇降部材47及びバネ46によって構成されている。
箱載置部材60は、箱本体51を設置するための四角形の板である。ガイド部材61は、断面形状が円形であって棒状の部材である。
ガイド部材61は、箱載置部材60から直立している。ガイド部材61の上端には上フック63が設けられている。
昇降部材47は、昇降棒部65と、ガイド受け部66及び下フック70によって構成されている。昇降棒部65は、細いナイフ状の部材であり、その幅は、箱本体51のスリット53よりも細い。また昇降棒部65の幅は、一つの列を構成する足部材55aと足部材55dとの間の隙間及び足部材55bと足部材55cとの間の隙間と同等である。
ガイド受け部66は、リング状であり、昇降棒部65の端部に設けられている。下フック70についても昇降棒部65の端部に設けられている。
昇降部材47は、設置台52のガイド部材61にガイド受け部66を挿通した状態で、設置台52に設置されている。
箱本体51は、設置台52の箱載置部材60に設置され、昇降部材47の昇降棒部65が、箱本体51のスリット53に挿入されている。
箱本体51の内部においては、図15の様に、昇降板55の下に昇降棒部65が入る。
昇降棒部65はナイフ状であって、一つの列を構成する足部材55aと足部材55dとの間の隙間、及び足部材55bと足部材55cとの間の隙間にぴったりと嵌まり込み、昇降棒部65の両側面が、足部材55a,55d,55b,55cに保持される。そのため、昇降部材47を昇降させた際、中敷部材48のぐらつきが小さい。
また昇降部材47の下フック70と、ガイド部材61側の上フック63の間にバネ46が設けられ、昇降棒部65がバネ46によって常時、上方向に付勢されている。
ここでバネ46の付勢力は、小袋群41を載置した状態で中敷部材48を上昇させ、一番上の薬剤群150を粘着部材33に押しつけることができる程度の力である。バネ46によって箱本体51の全体が持ち上げられてしまうことは避けるべきであり、バネ46は、箱本体51の全体を持ち上げることができない程度のものが選定されることが望ましい。
また何らかの係合手段によって、箱本体51を設置台52の箱載置部材60に固定し、バネ46によって、箱本体51が持ち上げられることがないようにすることも推奨される。
本実施形態の薬剤取り出し装置50では、昇降部材47のガイド受け部66が昇降部材47の昇降棒部65と係合し、上下方向に移動する。また昇降部材47は、バネ46によって常時上方向に付勢されている。さらに昇降部材47の昇降棒部65は、箱本体51のスリット53を経て箱本体51の内部に入り、中敷部材48の昇降板55の下面側と当接している。そのため中敷部材48の昇降板55は、常時上方に向かって付勢されており、薬剤群150を上方に向かって押圧する。
前記した実施形態では、箱本体51に設けられたスリット53は一条であり、昇降棒部65は一本であったが、スリット53を二条以上とし、昇降棒部65を2以上平行に設け、フォーク状としてもよい。
他の実施形態として、薬剤取り出し装置1の近傍や、薬剤取り出し装置1自体に光センサーやリミットスイッチ等の検知手段を設け、蓋部材3が開いた事実や、薬剤群150が取り外されたことを検知する構成も推奨される。
検知手段の検知信号をパソコンや携帯端末等の通信手段や記憶手段に接続し、蓋部材3が開かれたこと等を記録にとめたり遠隔地に送信することができる。
1 薬剤取り出し装置
33 粘着部材
50 薬剤取り出し装置
100 薬剤取りまとめ装置
101,102,103 薬剤仮置き箱(薬剤仮置き部)
105 搬送装置
106 接合テーブル
107 接続部材供給装置
108 まとめ箱
110 移動底板
112 水平移動テーブル
115 真空パッド(保持手段)
116 水平移動装置
117 垂直移動装置
120 水平ガイド
137 両面テープ(接続部材)
138 リール収容箱
205,206,207 包装済薬剤
203 一般用医薬品(包装済薬剤)

Claims (2)

  1. 薬剤仮置き部を複数備え、さらに搬送装置と、接続部材を供給する接続部材供給装置を有し、
    前記薬剤仮置き部は、薬剤が包装された包装済薬剤を複数仮置きすることが可能であり、
    前記搬送装置は、前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包ずつ搬送することが可能であり、
    前記搬送装置によって一つの前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、続いて前記搬送装置によって他の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、さらに必要に応じて任意の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送する動作を繰り返し、
    前記接続部材供給装置は、前記搬送装置で搬送された包装済薬剤に前記接続部材を供給し、
    複数の前記薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤同士を接合して、一回服用分の薬剤群を構成することを特徴とする薬剤取りまとめ装置。
  2. 薬剤仮置き部を複数備え、さらに搬送装置と、接続部材を供給する接続部材供給装置を有し、前記薬剤仮置き部は、薬剤が包装された包装済薬剤を複数仮置きすることが可能であり、前記搬送装置は、前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包ずつ搬送することが可能であり、前記搬送装置によって一つの前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、続いて前記搬送装置によって他の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、さらに必要に応じて任意の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送する動作を繰り返し、前記接続部材供給装置は、前記搬送装置で搬送された包装済薬剤に前記接続部材を供給し、複数の前記薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤同士を接合し、
    接合テーブルを有し、前記搬送装置は、前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を順次接合テーブルに搬送し、前記接続部材供給装置が供給する接続部材は粘着部材を含み、一つの薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤に前記接続部材供給装置から供給された粘着部材を付着させ、当該包装済薬剤に他の薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤を接合テーブル上で重ねて包装済薬剤同士を接合することを特徴とする薬剤取りまとめ装置。
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