JP6754092B2 - 薬剤取りまとめ装置 - Google Patents
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Description
医師から処方され、患者が日常的に服用する薬剤は、複数種類であることが多い。
例えば、血圧を安定させる降圧剤、コレステロールを低下させるコレステロール低下薬、糖尿病治療薬、副作用を抑制するための胃腸薬等が処方され、患者はこれらを同時に或いは、朝、昼、夜という様に時間を開けて服用する。
在宅患者や介護施設に入所中の患者は、上記した複数の薬剤を家族や施設職員の補助を受けて服用することとなる。
そこで介護施設の現場では、服用漏れを防止するため、患者が一度に服用すべき薬剤をステープラーやクリップで取りまとめておいて患者の手元に置き、介護施設の職員が服用すべき時刻を知らせて服用を促すことが行われている。
また介護施設の現場では、患者ごとに服薬カレンダーを準備し、各患者の服薬カレンダーのポケットに、取りまとめられた服用すべき薬剤を収納しておき、服用すべき時刻に取りまとめた薬剤を患者に手渡す場合もある。
以下、従来技術における薬剤の取りまとめ方法について説明する。
薬局には、例えば特許文献1、2に開示された様な薬剤供給装置や散薬分包装置が備えられている。薬剤供給装置等は、錠剤や散薬を一服用分づつ包装する装置である。
即ち医師の処方箋を薬剤供給装置等に入力すると、図20の様に薬剤が一服用分づつ包装され、それらが帯状に繋がって排出される。また各薬剤包装には、患者名や薬品名等が印字される場合もある。
薬局では、薬剤師が薬剤供給装置等を操作し、図20の様な帯状に繋がった状態の包装済薬剤200,201,202を排出させる。
そして薬局内において、薬剤師が帯状に繋がった状態の包装済薬剤200,201,202を一包装ずつ切り離して個別の包装済薬剤205,206,207とし、一般用医薬品203と共に取りまとめる。そしてこれらを重ねてステープラー211で止める。即ちステープラー211の針212で包装済薬剤205,206,207と一般用医薬品(包装済薬剤)203を一体に締結して薬剤群210を作る。そしてこの薬剤群210を患者や介護施設の職員等に渡す。
しかしながらこの作業は面倒である。さらに、服用時にステープラの針を誤飲してしまうリスクが発生する。すなわち、服用時、薬包紙を切り離したり開封した際に、薬剤の中に異物としてステープラが混入する恐れがあった。そこで本発明は、包装済薬剤や一般用医薬品を取りまとめ、一体に締結して薬剤群を作る作業を自動化するための装置を開発することを課題とするものである。
本発明の薬剤取りまとめ装置は、薬剤仮置き部を有しており、薬剤仮置き部に一服用分の薬剤が包装された包装済薬剤を複数仮置きする。
そして搬送装置によって薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包ずつ搬送する。また接続部材供給装置によって搬送装置で搬送された包装済薬剤に接続部材を供給し、複数の薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤同士を接合する。
本発明の薬剤取りまとめ装置によると、包装済薬剤を取りまとめる作業の多くを自動化することができる。
続いて搬送装置によって他の包装済薬剤を搬送し、接合テーブル上で、先の包装済薬剤に重ねる。その結果、先に搬送された包装済薬剤に後から搬送された包装済薬剤が接着される。
この作業を順次繰り返して薬剤群を作る。
本実施形態の薬剤取りまとめ装置100は、3個の薬剤仮置き箱(薬剤仮置き部)101,102,103と、搬送装置105と、接合テーブル106及び接続部材供給装置107によって構成されている。
また接合テーブル106の下には、まとめ箱108が設置されている。
薬剤仮置き箱101は、直方体又は立方体であって、上部のみが開放され、他の5面が閉塞された箱である。
薬剤仮置き箱101は、アクリル樹脂等の透明な素材で作られており、内部が透けて見える。
薬剤仮置き箱101の内部は空洞であり、移動底板110が内蔵されている。移動底板110は、四角形の板であり、図示しないガイドによって水平姿勢に保たれた状態で薬剤仮置き箱101内を垂直方向に移動することができる。
また移動底板110と薬剤仮置き部の底板との間には、バネ111が介在されており、移動底板110は常に上方に付勢されている。
水平移動テーブル112は、水平移動装置116によって水平方向に移動する。また真空パッド115は、真空吸引によって包装済薬剤205,203,207を保持することが可能である。また真空パッド115は、垂直移動装置117によって垂直方向に移動する。
水平ガイド120は、図示しない支持装置に支持された一対のレールであり、水平方向に延びている。
水平駆動装置121は、駆動側プーリ122と、従動側プーリ123と、これらに懸架台された歯付きベルト125によって構成されている。駆動側プーリ122には、ステッピングモータ126が接続されており、ステッピングモータ126が回転すると駆動側プーリ122が回転し、歯付きベルト125が走行する。
また水平移動テーブル112には、水平駆動装置121の歯付きベルト125が接続されており、歯付きベルト125の走行に応じて水平方向に移動する。
また水平駆動装置121はステッピングモータ126によって駆動されており、予め設定された位置で水平移動テーブル112を停止することができる。
垂直移動装置117は、ガイドブッシュ130a,bと、ガイド棒131a,b及び駆動機構132によって構成されている。
ガイドブッシュ130a,bは、図示しない貫通孔を有し、水平移動テーブル112に一体的に固定されている。
また水平移動テーブル112には、ガイドブッシュ130a,bの貫通孔と連通する開口が設けられている(図示せず)。
ガイド棒131a,bは、前記したガイドブッシュ130a,bに挿通されており、真空パッド115は、ガイド棒131a,b及びガイドブッシュ130a,bによって上下方向に移動する様に規制されている。
駆動機構132のラック133は、真空パッド115に取り付けられている。またピニオン135及びモータ136は、水平移動テーブル112に載置されており、ピニオン135は前記したラック133と係合している。そのためモータ136が回転すると、ピニオン135が回転し、ラック133が直線移動して真空パッド115が昇降する。また真空パッド115には図示しないセンサーが設けられており、真空パッド115が障害物に当たると、モータ136の回転が停止する。
真空パッド115にはワークを一定の力で押しつけて、ワークを安定して保持できる様に、バネ等の弾性部材による緩衝部材(図示せず)が設けられている。緩衝部材はバネ等の伸縮により、真空パッド115を上下方向に移動させるものである。
前記したセンサーは、障害物の存在を直接検知するものでも良いが、緩衝部材が収縮したことを検知して障害物に当たったことを検知させるものであってもよい。
本実施形態では真空パッドは1つであるが、複数の独立した真空パッドで吸引してもよく、そうすれば、1つのパッドでエアーリークが発生しても他のパッドで吸引が可能になる。
リール収容箱138は、両面テープ137が巻かれた主リール141と、離型シートを巻きとる補助リール142を有し、両者が連動する様にギヤ列が内蔵されたものである。
リール収容箱138は、例えば株式会社コクヨ製の「RAKUHARI」(登録商標)を使用することができる。
リール収容箱138の先端部を対象物に押しつけてリール収容箱138を直線移動させると、両面テープ137が対象物に付着し、離型シートが補助リール142に巻き取られる。そのため、対象物には両面テープ137の粘着部材が残る。
まとめ箱108は、上部が開放された立方体の箱である。
薬剤取りまとめ装置100は、前記した様に3個の薬剤仮置き箱(薬剤仮置き部)101,102,103と、搬送装置105と、接合テーブル106及び接続部材供給装置107によって構成されており、3個の薬剤仮置き箱101,102,103は、直列的に並べられている。接合テーブル106は、薬剤仮置き箱101,102,103の上端と同等の高さにあって水平方向に設置されている。
搬送装置105は、薬剤仮置き箱101,102,103の近傍にあり、水平移動テーブル112は、薬剤仮置き箱101,102,103及び接合テーブル106の領域を移動することができる。
まとめ箱108は接合テーブル106の下に設置されている。
前記した様に本実施形態の薬剤取りまとめ装置100は、3個の薬剤仮置き箱101,102,103を持っており、各薬剤仮置き箱101,102,103にはそれぞれ別の包装済薬剤が収容されている。例えば、リピトール錠が収容された包装済薬剤205が多数個、薬剤仮置き箱101に収容されている。コデインリン酸塩の散薬が収容された包装済薬剤207が多数個、薬剤仮置き箱102に収容されている。また太田胃酸(株式会社太田胃酸の登録商標)が収容された一般用医薬品203が多数個、薬剤仮置き箱103に収容されている。
なお真空パッド(保持手段)115の近傍にカメラを搭載し、対象薬剤をカメラ等で撮影した画像を記憶しておき、重ね合わせられた薬剤群150の構成を、後から確認(トレーサビリティ)できるようにしても良い。
また、真空パッド(保持手段)115の近傍に情報読み取り装置を搭載し、薬包紙に印刷されたQRコード(二次元バーコードの一例 株式会社デンソーウェーブの登録商標)等の識別情報を読ませて、処方データと比較する事によって正誤チェックを実施してもよく、前記と同様に後から確認できるようにしても良い。
続いて図示しない真空源によって真空パッド115の下面を真空引きして包装済薬剤205を保持し、さらに図2(c)の様に垂直移動装置117を上昇させる。
その後、真空パッド115に供給していた真空を停止し、図3(e)の様に包装済薬剤205の保持を解除して包装済薬剤205を接合テーブル106に落下させる。
両面テープ137を付着させる位置は任意であり、包装済薬剤205の中心部であってもよく、端部であってもよい。
薬剤群150を構成する包装済薬剤205,207,203の結合を確実にするためには、両面テープ137を包装済薬剤205の中心部に付着させることが推奨される。
薬剤群150を各包装済薬剤205,207,203に分離する際の容易性を重視する観点からは包装済薬剤205の端部に両面テープ137を付着させることが推奨される。包装済薬剤205の端部に両面テープ137に付着する構成を採用する場合は、薬剤群150から各包装済薬剤205,207,203を捲り取る作業が容易となる他、包装済薬剤205,207,203を捲り上げて薬剤群150の構成を確認することもできることとなる。
その後、垂直移動装置117を駆動して真空パッド115を降下させる。そして先に接合テーブル106に搬送されている包装済薬剤205の上に、現に真空パッド115で保持している包装済薬剤207を押しつける(図4h)。
ここで接合テーブル106上の包装済薬剤205には、両面テープ137が付着しているから、包装済薬剤205の上に包装済薬剤207を押し付けることによって包装済薬剤207が包装済薬剤205に接着される。
あるいは別途用意のローラ等を押し当てて包装済薬剤207を包装済薬剤205の上に押しつける。
両面テープ137を包装済薬剤205の端部に付着させる構成を採用する場合には、包装済薬剤207を押しつけるためのローラを設け、当該ローラで包装済薬剤207を包装済薬剤205に押しつけることが望ましい。
続いて、薬剤仮置き箱103から太田胃酸(株式会社太田胃酸の登録商標)が収容された一般用医薬品(包装済薬剤)203を取り出し(図5j)、接合テーブル106に搬送し、現に真空パッド115で保持している一般用医薬品203を包装済薬剤207に押しつける。
その結果、一般用医薬品(包装済薬剤)203が包装済薬剤207に接着され、包装済薬剤205、包装済薬剤207及び一般用医薬品203を一体的に接合した薬剤群150が構成される。
即ち、包装済薬剤205,207及び一般用医薬品203は単に一まとめになっていれば足り、高い接着強度は要求されない。接着強度は、包装済薬剤205,207及び一般用医薬品203を容易に引き離すことができる程度であることが望ましいので、包装済薬剤205,207及び一般用医薬品203は緩く接合されていれば足る。
その後は、前記した動作を繰り返し、薬剤群150を作成しては接合テーブル106を移動させて薬剤群150をまとめ箱108に落下させる。
そして所定量の薬剤群150がまとめ箱108に落下すると、一連の作業を終了し、まとめ箱108を取り外して患者等に引き渡す。
以上説明した実施形態では、搬送装置105は、歯付きベルト125によって水平移動テーブル112を水平移動させたが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、チェーンを使用する機構、ラックアンドピニオンを使用する機構、送りネジを使用する機構、パンタグラフ等のリンク機構、シリンダー等の直線駆動するアクチュエータを使用する機構等が考えられる。
真空パッド115を昇降する機構についても同様であり、ベルトやチェーンを使用する機構、送りネジを使用する機構、パンタグラフ等のリンク機構、シリンダー等の直線駆動するアクチュエータを使用することができる。
例えば、以下に示す薬剤取り出し装置1をまとめ箱108の代わりに接合テーブル106の下に設置してもよい。
以下さらに薬剤取り出し装置1について説明する。第一実施形態の薬剤取り出し装置1は、直方体の箱状であり、箱本体2と蓋部材3を有している。
箱本体2は、上面だけが開口し、他の面が壁で覆われた構造をしている。即ち箱本体2は、底壁5と、正面壁6、裏面壁7及び側面壁10,11を有し、天面だけが開放された箱体である。箱本体2の内部は空洞であり、前記した薬剤群150を複数収容するための収容空間12となっている。
本実施形態では、箱本体2と蓋部材3は、一枚の厚紙を展開形状に打ち抜き、これを折り曲げて作られたものであり、蓋部材3の一辺は、箱本体2の開口部15の一辺20と共通する。そのため蓋部材3は、その一辺20が箱本体2の開口端に接続された状態であり、蓋部材3を箱本体2から分離することはできない。ただし、蓋部材3の他の辺は、箱本体2から切り離されており、蓋部材3は、接続された一辺20を中心として揺動する。
即ち蓋部材3は、一辺20がヒンジとして機能し、揺動して箱本体2の開口部15を開放・閉塞することができる。
また蓋部材3の揺動辺(一辺20)に対して対向する辺には、差し込み片21が形成されている。
包装保持部材22は長方形であり、開口部15の2辺25,26を基端として箱本体2の底壁5に対して平行に張り出したものである。また包装保持部材22の側辺27,28,30,31は、箱本体2の開口部15に接着されている。
そのため包装保持部材22は、その3辺が箱本体2の開口部15に接続されており、曲がり難く、撓み難い。
粘着部材33は、糊を固めた物や、ゴム等の弾性体の表面に糊を付着させたものであり、粘着性はあるものの、物を分離できない程の接着強度は発生しない。
そして収容空間12内に包装済薬剤207及び一般用医薬品203を一体的に接合した薬剤群150が収容される。
薬剤群150は、積み重ねられて図10の様な小袋群41となっている。
そして使用者が蓋部材3を開くと、図13の様に薬剤群150の端辺部が弾性変形して形状が縮まり、包装保持部材22をすり抜けて脱出する。
そのため蓋部材3を完全に開くと、図14の様に、薬剤群150が蓋部材3に貼り付いた状態で、収容空間12から脱出する。
本実施形態の薬剤取り出し装置1によると、薬剤を一服用分ずつ取り出すことができる。
例えば本実施形態の様に、厚紙を折り曲げて箱本体2及び蓋部材3を作る場合には、紙自体が有する弾性力を利用して蓋部材3の姿勢を開口部15を開放した状態に維持させることができる。
またバネやゴム等の弾性体を利用して蓋部材3の姿勢を開口部15を開放した状態に維持させることも可能である。
また、蓋部材3を箱本体2に係合させる係合部を設け、ボタンやレバー等を操作することによって係合を解消させて蓋部材3が開く様な構造を採用することもできる。蓋部材3を押すことによって係合を解消させ、蓋部材3が開く様な構造を採用することも推奨される。
第2実施形態の薬剤取り出し装置50は、箱本体51と設置台52によって構成されている。
箱本体51は、図16に示す様に、背面側にスリット53が設けられている。スリット53は、裏面壁7の中央にあり、天地方向に延びている。箱本体51の他の構成は、先の実施形態の箱本体2と同一である。
足部材55a,55b,55c,55dは、前記したスリット53に対応する部位には存在しない。
これに対して、一つの列を構成する足部材55aと足部材55dとの間の隙間は、極めて小さい。同様に一つの列を構成する足部材55bと足部材55cとの間の隙間も、極めて小さい。
箱載置部材60は、箱本体51を設置するための四角形の板である。ガイド部材61は、断面形状が円形であって棒状の部材である。
ガイド部材61は、箱載置部材60から直立している。ガイド部材61の上端には上フック63が設けられている。
ガイド受け部66は、リング状であり、昇降棒部65の端部に設けられている。下フック70についても昇降棒部65の端部に設けられている。
箱本体51は、設置台52の箱載置部材60に設置され、昇降部材47の昇降棒部65が、箱本体51のスリット53に挿入されている。
箱本体51の内部においては、図15の様に、昇降板55の下に昇降棒部65が入る。
昇降棒部65はナイフ状であって、一つの列を構成する足部材55aと足部材55dとの間の隙間、及び足部材55bと足部材55cとの間の隙間にぴったりと嵌まり込み、昇降棒部65の両側面が、足部材55a,55d,55b,55cに保持される。そのため、昇降部材47を昇降させた際、中敷部材48のぐらつきが小さい。
ここでバネ46の付勢力は、小袋群41を載置した状態で中敷部材48を上昇させ、一番上の薬剤群150を粘着部材33に押しつけることができる程度の力である。バネ46によって箱本体51の全体が持ち上げられてしまうことは避けるべきであり、バネ46は、箱本体51の全体を持ち上げることができない程度のものが選定されることが望ましい。
また何らかの係合手段によって、箱本体51を設置台52の箱載置部材60に固定し、バネ46によって、箱本体51が持ち上げられることがないようにすることも推奨される。
検知手段の検知信号をパソコンや携帯端末等の通信手段や記憶手段に接続し、蓋部材3が開かれたこと等を記録にとめたり遠隔地に送信することができる。
33 粘着部材
50 薬剤取り出し装置
100 薬剤取りまとめ装置
101,102,103 薬剤仮置き箱(薬剤仮置き部)
105 搬送装置
106 接合テーブル
107 接続部材供給装置
108 まとめ箱
110 移動底板
112 水平移動テーブル
115 真空パッド(保持手段)
116 水平移動装置
117 垂直移動装置
120 水平ガイド
137 両面テープ(接続部材)
138 リール収容箱
205,206,207 包装済薬剤
203 一般用医薬品(包装済薬剤)
Claims (2)
- 薬剤仮置き部を複数備え、さらに搬送装置と、接続部材を供給する接続部材供給装置を有し、
前記薬剤仮置き部は、薬剤が包装された包装済薬剤を複数仮置きすることが可能であり、
前記搬送装置は、前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包ずつ搬送することが可能であり、
前記搬送装置によって一つの前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、続いて前記搬送装置によって他の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、さらに必要に応じて任意の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送する動作を繰り返し、
前記接続部材供給装置は、前記搬送装置で搬送された包装済薬剤に前記接続部材を供給し、
複数の前記薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤同士を接合して、一回服用分の薬剤群を構成することを特徴とする薬剤取りまとめ装置。 - 薬剤仮置き部を複数備え、さらに搬送装置と、接続部材を供給する接続部材供給装置を有し、前記薬剤仮置き部は、薬剤が包装された包装済薬剤を複数仮置きすることが可能であり、前記搬送装置は、前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包ずつ搬送することが可能であり、前記搬送装置によって一つの前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、続いて前記搬送装置によって他の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送し、さらに必要に応じて任意の前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を一包搬送する動作を繰り返し、前記接続部材供給装置は、前記搬送装置で搬送された包装済薬剤に前記接続部材を供給し、複数の前記薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤同士を接合し、
接合テーブルを有し、前記搬送装置は、前記薬剤仮置き部に収容された包装済薬剤を順次接合テーブルに搬送し、前記接続部材供給装置が供給する接続部材は粘着部材を含み、一つの薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤に前記接続部材供給装置から供給された粘着部材を付着させ、当該包装済薬剤に他の薬剤仮置き部から搬送された包装済薬剤を接合テーブル上で重ねて包装済薬剤同士を接合することを特徴とする薬剤取りまとめ装置。
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