JP6753616B1 - 錘 - Google Patents

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Abstract

【課題】釣り糸が切れやすいという不具合を好適に解消し得る釣り用の錘を提供する。【解決手段】貫通孔Hを有した錘本体1と、貫通孔Hに回転可能に支持された釣り糸保護部材2とを備えてなる釣り用の錘Aであって、釣り糸保護部材2が、釣り糸が通過し得る釣り糸通過孔Tを設けた保護部材本体21と、保護部材本体21の両端部に設けられ錘本体1と係り合って当該錘本体1から保護部材本体21が抜け出ることを禁止する抜け止め部22とを備えたものとした。このようなものであれば、釣り糸が切れやすいという不具合を好適に解消し得る釣り用の錘Aを提供し得るものとなる。【選択図】図1

Description

本発明は、魚釣りの仕掛けを構成する釣り用の錘に関する。
従来から、魚釣り用の仕掛けを構成する種々の釣り用の錘が知られている(例えば特許文献1参照。)。
この種の錘は、釣り糸が通過する貫通孔が形成された金属性の錘本体を主体に構成されている。そして、この種の錘には、錘本体の貫通孔に釣り糸を挿入し易くするための合成樹脂製の筒状部材が取り付けられたものも存在する。従来の錘における合成樹脂製の筒状部材は、貫通孔に圧入する方法や接着剤を用いる方法等により、錘本体に対して動かないように強固に固定されたものとなっていた。
ところが、かかる構成のものでは、釣りをする過程において釣り糸と筒状部材の端部とが強く擦れ合うものとなってしまい、釣り糸が切れやすくなるという不具合が生じていた。かかる不具合は、特に、釣り針に掛かった魚を引き上げようとする際に顕著なものとなっていた。すなわち、釣り針に掛かった魚は逃げようとして海中を暴れ回り釣り糸を強く引っ張ることになるため、釣り糸と筒状部材の端部とが局所的に強く擦れ合うものとなっていた。
なお、以上の不具合は、筒状部材を装着していない錘を用いた場合においても同様である。すなわち、錘本体における貫通孔の開口縁と釣り糸とが強く擦れ合うことにより、釣り糸が切れやすくなるという同様の不具合が生ずるものとなっていた。
実用新案登録第3209332号公報
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、釣り糸が、錘本体に固定された筒状部材又は錘本体における貫通孔の開口縁と擦れ合って切れやすくなるという不具合を好適に解消し得る釣り用の錘を提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載の発明は、貫通孔を有した錘本体と、前記貫通孔に回転可能に支持された釣り糸保護部材とを備えてなる釣り用の錘であって、前記貫通孔が、上下方向に延びてなり、前記錘本体における前後方向中間部よりも前の位置に設けられたものであり、前記釣り糸保護部材が、釣り糸が通過し得る釣り糸通過孔を設けた保護部材本体と、この保護部材本体の両端部に設けられ前記錘本体と係り合って当該錘本体から前記保護部材本体が抜け出ることを禁止する抜け止め部とを備えている釣り用の錘である。
請求項2に記載の発明は、前記保護部材本体が、内部に前記釣り糸通過孔を有した円筒状をなしたものであり、その両端部の外周面に前記釣り糸通過孔の方向に凹ませた係合凹部を設けたものであり、前記抜け止め部が、前記係合凹部に位置決めされたリング部材により構成されたものである請求項1記載の釣り用の錘である。
請求項3に記載の発明は、前記保護部材本体が、内部に前記釣り糸通過孔を有した円筒状をなしたものであり、その一端部の外周面に前記釣り糸通過孔の方向に凹ませた係合凹部を有し、他端部に前記貫通孔よりも大きな外径を有した鍔部を一体に形成したものであり、一方の前記抜け止め部が、前記係合凹部に位置決めされたリング部材により構成されたものであり、他方の前記抜け止め部が、前記鍔部により構成されたものである請求項1記載の釣り用の錘である。
請求項4に記載の発明は、前記錘本体が、タングステンを主体に作られたものである請求項1、2又は3記載の釣り用の錘である。
以上説明したように本発明によれば、釣り糸が、錘本体に固定された筒状部材又は錘本体における貫通孔の開口縁と擦れ合って切れやすくなるという不具合を好適に解消し得る釣り用の錘を提供することができるものとなる。
本発明の一実施形態を示す正面図。 同実施形態における左側面図。 図1のX−X線概略断面図。 同実施形態における平面図。 同実施形態における底面図。 他の実施形態を示す図3対応の概略断面図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜5を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を鯛釣り用の仕掛けに用いられる釣り用の錘A(以下、単に「錘A」と称する。)に適用したものである。
鯛釣り用の仕掛けは、錘Aと、錘Aに設けられた釣り糸通過孔Tに挿通される釣り糸Lと、釣り糸Lの先端側に設けられた図示しない釣り針や釣り針を有した疑似餌とを備えている。釣り糸Lは、所定の太さに設定された合成樹脂製のものである。錘Aに設けられた釣り糸通過孔Tを通過した釣り糸Lの先端側には、釣り糸Lが錘Aから離脱しないようにするための図示しない離脱防止手段が設けられている。離脱防止手段は、釣り糸通過孔Tを通過できない大きさに設定されており、釣り針や疑似餌と一体的又は別体に設けられている。
以下、この実施形態の錘Aについて詳述する。
錘Aは、貫通孔Hを有した錘本体1と、貫通孔Hに回転可能に支持された釣り糸保護部材2とを備えてなるものである。
<錘本体1>
錘本体1は、金属により成形された塊状のものである。錘本体1は、釣り糸保護部材2を軸周りに回転可能に支持し得る上下方向に延びた貫通孔Hを備えている。錘本体1は、左右対称形状をなしている。錘本体1は、タングステンを主体に作られたものであり、仕掛けを海中に沈めるための所定の重さに設定されている。
錘本体1は、半球状をなす上部分1aと、上部分1aの下に一体に設けられ正面視において下方に向かって漸次幅狭になるように形成された下向き山形状をなす下部分1bとを備えている。下部分1bには、左右に離間して配された対をなす揺動惹起面mを備えている。左右の揺動惹起面mは、斜め下方を向いた平面状をなしている。
錘本体1における左右方向中間部の位置、及び、錘本体1における前後方向中間部よりも前の位置には、上下方向に延びる貫通孔Hが設けられている。換言すれば、錘本体1は、前寄りの部位に上下方向に延びた貫通孔Hを設けるための貫通孔形成部11を備えている。
貫通孔形成部11の上端部には、円環状をなす上端縁e1を有した上筒状部分111が形成されている。貫通孔形成部11の下端部には、円環状をなす下端縁e2を有した下筒状部分112が形成されている。
<釣り糸保護部材2>
釣り糸保護部材2は、釣り糸Lと係わり合い当該釣り糸Lの動きに対応して回転し得るようになっている。釣り糸保護部材2は、上端及び下端に釣り糸Lと当接し得る開口縁部teを備えている。釣り糸保護部材2は、開口縁部teに当接した釣り糸Lの動きに伴って回動し得るものである。釣り糸保護部材2は、釣り糸通過孔Tを軸心として錘本体1に対して回転可能に構成されている。
釣り糸保護部材2は、釣り糸Lが通過し得る釣り糸通過孔Tを設けた保護部材本体21と、保護部材本体21における上端部及び下端部に設けられ錘本体1と係り合って当該錘本体1から保護部材本体21が抜け出ることを禁止する抜け止め部22とを備えている。
保護部材本体21は、内部に釣り糸通過孔Tを有した円筒状をなしている。保護部材本体21は、合成樹脂製のものである。保護部材本体21は、釣り糸通過孔Tにおける上下の開口縁部teに釣り糸Lが当接し得る釣り糸当接部たる傾斜面shが設けられている。
保護部材本体21は、貫通孔H内に収容されていない部位である上端部及び下端部の外周面に、釣り糸通過孔Tの方向に凹ませた係合凹部211が設けられている。係合凹部211には、抜け止め部22を構成するリング部材Rが嵌合し得るようになっている。
抜け止め部22は、保護部材本体21に形成された係合凹部211に位置決めされたリング部材Rにより構成されたものである。リング部材Rは、例えば、Oリングと称される合成樹脂製のものであり、部材の弾性変形を利用して係合凹部211に装着され得るものとなっている。保護部材本体21の上端部及び下端部に取り付けられたリング部材Rは、錘本体1における上筒状部分111の上端縁e1及び下筒状部分112の下端縁e2に係わり合い保護部材本体21が錘本体1から抜け出さないようにしている。
以上に述べた通り、本実施形態における錘Aは、貫通孔Hを有した錘本体1と、貫通孔Hに回転可能に支持された釣り糸保護部材2とを備えてなるものである。そして、釣り糸保護部材2が、釣り糸Lが通過し得る釣り糸通過孔Tを設けた保護部材本体21と、保護部材本体21の両端部に設けられ錘本体1と係り合って当該錘本体1から保護部材本体21が抜け出ることを禁止する抜け止め部22とを備えている。このため、本実施形態の錘Aであれば、釣り糸Lが、局所的に擦れ合って切れやすいという従来の不具合を好適に解消し得るものとなっている。
つまり、釣り糸保護部材2が、錘本体1に対して回転可能に支持されているため、釣り糸Lが錘本体1と局所的に擦れ合うことが好適に抑制されたものとなっている。特に、鯛を釣り上げようとする最中であっても、鯛により引っ張られて激しく動作する釣り糸Lは、図3〜5に示すように、錘本体1に対して回転可能に支持された釣り糸保護部材2の回動により釣り糸保護部材2の軸周りに適宜案内されることになる。そのため、釣り糸Lは、釣り糸保護部材2の開口縁部teに対して局所的に激しく擦れ難いものとなっている。したがって、本実施形態に示す錘Aであれば、釣り糸Lの擦れによる損傷を可及的に抑制し得るものとなっている。換言すれば、本実施形態に示す錘Aであれば、鯛釣り用の仕掛けを従来よりも長持ちさせ得るものとなっている。
保護部材本体21が、内部に釣り糸通過孔Tを有した円筒状をなしたものである。そして、保護部材本体21が、その両端部の外周面に釣り糸通過孔Tの方向に凹ませた係合凹部211を設けている。抜け止め部22が、係合凹部211に位置決めされたリング部材Rにより構成されている。このため、保護部材本体21は、錘本体1に対して回転可能な態様で且つ錘本体1から離脱し難い態様で好適に取り付けられたものとなる。
錘本体1が、質量の比較的大きな物質であるタングステンを主体に作られたものである。このため、コンパクトな形態を採りつつ所定の重量を有した錘本体1を形成し易いものとなっている。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、図6の例に示すように、錘Aにおける抜け止め部22の構成は種々の構成を採用することができるものである。
すなわち、図6に示す錘Aにおける保護部材本体21は、内部に釣り糸通過孔Tを有した円筒状をなしたものであり、その一端部である上端部の外周面に釣り糸通過孔Tの方向に凹ませた係合凹部211を有し、他端部である下端部に貫通孔Hよりも大きな外径を有した鍔部Fを一体に形成したものである。そして、一方の抜け止め部22が、係合凹部211に位置決めされたリング部材Rにより構成されたものであり、他方の抜け止め部22が、保護部材本体21に一体形成された鍔部Fにより構成されたものである。
このような構成のものであっても、保護部材本体21は、錘本体1に対して好適に抜け止めされ得るものとなるため、所期の目的を達成し得るものとなる。
釣り対象となる魚は、鯛に限られるものではない。
錘本体の材質や形状は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々のものを採用し得るものであることは言うまでもない。例えば、錘本体の外面に、種々の着色等の装飾を施してもよい。
釣り糸保護部材の材質や形状は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々のものを採用し得るものであることは言うまでもない。例えば、抜け止め部として、金属製のCリングを用いるようにしてもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…錘
1…錘本体
2…釣り糸保護部材
21…保護部材本体
22…抜け止め部

Claims (4)

  1. 貫通孔を有した錘本体と、前記貫通孔に回転可能に支持された釣り糸保護部材とを備えてなる釣り用の錘であって、
    前記貫通孔が、上下方向に延びてなり、前記錘本体における前後方向中間部よりも前の位置に設けられたものであり、
    前記釣り糸保護部材が、釣り糸が通過し得る釣り糸通過孔を設けた保護部材本体と、この保護部材本体の両端部に設けられ前記錘本体と係り合って当該錘本体から前記保護部材本体が抜け出ることを禁止する抜け止め部とを備えている釣り用の錘。
  2. 前記保護部材本体が、内部に前記釣り糸通過孔を有した円筒状をなしたものであり、その両端部の外周面に前記釣り糸通過孔の方向に凹ませた係合凹部を設けたものであり、
    前記抜け止め部が、前記係合凹部に位置決めされたリング部材により構成されたものである請求項1記載の釣り用の錘。
  3. 前記保護部材本体が、内部に前記釣り糸通過孔を有した円筒状をなしたものであり、その一端部の外周面に前記釣り糸通過孔の方向に凹ませた係合凹部を有し、他端部に前記貫通孔よりも大きな外径を有した鍔部を一体に形成したものであり、
    一方の前記抜け止め部が、前記係合凹部に位置決めされたリング部材により構成されたものであり、
    他方の前記抜け止め部が、前記鍔部により構成されたものである請求項1記載の釣り用の錘。
  4. 前記錘本体が、タングステンを主体に作られたものである請求項1、2又は3記載の釣り用の錘。
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