JP6753175B2 - ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム - Google Patents

ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6753175B2
JP6753175B2 JP2016131175A JP2016131175A JP6753175B2 JP 6753175 B2 JP6753175 B2 JP 6753175B2 JP 2016131175 A JP2016131175 A JP 2016131175A JP 2016131175 A JP2016131175 A JP 2016131175A JP 6753175 B2 JP6753175 B2 JP 6753175B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character string
password
user
input
voiceprint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016131175A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018005537A (ja
Inventor
菜美子 高橋
菜美子 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2016131175A priority Critical patent/JP6753175B2/ja
Priority to PCT/JP2017/023892 priority patent/WO2018003911A1/ja
Publication of JP2018005537A publication Critical patent/JP2018005537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6753175B2 publication Critical patent/JP6753175B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/31User authentication
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/31User authentication
    • G06F21/32User authentication using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voiceprints
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L17/00Speaker identification or verification techniques

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)

Description

本発明は、ユーザがアプリケーション等の各種システムにアクセス(ログイン)等する際に要求される本人確認のためのユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラムに関するものである。
近年インターネットの普及は目覚ましいものがあり、あらゆる業種の企業等がウェブサイトを設けアプリケーション等により各種サービスを提供している。そのようなウェブサイトの中には、登録したユーザに対してのみサービスを提供するものも多く、この登録したユーザのみが利用可能なウェブサイト(アプリケーション)においては、アクセスした者が登録したユーザであるか否かを確認するためのユーザ認証が行われる。
このユーザ認証は、ユーザIDとパスワードにより行われるのが一般的である。すなわち、ユーザは、上記ウェブサイトにアクセスした場合、ユーザを識別するためのユーザIDとユーザが本人であることを確認するためのパスワードを入力し、入力したユーザIDとパスワードが登録されているユーザIDとパスワードに一致する場合に、当該ウェブサイトにアクセス(ログイン)できる。
この場合、ユーザ認証における本人確認のために設定されたパスワード(ユーザーが設定したもの以外の各種認証に使用される乱数や不特定の文字列等を含む)は、英数字等の文字で構成されることから、盗用されて不正使用される危険性が高い。このため、ユーザ認証の手段として、パスワード認証に代えて、あるいは、パスワード認証と共に生体認証の一つである声紋認証が提案されている。
例えば、特開2005−128307号公報(特許文献1)には、パスワードを構成する数字、文字等の要素の声紋データを登録者毎に記録し、パスワード形成手段が各要素を用いてランダムなパスワードを形成し、音声データ形成手段がこのパスワードの音声データを各要素の声紋データを用いて形成し、判定要求者がパスワードを音声入力して得られる音声データと、音声データ形成手段が形成した音声データを照合して、判定要求者が登録者であることを判定する声紋認証システムが開示されている。
また、特開2007−52496号公報(特許文献2)には、予めパスワードとユーザの声紋データを登録しておき、ユーザが入力したパスワードの発話音声を音声認識により認識して予め登録されたパスワードと一致しているかのパスワード認証を行い、このパスワード認証に成功した場合に、ユーザが入力したパスワードの発話音声の声紋データが予め登録されたユーザの声紋データと一致するか否かを判定するユーザ認証システムが開示されている。
さらに、特開2015−99470号公報(特許文献3)には、予めサーバーにユーザの声紋情報を登録しておき、サーバーの文字列生成部が一定の文字列を生成してそれをユーザが所有する情報携帯端末に送信し、情報携帯端末から、ユーザにより読み上げられた一定の文字列の音声をサーバーに送信し、サーバーの認証部が、情報携帯端末から受信した文字列の音声の声紋が、予め登録したユーザの声紋情報と一致するかによりユーザの認証を行う認証システムが開示されている。
ところで、特許文献1〜3の声紋認証システムやユーザ認証システム等を、端末装置等に搭載されているアプリケーション等にアクセス(ログイン)等するためのユーザ認証とした場合、登録したユーザ(本人)であっても声紋認証に成功しないとアクセス(ログイン)できないこととなる。
しかしながら、声紋認証において、同一のユーザが入力した音声データから抽出した声紋データは、常に一定であるとは限らず、ユーザの発声の速さ、抑揚、息継ぎのタイミング等によって微妙に異なり、登録したユーザ(本人)であっても、声紋認証に成功せず、アクセス(ログイン)できない場合が生ずるという問題がある。
また、特許文献2のユーザ認証システムにおいては、予め設定されたパスワードを用いて、ユーザの発話音声から、音声認識と声紋認識を行うため、ユーザが予め設定されたパスワードを忘れた場合は、認証されないという問題もある。
特開2005−128307号公報 特開2007−52496号公報 特開2015−99470号公報
本発明が解決しようとする課題は、端末装置等に搭載されているアプリケーション等の各種システムにアクセス(ログイン)等するためのユーザ認証に関して、声紋認証によりユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、かつ、登録したユーザであれば確実にユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、また、ユーザがパスワードを忘れてもユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができるようにすることである。
本発明は、音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択する入力選択手段と、 所定の文字列を記憶する文字列記憶手段と、無作為な文字列を生成する文字列生成手段と、前記文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び前記文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示する文字列表示手段と、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求する音声データ入力要求手段と、前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合に、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力する音声データ入力手段と、前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合に、パスワードを入力するパスワード入力手段と、前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、前記ユーザの声紋データを記憶する声紋データ記憶手段と、前記ユーザのパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して前記声紋データ記憶手段に記憶する声紋データ登録手段と、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、声紋判定結果を出力する声紋データ判定手段と、前記パスワード入力手段から入力されたパスワードと前記パスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、パスワード判定結果を出力するパスワード判定手段とを備えたユーザ認証システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記音声入力要求手段からの要求に従い、前記音声データ入力手段から入力された前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから文字列を認識し、その認識した文字列と前記無作為な文字列が一致するかを判定する音声認識手段をさらに備えたユーザ認証システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記声紋データ判定手段が出力する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定手段が出力する前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うログイン手段をさらに備えたユーザ認証システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択する入力選択手段と、 所定の文字列を記憶する文字列記憶手段と、無作為な文字列を生成する文字列生成手段と、前記文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び前記文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示する文字列表示手段と、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求する音声データ入力要求手段と、前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合に、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力する音声データ入力手段と、前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合に、パスワードを入力するパスワード入力手段と、前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データ又は前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを送信する送信手段とを備えた端末装置と、前記送信手段から送信された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データ又は前記パスワードを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、前記ユーザの声紋データを記憶する声紋データ記憶手段と、前記ユーザのパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して前記声紋データ記憶手段に記憶する声紋データ登録手段と、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、声紋判定結果を出力する声紋データ判定手段と、前記受信手段が受信した前記パスワードと前記パスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、パスワード判定結果を出力するパスワード判定手段とを備えたサーバーとを備えたユーザ認証システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サーバーは、前記受信手段が受信した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから文字列を認識し、その認識した文字列と前記無作為な文字列が一致するかを判定する音声認識手段をさらに備えたユーザ認証システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サーバーは、前記声紋データ判定手段が出力する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定手段が出力する前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うログイン手段をさらに備えたユーザ認証システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択する入力選択手段と、所定の文字列を記憶する文字列記憶手段と、無作為な文字列を生成する文字列生成手段と、前記文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び前記文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示する文字列表示手段と、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求する音声データ入力要求手段と、前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合に、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力する音声データ入力手段と、前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合に、パスワードを入力するパスワード入力手段と、前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データ又は前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを送信する第1の送信手段とを備えた端末装置と、前記第1の送信手段から送信された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についての前記ユーザ音声データを受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、前記ユーザの声紋データを記憶する声紋データ記憶手段と、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して前記声紋データ記憶手段に記憶する声紋データ登録手段と、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、声紋判定結果を出力する声紋データ判定手段とを備えた第1のサーバーと、前記第1の送信手段から送信された前記パスワードを受信する第2の受信手段と、前記ユーザのパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、前記第2の受信手段が受信した前記パスワードと前記パスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、パスワード判定結果を出力するパスワード判定手段とを備えた第2のサーバーとを備えたユーザ認証システム認証システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第1のサーバーは、前記声紋データ判定手段が出力する前記声判定紋結果を送信する第2の送信手段をさらに備え、前記第2の受信手段は、前記第2の送信手段が送信する前記声紋判定結果をさらに受信し、前記第2のサーバーは、前記第2の受信する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うログイン手段をさらに備えたユーザ認証システムユーザ認証システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、端末装置、声紋認証サーバー、アプリケーションサーバー、及び、この端末装置とこの声紋認証サーバーとこのアプリケーションサーバーとデータの送受信を行う送受信サーバーを備えたユーザ認証システムであって、前記端末装置は、音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択する入力選択手段と、所定の文字列を記憶する文字列記憶手段と、無作為な文字列を生成する文字列生成手段と、前記文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び前記文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示する文字列表示手段と、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求する音声データ入力要求手段と、前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合に、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力する音声データ入力手段と、前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合に、パスワードを入力するパスワード入力手段と、前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データ又は前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを前記送受信サーバーに送信する第1の送信手段とを備え、前記声紋認証サーバーは、前記送受信サーバーから送信された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についての前記ユーザ音声データを受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、前記ユーザの声紋データを記憶する声紋データ記憶手段と、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して前記声紋データ記憶手段に記憶する声紋データ登録手段と、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、声紋判定結果を出力する声紋データ判定手段と、前記声紋データ判定手段が出力する前記声判定紋結果を前記送受信サーバーに送信する第2の送信手段とを備え、前記アプリケーションサーバーは、前記送受信サーバーから送信された前記パスワード又は前記声判定紋結果を受信する第2の受信手段と、前記ユーザのパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、前記第2の受信手段が受信した前記パスワードと前記パスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、パスワード判定結果を出力するパスワード判定手段と、前記声紋判定結果又は前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うログイン手段とを備えたユーザ認証システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、入力選択手段が音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択し、文字列表示手段が、文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示し、前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合、音声データ入力要求手段が、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求し、音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力し、声紋データ生成手段が、前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成し、声紋データ登録手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して声紋データ記憶手段に記憶し、声紋データ判定手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、声紋判定結果を出力し、前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合、パスワード入力手段がパスワードを入力し、パスワード判定手段が、前記パスワード入力手段から入力されたパスワードと予めパスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、パスワード判定結果を出力するステップを備えたユーザ認証方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、音声認識手段が、前記音声入力要求手段からの要求に従い、前記音声データ入力手段から入力された前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから文字列を認識し、その認識した文字列と前記無作為な文字列が一致するかを判定するステップをさらに備えたユーザ認証方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、ログイン手段が、前記声紋データ判定手段が出力する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定手段が出力する前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うステップをさらに備えたユーザ認証方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、入力選択手段が音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択し、文字列表示手段が、文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示し、前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合、音声データ入力要求手段が、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求し、音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力し、送信手段が、前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データを送信し、受信手段が、前記送信手段が送信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データを受信し、声紋データ生成手段が、前記受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成し、声紋データ登録手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して声紋データ記憶手段に記憶し、声紋データ判定手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力し、前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合、パスワード入力手段がパスワードを入力し、前記送信手段が、前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを送信し、前記受信手段が、前記送信手段が送信したパスワードを受信し、パスワード判定手段が、前記受信手段が受信したパスワードと予めパスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力するステップを備えたユーザ認証方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、音声認識手段が、前記受信手段が受信した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データからから文字列を認識し、その認識した文字列と前記無作為な文字列が一致するかを判定するステップをさらに備えたユーザ認証方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、ログイン手段が、前記声紋データ判定手段が出力する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定手段が出力する前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うステップをさらに備えたユーザ認証方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、入力選択手段が音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択し、文字列表示手段が、文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示し、前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合、音声データ入力要求手段が、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求し、音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力し、第1の送信手段が、前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データを送信し、第1の受信手段が、前記第1の送信手段から送信された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についての前記ユーザ音声データを受信し、声紋データ生成手段が、前記第1の受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についての前記ユーザ音声データから声紋データを生成し、声紋データ登録手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して声紋データ記憶手段に記憶し、声紋データ判定手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力し、前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合、パスワード入力手段がパスワードを入力し、前記第1送信手段が、前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを送信し、第2の受信手段が、前記第1の送信手段が送信したパスワードを受信し、パスワード判定手段が、前記第2の受信手段が受信したパスワードと予めパスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力するステップを備えたユーザ認証方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、第2の送信手段が、前記声紋データ判定手段が出力する前記声判定紋結果を送信し、前記第2の受信手段が、前記第2の送信手段が送信する前記声紋判定結果をさらに受信し、ログイン手段が、前記第2の受信する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うステップをさらに備えたユーザ認証方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、入力選択手段が音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択し、文字列表示手段が、文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示し、前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合、音声データ入力要求手段が、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求し、音声データ入力手段が、ユーザが発したユーザ音声データを入力し、第1の送信手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、前記音声データ入力手段から入力されたユーザ音声データを送受信サーバーに送信し、第1の受信手段が、前記送受信サーバーから送信された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データを受信し、声紋データ生成手段が、前記第1の受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成し、声紋データ登録手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して声紋データ記憶手段に記憶し、声紋データ判定手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力し、第2の送信手段が、前記声紋データ判定手段から出力された前記声判定紋結果を前記送受信サーバーに送信し、前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合、パスワード入力手段がパスワードを入力し、前記第1送信手段が、前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを前記送受信サーバーに送信し、第2の受信手段が、前記送受信サーバーから送信された前記パスワード又は前記声判定紋結果を受信し、パスワード判定手段が、前記第2の受信手段が受信した前記パスワードと予めパスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力し、ログイン手段が、前記声紋判定結果又は前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うステップを備えたユーザ認証方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記ユーザ認証方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項1に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、声紋認証によりユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、かつ、登録したユーザであれば確実にユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、また、ユーザがパスワードを忘れてもユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、さらに、声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、ユーザが容易に声紋データを入力でき、簡易な手段で精度の高い声紋認証ができるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、さらに、声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、ユーザが容易に声紋データの登録と入力ができ、簡易な手段で精度の高い声紋認証ができるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、さらに、ユーザが発した声紋認証用の音声が録音されて不正使用されことを防止できるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、さらに、アプリケーションへのログインが確実に行えるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、通信回線を使用してユーザ認証を行うに際し、声紋認証によりユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、かつ、登録したユーザであれば確実にユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、また、ユーザがパスワードを忘れてもユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、さらに、通信回線を使用して声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、ユーザが容易に声紋データを入力でき、簡易な手段で精度の高い声紋認証ができるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、さらに、通信回線を使用して声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、ユーザが容易に声紋データの登録と入力ができ、簡易な手段で精度の高い声紋認証ができるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、通信回線を使用してユーザ認証を行うに際し、さらに、ユーザが発した声紋認証用の音声が録音されて不正使用されことを防止できるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、さらに、通信回線を使用して声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、アプリケーションへのログインが確実に行えるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、通信回線を使用してユーザ認証を行うに際し、声紋認証によりユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、かつ、登録したユーザであれば確実にユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、また、ユーザがパスワードを忘れてもユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、さらに、通信回線を使用して声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、アプリケーションへのログインが確実に行えるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のユーザ認証システムにおいては、送受信サーバーと通信回線を使用してユーザ認証を行うに際し、声紋認証によりユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、かつ、登録したユーザであれば確実にユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、また、ユーザがパスワードを忘れてもユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができるという効果を奏する。
請求項10に記載の発明のユーザ認証方法においては、声紋認証によりユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、かつ、登録したユーザであれば確実にユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、また、ユーザがパスワードを忘れてもユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができるという効果を奏する。
請求項10に記載の発明のユーザ認証方法においては、さらに、声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、ユーザが容易に声紋データを入力でき、簡易な手段で精度の高い声紋認証ができるという効果を奏する。
請求項10に記載の発明のユーザ認証方法においては、さらに、声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、ユーザが容易に声紋データの登録と入力ができ、簡易な手段で精度の高い声紋認証ができるという効果を奏する。
請求項11に記載の発明のユーザ認証方法においては、さらに、ユーザが発した声紋認証用の音声が録音されて不正使用されことを防止できるという効果を奏する。
請求項12に記載の発明のユーザ認証方法においては、さらに、アプリケーションへのログインが確実に行えるという効果を奏する。
請求項13に記載の発明のユーザ認証方法においては、通信回線を使用してユーザ認証を行うに際し、声紋認証によりユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、かつ、登録したユーザであれば確実にユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、また、ユーザがパスワードを忘れてもユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができるという効果を奏する。
請求項13に記載の発明のユーザ認証方法においては、さらに、通信回線を使用して声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、ユーザが容易に声紋データの登録と入力ができ、簡易な手段で精度の高い声紋認証ができるという効果を奏する。
請求項13に記載の発明のユーザ認証方法においては、さらに、通信回線を使用して声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、ユーザが容易に声紋データの登録と入力ができ、簡易な手段で精度の高い声紋認証ができるという効果を奏する。
請求項14に記載の発明のユーザ認証方法においては、通信回線を使用してユーザ認証を行うに際し、さらに、ユーザが発した声紋認証用の音声が録音されて不正使用されことを防止できるという効果を奏する。
請求項15に記載の発明のユーザ認証方法においては、さらに、通信回線を使用して声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、アプリケーションへのログインが確実に行えるという効果を奏する。
請求項16に記載の発明のユーザ認証方法においては、通信回線を使用してユーザ認証を行うに際し、声紋認証によりユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、かつ、登録したユーザであれば確実にユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、また、ユーザがパスワードを忘れてもユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができるという効果を奏する。
請求項17に記載の発明のユーザ認証方法においては、さらに、通信回線を使用して声紋認証によりユーザ認証を行うに際し、アプリケーションへのログインが確実に行えるという効果を奏する。
請求項18に記載の発明のユーザ認証方法においては、送受信サーバーと通信回線を使用してユーザ認証を行うに際し、声紋認証によりユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、かつ、登録したユーザであれば確実にユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、また、ユーザがパスワードを忘れてもユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができるという効果を奏する。
請求項19に記載の発明のプログラムにおいては、前記ユーザ認証方法が奏する効果と同じ効果を奏する。

本発明のユーザ認証システムの第1実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明のユーザ認証システムの第2実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明のユーザ認証システムの第3実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明のユーザ認証システムの第4実施の形態の構成を示すブロック図である。 ユーザ認証システム1による認証処理の概要を示したフローチャートである。 ユーザ認証システム1による認証処理において、表示部9に表示される初期画面の例を示した説明図である ユーザ認証システム1における音声データによる認証処理(図5のステップS2)を示したフローチャートである。 音声データ入力要求部4がユーザに音声入力を要求したときの表示部9の表示画面の例を示す説明図である。 音声データ入力部3が音声データを入力しているときの表示部9の表示画面の例を示す説明図である。 音声認識部11による音声認識から声紋データ判定部14による声紋データの判定までにおける表示部8の表示画面の例を示す説明図である。 アプリケーションシステム60のログイン部61でログイン処理が行われた後の表示部9の表示画面の例を示した説明図説明図である。 判定結果が不成功である旨の表示がなされた表示部9の表示画面の例を示した説明図である。 ユーザ認証システム1におけるパスワードによる認証処理(図5のステップS3)を示したフローチャートである。 ユーザ認証システム1による声紋データの登録処理を示したフローチャートである。 音声データ入力要求部4がユーザに音声入力を要求したときの表示部9の表示画面の例を示した説明図である。 音声データ入力部3が音声データを入力しているときの表示部9の表示画面の例を示した説明図である。 声紋データ生成部12による声紋データの生成から声紋データ登録部13による声紋データの登録までにおける表示部9の表示画面の例を示した説明図である。 声紋データ登録部13による声紋データの登録が終了したときの表示部9の表示画面の例を示した説明図である。 ユーザ認証システム20における音声データによる認証処理を示したフローチャートである。 ユーザ認証システム20におけるパスワードによる認証処理を示したフローチャートである。 ユーザ認証システム20による声紋データの登録処理を示したフローチャートである。
[ユーザ認証システムの構成]
まず、本発明のユーザ認証システムの構成について説明する。
図1は、本発明のユーザ認証システムの第1実施の形態の構成を示すブロック図、図2は、本発明のユーザ認証システムの第2実施の形態の構成を示すブロック図、図3は、本発明のユーザ認証システムの第3実施の形態の構成を示すブロック図、図4は、本発明のユーザ認証システムの第4実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1において、1はユーザ認証システム、2は入力選択部、3は音声データ入力部、4は音声データ入力要求部、5は音声データ保存部、6はパスワード入力部、7は文字列生成部、8は文字列記憶部、9は本発明の文字列表示手段となる表示部、11は音声認識部、12は声紋データ生成部、13は声紋データ登録部、14は声紋データ判定部、15は本発明の声紋データ記憶手段となる声紋データベース(DB)、16はパスワード記憶部、17はパスワード判定部である。
図2において、20はユーザ認証システム、21は端末装置、22は入力選択部、23は音声データ入力部、24は音声データ入力要求部、25は音声データ保存部、26はパスワード入力部、27は文字列生成部、28は文字列記憶部、29は本発明の文字列表示手段となる表示部、30はサーバー、31は音声認識部、32は声紋データ生成部、33は声紋データ登録部、34は声紋データ判定部、35は本発明の声紋データ記憶手段となる声紋データベース(DB)、36はパスワード記憶部、37はパスワード判定部、40は送信部、41は受信部、42は受信部、43は送信部、44はデータ保存部、50、51は通信回線である。
また、図1、図2において、60はアプリケーションシステム、61はログイン部、62はアプリケーションである。
図3において、70はユーザ認証システム、71は端末装置、72は入力選択部、73は音声データ入力部、74は音声データ入力要求部、75は音声データ保存部、76はパスワード入力部、77は文字列生成部、78は文字列記憶部、79は本発明の文字列表示手段となる表示部、80は本発明の第1のサーバーとなる声紋認証サーバー、81は音声認識部、82は声紋データ生成部、83は声紋データ登録部、84は声紋データ判定部、85は本発明の声紋データ記憶手段となる声紋データベース(DB)、90は本発明の第1の送信手段となる第1送信部、91は受信部、92は本発明の第1の受信手段となる第1受信部、93は本発明の第2の送信手段となる第2送信部、94はデータ保存部、100は本発明の第2のサーバーとなるアプリケーションサーバー、101はログイン部、102はアプリケーション、112(112a、112b)は本発明の第2の受信手段となる第2受信部、113は送信部、114はデータ保存部、116はパスワード記憶部、117はパスワード判定部、121〜124は通信回線である。
図4において、130はユーザ認証システム、131は端末装置、132は入力選択部、133は音声データ入力部、134は音声データ入力要求部、135は音声データ保存部、136はパスワード入力部、139は本発明の文字列表示手段となる表示部、140は声紋認証サーバー、141は音声認識部、142は声紋データ生成部、143は声紋データ登録部、144は声紋データ判定部、155は本発明の声紋データ記憶手段となる声紋データベース(DB)、147は文字列生成部、148は文字列記憶部、150は本発明の第1の送信手段となる第1送信部、151は受信部、152は本発明の第1の受信手段となる第1受信部、153は本発明の第2の送信手段となる第2送信部、154はデータ保存部、160はアプリケーションサーバー、161はログイン部、162はアプリケーション、172は本発明の第2の受信手段となる第2受信部、173は送信部、174はデータ保存部、176はパスワード記憶部、177はパスワード判定部、181〜184は通信回線、190は送受信サーバーである。
[ユーザ認証システム1]
本発明の第1実施の形態となるユーザ認証システム1は、図1に示すように、入力選択部2、音声データ入力部3、音声データ入力要求部4、音声データ保存部5、パスワード入力部6、文字列生成部7、文字列記憶部8、表示部9、音声認識部11、声紋データ生成部12、声紋データ登録部13、声紋データ判定部14、声紋DB15、パスワード記憶部16、パスワード判定部17等から構成される。
入力選択部2は、音声データの入力によりログインするか、パスワードの入力によりログインするかユーザの操作により選択されたいずれかのログイン方法を取り込む。すなわち、ユーザは、表示部9に表示されたログイン方法(音声データの入力又はパスワードの入力)を選択し、選択されたログイン方法が入力選択部2に取り込まれる。
音声データ入力部3は、マイクとその制御機器等から構成され、ユーザの操作により入力選択部2が音声データの入力を選択した場合に動作し、ユーザが発した音声を音声データとして取り込む。この場合、音声データ入力部3は、文字列生成部7が生成する無作為な文字列、あるいは、文字列記憶部8に記憶された所定の文字列について、ユーザが発した音声を音声データとして取り込む。
音声データ入力要求部4も、ユーザの操作により入力選択部2が音声データの入力を選択した場合に動作する。この場合、音声データ入力要求部4は、ユーザが音声を発してそれを音声入力部3から取り込むために、ユーザに音声入力を要求する文字等を表示部9に表示させる。
音声データ保存部5は、音声データ入力部3から入力された音声データ(無作為な文字列や所定の文字列についての音声データ)を一旦保存した後、保存した音声データが無作為な文字列であれば、その無作為な文字列についての音声データを音声認識部11と声紋データ生成部12に送り、保存した音声データが所定の文字列であれば、その所定の文字列についての音声データを声紋データ生成部12に送る。
パスワード入力部6は、ユーザの操作により入力選択部2がパスワードの入力を選択した場合に動作する。この場合、パスワード入力部6は、表示部9にパスワードの入力画面を表示し、ユーザの操作によって入力された英数字等の文字の組合せからなるパスワードを取り込んでパスワード判定部17に送る。
文字列生成部7は、無作為な文字列、例えば、ランダムな数字を生成し、生成した無作為な文字列を表示部9及び音声認識部11に送る。
文字列記憶部8は、所定の文字列、例えば0〜9までが連続した10ケタの数字を記憶し、この所定の文字列は表示部9に表示される。
表示部9は、ディスプレイとその制御装置等から構成され、入力選択部2が音声データの入力かパスワードの入力かを選択するためのユーザ操作画面や、音声データ入力要求部3からのユーザに音声入力を要求する文字等、文字列生成部7が生成する無作為な文字列、文字列記憶部8に記憶された所定の文字列、声紋データ判定部14やパスワード判定部17から送られてくる声紋判定結果やパスワード判定結果等を表示する。
音声認識部11は、文字列認識部と文字列判定部(図示せず)より構成される。
文字列認識部は、音声データ保存部5から送られてくる音声データ(無作為な文字列についての音声データ)について音響分析を行ってその音声データをかな文字に変換し、そのかな文字を発音辞書等を使用して日本語としての文字列に変換し、その音声データがどのような文字列からなるかを認識する。
文字列判定部は、文字列認識部が認識した文字列と文字列生成部8から送られてくる無作為な文字列が一致するかを判定し、判定結果(一致する場合を音声認識に成功、一致しない場合を音声認識に不成功とする。)を声紋データ生成部12に送る。
声紋データ生成部12は、音声データ保存部5から送られてくる音声データ(所定の文字列または無作為な文字列についての音声データ)の種類によって異なる処理を行う。
すなわち、音声データ保存部5から所定の文字列についての音声データが送られてきた場合、声紋データ生成部12は、その音声データから声紋データを生成し、生成した声紋データを声紋データ登録部13に送る。
また、音声データ保存部5から無作為な所定の文字列についての音声データが送られてき場合であって、音声認識部11から音声認識に成功したとの判定結果が送られてきた場合、声紋データ生成部12は、その音声データから声紋データを生成し、生成した声紋データを声紋データ判定部14に送る。
声紋データ登録部13は、声紋データ生成部12から送られてくる声紋データ(所定の文字列についての音声データから生成された声紋データ)を、その音声を発したユーザの声紋データ(ユーザIDで特定される声紋データ)として声紋DB15に登録する。
声紋データ判定部14は、声紋データ生成部12から送られてくる声紋データ(無作為な文字列についての音声データから生成した声紋データ)と、声紋DB15に記憶されたユーザの声紋データとを照合する。そして、声紋データ判定部14は、照合した声紋データの相違が小さく一定の範囲内(閾値以下)であれば、声紋データの判定(認証)に成功(認証成功)との声紋判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送り、そうでない場合は、声紋データの判定(認証)に不成功(認証不成功)との声紋判定結果を表示部9に送り、ユーザに認証が不成功であったことを知らせる。
声紋DB15は、声紋データ登録部13が登録した声紋データ(ユーザIDで特定される声紋データ)を記憶する。
パスワード記憶部16は、ユーザの操作によりパスワード設定部(図示せず)が設定したパスワード(英数字等からなる文字列)を記憶する。
パスワード判定部17は、パスワード入力部6から送られてくるパスワードとパスワード記憶部16に記憶されたパスワードが一致するかを判定し、一致する場合はパスワード認証成功とのパスワード判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送り、一致しない場合はパスワード認証不成功とのパスワード判定結果を表示部9に送り、ユーザに認証が不成功であったことを知らせる。
[ユーザ認証システム20]
本発明の第2実施の形態となるユーザ認証システム20は、図2に示すように、端末装置21とサーバー30とこれらを接続する通信回線50、51等から構成される。
[端末装置21]
端末装置21は、入力選択部22、音声データ入力部23、音声データ入力要求部24、音声データ保存部25、パスワード入力部26、文字列生成部27、文字列記憶部28、表示部29、送信部40、受信部41等から構成される。
入力選択部22、音声データ入力部23、音声データ入力要求部24、文字列記憶部28の機能は、ユーザ認証システム1の入力選択部2、音声データ入力部3、音声データ入力要求部4、文字列記憶部8の機能と同じである。
音声データ保存部25は、音声データ入力部23から入力された音声データ(無作為な文字列や所定の文字列についての音声データ)を一旦保存した後、保存した音声データを送信部40に送る。
パスワード入力部26は、パスワード入力部6と同様に、ユーザの操作により入力選択部22がパスワードの入力を選択した場合に動作し、表示部29にパスワードの入力画面を表示されて、ユーザの操作によって入力されたパスワードを取り込んで送信部40に送る。
文字列生成部27は、文字列生成部7と同様に、無作為な文字列、例えば、ランダムな数字を生成し、生成した無作為な文字列を送信部40に送る。
表示部29は、表示部9と同様に、ディスプレイとその制御装置等から構成され、入力選択部22が音声データの入力かパスワードの入力かを選択するためのユーザ操作画面や、音声データ入力要求部23からのユーザに音声入力を要求する文字等、文字列生成部27が生成する無作為な文字列、文字列記憶部28に記憶された所定の文字列、受信部41が受信した声紋判定結果やパスワード判定結果等を表示する。
送信部40は、音声データ保存部25からの音声データ(無作為な文字列についての音声データや所定の文字列についての音声データ)、パスワード入力部26が取り込んだパスワード及び文字列生成部27からの無作為な文字列を、通信回線50を介してサーバー30に送る。
受信部41は、通信回線51を介してサーバー30から送られてくる声紋判定結果やパスワード判定結果等を受信する。
[サーバー30]
サーバー30は、音声認識部31、声紋データ生成部32、声紋データ登録部33、声紋データ判定部34、声紋DB35、パスワード記憶部36、パスワード判定部37、判定結果出力部38、受信部42、送信部43、データ保存部44等から構成される。
受信部42は、端末装置21の送信部40から送信される音声データ(無作為な文字列についての音声データや所定の文字列についての音声データ)、パスワード入力部26が取り込んだパスワード及び文字列生成部27からの無作為な文字列を受信し、受信したデータをデータ保存部44に送る。
データ保存部44は、受信部42から送られてくる音声データ、パスワード及び無作為な文字列を一旦保存する。そして、データ保存部44は、保存した音声データが無作為な文字列についての音声データであれば、その音声データを音声認識部31と声紋データ生成部32に送り、保存したデータが所定の文字列についての音声データであれば、その音声データを声紋データ生成部32のみに送る。また、データ保存部44は、保存したパスワードをパスワード判定部37に送る。
音声認識部31は、音声認識部11と同様に、文字列認識部と文字列判定部(図示せず)より構成され、文字列認識部は、音声認識部11の文字列認識部と同様の機能を有し、データ保存部44から送られてくる無作為な文字列についての音声データがどのような文字列からなるかを認識する。
また、文字列判定部は、音声認識部11の文字列判定部と同様の機能を有し、文字列認識部が認識した文字列とデータ保存部44から送られてくる無作為な文字列が一致するかを判定し、判定結果(一致する場合を音声認識に成功、一致しない場合を音声認識に不成功とする。)を声紋データ生成部32に送る。
声紋データ生成部32は、声紋データ生成部12と同様の機能を有し、データ保存部44から所定の文字列についての音声データが送られてきた場合、声紋データ生成部32は、その音声データから声紋データを生成し、生成した声紋データを声紋データ登録部33に送る。
また、データ保存部44から無作為な所定の文字列についての音声データが送られてき場合であって、音声認識部31から音声認識に成功したとの判定結果が送られてきた場合、声紋データ生成部32は、その音声データから声紋データを生成し、生成した声紋データを声紋データ判定部34に送る。
声紋データ登録部33は、声紋データ登録部13と同様の機能を有し、声紋データ生成部32から送られてくる声紋データ(所定の文字列についての音声データから生成された声紋データ)を、その音声を発したユーザの声紋データ(ユーザIDで特定される声紋データ)として声紋DB35に登録する。
声紋データ判定部34は、声紋データ判定部14と同様に、声紋データ生成部32から送られてくる声紋データ(無作為な文字列についての音声データから生成した声紋データ)と、声紋DB35に記憶されたユーザの声紋データとを照合する。そして、声紋データ判定部34は、照合した声紋データの相違が小さく一定の範囲内(閾値以下)であれば、声紋データの判定(認証)に成功(認証成功)との声紋判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送り、そうでない場合は、声紋データの判定(認証)に不成功(認証不成功)との声紋判定結果を送信部43に送る。
声紋DB35は、声紋データ登録部33が登録した声紋データ(ユーザIDで特定される声紋データ)を記憶する。
パスワード記憶部36は、端末装置21においてユーザの操作によりパスワード設定部(図示せず)が設定したパスワード(英数字等からなる文字列)であって、受信部42が端末装置21から受信したパスワードを記憶する。
パスワード判定部37は、データ保存部44から送られてくるパスワード(パスワード入力部26から入力されたパスワード)とパスワード記憶部36に記憶されたパスワードが一致するかを判定し、一致する場合はパスワード認証成功とのパスワード判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送り、一致しない場合はパスワード認証不成功とのパスワード判定結果を送信部43に送る。
送信部43は、声紋データ判定部34やパスワード判定部37から送られてくる認証不成功の声紋判定結果やパスワード判定結果等を、通信回線51を介して端末装置21に送信する。
そして、端末装置21側おいて、受信部41は、送信部43から送信される認証不成功の声紋判定結果やパスワード判定結果を受信してそれを表示部29に送り、認証が不成功であったことをユーザに知らせる。
[アプリケーションシステム]
上記のユーザ認証システム1、20に接続されるアプリケーションシステムについて説明する。
アプリケーションシステム60は、ログイン部61とアプリケーション62を備え、企業等がインターネット上に設けたウェブサイト、例えば、銀行、証券会社、保険会社等が設けた口座開設用のウェブサイトであり、ユーザに対して口座開設等の特定のサービスを提供する。
そして、ログイン部61は、ユーザ認証システム1の声紋データ判定部14やパスワード判定部17、ユーザ認証システム20の声紋データ判定部34やパスワード判定部37から認証成功の声紋判定結果やパスワード判定結果が送られてきた場合、ユーザにアプリケーション62の利用を許可するログイン処理を行う。
アプリケーション62は、ユーザの操作によってアプリケーションを実行するアプリケーション処理部(図示せず)とアプリケーションの起動、終了等のアプリケーションの動作(アプリケーション処理部の実行処理)全体を制御するアプリケーション制御部(図示せず)から構成される。
また、ユーザ認証システム1、20の表示部9、29は、アプリケーションシステム60の表示部となっている。
図2の第2実施の形態において、アプリケーション62は、サーバー30の送信部43に接続され、サーバー30を介して端末装置21と通信するようになっているが、アプリケーション62と端末装置21の受信部41を接続し、端末装置21から直接アプリケーション62を利用できるようにしてもよい。
また、第2実施の形態では、アプリケーションシステム60は、サーバー30とは別のサーバー等が処理・制御するものとなっているが、アプリケーションシステム60をサーバー30の中に取り込んで、サーバー30がアプリケーションシステム60の処理・制御を行うようにしてもよい。
[ユーザ認証システム70]
本発明の第3実施の形態となるユーザ認証システム70は、図3に示すように、端末装置71、声紋認証サーバー(第1のサーバー)80、アプリケーションサーバー(第2のサーバー)100及びこれらを接続する通信回線120〜124等から構成される。
[端末装置71]
端末装置71は、入力選択部72、音声データ入力部73、音声データ入力要求部74、音声データ保存部75、パスワード入力部76、文字列生成部77、文字列記憶部78、表示部79、第1送信部90、受信部91等から構成される。
入力選択部72、音声データ入力部73、音声データ入力要求部74、音声データ保存部75、パスワード入力部76、文字列生成部77、文字列記憶部78、表示部79の機能は、ユーザ認証システム20の入力選択部22、音声データ入力部23、音声データ入力要求部24、音声データ保存部25、パスワード入力部26、文字列生成部27、文字列記憶部28、表示部29の機能と同じである。
第1送信部90は、音声データ保存部75からの音声データ(無作為な文字列についての音声データや所定の文字列についての音声データ)と文字列生成部77からの無作為な文字列を、通信回線120を介して声紋認証サーバー80に送る。
また、第1送信部90は、パスワード入力部76が取り込んだパスワード7を、通信回線122を介してアプリケーションサーバー100に送る。
受信部91は、通信回線121を介して声紋認証サーバー80から送られてくる声紋判定結果を受信する。
また、受信部91は、通信回線123を介してアプリケーションサーバー100から送られてくるパスワード判定結果を受信する。
[声紋認証サーバー80]
声紋認証サーバー80は、音声認識部81、声紋データ生成部82、声紋データ登録部83、声紋データ判定部84、声紋DB85、第1受信部92、第2送信部93、データ保存部94等から構成される。
この場合、音声認識部81、声紋データ生成部82、声紋データ登録部83、声紋データ判定部84、声紋DB85の機能は、サーバー30の音声認識部31、声紋データ生成部32、声紋データ登録部33、声紋データ判定部34、声紋DB35の機能と同じである。ただし、声紋データ判定部34は、認証不成功の声紋判定結果のみならず、認証成功の声紋判定結果も第2送信部93に送る。
第1受信部92は、端末装置71の第1送信部90から送信される音声データ(無作為な文字列についての音声データや所定の文字列についての音声データ)及び文字列生成部27からの無作為な文字列を受信し、受信したデータをデータ保存部94に送る。
データ保存部94は、第1受信部92から送られてくる音声データ及び無作為な文字列を一旦保存する。そして、データ保存部94は、保存した音声データが無作為な文字列についての音声データであれば、その音声データを音声認識部81と声紋データ生成部82に送り、保存したデータが所定の文字列についての音声データであれば、その音声データを声紋データ生成部82のみに送る。
第2送信部93は、声紋データ判定部34から送られてくる認証不成功の声紋判定結果等を、通信回線121を介して端末装置71に送信する。
また、第2送信部93は、声紋データ判定部34から送られてくる認証成功の声紋判定結果等を、通信回線124を介してアプリケーションサーバー100に送信する。
[アプリケーションサーバー100]
アプリケーションサーバー100は、ログイン部101、アプリケーション102、第2受信部112(112a、112b)、送信部113、データ保存部114、パスワード記憶部116、パスワード判定部117等から構成される。
この場合、パスワード記憶部116とパスワード判定部117の機能は、サーバー30のパスワード記憶部36とパスワード判定部37の機能と同じであり、ログイン部101とアプリケーション102の機能は、アプリケーションシステム60のログイン部61とアプリケーション62の機能と同じである。
第2受信部112aは、端末装置71において、パスワード入力部76が取り込み、第1送信部90から送信されるパスワードを受信し、受信したパスワードをデータ保存部114に送る。
データ保存部114は、第2受信部112aから送られてくるパスワードを一旦保存した後、保存したパスワードをパスワード判定部117に送る。
送信部113は、パスワード判定部117から送られてくる認証不成功のパスワード判定結果等を、通信回線123を介して端末装置71に送信する。
第2受信部112bは、声紋認証サーバー80から送られてくる認証成功の声紋判定結果等を受信し、これをログイン部101に送る。
そして、端末装置71側おいて、受信部91は、第2送信部93から送信される認証不成功の声紋判定結果や、送信部113から送信される認証不成功のパスワード判定結果を受信してそれを表示部79に送り、認証が不成功であったことをユーザに知らせる。
[ユーザ認証システム130]
本発明の第4実施の形態となるユーザ認証システム140は、図4に示すように、端末装置131、声紋認証サーバー140、アプリケーションサーバー160、送受信サーバー190及びこれらを接続する通信回線180〜184等から構成される。
[端末装置131]
端末装置131は、入力選択部132、音声データ入力部133、音声データ入力要求部134、音声データ保存部135、パスワード入力部136、表示部139、第1送信部150、受信部151等から構成される。
入力選択部132、音声データ入力部133、音声データ入力要求部134、音声データ保存部135、パスワード入力部136、表示部139の機能は、ユーザ認証システム20の入力選択部22、音声データ入力部23、音声データ入力要求部24、音声データ保存部25、パスワード入力部26、表示部29の機能と同じである。
第1送信部150は、音声データ保存部135からの音声データ(無作為な文字列についての音声データや所定の文字列についての音声データ)とパスワード入力部136が取り込んだパスワードを、通信回線180を介して送受信サーバー190に送る。
受信部151は、通信回線181を介して送受信サーバー190から送られてくる声紋判定結果やパスワード判定結果を受信する。
[声紋認証サーバー140]
声紋認証サーバー140は、音声認識部141、声紋データ生成部142、声紋データ登録部143、声紋データ判定部144、声紋DB145、文字列生成部147、文字列記憶部148、第1受信部152、第2送信部153、データ保存部154等から構成される。
この場合、音声認識部141、声紋データ生成部142、声紋データ登録部143、声紋データ判定部144、声紋DB145の機能は、声紋認証サーバー80の音声認識部81、声紋データ生成部82、声紋データ登録部83、声紋データ判定部84、声紋DB85の機能と同じである。
また、文字列生成部147、文字列記憶部148の機能は、ユーザ認証システム70の文字列生成部77、文字列記憶部78の機能と同じである。ただし、文字列生成部147が生成する無作為な文字列、文字列記憶部148に記憶された所定の文字列は、第2送信部153に送られる。
第1受信部152は、送受信サーバー190から送信される音声データ(無作為な文字列についての音声データや所定の文字列についての音声データ)を受信し、受信したデータをデータ保存部154に送る。
データ保存部154は、第1受信部152から送られてくる音声データを一旦保存する。そして、データ保存部154は、保存した音声データが無作為な文字列についての音声データであれば、その音声データを音声認識部141と声紋データ生成部142に送り、保存したデータが所定の文字列についての音声データであれば、その音声データを声紋データ生成部142のみに送る。
第2送信部153は、声紋データ判定部144から送られてくる認証成功・不成功の声紋判定結果等を、通信回線183を介して送受信サーバー190に送信する。
また、第2送信部153は、文字列生成部147が生成する無作為な文字列、文字列記憶部148に記憶された所定の文字列を、通信回線183を介して送受信サーバー190に送信する。
[アプリケーションサーバー160]
アプリケーションサーバー160は、ログイン部161、アプリケーション162、第2受信部172、送信部173、データ保存部174、パスワード記憶部176、パスワード判定部177等から構成される。
この場合、パスワード記憶部176とパスワード判定部177の機能は、サーバー30のパスワード記憶部36とパスワード判定部37の機能と同じであり、ログイン部161とアプリケーション162の機能は、アプリケーションシステム60のログイン部61とアプリケーション62の機能と同じである。
第2受信部172は、送受信サーバー190から送信されるパスワードを受信し、受信したパスワードをデータ保存部174に送る。
また、第2受信部172は、送受信サーバー190から送られてくる認証成功の声紋判定結果等を受信し、これをログイン部161に送る。
データ保存部174は、第2受信部172から送られてくるパスワードを一旦保存した後、保存したパスワードをパスワード判定部177に送る。
送信部173は、パスワード判定部117から送られてくる認証不成功のパスワード判定結果等を、通信回線185を介して送受信サーバー190に送信する。
そして、端末装置131側おいて、受信部151は、送受信サーバー190から送信される認証不成功の声紋判定結果や認証不成功のパスワード判定結果を受信してそれを表示部139に送り、認証が不成功であったことをユーザに知らせる。
[送受信サーバー190]
送受信サーバー190は、送信部、受信部、データ保存部、制御部(いずれも図示せず)等から構成され、端末131と通信回線180、181を介して接続され、声紋認証サーバー140と通信回線182、183を介して接続され、アプリケーションサーバー160と通信回線184、185を介して接続されている。
そして、送受信サーバー190は、端末装置131の第1送信部150から送信される音声データやパスワードを受信し、受信した音声データを声紋認証サーバー140に送信し、受信したパスワードをアプリケーションサーバー160に送信する。
また、送受信サーバー190は、声紋認証サーバー140の第2送信部153から送信される認証成功・不成功の声紋判定結果等を受信し、受信した認証成功の声紋判定結果をアプリケーションサーバー160に送信し、受信した認証不成功の声紋判定結果を端末装置131に送信する。
さらに、送受信サーバー190は、アプリケーションサーバー160の送信部173から送信される認証不成功のパスワード判定結果等を受信し、それを端末装置131に送信する。
[ユーザ認証システムの動作]
次に、ユーザ認証システム1、20の動作について具体例を挙げて説明する。
この場合、ユーザ認証システム1、20は、認証処理と声紋データの登録処理を行うため、以下、ユーザ認証システム1、20の各々における認証処理と声紋データの登録処理を説明する。
[ユーザ認証システム1による認証処理の概要]
図5は、ユーザ認証システム1による認証処理の概要を示したフローチャート、図6は、ユーザ認証システム1による認証処理において、表示部9に表示される初期画面の例を示した説明図である。図において、200は表示画面、201はユーザID入力用のボックス、202はパスワード入力用のボックス、203は音声データの入力を選択するための音声データ用ボタン、204はパスワードの入力を選択するためのパスワード用ボタンである。
以下図に基づいて、ユーザ認証システム1における認証処理の概要を具体的に説明する。
ユーザ認証システム1が起動されると、図6に示すように、表示部9の表示画面200は初期画面となり、ユーザIDを入力するためのボックス201、パスワードを入力するためのボックス202、音声データ用ボタン203、パスワード用ボタン204が表示される。
このとき、ボックス201の上には「ユーザID」文字が表示され、ボックス202の上には「パスワード」の文字が表示され、音声データ用ボタン203には「声でログイン」の文字が表示され、パスワード用ボタン204には「パスワードでログイン」の文字が表示されている。
まず、ユーザが、ユーザID、例えば5ケタの数字「00001」をボックス201内に打ち込み、ユーザIDを入力する。
次いで、入力選択部2が、音声データの入力とパスワードの入力のいずれでログインするかのログイン方法を選択する(S1)。これは、音声データ用ボタン203とパスワード用ボタン204といずれかを押すユーザの操作により行われる。
そして、ユーザが音声データ用ボタン203を押すと、入力選択部2が、音声データの入力でログインする方法を選択し、音声データによる認証処理が実行される(S2)。
また、ユーザがパスワード用ボタン204を押すと、入力選択部2が、パスワードの入力でログインする方法を選択し、パスワードによる認証処理が実行される(S3)。
[ユーザ認証システム1における音声データによる認証処理]
図7は、ユーザ認証システム1における音声データによる認証処理(図5のステップS2)を示したフローチャートであり、図8〜図10は、この認証処理において表示部9に表示される画面の例を示した説明図である。
以下図に基づいて、ユーザ認証システム1における音声データによる認証処理を具体的に説明する。
ユーザが音声データ用ボタン203を押し、入力選択部2が、音声データの入力でログインする方法を選択すると、まず、文字列生成部7が無作為な文字列を生成する(S10)。
具体的には、ランダムな英数字、記号、かな文字等を生成するが、ここでは、5ケタの乱数を生成する。この文字列生成部7が生成する5ケタの乱数(数字)は、毎回異なることとなる。
次いで、文字列生成部7が生成した無作為な文字列を表示部9に表示し、音声データ入力要求部4がユーザに音声入力を要求する(S11)。
図8は、音声データ入力要求部4がユーザに音声入力を要求したときの表示部9の表示画面を示している。図において、211はユーザID表示部、212は乱数表示部、213は開始ボタン、214は文章表示部である。
図8に示すように、表示画面200には、上部のユーザID表示部211にユーザが入力したユーザID「00001」が表示され、その下の乱数表示部212に文字列生成部5が生成した5ケタの乱数がその読みとともに表示され、その下に開始ボタン213が表示され、その下の文章表示部214に、音声データ入力要求部4がユーザに音声入力を要求する旨の文章「開始ボタンを押して番号をお話し下さい。」が表示されている。
次いで、ユーザが、文章表示部114に表示された文章に従って開始ボタン213を押し、乱数表示部212に表示された数字「1」、「3」、「5」、「6」、「4」の読み「いち」、「さん」、「ご」、「ろく」、「よん」を音声で発すると、音声データ入力部3がユーザの発した音声データを入力する(S12)。
図9は、音声データ入力部3が音声データを入力しているときの表示部9の表示画面を示している。図において、215は文章表示部、216は終了ボタン、217はキャンセルボタンである。
図9に示すように、表示画面の中段の文章表示部215には、音声データ入力要求部4がユーザに音声入力の継続等を要求する旨の文章「ゆっくりお話し下さい。番号を読んだ後に終了を押して下さい。」が表示され、その下に終了ボタン216とキャンセルボタン217が表示されている。
そして、ユーザは、乱数表示部212に表示された数字の発音が終了すると、終了ボタン216を押し、これにより音声データ入力部2からの音声入力が終了する。なお、ユーザは、音声入力を取りやめる場合は、キャンセルボタン217を押す。
上記のようにして音声データ入力部3が入力したユーザの音声データは、音声データ保存部5が一旦保存する(S13)。
次いで、音声認識部11の文字列認識部が、音声データ保存部5から送られてくる音声データ(5ケタの数字についての音声データ)がどのような文字列からなるかを認識する(S14)。
次いで、音声認識部11の文字列判定部が、文字列認識部が認識した文字列と文字列生成部5が生成した無作為な文字列(5ケタの乱数(数字))(この数字は文字列生成部7から音声認識部11に送られる。)が一致するかを判定する(S15)。
そして、このステップS15において、一致すると判定した場合は、判定結果(音声認識に成功)を声紋データ生成部12に送り、次の声紋認証のステップ(S16)に進み、一致しないと判定した場合、声紋認証は行わずにステップS20に進む。
上記ステップS15で一致すると判定された場合は、声紋データ生成部12が、音声データ保存部5から送られてくる音声データ(5ケタの乱数(数字)についての音声データ)から、声紋データを生成する(S16)。
次いで、声紋データ判定部14が、声紋データ生成部12が生成した声紋データ(この声紋データは声紋データ生成部12から声紋データ判定部14に送られる。)と、声紋DB15に記憶されたユーザの声紋データ(ユーザID「00001」で特定される声紋データ)とを照合する(S17)。
そして、声紋データ判定部14は、照合する声紋データの相違が小さく一定の範囲内(閾値以下)であるかどうかを、すなわち、声紋データの認証に成功したか否かを判定する(S18)。
図10は、音声認識部11による音声認識(S14)から声紋データ判定部14による声紋データの判定(S18)までにおける表示部8の表示画面を示している。図において、218は文字表示部である。
図10に示すように、音声認識部11が音声データ(5ケタの乱数(数字)についての音声データ)がどのような文字列からなるかを認識するステップ(S14)から、声紋データ判定部14が声紋データの判定をするステップ(S18)までの間、表示画面200の中段の文字表示部218には「認証中」の文字が表示される。
上記ステップS18の判定において、声紋データの認証に成功した場合、声紋データ判定部14は、声紋データの判定(認証)に成功(認証成功)との声紋判定結果を出力し(S19)、その出力した声紋判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送り、処理を終了する。
このようにして声紋データ判定部14が、認証成功の声紋判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送ると、ログイン部61ではログイン処理が行われ、アプリケーション62の処理・制御が行われる。
図11は、アプリケーションシステム60のログイン部61でログイン処理が行われた後の表示部9の表示画面の例を示した説明図であり、図において219は文章表示部である。
図11に示すように表示画面200の文章表示部219には、「ようこそ〜AAカンパニーへ」等の文章が表示され、アプリケーション62の処理・制御が行われ、ユーザはアプリケーション62によるサービスを利用することができる。
一方、上記ステップS18の判定において、声紋データの認証に失敗した場合、声紋データ判定部14は、声紋データの判定(認証)に不成功(認証不成功)との声紋判定結果を出力し(S20)、その出力した声紋判定結果を表示部9に送り、表示部9には判定結果が不成功である旨の表示がなされ、処理を終了する。
また、上記ステップS15で音声データが一致しないと判定した場合、声紋認証(S16〜S18)は行わずに、ステップS18で認証不成功と判定した場合と同様の処理を行い(S20)、処理を終了する。
図12は、声紋判定結果が不成功である旨の表示がなされた表示部9の表示画面の例を示した説明図であり、図において220は文章表示部、221は開始ボタン、222は戻るボタンである。
図12に示すように表示画面200の太い枠で囲まれた文章表示部220には、「認証に失敗しました。」の文章が表示され、ユーザに対し、声紋認証に失敗し、アプリケーションシステム60にログインできなかったことが知らされる。
この場合、ユーザは、開始ボタン221を押すことにより、音声データの入力による認証処理を再度行うことができる。
また、ユーザが戻るボタン222を押すと、表示画面100が図6に示す初期画面に戻り、ユーザは、認証処理を最初からやり直すこと、すなわち、音声入力による認証(ログイン)に代えて、パスワードによる認証(ログイン)を行うことができる。
上記のように、ユーザ認証システム1における音声データによる認証処理においては、文字列生成部7が生成する無作為な文字列(5ケタの乱数)は毎回異なることから、音声データ入力部3が入力するユーザの音声データも毎回異なり、ユーザの音声データが録音されて認証に使用されても、上記ステップS15において音声認識不成功とされ、認証不成功の判定結果が出力され、その不正使用を防止することができる。
また、正当なユーザであっても、入力された音声データから声紋データ生成部12が生成する声紋データは、常に一定であるとは限らず、ステップS18の判定において、声紋データの認証に失敗し、図12に示すような「認証に失敗しました。」の文章が表示される場合がある。
そのような場合であっても、正当なユーザは、認証処理を最初からやり直してパスワードによる認証(ログイン)を行うことができ、後述するパスワードによる認証処理がなされ、認証に成功するとログインすることができる。
[ユーザ認証システム1におけるパスワードによる認証処理]
図13は、ユーザ認証システム1におけるパスワードによる認証処理(図5のステップS3)を示したフローチャートである。
以下図に基づいて、ユーザ認証システム1におけるパスワードによる認証処理を具体的に説明する。
図6に示す初期画面において、ユーザがユーザIDを入力した後、ユーザがパスワード用ボタン204を押すと、入力選択部2が、パスワードの入力でログインする方法を選択する。これにより、表示画面200のボックス202には、パスワードが入力できるようになる。
まず、ユーザがボックス202内に予め登録したパスワード(例えば、8ケタの英数字)を打ち込んで入力し、これにより、パスワード入力部6が入力されたパスワードを取り込む(S30)。
次いで、パスワード判定部17が、パスワード入力部6から送られてくるパスワードとパスワード記憶部16に記憶されたパスワード(ユーザID「00001」で特定されるパスワード)とを照合し(S31)、両パスワードが一致するか否か、すなわち、パスワードの認証に成功したか否かを判定する(S32)。
上記ステップS32の判定において、パスワードの認証に成功した場合、パスワード判定部17は、パスワードの判定(認証)に成功(認証成功)とのパスワード判定結果出力し(S33)、その出力したパスワード判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送り、処理を終了する。
これにより、声紋データの認証に成功した場合と同様に、アプリケーションシステム60のログイン部61ではログイン処理が行われ、表示部9には、図10に示すような表示画面が表示され、アプリケーション62の処理・制御が行われ、ユーザはアプリケーション62によるサービスを利用することができる。
一方、上記ステップS32の判定において、パスワードの認証に失敗した場合、パスワード判定部17は、パスワードの判定(認証)に不成功(認証不成功)とのパスワード判定結果を出力し(S34)、その出力したパスワード判定結果を表示部9に送り、表示部9には判定結果が不成功である旨の表示がなされ、処理を終了する。
このとき、声紋データの認証に不成功した場合と同様に、表示画面200には図12に示すような表示がなされ、ユーザに対し、認証に失敗し、アプリケーションシステム60にログインできなかったことが知らされる。
この場合、ユーザは、開始ボタン221を押すことにより、パスワードの入力による認証処理を再度行うことができる。
また、ユーザが戻るボタン122を押すと、表示画面200が図6に示す初期画面に戻り、ユーザは、認証処理を最初からやり直すこと、すなわち、パスワードによる認証(ログイン)に代えて、音声入力による認証(ログイン)を行うことができる。
[ユーザ認証システム1による声紋データの登録処理]
図14は、ユーザ認証システム1による声紋データの登録処理を示したフローチャートであり、図15〜図18は、ユーザ認証システム1よる声紋データの登録処理において、表示部9に表示される画面の例を示した説明図である。
以下図に基づいて、ユーザ認証システム1よる声紋データの登録処理を具体的に説明する。
声紋データの登録は、表示部9の初期画面からではなく、アプリケーションシステム60にログインした場合、例えば、図11に示すような表示画面から行うことができる。
具体的には、図11に示す表示画面に、声紋データ登録用の画面を表示するためのボタン(図示せず)が表示され、ユーザがこのボタンを押すことにより、声紋データの登録画面が表示され、声紋データの登録処理が行われるようになる。
すなわち、ユーザが声紋データ登録用の画面を表示するためのボタンを押すと、まず、文字列記憶部8に記憶された所定の文字列を表示部9に表示し、音声データ入力要求部4がユーザに音声入力を要求する(S40)。
文字列記憶部9には、英数字、記号、かな文字等の所定の文字列が記憶されているが、ここでは、0から9までの連続する数字が記憶されており、表示部9には、この0から9までの連続する数字が表示される。
図14は、音声データ入力要求部4がユーザに音声入力を要求したときの表示部9の表示画面を示している。図において、230は表示画面、231は文字表示部、232は数字表示部、233は登録開始ボタン、234は文章表示部である。
図15に示すように、表示画面230には、上部の文字表示部231に声紋登録を行う旨の文字「声の登録」が表示され、その下の数字表示部232に文字列記憶部9に記憶された0から9までの連続する数字がその読みとともに表示され、その下に登録開始ボタン233が表示され、その下の文章表示部234に、音声データ入力要求部4がユーザに音声入力を要求する旨の文章「登録開始ボタンを押してゆっくり番号をお話し下さい。」が表示されている。
次いで、ユーザが、文章表示部234に表示された文章に従って登録開始ボタン233を押し、数字表示部232に表示された0から9までの連続する数字「0」、「1」、「2」、「3」、・・・・、「9」の読み「ぜろ」「いち」、「に」、・・・・、「きゅう」を音声で発すると、音声データ入力部3がユーザの発した音声データを入力する(S41)。
図16は、音声データ入力部3が音声データを入力しているときの表示部9の表示画面を示している。図において、235は文章表示部、236は終了ボタンである。
図16に示すように、表示画面230の中段の文章表示部235には、音声データ入力要求部4がユーザに音声入力の継続等を要求する旨の文章「ゆっくりお話し下さい。番号を読んだ後に終了を押して下さい。」が表示され、その下に終了ボタン236が表示されている。
そして、ユーザは、数字表示部232に表示された数字の発音が終了すると、終了ボタン236を押し、これにより音声データ入力部3からの音声入力が終了する。
上記のようにして音声データ入力部3が入力したユーザの音声データは、音声データ保存部5が一旦保存する(S42)。
次いで、声紋データ生成部12が、音声データ保存部5から送られてくる音声データ(0から9までの連続する数字についての音声データ)から、声紋データを生成する(S43)。
次いで、声紋データ登録部13が、声紋データ生成部12が生成した声紋データ(ユーザIDで特定される声紋データ)を声紋DB15に登録し(S44)、処理を終了する。
図17は、声紋データ生成部12による声紋データの生成(S43)から声紋データ登録部13による声紋データの登録(S44)までにおける表示部9の表示画面を示し、図18は、声紋データ登録部13による声紋データの登録が終了したときの表示部9の表示画面を示している。
図17に示すように、声紋データ生成部12が、音声データ(0から9までの連続する数字についての音声データ)から声紋データを生成し(S43)、生成した声紋データを声紋データ登録部13が声紋DB15に登録するステップ(S44)までの間、画面230の中段の文字表示部237には「確認中」の文字が表示される。
また、図18に示すように、声紋データ登録部13による声紋データの登録が終了すると、画面230の上段の文字表示部238には「声の登録完了」の文字が表示され、画面230の中段の文章表示部239には文章「声の登録が完了しました。」が表示される。
[ユーザ認証システム20による認証処理の概要]
ユーザ認証システム20による認証処理の概要は、ユーザ認証システム1による認証処理の概要(図5のフロ−チャート)と同じである。
すなわち、ユーザ認証システム20の端末装置21が起動されると、表示部29には、図6に示すような表示画面200が表示され、ユーザがユーザIDを入力する(図5のS1)。
そして、ユーザが音声データ用ボタン203かを押すと、入力選択部22が、音声データの入力でログインする方法を選択し、音声データによる認証処理が実行される(図5のS2)。
また、ユーザがパスワード用ボタン204を押すと、入力選択部22が、パスワードの入力でログインする方法を選択し、パスワードによる認証処理が実行される(図5のS3)。
[ユーザ認証システム20における音声データによる認証処理]
図19は、ユーザ認証システム20における音声データによる認証処理を示したフローチャートである。
以下図に基づいて、ユーザ認証システム20における音声データによる認証処理を具体的に説明する。
図19のフローチャートに示すステップS50〜S53の処理は、ユーザ認証システム1が行う音声データによる認証処理を示した図7のフローチャートおけるステップS10〜S13の処理と同じである。
すなわち、端末装置21において、ユーザが、表示部29の表示画面200に表示された音声データ用ボタン203を押し、入力選択部22が、音声データの入力でログインする方法を選択すると、まず、文字列生成部27が無作為な文字列を生成する(S50)。
次いで、文字列生成部27が生成した無作為な文字列を表示部29に表示し、音声データ入力要求部24がユーザに音声入力を要求する(S51)。
このとき、表示部29には図7に示すような表示画面200が表示されている。
次いで、ユーザが、表示部29の表示画面200の表示に従って音声を発すると、音声データ入力部23がユーザの発した音声データを入力する(S52)。
このとき、ユーザは、文章表示部214に表示された文章に従って開始ボタン213を押し、乱数表示部112に表示された数字「1」、「3」、「5」、「6」、「4」の読み「いち」、「さん」、「ご」、「ろく」、「よん」を音声で発する。
このようにして音声データ入力部23が入力したユーザの音声データは、音声データ保存部25が一旦保存する(S53)。
次いで、送信部40が、音声データ保存部25に保存されている音声データと、文字列生成部27が生成した無作為な文字列を、通信回線50を介してサーバー30側に送信する(S54)。
そして、サーバー30において、受信部42が、送信部40から送信された音声データと文字列を受信し(S55)、データ保存部44が、受信した音声データと文字列を一旦保存する(S56)。
この後、ステップS57〜S63の処理が行われるが、これらの処理は、ユーザ認証システム1において行われるステップS14〜S20(図7のフローチャート)の処理と同じである。
すなわち、音声認識部31の文字列認識部が、データ保存部44から送られてくる音声データ(5ケタの数字についての音声データ)がどのような文字列からなるかを認識する(S57)。
次いで、音声認識部31の文字列判定部が、文字列認識部が認識した文字列と文字列生成部5が生成した無作為な文字列(5ケタの乱数(数字))(この数字はデータ保存部44から音声認識部31に送られる。)が一致するかを判定する(S58)。
そして、このステップS58において、一致すると判定した場合は、判定結果(音声認識に成功)を声紋データ生成部32に送り、次の声紋認証のステップ(S59)に進み、一致しないと判定した場合、声紋認証は行わずにステップS63に進む。
上記ステップS58で一致すると判定された場合は、声紋データ生成部32が、データ保存部44から送られてくる音声データ(5ケタの乱数(数字)についての音声データ)から、声紋データを生成する(S16)。
次いで、声紋データ判定部34が、声紋データ生成部32が生成した声紋データ(この声紋データは声紋データ生成部32から声紋データ判定部34に送られる。)と、声紋DB35に記憶されたユーザの声紋データ(ユーザID「00001」で特定される声紋データ)とを照合する(S60)。
そして、声紋データ判定部34は、照合する声紋データの相違が小さく一定の範囲内(閾値以下)であるかどうかを、すなわち、声紋データの認証に成功したか否かを判定する(S61)。
このとき、音声認識部31による音声データがどのような文字列からなるかを認識するステップ(S57)から、声紋データ判定部34が声紋データの判定をするステップ(S61)までの間、端末装置21の表示部29には、図10に示すように表示画面210の中段の文字表示部218に「認証中」の文字が表示される。
上記ステップS61の判定において、声紋データの認証に成功した場合、声紋データ判定部34は、声紋データの判定(認証)に成功(認証成功)との声紋判定結果を出力し(S62)、その出力した声紋判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送り、処理を終了する。
このようにして声紋データ判定部34が、認証成功の声紋判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送ると、ログイン部61ではログイン処理が行われてアプリケーション62の処理・制御が行われ、端末装置21の表示部29には、図11に示すように表示画面200の文章表示部219に、「ようこそ〜AAカンパニーへ」等の文章が表示され、ユーザはアプリケーション62によるサービスを利用することができる。
この場合、ユーザ認証システム20においては、アプリケーションシステム60は通信回線51とサーバー30を介して端末装置21と接続されているが、端末装置21とアプリケーションシステム60を通信回線(図示せず)により直接接続するようにしてもよい。
一方、上記ステップS61の判定において、声紋データの認証に失敗した場合、声紋データ判定部34は、声紋データの判定(認証)に不成功(認証不成功)との声紋判定結果を出力し(S63)、その出力した声紋判定結果を送信部43に送り、送信部43から通信回線51を介して端末装置21側に送信される。
端末装置21においては、受信部41が送信部43から送信された判定結果を受信して表示部29に送り、表示部29には判定結果が不成功である旨の表示がなされ、処理を終了する。
また、上記ステップS58で音声データが一致しないと判定した場合、声紋認証(S59〜S61)は行わずに、ステップS61で認証不成功と判定した場合と同様の処理を行い(S63)、処理を終了する。
このとき、端末装置21の表示部29には、図12に示すように表示画面200の太い枠で囲まれた文章表示部220に、「認証に失敗しました。」の文章が表示され、ユーザに対し、認証に失敗し、外部システム60にログインできなかったことが知らされる。
この場合、ユーザは、開始ボタン221を押すことにより、音声データの入力による認証処理を再度行うことができる。
また、ユーザが戻るボタン222を押すと、表示画面200が図6に示す初期画面に戻り、ユーザは、認証処理を最初からやり直すこと、すなわち、音声入力による認証(ログイン)に代えて、パスワードによる認証(ログイン)を行うことができる。
[ユーザ認証システム20におけるパスワードによる認証処理]
図20は、ユーザ認証システム20におけるパスワードによる認証処理を示したフローチャートである。
以下図に基づいて、ユーザ認証システム20におけるパスワードによる認証処理を具体的に説明する。
端末装置21の表示部29の初期画面(図6)において、ユーザがユーザIDを入力した後、ユーザがパスワード用ボタン204を押すと、入力選択部22が、パスワードの入力でログインする方法を選択する。これにより、表示画面200のボックス202には、パスワードが入力できるようになる。
まず、ユーザがボックス202内に予め登録したパスワード(例えば、8ケタの英数字)を打ち込んで入力し、これにより、パスワード入力部26が入力されたパスワードを取り込む(S70)。
次いで、送信部40が、パスワード入力部26から入力されたパスワードを通信回線50を介してサーバー30側に送信する(S71)。
そして、サーバー30において、受信部42が、送信部40から送信されたパスワードを受信し(S72)、データ保存部44が、受信したパスワードを一旦保存する(S73)。
この後、ステップS74〜S77の処理が行われるが、これらの処理は、ユーザ認証システム1において行われるステップS31〜S34(図13のフローチャート)の処理と同じである。
すなわち、パスワード判定部37が、データ保存部44から送られてくるパスワードとパスワード記憶部36に記憶されたパスワード(ユーザID「00001」で特定されるパスワード)とを照合し(S74)、両パスワードが一致するか否か、すなわち、パスワードの認証に成功したか否かを判定する(S75)。
このステップS75の判定において、パスワードの認証に成功した場合、パスワード判定部37は、パスワードの判定(認証)に成功(認証成功)とのパスワード判定結果を出力し(S76)、その出力したパスワード判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送り、処理を終了する。
このようにしてパスワード判定部37が、認証成功のパスワード判定結果をアプリケーションシステム60のログイン部61に送ると、声紋データの認証に成功した場合と同様に、ログイン部61ではログイン処理が行われてアプリケーション62の処理・制御が行われ、端末装置21の表示部29には、図11に示すように表示画面200の文章表示部219に、「ようこそ〜AAカンパニーへ」等の文章が表示され、ユーザはアプリケーション62によるサービスを利用することができる。
一方、上記ステップS75の判定において、パスワードの認証に失敗した場合、パスワード判定部37は、パスワードの判定(認証)に不成功(認証不成功)とのパスワード判定結果を出力し(S77)、この出力されたパスワード判定結果は、送信部43から通信回線51を介して端末装置21側に送信される。
端末装置21においては、受信部41が送信部43から送信されたパスワード判定結果を受信して表示部29に送り、表示部29には判定結果が不成功である旨の表示がなされ、処理を終了する。
このとき、端末装置21の表示部29には、 図12に示すように表示画面200の太い枠で囲まれた文章表示部220に、「認証に失敗しました。」の文章が表示され、ユーザに対し、認証に失敗し、外部システム60にログインできなかったことが知らされる。
この場合、ユーザは、開始ボタン221を押すことにより、パスワードの入力による認証処理を再度行うことができる。
また、ユーザが戻るボタン222を押すと、表示画面200が図6に示す初期画面に戻り、ユーザは、認証処理を最初からやり直すこと、すなわち、パスワードによる認証(ログイン)に代えて、音声入力による認証(ログイン)を行うことができる。
[ユーザ認証システム20による声紋データの登録処理]
図21は、ユーザ認証システム20による声紋データの登録処理を示したフローチャートである。
以下図に基づいて、ユーザ認証システム20よる声紋データの登録処理を具体的に説明する。
図21のフローチャートに示すステップS80〜S82の処理は、ユーザ認証システム1が行う声紋データの登録処理を示した図14のフローチャートおけるステップS40〜S42の処理と同じである。
すなわち、声紋データの登録は、ユーザ認証システム1と同様に、表示部29の初期画面からではなく、外部システム60にログインした場合、例えば、図11に示すような表示画面から行うことができる。
具体的には、表示部29の図11に示す表示画面に、声紋データ登録用の画面を表示するためのボタン(図示せず)が表示され、ユーザがこのボタンを押すと、まず、文字列記憶部28に記憶された所定の文字列を表示部29に表示し、音声データ入力要求部24がユーザに音声入力を要求する(S80)。
このとき、表示部29の表示画面には、図15に示すように、数字表示部232に文字列記憶部9に記憶された0から9までの連続する数字がその読みとともに表示され、その下に登録開始ボタン233が表示され、その下の文章表示部134に、音声データ入力要求部4がユーザに音声入力を要求する旨の文章「登録開始ボタンを押してゆっくり番号をお話し下さい。」が表示されている。
そして、ユーザが、文章表示部234に表示された文章に従って登録開始ボタン233を押し、数字表示部132に表示された0から9までの連続する数字「0」、「1」、「2」、「3」、・・・・、「9」の読み「ぜろ」「いち」、「に」、・・・・、「きゅう」を音声で発すると、音声データ入力部23がユーザの発した音声データを入力する(S81)。
次いで、ユーザは、数字表示部132に表示された数字の発音が終了すると、終了ボタン236(図16)を押し、これにより音声データ入力部23からの音声入力が終了する。
上記のようにして音声データ入力部23が入力したユーザの音声データは、音声データ保存部25が一旦保存する(S82)。
次いで、送信部40が、音声データ保存部25に保存された音声データ(0から9までの連続する数字についての音声データ)を、通信回線50を介してサーバー30に送信する(S83)。
サーバー30においては、受信部42「が、端末装置21の送信部40から送信される音声データ(0から9までの連続する数字についての音声データ)を受信する(S84)。
次いで、データ保存部44が、受信部42から送られてくる音声データ(0から9までの連続する数字についての音声データ)を一旦保存する(S85)。
次いで、声紋データ生成部32が、データ保存部44から送られてくる音声データ(0から9までの連続する数字についての音声データ)から、声紋データを生成する(S86)。
次いで、声紋データ登録部33が、声紋データ生成部32が生成した声紋データ(ユーザIDで特定される声紋データ)を声紋DB35に登録し(S87)、処理を終了する。
この場合、声紋データ生成部32が声紋データを生成し、声紋データ登録部33が声紋データを登録しているときの表示部29の表示画面の状態は、ユーザ認証システム1の表示部9の表示画面230の状態(図17)と同じであり、声紋データ登録部33による声紋データの登録が終了したときの表示部29の表示画面の状態も、ユーザ認証システム1の表示部9の表示画面230の状態(図18)と同じである。
[ユーザ認証システム70による認証処理の概要]
ユーザ認証システム70による認証処理の概要は、ユーザ認証システム1による認証処理の概要(図5のフロ−チャート)と同じである。
すなわち、ユーザ認証システム70の端末装置71が起動されると、表示部79には、図6に示すような表示画面200が表示され、ユーザがユーザIDを入力する(図5のS1)。
そして、ユーザが音声データ用ボタン203を押すと、入力選択部72が、音声データの入力でログインする方法を選択し、音声データによる認証処理が実行される(図5のS2)。
また、ユーザがパスワード用ボタン204を押すと、入力選択部72が、パスワードの入力でログインする方法を選択し、パスワードによる認証処理が実行される(図5のS3)。
[ユーザ認証システム70における音声データによる認証処理]
ユーザ認証システム70における音声データによる認証処理は、図19のフローチャートに示したユーザ認証システム20における音声データによる認証処理と同じである。
以下図19に基づいて、ユーザ認証システム70における音声データによる認証処理を説明する。
まず、端末装置71において、ユーザが、表示部79の表示画面200に表示された音声データ用ボタン203を押し、入力選択部72が、音声データの入力でログインする方法を選択すると、文字列生成部77が無作為な文字列を生成する(S50)。
次いで、文字列生成部77が生成した無作為な文字列を表示部79に表示し、音声データ入力要求部74がユーザに音声入力を要求する(S51)。
このとき、表示部79には図8に示すような表示画面200が表示されている。
次いで、ユーザが、表示部79の表示画面200の表示に従って音声を発すると、音声データ入力部73がユーザの発した音声データを入力する(S52)。
このとき、ユーザは、文章表示部214に表示された文章に従って開始ボタン213を押し、乱数表示部212に表示された数字「1」、「3」、「5」、「6」、「4」の読み「いち」、「さん」、「ご」、「ろく」、「よん」を音声で発する。
このようにして音声データ入力部73が入力したユーザの音声データは、音声データ保存部75が一旦保存する(S53)。
次いで、第1送信部90が、音声データ保存部75に保存されている音声データと、文字列生成部77が生成した無作為な文字列を、通信回線120を介して声紋認証サーバー80側に送信する(S54)。
そして、声紋認証サーバー80において、第1受信部92が、第1送信部90から送信された音声データと文字列を受信し(S55)、データ保存部94が、受信した音声データと文字列を一旦保存する(S56)。
この後、ステップS57〜S63の処理が行われるが、これらの処理は、ユーザ認証システム1において行われるステップS14〜S20(図7のフローチャート)の処理と同じである。
すなわち、音声認識部81の文字列認識部が、データ保存部84から送られてくる音声データ(5ケタの数字についての音声データ)がどのような文字列からなるかを認識する(S57)。
次いで、音声認識部81の文字列判定部が、文字列認識部が認識した文字列と文字列生成部5が生成した無作為な文字列(5ケタの乱数(数字))(この数字はデータ保存部84から音声認識部81に送られる。)が一致するかを判定する(S58)。
そして、このステップS58において、一致すると判定した場合は、判定結果(音声認識に成功)を声紋データ生成部82に送り、次の声紋認証のステップ(S59)に進み、一致しないと判定した場合、声紋認証は行わずにステップS63に進む。
上記ステップS58で一致すると判定された場合は、声紋データ生成部82が、データ保存部84から送られてくる音声データ(5ケタの乱数(数字)についての音声データ)から、声紋データを生成する(S16)。
次いで、声紋データ判定部84が、声紋データ生成部82が生成した声紋データ(この声紋データは声紋データ生成部82から声紋データ判定部84に送られる。)と、声紋DB85に記憶されたユーザの声紋データ(ユーザID「00001」で特定される声紋データ)とを照合する(S60)。
そして、声紋データ判定部84は、照合する声紋データの相違が小さく一定の範囲内(閾値以下)であるかどうかを、すなわち、声紋データの認証に成功したか否かを判定する(S61)。
このとき、音声認識部81による音声データがどのような文字列からなるかを認識するステップ(S57)から、声紋データ判定部34が声紋データの判定をするステップ(S61)までの間、端末装置71の表示部79には、図10に示すように表示画面210の中段の文字表示部218に「認証中」の文字が表示される。
上記ステップS61の判定において、声紋データの認証に成功した場合、声紋データ判定部84は、声紋データの判定(認証)に成功(認証成功)との声紋判定結果を出力し(S62)、その出力した声紋判定結果を第2送信部93に送り、処理を終了する。
この後、アプリケーションサーバー100において、第2受信部112bが声紋認証サーバー80から送信された認証成功の声紋判定結果を受信し、これをログイン部101に送ると、ログイン部101ではログイン処理が行われてアプリケーション102の処理・制御が行われる。
そして、アプリケーション102の処理・制御等の情報が送信部113から通信回線123を介して端末装置71に送信され、受信部91がこれを受信して表示部79に送り、表示部79には、図11に示すように表示画面200の文章表示部219に、「ようこそ〜AAカンパニーへ」等の文章が表示され、ユーザはアプリケーション102によるサービスを利用することができる。
一方、上記ステップS61の判定において、声紋データの認証に失敗した場合、声紋データ判定部84は、声紋データの判定(認証)に不成功(認証不成功)との声紋判定結果を出力し(S63)、その出力した声紋判定結果を第2送信部93に送り、第2送信部93から通信回線121を介して端末装置71側に送信される。
端末装置71においては、受信部91が第2送信部93から送信された判定結果を受信して表示部79に送り、表示部79には判定結果が不成功である旨の表示がなされ、処理を終了する。
また、上記ステップS58で音声データが一致しないと判定した場合、声紋認証(S59〜S61)は行わずに、ステップS61で認証不成功と判定した場合と同様の処理を行い(S63)、処理を終了する。
このとき、端末装置71の表示部79には、 図12に示すように表示画面200の太い枠で囲まれた文章表示部220に、「認証に失敗しました。」の文章が表示され、ユーザに対し、認証に失敗し、アプリケーション102にログインできなかったことが知らされる。
この場合、ユーザは、開始ボタン221を押すことにより、音声データの入力による認証処理を再度行うことができる。
また、ユーザが戻るボタン222を押すと、表示画面200が図5に示す初期画面に戻り、ユーザは、認証処理を最初からやり直すこと、すなわち、音声入力による認証(ログイン)に代えて、パスワードによる認証(ログイン)を行うことができる。
[ユーザ認証システム70におけるパスワードによる認証処理]
ユーザ認証システム70におけるパスワードによる認証処理は、図20のフローチャートに示したユーザ認証システム20におけるパスワードによる認証処理と同じである。
以下図20に基づいて、ユーザ認証システム70におけるパスワードによる認証処理を説明する。
端末装置71の表示部79の初期画面(図6)において、ユーザがユーザIDを入力した後、ユーザがパスワード用ボタン204を押すと、入力選択部72が、パスワードの入力でログインする方法を選択する。これにより、表示画面200のボックス202には、パスワードが入力できるようになる。
まず、ユーザがボックス202内に予め登録したパスワード(例えば、8ケタの英数字)を打ち込んで入力し、これにより、パスワード入力部76が入力されたパスワードを取り込む(S70)。
次いで、第1送信部90が、パスワード入力部76から入力されたパスワードを通信回線122を介してアプリケーションサーバー100側に送信する(S71)。
そして、アプリケーションサーバー100において、第2受信部112aが、第1送信部90から送信されたパスワードを受信し(S72)、データ保存部114が、受信したパスワードを一旦保存する(S73)。
この後、ステップS74〜S77の処理が行われるが、これらの処理は、ユーザ認証システム1において行われるステップS31〜S34(図13のフローチャート)の処理と同じである。
すなわち、パスワード判定部117が、データ保存部114から送られてくるパスワードとパスワード記憶部116に記憶されたパスワード(ユーザID「00001」で特定されるパスワード)とを照合し(S74)、両パスワードが一致するか否か、すなわち、パスワードの認証に成功したか否かを判定する(S75)。
このステップS75の判定において、パスワードの認証に成功した場合、パスワード判定部117は、パスワードの判定(認証)に成功(認証成功)とのパスワード判定結果を出力し(S76)、その出力したパスワード判定結果をログイン部101に送り、処理を終了する。
このようにしてパスワード判定部117が、認証成功のパスワード判定結果をログイン部101に送ると、声紋データの認証に成功した場合と同様に、ログイン部101ではログイン処理が行われてアプリケーション102の処理・制御が行われる。
そして、アプリケーション102の処理・制御等の情報が送信部113から通信回線123を介して端末装置71に送信され、受信部91がこれを受信して表示部79に送り、表示部79には、図11に示すように表示画面200の文章表示部219に、「ようこそ〜AAカンパニーへ」等の文章が表示され、ユーザはアプリケーション102によるサービスを利用することができる。
一方、上記ステップS75の判定において、パスワードの認証に失敗した場合、パスワード判定部117は、パスワードの判定(認証)に不成功(認証不成功)とのパスワード判定結果を出力し(S77)、この出力されたパスワード判定結果は、送信部113から通信回線123を介して端末装置71側に送信される。
端末装置71においては、受信部91が送信部113から送信されたパスワード判定結果を受信して表示部79に送り、表示部79には判定結果が不成功である旨の表示がなされ、処理を終了する。
このとき、端末装置71の表示部79には、 図12に示すように表示画面200の太い枠で囲まれた文章表示部220に、「認証に失敗しました。」の文章が表示され、ユーザに対し、認証に失敗し、アプリケーション102にログインできなかったことが知らされる。
この場合、ユーザは、開始ボタン221を押すことにより、パスワードの入力による認証処理を再度行うことができる。
また、ユーザが戻るボタン222を押すと、表示画面200が図6に示す初期画面に戻り、ユーザは、認証処理を最初からやり直すこと、すなわち、パスワードによる認証(ログイン)に代えて、音声入力による認証(ログイン)を行うことができる。
[ユーザ認証システム130における音声データによる認証処理]
ユーザ認証システム130における音声データによる認証処理は、図19のフローチャートに示したユーザ認証システム20における音声データによる認証処理と同じである。
以下図19に基づいて、ユーザ認証システム130における音声データによる認証処理を説明する。
まず、端末装置131において、ユーザが、表示部139の表示画面200に表示された音声データ用ボタン203を押し、入力選択部132が、音声データの入力でログインする方法を選択すると、声紋認証サーバー140の文字列生成部147が無作為な文字列を生成する(S50)。生成された無作為な文字列は、第2受信部153から通信回線183を介して送受信サーバー190に送信され、さらに、送受信サーバー190から端末装置131の受信部151に送信される。
次いで、端末装置131において、受信部151が送受信サーバー190から受信した無作為な文字列を表示部139に表示し、音声データ入力要求部134がユーザに音声入力を要求する(S51)。
このとき、表示部139には図7に示すような表示画面200が表示されている。
次いで、ユーザが、表示部139の表示画面200の表示に従って音声を発すると、音声データ入力部133がユーザの発した音声データを入力する(S52)。
このとき、ユーザは、文章表示部214に表示された文章に従って開始ボタン213を押し、乱数表示部212に表示された数字「1」、「3」、「5」、「6」、「4」の読み「いち」、「さん」、「ご」、「ろく」、「よん」を音声で発する。
このようにして音声データ入力部73が入力したユーザの音声データは、音声データ保存部135が一旦保存する(S53)。
次いで、第1送信部150が、音声データ保存部135に保存されている音声データを、通信回線120を介して送受信サーバー190に送信する(S54)。
送受信サーバー190は、音声データを受信し、受信した音声データを声紋認証サーバー140に送信する。
そして、声紋認証サーバー140において、第1受信部152が、送受信サーバー190から送信された音声データを受信し(S55)、データ保存部94が、受信した音声データを一旦保存する(S56)。
なお、ステップS53〜S56においては、音声データの送信、受信、保存のみが行われ、文字列の送信、受信、保存は行われない。
この後、ステップS57〜S63の処理が行われるが、これらの処理は、ユーザ認証システム1において行われるステップS14〜S20(図7のフローチャート)の処理と同じである。
すなわち、音声認識部141の文字列認識部が、データ保存部144から送られてくる音声データ(5ケタの数字についての音声データ)がどのような文字列からなるかを認識する(S57)。
次いで、音声認識部141の文字列判定部が、文字列認識部が認識した文字列と文字列生成部5が生成した無作為な文字列(5ケタの乱数(数字))が一致するかを判定する(S58)。
そして、このステップS58において、一致すると判定した場合は、判定結果(音声認識に成功)を声紋データ生成部142に送り、次の声紋認証のステップ(S59)に進み、一致しないと判定した場合、声紋認証は行わずにステップS63に進む。
上記ステップS58で一致すると判定された場合は、声紋データ生成部142が、データ保存部154から送られてくる音声データ(5ケタの乱数(数字)についての音声データ)から、声紋データを生成する(S16)。
次いで、声紋データ判定部144が、声紋データ生成部142が生成した声紋データ(この声紋データは声紋データ生成部142から声紋データ判定部144に送られる。)と、声紋DB145に記憶されたユーザの声紋データ(ユーザID「00001」で特定される声紋データ)とを照合する(S60)。
そして、声紋データ判定部144は、照合する声紋データの相違が小さく一定の範囲内(閾値以下)であるかどうかを、すなわち、声紋データの認証に成功したか否かを判定する(S61)。
このとき、音声認識部141による音声データがどのような文字列からなるかを認識するステップ(S57)から、声紋データ判定部144が声紋データの判定をするステップ(S61)までの間、端末装置131の表示部139には、図10に示すように表示画面210の中段の文字表示部218に「認証中」の文字が表示される。
上記ステップS61の判定において、声紋データの認証に成功した場合、声紋データ判定部144は、声紋データの判定(認証)に成功(認証成功)との声紋判定結果を出力し(S62)、その出力した声紋判定結果を第2送信部153に送り、処理を終了する。
このとき、第2送信部153から送受信サーバー190に声紋判定結果が送信され、送受信サーバー190から声紋判定結果がアプリケーションサーバー160に送信される。
この後、アプリケーションサーバー160において、第2受信部172が送受信サーバー190から送信された認証成功の声紋判定結果を受信し、これをログイン部161に送ると、ログイン部161ではログイン処理が行われてアプリケーション162の処理・制御が行われる。
そして、アプリケーション162の処理・制御等の情報が送信部173から通信回線123を介して送受信サーバー190に送信され、この処理・制御等の情報は送受信サーバー190から端末装置131に送信され、受信部151がこれを受信して表示部139に送り、表示部139には、図11に示すように表示画面200の文章表示部219に、「ようこそ〜AAカンパニーへ」等の文章が表示され、ユーザはアプリケーション162によるサービスを利用することができる。
一方、上記ステップS61の判定において、声紋データの認証に失敗した場合、声紋データ判定部144は、声紋データの判定(認証)に不成功(認証不成功)との声紋判定結果を出力し(S63)、その出力した声紋判定結果を第2送信部153に送り、第2送信部153から通信回線183を介して送受信サーバー190に送信される。
このとき、送受信サーバー190は受信した声紋判定結果を通信回線181を介して端末装置131に送信する。
端末装置131においては、受信部151が送受信サーバー190から送信された判定結果を受信して表示部139に送り、表示部139には判定結果が不成功である旨の表示がなされ、処理を終了する。
また、上記ステップS58で音声データが一致しないと判定した場合、声紋認証(S59〜S61)は行わずに、ステップS61で認証不成功と判定した場合と同様の処理を行い(S63)、処理を終了する。
このとき、端末装置131の表示部79には、 図12に示すように表示画面200の太い枠で囲まれた文章表示部220に、「認証に失敗しました。」の文章が表示され、ユーザに対し、認証に失敗し、アプリケーション162にログインできなかったことが知らされる。
この場合、ユーザは、開始ボタン221を押すことにより、音声データの入力による認証処理を再度行うことができる。
また、ユーザが戻るボタン222を押すと、表示画面200が図5に示す初期画面に戻り、ユーザは、認証処理を最初からやり直すこと、すなわち、音声入力による認証(ログイン)に代えて、パスワードによる認証(ログイン)を行うことができる。
[ユーザ認証システム130におけるパスワードによる認証処理]
ユーザ認証システム130におけるパスワードによる認証処理は、図20のフローチャートに示したユーザ認証システム20におけるパスワードによる認証処理と同じである。
以下図20に基づいて、ユーザ認証システム130におけるパスワードによる認証処理を説明する。
端末装置131の表示部139の初期画面(図6)において、ユーザがユーザIDを入力した後、ユーザがパスワード用ボタン204を押すと、入力選択部132が、パスワードの入力でログインする方法を選択する。これにより、表示画面200のボックス202には、パスワードが入力できるようになる。
まず、ユーザがボックス202内に予め登録したパスワード(例えば、8ケタの英数字)を打ち込んで入力し、これにより、パスワード入力部136が入力されたパスワードを取り込む(S70)。
次いで、第1送信部150が、パスワード入力部136から入力されたパスワードを通信回線118を介して送受信サーバー190に送信する(S71)。
このとき、送受信サーバー190は受信したパスワードを通信回線184を介してアプリケーションサーバー160に送信する。
そして、アプリケーションサーバー160において、第2受信部172が、送受信サーバー190から送信されたパスワードを受信し(S72)、データ保存部174が、受信したパスワードを一旦保存する(S73)。
この後、ステップS74〜S77の処理が行われるが、これらの処理は、ユーザ認証システム1において行われるステップS31〜S34(図13のフローチャート)の処理と同じである。
すなわち、パスワード判定部177が、データ保存部174から送られてくるパスワードとパスワード記憶部176に記憶されたパスワード(ユーザID「00001」で特定されるパスワード)とを照合し(S74)、両パスワードが一致するか否か、すなわち、パスワードの認証に成功したか否かを判定する(S75)。
このステップS75の判定において、パスワードの認証に成功した場合、パスワード判定部117は、パスワードの判定(認証)に成功(認証成功)とのパスワード判定結果を出力し(S76)、その出力したパスワード判定結果をログイン部161に送り、処理を終了する。
このようにしてパスワード判定部177が、認証成功のパスワード判定結果をログイン部161に送ると、声紋データの認証に成功した場合と同様に、ログイン部161ではログイン処理が行われてアプリケーション162の処理・制御が行われる。
そして、アプリケーション162の処理・制御等の情報が送信部173から通信回線185を介して送受信サーバー190に送信され、さらに、送受信サーバー190から通信回線181を介して端末装置131に送信され、受信部151がこれを受信して表示部139に送り、表示部139には、図11に示すように表示画面200の文章表示部219に、「ようこそ〜AAカンパニーへ」等の文章が表示され、ユーザはアプリケーション162によるサービスを利用することができる。
一方、上記ステップS75の判定において、パスワードの認証に失敗した場合、パスワード判定部177は、パスワードの判定(認証)に不成功(認証不成功)とのパスワード判定結果を出力し(S77)、この出力されたパスワード判定結果は、送信部173から通信回線185を介して送受信サーバー190に送信され、さらに、送受信サーバー190から通信回線181を介して端末装置131に送信される。
端末装置131においては、受信部151が送受信サーバー190から送信されたパスワード判定結果を受信して表示部139に送り、表示部139には判定結果が不成功である旨の表示がなされ、処理を終了する。
このとき、端末装置131の表示部139には、 図12に示すように表示画面200の太い枠で囲まれた文章表示部220に、「認証に失敗しました。」の文章が表示され、ユーザに対し、認証に失敗し、アプリケーション162にログインできなかったことが知らされる。
この場合、ユーザは、開始ボタン221を押すことにより、パスワードの入力による認証処理を再度行うことができる。
また、ユーザが戻るボタン222を押すと、表示画面200が図6に示す初期画面に戻り、ユーザは、認証処理を最初からやり直すこと、すなわち、パスワードによる認証(ログイン)に代えて、音声入力による認証(ログイン)を行うことができる。
本発明のユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラムは、端末装置等に搭載されているアプリケーション等の各種システムにアクセス(ログイン)等するためのユーザ認証に関して、声紋認証によりユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、かつ、登録したユーザであれば確実にユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができ、また、ユーザがパスワードを忘れてもユーザ認証がなされてアクセス(ログイン)等ができる。
1 ユーザ認証システム
2 入力選択部
3 音声データ入力部
4 音声データ入力要求部
5 音声データ保存部
6 パスワード入力部
7 文字列生成部
8 文字列記憶部
9 表示部
11 音声認識部
12 声紋データ生成部
13 声紋データ登録部
14 声紋データ判定部
15 声紋データベース(DB)
16 パスワード記憶部
17 パスワード判定部
18 判定結果出力部
20 ユーザ認証システム
21 端末装置
26 パスワード入力部
27 文字列生成部
28 文字列記憶部
29 表示部
30 サーバー
31 音声認識部
32 声紋データ生成部
33 声紋データ登録部
34 声紋データ判定部
35 声紋データベース(DB)
36 パスワード記憶部
37 パスワード判定部
38 判定結果出力部
40、43 送信部
41、42 受信部
44 データ保存部
50、51 通信回線
60 アプリケーションシステム
61 ログイン部
62 アプリケーション
70 ユーザ認証システム
71 端末装置
72 入力選択部
73 音声データ入力部
74 音声データ入力要求部
75 音声データ保存部
76 パスワード入力部
77 文字列生成部
78 文字列記憶部
79 表示部
80 声紋認証サーバー
81 音声認識部
82 声紋データ生成部
83 声紋データ登録部
84 声紋データ判定部
85 声紋データベース(DB)
90 第1送信部
91 受信部
92 第1受信部
93 本発明の第2の送信手段となる第2送信部
94 データ保存部
100 アプリケーションサーバー
101 ログイン部
102 アプリケーション
112、112a、112b 第2受信部
113 送信部
114 データ保存部
116 パスワード記憶部
117 パスワード判定部
121〜124 通信回線
130 ユーザ認証システム
131 端末装置
132 入力選択部
133 音声データ入力部
134 音声データ入力要求部
135 音声データ保存部
136 パスワード入力部
139 本発明の文字列表示手段となる表示部
140 声紋認証サーバー
141 音声認識部
142 声紋データ生成部
143 声紋データ登録部
144 声紋データ判定部
145 声紋データベース(DB)
147 文字列生成部
148 文字列記憶部
150 第1送信部
151 受信部
152 第1受信部
153 第2送信部
154 データ保存部
160 アプリケーションサーバー
161 ログイン部
162 アプリケーション
172 第2受信部
173 送信部
174 データ保存部
176 パスワード記憶部
177 パスワード判定部
181〜184 通信回線
190 送受信サーバー
200 表示画面
201、202 ボックス
203 音声データ用ボタン
204 パスワード用ボタン
211 ユーザID表示部
212 乱数表示部
213 開始ボタン
214、215 文章表示部
216 終了ボタン
217 キャンセルボタン
218 文字表示部
219、220 文章表示部
221 開始ボタン
222 戻るボタン
230 表示画面、
231 文字表示部
232 数字表示部
233 登録開始ボタン
234、235 文章表示部
236 終了ボタン
237、238 文字表示部
239 文章表示部

Claims (19)

  1. 音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択する入力選択手段と、
    所定の文字列を記憶する文字列記憶手段と、
    無作為な文字列を生成する文字列生成手段と、
    前記文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び前記文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示する文字列表示手段と、
    前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求する音声データ入力要求手段と
    前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合に、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力する音声データ入力手段と、
    前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合に、パスワードを入力するパスワード入力手段と、
    前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、
    前記ユーザの声紋データを記憶する声紋データ記憶手段と、
    前記ユーザのパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して前記声紋データ記憶手段に記憶する声紋データ登録手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、声紋判定結果を出力する声紋データ判定手段と、
    前記パスワード入力手段から入力されたパスワードと前記パスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、パスワード判定結果を出力するパスワード判定手段と、
    を備えたことを特徴とするユーザ認証システム。
  2. 前記音声入力要求手段からの要求に従い、前記音声データ入力手段から入力された前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから文字列を認識し、その認識した文字列と前記無作為な文字列が一致するかを判定する音声認識手段をさらに備えたことを特徴とする請求項記載のユーザ認証システム。
  3. 前記声紋データ判定手段が出力する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定手段が出力する前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うログイン手段をさらに備えたことを特徴とする請求項又は請求項記載のユーザ認証システム。
  4. 音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択する入力選択手段と、
    所定の文字列を記憶する文字列記憶手段と、
    無作為な文字列を生成する文字列生成手段と、
    前記文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び前記文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示する文字列表示手段と、
    前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求する音声データ入力要求手段と
    前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合に、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力する音声データ入力手段と、
    前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合に、パスワードを入力するパスワード入力手段と、
    前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データ又は前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを送信する送信手段と
    を備えた端末装置と、
    前記送信手段から送信された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データ又は前記パスワードを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、
    前記ユーザの声紋データを記憶する声紋データ記憶手段と、
    前記ユーザのパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して前記声紋データ記憶手段に記憶する声紋データ登録手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、声紋判定結果を出力する声紋データ判定手段と、
    前記受信手段が受信した前記パスワードと前記パスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、パスワード判定結果を出力するパスワード判定手段と、
    を備えたサーバーと
    を備えたことを特徴とするユーザ認証システム。
  5. 前記サーバーは、前記受信手段が受信した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから文字列を認識し、その認識した文字列と前記無作為な文字列が一致するかを判定する音声認識手段をさらに備えたことを特徴とする請求項記載のユーザ認証システム。
  6. 前記サーバーは、前記声紋データ判定手段が出力する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定手段が出力する前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うログイン手段をさらに備えたことを特徴とする請求項又は請求項記載のしたユーザ認証システム。
  7. 音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択する入力選択手段と、
    所定の文字列を記憶する文字列記憶手段と、
    無作為な文字列を生成する文字列生成手段と、
    前記文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び前記文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示する文字列表示手段と、
    前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求する音声データ入力要求手段と
    前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合に、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力する音声データ入力手段と、
    前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合に、パスワードを入力するパスワード入力手段と、
    前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データ又は前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを送信する第1の送信手段と
    を備えた端末装置と、
    前記第1の送信手段から送信された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についての前記ユーザ音声データを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、
    前記ユーザの声紋データを記憶する声紋データ記憶手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して前記声紋データ記憶手段に記憶する声紋データ登録手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、声紋判定結果を出力する声紋データ判定手段と、
    を備えた第1のサーバーと、
    前記第1の送信手段から送信された前記パスワードを受信する第2の受信手段と、
    前記ユーザのパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
    前記第2の受信手段が受信した前記パスワードと前記パスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、パスワード判定結果を出力するパスワード判定手段と、
    を備えた第2のサーバーと
    を備えたことを特徴とするユーザ認証システム。
  8. 前記第1のサーバーは、前記声紋データ判定手段が出力する前記声判定紋結果を送信する第2の送信手段をさらに備え、
    前記第2の受信手段は、前記第2の送信手段が送信する前記声紋判定結果をさらに受信し、前記第2のサーバーは、前記第2の受信する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うログイン手段をさらに備えたことを特徴とする請求項記載のユーザ認証システム。
  9. 端末装置、声紋認証サーバー、アプリケーションサーバー、及び、この端末装置とこの声紋認証サーバーとこのアプリケーションサーバーとデータの送受信を行う送受信サーバーを備えたユーザ認証システムであって、
    前記端末装置は、
    音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択する入力選択手段と、
    所定の文字列を記憶する文字列記憶手段と、
    無作為な文字列を生成する文字列生成手段と、
    前記文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び前記文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示する文字列表示手段と、
    前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求する音声データ入力要求手段と
    前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合に、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力する音声データ入力手段と、
    前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合に、パスワードを入力するパスワード入力手段と、
    前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データ又は前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを前記送受信サーバーに送信する第1の送信手段と
    を備え、
    前記声紋認証サーバーは、
    前記送受信サーバーから送信された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についての前記ユーザ音声データを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、
    前記ユーザの声紋データを記憶する声紋データ記憶手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して前記声紋データ記憶手段に記憶する声紋データ登録手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、声紋判定結果を出力する声紋データ判定手段と、
    前記声紋データ判定手段が出力する前記声判定紋結果を前記送受信サーバーに送信する第2の送信手段と
    を備え、
    前記アプリケーションサーバーは、
    前記送受信サーバーから送信された前記パスワード又は前記声判定紋結果を受信する第2の受信手段と、
    前記ユーザのパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
    前記第2の受信手段が受信した前記パスワードと前記パスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、パスワード判定結果を出力するパスワード判定手段と、
    前記声紋判定結果又は前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うログイン手段と
    を備えたことを特徴とするユーザ認証システム。
  10. 入力選択手段が音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択し、
    文字列表示手段が、文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示し、
    前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合、
    音声データ入力要求手段が、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求し
    音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力し、
    声紋データ生成手段が、前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成し、
    声紋データ登録手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して声紋データ記憶手段に記憶し、
    声紋データ判定手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、声紋判定結果を出力し、
    前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合、
    パスワード入力手段がパスワードを入力し、
    パスワード判定手段が、前記パスワード入力手段から入力されたパスワードと予めパスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、パスワード判定結果を出力する
    ステップを備えたことを特徴とするユーザ認証方法。
  11. 音声認識手段が、前記音声入力要求手段からの要求に従い、前記音声データ入力手段から入力された前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから文字列を認識し、その認識した文字列と前記無作為な文字列が一致するかを判定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項10記載のユーザ認証方法。
  12. ログイン手段が、前記声紋データ判定手段が出力する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定手段が出力する前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うステップをさらに備えたことを特徴とする請求項10又は請求項11記載のユーザ認証方法。
  13. 入力選択手段が音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択し、
    文字列表示手段が、文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示し、
    前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合、
    音声データ入力要求手段が、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求し
    音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力し、
    送信手段が、前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データを送信し、
    受信手段が、前記送信手段が送信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データを受信し、
    声紋データ生成手段が、前記受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成し、
    声紋データ登録手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して声紋データ記憶手段に記憶し、
    声紋データ判定手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力し、
    前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合、
    パスワード入力手段がパスワードを入力し、
    前記送信手段が、前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを送信し、
    前記受信手段が、前記送信手段が送信したパスワードを受信し、
    パスワード判定手段が、前記受信手段が受信したパスワードと予めパスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力する
    ステップを備えたことを特徴とするユーザ認証方法。
  14. 音声認識手段が、前記受信手段が受信した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データからから文字列を認識し、その認識した文字列と前記無作為な文字列が一致するかを判定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項13記載のユーザ認証方法。
  15. ログイン手段が、前記声紋データ判定手段が出力する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定手段が出力する前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うステップをさらに備えたことを特徴とする請求項13又は請求項14記載のユーザ認証方法。
  16. 入力選択手段が音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択し、
    文字列表示手段が、文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示し、
    前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合、
    音声データ入力要求手段が、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求し
    音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、ユーザが発したユーザ音声データを入力し、
    第1の送信手段が、前記音声データ入力手段から入力された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データを送信し、
    第1の受信手段が、前記第1の送信手段から送信された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についての前記ユーザ音声データを受信し、
    声紋データ生成手段が、前記第1の受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についての前記ユーザ音声データから声紋データを生成し、
    声紋データ登録手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して声紋データ記憶手段に記憶し、
    声紋データ判定手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力し、
    前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合、
    パスワード入力手段がパスワードを入力し、
    前記第1送信手段が、前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを送信し、
    第2の受信手段が、前記第1の送信手段が送信したパスワードを受信し、
    パスワード判定手段が、前記第2の受信手段が受信したパスワードと予めパスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力する
    ステップを備えたことを特徴とするユーザ認証方法。
  17. 第2の送信手段が、前記声紋データ判定手段が出力する前記声判定紋結果を送信し、
    前記第2の受信手段が、前記第2の送信手段から送信された前記声紋判定結果をさらに受信し、ログイン手段が、前記第2の受信する前記声紋判定結果又は前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行うステップをさらに備えたことを特徴とする請求項16記載のユーザ認証方法。
  18. 入力選択手段が音声データの入力とパスワードの入力のいずれかを選択し、
    文字列表示手段が、文字列記憶手段に記憶された所定の文字列及び文字列生成手段が生成する無作為な文字列を表示し、
    前記入力選択手段が音声データの入力を選択した場合、
    音声データ入力要求手段が、前記文字列表示手段に表示された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてユーザ音声データの入力を要求し
    音声データ入力手段が、ユーザが発したユーザ音声データを入力し、
    第1の送信手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求に従い、前記音声データ入力手段から入力されたユーザ音声データを送受信サーバーに送信し、
    第1の受信手段が、前記送受信サーバーから送信された前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データを受信し、
    声紋データ生成手段が、前記第1の受信手段が受信した前記所定の文字列及び前記無作為な文字列についてのユーザ音声データから声紋データを生成し、
    声紋データ登録手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記所定の文字列についてのユーザ音声データの声紋データを登録して声紋データ記憶手段に記憶し、
    声紋データ判定手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記無作為な文字列についてのユーザ音声データの声紋データと前記声紋データ記憶手段に記憶された前記ユーザの声紋データを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力し、
    第2の送信手段が、前記声紋データ判定手段から出力された前記声判定紋結果を前記送受信サーバーに送信し、
    前記入力選択手段がパスワードの入力を選択した場合、
    パスワード入力手段がパスワードを入力し、
    前記第1送信手段が、前記パスワード入力手段から入力されたパスワードを前記送受信サーバーに送信し、
    第2の受信手段が、前記送受信サーバーから送信された前記パスワード又は前記声判定紋結果を受信し、
    パスワード判定手段が、前記第2の受信手段が受信した前記パスワードと予めパスワード記憶手段に記憶された前記ユーザのパスワードを比較して前記ユーザの正当性を判定し、その判定結果を出力し、
    ログイン手段が、前記声紋判定結果又は前記パスワード判定結果に基づいて、アプリケーションへのログイン処理を行う
    ステップを備えたことを特徴とするユーザ認証方法。
  19. 請求項10乃至請求項18のいずれかに記載したユーザ認証方法をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2016131175A 2016-06-30 2016-06-30 ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム Active JP6753175B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016131175A JP6753175B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム
PCT/JP2017/023892 WO2018003911A1 (ja) 2016-06-30 2017-06-29 ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016131175A JP6753175B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018005537A JP2018005537A (ja) 2018-01-11
JP6753175B2 true JP6753175B2 (ja) 2020-09-09

Family

ID=60785127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016131175A Active JP6753175B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6753175B2 (ja)
WO (1) WO2018003911A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109242492A (zh) * 2018-09-02 2019-01-18 珠海横琴现联盛科技发展有限公司 针对声音模仿的声纹识别支付信息防伪方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0816189A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Alpha Corp 音声認識錠装置および音声認識解錠方法
JPH11338947A (ja) * 1998-05-26 1999-12-10 Okinawa Nippon Denki Software Kk 個人認証を利用した金融取引方式
JP2000122975A (ja) * 1998-10-14 2000-04-28 Toshiba Corp バイオメトリクスによるユーザー確認システム及び記憶媒体
JP2003087860A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Ntt Docomo Tokai Inc 移動体通信における個人認証方法、移動体通信における個人認証システム及び個人認証装置
JP2004287674A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Nec Corp 情報処理装置、不正使用防止方法、およびプログラム
JP2007011965A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Oki Electric Ind Co Ltd 本人認証システム、本人認証方法及び管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018005537A (ja) 2018-01-11
WO2018003911A1 (ja) 2018-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2023200067B2 (en) Systems and methods for smartcard biometric enrollment
JP4463526B2 (ja) 声紋認証システム
US10163105B1 (en) Variable biometrics for multi-factor authentication
US11847199B2 (en) Remote usage of locally stored biometric authentication data
US11461781B2 (en) Pro-active identity verification for authentication of transaction initiated via non-voice channel
US20180047397A1 (en) Voice print identification portal
US10083695B2 (en) Dialog-based voiceprint security for business transactions
US11765177B1 (en) System and method for providing a web service using a mobile device capturing dual images
US8161291B2 (en) Process and arrangement for authenticating a user of facilities, a service, a database or a data network
US20070236330A1 (en) System and method for performing user authentication based on user behavior patterns
US20030149881A1 (en) Apparatus and method for securing information transmitted on computer networks
US9262615B2 (en) Methods and systems for improving the security of secret authentication data during authentication transactions
CN110169014A (zh) 用于认证的装置、方法和计算机程序产品
US20070094715A1 (en) Two-factor authentication using a remote control device
US20050071168A1 (en) Method and apparatus for authenticating a user using verbal information verification
US11665153B2 (en) Voice biometric authentication in a virtual assistant
US20180107813A1 (en) User Authentication Persistence
JP6693126B2 (ja) ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム
JP2017167884A (ja) 個人認証システム、個人認証装置、個人認証方法、およびプログラム
WO2021053882A1 (ja) ユーザ認証装置及び記録媒体
JP5145179B2 (ja) 光学式読取りコードを用いた本人確認システム
JP2007265219A (ja) 生体認証システム
JP6753175B2 (ja) ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム
US8582734B2 (en) Account administration system and method with security function
JP2018073206A (ja) サービス利用認証用声紋データ登録システム、サービス利用認証用声紋データ登録サーバー、サービス利用申込登録システム、サービス利用認証用声紋データ登録方法、サービス利用申込登録方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200721

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6753175

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150