JP6828381B2 - サービス利用認証用声紋データ登録システム、サービス利用認証用声紋データ登録サーバー、サービス利用申込登録システム、サービス利用認証用声紋データ登録方法、サービス利用申込登録方法及びプログラム - Google Patents

サービス利用認証用声紋データ登録システム、サービス利用認証用声紋データ登録サーバー、サービス利用申込登録システム、サービス利用認証用声紋データ登録方法、サービス利用申込登録方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、ユーザーの端末装置から入力される申込データに基づいて各種口座開設、クレジットカードやローンカードの利用等のサービスを利用するための申込登録を行うシステムにおけるサービス利用認証用声紋データ登録システム、サービス利用認証用声紋データ登録サーバー、サービス利用申込登録システム、サービス利用認証用声紋データ登録方法、サービス利用申込登録方法及びプログラムに関するものである。
銀行、証券会社、保険会社、カード会社等は、利用者に対して各種サービスを提供しているが、そのサービスを受けるには、利用者は、サービスを提供する銀行等に口座を開設したりカード利用等の申込をする必要がある。そのような口座開設やカード利用等の申込をするに際しては、所定の事項を記載した申込書を提出すると共に、申込者の本人確認のために運転免許証等の証明書の提示が必要となる。そして、提示された証明書の真偽がチェックされ、真正であれば口座開設やカード発行等に至る一連の手続が行われる。
近年、コンピュータ技術の発展や携帯端末機器の普及に伴い、携帯端末機器を使用して、申し込みから口座開設やカード発行等の手続が行える口座申込システムが開発されている。
例えば、特開2014−21765号公報(特許文献1)には、携帯情報端末、本人確認サーバ、口座開設サーバ等からなる口座申込システムであって、携帯情報端末において、口座申込のための複数の案内から選択した一の案内を実行し、申込者から受け付けた操作が一の案内に対応したものでない場合、一の案内とは異なる案内を選択して実行する口座申込システムが、本出願人によって開示されている。
そして、口座開設後は、携帯端末を使用して各種サービスを利用できるが、そのためには、各種サービスを行うアプリケーション(ウェブサイト)にアクセス(ログイン)する必要があり、その際、アクセスした者が登録したユーザーであるか否かを確認するためのユーザー認証が行われる。
このユーザー認証は、ユーザーIDとパスワードにより行われるのが一般的である。すなわち、ユーザーは、アプリケーションにアクセスした場合、ユーザーを識別するためのユーザーIDとユーザーが本人であることを確認するためのパスワードを入力し、入力したユーザーIDとパスワードが登録されているユーザーIDとパスワードに一致する場合に、当該アプリケーションにアクセス(ログイン)できる。
この場合、ユーザー認証における本人確認のために設定されたパスワードは、英数字等の文字で構成されることから、盗用されて不正使用される危険性が高い。このため、ユーザー認証の手段として、パスワード認証に代えて、あるいは、パスワード認証と共に各種生体情報を使用した認証(生体認証)が行われ、そのための各種システムが提案されている。
例えば、特開2007−52680号公報(特許文献2)には、生体情報を取得する生体情報取得部と、 操作者への指示を表示する表示部と、操作者からの入力を受ける入力部と、生体情報登録者の本人確認資料の情報入力を案内する画面を表示し、当該画面で案内された情報入力を前記入力部で受けたことに基づいて、前記生体情報取得部による生体情報の読込みを案内する画面を表示するよう前記表示部を制御する制御部とを有する生体情報登録システムが開示されている。
また、特開2010−72688号公報(特許文献3)には、管理端末が、事前登録時に生体情報および個人情報をサーバへ送信しかつ個人情報およびサーバ指定情報を含む光学式読取りコードを作成して携帯電話端末へ送信し、本人認証時に生体情報および光学式読取りコードに含まれる個人情報を、サーバ指定情報に基づいてサーバへ送信しかつサーバから照合結果を受信し、サーバが、事前登録時に受信した生体情報および個人情報を個人情報管理データベースに記憶し、本人認証時に受信した生体情報および個人情報に基づいて照合し結果を管理端末へ送信する本人確認システムが開示されている。
しかしながら、特許文献2の生体情報登録システムや特許文献3の本人確認システムにおいては、生体情報は指紋等の光学式読み取り装置により読み取られる情報であり、ユーザーが、銀行等の窓口に本人確認資料や身分証明書を提示して生体情報を登録しなければという煩わしさがある。
ところで、生体認証のなかに、ユーザーの音声から抽出した声紋を利用した声紋認証がある。
この声紋認証は、ユーザーが音声を発するだけで認証処理が行われることから、指紋等の光学式読み取り装置により読み取られる生体情報を利用した認証に比べて、簡易で利便性が高い認証手段として注目され、これを利用したシステムも提案されている。
例えば、特開2005−128307号公報(特許文献4)には、パスワードを構成する数字、文字等の要素の声紋データを登録者毎に記録し、パスワード形成手段が形成したランダムなパスワードの音声データと各要素の声紋データを組み合わせて形成される音声データを照合して、判定要求者が登録者であることを判定する声紋認証システムが開示されている。
特開2007−52496号公報(特許文献5)には、予めパスワードとユーザーの声紋データを登録しておき、ユーザーが入力したパスワードの発話音声を音声認識により認識して予め登録されたパスワードと一致しているかのパスワード認証を行い、このパスワード認証に成功した場合に、ユーザーが入力したパスワードの発話音声の声紋データが予め登録されたユーザーの声紋データと一致するか否かを判定するユーザー認証システムが開示されている。
特開2007−183972号公報(特許文献6)には、通信網と複数の端末装置と認証代行装置を有する認証処理システムであって、認証代行装置において、端末装置から送信された生体情報等を利用して使用者が認証され、使用者が利用を希望するサイトが特定され、この特定されたサイトに対応する個別認証情報がサイト情報データベースから抽出されて個別ログイン情報が生成され、この個別ログイン情報が端末装置に送信され、端末装置のログイン手段から特定されたサイトに前記個別認証情報が送信される認証処理システムが提案されている。
そして、この認証処理システムにおいては、認証代行装置での会員登録処理によって、認証用データベースに記憶された会員(ユーザー)の生体情報(指紋情報、声紋情報等)を利用した生体認証により、使用者が利用を希望するサイトにログインできるようにしてセキュリティー性を高めている。
しかしながら、特許文献4において、声紋データが登録は、登録者に固有に設定されて予め登録されたIDと関連付けて行われることから、予めIDを登録した者に対してのみ声紋データの登録が行われ、しかも、声紋データの登録時に入力された音声データが真正の登録者の音声データであるかの確認は行われず、不正に声紋データが登録される危険性がある。
また、特許文献5においても、予めユーザー登録した者に対して、ユーザーIDとパスワードによる認証を行って声紋登録が行われ、声紋登録時に入力された発話音声が真正の登録者の発話音声であるかの確認は行われず、不正に声紋登録される危険性がある。
さらに、特許文献6の認証代行装置での会員登録処理においても、生体情報の登録に際し、本人確認資料等による本人確認が行われておらず、なり済ましによる不正登録を防止できないという問題がある。
しかも、特許文献6において、認証代行装置での生体認証によりサイトへログインするためには、予め各サイトにユーザー登録をし、認証代行装置にそのサイトを登録しなければならないという煩わしさがある。
特開2014−21765号公報 特開2007−52680号公報 特開2010−72688号公報 特開2005−128307号公報 特開2007−52496号公報 特開2007−183972号公報
本発明が解決しようとする課題は、申込者の端末装置から入力される申込データに基づいて各種口座開設等のサービスを利用するための申込登録を行うに際し、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置から、予め登録したユーザーでなくても、本人確認が行われて声紋によるユーザー認証用の声紋登録がなされ、不正に声紋が登録されるのを防止できるようにし、また、他のアプリケーション(サービス)を利用する場合に、先に登録した声紋を利用できるようして不正申込を防止できるようにすると共にユーザーの負荷を軽減することである。
本発明は、サービス利用の申し込みに必要な申込データを入力する申込データ入力手段と、前記サービス利用に必要な証明書データを入力する証明書データ入力手段と、ユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求する声紋データ登録要求手段と、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力する音声データ入力手段と、前記申込データ入力手段から入力される申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力されるユーザー音声データを送信する送信手段とを備えた端末装置と、前記送信手段から送信される前記申込データ、前記証明書データ及び前記ユーザー音声データを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力する真偽判定手段と、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記申込データと前記証明書データを申込データ記憶手段に記憶させる申込データ登録手段と、前記受信手段が受信した前記ユーザー音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、前記声紋データ生成手段が生成した声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記申込データ記憶手段に記憶された前記申込データに関連付けて記憶する声紋データ記憶手段とを備えたサーバーとを備えたサービス利用認証用声紋データ登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サーバーは、前記受信手段が前記申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信する受信情報送信手段をさらに備え、前記声紋データ登録要求手段は、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに、前記ユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求するサービス利用認証用声紋データ登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、サービス利用の申し込みに必要な申込データを入力する申込データ入力手段と、前記サービス利用に必要な証明書データを入力する証明書データ入力手段と、ユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求する声紋データ登録要求手段と、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力する音声データ入力手段と、前記申込データ入力手段から入力される申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力されるユーザー音声データを送信する第1の送信手段とを備えた端末装置と、前記第1の送信手段から送信される前記申込データ、前記証明書データ及び前記ユーザー音声データを受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段が受信した前記申込データと前記証明書データを仮申込データとして仮申込データ記憶手段に記憶させる申込データ仮登録手段と、 前記第1の受信手段が受信した前記ユーザー音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、前記声紋データ生成手段が生成した声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記仮申込データ記憶手段に記憶された前記仮申込データに関連付けて記憶する声紋データ記憶手段と前記仮申込データ記憶手段に記憶された前記仮申込データを送信する第2の送信手段とを備えた第1のサーバーと、前記第2の送信手段から送信される前記仮申込データを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段が受信した前記仮申込データから真正な申込データを選択するデータ選択手段と、前記データ選択手段が選択した前記真正な申込データを本申込データとして本申込データ記憶手段に記憶させる申込データ本登録手段とを備えた第2のサーバーとを備えたサービス利用認証用声紋データ登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第2の送信手段は、前記第1の受信手段が前記申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信し、 前記声紋データ登録要求手段は、前記端末装置が前記第2の送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに、前記ユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求するサービス利用認証用声紋データ登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第1のサーバーは、前記第1の受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力する真偽判定手段をさらに備え、前記第2の送信手段は、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果を送信し、前記第2の受信手段は、前記第2の送信手段が送信した前記判定結果を受信するサービス利用認証用声紋データ登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記端末装置は文字列を表示する文字列表示手段をさらに備え、前記声紋データ登録要求手段は、前記文字列表示手段に表示された所定の文字列について、前記ユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求するサービス利用認証用声紋データ登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サービス利用は、口座開設、クレジットカードの利用、ローンカードの利用のいずれかであるサービス利用認証用声紋データ登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、端末装置から送信されるサービス利用の申し込みに必要な申込データ、このサービス利用に必要な証明書データ、及び、この端末装置の声紋データ登録要求手段からの要求によりユーザーが発したユーザー音声データを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力する真偽判定手段と、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記申込データと前記証明書データを申込データ記憶手段に記憶させる申込データ登録手段と、前記受信手段が受信した前記ユーザー音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、前記声紋データ生成手段が生成した声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記申込データ記憶手段に記憶された前記申込データに関連付けて記憶する声紋データ記憶手段とを備えたサービス利用認証用声紋データ登録サーバーを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記受信手段が前記申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信する受信情報送信手段をさらに備え、前記受信手段が受信した前記ユーザー音声データは、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データであるサービス利用認証用声紋データ登録サーバーを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サービス利用は、口座開設、クレジットカードの利用、ローンカードの利用のいずれかであるサービス利用認証用声紋データ登録サーバーを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、第1のサービス利用の申し込みに必要な第1の申込データを入力する第1の申込データ入力手段と、第2のサービス利用の申し込みに必要な第2の申込データを入力する第2の申込データ入力手段と、前記第1のサービス利用に必要な証明書データを入力する証明書データ入力手段と、ユーザーに音声を発して音声データの入力を要求する音声データ入力要求手段と、前記第1のサービス利用の申込の際に前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した第1のユーザー音声データ、及び、前記第2のサービス利用の申込の際に前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した第2のユーザー音声データを入力する音声データ入力手段と、前記第1の申込データ入力手段から入力される前記第1の申込データ、前記第2の申込データ入力手段から入力される前記第2の申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される前記証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力される前記第1のユーザー音声データと前記第2のユーザー音声データを送信する送信手段とを備えた端末装置と、前記送信手段から送信される前記第1の申込データ、前記第2の申込データ、前記証明書データ、前記第1のユーザー音声データ及び前記第2のユーザー音声データを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力する真偽判定手段と、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第1の申込データと前記証明書データを第1の申込データ記憶手段に記憶させる第1の申込データ登録手段と、前記受信手段が受信した前記第1のユーザー音声データから第1の声紋データを生成し、前記受信手段が受信した前記第2のユーザー音声データから第2の声紋データを生成する声紋データ生成手段と、前記声紋データ生成手段が生成した前記第1の声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記第1の申込データ記憶手段に記憶された前記第1の申込データに関連付けて記憶する声紋データ記憶手段と、前記紋データ記憶手段に記憶された前記第1の声紋データと、前記声紋データ生成手段が生成した前記第2の声紋データを照合し、その照合結果を出力する声紋データ照合手段と、前記声紋データ照合手段からの照合結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第2の申込データを第2の申込データ記憶手段に記憶させる第2の申込データ登録手段とを備えたサーバーとを備えたサービス利用申込登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サーバーは、前記受信手段が前記第1の申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信する受信情報送信手段をさらに備え、前記音声データ入力要求手段は、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに、前記ユーザーに音声を発して前記第1のユーザー音声データの入力を要求するサービス利用申込登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記端末装置は文字列を表示する文字列表示手段をさらに備え、前記音声データ入力要求手段は、前記文字列表示手段に表示された所定の文字列について、前記ユーザーに音声を発し前記第1のユーザー音声データの入力を要求し、前記音声データ入力要求手段は、前記文字列表示手段に表示された無作為の文字列について、前記ユーザーに音声を発し前記第2のユーザー音声データの入力を要求するサービス利用申込登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第1のサービス利用は、口座開設であり、前記第2のサービス利用は、クレジットカードの利用又はローンカードの利用であるサービス利用申込登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、端末装置から送信される第1のサービス利用の申し込みに必要な第1の申込データ、前記第1のサービス利用に必要な証明書データ、第2のサービス利用の申し込みに必要な第2の申込データ、前記第1のサービス利用の際に前記端末装置の音声データ入力要求手段からの要求によりユーザーが発した第1のユーザー音声データ、及び、前記第2のサービス利用の際に前記端末装置の前記音声データ入力要求手段からの要求によりユーザーが発した第2のユーザー音声データを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力する真偽判定手段と、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第1の申込データと前記証明書データを第1の申込データ記憶手段に記憶させる第1の申込データ登録手段と、前記受信手段が受信した前記第1のユーザー音声データから第1の声紋データを生成し、前記受信手段が受信した前記第2のユーザー音声データから第2の声紋データを生成する声紋データ生成手段と、前記声紋データ生成手段が生成した前記第1の声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記第1の申込データ記憶手段に記憶された前記第1の申込データに関連付けて記憶する声紋データ記憶手段と、前記紋データ記憶手段に記憶された前記第1の声紋データと、前記声紋データ生成手段が生成した前記第2の声紋データを照合し、その照合結果を出力する声紋データ照合手段と、前記声紋データ照合手段からの照合結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第2の申込データを第2の申込データ記憶手段に記憶させる第2の申込データ登録手段とを備えたサービス利用申込登録サーバーを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記受信手段が前記第1の申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信する受信情報送信手段をさらに備え、前記受信手段が受信した前記第1のユーザー音声データは、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに、前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した第1のユーザー音声データであるサービス利用申込登録サーバーを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第1のサービス利用は、口座開設であり、前記第2のサービス利用は、クレジットカードの利用又はローンカードの利用であるサービス利用申込登録サーバーを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、端末装置において、申込データ入力手段がサービス利用の申し込みに必要な申込データを入力し、証明書データ入力手段が前記サービス利用に必要な証明書データを入力し、声紋データ登録要求手段がユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求し、
音声データ入力手段が、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力し、送信手段が、前記申込データ入力手段から入力される申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力されるユーザー音声データを送信し、サーバーにおいて、受信手段が、前記送信手段から送信される前記申込データ、前記証明書データ及び前記ユーザー音声データを受信し、真偽判定手段が、前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力し、申込データ登録手段が、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記申込データと前記証明書データを申込データ記憶手段に記憶させ、声紋データ生成手段が、前記受信手段が受信した前記ユーザー音声データから声紋データを生成し、声紋データ記憶手段が、前記声紋データ生成手段が生成した声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記申込データ記憶手段に記憶された前記申込データに関連付けて記憶するステップを備えたサービス利用認証用声紋データ登録方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サーバーにおいて、受信情報送信手段が、前記受信手段が前記申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信するステップをさらに備え、前記音声データ入力手段が、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力するステップは、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに行われるサービス利用認証用声紋データ登録方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、端末装置において、申込データ入力手段がサービス利用の申し込みに必要な申込データを入力し、証明書データ入力手段が前記サービス利用に必要な証明書データを入力し、声紋データ登録要求手段がユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求し、音声データ入力手段が、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力し、第1の送信手段が、前記申込データ入力手段から入力される申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力されるユーザー音声データを送信し、第1のサーバーにおいて、第1の受信手段が、前記第1の送信手段から送信される前記申込データ、前記証明書データ及び前記ユーザー音声データを受信し、申込データ仮登録手段が、前記第1の受信手段が受信した前記申込データと前記証明書データを仮申込データとして仮申込データ記憶手段に記憶させ、声紋データ生成手段が、前記第1の受信手段が受信した前記ユーザー音声データから声紋データを生成し、声紋データ記憶手段が、前記声紋データ生成手段が生成した声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記仮申込データ記憶手段に記憶された前記仮申込データに関連付けて記憶し、第2の送信手段が、前記仮申込データ記憶手段に記憶された前記仮申込データを送信し、第2のサーバーにおいて、第2の受信手段が、前記第2の送信手段から送信される前記仮申込データを受信し、データ選択手段が、前記第2の受信手段が受信した前記仮申込データから真正な申込データを選択し、申込データ本登録手段が、前記データ選択手段が選択した前記真正な申込データを本申込データとして本申込データ記憶手段に記憶させるステップを備えたサービス利用認証用声紋データ登録方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第1のサーバーにおいて、前記第2の送信手段が、前記第1の受信手段が前記申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信するステップをさらに備え、前記音声データ入力手段が、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力するステップは、前記端末装置が前記第2の送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに行われるサービス利用認証用声紋データ登録方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第1のサーバーにおいて、真偽判定手段が、前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力し、前記第2の送信手段が、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果を送信し、前記第2のサーバーにおいて、前記第2の受信手段が、前記第2の送信手段が送信した前記判定結果を受信するステップをさらに備えたサービス利用認証用声紋データ登録方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記端末装置において、文字列表示手段が文字列を表示するステップをさらに備え、音声データ入力手段が、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力するステップは、前記文字列表示手段に表示された所定の文字列について行われるサービス利用認証用声紋データ登録システムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サービス利用は、口座開設、クレジットカードの利用、ローンカードの利用のいずれかであるサービス利用認証用声紋データ登録方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サービス利用認証用声紋データ登録方法を、前記端末装置と前記サーバー、又は、前記端末装置と前記第1のサーバーと前記第2のサーバーに実行させるプログラムを提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、端末装置において、第1の申込データ入力手段が、第1のサービス利用の申し込みに必要な第1の申込データを入力し、第2の申込データ入力手段が、第2のサービス利用の申し込みに必要な第2の申込データを入力し、証明書データ入力手段が、前記第1のサービス利用に必要な証明書データを入力し、音声データ入力要求手段が、ユーザーに音声を発して音声データの入力を要求し、音声データ入力手段が、前記第1のサービス利用の申し込みの際に前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した第1のユーザー音声データ、及び、前記第2のサービス利用の申し込みの際に前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した第2のユーザー音声データを入力し、送信手段が、前記第1の申込データ入力手段から入力される前記第1の申込データ、前記第2の申込データ入力手段から入力される前記第2の申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される前記証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力される前記第1のユーザー音声データと前記第2のユーザー音声データを送信し、サーバーにおいて、受信手段が、前記送信手段から送信される前記第1の申込データ、前記第2の申込データ、前記証明書データ、前記第1のユーザー音声データ及び前記第2のユーザー音声データを受信し、真偽判定手段が、前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力し、第1の申込データ登録手段が、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第1の申込データと前記証明書データを第1の申込データ記憶手段に記憶させと、声紋データ生成手段が、前記受信手段が受信した前記第1のユーザー音声データから第1の声紋データを生成し、前記受信手段が受信した前記第2のユーザー音声データから第2の声紋データを生成し、声紋データ記憶手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記第1の声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記第1の申込データ記憶手段に記憶された前記第1の申込データに関連付けて記憶し、声紋データ照合手段が、前記紋データ記憶手段に記憶された前記第1の声紋データと、前記声紋データ生成手段が生成した前記第2の声紋データを照合し、その照合結果を出力し、第2の申込データ登録手段が、前記声紋データ照合手段からの照合結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第2の申込データを第2の申込データ記憶手段に記憶させるステップを備えたサービス利用申込登録方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サーバーにおいて、受信情報送信手段が、前記受信手段が前記第1申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信するステップをさらに備え、前記音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した前記第1のユーザー音声データを入力するステップは、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに行われるサービス利用申込登録方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記端末装置において、文字列表示手段が文字列を表示するステップをさらに備え、音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した前記第1のユーザー音声データを入力するステップは、前記文字列表示手段に表示された所定の文字列について行われ、音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した前記第2のユーザー音声データを入力するステップは、前記文字列表示手段に表示された無作為の文字列について行われるサービス利用申込登録方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第1のサービス利用は、口座開設であり、前記第2のサービス利用は、クレジットカードの利用又はローンカードの利用であるサービス利用申込登録方法を提供して、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記サービス利用申込登録方法を前記端末装置と前記サーバーに実行させるプログラムを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項1に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムにおいては、申込者の端末装置から入力される申込データに基づいて各種口座開設等のサービスを利用するための申込登録を行うに際し、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置から、予め登録したユーザーでなくても、本人確認用の証明書データの提出が行われ、証明書データの真偽判定がなされて声紋によるユーザー認証用の声紋登録がなされ、不正に声紋が登録されるのを防止できるという効果を奏する。
請求項2に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムにおいては、端末装置から申込データが入力されることにより、声紋データの登録を要求がなされ、さらに、声紋登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムにおいては、申込者の端末装置から入力される申込データに基づいて、第2のサーバーに各種口座開設等のサービスを利用するための申込登録を行うに際し、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置から、予め登録したユーザーでなくても、第1のサーバーに本人確認用の証明書データの提出が行われて声紋によるユーザー認証用の声紋登録がなされ、不正に声紋が登録されるのを防止できるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムにおいては、端末装置から申込データが入力されることにより、声紋データの登録を要求がなされ、さらに、声紋登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムにおいては、証明書データの真偽判定がなされ、さらに、信憑性の高い声紋データの登録がなされるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムにおいては、文字列表示手段に表示された所定の文字列についてユーザーに音声を発することが要求され、さらに、声紋登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムにおいては、口座開設、クレジットカードの利用、ローンカードの利用の際に上記効果を奏する。
請求項に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録サーバーにおいては、申込者の端末装置から入力される申込データに基づいて各種口座開設等のサービスを利用するための申込登録を行うに際し、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置から、予め登録したユーザーでなくても、本人確認用の証明書データの提出が行われ、証明書データの真偽判定がなされて声紋によるユーザー認証用の声紋登録がなされ、不正に声紋が登録されるのを防止できるという効果を奏する。
請求項に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録サーバーにおいては、端末装置から申込データが入力されることにより、声紋データの登録を要求がなされ、さらに、声紋登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項10に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録サーバーにおいては、口座開設、クレジットカードの利用、ローンカードの利用の際に上記効果を奏する。
請求項11に記載の発明のサービス利用申込登録システムにおいては、申込者の端末装置から入力される申込データに基づいて各種口座開設等のサービスを利用するための申込登録を行うに際し、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置等から、予め登録したユーザーでなくても、証明書データの真偽判定がなされ、本人確認が行われて声紋によるユーザー認証用の声紋登録がなされ、不正に声紋が登録されるのを防止でき、また、他のアプリケーション(サービス)を利用する場合に、先に登録した声紋を利用できるようして不正申込を防止できると共にユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項12に記載の発明のサービス利用申込登録システムにおいては、端末装置から第1の申込データが入力されることにより、第1のユーザー音声データの入力の要求がなされ、さらに、第1の声紋データの登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項13に記載の発明のサービス利用申込登録システムにおいては、文字列表示手段に表示された所定の文字列についてユーザーに音声を発し記第1のユーザー音声データの入力を要求することが要求され、さらに、第1の声紋データの登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項14に記載の発明のサービス利用申込登録システムにおいては、第1のサービス利用が口座開設であり、前記第2のサービス利用がクレジットカードの利用又はローンカードの利用の際に上記効果を奏する。
請求項15に記載の発明のサービス利用申込登録サーバーにおいては、申込者の端末装置から入力される申込データに基づいて各種口座開設等のサービスを利用するための申込登録を行うに際し、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置等から、予め登録したユーザーでなくても、証明書データの真偽判定がなされ、本人確認が行われて声紋によるユーザー認証用の声紋登録がなされ、不正に声紋が登録されるのを防止でき、また、他のアプリケーション(サービス)を利用する場合に、先に登録した声紋を利用できるようして不正申込を防止できると共にユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項16に記載の発明のサービス利用申込登録サーバーにおいては、端末装置から第1の申込データが入力されることにより、第1のユーザー音声データの入力の要求がなされ、さらに、第1の声紋データの登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項17に記載の発明のサービス利用申込登録サーバーにおいては、第1のサービス利用が口座開設であり、前記第2のサービス利用がクレジットカードの利用又はローンカードの利用の際に上記効果を奏する。
請求項18に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録方法においては、申込者の端末装置から入力される申込データに基づいて各種口座開設等のサービスを利用するための申込登録を行うに際し、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置から、予め登録したユーザーでなくても、本人確認用の証明書データの提出が行われ、証明書データの真偽判定がなされて声紋によるユーザー認証用の声紋登録がなされ、不正に声紋が登録されるのを防止できるという効果を奏する。
請求項19に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録方法においては、端末装置から申込データが入力されることにより、声紋データの登録を要求がなされ、さらに、声紋登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項20に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録方法においては、申込者の端末装置から入力される申込データに基づいて、第2のサーバーに各種口座開設等のサービスを利用するための申込登録を行うに際し、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置から、予め登録したユーザーでなくても、第1のサーバーに本人確認用の証明書データの提出が行われて声紋によるユーザー認証用の声紋登録がなされ、不正に声紋が登録されるのを防止できるという効果を奏する。
請求項21に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録方法においては、端末装置から申込データが入力されることにより、声紋データの登録を要求がなされ、さらに、声紋登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項22に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録方法においては、証明書データの真偽判定がなされ、さらに、信憑性の高い声紋データの登録がなされるという効果を奏する。
請求項23に記載の発明のサービス利用認証用声紋データ登録方法においては、文字列表示手段に表示された所定の文字列についてユーザーに音声を発することが要求され、さらに、声紋登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項24に記載の発明の利用認証用声紋データ登録方法においては、口座開設、クレジットカードの利用、ローンカードの利用の際に上記効果を奏する。
請求項25に記載の発明のプログラムにおいては、前記利用認証用声紋データ登録方法の発明と同様の効果を奏する。
請求項26に記載の発明のサービス利用申込登録方法においては、申込者の端末装置から入力される申込データに基づいて各種口座開設等のサービスを利用するための申込登録を行うに際し、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置等から、予め登録したユーザーでなくても、証明書データの真偽判定がなされ、本人確認が行われて声紋によるユーザー認証用の声紋登録がなされ、不正に声紋が登録されるのを防止でき、また、他のアプリケーション(サービス)を利用する場合に、先に登録した声紋を利用できるようして不正申込を防止できると共にユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項27に記載の発明のサービス利用申込登録方法においては、端末装置から第1の申込データが入力されることにより、第1のユーザー音声データの入力の要求がなされ、さらに、第1の声紋データの登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項28に記載の発明のサービス利用申込登録方法においては、文字列表示手段に表示された所定の文字列についてユーザーに音声を発し記第1のユーザー音声データの入力を要求することが要求され、さらに、第1の声紋データの登録を行うユーザーの負荷が軽減されるという効果を奏する。
請求項29に記載の発明のサービス利用申込登録方法においては、第1のサービス利用が口座開設であり、前記第2のサービス利用がクレジットカードの利用又はローンカードの利用の際に上記効果を奏する。
請求項30に記載の発明のプログラムにおいては、前記サービス利用申込登録方法の発明と同様の効果を奏する。
本発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムの第1実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムの第2実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明のサービス利用申込登録システムの一実施形態の構成を示すブロック図である。 サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作を示したフローチャートである。 サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作において表示部17に表示される画面であって、口座開設のアプリケーションを起動したときに最初に表示される画面の例を示した説明図である。 サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作において表示部17に表示される画面であって、画像データ(証明書データ)を入力するための画面を示した説明図である。 サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作において表示部17に表示される画面であって、申込データを入力するための画面の一部の例を示した説明図である。 サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作において表示部17に表示される画面であって、声紋データ登録要求部15により、ユーザーに認証用の声紋データの登録を要求する表示等が行われた画面の例を示した説明図である。 サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作において表示部17に表示される画面であって、ユーザー音声データを入力するための画面の例を示した説明図である。 サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作において表示部17に表示される画面であって、ユーザー音声データを入力するための画面の例を示した説明図である。 サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作において表示部17に表示される画面であって、声紋データが声紋データ記憶部23に記憶されたときに表示される画面の例を示した説明図である。 サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作において表示部17に表示される画面であって、処理が終了したときに表示される画面の例を示した説明図である。 サービス利用認証用声紋データ登録システム2の動作を示したフローチャートである。 サービス利用申込登録システム3の第1のサービス利用(口座開設)に関する動作を示したフローチャートである。 ユサービス利用申込登録システム3の第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する動作を示したフローチャートである。 第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する動作において表示部67に表示される画面であって、音声データ入力要求部65がユーザーに音声入力を要求したときに表示される画面の例を示した説明図である。 第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する動作において表示部67に表示される画面であって、音声データ入力部63が第2のユーザー音声データを入力しているときに表示される画面の例を示した説明図である。 第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する動作において表示部67に表示される画面であって、音声データ入力部63が第2のユーザー音声データを入力した後、声紋データ照合部80が照合結果を出力するまでに表示される画面の例を示した説明図である。 第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する動作において表示部67に表示される画面であって、処理が終了したときに表示される画面の例を示した説明図である。
[サービス利用認証用声紋データ登録システムの構成]
まず、本発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムの構成について説明する。
図1は、本発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムの第1実施の形態の構成を示すブロック図、図2は、本発明のサービス利用認証用声紋データ登録システムの第2実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1において、1はサービス利用認証用声紋データ登録システム、10は端末装置、11は申込データ入力部、12は本発明の証明書データ入力部となる画像データ入力部、13は音声データ入力部、14はデータ保存部、15は声紋データ登録要求部、16は文字列記憶部、17は表示部、18は送信部、19は受信部、20はサーバー、21は受信部、22はデータ保存部、23は声紋データ生成部、24は声紋データ記憶部、25は真偽判定部、26は申込データ登録部、27は申込データ記憶部、28は受信情報生成部、29は本発明の受信情報送信手段となる送信部であり、L1、L2は通信回線である。
図2において、2はサービス利用認証用声紋データ登録システム、30は端末装置、31は申込データ入力部、32は本発明の証明書データ入力部となる画像データ入力部、33は音声データ入力部、34はデータ保存部、35は声紋データ登録要求部、36は文字列記憶部、37は表示部、38は本発明の第1の送信手段となる送信部、39は受信部、40は本発明の第1のサーバーとなる第1サーバー、41は本発明の第1の受信手段となる受信部、42はデータ保存部、43は声紋データ生成部、44は声紋データ記憶部、45は真偽判定部、46は申込データ仮登録部、47は仮申込データ記憶部、48は受信情報生成部、49は本発明の第2の送信手段となる送信部、50は本発明の第2のサーバーとなる第2サーバー、51は本発明の第2の受信手段となる受信部、52はデータ保存部、53は表示部、54はデータ選択部、55は申込データ本登録部、56は本申込データ記憶部であり、L3、L4、L5は通信回線である。
[サービス利用認証用声紋データ登録システム1]
本発明の第1実施の形態となるサービス利用認証用声紋データ登録システム1は、図1に示すように、端末装置10、サーバー20、端末装置10とサーバー20を接続する通信回線L1、L2から構成される。
[端末装置10]
端末装置10には、スマートホーン等の携帯端末装置、パソコン等の端末装置等が使用されるが、本実施形態では、携帯端末装置を使用する。
そして、端末装置10は、申込データ入力部11、画像データ入力部12、音声データ入力部13、データ保存部14、声紋データ登録要求部15、文字列記憶部16、表示部17、送信部18、受信部19等から構成される。
申込データ入力部11は、端末装置10の表示部17の表示画面に表示された所定のフォーマットからなる入力画面等から構成され、ユーザー(申込者)は、この入力画面から口座開設、クレジットカードやローンカード等のカードの利用等のサービス利用(以下「口座開設等」という。)の申込をするために必要な事項を入力する。この申込データ入力部11から入力された事項は、申込データとしてデータ保存部14に一旦保存される。
画像データ入力部12は、端末装置10に取り付けられたカメラからなり、口座開設等に必要な本人確認資料となる証明書(運転免許証等)の表面を撮影し、そこに記載されている事項等を画像データとして端末装置10に取り込む。この画像データ入力部12から取り込まれた証明書の画像データは、本人確認用資料となる証明書データとしてデータ保存部14に一旦保存される。
音声データ入力部13は、端末装置10に取り付けられたマイクとその制御機器等から構成され、ユーザーが発した音声をユーザー音声データとして取り込む。この場合、音声データ入力部13は、文字列記憶部16に記憶された所定の文字列について、ユーザーが発した音声をユーザー音声データとして取り込む。この音声データ入力部13から入力されたユーザー音声データは、データ保存部14に一旦保存される。
データ保存部14は、申込データ入力部11から入力された申込データ、画像データ入力部12から入力された画像データ(証明書データ)、音声データ入力部13から入力されたユーザー音声データを一旦保存した後、これらのデータを送信部18に送る。
声紋データ登録要求部15は、ユーザーに認証用の声紋データの登録を促す旨の表示を表示部17に表示させる。
また、声紋データ登録要求部15は、ユーザーが声紋データの登録を行うに際し、ユーザーが音声を発してそれを音声入力部13から取り込むために、ユーザーに音声入力を要求する文字等を表示部17に表示させる。
文字列記憶部16は、声紋データを登録するための音声データ入力用として、所定の文字列、例えば0〜9までが連続した10ケタの数字を記憶する。
表示部17は、ディスプレイとその制御装置等から構成され、申込データ入力部11から申込データを入力するための入力画面や、画像データ入力部12から画像データ(証明書データ)を取り込むための操作画面を表示する。
また、表示部17は、声紋データ登録要求部15からのユーザーに声紋データの登録を促す旨の表示や、声紋データ登録要求部15からのユーザーに音声入力を要求する文字等を表示する。
送信部18は、データ保存部14から送られてくる申込データ、画像データ(証明書データ)、及びユーザー音声データを、通信回線L1を介してサーバー20に送信する。この場合、送信部18は、先に申込データと画像データ(証明書データ)を送信し、その後、ユーザー音声データを送信する。
受信部19は、サーバー20から送信された受信情報(申込データと画像データを受信したことをユーザーに通知するための受信情報)を受信する。
受信部19が受信した受信情報に基づいて、表示部17には、申込データと画像データを受信したことをユーザーに通知する旨の表示がされる共に、この受信情報は声紋データ登録要求部15に送られ、これにより、声紋データ登録要求部15が、ユーザーに認証用の声紋データの登録を促す旨の表示等を表示部17に表示させ、音声データ入力部13からのユーザー音声データの入力が行われる。
[証明書データ]
本実施形態においては、口座開設等の申込者(ユーザー)の本人確認用資料として運転免許証を使用し、運転免許証を画像データ入力部12となるカメラで撮影して得られた画像データを証明書データとしている。運転免許証は、口座開設等の申込者の多くが所有し、他の証明書に比較して偽造しにくく、また真偽判定も比較的容易であることから、本発明に使用する証明書(データ)に適している。
なお、本発明における証明書データは、運転免許証の画像データに限定されるものではなく、保険証、パスポート等に記載された事項をカメラで撮影した画像データでもよく、ICカード運転免許証や住基カード等のICチップに書き込まれたデータでもよい。
[サーバー20]
サーバー20は、受信部21、データ保存部22、声紋データ生成部23、声紋データ記憶部24、真偽判定部25、申込データ登録部26、申込データ記憶部27、受信情報生成部28、送信部29等から構成される。
受信部21は、端末装置10から通信回線L1を介して送信される申込データ、画像データ(証明書データ)及びユーザー音声データを受信し、受信したこれらのデータをデータ保存部22に送る。
また、受信部21は、申込データと画像データ(証明書データ)の受信を完了した場合、完了したことを示す信号(受信完了信号)を受信情報生成部28に送る。
データ保存部22は、受信部21が受信した申込データ、画像データ(証明書データ)及びユーザー音声データを一旦保存する。
そして、データ保存部22は、保存した各データのうち、ユーザー音声データを声紋データ生成部23に送り、画像データ(証明書データ)を真偽判定部25に送り、申込データと画像データ(証明書データ)を申込データ登録部26に送る。
声紋データ生成部23は、データ保存部22から送られてくるユーザー音声データ(所定の文字列についてのユーザー音声データ)から、どの時間に、どの周波数の音を、どのぐらい含んでいるかを示すスペクトログラム(時間、周波数、信号成分の強さを3次元のグラフで表したもの)によって表される声紋データを生成し、生成した声紋データを声紋データ記憶部24に送る。
声紋データ記憶部24は、声紋データ生成部23が生成した声紋データを、データ保存部22に一旦保存された後申込データ記憶部27に記憶される申込データに関連付けて記憶する。声紋データと申込データの関連付けは、例えば、申込データを特定する申込IDと同一の申込IDを声紋データに付すことにより行う。
真偽判定部25は、データ保存部22から送られてくる画像データ(証明書データ)の真偽判定を行う。具体的には、画像データ(証明書データ)のOCR処理により画像データから文字・記号等を認識し、認識した文字・記号等が所定のルールに適合するかを判定する。例えば、運転免許証番号が採番ルールに準じたものであるか、生年月日と取得年が適正か、住所の都道府県と公安委員会の整合性が取れているかを判定する。
そして、真偽判定部25は、認識した文字・記号等が所定のルールに適合する場合は「偽造の疑いなし」の判定結果を出し、認識した文字・記号等が所定のルールに適合ない場合は「偽造の疑いあり」の判定結果を出し、この判定結果を申込データ登録部26に送る。
申込データ登録部26は、データ保存部22から送られてくる申込データと画像データ(証明書データ)のうち、真偽判定部25から「偽造の疑いあり」の判定結果が送られてきたものを削除し、真偽判定部25から「偽造の疑いなし」の判定結果が送られてきたものを申込データ記憶部27に記憶させる。
これにより、申込データ記憶部27には、本人確認資料(証明書データ)により本人確認が行われた真正な申込データが記憶されることとなり、この真正な申込データと声紋データ記憶部24に記憶された声紋データが関連付けられることとなる。
そして、ユーザーは、端末装置10から、申込を行ったサービス利用に関する各種アプリケーションを利用することができ、その際、ユーザーは、声紋データ記憶部24に記憶された声紋データに基づく声紋認証により、各アプリケーションにログインすることができるようになる。
なお、本実施形態では、申込データ登録部26は、真偽判定部25が「偽造の疑いあり」の判定結果を出した申込データを自動的に削除したが、これに代えて、真偽判定部25の判定結果と証明書データを表示部(図示せず)に表示し、確認者が偽造か否かを判断し、確認者が最終的に真正であると判断した申込データと画像データ(証明書データ)のみを、申込データ登録部26により申込データ記憶部27に記憶させるようにしてもよい。
受信情報生成部28は、受信部21から送られてくる申込データと画像データ(証明書データ)の受信完了信号に基づき、サーバー20の受信部21が、申込データと画像データ(証明書データ)を受信したことをユーザーに通知するための受信情報を生成し、生成した受信情報を送信部29に送る。
送信部29は、受信情報生成部28から送られてくる受信情報を、通信回線L2を介して端末装置10に送信する。
端末装置10においては、受信部19がサーバー20の送信部29から送信された受信情報を受信し、この受信した受信情報に基づいて、表示部17には、申込データと画像データを受信したことをユーザーに通知する旨の表示がされると共に、この受信情報は声紋データ登録要求部15に送られ、これにより、声紋データ登録要求部15が、ユーザーに認証用の声紋データの登録を促す旨の表示等を表示部17に表示させ、音声データ入力部13からのユーザー音声データの入力が行われる。
[サービス利用認証用声紋データ登録システム2]
本発明の第2実施の形態となるサービス利用認証用声紋データ登録システム2は、図2に示すように、端末装置30、第1サーバー40、第2サーバー50、端末装置30とサ第1サーバー40を接続する通信回線L3、L4、第1サーバー40と第2サーバー50を接続する通信回線L5から構成される。
端末装置30の構成は、端末装置10(図1)の構成と同じであり、端末装置30の申込データ入力部31、画像データ入力部32、音声データ入力部33、データ保存部34、声紋データ登録要求部35、文字列記憶部36、表示部37、送信部38、受信部39の構成・機能は、各々端末装置10の申込データ入力部11、画像データ入力部12、音声データ入力部13、データ保存部14、声紋データ登録要求部15、文字列記憶部16、表示部17、送信部10、受信部19の構成・機能と同じである。
[第1サーバー40]
第1サーバー40は、受信部41、データ保存部42、声紋データ生成部43、声紋データ記憶部44、真偽判定部45、申込データ仮登録部46、仮申込データ記憶部47、受信情報生成部48、送信部49等から構成される。
このうち、受信部41、データ保存部42、声紋データ生成部43、声紋データ記憶部44、受信情報生成部48の機能は、各々サーバー20(図1)の受信部21、データ保存部22、声紋データ生成部23、声紋データ記憶部24の機能とほぼ同じである。
すなわち、受信部41は、端末装置30から通信回線L3を介して送信される申込データ、画像データ(証明書データ)及びユーザー音声データを受信し、受信したこれらのデータをデータ保存部42に送ると共に(これらのデータはデータ保存部42が一旦保存し)、申込データと画像データ(証明書データ)の受信完了信号を受信情報生成部48に送る。
データ保存部42は、保存した各データのうち、ユーザー音声データを声紋データ生成部43に送り、画像データ(証明書データ)を真偽判定部45に送り、申込データと画像データ(証明書データ)を申込データ仮登録部46に送る。
声紋データ生成部43は、データ保存部42から送られてくるユーザー音声データ(所定の文字列についての音声データ)から声紋データを生成し、生成した声紋データを声紋データ記憶部47に送る。
声紋データ記憶部44は、声紋データ生成部43が生成した声紋データを、データ保存部42に一旦保存された後仮申込データ記憶部47に記憶された仮申込データに関連付けて記憶する。声紋データと仮申込データの関連付けは、サーバー20における声紋データと申込データの関連付けと同様に、例えば、仮申込データを特定する申込IDと同一の申込IDを声紋データに付すことにより行う。
真偽判定部45は、サーバー20(図1)の真偽判定部25と同様の方法で、データ保存部42から送られてくる画像データ(証明書データ)の真偽判定を行い、「偽造の疑いなし」の判定結果、または、「偽造の疑いあり」の判定結果を出し、この判定結果を送信部49に送る。このように、真偽判定部45は、判定結果を送信部49に送る点で判定結果を申込データ登録部26に送る真偽判定部25とは相違する。
申込データ仮登録部46は、データ保存部42から送られてくる申込データと画像データ(証明書データ)を仮の申込データ(仮申込データ)として仮申込データ記憶部47に記憶させると共に、この仮申込データとなる申込データと画像データ(証明書データ)を送信部49に送る。
このように申込データ仮登録部46は、サーバー20(図1)の申込データ登録部26と異なり、真偽判定部45の判定結果を反映させずに、データ保存部42から送られてくるすべての申込データ等を申込データ記憶部47に記憶させる。
このため、申込データ仮登録部46が申込データ記憶部47に記憶させる申込データは、仮申込データとして、申込データ登録部26が申込データ記憶部27に記憶される申込データ等(真偽判定部25の判定結果を反映されたもの)と区別される。
受信情報生成部48は、サーバー20(図1)の受信情報生成部48と同様に、受信部41から送られてくる申込データと画像データ(証明書データ)の受信完了信号に基づき、サーバー40の受信部41が、申込データと画像データ(証明書データ)を受信したことをユーザーに通知するための受信情報を生成し、生成した受信情報を送信部49に送る。
送信部49は、受信情報生成部48から送られてくる受信情報を、通信回線L4を介して端末装置30に送信する。
端末装置30においては、端末装置10と同様に、受信部39が第1サーバー40の送信部49から送信された受信情報を受信し、この受信した受信情報に基づいて、表示部37には、申込データと画像データを受信したことをユーザーに通知する旨の表示がされると共に、この受信情報は声紋データ登録要求部35に送られ、これにより、声紋データ登録要求部35が、ユーザーに認証用の声紋データの登録を促す旨の表示等を表示部37に表示し、音声データ入力部33からのユーザー音声データの入力が行われる。
また、送信部49は、真偽判定部45から送られてくる判定結果と、申込データ仮登録部46から送られてくる仮申込データ(申込データと画像データ(証明書データ))を、通信回線L5を介して第2サーバー50に送信する。
[第2サーバー50]
第2サーバー50は、受信部51、データ保存部52、表示部53、データ選択部54、 申込データ本登録部55、本申込データ記憶部56等から構成される。
受信部51は、第1サーバー40から通信回線L5を介して送信される仮申込データと判定結果を受信し、受診した仮申込データと判定結果をデータ保存部52に送る。
データ保存部52は、受信部51から送られてくる仮申込データと判定結果を一旦保存した後、表示部53とデータ選択部に送る。
表示部53は、データ保存部52から送られてくる仮申込データの画像データ(証明書データ)と判定結果を表示し、確認者に真偽判断を促す。
データ選択部54は、確認者の操作により、データ保存部52から送られてくる仮申込データから、画像データ(証明書データ)が偽造されていない真正な申込データを選択し、選択した真正な申込データを申込データ本登録部55に送る。
申込データ本登録部55は、データ選択54が仮申込データから選択した真正な申込データを本申込データとして本申込データ記憶部56に記憶させる。
これにより、本申込データ記憶部56には、本人確認資料(証明書データ)により本人確認が行われた真正な申込データが記憶され、ユーザーは、端末装置30から、申込を行ったサービス利用に関する各種アプリケーションを利用することができる。
このとき、第1サーバー40の声紋データ記憶部44に記憶された声紋データと本申込データ記憶部56に記憶された本申込データは、申込IDで関連付けられている。
そして、ユーザーは、声紋データ記憶部24に記憶された声紋データも基づく声紋認証により、各アプリケーションにログインすることができるようになる。
なお、本実施形態では、データ選択部54は、確認者の操作により仮申込データから真正な申込データを選択したが、これに代えて、データ保存部52から送られてくる判定結果が「偽造の疑いなし」となっている仮申込データを真正な申込データとして自動的に選択するようにしてもよい。
以上のように、サービス利用認証用声紋データ登録システム1、2においては、端末装置10、30から本人確認用の証明書データを伴ったサービス利用の申込を行った際に、ユーザー認証用の声紋データの登録が行われるため、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置10、30から、予め登録したユーザーでなくても、本人確認が行われてユーザー認証用の声紋データの登録がなされ、不正に声紋データが登録されことなく、登録された声紋データに基づく声紋認証がなされ、ユーザーは各アプリケーションにログインできるようになる。
[サービス利用申込登録システムの構成]
次に、本発明のサービス利用申込登録システムの構成について説明する。
図3は、本発明のサービス利用申込登録システムの一実施形態の構成を示すブロック図である。
図3において、3はサービス利用申込登録システム、60は端末装置、61は本発明の第1の申込データ入力手段と第2の申込データ入力手段となる申込データ入力部、62は本発明の証明書データ入力部となる画像データ入力部、63は音声データ入力部、64はデータ保存部、65は音声データ入力要求部、66aは文字列記憶部、66bは文字列生成部、67は表示部、68は送信部、69は受信部、70は申込登録サーバー、71は受信部、72はデータ保存部、73は声紋データ生成部、74は声紋データ記憶部、75は真偽判定部、76は本発明の第1の申込データ登録手段となる第1申込データ登録部、77は本発明の第1の申込データ記憶手段となる第1申込データ記憶部、78は受信情報生成部、79は本発明の受信情報送信手段となる送信部、80は声紋データ照合部、81は本発明の第2の申込データ登録手段となる第2申込データ登録部、82は本発明の第2の申込データ記憶手段となる第2申込データ記憶部であり、L6、L7は通信回線である。
[サービス利用申込登録システム3]
本発明の一実施形態であるサービス利用申込登録システム3は、図3に示すように、端末装置60、申込登録サーバー70、端末装置60と申込登録サーバー70を接続する通信回線L6、L6から構成される。
[端末装置60]
端末装置60には、端末装置10と同様にスマートホーン等の携帯端末装置、パソコン等の端末装置等が使用されるが、本実施形態では、携帯端末装置を使用する。
そして、端末装置60は、申込データ入力部61、画像データ入力部62、音声データ入力部63、データ保存部64、音声データ入力要求部65、文字列記憶部66a、文字列生成部66a、表示部67、送信部68、受信部69等から構成される。
申込データ入力部61は、第1のサービス利用と第2のサービス利用等の複数のサービス利用の申込(例えば、口座開設とローンカード利用の申込)を行うための申込データを入力するものであり、端末装置60の表示部67の表示画面に表示され、サービス利用毎に設定されたフォーマットの入力画面等から構成される。
本実施形態においては、第1のサービス利用を口座開設とし、第2のサービス利用をクレジットカードの利用とする。
ユーザー(申込者)は、表示部67の表示画面に表示された第1のサービス利用(口座開設)を申し込むための入力画面から、第1のサービス利用の申込をするために必要な事項を入力する。
また、ユーザー(申込者)は、表示部67の表示画面に表示された第2のサービス利用(クレジットカードの利用)を申し込むための入力画面から、第2のサービス利用の申込をするために必要な事項を入力する。
この申込データ入力部61から入力された第1のサービス利用の申し込みに必要な事項、第2のサービス利用の申し込みに必要な事項は、各々第1の申込データ、第2の申込データとしてデータ保存部64に一旦保存される。
画像データ入力部62は、端末装置10と同様に端末装置60に取り付けられたカメラからなり、第1のサービス利用(口座開設)に必要な本人確認資料となる証明書(運転免許証等)の表面を撮影し、そこに記載されている事項等を画像データとして端末装置60に取り込む。この画像データ入力部62から取り込まれた証明書の画像データは、本人確認用資料となる証明書データとしてデータ保存部64に一旦保存される。
音声データ入力部63は、端末装置10と同様に端末装置60に取り付けられたマイクとその制御機器等から構成され、ユーザーが発した音声を音声データとして取り込む。
この場合、音声データ入力部63は、第1のサービス利用の申込の際に、文字列記憶部66aに記憶された所定の文字列について、ユーザーが発した音声を第1のユーザー音声データとして取り込む。
また、音声データ入力部63は、第2のサービス利用の申込の際に、文字列生成部66bが生成する無作為な文字列について、ユーザーが発した音声を第2のユーザー音声データとして取り込む。
このようにして音声データ入力部63から入力された第1のユーザー音声データや第2のユーザー音声データは、データ保存部64に一旦保存される。
データ保存部64は、申込データ入力部61から入力された第1の申込データと第2の申込データ、画像データ入力部62から入力された画像データ(証明書データ)、音声データ入力部63から入力された第1のユーザー音声データや第2のユーザー音声データを一旦保存した後、これらのデータを送信部68に送る。
音声データ入力要求部65は、ユーザーに認証用の声紋データの登録を促す旨の表示を表示部67に表示させ、また、ユーザーが声紋データの登録や認証を行うに際し、ユーザーが音声を発してそれを音声入力部63から取り込むために、ユーザーに音声入力を要求する文字等を表示部67に表示させる。
文字列記憶部66aは、声紋データを登録するための音声データ入力用として、所定の文字列、例えば0〜9までが連続した10ケタの数字を記憶し、文字列生成部66bは、無作為な文字列、例えば、ランダムな数字を生成する。
表示部67は、ディスプレイとその制御装置等から構成され、申込データ入力部61から第1の申込データと第2の申込データを入力するための入力画面や、画像データ入力部62から画像データ(証明書データ)を取り込むための操作画面を表示する。
また、表示部67は、音声データ入力要求部65からのユーザーに声紋データの登録を促す旨の表示や、音声データ入力要求部65からのユーザーに音声入力を要求する文字等を表示する。
送信部68は、データ保存部64から送られてくる第1の申込データ、第2の申込データ、画像データ(証明書データ)及び第1、第2のユーザー音声データを、通信回線L6を介して申込登録サーバー70に送信する。
受信部69は、申込登録サーバー70から送信された受信情報(第1の申込データと証明書データを受信したことをユーザーに通知するための受信情報)を受信する。
受信部69が受信した受信情報に基づいて、表示部67には、第1の申込データと画像データを受信したことをユーザーに通知する旨の表示がされる共に、この受信情報は音声データ入力要求部65に送られ、これにより、音声データ入力要求部65が、ユーザーに認証用の声紋データの登録を促す旨の表示等を表示部67に表示させ、音声データ入力部63からの第1のユーザー音声データの入力が行われる。
[申込登録サーバー70]
申込登録サーバー70は、受信部71、データ保存部72、声紋データ生成部73、声紋データ記憶部74、真偽判定部75、第1申込データ登録部76、第1申込データ記憶部77、受信情報生成部78、送信部79、声紋データ照合部80、第2申込データ登録部81、第2申込データ記憶部82等から構成される。
受信部71は、端末装置60から通信回線L6を介して送信される第1の申込データ、第2の申込データ、画像データ(証明書データ)及び第1、第2のユーザー音声データを受信し、受信したこれらのデータをデータ保存部72に送る。
また、受信部71は、第1の申込データと画像データ(証明書データ)の受信を完了した場合、受信完了信号を受信情報生成部78に送る。
データ保存部72は、受信部71が受信した申込データ、画像データ(証明書データ)、及び第1、第2のユーザー音声データを一旦保存する。
そして、データ保存部72は、保存した各データのうち、第1、第2のユーザー音声データを声紋データ生成部73に送り、画像データ(証明書データ)を真偽判定部75に送り、第1の申込データと画像データ(証明書データ)を第1申込データ登録部76に送り、第2の申込データを第2申込データ登録部81に送る。
声紋データ生成部73は、データ保存部72から送られてくる第1のユーザー音声データ(所定の文字列についての音声データ)から、第1の声紋データを生成し、生成した第1の声紋データを声紋データ記憶部74に送る。
また、声紋データ生成部73は、データ保存部72から送られてくる第2のユーザー音声データ(無作為な文字列についての音声データ)から、第2の声紋データを生成し、生成した第2の声紋データを声紋データ照合部80に送る。
声紋データ記憶部74は、声紋データ生成部73が生成した第1の声紋データを、データ保存部72に一旦保存された後第1申込データ記憶部77に記憶された第1の申込データに関連付けて記憶する。第1の声紋データと第1の申込データの関連付けは、例えば、第1の申込データを特定する申込IDと同一の申込IDを第1の声紋データに付すことにより行う。
真偽判定部75は、サーバー20の真偽判定部25の真偽判定と同様の方法で、データ保存部72から送られてくる画像データ(証明書データ)の真偽判定を行い、「偽造の疑いなし」の判定結果、または、「偽造の疑いあり」の判定結果を出し、この判定結果を第1申込データ登録部76に送る。
第1申込データ登録部76は、データ保存部72から送られてくる第1の申込データと画像データ(証明書データ)のうち、真偽判定部75から「偽造の疑いあり」の判定結果が送られてきたものを削除し、真偽判定部75から「偽造の疑いなし」の判定結果が送られてきたものを第1申込データ記憶部77に記憶させる。
これにより、第1申込データ記憶部77には、本人確認資料(証明書データ)により本人確認が行われた真正な第1の申込データが記憶されることとなり、この真正な第1の申込データと声紋データ記憶部74に記憶された第1の声紋データが関連付けられることとなる。
そして、ユーザーは、端末装置60から、申込を行った第1のサービス利用に関する各種アプリケーションを利用することができ、その際、ユーザーは、声紋データ記憶部74に記憶された第1の声紋データに基づく声紋認証により、各アプリケーションにログインすることができるようになる。
なお、本実施形態では、第1申込データ登録部76は、真偽判定部75が「偽造の疑いあり」の判定結果を出した申込データを自動的に削除したが、これに代えて、真偽判定部75の判定結果と証明書データを表示部(図示せず)に表示し、確認者が偽造か否かを判断し、確認者が最終的に真正であると判断した第1の申込データと画像データ(証明書データ)のみを、第1申込データ登録部76により第1申込データ記憶部77に記憶させるようにしてもよい。
受信情報生成部78は、受信部71から送られてくる第1の申込データと画像データ(証明書データ)の受信完了信号に基づき、申込登録サーバー70の受信部71が、第1の申込データと画像データ(証明書データ)を受信したことをユーザーに通知するための受信情報を生成し、生成した受信情報を送信部79に送る。
送信部79は、受信情報生成部78から送られてくる受信情報を、通信回線L7を介して端末装置60に送信する。
端末装置60においては、受信部69が申込登録サーバー70の送信部79から送信された受信情報を受信し、この受信した受信情報に基づいて、表示部67には、第1の申込データと画像データを受信したことをユーザーに通知する旨の表示がされると共に、この受信情報は音声データ入力要求部65に送られ、これにより、音声データ入力要求部65が、ユーザーに認証用の声紋データの登録を促す旨の表示等を表示部67に表示させ、音声データ入力部63からの第1のユーザー音声データの入力が行われる。
声紋データ照合部80は、声紋データ生成部73から送られてくる第2の声紋データと、声紋データ記憶部74に記憶された第1の声紋データとを照合し、その相違が小さく一定の範囲内(閾値以下)であれば、声紋データの照合に成功(認証成功)との照合結果を出力し、そうでない場合は声紋データの照合に不成功(認証不成功)との照合結果を出力し、出力した照合結果を第2申込データ登録部81に送る。
第2申込データ登録部81は、データ保存部72から送られてくる第2の申込データのうち、声紋データ照合部80から認証不成功との判定結果が送られてきたものを削除し、声紋データ照合部80から認証不功との判定結果が送られてきたものを第2申込データ記憶部82に記憶させる。
これにより、ユーザーは、端末装置60から、申込を行った第2のサービス利用に関する各種アプリケーションを利用することができ、その際、ユーザーは、第1のサービス利用と同様に、第2のサービス利用に関しても、声紋データ記憶部84に記憶された第1の声紋データも基づく声紋認証により、各アプリケーションにログインすることができるようになる。
なお、申込登録サーバー70において音声認識部を備え、声紋データ生成部73が第2の声紋データを生成するのに先立ち、音声認識部で第2のユーザー音声データの音声認識を行い(この場合は、第2のユーザー音声データが文字列生成部が生成した無作為な文字列に一致するかを判断)、音声認識に成功した場合に、声紋データ生成部73が第2の声紋データを生成して、生成した第2の声紋データを声紋データ照合部80に送り、音声認識に不成功の場合は、声紋データ照合部80が、認証不成功の照合結果を出力するようにしてもよい。
以上のように、サービス利用申込登録システム3においては、端末装置80から本人確認用の証明書データを伴った第1のサービス利用の申込を行った際に、ユーザー認証用の声紋データの登録が行われるため、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置80から、予め登録したユーザーでなくても、本人確認が行われてユーザー認証用の声紋データの登録がなされ、不正に声紋データが登録されことなく、登録された声紋データに基づく声紋認証がなされ、ユーザーは第1のサービス利用に関する各アプリケーションにログインできるようになる。
また、サービス利用申込登録システム3においては、端末装置80から第2のサービス利用の申込を行った際に、第1のサービス利用の申込を行った際に登録した声紋データを利用したユーザー認証が行われ、第2のサービス利用の不正申込が防止されるともに、第2のサービス利用においてユーザー認証用の声紋データを登録する必要がなく、ユーザーの負荷が軽減される。
次に、サービス利用認証用声紋データ登録システム1、サービス利用認証用声紋データ登録システム2及びサービス利用申込登録システム3の動作について、具体例を挙げて説明する。
[サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作]
図4は、サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作を示したフローチャートであり、図5〜図12は、サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作において表示部17に表示される画面の例を示した説明図である。
以下図に基づいて、サービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作を具体的に説明する。
まず、端末装置10において、サービス利用のアプリケーションとして、口座開設のアプリケーションを起動する(S1)。
図5は、口座開設のアプリケーションを起動したときに最初に表示される画面を示した説明図であり、図において、100は表示画面、101はボタン、102は文章表示部である。
図5に示すように、表示画面100の上部には、「口座を開設する」の文字が付されたボタン101が表示され、その下の文章表示部102には「本人確認書類として「運転免許証」を使用します。」と表示されている。
次いで、画像データ入力部12が、口座開設に必要な本人確認資料となる証明書の画像データ(証明書データ)を入力する(S2)。
具体的には、ユーザーが表示画面100に表示されたボタン101を押すと、画像データ(証明書データ)入力用の画面が表示され、ユーザーの操作により、画像データ(証明書データ)が入力される。
図6は、画像データ(証明書データ)を入力するための画面を示した説明図であり、図において、103は文字表示部、104はボタンである。
図6に示すように、表示画面100の上部に設けられた文字表示部103には、「運転免許証の撮影」の文字が表示され、表示画面100の下部には、「撮影する」の文字が付されたボタン104が表示されている。
ユーザーは、ボタン104を押すと、端末装置10はカメラモードとなり、端末装置10に設けられたカメラを操作して運転免許証の表面と裏面を撮影することにより、画像データ(証明書データ)が入力される。
このようにして入力された画像データ(証明書データ)はデータ保存部14に一旦保存される。
次いで、申込データ入力部11が、口座開設の申込をするために必要な申込データを入力する(S3)。
図7は、申込データを入力するための画面の一部を示した説明図であり、図において、105は文字表示部、106a〜106dは文字入力用のボックスである。
図7に示すように、表示画面100の文字表示部105には、上から順に「おなまえ(全角)」、「姓」、「名」、「フリガナ(全角カタカナ)」、「姓」、「名」、の文字が表示され、「姓」と「名」の文字の右横に、ボックス106a〜106dが表示されている。
ユーザーは、端末装置10を操作して、ボックス106a〜106dにユーザーの姓名を入力する。
また、表示画面100には、生年月日、性別、勤務先情報等の口座開設の申込に必要な事項を入力するためのボックス(図示せず)が表示され、ユーザーは、端末装置10を操作して、各ボックスに指定された事項を入力する。
これにより、口座開設の申込をするために必要な事項が申込データとして入力され、入力された申込データは、データ保存部14に一旦保存される。
次いで、端末装置10の送信部18が、データ保存部14に保存されている申込データと画像データ(証明書データ)を、通信回線L1を介してサーバー20に送信し、サーバー20の受信部21が、送信された申込データと画像データ(証明書データ)を受信する(S4)。
次いで、サーバー20において、受信情報生成部28が、受信部21から送られてくる申込データと画像データ(証明書データ)の受信完了信号に基づき、これらのデータを受信したことをユーザーに通知するための受信情報を生成し、送信部29がこの受信情報を、通信回線L2を介して端末装置10に送信し、端末装置10の受信部19がこの受信情報を受信する(S5)。
そして、端末装置10側において、受信部19が受信した受信情報に基づき表示部17に、申込データと画像データ(証明書データ)を受信したことを知らせる旨の表示を行うと共に、声紋データ登録要求部15が、ユーザーに認証用の声紋データの登録を要求する表示を行う(S6)。
図8は、声紋データ登録要求部15により、ユーザーに認証用の声紋データの登録を要求する表示等が行われた画面を示した説明図であり、図において、107a、107bは文章表示部、106はボタンである。
図8に示すように、表示画面100の上部の文章表示部107aには、「まだ登録は完了しておりません。」の文章が表示され、その下の文章表示部107bには、「お申込みありがとうございました。」の文章が表示され、表示画面100の下部には、「声の登録をする人はこちら」の文字が付されたボタン108が表示されている。
文章表示部107a、107bに表示された文章は、口座開設の申込は受け付けたが、その登録は完了していないことを意味し、ユーザーに申込データと画像データ(証明書データ)を受信したことを知らせる旨の表示となる。
また、ボタン108に付された文字は、ユーザーに認証用の声紋データの登録を要求する表示となる。
次いで、音声データ入力部13がユーザー音声データを入力する(S7)。
具体的には、ユーザーが、図8に示す表示画面100に表示されたボタン108と押すと、声紋データと登録するためのユーザー音声データを入力する画面が表示され、ユーザー音声データが入力される。
図9、図10は、ユーザー音声データを入力するための画面を示した説明図であり、図において、109は文字表示部、110は発音文字表示部、111、113は文章表示部、112、114はボタンである。
このステップS7においては、まず、図9に示すように、表示画面100の上部の文字表示部108に、「声の登録」の文字が表示され、表示画面100の下方部の文章表示部111には、「登録開始ボタンを押して、ゆっくり番号のお話し下さい。」の文章が表示され、その下には「登録開始」の文字が付されたボタン112が表示される。
そして、表示画面100の中央部上側の発音文字表示部110には、文字列記憶部16に記憶された所定の文字列である0から9までの数字とその読みが、上下2段に表示される。すなわち、発音文字表示部110の上段に0、1、2、3、4の数字とその読みが表示され、下段に5、6、7、8、9の数字とその読みが表示される。
この図9に示す表示画面100において、ユーザーがボタン112を押すと、図10に示すような表示画面100が表示される。ずなわち、表示画面100の下半分の表示が図9に示す画面とは異なった画面となり、文章表示部113に、「ゆっくり番号のお話し下さい。番号を読んだ後に「終了」を押して下さい。」の文章が表示され、その下に「終了」の文字を付したボタン114が表示される。
よって、ユーザーが、発音文字表示部110に表示された0から9までの数字をその上に付された読みに従って発音し、ボタン114を押すことにより、音声データ入力部13がユーザー音声データを入力する。
このようにして入力されたユーザー音声データは、データ保存部14に一旦保存される。
次いで、端末装置10の送信部18が、データ保存部14から送られてくるユーザー音声データを、通信回線L1を介してサーバー20に送信し、サーバー20の受信部21が送信されたユーザー音声データを受信する(S8)。
受信部21が受信したユーザー音声データは、データ保存部22に一旦保存された後、声紋データ生成部23に送られ、声紋データ生成部23が、送られてきたユーザー音声データから声紋データを生成し、生成した声紋データを声紋データ記憶部24に記憶させる(S9)。
そして、声紋データ記憶部23に記憶された声紋データは、申込データ記憶部27に記憶される申込データと関連付けられているが、この関連付けは、例えば、申込データを特定する申込IDと同一の申込IDを声紋データに付すことにより行う。
図11は、声紋データが声紋データ記憶部23に記憶されたときに、表示される画面を示した説明図であり、図において、115は文字表示部、116、117は文章表示部である。
図11に示すように、表示画面100の上部の文字表示部115には、「声の登録完了」の文字が表示され、表示画面100の中央上部の文章表示部116には、「声の登録が完了しました。」の文章が表示され、その下の文章表示部117には、「次回のログインから、「声のログイン」サービスをご利用いただけます。」の文章が表示されている。
これは、ユーザーに、声紋データの登録がなされ、登録された声紋データ(声紋データ記憶部23に記憶された声紋データ)によりユーザー認証がなされて、申込を行った口座開設に関するアプリケーションにログインできることを知らせるものである。
この後、サーバー20において、データ保存部22に一旦保存されている画像データ(証明書データ)が真偽判定部25に送られ、真偽判定部25が、送られてくる画像データ(証明書データ)の真偽判定を行い、「偽造の疑いあり」または「偽造の疑いなし」の判定結果を出し、この判定結果を申込データ登録部26に送る(S10)。
最後に、申込データ登録部26が、データ保存部22から送られてくる申込データと画像データ(証明書データ)のうち、真偽判定部25から「偽造の疑いあり」の判定結果が送られてきたものを削除し、真偽判定部25から「偽造の疑いなし」の判定結果が送られてきたものを申込データ記憶部27に記憶させ(S11)、処理を終了する。
図12は、処理が終了したときに表示される画面を示した説明図であり、図において、118は文章表示部、119は申込ID表示部、120はサービス利用種別表示部、121はボタンである。
図12に示すように、表示画面100の上部の文章表示部118には、「お申込み内容が正しければ「確認」のボタンを押して下さい。」の文章が表示され、その下の申込ID表示部119には、「受付番号」の文字と、申込を特定する申込IDとなる受付番号が表示され、その下のサービス利用種別表示部120には、「ご希望の商品・サービス」、「口座(普通預金)」とサービス利用の種別が表示され、表示画面100の下部には、「確認」の文字が付されたボタン121が表示されている。
そして、ユーザーがボタン121を押すことにより、認証用の声紋データの登録と口座開設申込の手続が完了して口座が開設されることとなる。
これにより、ユーザーは、端末装置10から、開設した口座に関する各種アプリケーションを利用することができ、その際、ユーザーは、声紋データ記憶部24に記憶された声紋データに基づく声紋認証により、各アプリケーションにログインすることができるようになる。
[サービス利用認証用声紋データ登録システム2の動作]
図13は、サービス利用認証用声紋データ登録システム2の動作を示したフローチャートである。
以下図13に基づいて、サービス利用認証用声紋データ登録システム2の動作を具体的に説明する。
サービス利用認証用声紋データ登録システム2の動作のうち、ステップS21〜S29の動作は、図4に示すサービス利用認証用声紋データ登録システム1のステップS1〜S9の動作と同じである。
すなわち、端末装置30において、まず、サービス利用のアプリケーションとして、口座開設のアプリケーションを起動し(S21)、画像データ入力部32が、口座開設に必要な本人確認資料となる証明書の画像データ(証明書データ)を入力し(S22)、入力された画像データ(証明書データ)はデータ保存部34に一旦保存される。
次いで、申込データ入力部31が、口座開設の申込をするために必要な申込データを入力し(S23)、入力された申込データは、データ保存部34に一旦保存される。
次いで、端末装置30の送信部38が、データ保存部34に保存されている申込データと画像データ(証明書データ)を、通信回線L3を介して第1サーバー40に送信し、第1サーバー40の受信部41が、送信された申込データと画像データ(証明書データ)を受信する(S24)。
次いで、第1サーバー40において、受信情報生成部48が、受信部41から送られてくる申込データと画像データ(証明書データ)の受信完了信号に基づき、これらのデータを受信したことをユーザーに通知するための受信情報を生成し、送信部49がこの受信情報を、通信回線L4を介して端末装置30に送信し、端末装置30の受信部39がこの受信情報を受信する(S25)。
そして、端末装置30側において、受信部39が受信した受信情報に基づき表示部37に、申込データと画像データ(証明書データ)を受信したことを知らせる旨の表示を行うと共に、声紋データ登録要求部35が、ユーザーに認証用の声紋データの登録を要求する表示を行う(S26)。
次いで、音声データ入力部33がユーザー音声データを入力し(S27)、入力されたユーザー音声データは、データ保存部34に一旦保存された後、送信部38が、データ保存部34から送られてくるユーザー音声データを、通信回線L3を介してサーバー40に送信し、サーバー40の受信部41が送信されたユーザー音声データを受信する(S28)。
受信部41が受信したユーザー音声データは、データ保存部42に一旦保存された後、声紋データ生成部43に送られ、声紋データ生成部43が、送られてきたユーザー音声データから声紋データを生成し、生成した声紋データを声紋データ記憶部44に記憶させる(S29)。
そして、声紋データ記憶部43に記憶された声紋データは、仮申込データ記憶部47に記憶される仮申込データと関連付けられているが、この関連付けは、例えば、仮申込データを特定する申込IDと同一の申込IDを声紋データに付すことにより行う。
この後、第1サーバー40において、データ保存部に一旦保存されている画像データ(証明書データ)が真偽判定部45に送られ、真偽判定部45が、送られてくる画像データ(証明書データ)の真偽判定を行い、「偽造の疑いあり」または「偽造の疑いなし」の判定結果を出し、この判定結果を送信部49に送る(S30)。
このステップS30の動作(処理)と並行して、申込データ仮登録部46が、データ保存部42から送られてくる申込データと画像データ(証明書データ)を仮の申込データ(仮申込データ)として仮申込データ記憶部47に記憶させると共に、この仮申込データとなる申込データと画像データ(証明書データ)を送信部49に送る(S31)。
次いで、送信部49が、真偽判定部45から送られてくる判定結果と、申込データ仮登録部46から送られてくる仮申込データ(申込データと画像データ(証明書データ))を、通信回線L5を介して第2サーバー50に送信し、第2サーバー50の受信部51がこれを受信し、受診した仮申込データと判定結果をデータ保存部52に送る(S32)。
また、データ保存部52に保存された仮申込データの画像データ(証明書データ)と判定結果は表示部53に表示され、確認者に真偽判断が促される。
次いで、データ選択部54が、確認者の操作により、データ保存部52から送られてくる仮申込データから、画像データ(証明書データ)が偽造されていない真正な申込データを選択し、選択した真正な申込データを申込データ本登録部55に送る(S33)。
最後に、申込データ本登録部55が、データ選択54が仮申込データから選択した真正な申込データを本申込データとして本申込データ記憶部56に記憶させ(S34)、処理を終了する。
そして、サービス利用認証用声紋データ登録システム1の場合と同様に、ユーザーが、端末装置30の表示部37の表示画面に表示されたボタン121(図12)を押すことにより、認証用の声紋データの登録と口座開設申込の手続が完了して口座が開設されることとなる。
これにより、ユーザーは、端末装置30から、開設した口座に関する各種アプリケーションを利用することができ、その際、ユーザーは、声紋データ記憶部24に記憶された声紋データに基づく声紋認証により、各アプリケーションにログインすることができるようになる。
[サービス利用申込登録システム3の動作]
サービス利用申込登録システム3の動作は、第1のサービス利用(口座開設)の申込から声紋データの登録、申込の登録(口座開設)までの動作(第1のサービス利用に関する動作)と、第2のサービス利用(クレジットカードの利用)の申込から登録までの動作(第2のサービス利用に関する動作)に分けることができる。
以下第1のサービス利用(口座開設)に関する動作と第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する動作について説明する。
[第1のサービス利用(口座開設)に関する動作]
図14は、サービス利用申込登録システム3の第1のサービス利用(口座開設)に関する動作を示したフローチャートである。
以下図14に基づいて、サービス利用申込登録システム3の第1のサービス利用(口座開設)に関する動作を具体的に説明する。
サービス利用申込登録システム3の第1のサービス利用(口座開設)に関する動作は、図4に示すサービス利用認証用声紋データ登録システム1の動作と同じである。
すなわち、端末装置60において、まず、第1のサービス利用のアプリケーションとして、口座開設のアプリケーションを起動し(S41)、画像データ入力部62が、口座開設に必要な本人確認資料となる証明書の画像データ(証明書データ)を入力し(S42)、入力された画像データ(証明書データ)はデータ保存部64に一旦保存される。
次いで、申込データ入力部61が、口座開設の申込をするために必要な第1の申込データを入力し(S43)、入力された第1の申込データは、データ保存部64に一旦保存される。
次いで、端末装置60の送信部68が、データ保存部64に保存されている第1の申込データと画像データ(証明書データ)を、通信回線L6を介して申込登録サーバー70に送信し、申込登録サーバー70の受信部71が、送信された第1の申込データと画像データ(証明書データ)を受信する(S44)。
次いで、申込登録サーバー70において、受信情報生成部78が、受信部71から送られてくる第1の申込データと画像データ(証明書データ)の受信完了信号に基づき、これらのデータを受信したことをユーザーに通知するための受信情報を生成し、送信部79がこの受信情報を、通信回線L7を介して端末装置60に送信し、端末装置60の受信部69がこの受信情報を受信する(S45)。
そして、端末装置60側において、受信部69が受信した受信情報に基づき表示部67に、第1の申込データと画像データ(証明書データ)を受信したことを知らせる旨の表示を行うと共に、音声データ入力要求部55が、ユーザーに認証用の声紋データの登録を要求する表示を行う(S46)。
次いで、音声データ入力部63が第1のユーザー音声データを入力し(S47)、入力された第1のユーザー音声データは、データ保存部64に一旦保存された後、送信部68が、データ保存部64から送られてくる第1のユーザー音声データを、通信回線L6を介して申込登録サーバー70に送信し、申込登録サーバー70の受信部71が送信された第1のユーザー音声データを受信する(S48)。
受信部71が受信した第1のユーザー音声データは、データ保存部72に一旦保存された後、声紋データ生成部73に送られ、声紋データ生成部73が、送られてきた第1のユーザー音声データから第1の声紋データを生成し、生成した声紋データを声紋データ記憶部64に記憶させる(S49)。
そして、声紋データ記憶部74に記憶された第1の声紋データは、第1申込データ記憶部77に記憶される第1の申込データと関連付けられているが、この関連付けは、例えば、第1の申込データを特定する申込IDと同一の申込IDを声紋データに付すことにより行う。
この後、申込登録サーバー70において、データ保存部72に一旦保存されている画像データ(証明書データ)が真偽判定部75に送られ、真偽判定部75が、送られてくる画像データ(証明書データ)の真偽判定を行い、「偽造の疑いあり」または「偽造の疑いなし」の判定結果を出し、この判定結果を第1申込データ登録部76に送る(S50)。
最後に、第1申込データ登録部76が、データ保存部72から送られてくる第1の申込データと画像データ(証明書データ)のうち、真偽判定部75から「偽造の疑いあり」の判定結果が送られてきたものを削除し、真偽判定部75から「偽造の疑いなし」の判定結果が送られてきたものを第1申込データ記憶部77に記憶させ(S51)、処理を終了する。
そして、サービス利用認証用声紋データ登録システム1の場合と同様に、ユーザーが、端末装置60の表示部67の表示画面に表示されたボタン121(図12)を押すことにより、認証用の声紋データの登録と第1のサービス利用(口座開設)申込の手続が完了して口座が開設されることとなる。
これにより、ユーザーは、端末装置60から、開設した口座に関する各種アプリケーションを利用することができ、その際、ユーザーは、声紋データ記憶部74に記憶された第1の声紋データに基づく声紋認証により、各アプリケーションにログインすることができるようになる。
このとき、第1申込データ記憶部77に記憶された第1の申込データと声紋データ記憶部74に記憶された第1の声紋データには、新たに設定されたユーザーIDが付され、ユーザーは、ユーザーIDを入力して声紋認証されることにより、各アプリケーションにログインすることとなる。
また、ユーザーは、第2のサービス利用(クレジットカードの利用)の申込において、声紋データ記憶部74に記憶された第1の声紋データに基づく声紋認証を利用できるようになる。
[第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する動作]
図15は、サービス利用申込登録システム3の第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する動作を示したフローチャートであり、図16〜図19は、第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する動作において表示部67に表示される画面の例を示した説明図である。
る。
以下図に基づいて、サービス利用申込登録システム3の第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する動作を具体的に説明する。
まず、端末装置60において、第2のサービス利用のアプリケーションとして、クレジットカードの利用申込のアプリケーションを起動する(S61)。
表示部67には、第2のサービス利用(クレジットカードの利用)の申込をするために必要な事項を入力する画面(図示せず)が表示され、ユーザーがこの画面に表示された項目を入力することにより、申込データ入力部61が、クレジットカードの利用の申込をするために必要な第2の申込データを入力する(S62)。
このとき、ユーザーは、第1のサービス利用(口座開設)の申込を行ったときに設定されたユーザーIDを入力することにより、第2のサービス利用(クレジットカードの利用)の申込をするために必要な事項のうち、先に入力した第1のサービス利用(口座開設)の申込をするために必要な事項と重複する事項の入力を省略することができる。
このようにして入力された第2の申込データは、データ保存部64に一旦保存された後、送信部68が、データ保存部64に保存されている第2の申込データを、通信回線L6を介して登録申込サーバー70に送信し、登録申込サーバー70の受信部71が、送信された第2の申込データを受信する(S63)。
次いで、音声データ入力要求部65が、文字列生成部66bにより生成された無作為な文字列(例えば、ランダムな数字)を表示部67に表示させ、ユーザーに音声入力を要求する(S64)。
図16は、音声データ入力要求部65が、ユーザーに音声入力を要求したときの表示部67の表示画面を示している。図において、130は表示画面、131はユーザーID表示部、132は無作為な文字列である乱数表示部、133はボタン、134は文章表示部である。
図16に示すように、表示画面130の上部のユーザーID表示部111には、ユーザーが入力したユーザーID「00001」が表示され、その下の乱数表示部132には、文字列生成部66bが生成した5ケタの乱数がその読みとともに表示され、その下に「開始」の文字が付されたボタン133が表示され、その下の文章表示部134に、音声データ入力要求部65がユーザーに音声入力を要求する旨の文章「開始ボタンを押して番号をお話し下さい。」が表示されている。
ここで、ユーザーが、文章表示部134に表示された文章に従ってボタン133を押し、乱数表示部132に表示された数字「1」、「3」、「5」、「6」、「4」の読み「いち」、「さん」、「ご」、「ろく」、「よん」を音声で発すると、音声データ入力部63が、ユーザーの発した音声を第2のユーザー音声データとして入力する(S65)。
図17は、音声データ入力部63が第2のユーザー音声データを入力しているときの表示部67の表示画面を示している。図において、135は文章表示部、136、137はボタンである。
図17に示すように、表示画面130の中段の文章表示部135には、音声データ入力要求部65がユーザーに音声入力の継続等を要求する旨の文章「ゆっくりお話し下さい。番号を読んだ後に終了を押して下さい。」が表示され、その下に「終了」の文字が付されたボタン136と、「キャンセル」の文字が付されたボタン137が表示されている。
そして、ユーザーは、乱数表示部132に表示された数字の発音が終了すると、ボタン136を押し、これにより音声データ入力部63からの第2のユーザー音声データの入力が終了する。なお、ユーザーは、音声入力を取りやめる場合は、ボタン137を押す。
上記のようにして音声データ入力部63が入力した2のユーザー音声データは、データ保存部64に一旦保存される。
この後、送信部68が、データ保存部64に一旦保存された第2のユーザー音声データを、通信回線L6を介して申込登録サーバー70に送信し、 申込登録サーバー70の受信部71が、送信された第2のユーザー音声データを受信する(S66)。
この受信部71が受信した第2のユーザー音声データは、データ保存部72に一旦保存された後、声紋データ生成部73に送られる。
次いで、声紋データ生成部73が、データ保存部72から送られてくる第2のユーザー音声データ(無作為な文字列についての音声データ)から、第2の声紋データを生成し、生成した第2の声紋データを声紋データ照合部80に送る(S67)。
そして、声紋データ照合部80が、声紋データ生成部73から送られてくる第2の声紋データと、声紋データ記憶部74に記憶された第1の声紋データ(ユーザーID「00001」で特定される声紋データ)とを照合し、その相違が小さく一定の範囲内(閾値以下)であれば、声紋データの照合に成功(認証成功)との照合結果を出力し、そうでない場合は声紋データの照合に不成功(認証不成功)との照合結果を出力し、出力した照合結果を第2申込データ登録部81に送る(S68)。
図18は、音声データ入力部63が第2のユーザー音声データを入力した(S65)後、声紋データ照合部80が照合結果を出力する(S68)までにおける表示部67の表示画面を示している。図において、138は文字表示部である。
図18に示すように、上記ステップS65において、ユーザーが発音終了のボタン136(図17)を押してから、声紋データ照合部80が照合結果を出力するステップ(S68)までの間、表示画面130の中段の文字表示部138には「認証中」の文字が表示される。
最後に、第2申込データ登録部81が、データ保存部72から送られてくる第2の申込データのうち、声紋データ照合部80から認証不成功との判定結果が送られてきたものを削除し、声紋データ照合部80から認証不功との判定結果が送られてきたものを第2申込データ記憶部82に記憶させ(S68)、処理を終了する。
図19は、処理が終了したときに表示される画面を示した説明図であり、図において、139は文章表示部、140はサービス利用種別表示部、141はボタンである。
図19に示すように、表示画面130の中央上部の文章表示部139には、「お申込み内容が正しければ「確認」のボタンを押して下さい。」の文章が表示され、その下のサービス利用種別表示部140には、「ご希望の商品・サービス」、「クレジットカード」とサービス利用の種別が表示され、表示画面130の下部には、「確認」の文字が付されたボタン141が表示されている。
そして、ユーザーがボタン141を押すことにより、第1のサービス利用(クレジットカードの利用)の申込の手続が完了してクレジットカードを利用できることとなる。
これにより、ユーザーは、端末装置60から、申込を行った第2のサービス利用(クレジットカードの利用)に関する各種アプリケーションを利用することができ、その際、ユーザーは、第1のサービス利用と同様に、第2のサービス利用に関しても、声紋データ記憶部84に記憶された第1の声紋データも基づく声紋認証により、各アプリケーションにログインすることができるようになる。
なお、申込登録サーバー70が音声認識部を備え、上記ステップS67で声紋データ生成部73が第2の声紋データを生成するのに先立ち、音声認識部で第2のユーザー音声データの音声認識を行い(この場合は、第2のユーザー音声データが文字列生成部が生成した無作為な文字列に一致するかを判断)、音声認識に成功した場合に、声紋データ生成部73が第2の声紋データを生成して、生成した第2の声紋データを声紋データ照合部80に送り、音声認識に不成功の場合は、上記ステップS68で、声紋データ照合部80が認証不成功の照合結果を出力するようにしてもよい。
本発明のサービス利用認証用声紋データ登録システム、サービス利用認証用声紋データ登録サーバー、サービス利用申込登録システム、サービス利用認証用声紋データ登録方法、サービス利用申込登録方法及びプログラムは、申込者の端末装置から入力される申込データに基づいて各種口座開設等のサービスを利用するための申込登録を行うに際し、銀行等の窓口に本人確認資料等を提示することなく、端末装置等から、予め登録したユーザーでなくても、本人確認が行われて声紋によるユーザー認証用の声紋登録がなされ、不正に声紋が登録されるのを防止できるようにし、また、他のアプリケーション(サービス)を利用する場合に、先に登録した声紋を利用できるようして不正申込を防止できるようにすると共にユーザーの負荷を軽減できる。
1 サービス利用認証用声紋データ登録システム
2 サービス利用認証用声紋データ登録システム
3 サービス利用申込登録システム
10 端末装置
11 申込データ入力部
12 本発明の証明書データ入力部となる画像データ入力部
13 音声データ入力部
14 データ保存部
15 声紋データ登録要求部
16 文字列記憶部
17 表示部
18 送信部
19 受信部
20 サーバー
21 受信部
22 データ保存部
23 声紋データ生成部
24 声紋データ記憶部
25 真偽判定部
26 申込データ登録部
27 申込データ記憶部
28 受信情報生成部
29 送信部
30 端末装置
31 申込データ入力部
32 画像データ入力部
33 音声データ入力部
34 データ保存部
35 声紋データ登録要求部
36 文字列記憶部
37 表示部
38 送信部
39 受信部
40 第1サーバー
41 受信部
42 データ保存部
43 声紋データ生成部
44 声紋データ記憶部
45 真偽判定部
46 申込データ仮登録部
47 仮申込データ記憶部
48 受信情報生成部
49 送信部
50 第2サーバー
51 受信部
52 データ保存部
53 表示部
54 データ選択部
55 申込データ本登録部
56 本申込データ記憶部
60 端末装置
61 申込データ入力部
62 画像データ入力部
63 音声データ入力部
64 データ保存部
65 音声データ入力要求部
66a 文字列記憶部
66b 文字列生成部
67 表示部
68 送信部
69 受信部
70 申込登録サーバー
71 受信部
72 データ保存部
73 声紋データ生成部
74 声紋データ記憶部
75 真偽判定部
76 第1申込データ登録部
77 第1申込データ記憶部
78 受信情報生成部
79 送信部
80 声紋データ照合部
81 第2申込データ登録部
82 第2申込データ記憶部であり
100 表示画面
101 ボタン
102 文章表示部
103 文字表示部
104 ボタン
105 文字表示部
106a〜106d 文字入力用のボックス
107a、107b 文章表示部
106 ボタン
109 文字表示部
110 発音文字表示部
111、113 文章表示部
112、114 ボタン
115 文字表示部
116、117、118 文章表示部
119 申込ID表示部
120 サービス利用種別表示部
121 ボタンである。
130 表示画面
131 ユーザーID表示部
132 乱数表示部
133 ボタン
134、135 文章表示部
136、137 ボタン
138 文字表示部。
139 文章表示部
140 サービス利用種別表示部
141 ボタン
L1〜L7 通信回線

Claims (30)

  1. サービス利用の申し込みに必要な申込データを入力する申込データ入力手段と、
    前記サービス利用に必要な証明書データを入力する証明書データ入力手段と、
    ユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求する声紋データ登録要求手段と、
    前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力する音声データ入力手段と、
    前記申込データ入力手段から入力される申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力されるユーザー音声データを送信する送信手段と
    を備えた端末装置と、
    前記送信手段から送信される前記申込データ、前記証明書データ及び前記ユーザー音声データを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力する真偽判定手段と、
    前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記申込データと前記証明書データを申込データ記憶手段に記憶させる申込データ登録手段と、
    前記受信手段が受信した前記ユーザー音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記申込データ記憶手段に記憶された前記申込データに関連付けて記憶する声紋データ記憶手段と
    を備えたサーバーと
    を備えたことを特徴とするサービス利用認証用声紋データ登録システム。
  2. 前記サーバーは、前記受信手段が前記申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信する受信情報送信手段をさらに備え、
    前記声紋データ登録要求手段は、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに、前記ユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求することを特徴とする請求項1記載のサービス利用認証用声紋データ登録システム。
  3. サービス利用の申し込みに必要な申込データを入力する申込データ入力手段と、
    前記サービス利用に必要な証明書データを入力する証明書データ入力手段と、
    ユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求する声紋データ登録要求手段と、
    前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力する音声データ入力手段と、
    前記申込データ入力手段から入力される申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力されるユーザー音声データを送信する第1の送信手段と
    を備えた端末装置と、
    前記第1の送信手段から送信される前記申込データ、前記証明書データ及び前記ユーザー音声データを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段が受信した前記申込データと前記証明書データを仮申込データとして仮申込データ記憶手段に記憶させる申込データ仮登録手段と、
    前記第1の受信手段が受信した前記ユーザー音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記仮申込データ記憶手段に記憶された前記仮申込データに関連付けて記憶する声紋データ記憶手段と
    前記仮申込データ記憶手段に記憶された前記仮申込データを送信する第2の送信手段と
    を備えた第1のサーバーと、
    前記第2の送信手段から送信される前記仮申込データを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段が受信した前記仮申込データから真正な申込データを選択するデータ選択手段と、
    前記データ選択手段が選択した前記真正な申込データを本申込データとして本申込データ記憶手段に記憶させる申込データ本登録手段と
    を備えた第2のサーバーと
    を備えたことを特徴とするサービス利用認証用声紋データ登録システム。
  4. 前記第2の送信手段は、前記第1の受信手段が前記申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信し、
    前記声紋データ登録要求手段は、前記端末装置が前記第2の送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに、前記ユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求することを特徴とする請求項記載のサービス利用認証用声紋データ登録システム。
  5. 前記第1のサーバーは、前記第1の受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力する真偽判定手段をさらに備え、
    前記第2の送信手段は、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果を送信し、
    前記第2の受信手段は、前記第2の送信手段が送信した前記判定結果を受信することを特徴とする請求項又は請求項記載のサービス利用認証用声紋データ登録システム。
  6. 前記端末装置は文字列を表示する文字列表示手段をさらに備え、
    前記声紋データ登録要求手段は、前記文字列表示手段に表示された所定の文字列について、前記ユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載したサービス利用認証用声紋データ登録システム。
  7. 前記サービス利用は、口座開設、クレジットカードの利用、ローンカードの利用のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載したサービス利用認証用声紋データ登録システム。
  8. 端末装置から送信されるサービス利用の申し込みに必要な申込データ、このサービス利用に必要な証明書データ、及び、この端末装置の声紋データ登録要求手段からの要求によりユーザーが発したユーザー音声データを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力する真偽判定手段と、
    前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記申込データと前記証明書データを申込データ記憶手段に記憶させる申込データ登録手段と、
    前記受信手段が受信した前記ユーザー音声データから声紋データを生成する声紋データ生成手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記申込データ記憶手段に記憶された前記申込データに関連付けて記憶する声紋データ記憶手段と
    を備えたことを特徴とするサービス利用認証用声紋データ登録サーバー。
  9. 前記受信手段が前記申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信する受信情報送信手段をさらに備え、
    前記受信手段が受信した前記ユーザー音声データは、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データであることを特徴とする請求項記載のサービス利用認証用声紋データ登録サーバー。
  10. 前記サービス利用は、口座開設、クレジットカードの利用、ローンカードの利用のいずれかであることを特徴とする請求項8又は請求項9記載のサービス利用認証用声紋データ登録サーバー。
  11. 第1のサービス利用の申し込みに必要な第1の申込データを入力する第1の申込データ入力手段と、
    第2のサービス利用の申し込みに必要な第2の申込データを入力する第2の申込データ入力手段と、
    前記第1のサービス利用に必要な証明書データを入力する証明書データ入力手段と、
    ユーザーに音声を発して音声データの入力を要求する音声データ入力要求手段と、
    前記第1のサービス利用の申込の際に前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した第1のユーザー音声データ、及び、前記第2のサービス利用の申込の際に前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した第2のユーザー音声データを入力する音声データ入力手段と、
    前記第1の申込データ入力手段から入力される前記第1の申込データ、前記第2の申込データ入力手段から入力される前記第2の申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される前記証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力される前記第1のユーザー音声データと前記第2のユーザー音声データを送信する送信手段と
    を備えた端末装置と、
    前記送信手段から送信される前記第1の申込データ、前記第2の申込データ、前記証明書データ、前記第1のユーザー音声データ及び前記第2のユーザー音声データを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力する真偽判定手段と、
    前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第1の申込データと前記証明書データを第1の申込データ記憶手段に記憶させる第1の申込データ登録手段と、
    前記受信手段が受信した前記第1のユーザー音声データから第1の声紋データを生成し、前記受信手段が受信した前記第2のユーザー音声データから第2の声紋データを生成する声紋データ生成手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した前記第1の声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記第1の申込データ記憶手段に記憶された前記第1の申込データに関連付けて記憶する声紋データ記憶手段と、
    前記紋データ記憶手段に記憶された前記第1の声紋データと、前記声紋データ生成手段が生成した前記第2の声紋データを照合し、その照合結果を出力する声紋データ照合手段と、
    前記声紋データ照合手段からの照合結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第2の申込データを第2の申込データ記憶手段に記憶させる第2の申込データ登録手段と
    を備えたサーバーと
    を備えたことを特徴とするサービス利用申込登録システム。
  12. 前記サーバーは、前記受信手段が前記第1の申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信する受信情報送信手段をさらに備え、
    前記音声データ入力要求手段は、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに、前記ユーザーに音声を発して前記第1のユーザー音声データの入力を要求することを特徴とする請求項11記載のサービス利用申込登録システム。
  13. 前記端末装置は文字列を表示する文字列表示手段をさらに備え、
    前記音声データ入力要求手段は、前記文字列表示手段に表示された所定の文字列について、前記ユーザーに音声を発し前記第1のユーザー音声データの入力を要求し、
    前記音声データ入力要求手段は、前記文字列表示手段に表示された無作為の文字列について、前記ユーザーに音声を発し前記第2のユーザー音声データの入力を要求することを特徴とする請求項11又は請求項12記載のサービス利用申込登録システム。
  14. 前記第1のサービス利用は、口座開設であり、前記第2のサービス利用は、クレジットカードの利用又はローンカードの利用であることを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれかに記載したサービス利用申込登録システム。
  15. 端末装置から送信される第1のサービス利用の申し込みに必要な第1の申込データ、前記第1のサービス利用に必要な証明書データ、第2のサービス利用の申し込みに必要な第2の申込データ、前記第1のサービス利用の際に前記端末装置の音声データ入力要求手段からの要求によりユーザーが発した第1のユーザー音声データ、及び、前記第2のサービス利用の際に前記端末装置の前記音声データ入力要求手段からの要求によりユーザーが発した第2のユーザー音声データを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力する真偽判定手段と、
    前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第1の申込データと前記証明書データを第1の申込データ記憶手段に記憶させる第1の申込データ登録手段と、
    前記受信手段が受信した前記第1のユーザー音声データから第1の声紋データを生成し、前記受信手段が受信した前記第2のユーザー音声データから第2の声紋データを生成する声紋データ生成手段と、
    前記声紋データ生成手段が生成した前記第1の声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記第1の申込データ記憶手段に記憶された前記第1の申込データに関連付けて記憶する声紋データ記憶手段と、
    前記紋データ記憶手段に記憶された前記第1の声紋データと、前記声紋データ生成手段が生成した前記第2の声紋データを照合し、その照合結果を出力する声紋データ照合手段と、
    前記声紋データ照合手段からの照合結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第2の申込データを第2の申込データ記憶手段に記憶させる第2の申込データ登録手段と
    を備えたことを特徴とするサービス利用申込登録サーバー。
  16. 前記受信手段が前記第1の申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信する受信情報送信手段をさらに備え、
    前記受信手段が受信した前記第1のユーザー音声データは、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに、前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した第1のユーザー音声データであることを特徴とする請求項15記載のサービス利用申込登録サーバー。
  17. 前記第1のサービス利用は、口座開設であり、前記第2のサービス利用は、クレジットカードの利用又はローンカードの利用であることを特徴とする請求項15又は請求項16記載のサービス利用申込登録サーバー。
  18. 端末装置において、
    申込データ入力手段がサービス利用の申し込みに必要な申込データを入力し、
    証明書データ入力手段が前記サービス利用に必要な証明書データを入力し、
    声紋データ登録要求手段がユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求し、
    音声データ入力手段が、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力し、
    送信手段が、前記申込データ入力手段から入力される申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力されるユーザー音声データを送信し、
    サーバーにおいて、
    受信手段が、前記送信手段から送信される前記申込データ、前記証明書データ及び前記ユーザー音声データを受信し、
    真偽判定手段が、前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力し、
    申込データ登録手段が、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記申込データと前記証明書データを申込データ記憶手段に記憶させ、
    声紋データ生成手段が、前記受信手段が受信した前記ユーザー音声データから声紋データを生成し、
    声紋データ記憶手段が、前記声紋データ生成手段が生成した声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記申込データ記憶手段に記憶された前記申込データに関連付けて記憶する
    ステップを備えたことを特徴とするサービス利用認証用声紋データ登録方法。
  19. 前記サーバーにおいて、受信情報送信手段が、前記受信手段が前記申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信するステップをさらに備え、
    前記音声データ入力手段が、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力するステップは、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに行われることを特徴とする請求項18記載のサービス利用認証用声紋データ登録方法。
  20. 端末装置において、
    申込データ入力手段がサービス利用の申し込みに必要な申込データを入力し、
    証明書データ入力手段が前記サービス利用に必要な証明書データを入力し、
    声紋データ登録要求手段がユーザーに音声を発して声紋データの登録を要求し、
    音声データ入力手段が、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力し、
    第1の送信手段が、前記申込データ入力手段から入力される申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力されるユーザー音声データを送信し、
    第1のサーバーにおいて、
    第1の受信手段が、前記第1の送信手段から送信される前記申込データ、前記証明書データ及び前記ユーザー音声データを受信し、
    申込データ仮登録手段が、前記第1の受信手段が受信した前記申込データと前記証明書データを仮申込データとして仮申込データ記憶手段に記憶させ、
    声紋データ生成手段が、前記第1の受信手段が受信した前記ユーザー音声データから声紋データを生成し、
    声紋データ記憶手段が、前記声紋データ生成手段が生成した声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記仮申込データ記憶手段に記憶された前記仮申込データに関連付けて記憶し、
    第2の送信手段が、前記仮申込データ記憶手段に記憶された前記仮申込データを送信し、
    第2のサーバーにおいて、
    第2の受信手段が、前記第2の送信手段から送信される前記仮申込データを受信し、
    データ選択手段が、前記第2の受信手段が受信した前記仮申込データから真正な申込データを選択し、
    申込データ本登録手段が、前記データ選択手段が選択した前記真正な申込データを本申込データとして本申込データ記憶手段に記憶させる
    ステップを備えたことを特徴とするサービス利用認証用声紋データ登録方法。
  21. 前記第1のサーバーにおいて、前記第2の送信手段が、前記第1の受信手段が前記申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信するステップをさらに備え、
    前記音声データ入力手段が、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力するステップは、前記端末装置が前記第2の送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに行われることを特徴とする請求項20記載のサービス利用認証用声紋データ登録方法。
  22. 前記第1のサーバーにおいて、
    真偽判定手段が、前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力し、
    前記第2の送信手段が、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果を送信し、
    前記第2のサーバーにおいて、
    前記第2の受信手段が、前記第2の送信手段が送信した前記判定結果を受信する
    ステップをさらに備えたことを特徴とする請求項20又は請求項21記載のサービス利用認証用声紋データ登録方法。
  23. 前記端末装置において、文字列表示手段が文字列を表示するステップをさらに備え、
    音声データ入力手段が、前記声紋データ登録要求手段からの要求により前記ユーザーが発したユーザー音声データを入力するステップは、前記文字列表示手段に表示された所定の文字列について行われることを特徴とする請求項18乃至請求項22のいずれかに記載したサービス利用認証用声紋データ登録方法。
  24. 前記サービス利用は、口座開設、クレジットカードの利用、ローンカードの利用のいずれかであることを特徴とする請求項18乃至請求項23のいずれかに記載したサービス利用認証用声紋データ登録方法。
  25. 請求項18乃至請求項24のいずれかに記載したサービス利用認証用声紋データ登録方法を、前記端末装置と前記サーバー、又は、前記端末装置と前記第1のサーバーと前記第2のサーバーに実行させるプログラム。
  26. 端末装置において、
    第1の申込データ入力手段が、第1のサービス利用の申し込みに必要な第1の申込データを入力し、
    第2の申込データ入力手段が、第2のサービス利用の申し込みに必要な第2の申込データを入力し、
    証明書データ入力手段が、前記第1のサービス利用に必要な証明書データを入力し、
    音声データ入力要求手段が、ユーザーに音声を発して音声データの入力を要求し、
    音声データ入力手段が、前記第1のサービス利用の申し込みの際に前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した第1のユーザー音声データ、及び、前記第2のサービス利用の申し込みの際に前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した第2のユーザー音声データを入力し、
    送信手段が、前記第1の申込データ入力手段から入力される前記第1の申込データ、前記第2の申込データ入力手段から入力される前記第2の申込データ、前記証明書データ入力手段から入力される前記証明書データ、及び、前記音声データ入力手段から入力される前記第1のユーザー音声データと前記第2のユーザー音声データを送信し、
    サーバーにおいて、
    受信手段が、前記送信手段から送信される前記第1の申込データ、前記第2の申込データ、前記証明書データ、前記第1のユーザー音声データ及び前記第2のユーザー音声データを受信し、
    真偽判定手段が、前記受信手段が受信した前記証明書データの真偽を判定し、その判定結果を出力し、
    第1の申込データ登録手段が、前記真偽判定手段が出力する前記判定結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第1の申込データと前記証明書データを第1の申込データ記憶手段に記憶させと、
    声紋データ生成手段が、前記受信手段が受信した前記第1のユーザー音声データから第1の声紋データを生成し、前記受信手段が受信した前記第2のユーザー音声データから第2の声紋データを生成し、
    声紋データ記憶手段が、前記声紋データ生成手段が生成した前記第1の声紋データをサービス利用認証用声紋データとして、前記第1の申込データ記憶手段に記憶された前記第1の申込データに関連付けて記憶し、
    声紋データ照合手段が、前記紋データ記憶手段に記憶された前記第1の声紋データと、前記声紋データ生成手段が生成した前記第2の声紋データを照合し、その照合結果を出力し、
    第2の申込データ登録手段が、前記声紋データ照合手段からの照合結果に基づいて、前記受信手段が受信した前記第2の申込データを第2の申込データ記憶手段に記憶させる
    ステップを備えたことを特徴とするサービス利用申込登録方法。
  27. 前記サーバーにおいて、受信情報送信手段が、前記受信手段が前記第1の申込データと前記証明書データを受信したことを前記ユーザーに通知するための受信情報を前記端末装置に送信するステップをさらに備え、
    前記音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した前記第1のユーザー音声データを入力するステップは、前記端末装置が前記受信情報送信手段から送信される前記受信情報を受信したときに行われることを特徴とする請求項26記載のサービス利用申込登録方法。
  28. 前記端末装置において、文字列表示手段が文字列を表示するステップをさらに備え、
    音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した前記第1のユーザー音声データを入力するステップは、前記文字列表示手段に表示された所定の文字列について行われ、
    音声データ入力手段が、前記音声データ入力要求手段からの要求により前記ユーザーが発した前記第2のユーザー音声データを入力するステップは、前記文字列表示手段に表示された無作為の文字列について行われる
    ことを特徴とする請求項26又は請求項27記載のサービス利用申込登録方法。
  29. 前記第1のサービス利用は、口座開設であり、前記第2のサービス利用は、クレジットカードの利用又はローンカードの利用であることを特徴とする請求項26乃至請求項28のいずれかに記載したサービス利用申込登録方法。
  30. 請求項26乃至請求項29のいずれかに記載したサービス利用申込登録方法を前記端末装置と前記サーバーに実行させるプログラム。
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