JP6752198B2 - 交換ユニットおよびそれを用いた流れ回路システム - Google Patents

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Description

本願発明は、例えば、内部にフィルタ等が内蔵され、既設管路の一部として、脱着して交換が可能に取り付けられることで管路を形成可能な交換ユニットおよび、それを用いた流れ回路システムに関する。
流体の濾過を目的とした管路では、その管路の一部に、フィルタ等が内蔵され、脱着して交換が可能な交換ユニットを配置される。たとえば、所定量の濾過が終了した際などに、古い交換ユニットは取り外されて新しい交換ユニットに交換される。このような管路は、上流側の管路の端部と下流側の管路の端部との間に、管路の一部を欠いている。交換ユニットは、この上流側の管路の端部と下流側の管路の端部との間に、脱着可能に取り付けることが可能な構造を有している。交換ユニットには、内部に流路が形成され、その流路の両端に流路入口と流路出口を有している。流路には、フィルタ等が配置される。一般に、上流側の管路の端部と下流側の管路の端部は、マニホールドの一部として構成されていて、交換ユニットがマニホールドに取り付けられると、交換ユニットの流路入口が上流側管路の端部と接合し、流路出口が下流側管路の端部と接合する。これで、一部を欠いている管路に交換ユニットの流路が結合され、流れ回路システムの管路が完成する。
特許4723531号公報 特開平3−123689号公報
特許文献1には、既設管路の一部として、脱着して交換が可能に取り付けられることで管路を形成可能な交換ユニットの一例が開示されている。特許文献1では、マニホールドの上流側の管路の端部と下流側の管路の端部との間の距離が不変であって、これらの端部の間に交換ユニットが、交換ユニットの流路入口と流路出口のうち、いずれか一方を枢軸として、枢動動作により取り付けられる。しかし、枢動動作による交換ユニットの取り付けでは、枢軸と反対側端の可動域が大きいため、その交換のシール材には、偏って摩擦が生じるため、シール材の摩耗が大きくなる。
これに対し、特許文献2には、流し台で使用される浄水器カートリッジが開示されている。ここでは、スライド可能なスリーブ管を具備するマニホールドと、浄水器カートリッジが開示され、マニホールド側において、上流側の管路の端部と下流側の管路の端部との間の距離は、変動しない。特許文献2に開示される浄水器カートリッジでは、浄水器カートリッジの流路の一端がマニホールドの管路の一端に螺嵌され、マニホールドの管路の他端に、マニホールドのスリーブ管が延出して結合する浄水器カートリッジが開示されている。しかし、螺嵌による結合は作業者にとっては煩雑であるとともに、圧力が高い流体に対しては、単にスライド可能なスリーブ管がマニホールドの管路の他端に対して延出して結合する形式は採用できない。また、濾過対象が固化しやすい工業用の濾過装置には、マニホールドに可動部を配置すると、流体に含まれている固着物が可動部の可動箇所に固着し不利である。さらには、特許文献2に開示されているような単一のみの径からなる細いスリーブ管では、一定の長さがなければ、摺動操作が困難であり、また剛性が確保される構造を作ることが困難となる。特に、特許文献2の形態の場合には、窪みに管を挿入する形態では、スライド管を保持することが困難である。
第一管路端部と第二管路端部とを有し、前記第一管路端部は窪み部を有する流れ回路のマニホールドにおいて、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に脱着可能な交換ユニットであって、前記交換ユニットは、第一の幅を有する第一流路端部と、前記第一の幅より大きい第二の幅を有する本体部と、前記第一流路端部と反対側に位置する第二流路端部と、前記第一の幅よりも大きく前記第一流路端部の外側で前記第一流路端部を内包する部分と、前記第二の幅より大きく前記本体部の外側で前記本体部を内包する部分とを備える摺動延出部とを有し、前記摺動延出部は、前記本体部と前記第一流路端部とに沿って前記本体部から延出可能であって、延出した際に、前記摺動延出部は前記第一管路端部の前記窪み部に挿入可能である交換ユニット、により解決する。
さらには、流れ回路の一部のマニホールドと、そのマニホールドに脱着可能な交換ユニットとを備える流れ回路システムであって、前記マニホールドは、窪み部を有する第一管路端部と第二管路端部とを有し、前記交換ユニットは、第一の幅を有する第一流路端部と、前記第一の幅より大きい第二の幅を有する本体部と、前記第一流路端部と反対側に位置する第二流路端部と、前記第一の幅よりも大きく前記第一流路端部の外側で前記第一流路端部を内包する部分と、前記第二の幅より大きく前記本体部の外側で前記本体部を内包する部分とを備える摺動延出部とを有し、前記摺動延出部は、前記本体部と前記第一流路端部とに沿って前記本体部から延出可能であって、延出した際に、前記摺動延出部は前記第一管路端部の前記窪み部に挿入可能である流れ回路システム、により解決する。
また、第一管路端部と、その第一管路端部と対向する第二管路端部とを有する流れ回路のマニホールドにおいて、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に、所定の取り付け方向から脱着可能に取り付けるための交換ユニットであって、前記交換ユニットは、本体部と、前記本体部から延在する第一流路端部と、前記本体部から前記第一流路端部が延在する方向と反対方向に延在し、フランジを有する第二流路端部とを備え、前記第一流路端部に沿って前記本体部に対して移動可能であって、前記本体部の側と反対側にフランジを有する摺動延出部とを有し、前記交換ユニットの前記取り付け方向において、前記マニホールドの前記第一管路端部は前記摺動延出部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記マニホールドの前記第二管路端部は前記第二流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記摺動延出部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとを、それぞれ、前記マニホールドの前記第一管路端部の開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の開口とに挿入することにより、前記摺動延出部が前記本体部に対して相対的に移動して、前記摺動延出部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとの距離が変化して、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に取り付けられる交換ユニットにより、解決する。
流れ回路の一部のマニホールドと、そのマニホールドに脱着可能な交換ユニットとを備える流れ回路システムであって、前記マニホールドは、第一管路端部と第二管路端部とを有し、前記交換ユニットは、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に、所定の取り付け方向から脱着可能に取り付けるためのものであって、前記交換ユニットは、本体部と、前記本体部から延在する第一流路端部と、前記本体部から前記第一流路端部が延在する方向と反対方向に延在し、フランジを有する第二流路端部とを備え、前記第一流路端部に沿って前記本体部に対して移動可能であって、前記本体部の側と反対側にフランジを有する摺動延出部とを有し、前記交換ユニットの前記取り付け方向において、前記マニホールドの前記第一管路端部は前記摺動延出部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記マニホールドの前記第二管路端部は前記第二流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記摺動延出部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとを、それぞれ、前記マニホールドの前記第一管路端部の開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の開口とに挿入することにより、前記摺動延出部が前記本体部に対して相対的に移動して、前記摺動延出部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとの距離が変化して、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に取り付けられる流れ回路システムにより、解決する。
第一管路端部と、その第一管路端部と対向する第二管路端部とを有する流れ回路のマニホールドにおいて、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に、所定の取り付け方向から脱着可能に取り付けるための交換ユニットであって、前記交換ユニットは、一端に開口を有する本体部と、前記本体部から延在し、フランジを有する第一流路端部と、前記本体部と反対側に延在し、前記本体部に対して移動可能に取り付けられ、一端に前記本体部の前記開口を覆う閉鎖面を有し、他端にフランジを有する第二流路端部と、を備え、前記交換ユニットの前記取り付け方向において、前記マニホールドの前記第一管路端部は前記第一流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記マニホールドの前記第二管路端部は前記第二流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとを、それぞれ、前記マニホールドの前記第一管路端部の開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の開口とに挿入することにより、前記第二流路端部が前記本体部に対して相対的に移動して、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとの距離が変化して、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に取り付けられる交換ユニットにより、解決する。
流れ回路の一部のマニホールドと、そのマニホールドに脱着可能な交換ユニットとを備える流れ回路システムであって、前記マニホールドは、第一管路端部と第二管路端部とを有し、前記交換ユニットは、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に、所定の取り付け方向から脱着可能に取り付けるためのものであって、前記交換ユニットは、一端に開口を有する本体部と、前記本体部から延在し、フランジを有する第一流路端部と、前記本体部と反対側に延在し、前記本体部に対して移動可能に取り付けられ、一端に前記本体部の前記開口を覆う閉鎖面を有し、他端にフランジを有する第二流路端部と、を備え、前記交換ユニットの前記取り付け方向において、前記マニホールドの前記第一管路端部は前記第一流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記マニホールドの前記第二管路端部は前記第二流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとを、それぞれ、前記マニホールドの前記第一管路端部の開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の開口とに挿入することにより、前記第二流路端部が前記本体部に対して相対的に移動して、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとの距離が変化して、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に取り付けられる流れ回路システムにより、解決する。
本発明により、上流側の管路の端部と下流側の管路の端部との間の距離が不変な既設管路に、上流側の管路の端部と下流側の管路の端部とのいずれ一方を回転中心とする回転動作を用いることなく、並進動作のみで、脱着可能に取り付けが可能となる。
本発明が適用される交換ユニットと流れ回路の一部を示している。 図1の断面2−2を示した図であって、本発明の交換ユニットがマニホールドに取り付けられる直前の交換ユニットとマニホールドとの位置関係を示した図である。 摺動延出部が本体部に沿って延出するための構造の例を示した図である。 交換ユニットのフランジ面がマニホールドに取り付けられる際のフランジ面付近を拡大した図である。 交換ユニットの一端がマニホールドに取り付けられた状態を示した図である。 交換ユニットが完全にマニホールドに取り付けられた状態を示した図である。 実施例2の第一の態様の交換ユニットであって、取り付け前の状態を示している。 実施例2の第一の態様の交換ユニットであって、取り付け後の状態を示している。 実施例2の第二の態様の交換ユニットであって、取り付け前の状態を示している。 実施例2の第二の態様の交換ユニットであって、取り付け後の状態を示している。
(実施例1)
図1から図4を参照して、本願発明の実施例について説明する。図1は、流れ回路の一部を示している。図2は、図1の断面2−2を示している。流れ回路には、マニホールド1が配置されている。マニホールド1は、第一管路端部11と、第二管路端部12とを備えている。マニホールド1が取り付けられている流れ回路は、第一管路端部11と第二管路端部12との間に、流路の欠落部を有している。第一管路端部11と第二管路端部12とは、互いに向かい合って配置され、それぞれはたとえばブロック状の部材とすることができる。たとえば、第一管路端部11には流体源(不図示)に接続されている管路11aが接続されて流れ回路の上流側を形成し、一方、第二管路端部12には流体の排出先(不図示)に接続されている管路12aが接続されて流れ回路の下流側を形成するようにできる。ただし、マニホールド1における上流および下流の関係は、一例であり、逆に設定できる。以下、本明細書では、一例として、第一管路端部11側を上流側と、第二管路端部12を下流側として説明する。
第一管路端部11と第二管路端部12のそれぞれは、互いに対向する対向面11cと対向面12cとを有している。この互いに対向する対向面11cと対向面12cの間の距離Hは不変である。交換ユニット3は、この距離Hの間に脱着可能に取り付けられる。
第二管路端部12は、対向面12cから対向面11cに向かう方向に対して横方向に開口12bを有している。対向面12cから対向面11cに向かう方向は、代表的には対向面12cの法線方向であるが、対向面12cから対向面11cに向かう方向に対して横方向となっている限り、必ずしも厳密に法線方向である必要はない。第一管路端部11は、第二管路端部12の対向面12cから第一管路端部11の対向面11cに向かう方向に、延在する方向に深さdの窪み部11bを有している。
流体源(不図示)に接続されている管路11aは窪み部11bに接続されており、流体の排出先に接続されている管路12aは、対向面12cに接続されている。一般には、流路抵抗を減らすため、第一管路端部11の管路11aと第二管路端部12の管路12aは、それぞれが一直線上に位置するように配置することが好ましいが、位置をずらし、または一方に対して、他方を傾けてもよい。窪み部11bは、第一管路端部11の管路11aの軸方向が窪み部11bの深さ方向となるように配置される。第一管路端部11は窪み部11bが配置されているので、ここに交換ユニット3の管口を挿入する際には、交換ユニット3の管口を対向面12cから対向面11cに向かう方向に挿入する。第一管路端部11の管路11aと第二管路端部12の管路12aとを一直線上に配置した場合には、第一管路端部11の管路11aの軸方向に向かって、交換ユニット3の管口を挿入することになる。一方、第二管路端部12の開口12bは、第二管路端部12の管路12aが延在する方向に対して横方向(代表的には垂直方向)に配置されていることになる。
本実施例では、マニホールド1の下側に位置する第一管路端部11に、その管路の延在する方向に沿って形成された開口11dを有する窪み部11bを配置し、マニホールド1の上側に位置する第二管路端部12に、その管路の延在する方向と垂直方向にそって形成された開口12bを配置した例で説明した。しかし、窪み部11bをマニホールド1の上側の第二管路端部12に配置し、管路の延在する方向と垂直方向に配置される開口12bをマニホールド1の下側の第一管路端部11に配置してもよい。
すなわち、本発明における流れ回路システムの一部を構成するマニホールド1は、流れ回路の一部である流路の欠落部であって、その欠落部の一端たる第一管路端部11と他端たる第二管路端部12との間に、交換ユニット3の内部の流路が接合されることで流れ回路システムが完成するものである。そして、流路の欠落部であるマニホールド1の一端には、その一端から他端に至る方向に対して横方向に開口12bを具備し、マニホールド1の他端にはその一端から他端に至る方向に穿設された窪み11bを有している。
交換ユニット3は、第一流路端部31と、第二流路端部32と、本体部33と、摺動延出部34とを備えている。本体部33は、内部が中空であって、その中空部にはたとえばフィルタ等35が配置される。フィルタ等35とは、フィルタ部材イオン交換樹脂、ゼオライトまたは珪藻土などの吸着剤、またはその吸着剤とフィルタ部材の組み合せた部材などである。交換ユニット3の内部には、第一流路端部31からフィルタ等35を通って第二流路端部32へと至る流路が形成されている。第一流路端部31は、たとえば第一の幅D1を有している。第一流路端部31は、代表的には、図2に示すように、第一の幅D1を直径とする円筒形状とすることができる。本体部33は、たとえば第二の幅D2を有している。本体部33は、代表的には、図2に示すように、第二の幅D2を直径とする円筒形状とすることができる。第一流路端部31から本体部にかけては、第一の幅D1から第二の幅D2へと滑らかに変化するような形状とできる。
交換ユニット3の第一流路端部31側には、摺動延出部34が取り付けられている。摺動延出部34は、第一流路端部31と本体部33の少なくとも一部を覆う形状となっている。摺動延出部34のうち第一流路端部31の外側に位置する箇所は、内径がほぼ第一の幅D1を有していて、摺動延出部34のうち本体部33の外側に位置する箇所は、内径がほぼ第二の幅D2を有している。すなわち、摺動延出部34は、第一の幅D1より大きく本体部33の外側で本体部33を内包する部分と、第二の幅D2よりも大きく第一流路端部31の外側で第一流路端部31を内包する部分とを備える。摺動延出部34のうち、第一流路端部31の外側に位置する箇所には、第一流路端部31の外表面と摺動延出部34の内表面との間を密閉するОリングなどのシール材31aが配置されている。
摺動延出部34は、第一流路端部31の外側に位置する箇所は第一流路端部31に沿って、また本体部33の外側に位置する箇所は本体部33に沿って、摺動可能である。たとえば、本体部33の外側に位置する箇所の内側には、たとえばガイド溝が配置されていて本体部33の一部がそのガイド溝に係合して、摺動する。ガイド溝は、第一流路端部31が延在する方向にそって配置されていてもよいし、第一流路端部31が延在する方向の軸まわりにスパイラル形状に配置されていてもよい。前者の場合には、摺動延出部34は、第一流路端部31が延在する方向にそって移動して延出し、後者の場合には摺動延出部34は、第一流路端部31が延在する方向の軸まわりに回転しながら延出することになる。これらは、用途に応じて、選択することが可能である。摺動延出部34は延出することで、マニホールド1の第一管路端部11の窪み部11b内に挿入される。摺動延出部34の先端の外表面の側には、Оリングなどのシール材34aが配置されている。
マニホールド1の窪み部11bは、たとえば第三の幅D3を具備していて、代表的には、図2に示すように、第三の幅D3を直径とする円筒形状とすることができる。摺動延出部34は、その外径がほぼ第三の幅D3を有していて、この幅(径)はシール材34aがこの窪み部11bの内壁に押しつぶされた状態で挿嵌され摺動可能な幅(径)となっている。
摺動延出部34は本体部33の外側に収納された収納状態から、摺動延出部34の先端が第一流路端部31の先端を超える延出状態まで延出する。交換ユニット3は、摺動延出部34の収納状態では、第一流路端部31と第二流路端部32との間の全長は、マニホールド1の第一管路端部11の管路11aと第二管路端部12の管路12a間の距離Hより小さく、摺動延出部34の延出状態では、第一流路端部31と第二流路端部32との間の全長は、その距離Hより長くなる。また、交換ユニット3は、摺動延出部34が最も長く延出した延出状態でも、第一流路端部31のシール材31aが摺動延出部34のうち第一流路端部31の外側に位置するように、第一の幅D1の領域に配置されている。このため、摺動延出部34が最も長く延出した延出状態でも、第一流路端部31のシール材31aと摺動延出部34との間が密着し、流体が漏れることはない。摺動延出部34の内径と、第一流路端部31の外径は、収納状態から延出状態との間のいずれの箇所においても、シール材31aにより、常に第一流路端部31の外表面と摺動延出部34の内表面との間を密閉するために、一定とすることが好ましい。第一流路端部31の外表面と摺動延出部34の内表面との間を密閉するためには、シール材31aを第一流路端部31の外表面に配置することが一般的であるが、摺動延出部34の内表面側に配置してもよい。
図3は、摺動延出部34を本体部33に沿って延出するための構造の例を示している。係合部位を本体部33に、一方、その係合部位を受容する受容部位を摺動延出部34に配置し、係合部位が受容部位と係合しながら、本体部33に沿って、摺動延出部34を摺動させるものである。たとえば、一の例として、図3の実線で示したように、本体部33に係合部位たる突起36を配置する。摺動延出部34には、受容部位として突起36が移動可能な長孔34bが穿設されていて、突起36が長孔34bに沿って摺動延出部34の先端が第一流路端部31の先端を超える延出状態まで延出可能とするものである。長孔34bの長さは、摺動延出部34の移動距離に対応して設定する。また、 別の例としては、係合部位たる突起36が移動可能な受容部位を斜めに穿設する方法であり、一点鎖線で示すように、摺動延出部34にスパイラル形状の長孔34cを受容部位として配置し、突起36を長孔34cを移動可能とすることにより、摺動延出部34の先端が第一流路端部31の先端を超える延出状態まで延出可能とするものである。さらに、別の例としては、係合部位として本体部33に長突起33aを配置し、摺動延出部34の内面に、受容部位として長突起33aと係合する係合溝34dを配置する。この場合、長突起33aが係合溝34と係合しながら、摺動延出部34が延出可能となるものである。長突起33aと係合溝34との長さは、延出させたい距離に対応するように設定可能である。このように、摺動延出部34を本体部33に沿って延出する構造として、係合部位と受容部位はさまざまな形態をとることができる。
交換ユニット3の第二流路端部32側には、フランジ32aが取り付けられている。フランジ32aのフランジ面にはОリングなどのシール材32bが配置されている。図4は、フランジ32aとマニホールド1の第二管路端部12の部分を拡大した断面図である。フランジ32aは、第二管路端部12の管路12aと垂直方向に第二管路端部12の開口12bから、マニホールド1の第二管路端部12に挿入可能となっている。開口12bは、フランジ32aが挿入されると、そのフランジ面が第二管路端部12の管路12aの対向面12cに自然に押し付けられるようになっている。たとえば、第二管路端部12の対向面12cと反対側の傾斜面12dを配置する。傾斜面12dの傾斜は、フランジ32aが開口12bから内部に挿入されるにしたがって、対向面12cと傾斜面12dとの距離が縮まるような傾斜である。これによって、フランジ32aが開口12b挿入されるにしたがって、楔効果により、フランジ32aのフランジ面が、第二管路端部12の対向面12cにしっかりと押圧される。
続いて、図2と図5と図6を参照して、どのように交換ユニット3がマニホールド1に取り付けられるかについて説明する。図2は、マニホールド1に取り付けられる直前の交換ユニット3とマニホールド1との位置関係を示した図である。図5は、交換ユニット3の一端である第二流路端部32がマニホールド1に取り付けられた状態を示した図である。図6は、交換ユニット3が完全にマニホールド1に取り付けられた状態を示した図である。作業者は、交換ユニット3を、交換ユニット3の第一流路端部31がマニホールド1の第一管路端部11の方向を向き、交換ユニット3の第二流路端部32がマニホールド1の第二管路端部12の方向を向くように、マニホールド1付近に配置する(図2)。そして、交換ユニット3を、並進動作により、交換ユニット3のフランジ32aをマニホールド1の第二管路端部12の開口12b内に挿入して、交換ユニット3がマニホールド1の第一管路端部11と第二管路端部12との間に位置するように設置する(図5)。交換ユニット3のフランジ32aは、開口12b内に挿入されるにしたがって、より強くフランジ32aが対向面12cに押し付けられる。交換ユニット3のフランジ32aが開口12bに完全に挿入された後に、交換ユニット3の摺動延出部34を延出して、摺動延出部34を窪み部11b内に挿入する(図6)。これで、マニホールド1への交換ユニット3の取り付けが完了する。交換ユニット3をマニホールド1から取り外すときは、上記と逆の過程をおこなう。
摺動延出部34が、窪み部11b内に挿入され固定されている際には、窪み部11bの内壁と摺動延出部34の外形部に配置されているシール材34aとが密着し、摺動延出部34の内壁と交換ユニット3の本体部33に配置されているシール材31aとが密着して、上流側の管路11aからの流体が外に漏れることなく、交換ユニット3の内部に導入される。また、フランジ32aが対向面12cに密着することで、交換ユニット3の内部から流出する流体が外に漏れることなく、下流側の管路12aに導入される。このように、交換ユニット3は、並進動作により、簡易で、かつシール材に偏った力が付与されることなく、マニホールド1に取り付けられる。
この実施の形態の場合、交換ユニット3の摺動延出部34が、本体部3の外側にも位置することで、作業者は、窪み部11b内に挿入すべき摺動延出部34の先端を保持することなく、摺動延出部34の本体部3の外側の箇所を操作することで摺動延出部34の先端を窪み部11b内に挿入することが可能となり、操作性が向上する効果を奏する。
(実施例2)
図6から図10を参照して、本願発明の実施例2について説明する。実施例1では、交換ユニット1を、マニホールド1の第一管路端部11と第二管路端部12との間に向かって、並進動作にて挿入し、続く過程で、摺動延出部34を操作してその先端を窪み部11bに挿入するものである。これに対し、本願発明の実施例2は、交換ユニット3を、マニホールド1の第一管路端部と第二管路端部12との間に向かって並進動作にて挿入する過程において、同時に、交換ユニット3の第一流路端部31および第二流路端部32とマニホールド1の第一管路端部11および第二管路端部12との結合を行おうとするものである。
まず、図7および図8を参照して、実施例2の第一の態様を説明する。図7は、実施例2のマニホールド5の第一管路端部51と第二管路端部52との間に向かって交換ユニット6を並進動作にて挿入する前の状態を示し、図8は挿入後の状態を示している。流れ回路には、マニホールド5が配置されている。マニホールド5は、第一管路端部51と、第二管路端部52とを備えている。マニホールド5が取り付けられている流れ回路は、第一管路端部51と、第二管路端部52との間に、流路の欠落部を有している。第一管路端部51と第二管路端部52とは、互いに向かい合って配置され、それぞれはたとえばブロック状の部材とすることができる。たとえば、第一管路端部51には流体源(不図示)に接続されている管路51aが接続されて流れ回路の上流側を形成し、一方、第二管路端部52には流体の排出先(不図示)に接続されている管路52aが接続されて流れ回路の下流側を形成するようにできる。ただし、マニホールド5における上流および下流の関係は、一例であり、逆に設定できる。以下、本明細書では、一例として、第一管路端部51側を上流側と、第二管路端部52を下流側として説明する。
第一管路端部51と第二管路端部52のそれぞれは、互いに対向する対向面51cと対向面52cとを有している。この互いに対向する対向面51cと対向面52cの間の距離Hは不変である。交換ユニット6は、この距離Hの間に脱着可能に取り付けられる。
第一管路端部51は、対向面52cから対向面51cに向かう方向に対して横方向に開口51bを有している。同様に、第一管路端部52は、対向面52cから対向面51cに向かう方向に対して横方向に開口52bを有している。対向面52cから対向面51cに向かう方向は、代表的には対向面51cまたは対向面52cの法線方向であるが、対向面52cから対向面51cに向かう方向に対して横方向となっている限り、必ずしも厳密に法線方向である必要はない。
流体源(不図示)に接続されている管路51aは第一管路端部51の対向面51cに接続されており、流体の排出先に接続されている管路52aは、第二管路端部52の対向面52cに接続されている。一般には、流路抵抗を減らすため、第一管路端部51の管路51aと第二管路端部52の管路52aは、それぞれが一直線上に位置するように配置することが好ましいが、位置をずらし、または一方に対して、他方を傾けてもよい。
すなわち、本発明における流れ回路システムの一部を構成するマニホールド5は、流れ回路の一部である流路の欠落部であって、その欠落部の一端たる第一管路端部51と他端たる第二管路端部52との間に、交換ユニット6の内部の流路が接合されることで流れ回路システムが完成するものである。そして、流路の欠落部であるマニホールド5の一端および他端には、その一端から他端に至る方向に対して横方向に、それぞれ開口51bと開口52bとを具備している。
交換ユニット6は、第一流路端部61と、第二流路端部62と、本体部63と、摺動延出部64とを備えている。本体部63は、内部が中空であって、その中空部にはたとえばフィルタ等65が配置され、フィルタ等65とは、フィルタ部材イオン交換樹脂、ゼオライトまたは珪藻土などの吸着剤、またはその吸着剤とフィルタ部材の組み合せた部材などである。交換ユニット6の内部には第一流路端部61からフィルタ等65を通って第二流路端部62へと至る流路が形成されている。
交換ユニット6の第一流路端部61には、摺動延出部64が取り付けられている。摺動延出部64は、第一流路端部61の少なくとも一部を覆う形状となっている。摺動延出部64のうち、第一流路端部61の外側に位置する箇所には、第一流路端部61の外表面と摺動延出部64の内表面との間を密閉するОリングなどのシール材61aが配置されている。
摺動延出部64は、本体部63に近づくように、または離れるように、第一流路端部61に沿って、摺動可能である。たとえば、本体部63の外側に位置する箇所の内側には、たとえばガイド溝(不図示)が配置されていて本体部63の一部がそのガイド溝に係合して、摺動する。摺動延出部64は本体部63の外側において、収納された収納状態から、摺動延出部64の先端が第一流路端部61の先端を超える延出状態まで延出する。
交換ユニット6の第二流路端部62には、第二流路端部62が延在する方向に対して垂直方向に広がるフランジ62aを有している。交換ユニット6の第一流路端部61にそって摺動する摺動延出部64には、第一流路端部61が延在する方向に対して垂直方向に広がるフランジ64aを有している。フランジ64aとフランジ62aとは、交換ユニット6の第一流路端部61をマニホールド5の第一管路端部51に向け、交換ユニット6の第二流路端部62をマニホールド5の第二管路端部52に向けた状態において開口51bと開口52bと平行になるように位置している。開口51bはフランジ64aを開口51bで受容可能なように、ほぼフランジ幅で形成されている。また、開口52bも、フランジ62aを開口52bで受容可能なように、ほぼフランジ幅で形成されている。
開口51bと開口52bとは、それぞれの開口入り口部分に、交換ユニット6をマニホールド5の第一管路端部51と第二管路端部52との間に挿入する取り付け方向(対向面52cから対向面51cに向かう方向に対して横方向)に、開口51bと開口52bの入り口から奥側に向かって狭まるような傾斜面51dと傾斜面52dとを有している。そして、開口51cと開口52cとのそれぞれの奥側では、フランジ62aとフランジ64aとを、それぞれ対向面51cと対向面52cとに押し付けることが可能となっている。フランジ64aとフランジ62aとには、それぞれ、対向面51cと対向面52cとに当接する箇所に、Oリングなどのシール材64bとシール材62bが配置されている。フランジ62aとフランジ64aとが、それぞれ対向面51cと対向面52cとに押し付けられることで、シール材64bとシール材62bが対向面51cと対向面52cとに密着する。なお、シール材64bとシール材62bは、フランジ62aとフランジ64aではなく、対向面51cと対向面52cとに配置してもよい。
続いて、図8を参照して、どのように交換ユニット6がマニホールド5に取り付けられるかについて説明する。作業者は、交換ユニット6を、交換ユニット6の第一流路端部61がマニホールド5の第一管路端部51の方向を向き、交換ユニット6の第二流路端部62がマニホールド5の第二管路端部52の方向を向くように、マニホールド1付近に配置する(図7)。そして、交換ユニット6を、並進動作により、交換ユニット6のフランジ64aとフランジ62aとを、それぞれマニホールド5の第一管路端部51の開口51b内に、マニホールド5の第二管路端部52の開口52b内に徐々に挿入していく。交換ユニット6のフランジ64aとフランジ62aは、それぞれ、開口51bの入り口部の傾斜面51dと開口52bの入り口部の傾斜面52dと接触する。
交換ユニット6のフランジ64aは、摺動延出部64であるので、フランジ64aとフランジ62aとを、それぞれ、開口51bと開口52bとの中に挿入されるにしたがって、摺動延出部64が交換ユニット6の第一流路端部61に沿って、本体部63から離れるように移動する。フランジ64aとフランジ62aとを、それぞれ、開口51bと開口52bとの中に完全に挿入されると、フランジ64aは対向面51cに、フランジ62aは対向面52cに押し付けられて密着し、管路51aと管路52aとのそれぞれが、交換ユニット6内の流路と流体的に連通するものである。すなわち、本発明の実施例2は、交換ユニット6は、フランジ64aとフランジ62aとを、それぞれ、開口51bと開口52bとの中に完全に挿入する過程により、同時に、管路51aと管路52aとのそれぞれが、交換ユニット6内の流路と流体的に連通し、流れ回路の欠落部が完成するものである。これにより、交換ユニット6をマニホールド5の第一管路端部51および第二管路端部52に押し込むという簡略な一過程で、交換ユニット6マニホールド5の構造的な取り付けと、内部の流路の結合とを、実行することができるという有利な効果を奏するものである。交換ユニット6をマニホールド5から取り外すときは、上記と逆の過程をおこなう。
実施例2の第一の態様では、摺動延出部64を交換ユニット6の第一流路端部61の外側に配置した。しかし、本体部63に対して延出できる限り、第一流路端部61の外側に配置することに限られない。空間が許す限り、第一流路端部61の内側に配置してもよい。さらには、第一流路端部61のみではなく、第一流路端部61と第二流路端部62との両方に配置してもよい。
続いて、図9および図10を参照して、実施例2の第二の態様を説明する。図9は、実施例2の第二の態様であって、マニホールド5の第一管路端部51と第二管路端部52との間に向かって交換ユニット8を並進動作にて挿入する前の状態を示し、図10はその挿入後の状態を示している。実施例2の第一の態様では、摺動延出部64を、第一流路端部61と、第二流路端部62と、本体部63と異なる部材として配置した。しかし、第一流路端部61と、第二流路端部62と、本体部63とのいずれかの部分を、摺動延出部64とすることもできる。ここでは、実施例2の第二の態様として、第二流路端部62を、摺動延出部とする例を説明する。以下、実施例2の第一の態様と同一の部分は省略し、異なる点について説明する。
実施例2の第二の態様において、マニホールド5は、実施例2の第一の態様と同一である。実施例2の第二の態様において、交換ユニット8は、第一流路端部81と、第二流路端部82と、本体部83とを備えている。本体部83は、内部が中空であって、その中空部にフィルタ等85が配置される点は実施例2の第一の態様と同様である。
実施例2の第二の態様において、実施例2の第一の態様と異なる点は、第二流路端部82が本体部83に対して、可動である点である。第二流路端部82を本体部83に対して、可動とする方法はさまざま考えられるが、たとえば、以下の方法がある。
たとえば、交換ユニット8の本体部83には第一流路端部81が接続され、その反対側には開口83aが配置される。第二流路端部82は、内部に貫通孔を有する細長管であるとともに、細長管の一端に、細長管の延在する方向に対して直角に広がるフランジ82aを有している。第二流路端部82は、フランジ82aが配置される端部と反対側の端部には、細長管の延在する方向に対して直角に広がる閉鎖蓋82cを具備している。たとえば、閉鎖蓋82cは、円筒状部を有している。閉鎖蓋82cの円筒状部は、交換ユニット8の本体部83の開口83a内に、本体部83の内面と閉鎖蓋82cの円筒状部の外面とが接触するように挿管され、開口83aを閉鎖する閉鎖面として機能する。閉鎖蓋82cの円筒状部の外面には、Oリングなどのシール材が取り付けられていて、本体部83の内面と閉鎖蓋82cの円筒状部の外面とが密着し、内部の流体が漏れない状態を実現することができる。本体部83の内面と閉鎖蓋82cの円筒状部の外面とは、たとえば係合溝(不図示)などにより係合し、これにより、第二流路端部82は、本体部83に対して移動可能となり、第一の態様における摺動延出部として機能する。第二流路端部82は、本体部83に近づくように、または離れるように、摺動可能である。これにより、第一流路端部81のフランジ81aのフランジ面から第二流路端部82のフランジ82aのフランジ面までの距離hは可変となる。交換ユニット8をマニホールド5に取り付ける過程で、マニホールド5の第一管路端部51の対向面51cと第二管路端部52の対向面52cとの間の距離Hに合うように、第二流路端部82が伸縮をする。
続いて、図10を参照して、どのように交換ユニット8がマニホールド5に取り付けられるかについて説明する。作業者は、交換ユニット8を、交換ユニット8の第一流路端部81がマニホールド5の第一管路端部51の方向を向き、交換ユニット8の第二流路端部82がマニホールド5の第二管路端部52の方向を向くように、マニホールド1付近に配置する(図9)。そして、交換ユニット8を、並進動作により、交換ユニット8のフランジ81aとフランジ82aとを、それぞれ、マニホールド5の第一管路端部51の開口51b内に、マニホールド5の第二管路端部52の開口52b内に、徐々に挿入していく。交換ユニット8のフランジ81aとフランジ82aは、それぞれ、開口51bの入り口部の傾斜面51dと開口52bの入り口部の傾斜面52dと接触する。
交換ユニット8のフランジ81aとフランジ82aとが、それぞれ、開口51bと開口52bとの中に挿入されるにしたがって、第二流路端部82が本体部83から離れるように移動する。フランジ81aとフランジ82aとが、それぞれ、開口51bと開口52bとの中に完全に挿入されると、フランジ81aは対向面51cに、フランジ82aは対向面52cに押し付けられて密着し、管路51aと管路52aとのそれぞれが、交換ユニット8内の流路と流体的に連通するものである。すなわち、本発明の実施例2では、交換ユニット8は、フランジ81aとフランジ82aとを、それぞれ、開口51bと開口52bとの中に完全に挿入する過程により、同時に、管路51aと管路52aとのそれぞれが、交換ユニット8内の流路と流体的に連通し、流れ回路の欠落部が完成するものである。これにより、交換ユニット8をマニホールド5の第一管路端部51および第二管路端部52に押し込むという簡略な一過程で、交換ユニット8マニホールド5の構造的な取り付けと、内部の流路の結合とを、実行することができるという有利な効果を奏するものである。交換ユニット8をマニホールド5から取り外すときは、上記と逆の過程をおこなう。
1 5 マニホールド
3 6 8 交換ユニット
11 第一管路端部
12 第二管路端部
31 第一流路端部
32 第二流路端部
33 本体部
34 摺動延出部
35 フィルタ等
51 第一管路端部
52 第二管路端部
61 第一流路端部
62 第二流路端部
63 本体部
64 摺動延出部
65 フィルタ等
81 第一流路端部
82 第二流路端部
83 本体部
85 フィルタ等

Claims (8)

  1. 第一管路端部と第二管路端部とを有し、前記第一管路端部は窪み部を有する流れ回路のマニホールドにおいて、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に脱着可能な交換ユニットであって、
    前記交換ユニットは、
    第一の幅を有する第一流路端部と、
    前記第一の幅より大きい第二の幅を有する本体部と、
    前記第一流路端部と反対側に位置する第二流路端部と、
    前記第一の幅よりも大きく前記第一流路端部の外側で前記第一流路端部を内包する部分と、前記第二の幅より大きく前記本体部の外側で前記本体部を内包する部分とを備える摺動延出部とを有し、
    前記摺動延出部は、前記本体部と前記第一流路端部とに沿って前記本体部からの延出が可能であって、延出した際に、前記摺動延出部は前記第一管路端部の前記窪み部に挿入可能である交換ユニット。
  2. 請求項1に記載した交換ユニットであって、
    前記本体部は係合部位を有し、前記摺動延出部は受容部位を有し、
    前記本体部と前記摺動延出部とのいずれか一方に配置されるシール材であって、そのシール材はその他方と接触し、
    前記係合部位が前記受容部位と係合し、前記本体部と前記第一流路端部とに沿って前記本体部からの前記延出を行う交換ユニット。
  3. 流れ回路の一部のマニホールドと、そのマニホールドに脱着可能な交換ユニットとを備える流れ回路システムであって、
    前記マニホールドは、
    窪み部を有する第一管路端部と第二管路端部とを有し、
    前記交換ユニットは、
    第一の幅を有する第一流路端部と、
    前記第一の幅より大きい第二の幅を有する本体部と、
    前記第一流路端部と反対側に位置する第二流路端部と、
    前記第一の幅よりも大きく前記第一流路端部の外側で前記第一流路端部を内包する部分と、前記第二の幅より大きく前記本体部の外側で前記本体部を内包する部分とを備える摺動延出部とを有し、
    前記摺動延出部は、前記本体部と前記第一流路端部とに沿って前記本体部からの延出が可能であって、延出した際に、前記摺動延出部は前記第一管路端部の前記窪み部に挿入可能である流れ回路システム。
  4. 請求項3に記載した流れ回路システムであって、
    前記本体部は係合部位を有し、前記摺動延出部は受容部位を有し、
    前記本体部と前記摺動延出部とのいずれか一方に配置されるシール材であって、そのシール材はその他方と接触し、
    前記係合部位が前記受容部位と係合し、前記本体部と前記第一流路端部とに沿って前記本体部からの前記延出を行う流れ回路システム。
  5. 第一管路端部と、その第一管路端部と対向する第二管路端部とを有する流れ回路のマニホールドにおいて、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に、所定の取り付け方向から脱着可能に取り付けるための交換ユニットであって、
    前記交換ユニットは、
    本体部と、
    前記本体部から延在する第一流路端部と、
    前記本体部から前記第一流路端部が延在する方向と反対方向に延在し、フランジを有する第二流路端部とを備え、
    前記第一流路端部に沿って前記本体部に対して移動可能であって、前記本体部の側と反対側にフランジを有する摺動延出部とを有し、
    前記交換ユニットの前記取り付け方向において、前記マニホールドの前記第一管路端部は前記摺動延出部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記マニホールドの前記第二管路端部は前記第二流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、
    前記マニホールドの前記第一管路端部の前記開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の前記開口と前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口とのそれぞれの入り口に、前記フランジの厚さ方向の距離が前記交換ユニットの前記取り付け方向の奥側に向かって前記入り口から狭まる傾斜面を有し、
    前記摺動延出部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとを、それぞれ、前記マニホールドの前記第一管路端部の開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の開口とに挿入すると、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口とのそれぞれの前記傾斜面と接触し、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口との中に挿入されるにしたがって、前記摺動延出部が前記第一流路端部に沿って前記本体部から離れるように相対的に移動して、前記摺動延出部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとの距離が変化して、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口との中に完全に挿入されると前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部と前記第二管路端部とに密着する交換ユニット。
  6. 流れ回路の一部のマニホールドと、そのマニホールドに脱着可能な交換ユニットとを備える流れ回路システムであって、
    前記マニホールドは、
    第一管路端部と第二管路端部とを有し、
    前記交換ユニットは、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に、所定の取り付け方向から脱着可能に取り付けるためのものであって、
    前記交換ユニットは、
    本体部と、
    前記本体部から延在する第一流路端部と、
    前記本体部から前記第一流路端部が延在する方向と反対方向に延在し、フランジを有する第二流路端部とを備え、
    前記第一流路端部に沿って前記本体部に対して移動可能であって、前記本体部の側と反対側にフランジを有する摺動延出部とを有し、
    前記交換ユニットの前記取り付け方向において、前記マニホールドの前記第一管路端部は前記摺動延出部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記マニホールドの前記第二管路端部は前記第二流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、
    前記マニホールドの前記第一管路端部の前記開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の前記開口と前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口とのそれぞれの入り口に、前記フランジの厚さ方向の距離が前記交換ユニットの前記取り付け方向の奥側に向かって前記入り口から狭まる傾斜面を有し、
    前記摺動延出部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとを、それぞれ、前記マニホールドの前記第一管路端部の開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の開口とに挿入すると、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口とのそれぞれの前記傾斜面と接触し、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口との中に挿入されるにしたがって、前記摺動延出部が前記第一流路端部に沿って前記本体部から離れるように前記本体部に対して相対的に移動して、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口との中に完全に挿入されると前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれは、前記摺動延出部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとの距離が変化して、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部と前記第二管路端部とに密着する流れ回路システム。
  7. 第一管路端部と、その第一管路端部と対向する第二管路端部とを有する流れ回路のマニホールドにおいて、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に、所定の取り付け方向から脱着可能に取り付けるための交換ユニットであって、
    前記交換ユニットは、
    一端に開口を有する本体部と、
    前記本体部から延在し、フランジを有する第一流路端部と、
    前記本体部の前記第一流路端部が延在する方向と反対方向の前記本体部に延在し、一端が前記本体部の前記開口を覆い、他端にフランジを有して、前記本体部と密着した状態で前記本体部に対して移動可能に取り付けられる第二流路端部と、を備え、
    前記交換ユニットの前記取り付け方向において、前記マニホールドの前記第一管路端部は前記第一流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記マニホールドの前記第二管路端部は前記第二流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、
    前記マニホールドの前記第一管路端部の前記開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の前記開口と前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口とのそれぞれの入り口に、前記フランジの厚さ方向の距離が前記交換ユニットの前記取り付け方向の奥側に向かって前記入り口から狭まる傾斜面を有し、
    前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとを、それぞれ、前記マニホールドの前記第一管路端部の開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の開口とに挿入すると、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口とのそれぞれの前記傾斜面と接触し、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口との中に挿入されるにしたがって、前記第二流路端部が前記本体部に沿って前記本体部から離れるように相対的に移動して、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとの距離が変化して、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口との中に完全に挿入されると前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部と前記第二管路端部とに密着するように取り付けられる交換ユニット。
  8. 流れ回路の一部のマニホールドと、そのマニホールドに脱着可能な交換ユニットとを備える流れ回路システムであって、
    前記マニホールドは、
    第一管路端部と第二管路端部とを有し、
    前記交換ユニットは、前記第一管路端部と前記第二管路端部との間に、所定の取り付け方向から脱着可能に取り付けるためのものであって、
    前記交換ユニットは、
    一端に開口を有する本体部と、
    前記本体部から延在し、フランジを有する第一流路端部と、
    前記本体部の前記第一流路端部が延在する方向と反対方向の前記本体部に延在し、前記本体部に対して移動可能に取り付けられ、一端に前記本体部の前記開口を覆う閉鎖面を有し、他端にフランジを有する第二流路端部と、を備え、
    前記交換ユニットの前記取り付け方向において、前記マニホールドの前記第一管路端部は前記第一流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、前記マニホールドの前記第二管路端部は前記第二流路端部の前記フランジを受容可能な開口を有し、
    前記マニホールドの前記第一管路端部の前記開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の前記開口と前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口とのそれぞれの入り口に、前記フランジの厚さ方向の距離が前記交換ユニットの前記取り付け方向の奥側に向かって前記入り口から狭まる傾斜面を有し、
    前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとを、それぞれ、前記マニホールドの前記第一管路端部の開口と前記マニホールドの前記第二管路端部の開口とに挿入すると、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口とのそれぞれの前記傾斜面と接触し、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口との中に挿入されるにしたがって、前記第二流路端部が前記本体部に沿って前記本体部から離れるように相対的に移動して、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとの距離が変化して、前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部の前記開口と前記第二管路端部の前記開口との中に完全に挿入されると前記第一流路端部の前記フランジと前記第二流路端部の前記フランジとのそれぞれが前記第一管路端部と前記第二管路端部とに密着するように取り付けられる流れ回路システム。
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