JP6751896B2 - 機器制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の機器を制御する機器制御方法に関する。
従来、ユーザは、各々に専用のリモコンを用いて、照明機器、エアコン、テレビなどの複数の機器(環境設備)を制御する。複数の機器の制御を補助するためのシステムとして、例えば、特許文献1には、1回の操作で複数の機器を制御する遠隔制御システムが開示されている。
特開2004−180178号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の遠隔制御システムでは、複数の機器を操作する手順をユーザが入力しなければならず、ユーザに煩わしい作業が要求される。
そこで、本発明は、ユーザに煩雑な作業を要求することなく、複数の機器を制御することができる機器制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る機器制御方法は、複数の機器を制御する機器制御方法であって、ユーザの生活シーンの所定のパターン中で最も長く使用されている前記複数の機器の各々の動作条件を、前記複数の機器の各々の優先制御条件として決定する工程と、互いに連動させて前記複数の機器の各々の電源のオンオフを制御する工程とを含み、前記制御する工程では、さらに、前記複数の機器の少なくとも1つの機器の電源をオンした場合に、当該電源をオンした少なくとも1つの機器を各々の前記優先制御条件で動作させる。
本発明に係る機器制御方法によれば、ユーザに煩雑な作業を要求することなく、複数の機器を制御することができる。
実施の形態に係る機器制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る機器制御システムにおいて収集した時系列データの一例を示す図である。 実施の形態に係る機器制御システムにおいて生成した制御データの一例を示す図である。 実施の形態に係る機器制御システムの動作(機器制御方法)を示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態に係る機器制御方法について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
[概要]
まず、本実施の形態に係る機器制御方法を実行する機器制御システムについて説明する。図1は、本実施の形態に係る機器制御システム1の構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る機器制御システム1は、複数の機器10を制御するためのシステムである。図1に示すように、機器制御システム1は、複数の機器10と、複数の機器10の各々を操作する複数のリモコン20と、制御装置100とを備える。
複数の機器10は、制御対象となる機器であり、例えば、住宅のリビングルーム又は寝室などの所定の空間に設置された電化製品などである。複数の機器10の個数については、特に限定されないが、例えば3個である。複数の機器10には、ユーザが使用する頻度が高い機器、又は、同時に使用する頻度が高い2個以上の機器が含まれる。本実施の形態では、複数の機器10は、各々に対応する複数のリモートコントローラ(リモコン20)から送信される赤外線データによって制御される。
複数のリモコン20は、それぞれが複数の機器10に一対一で対応している。リモコン20は、対応する機器10の電源のオンオフを操作する。また、リモコン20は、対応する機器10の所定のパラメータ(調光比、設定温度、受信チャンネルなど)を操作する。
本実施の形態では、複数のリモコン20はそれぞれ、対応する機器10に、所定の操作情報を含む赤外線データを送信する赤外線送信部を有する。機器10は、対応するリモコン20からの赤外線データを受信する赤外線受信部を有する。機器10は、赤外線受信部が受信した赤外線データに基づいて、電源のオンオフなどを制御する。
本実施の形態では、図1に示すように、複数の機器10には、照明機器11と、エアコン12と、テレビ13とが含まれる。複数のリモコン20には、照明用リモコン21と、エアコン用リモコン22と、テレビ用リモコン23とが含まれる。
照明機器11は、例えば、シーリングライトであるが、これに限定されない。照明機器11は、ダウンライト、スポットライト、フロアライトなどでもよい。本実施の形態では、照明機器11は、調光機能を有し、光出力(調光比)を変更することができる。照明機器11は、調色機能を有し、色温度又は光色を変更可能でもよい。
照明機器11は、照明用リモコン21によって操作される。具体的には、照明機器11は、照明用リモコン21から送信される赤外線データに基づいて、電源のオンオフ及び調光比の変更などが行われる。
エアコン12は、空調機器の一例である。エアコン12は、例えば、設置された空間の冷暖房及び除湿、並びに、当該空間に対する送風などを行う。エアコン12は、冷暖房の温度、並びに、除湿機能及び送風機能の強弱などを調節可能である。
エアコン12は、エアコン用リモコン22によって操作される。具体的には、エアコン12は、エアコン用リモコン22から送信される赤外線データに基づいて、電源のオンオフ、並びに、設定温度及び設定湿度の変更などが行われる。
テレビ13は、画像表示装置の一例であり、放送波又はネットワークを介して番組コンテンツを受信し、受信した番組コンテンツを表示する。テレビ13は、受信チャンネル、音量、画面の明るさなどが変更可能である。
テレビ13は、テレビ用リモコン23によって操作される。具体的には、テレビ13は、テレビ用リモコン23から送信される赤外線データに基づいて、電源のオンオフ、並びに、受信チャンネル及び音量の変更などが行われる。
なお、機器10には、エアコン12の代わりに、扇風機などが含まれてもよい。また、機器10には、テレビ13の代わりに、ラジオなどが含まれてもよい。
[制御装置]
制御装置100は、本実施の形態に係る機器制御方法の主たる動作を実行する装置である。制御装置100は、例えば、コンピュータ機器又はコントローラなどである。図1に示すように、制御装置100は、赤外線受信部110と、記憶部120と、分析部130と、制御部140と、赤外線送信部150とを備える。
以下では、制御装置100が備える各構成要素の詳細について説明する。
[赤外線受信部]
赤外線受信部110は、複数のリモコン20の各々が、対応する機器10に送信した赤外線データを受信する。赤外線受信部110は、赤外光を受光可能なフォトダイオードなどの光電変換素子、及び、信号処理回路などで構成される。
赤外線受信部110は、所定の期間、複数の機器10から各々の動作条件を収集する収集部の一例である。所定の期間は、ユーザの生活シーンに関する機器10の動作条件(動作状態)を収集するための期間である。具体的には、所定の期間は、後述する分析モードを制御装置100が実行している期間である。つまり、所定の期間は、複数の機器10が、制御装置100ではなく、ユーザによるリモコン20の操作に基づいて制御される期間である。赤外線受信部110は、複数のリモコン20から送信される赤外線データを受信し、受信した時刻と受信した赤外線データとを対応付けて管理することで、時系列データ121を生成する。
なお、リモコン20から送信される赤外線データは、指向性を有する赤外光を搬送波として送信されるデータである。このため、赤外光の送信範囲が広くないので、通常、ユーザは、リモコン20を機器10に向けた状態で操作することが多い。このため、機器10と制御装置100の赤外線受信部110とが離れて設置されている場合には、赤外線受信部110がリモコン20からの赤外線データを受信できなくなる恐れがある。
そこで、複数の機器10の各々に、赤外光を反射する反射板を設けてもよい。当該反射板は、リモコン20から送信される赤外線データを赤外線受信部110に向けて反射する。これにより、リモコン20から送信される赤外線データを、赤外線受信部110が受信しやすくなる。
[記憶部]
記憶部120は、機器制御方法を実行するための情報を記憶するための記憶部である。記憶部120は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成される。図1に示すように、記憶部120には、時系列データ121と、制御データ122とが記憶される。
時系列データ121は、ユーザの生活シーンの中で、複数の機器10の各々の動作条件(動作状態)の時間変化を示すデータである。時系列データ121は、赤外線受信部110が受信した赤外線データに基づいて生成される。具体的には、赤外線受信部110が複数のリモコン20のいずれかから赤外線データを受信する度に、赤外線データに含まれる操作情報と、受信した時刻と、赤外線データを送信したリモコン20に対応する機器10とが対応付けられて、時系列データ121の一部として記憶部120に記憶される。
図2は、本実施の形態に係る機器制御システム1において収集した時系列データ121の一例を示す図である。
例えば、図2に示す時系列データ121には、午前6時に、照明機器11、エアコン12及びテレビ13の全ての電源がオンされたことを示す情報が含まれている。当該情報は、例えば、照明機器11、エアコン12及びテレビ13の各々の電源をオンするための赤外線データを、照明用リモコン21、エアコン用リモコン22及びテレビ用リモコン23の各々から、赤外線受信部110が午前6時に受信したことで、時系列データ121の一部として記憶部120に記憶される。すなわち、当該情報は、ユーザが午前6時に、照明機器11、エアコン12及びテレビ13の電源をオンするために、照明用リモコン21、エアコン用リモコン22及びテレビ用リモコン23の各々を操作したことを示している。同様に、午前6時10分には、照明機器11、エアコン12及びテレビ13の全ての電源がオフされている。
照明機器11に着目すると、午前6時8分に、ユーザが、明るさを上げる操作を行ったことが分かる。同様に、エアコン12に着目すると、午前6時3分に設定温度を上げる操作を行ったことが分かる。
時系列データ121は、例えば、ユーザの生活シーンの1日分のデータであるが、これに限定されない。時系列データ121は、数日分、1週間分又は1ヶ月分のデータでもよい。時系列データ121が複数日にまたがる場合に、動作条件の収集対象となる複数の機器10は、日毎に異なっていてもよい。
制御データ122は、分析部130が時系列データ121に基づいて生成した複数の機器10を制御するためのデータである。制御データ122は、複数の機器10を制御部140が制御する際に利用される。制御データ122は、ユーザの生活シーンのパターン毎に、複数の機器10の各々の優先制御条件を示している。
図3は、本実施の形態に係る機器制御システム1において生成した制御データ122の一例を示す図である。図3に示すように、制御データ122は、複数のパターンの各々について、パターンの開始時刻及び終了時刻と、複数の機器10の各々の優先制御条件とを対応付けたデータである。例えば、パターン1は、午前6時から午前6時10分までの期間であり、照明機器11、エアコン12及びテレビ13の全ての電源をオンすることを示している。さらに、パターン1では、優先制御条件として、照明機器11の調光比が80%であり、エアコン12の設定温度が24℃であり、テレビ13の受信チャンネルが2chであることを示している。
制御データ122は、例えば、時系列データ121が表す期間と同じ期間、又は、時系列データ121が表す期間より短い期間分の制御データである。具体的には、制御データ122は、1日分の機器10の制御データであるが、これに限らない。例えば、制御データ122は、数日分、1週間分又は1ヶ月分のデータでもよい。制御データ122が複数日にまたがる場合に、制御対象となる複数の機器10は、日毎に異なっていてもよい。
[分析部]
分析部130は、時系列データ121に基づいてユーザの生活シーンをパターン分けすることで、複数のパターンを決定する。具体的には、分析部130は、ユーザの生活シーンを時間帯毎にパターン分けすることで、複数のパターンを決定する。例えば、午前6時から午前6時10分などの所定の時間帯(所定の期間)が1つのパターンに相当する。
本実施の形態では、分析部130は、時系列データ121に基づいて、複数の機器10の少なくとも1つの機器10の電源がオンしてからオフするまでの期間を1つのパターンとして決定する。図2に示す時系列データ121では、午前6時に、照明機器11、エアコン12及びテレビ13の全ての電源がオンされ、午前6時10分に、照明機器11、エアコン12及びテレビ13の全ての電源がオフされているので、午前6時から午前6時10分までの時間帯が1つのパターンとして決定される。
具体的には、分析部130は、複数の機器10の全ての電源がオフされている状態で、1つの機器10の電源がオンされてから、この電源がオンされた機器10の電源がオフされるまでの時間帯を1つのパターンとして決定する。分析部130は、当該パターン(時間帯)における他の機器10の動作条件(動作状態)を時系列データ121に基づいて分析する。
分析部130は、所定のパターンの中で最も長く使用されている複数の機器10の各々の動作条件を、複数の機器10の各々の優先制御条件として決定する。動作条件とは、機器10毎に設定可能なパラメータである。例えば、照明機器11の動作条件は、調光比である。エアコン12の動作条件は、設定温度である。テレビ13の動作条件は、受信チャンネルである。なお、これらの動作条件は一例に過ぎない。
図2に示す時系列データ121では、パターン1において、照明機器11は、午前6時に電源がオンされた後、80%の調光比で照明を行い、午前6時8分に調光比が100%に変更され、午前6時10分に電源がオフされている。したがって、パターン1において、照明機器11の最も長く使用されている調光比に関する動作条件は、80%である。したがって、分析部130は、パターン1の照明機器11の優先制御条件として、調光比が80%であることを決定する。
同様に、分析部130は、時系列データ121に基づいて、パターン1のエアコン12の優先制御条件として、設定温度が24℃であることを決定する。また、分析部130は、パターン1のテレビ13の優先制御条件として、受信チャンネルが2chであることを決定する。
以上のように、分析部130は、複数のパターンの各々について、機器10毎に優先制御条件を決定する。これにより、図3に示す制御データ122が生成される。
分析部130は、例えば、プログラムが格納された不揮発性メモリ、プログラムを実行するための一時的な記憶領域である揮発性メモリ、入出力ポート、プログラムを実行するプロセッサなどで構成される。
[制御部]
制御部140は、互いに連動させて複数の機器10の電源のオンオフを制御する。本実施の形態では、制御部140は、分析モード(手動モード)と、半自動モードと、全自動モードとのいずれかに基づいて、複数の機器10の電源のオンオフを制御する。
なお、制御部140は、分析モードでは、複数の機器10を連動させない。具体的には、制御部140は、複数の機器10の制御を行わない。つまり、複数の機器10は、ユーザによって操作されたリモコン20からの赤外線データに基づいて動作する。
制御部140は、半自動モードでは、複数の機器10の少なくとも1つの機器10に対してユーザによって電源のオンが操作された場合に、残りの機器10の各々の電源のオンオフを制御する。赤外線受信部110が受信した赤外線データが、複数の機器10のいずれかの電源をオンするためのデータであった場合に、制御部140は、制御データ122に基づいて、残りの機器10の電源のオンオフを制御する。
制御部140は、全自動モードでは、生活シーンに基づいて予めスケジューリングされたタイミングで複数の機器10の電源のオンオフを制御する。すなわち、ユーザがリモコン20を操作する必要はなく、複数の機器10は自動的に電源がオン又はオフされる。
具体的には、制御部140は、タイマ機能を有し、パターンの開始時刻で複数の機器10の制御を行い、当該パターンの終了時刻で複数の機器10の制御を終了する。例えば、制御部140は、開始時刻で、複数の機器10の少なくとも1つの電源をオンし、電源をオンした機器10を優先制御条件で動作させる。制御部140は、終了時刻で、電源をオンした機器10の電源をオフする。制御部140は、複数のパターンの各々に基づいて、複数の機器10の制御を行う。
制御部140は、さらに、複数の機器10の電源をオンした場合に、各々の優先制御条件で動作させる。具体的には、制御部140は、制御データ122に基づいて、機器10の電源がオンされたときのパターンの優先制御条件で機器10を動作させる。
例えば、図3に示すように、制御部140は、パターン1で照明機器11の電源がオンされたとき、照明機器11の明るさを80%にするための赤外線データを赤外線送信部150に送信させる。同様に、パターン1でエアコン12の電源がオンされたとき、エアコン12の設定温度を24℃にするための赤外線データを赤外線送信部150に送信させる。
制御部140は、例えば、プログラムが格納された不揮発性メモリ、プログラムを実行するための一時的な記憶領域である揮発性メモリ、入出力ポート、プログラムを実行するプロセッサなどで構成される。なお、制御部140は、これらのプロセッサ、メモリなどのハードウェア資源を分析部130と共有して構成されてもよい。
[赤外線送信部]
赤外線送信部150は、制御部140が制御データ122に基づいて生成した赤外線データを複数の機器10に送信する。赤外線送信部150は、例えば、赤外光(赤外線)を出射するLED(Light Emitting Diode)などの光源、及び、赤外線データに基づいて当該赤外光を変調する変調回路などで構成される。
赤外線送信部150が送信する赤外線データは、複数のリモコン20の各々が、対応する機器10に送信する赤外線データと同じである。したがって、各機器10は、赤外線データを受信した場合に、リモコン20が送信した赤外線データであるか、制御装置100の赤外線送信部150が送信した赤外線データであるかを判別することなく、受信した赤外線データに基づいて動作を行う。つまり、機器10には特別な構成が必要とされないので、機器制御システム1では、新しい機器10の追加、及び、機器10の入れ替えなどを容易に行うことができる。すなわち、機器制御システム1のカスタマイズを容易に行うことができる。
[動作(機器制御方法)]
続いて、本実施の形態に係る機器制御システム1の動作(機器制御方法)について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態に係る機器制御システム1の動作を示すフローチャートである。
本実施の形態に係る機器制御システム1では、制御装置100は、3つの動作モードを実行する。3つの動作モードは、分析モード(手動モード)、半自動モード及び全自動モードである。
図4に示すように、まず、制御装置100は、3つの動作モードのいずれを実行するかを判定する(S1)。なお、3つの動作モードの切替は、例えば、ユーザからの操作に基づいて行われる。あるいは、本実施の形態に係る機器制御システム1が3つの動作モードを切り替えてもよい。例えば、制御データ122が記憶部120に記憶されていない場合には、制御装置100は、半自動モード及び全自動モードを実行することができないので、分析モードを実行する。制御データ122が記憶部120に記憶された場合には、制御装置100は、半自動モード及び全自動モードのいずれかを実行する。
<分析モード>
分析モードを実行する場合(S1で“分析モード”)、制御装置100は、一定期間の複数の機器10の各々の動作条件(動作状態)を収集する(S11)。分析モードでは、制御装置100は、複数の機器10の制御を行わない。赤外線受信部110が受信する赤外線データは、ユーザが、複数の機器10のいずれかを制御するためにリモコン20を操作した時に送信されたデータである。制御装置100は、赤外線受信部110が受信した赤外線データに時刻情報を対応付けて時系列データ121として記憶部120に記憶する。これにより、ユーザの生活シーンに基づいた機器10の操作状況(すなわち、機器10の動作条件)を時系列データ121として記憶することができる。
分析モードは、例えば、1日間などの所定の期間行われる。十分な期間の時系列データ121が記憶部120に記憶された後、分析部130は、時系列データ121に基づいて生活シーンをパターン分けする(S12)。具体的には、分析部130は、生活シーンを分析することで、複数の時間帯の各々に対応する複数のパターンを決定する。例えば、分析部130は、複数の機器10の少なくとも1つの機器10の電源がオンしてからオフするまでの期間を1つのパターンとして決定する。
図2に示す例では、午前6時に照明機器11、エアコン12及びテレビ13の全ての電源がオンされ、午前6時10分に照明機器11、エアコン12及びテレビ13の全ての電源がオフされている。したがって、分析部130は、午前6時から午前6時10分までの時間帯を1つのパターン(パターン1)として決定する。
例えば、分析部130は、エアコン12の電源がオンしてからオフされるまでの期間を1つのパターン(パターンm)として決定する。ここで、エアコン12の電源がオフされた時点で、照明機器11又はテレビ13の電源がオンされていれば、エアコン12の電源がオフされた時点から、照明機器11及びテレビ13の少なくとも一方の電源がオフされるまでの期間を別の1つのパターン(パターンm+1)として決定する。
次に、分析部130は、パターン毎に、そのパターンの中で最も長く使用されている複数の機器10の各々の動作条件を、複数の機器10の各々の優先制御条件として決定する(S13)。具体的には、分析部130は、所定のパターン中で、1つの機器10について最も長い期間使用している動作条件、すなわち、最も長い期間維持されている動作状態を、その機器10の優先制御条件として決定する。図2に示す例では、パターン1における照明機器11の優先制御条件は、明るさが80%にすることである。
なお、動作条件(動作状態)とは、機器10に設定可能な複数のパラメータのうち1つのみに関する条件でもよく、複数のパラメータの組み合わせによって示される条件でもよい。例えば、エアコン12の動作条件は、エアコン12の設定温度(例えば、24℃)で表されてもよく、設定温度と動作モードとの組み合わせ(例えば、冷房モードで24℃)で表されてもよい。
分析部130は、全てのパターンの各々において、全ての機器10の優先制御条件を決定することで、制御データ122を生成することができる。これにより、記憶部120には、制御データ122が記憶されるので、制御装置100は、半自動モード及び全自動モードを実行することができる。
なお、分析モードでは、制御部140及び赤外線送信部150は動作しないので、制御装置100は、制御部140及び赤外線送信部150の機能を実行するハードウェア資源への電力供給を行わなくてもよい。これにより、制御装置100の省電力化を行うことができる。
<半自動モード>
半自動モードを実行する場合(S1で“半自動モード”)、制御装置100は、少なくとも1つの機器10に対してユーザによって電源のオンが操作された場合に、残りの機器10の各々の電源のオンオフを制御する。具体的には、まず、制御装置100は、赤外線受信部110が複数のリモコン20のいずれかから複数の機器10のいずれかの電源をオンするための赤外線データを受信するまで待機する(S21でNo)。
赤外線受信部110が電源をオンするための赤外線データを受信した場合(S21でYes)、制御部140は、電源をオンされたときのパターンにおける優先制御条件で、複数の機器10を制御する(S22)。具体的には、制御部140は、制御データ122を参照することで、電源をオンするための赤外線データを受信した時刻が含まれるパターンを選択する。例えば、照明機器11の電源をオンするための赤外線データを受信した時刻(受信時刻)が午前6時1分の場合、制御部140は、パターン1を選択する。
受信時刻がいずれのパターンにも含まれない場合、制御部140は、当該受信時刻に最も近い開始時刻のパターンを選択する。受信時刻がいずれのパターンにも含まれず、受信時刻と最も近いパターンの開始時刻との差が所定値より大きい場合、制御部140はパターンを選択せずに、機器10の優先制御条件による制御を行わなくてもよい。この場合、制御装置100は、受信した赤外線データと受信時刻とを対応付けて、時系列データ121の一部として記憶部120に記憶されてもよい。すなわち、制御装置100は、一時的に分析モードを実行してもよい。
制御部140は、制御データ122を参照することで、選択したパターンに対応付けられた優先制御条件で複数の機器10を制御するための赤外線データを生成する。例えば、選択したパターンがパターン1の場合、制御部140は、照明機器11の電源をオンし、かつ、調光比を80%とする赤外線データと、エアコン12の電源をオンし、かつ、設定温度を24℃とする赤外線データと、テレビ13の電源をオンし、かつ、受信チャンネルを2chとする赤外線データとを生成する。これらの赤外線データは、赤外線送信部150によって照明機器11、エアコン12及びテレビ13の各々に送信される。
以上のように、半自動モードでは、ユーザが複数の機器10の少なくとも1つ(例えば、照明機器11)の電源をオンする操作をした場合に、残りの機器10(例えば、エアコン12及びテレビ13)も連動して制御される。これにより、ユーザは、複数の機器10の各々の操作をする必要がなくなり、ユーザの利便性を高めることができる。
<全自動モード>
全自動モードを実行する場合(S1で“全自動モード”)、制御装置100は、生活シーンに基づいて予めスケジューリングされたタイミングで複数の機器10の各々の電源のオンオフを制御する(S31)。具体的には、制御部140は、図3に示す制御データ122に基づいて、複数の機器10を制御するための赤外線データを生成する。
例えば、制御部140は、午前6時になった時に、照明機器11の電源をオンし、かつ、調光比を80%とする赤外線データと、エアコン12の電源をオンし、かつ、設定温度を24℃とする赤外線データと、テレビ13の電源をオンし、かつ、受信チャンネルを2chとする赤外線データとを生成する。これらの赤外線データは、赤外線送信部150によって照明機器11、エアコン12及びテレビ13の各々に送信される。これにより、照明機器11、エアコン12及びテレビ13の各々は、優先制御条件で動作する。
さらに、制御部140は、午前6時10分になった時に、照明機器11の電源をオフするための赤外線データと、エアコン12の電源をオフするための赤外線データと、テレビ13の電源をオフするための赤外線データとを生成する。これにより、照明機器11、エアコン12及びテレビ13の全ての電源がオフされる。
以降、複数のパターンの各々の開始時刻と終了時刻とになる度に、制御部140は、優先制御条件に応じた赤外線データを生成する。これにより、ユーザは、複数の機器10のいずれも操作する必要がなく、ユーザの利便性を高めることができる。
なお、全自動モードでは、赤外線受信部110及び分析部130は動作しないので、制御装置100は、赤外線受信部110及び分析部130の機能を実行するハードウェア資源への電力供給を行わなくてもよい。これにより、制御装置100の省電力化を行うことができる。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る機器制御方法は、複数の機器10を制御する機器制御方法であって、ユーザの生活シーンの所定のパターン中で最も長く使用されている複数の機器10の各々の動作条件を、複数の機器10の各々の優先制御条件として決定する工程と、互いに連動させて複数の機器10の各々の電源のオンオフを制御する工程とを含み、制御する工程では、さらに、複数の機器10の少なくとも1つの機器10の電源をオンした場合に、当該電源をオンした少なくとも1つの機器10を各々の優先制御条件で動作させる。
これにより、機器10の電源がオンされた場合に当該機器10が優先制御条件で動作するので、ユーザは、明るさの調整、設定温度の調整などの細かな操作を行わなくても済む。また、複数の機器10の電源のオンオフが互いに連動して制御されるので、例えば、ユーザは、複数の機器10の電源のオンオフを個別に操作しなくて済む。このように、ユーザに煩雑な作業を要求することなく、複数の機器10を制御することができる。
例えば、朝の起床後すぐの時間帯などでは、ユーザの生活パターンは毎日同じであることが多い。具体的には、ユーザは、照明機器11の電源をオンし、エアコン12の電源をオンし、テレビ13の電源をオンする。このとき、照明機器11の明るさ、エアコン12の設定温度、テレビ13の受信チャンネルなどは、毎日ほとんど同じである。したがって、照明機器11、エアコン12及びテレビ13の各々を、リモコン20を用いて操作することは、ユーザにとって煩わしい。
本実施の形態に係る機器制御方法は、例えば、制御する工程では、生活シーンに基づいて予めスケジューリングされたタイミングで複数の機器10の各々の電源のオンオフを制御する。
これにより、ユーザが複数の機器10を個別にしなくても、複数の機器10はそれぞれ、予めスケジューリングされたタイミングで制御される。スケジューリングは、ユーザの生活シーンに基づいて行われるので、ユーザの生活に合った動作を複数の機器10に行わせることができる。例えば、朝の起床時刻になると、ユーザがリモコン20で操作しなくても、照明機器11がいつもの明るさで点灯し、エアコン12がいつもの設定温度で動作し、テレビ13がいつもの受信チャンネルで動作する。このように、ユーザに煩雑な作業を要求することなく、ユーザの生活シーンのパターンに合った動作で複数の機器10の自動制御を行うことができる。
また、例えば、制御する工程では、複数の機器10の少なくとも1つの機器10に対してユーザによって電源のオンが操作された場合に、残りの機器10の各々の電源のオンオフを制御する。
これにより、例えば、ユーザが朝、起床した後に、照明用リモコン21を操作して照明機器11の電源をオンした場合、照明機器11がいつもの明るさで点灯する。さらに、照明機器11だけでなく、操作していないエアコン12がいつもの設定温度で動作し、テレビ13がいつもの受信チャンネルで動作する。このように、ユーザに煩雑な作業を要求することなく、ユーザの生活シーンのパターンに合った動作で複数の機器10の半自動制御を行うことができる。
また、例えば、決定する工程では、さらに、生活シーンを時間帯毎にパターン分けすることで複数のパターンを決定し、決定した複数のパターンの各々に対して、複数の機器10の各々の優先制御条件を決定する。
これにより、生活シーンを時間帯毎にパターン分けするので、パターン分けを容易に行うことができる。パターン分けが容易になることで、パターン分けを行うのに必要な処理量を少なくすることができるので、制御対象とする機器10の台数の増加などを行うことができ、ユーザの利便性をより高めることができる。
また、例えば、決定する工程では、複数の機器10の少なくとも1つの機器10の電源がオンしてからオフするまでの期間を1つのパターンとして決定する。
これにより、例えば、1つの機器10の電源のオンオフ状態に応じてパターンを決定することができるので、生活シーンのパターン分けを容易に行うことができる。また、1つのパターン内では、少なくとも1つの機器10の電源のオンオフを変更しないので、機器10の制御を容易に行うことができる。
また、例えば、機器制御方法は、さらに、決定する工程を行う前に、所定の期間、複数の機器10から各々の動作条件を収集することで、各々の動作条件の時間変化を示す時系列データ121を生成する工程を含み、決定する工程では、時系列データ121に基づいて生活シーンをパターン分けすることで複数のパターンを決定する。
これにより、複数の機器10の各々の動作条件を収集するので、各機器10での消費電力に基づいて制御する場合には困難な、ユーザ自身による機器10の制御情報を利用することができる。したがって、ユーザの意向が十分に反映された機器10の自動制御を行うことができる。
また、例えば、複数の機器10は、各々に対応する複数のリモートコントローラ(リモコン20)から送信される赤外線データによって制御され、収集する工程では、複数のリモコン20から送信される赤外線データを受信し、受信した時刻と受信した赤外線データとを対応付けて管理することで、時系列データ121を生成する。
これにより、赤外線データを受信することで動作条件を収集するので、簡単な構成で機器制御システム1を構成することができる。また、機器10には、動作条件を送信させるなどの特別な構成が必要とされないので、機器制御システム1では、新しい機器10の追加、及び、機器10の入れ替えなどを容易に行うことができる。すなわち、機器制御システム1のカスタマイズを容易に行うことができる。
(その他)
以上、本発明に係る機器制御方法を実行する機器制御システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、制御データ122が1日分のデータである例について示したが、複数の日数分のデータでもよい。例えば、分析部130は、ユーザの生活シーンを1日の中での時間帯でパターン分けするのではなく、曜日と時間帯とに基づいてパターン分けしてもよい。複数のパターンは、例えば、月曜日の午前6時から午前6時10分までなどのように、曜日と時間帯とによって表される。これにより、ユーザの曜日毎の生活シーンに応じた制御ができるので、ユーザの生活シーンによりあった制御を行うことができる。なお、生活シーンは、曜日に限らず、月又は季節などに基づいてパターン分けされてもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、分析部130が複数の機器10の1つの電源がオンされてからオフされるまでの時間帯(期間)を1つのパターンとして決定したが、これに限らない。分析部130は、複数の機器10の電源のオンオフ状態が維持されている時間帯を1つのパターンとして決定してもよい。
例えば、複数の機器10の全ての電源がオフされている状態から1つの機器10の電源がオンされた時をパターンの開始時点とし、当該1つの機器10の電源がオフされた時、又は、他の機器10の電源がオンされた時をパターンの終了時点として決定してもよい。この場合、1つのパターンの中では、複数の機器10のいずれかの電源がオンされることはなく、オフされることもない。これにより、パターンの数が多くなるが、細かな制御を行うことができる。
あるいは、分析部130は、複数の機器10の少なくとも1つの電源がオンされてから、複数の機器10の全ての電源がオフされるまでの期間を1つのパターンとして決定してもよい。
また、例えば、制御装置100は、半自動モード及び全自動モードのいずれか一方のみを実行してもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、機器10とリモコン20とが一対一で対応する例について示したが、これに限らない。例えば、リモコン20は、複数の機器10を操作するマルチリモコンでもよい。例えば、リモコン20は、ディップスイッチなどのスイッチを切り替えることで、複数の機器10に対して、各々に対応する赤外線データを送信してもよい。これにより、1つのリモコン20で複数の機器10を操作してもよい。
なお、この場合、マルチリモコンであるリモコン20が制御装置100として機能することができる。このとき、制御装置100は、赤外線受信部110を備えていなくてもよく、記憶部120には、複数の機器10をユーザが操作する際に送信した赤外線データが時刻情報に対応付けられて時系列データ121として記憶されてもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、制御装置100は、複数のリモコン20から送信される赤外線データを受信することで、時系列データ121を生成したが、これに限定されない。制御装置100は、複数の機器10と無線通信又は有線通信などにより動作情報を直接取得してもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、制御装置100は、赤外線受信部110、記憶部120、分析部130、制御部140及び赤外線送信部150を備える1つの装置として説明したが、これに限らない。制御装置100が備える各機能構成は、それぞれが別の装置で分散して実行されてもよい。
例えば、上記の実施の形態では、制御装置100が記憶部120及び分析部130を備える例について示したが、これに限らない。例えば、ネットワークで接続された外部のサーバ装置などが記憶部120及び分析部130を備えてもよい。
また、例えば、制御装置100は、HEMS(Home Energy Management System)コントローラであり、複数の機器10と有線又は無線で接続されていてもよい。この場合、制御装置100は、複数の機器10の各々から動作条件(動作状態)を有線又は無線を介して取得することができ、有線又は無線を介して複数の機器10を直接制御することができる。
また、上記の各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されてもよく、あるいは、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
なお、本発明は、制御装置及び機器制御システムとして実現できるだけでなく、機器制御方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるためのプログラム、及び、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なDVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体として実現することもできる。
つまり、上述した包括的又は具体的な態様は、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能な記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 機器
20 リモコン(リモートコントローラ)
121 時系列データ

Claims (8)

  1. 複数の機器を制御する機器制御方法であって、
    ユーザの生活シーンの所定のパターン中で最も長く使用されている前記複数の機器の各々の動作条件を、前記複数の機器の各々の優先制御条件として決定する工程と、
    互いに連動させて前記複数の機器の各々の電源のオンオフを制御する工程とを含み、
    前記制御する工程では、さらに、
    前記複数の機器の少なくとも1つの機器の電源をオンした場合に、当該電源をオンした少なくとも1つの機器を各々の前記優先制御条件で動作させる
    機器制御方法。
  2. 前記制御する工程では、前記生活シーンに基づいて予めスケジューリングされたタイミングで前記複数の機器の各々の電源のオンオフを制御する
    請求項1に記載の機器制御方法。
  3. 前記制御する工程では、前記複数の機器の少なくとも1つの機器に対して前記ユーザによって電源のオンが操作された場合に、残りの機器の各々の電源のオンオフを制御する
    請求項1に記載の機器制御方法。
  4. 前記決定する工程では、さらに、前記生活シーンを時間帯毎にパターン分けすることで複数のパターンを決定し、決定した複数のパターンの各々に対して、前記複数の機器の各々の優先制御条件を決定する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の機器制御方法。
  5. 前記決定する工程では、前記複数の機器の少なくとも1つの機器の電源がオンしてからオフするまでの期間を1つのパターンとして決定する
    請求項4に記載の機器制御方法。
  6. さらに、
    前記決定する工程を行う前に、所定の期間、前記複数の機器から各々の動作条件を収集することで、各々の動作条件の時間変化を示す時系列データを生成する工程を含み、
    前記決定する工程では、前記時系列データに基づいて前記生活シーンをパターン分けすることで前記複数のパターンを決定する
    請求項4に記載の機器制御方法。
  7. 前記複数の機器は、各々に対応する複数のリモートコントローラから送信される赤外線データによって制御され、
    前記収集する工程では、前記複数のリモートコントローラから送信される赤外線データを受信し、受信した時刻と受信した赤外線データとを対応付けて管理することで、前記時系列データを生成する
    請求項6に記載の機器制御方法。
  8. 前記決定する工程では、前記複数の機器の各々について、前記所定のパターン中で使用されている複数の動作条件の各々の使用時間を比較し、比較結果に基づいて最も長く使用されている動作条件を前記優先制御条件として決定する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の機器制御方法。
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