JP6751805B1 - ドア用ハンドルの取付け構造およびドア用ハンドルの取付け構造を有するドア - Google Patents
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Abstract
Description
請求項2の発明は、ハンドル取付座は、レバーハンドルの取付け基部の凹部内に配置可能な座盤と、該座盤の外周を区画する張出部と、座盤の後方の側面を区画する側壁部とを備え、該側壁部の両側に一対の圧入シャフトまたはパイプシャフトを後方に突設し、前記パイプシャフトに圧入シャフトまたはタッピングスクリュを挿入可能に設け、一対のハンドル取付座を簡便に接続可能にしている。
請求項3の発明は、一方のハンドル取付座の側壁部の両側に一対のパイプシャフトを突設し、該パイプシャフトにスリットを軸方向に沿って形成し、該パイプシャフトに他方のハンドル取付座からタッピングスクリュをねじ込み、一対のハンドル取付座を接続可能にして、圧入シャフトとパイプシャフトの経年劣化による修復作業の煩雑を回避し、他方のハンドル取付座からタッピングスクリュをパイプシャフトにねじ込んで接続し、一対のハンドル取付座の接続を長期に亘って維持可能にしている。
請求項4の発明は、レバーハンドルの取付け基部の内側に前記座盤を収容可能な凹部を形成し、該凹部内に前記座盤を密接して配置し、レバーハンドルの取付け基部にハンドル取付座の端部を確実に収容して隠蔽するようにしている。
請求項6の発明は、張出部の厚さを、凹部の深さに前記隙間の寸法を相加した寸法に形成し、張出部の厚さを凹部の深さに隙間の寸法を加味した具体的な寸法に設定し、レバーハンドルの取付け基部とドアの内外面との間の微小な隙間を合理的に形成するようにしている。
請求項7の発明は、側壁部に複数の突起を形成し、該突起をハンドル取付座を配置する取付孔の内壁に係合可能に配置し、ハンドル取付座の簡便な取付けと抜け止めを行なえるようにしている。
請求項8の発明は、側壁部の内部に空隙部を形成し、前記側壁部に弾性を付与可能にし、前記取付孔に側壁部を挿入する作業を容易かつ円滑に行なえるようにしている。
請求項9の発明は、一方のハンドル取付座の座盤の後方に肉厚の偏肉部を形成した一対のパイプシャフトを突設し、他方のハンドル取付座の座盤の後方に、前記パイプシャフトに挿入可能な一対の圧入シャフトを突設し、前記パイプシャフトにスリットを軸方向に沿って形成し、パイプシャフトの強度を補強するとともに、パイプシャフトと圧入シャフトによるハンドル取付座の連結を実現するようにしている。
請求項11の発明は、一方のハンドル取付座の座盤にパイプシャフトに連通する連通孔を形成し、該連通孔に棒状の工具を挿入可能に設け、該工具を介しパイプシャフトに係合した圧入シャフトを押し出し可能にし、ハンドル取付座の長年の使用によって、パイプシャフトと圧入シャフトとの嵌合機能が低下した際、パイプシャフトに係合した圧入シャフトを押し出し、パイプシャフトと圧入シャフトとの連結を速やかに復旧し、ハンドル取付座の機能を回復可能にしている。
請求項12の発明は、他方のハンドル取付座の座盤に一対の凹部を形成し、該凹部の底部に圧入シャフトと同軸位置にビス孔を形成し、ビス孔にビスを挿入してねじ込み、ハンドル取付座の機能を回復可能にするとともに、凹部にビスの頭部を収容して周辺部材との干渉を回避するようにしている。
請求項14の発明は、一方のハンドル取付座の座盤に開口した連通孔の近接位置に矢視形状の指標を設け、前記連通孔の位置を表示可能にして、ハンドル取付座の修復時、レバ−ハンドルを取外した際、ハンドル取付座の連通孔の位置を指示し、該連通孔に棒状の適宜な工具を挿入して、パイプシャフトに嵌合した圧入シャフトを容易に押し出し可能にしている。
請求項15の発明は、前記ハンドル取付座の座盤の中央に筒状シリンダを形成し、一方の筒状シリンダに一方のレバーハンドルに突設した軸筒部を挿入し、他方の筒状シリンダに凹孔を有するシャフトホルダの軸筒部を挿入し、該シャフトホルダを他方のレバーハンドルのホルダ収容孔に固定し、前記シャフトホルダの内部にテーパ面を形成した凹孔を形成し、該凹孔内に通孔を有するロックワッシャを揺動可能に収容し、該ロックワッシャとホルダ収容孔の奥部との間にコイルバネを介挿し、該コイルバネの弾性を介してロックワッシャをテーパ面側へ付勢する一方、軸筒部の軸孔と角孔とに亘って角芯棒を配置し、前記ロックワッシャの通孔縁を角芯棒の周面に係合可能に配置し、一対のレバーハンドル間に配置した角芯棒を他方のレバーハンドルに簡便に連結可能にしている。
請求項17の発明は、ドア用ハンドルの取付け構造は請求項1乃至15記載のドア用ハンドルの取付け構造を有し、内外にハンドル取付座を容易かつコンパクトに取付けられるドアを提供し得るようにしている。
請求項2の発明は、ハンドル取付座は、レバーハンドルの取付け基部の凹部内に配置可能な座盤と、該座盤の外周を区画する張出部と、座盤の後方の側面を区画する側壁部とを備え、該側壁部の両側に一対の圧入シャフトまたはパイプシャフトを後方に突設し、前記パイプシャフトに圧入シャフトまたはタッピングスクリュを挿入可能に設けたから、一対のハンドル取付座を簡便に接続することができる。
請求項3の発明は、一方のハンドル取付座の側壁部の両側に一対のパイプシャフトを突設し、該パイプシャフトにスリットを軸方向に沿って形成し、該パイプシャフトに他方のハンドル取付座からタッピングスクリュをねじ込み、一対のハンドル取付座を接続可能にしたから、圧入シャフトとパイプシャフトの経年劣化による修復作業の煩雑を回避し、他方のハンドル取付座からタッピングスクリュをパイプシャフトにねじ込んで接続し、一対のハンドル取付座の接続を長期に亘って維持することができる。
請求項4の発明は、レバーハンドルの取付け基部の内側に前記座盤を収容可能な凹部を形成し、該凹部内に前記座盤を密接して配置したから、レバーハンドルの取付け基部にハンドル取付座の端部を確実に隠蔽することができる。
請求項6の発明は、張出部の厚さを、凹部の深さに前記隙間の寸法を相加した寸法に形成したから、張出部の厚さを凹部の深さに隙間の寸法を加味した具体的な寸法に設定し、レバーハンドルの取付け基部とドアの内外面との間の微小な隙間を合理的に形成することができる。
請求項7の発明は、側壁部に複数の突起を形成し、該突起をハンドル取付座を配置する取付孔の内壁に係合可能に配置したから、ハンドル取付座の簡便な取付けと抜け止めを行なうことができる。
請求項8の発明は、側壁部の内部に空隙部を形成し、前記側壁部に弾性を付与可能にしたから、前記取付孔に側壁部を挿入する作業を容易かつ円滑に行なうことができる。
請求項9の発明は、一方のハンドル取付座の座盤の後方に肉厚の偏肉部を形成した一対のパイプシャフトを突設し、他方のハンドル取付座の座盤の後方に、前記パイプシャフトに挿入可能な一対の圧入シャフトを突設し、前記パイプシャフトにスリットを軸方向に沿って形成したから、パイプシャフトの強度を補強するとともに、パイプシャフトと圧入シャフトによるハンドル取付座の連結を実現することができる。
請求項11の発明は、一方のハンドル取付座の座盤にパイプシャフトに連通する連通孔を形成し、該連通孔に棒状の工具を挿入可能に設け、該工具を介しパイプシャフトに係合した圧入シャフトを押し出し可能にしたから、ハンドル取付座の長年の使用によって、パイプシャフトと圧入シャフトとの嵌合機能が低下した際、パイプシャフトに係合した圧入シャフトを押し出し、パイプシャフトと圧入シャフトとの連結を速やかに復旧し、ハンドル取付座の機能を回復することができる。
請求項12の発明は、他方のハンドル取付座の座盤に一対の凹部を形成し、該凹部の底部に圧入シャフトと同軸位置にビス孔を形成したから、ビス孔にビスを挿入してねじ込み、ハンドル取付座の機能を回復可能にするとともに、凹部にビスの頭部を収容して周辺部材との干渉を回避することができる。
請求項14の発明は、一方のハンドル取付座の座盤に開口した連通孔の近接位置に矢視形状の指標を設け、前記連通孔の位置を表示可能にしたから、ハンドル取付座の修復時、レバ−ハンドルを取外した際、ハンドル取付座の連通孔の位置を指示し、該連通孔に棒状の適宜な工具を挿入して、パイプシャフトに嵌合した圧入シャフトを容易に押し出すことができる。
請求項15の発明は、前記ハンドル取付座の座盤の中央に筒状シリンダを形成し、一方の筒状シリンダに一方のレバーハンドルに突設した軸筒部を挿入し、他方の筒状シリンダに凹孔を有するシャフトホルダの軸筒部を挿入し、該シャフトホルダを他方のレバーハンドルのホルダ収容孔に固定し、前記シャフトホルダの内部にテーパ面を形成した凹孔を形成し、該凹孔内に通孔を有するロックワッシャを揺動可能に収容し、該ロックワッシャとホルダ収容孔の奥部との間にコイルバネを介挿し、該コイルバネの弾性を介してロックワッシャをテーパ面側へ付勢する一方、軸筒部の軸孔と角孔とに亘って角芯棒を配置し、前記ロックワッシャの通孔縁を角芯棒の周面に係合可能に配置したから、一対のレバーハンドル間に配置した角芯棒を他方のレバーハンドルに簡便に連結することができる。
請求項17の発明は、ドア用ハンドルの取付け構造は請求項1乃至15記載のドア用ハンドルの取付け構造を有するから、内外にハンドル取付座を容易かつコンパクトに取付けられ、その端部を隠蔽できるドアを提供することができる。
前記ドア1の吊元側と反対側端部に縦長矩形の切欠溝2が形成され、該切欠溝2にフロント板3がビス4を介して取付けられている。
図中、12はフロント板3の中間位置に形成したラッチボルト11の出没孔である。
前記取付孔13の長径は、後述する左右一対のパイプシャフトの外周よりも若干幅広に形成され、取付孔13の短径は、後述する側壁の上下の外周面距離と略同一に形成され、その長短径はレバーハンドルの取付け基部の端面形状より小さく、その内側に隠蔽されている。この状況は図4,5,13のようである。
前記張出部18,19の厚さW、Zは、後述する側壁の長さの略1/2以下、厳密には4割弱に形成されている。
すなわち、前記取付け基部26a,27aの正面形状は図2、8および図13のように、横長の略等脚台形形状に形成され、その略中央位置に座盤16,17と張出部18,19が配置されている。
このうち、張出部18,19はドア1の内外面と取付け基部26a,27aとの空隙に位置し、座盤16,17の端部は後述の凹部内に位置して、全体的にレバーハンドル26,27の取付け基部26a,27aに隠蔽されている。
前記座盤17の横寸法Xは、前記取付け基部27aの横寸法の略1/2に形成され、座盤17の縦寸法Yは、前記取付け基部26aの縦寸法の略1/2に形成されている。これらの状況は図8および図13のようである。
したがって、ハンドル取付座14,15の座盤16,17と張出部18,19は、レバーハンドル26,27の取付け後、取付け基部26a,27aに略隠蔽されて配置されている。
そして、ハンドル取付座14,15を取付孔13に装着する際、前記突起22,23を取付孔13の内壁に食い込ませて抜け止め可能にしている。
図中、20a,21aは側壁20,21の内部に形成した空隙部で、側壁20,21に弾性を付与し、取付孔13に側壁20,21を容易かつ円滑に装着可能にしている。
前記凹部31,32は、取付け基部26a,27aの内側に略同形の横長の略台形形状に形成され、このうち凹部31の中間部に軸筒部28が一体に突出成形され、他方の凹部32の中間部に、前記軸筒部30が突出して配置されている。
前記シャフトホルダ29の内側端部に凹孔35が形成され、該凹孔35の底部はテーパ状に形成され、このテーパ面36に鋼板製のロックワッシャ37が揺動可能に収容されている。
前記角芯棒40の他端は筒状シリンダ24,25を貫通して、シャフトホルダ29の角孔43に挿入され、その先端部をホルダ収容孔33の奥部の軸孔44に挿入かつ係合している。
図中、40aは角芯棒40の上下端面に形成した多数の凹凸溝からなる係止溝で、前記ロックワッシャ37の通孔39の開口縁と係合可能に配置されている。
前記パイプシャフト45は肉厚の偏肉部45aを内側方向に張出形成し、その内部に円形断面の嵌合スペース46を形成し、該嵌合スペース46に後述する圧入シャフトを挿入可能にしている。
前記パイプシャフト45の偏肉部45aと反対側周面に、スリット47が軸方向に沿って形成され、後述する圧入シャフトの挿入に伴って嵌合スペース46を拡開可能にしている。
前記圧入シャフト50の横断面は円形に形成され、その周面の等角度位置に複数の突起51が軸方向に沿って形成され、該突起51をパイプシャフト45の嵌合スペース46の内面に圧入可能にしている。
その際、圧入シャフト50の基部の切断を要するが、レバーハンドル26,27およびハンドル取付座14,15の取外し後の作業は簡単であるから、この作業を容易かつ速やかに行なえる。
なお、前述の実施形態では、ドア錠6として箱形の錠前を使用しているが、チューブラ形の錠前を使用することも可能である。
前記ハンドル取付座14,15は合成樹脂によって各部を一体成形し、座盤16,17の形状を図6乃至17の通りに形成する。
すなわち、座盤16の横寸法Uを、取付け基部26aの横寸法の略1/2に形成し、座盤16の縦寸法Vを、取付け基部26aの縦寸法の略1/2に形成する。
したがって、ハンドル取付座14,15の座盤16,17と張出部18,19は、レバーハンドル26,27の取付け後は、取付け基部26a,27aに略隠蔽されて配置される。
その際、偏肉部45aをスリット47側の形成する場合は、スリット47の拡開機能が低下し、圧入シャフト50の挿入の円滑性が低下する。したがって、パイプシャフト45は強度強化とスリット47の拡開機能の維持向上を図れる。
前記パイプシャフト45の偏肉部45aと反対側周面に、スリット47を軸方向に沿って形成し、圧入シャフト50の挿入に伴って嵌合スペース46を拡開可能にする。
前記押し出し孔48は、レバーハンドル26,27の取外し時、ハンドル取付座14に表出し、その位置を矢視形状の指標49で指示され、この押し出し孔48に棒状の適宜な工具(図示略)を挿入し、パイプシャフト45に嵌合した圧入シャフト50を押し出し、該圧入シャフト50との嵌合を解除して、ハンドル取付座14,15を取り外し可能にする。
前記圧入シャフト50の横断面を円形に形成し、その周面の等角度位置に複数の突起51を軸方向に沿って形成し、該突起51をパイプシャフト45の嵌合スペース46の内面に圧入可能にする。
前記ビス孔53は、パイプシャフト45と圧入シャフト50の嵌合状態が低下ないし劣化してガタを生じた際、その修復処置として、圧入シャフト50の基部を前記切断線54に沿って切断し、凹部52側からビス孔53にビス55(タッピングスクリュ)を挿入し、その螺軸をパイプシャフト45の内部へねじ込んで連結可能にする。
その際、圧入シャフト50の基部の切断を要するが、レバーハンドル26,27およびハンドル取付座14,15の取外し後の作業は作業性が良く簡単であるから、この作業を容易かつ速やかに行える。
前記レバーハンドル26の取付け基部26aの正面中央に軸筒部28を突設し、その中央に軸孔41を形成し、これを奥部に延設する。
次に、鋼板をプレス成形して錠ケースと錠カバーを製作し、これらを組付けて箱形のドア錠6を製作する。
前記錠ケースの内部に回動カム7を回動可能に組付け、その先端部にラッチボルト11を取付け、これらを連動機構(図示略)を介して連係させる。
更に、鋼板をプレス成形してロックワッシャ37を製作し、また鋼製の角柱状の棒材を所定寸法に切断して角芯棒40を製作し、その一端に係止溝40aを形成する。
また、他方のレバーハンドル27の基部のホルダ収容孔33内にシャフトホルダ29を挿入し、その凹孔35とホルダ収容孔33の奥部との間に、ロックワッシャ37とコイルバネ38を収容し、該コイルバネ38を圧縮してロックワッシャ37を凹孔35の底部側に斜状に付勢する。
この状態でレバーハンドル27の基部の外側からピン34をシャフトホルダ29の内部へ圧入し、コイルバネ38とロックワッシャ37の付勢状態を保持する。
この場合、ドア1は従来と実質的に同形かつ同一に構成され、その端部の中高位置に取付孔13を前述のようにコンパクトに形成する。したがって、従来のドアに簡単な加工を施して容易に活用し得る。
その際、側壁20内に設けた空隙部20aの弾性によって、側壁20を取付孔13に円滑かつ容易に装着し得る。
また、座盤16の外周の張出部18の内側端面を取付孔13の開口縁に係合して、張出部18を取付孔13の開口縁に位置付ける。この状況は図5のようである。
その際、側壁21内に設けた空隙部21aの弾性によって、側壁21を取付孔13に円滑かつ容易に装着し得る。
そして、座盤17の外周の張出部19の内側端面を取付孔13の開口縁に係合し、張出部19を取付孔13の開口縁に位置付ける。この状況は図5のようである。
そして、レバーハンドル26の凹部31が座盤16の前端面に係合したところで、レバーハンドル26および角芯棒40の挿入が停止され、この停止位置を保持する。
したがって、ドア1の内外面の外観が簡潔になり、従来のようなハンドル取付座14,15の表出による猥雑感を解消し得る。
また、ドア1の内側からレバーハンドル27を回動操作し、レバーハンドル27の回動力を内部に係合した角芯棒40に伝えて回動させ、該角芯棒40に係合する回動カム7を回動させて、ラッチボルト11をドア1の端面から後退させ、開扉可能にする。
その場合は、パイプシャフト45,45と圧入シャフト50,50の嵌合ないし連結強度を修復する必要があり、その際は例えばドア1からレバーハンドル26,27を取り外し、ドア1の内外面にハンドル取付座14,15の座盤16,17の表面を表出させる必要がある。
そして、この係合解除状況を保持しながら、レバーハンドル26を外側へ引っ張り、ロックワッシャー37の通孔39、シャフトホルダ29の角孔43、回動カム7の角孔8から角芯棒40を引き抜く。
前記ドア1に残置したハンドル取付座14,15には、ドア1の内外面に連通孔48と凹部52が表出する。この場合、ハンドル取付座14,15は、突起22,23が取付孔13の内壁に食い込んで、取付孔13内に残置する。
この後、取り外した圧入シャフト50を保持し、その座盤17の後端部を切断線54に沿って切断し、圧入シャフト50の軸部を除去し、切断後の座盤17の後端部にビス孔53を開口させる。
その場合は、ドア1の外側から棒状の工具を嵌合スペース46に挿入し、その先端を連通孔48の段部に係合し、前記工具の外端部を木ハンマ等で殴打して、ハンドル取付座14をドア1の他側に押し出して取り外し、新規なハンドル取付座14に取り替える。
この後、ビス55(タッピングスクリュ)をビス孔53に挿入し、これをパイプシャフト45の嵌合スペース46内にねじ込み、その先端を連通孔48にねじ込んで、ハンドル取付座14,15を連結する。
この後、ハンドル取付座14の筒状シリンダ24にレバーハンドル26の軸筒部28を挿入し、該レバーハンドル26に一端を連結した角芯棒40を回動カム7の角孔8に挿入し、これをレバーハンドル27側のシャフトホルダ29の角孔43へ押し込む。
このようなハンドル取付座14の不具合の修復は、パイプシャフト45と圧入シャフト50の圧入による連結に比べ、ビス55のネジ山による係合ないし噛み込みによって達成されるから、確実かつ強固に連結され、経年的な使用に伴う機能低下を抑制し得る。
6 ドア錠
13 取付孔
14 ハンドル取付座
15 ハンドル取付座
16 座盤
17 座盤
18 張出部
19 張出部
20a,21a 空隙部
22,23 突起
26 レバーハンドル
27 レバーハンドル
26a,27a レバーハンドルの取付け基部
31,32 凹部
45 パイプシャフト
48 連通孔
50 圧入シャフト
45a 偏肉部
52 凹部
53 ビス孔
55 ビス(タッピングスクリュ)
e1,e2 隙間
Claims (17)
- ドアの内外にレバーハンドルを回動かつ同動可能に配置し、前記レバーハンドルの取付け基部を相対して配置し、該レバーハンドルの取付け基部にハンドル取付座を配置し、該ハンドル取付座の端部をレバーハンドルの取付け基部に隠蔽可能に配置したドア用ハンドルの取付け構造において、レバーハンドルの取付け基部の内側にハンドル取付座を収容可能な凹部を形成し、該凹部内にハンドル取付座の端部を配置したことを特徴とするドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記ハンドル取付座は、レバーハンドルの取付け基部の凹部内に配置可能な座盤と、該座盤の外周を区画する張出部と、座盤の後方の側面を区画する側壁部とを備え、該側壁部の両側に一対の圧入シャフトまたはパイプシャフトを後方に突設し、前記パイプシャフトに圧入シャフトまたはタッピングスクリュを挿入可能に設けた請求項1記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 一方のハンドル取付座の側壁部の両側に一対のパイプシャフトを突設し、該パイプシャフトにスリットを軸方向に沿って形成し、該パイプシャフトに他方のハンドル取付座からタッピングスクリュをねじ込み、一対のハンドル取付座を接続可能に可能にした請求項2記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記レバーハンドルの取付け基部の内側に前記座盤を収容可能な凹部を形成し、該凹部内に前記座盤を密接して配置した請求項2記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記張出部の厚さを凹部の深さ以上に形成し、レバーハンドルの取付け時、レバーハンドルの取付け基部とドアの内外面との間に微小な隙間を形成可能にした請求項2記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記張出部の厚さを、凹部の深さに前記隙間の寸法を相加した寸法に形成した請求項5記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記側壁部に複数の突起を形成し、該突起をハンドル取付座を配置する取付孔の内壁に係合可能に配置した請求項2記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記側壁部の内部に空隙部を形成し、前記側壁部に弾性を付与可能にした請求項2記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 一方のハンドル取付座の座盤の後方に肉厚の偏肉部を形成した一対のパイプシャフトを突設し、他方のハンドル取付座の座盤の後方に、前記パイプシャフトに挿入可能な一対の圧入シャフトを突設し、前記パイプシャフトにスリットを軸方向に沿って形成した請求項2記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記パイプシャフトの偏肉部と反対側の周面にスリットを形成した請求項9記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記一方のハンドル取付座の座盤にパイプシャフトに連通する連通孔を形成し、該連通孔に棒状の工具を挿入可能に設け、該工具を介しパイプシャフトに係合した圧入シャフトを押し出し可能にした請求項9記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記他方のハンドル取付座の座盤に一対の凹部を形成し、該凹部の底部に圧入シャフトと同軸位置にビス孔を形成した請求項11記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記圧入シャフトの基部を切断可能に設け、該切断後、前記ビス孔にタッピングスクリュを挿入し、該タッピングスクリュを対応するパイプシャフトにねじ込み可能にした請求項12記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 一方のハンドル取付座の座盤に開口した連通孔の近接位置に矢視形状の指標を設け、連通孔の位置を表示可能にした請求項11記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 前記ハンドル取付座の座盤の中央に筒状シリンダを形成し、一方の筒状シリンダに一方のレバーハンドルに突設した軸筒部を挿入可能に設け、他方の筒状シリンダに凹孔を有するシャフトホルダの軸筒部を挿入可能に設け、該シャフトホルダを他方のレバーハンドルのホルダ収容孔内に固定し、前記シャフトホルダの内部にテーパ面を形成した凹孔を形成し、該凹孔内に通孔を有するロックワッシャを揺動可能に収容し、該ロックワッシャとホルダ収容孔の奥部との間にコイルバネを介挿し、該コイルバネの弾性を介しロックワッシャをテーパ面側へ付勢する一方、軸筒部の軸孔と角孔とに亘って角芯棒を配置し、前記ロックワッシャの通孔の開口縁を角芯棒の周面に係合可能に配置した請求項2記載のドア用ハンドルの取付け構造。
- 内外にレバーハンドルを回動かつ同動可能に配置し、前記レバーハンドルの取付け基部を相対して配置し、該レバーハンドルの取付け基部にハンドル取付座を配置し、該ハンドル取付座の端部をレバーハンドルの取付け基部に隠蔽可能に配置したドア用ハンドルの取付け構造を有するドアにおいて、前記レバーハンドルの取付け基部の内側にハンドル取付座を収容可能な凹部を形成し、該凹部内にハンドル取付座の端部を配置したことを特徴とするドア用ハンドルの取付け構造を有するドア。
- 前記ドア用ハンドルの取付け構造は請求項1乃至15記載のドア用ハンドルの取付け構造を有する請求項16記載のドア用ハンドルの取付け構造を有するドア。
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