JP6751636B2 - アライメント装置、同アライメント装置を備えた半導体ウエハ処理装置及びアライメント方法 - Google Patents

アライメント装置、同アライメント装置を備えた半導体ウエハ処理装置及びアライメント方法 Download PDF

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Description

本願の発明は、半導体ウエハ処理装置において、ウエハを処理する各種工程の前後で、ウエハの結晶方位を所定の向きに正確に合わせるために使用されるアライメント装置に関し、特に、1台のアライメント装置で、複数のウエハをアライメントすることができるようにして、装置のスループットを向上させたアライメント装置に関する。
また、本願の発明は、同アライメント装置を備えた半導体ウエハ処理装置、同アライメント装置を使用するアライメント方法にも関する。
一般に、半導体デバイスの製造工程においては、被処理基板としての半導体ウエハ(以下、ウエハという)にフォトレジストを塗布し、回路のパターンを焼き付けるパターニング工程や、様々な膜を形成する成膜工程や、ウエハ上の不要な部分や膜を除去するエッチング工程などの一連の処理工程が実施されている。
ウエハにある処理を施す場合、パターニング工程では当然であるが、他の工程でも、ウエハの結晶方位を所定の向きに保った状態で所定の処理を行うことが好ましい。このため、一般に、ウエハのエッジには、U字状又はV字状に切欠かれたノッチを設け、処理されるウエハのノッチの周方向位置をノッチ検出センサによって検出して、この検出データに基づき、ノッチの位置を所定の周方向の位置に合わせて位置決め(すなわち、アライメント)するアライメント装置が用いられている。このようにして、ウエハの方位を所定の向きに保持された状態の複数のウエハは、ロボットにより、次の処理工程へと搬送される。
ところで、このようなアライメント装置は、ソータと呼ばれる特殊な装置内に設置されて使用されることがある。このソータ(ソーティング装置)は、例えば、2つのロードポートと、1台もしくは2台のウエハ搬送ロボットと、1台もしくは2台のアライメント装置を備えている。各ロードポートは、複数のウエハを収容する容器(例えば、FOUP)の蓋を、外気の流入を遮断した状態の下で開閉する蓋開閉機構を備える。ここで、一方のロードポートには、方位が不揃いな複数のウエハを収容したFOUPが載置される。そして、他方のロードポートには、空のFOUPが載置される。ロボットは、一方のロードポートのFOUPから、方位が不揃いな複数のウエハの内の1枚(もしくは2枚)を抜き出し、アライメント装置に移載する。そして、アライメント装置がウエハの方位を所定の向きに揃え、その後、ロボットがこのウエハをアライメント装置から取り出し、待機する他方のロードポートのFOUPに移載する。この作業を繰り返すことで、一方のロードポートにおけるFOUP内のウエハは、他方のロードポートにおけるFOUP内に、方位が所定の向きに揃えられた状態で移し替えられる。
現在、ソータでは、アライメント装置を2台備えることがある。しかし、この場合、単純に1台増加させて、2台並べて設置するのでは、ソータのフットプリントの増加を招いて、装置のスループットを低減させてしまう。
また、アライメント装置では、ウエハの方位を正確に合わせるのに加え、ウエハに刻印されているIDを読み取ることもある。
ところで、ソータに、アライメント装置を2台搭載させる代わりに、1台で2枚のウエハをアライメントできるアライメント装置(以下、Wウエハアライメント装置という)を搭載させることが考えられる。
このアライメント装置は、1台の装置本体に対して、2台のウエハ載置台、2つのノッチ検出手段、及び2つのID読み取り手段が設けられることから、一般に、装置が複雑化すると共に、装置のコストが上昇する。
Wウエハアライメント装置の例として、特許文献1に記載のものがある。このものでは、ウエハを搬送するロボットが、2枚のウエハを同時に上下方向に重ねた状態でアライメント装置に移載し、アライメント装置において、2枚のウエハを同時にアライメントし、次いで、ロボットが、2枚のウエハを同時にアライメント装置から取り出すことで、アライメント時間を短くしている。
特許第5452166号公報 特許第4720790号公報
しかしながら、2枚のウエハが水平方向に横並びにされた状態でアライメントされるため、ロボットがアライメント装置に2枚のウエハを移載した後、及びロボットがアライメント装置から2枚のウエハを取り出す前に、アライメント装置は、2枚のウエハの保持姿勢を変える必要がある。その結果、装置のスループットが下がってしまう。
また、特許文献1に記載のアライメント装置では、アライメント装置からロボットがウエハを取り出す時、ロボット側でアームの位置調整が必要な構造になっている。すなわち、ロボットのアームのウエハ載置部(ハンド)の中心と、アライメント装置上のウエハの中心とが一致するように、アライメント装置で検知したウエハ中心の情報をもとに、ロボットが、ウエハ毎にアームを微調整し、ウエハを取り出す構造になっている。この微調整の時間がロスになり、装置のスループットが下がるという問題がある。
さらに、特許文献1に記載のアライメント装置では、ウエハに刻印されたIDを読み取る手段が明らかにされておらず、これを、別途、ウエハ1枚につき1台として、単純に装備するとなると、アライメント装置全体の大きさが大きくなり、かつ、ID読み取り装置は高価であるため、アライメント装置のコストが上昇する。
また、Wウエハアライメント装置の別の例として、特許文献2に記載のものがある。このものは、1台のアライメント装置で2枚のウエハをアライメントできる点、2枚のウエハをウエハ搬送ロボットで一度に搬送できる点で、特許文献1のアライメント装置と同じであるが、次の点で異なっている。
すなわち、特許文献2に記載のアライメント装置は、ウエハを載せて把持するグリップ部(ウエハ載置台に相当)を同軸上に3層有している。そして、いずれか2層のグリップ部に把持された2枚のウエハは、別々に回転されるのではなく、2枚一緒に回転され、それぞれのウエハのノッチの位置が検出されるが、検出されたノッチの位置の情報に基づいて行われる2枚のウエハのアライメントは、同時に行われるのではなく、別々に行われる。先ず、1枚目のウエハのアライメントが行われると、このウエハが取り出されて、新しい3枚目のウエハが、残りの層のグリップ部に載せられて把持される。次いで、2枚目のウエハと3枚目のウエハが一緒に回転して、2枚目のウエハのアライメントが行われる。以下、詳しい動作の説明を省略するが、このアライメント装置では、いずれか2層のグリップ部に把持された2枚のウエハは、一緒に回転され、それぞれのノッチ位置の検出が行われるが、同時にアライメントされることはない。
このように、特許文献2に記載のアライメント装置では、2枚のウエハのアライメントが同時に行われないので、この点で、装置のスループット向上の余地がなお残されている。
さらに、この装置では、ウエハのID読み取り装置が、ウエハ毎に別置となる構造であるので、装置が大型化し、装置コストが上昇するという問題もある。
本願の発明の目的は、1台のアライメント装置で、複数のウエハを同時にアライメントすることができ、複数のウエハのIDの読み取りもできるアライメント装置を提供することにある。また、本願の発明の目的は、装置がコンパクトで、コストが安く、装置のスループットも高く、さらに、隣り合う複数のウエハが干渉することなく、安全にアライメント及びID読み取りを行うことができるアライメント装置を提供することにある。
さらに、本願の発明の目的は、このようなアライメント装置を備えた半導体ウエハ処理装置、同アライメント装置を使用するアライメント方法を提供することにある。
前記のような課題は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載された次のような発明により解決される。
すなわち、その請求項1に記載された発明は、ウエハのエッジに設けられた切欠き部を、周方向における所定の位置に位置合わせするためのアライメント装置であって、前記ウエハが載置され、水平面内に並べて配置された複数の載置台と、前記載置台をそれぞれ回転させると共に、前記水平面内における所定の方向にそれぞれ移動させる複数の移動ユニットと、前記載置台に対応させて設けられ、前記載置台に載置された前記ウエハのエッジに設けられた前記切欠き部の周方向位置をそれぞれ検出する複数の切欠き部検出手段と、コントローラと、を備え、前記コントローラは、前記切欠き部検出手段により前記ウエハにおける前記切欠き部の周方向位置をそれぞれ検出し、検出された前記位置の情報に基づき、前記位置を所定の周方向における位置にそれぞれ位置合わせするために、前記載置台に載置された前記ウエハを前記移動ユニットによりそれぞれ回転させる際、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記移動ユニットを介して水平面内における各載置台の位置を制御することを特徴とするアライメント装置である。
また、その請求項2に記載された発明は、前記載置台同士の中間位置に設けられるID読み取り手段を更に備え、前記コントローラは、前記載置台に載置された前記ウエハを前記移動ユニットによりそれぞれ回転させ、前記ウエハにおける前記切欠き部の周方向位置を前記切欠き部検出手段によりそれぞれ検出すると共に、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記移動ユニットを介して水平面内における各載置台の位置を制御しながら、前記ウエハの周縁部に付されたIDを前記ID読み取り手段により読み取ることを特徴とする請求項1に記載のアライメント装置である。
また、その請求項3に記載された発明は、前記コントローラは、前記載置台に載置された前記ウエハを前記移動ユニットによりそれぞれ回転させる際、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記移動ユニットを介して水平面内における各載置台の位置制御を行うインターロック手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のアライメント装置である。
また、その請求項4に記載された発明は、前記コントローラは、前記載置台に載置された前記ウエハにおける前記IDを前記ID読み取り手段によりそれぞれ読み取る際、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、一の前記ウエハのIDを読み取る制御、前記移動ユニットを介して水平面内における各載置台の位置制御、及び別の前記ウエハのIDを読み取る制御を行うインターロック手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のアライメント装置である。
また、その請求項5に記載された発明は、前記コントローラは、前記載置台に載置された前記ウエハにおける前記IDを前記ID読み取り手段によりそれぞれ読み取る際、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記移動ユニットを介して水平面内における各載置台の位置制御、及び前記ウエハの各IDを時間差で交互に読み取る制御を行うインターロック手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のアライメント装置である。
また、その請求項6に記載された発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のアライメント装置を備えた半導体ウエハ処理装置であって、搬送装置を更に備え、前記搬送装置は、前記アライメント装置の水平面内に並べて配置された複数の前記載置台の各々に、前記ウエハを投入及び取り出しすることができるようにされていることを特徴とする半導体ウエハ処理装置である。
また、その請求項7に記載された発明は、前記搬送装置は、ダブルアームロボットであることを特徴とする請求項6に記載の半導体ウエハ処理装置である。
また、その請求項8に記載された発明は、前述したアライメント装置を使用する、ウエハの位置合わせのためのアライメント方法であって、複数の前記ウエハを、前記水平面内に並べて配置された複数の前記載置台に対してそれぞれ搬入するウエハ搬入工程と、前記各載置台を回転させると共に、前記各載置台上の前記ウエハのエッジに設けられた前記切欠き部を検出する切欠き部検出工程と、前記各載置台を更に回転させて、前記切欠き部検出工程において検出された前記ウエハにおける前記切欠き部の位置を、所定の周方向における位置に移動させる位置合わせ工程と、前記位置合わせ工程における前記ウエハの移動の際、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記各載置台の位置を制御する第1の位置制御工程と、複数の前記載置台上の前記ウエハを、外部搬出装置により前記アライメント装置の外へ取り出すべく、複数の前記載置台に対してそれぞれ搬出するウエハ搬出工程と、を含む、ことを特徴とするアライメント方法である。
また、その請求項9に記載された発明は、一の前記載置台のエリアにおける前記ウエハの搬入工程、前記ウエハの搬出工程、又は前記ウエハの前記切欠き部検出工程と、他の前記載置台のエリアにおける前記ウエハの搬入工程、前記ウエハの搬出工程、又は前記ウエハの前記切欠き部検出工程とを、連続的に又は一部重畳させて行うことを特徴とする請求項8に記載のアライメント方法である。
また、その請求項10に記載された発明は、前記切欠き部検出工程において、前記載置台に対する前記ウエハの位置ずれ量が規定範囲外と判定されたとき、当該ウエハは、前記アライメント装置から取り出されることを特徴とする請求項8に記載のアライメント方法である。
また、その請求項11に記載された発明は、複数の前記ウエハにそれぞれ付されたIDを、複数の前記載置台同士の中間位置に設けられるID読み取り手段により読み取るID読み取り工程を更に含むことを特徴とする請求項8に記載のアライメント方法である。
また、その請求項12に記載された発明は、前記ID読み取り工程において、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記各載置台の位置を制御する第2の位置制御工程を更に含むことを特徴とする請求項11に記載のアライメント方法である。
また、その請求項13に記載された発明は、前記ID読み取り工程において、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、一の前記ウエハについて前記ID読み取り工程を実施している間、別の前記ウエハの前記ID読み取り手段への移動を規制し、一の前記ウエハのIDの読み取り終了後に、別の前記ウエハの前記ID読み取り手段への移動を可能とする第2の位置制御工程を更に含むことを特徴とする請求項11に記載のアライメント方法である。
さらに、その請求項14に記載された発明は、前記ID読み取り工程後、水平面内において前記載置台を、前記ウエハを取り出す取り出し位置へ移動させ、前記位置合わせ工程を行うことを特徴とする請求項11に記載のアライメント方法である。
本願の発明によれば、複数のウエハを同時にアライメントすることができ、装置の大きさがコンパクトで、コストが安く、装置のスループットを向上させたアライメント装置が提供される。また、アライメント動作中やID読み取り動作中に、高価なウエハ同士が衝突して破損する事故を防ぐことができる。
本願の発明のアライメント装置が設置されるソータの平面図である。 本願の発明のアライメント装置の斜視図である。 同アライメント装置の基台箱体の天井板と前板と右側板とを取り除いて見た、同アライメント装置の内部の拡大斜視図である。 同アライメント装置に2枚のウエハが載置された状態の斜視図であって、1枚のウエハを想像線(2点鎖線)で示す斜視図である。 2枚の同ウエハを受け取った直後のアライメント装置の平面図である。 1枚の同ウエハがID読み取り位置にある時のアライメント装置の平面図である。 1枚の同ウエハがウエハ取り出し位置にある時のアライメント装置の平面図である。 同アライメント装置におけるアライメント動作とID読み取り動作のフローチャートである。
本願の発明の一実施形態に係るアライメント装置を、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
本実施形態に係るアライメント装置は、半導体ウエハ処理装置に備えられていて、この処理装置内に設けられる搬送装置(ロボット)から受け取ったウエハの位置合わせをすると共に、ウエハの周縁部に付されたIDの読み取りを行うための装置である。
ウエハの位置合わせは、ウエハのエッジに設けられた切欠き部(ノッチやオリフラなど)の周方向位置を、周方向における所定の位置に位置合わせすることによりなされる。
(ソータ)
このようなアライメント装置は、実際には、ソータと呼ばれる特殊な装置内に設置されて用いられる。このソータは、半導体ウエハ処理装置にウエハを搬入したり搬出したりする位置に配置される。図1に、ソータ1を平面図で示す。
ソータ1は、図1に示されるように、その前面に、2つのロードポート5a、5bが取り付けられており、その内部に、1台のウエハ搬送ロボット3と、1台のアライメント装置6とを備えている。アライメント装置6は、ソータ1の内部空間における端部(図1中では左側端部)に設置されており、ロボット3は、残りの空間内を走行してウエハ2を搬送する。ロボット3は、ダブルアーム型のロボットであり、一対のアーム4を有する。
ソータ1の内部と2台のロードポート5a、5bとの間には、蓋開閉機構がそれぞれ介設されており、複数のウエハ2を収容する容器(例えば、FOUP)が、これらのロードポートに載置された時、それらの容器の蓋を、外気の流入を遮断した状態の下で開く。これにより、FOUPの内部空間及びソータ1の内部空間は、常にクリーンな作業環境に保持される。
ここで、一方のロードポート5aに、方位が不揃いな複数のウエハ2を収容した一方のFOUPが載置されると、このFOUPは、蓋開閉機構によりその蓋が開けられる。ロボット3は、このFOUP内から2枚のウエハ2を取り出し、これをアライメント装置6に移載する。アライメント装置6は、2枚のウエハ2の方位を所定の向きに揃えると共に、各ウエハに刻印されているIDを読み取る。
ここで、ウエハ2の“方位”とは、ウエハ2における結晶方位のことであるが、本実施形態においては、ウエハ2における切欠き部の“周方向位置”と同義である。また、“所定の向きに揃える”とは、この“周方向位置”を“所定の位置(基準位置)に位置付ける”ことであり、これにより、ウエハ2のアライメントは完了する。
次いで、ロボット3は、このようにして方位が所定の向きに揃えられた2枚のウエハ2をアライメント装置6から取り出し、これらウエハ2が、他方のロードポート5bにおける他方のFOUPに移載される。
他方のFOUPは、方位が所定の向きに揃えられたウエハ2が所定枚数収容された時点で蓋開閉機構によりその蓋が閉じられて、外部ロボットにより、次の処理工程へと搬送される。
(アライメント装置)
次に、アライメント装置6の構造を、図2ないし図4を参照して、詳しく説明する。
アライメント装置6は、その上にウエハ2a、2b(図4参照)が載置されて、水平面内に並べて配置される2つの載置台8a、8bと、これらの載置台8a、8bをそれぞれ回転させると共に、水平面内における所定の方向にそれぞれ移動させる2つの移動ユニット7a、7bと、載置台8a、8bに対応させて設けられ、載置台8a、8bに載置されたウエハ2a、2bのエッジに設けられた切欠き部12(図4、図5A参照)の周方向位置をそれぞれ検出する2つの切欠き部検出手段9a、9bと、各ウエハ2a、2bのIDを読み取る1つのID読み取り手段10と、コントローラ14(図3参照)とを備えている。
なお、図4では、載置台8aに載置されたウエハ2aは、その輪郭のみが2点鎖線で描かれている。これは、ウエハ2aと載置台8aとの位置関係を分かり易くするためである。また、符号15は、コントローラ14から各種機器へ延びる配線を示す。
ここで、載置台8a、8bは、アライメント装置6の箱形基台11の天井板11aに設けられた開口118a、118bから突出させて配置され、その上に載置されるウエハ2a、2bを吸着して保持する手段を内蔵している。
切欠き部検出手段9a、9bは、アライメント装置6の左右両端部に備えられ、それらのC字状の切欠き部(後述)の各上半部が、載置台8a、8bと同様、アライメント装置6の箱形基台11の天井板11aに設けられた開口119a、119bから突出させて配置される。
ID読み取り手段10は、2つの移動ユニット7a、7bの中間位置に備えられている。更に詳しくは、2つの移動ユニット7a、7bの中間位置であって、箱形基台11の天井板11aに形成された四角い孔の直下に備えられており、その孔を通して、ウエハ2の周縁部に付されたIDを読み取ることができるようにされている。ここで、ウエハの周縁部とは、ウエハのエッジを含むウエハの外周縁部を指す。
(移動ユニットの詳細構造)
次に、移動ユニット7a、7bの構造を、図3を参照して、詳しく説明する。
但し、移動ユニット7aと、移動ユニット7bとは、同じ構造であり、左右対称に配置されるだけである。よって、以下においては、詳細な説明は移動ユニット7aのみについて行い、移動ユニット7bについての説明は省略する。
図3中、矢印X及びYは、互いに直交する水平方向を示し、矢印Xは、第一の水平方向となる幅方向を示し、矢印Yは、第二の水平方向となる奥行き方向を示している。
移動ユニット7aは、載置台8aの上にウエハ2aを載せた状態で、載置台8aを回転させると共に、水平面内における所定の方向に載置台8aを移動させる役割を担う載置台駆動機構であり、載置台駆動モータ24aと、X軸スライダ16aと、Y軸スライダ20aとを備えている。
載置台駆動モータ24aは、Y軸スライダ20aの下面に設けられると共に、その出力軸241が、Y軸スライダ20aに形成された開口(図示せず)から突出させて設けられる。出力軸241の先端は、載置台8aに連結されていて、載置台駆動モータ24の回転により、載置台8aが回転される。また、載置台駆動モータ24aは、X軸スライダ16aの中央に形成された開口OP1を挿通される。これによって、Y軸スライダ20aの移動に伴い、載置台駆動モータ24aがX軸スライダ16aと干渉するおそれが無い。
また、Y軸スライダ20aは、X軸スライダ16aの上に設置された左右一対のY軸リニアガイド21a、21aの上を、Y軸方向に、Y軸駆動ボールねじユニット23aによって駆動されて摺動する。
Y軸駆動ボールねじユニット23aは、X軸スライダ16aにブラケットを介して固定されていて、Y軸駆動モータ22aの回転により、そのボールねじが螺進して、Y軸スライダ20aが、前記のとおり、左右一対のY軸リニアガイド21a、21a上を摺動して、Y軸方向へ移動するようになっている。
また、X軸スライダ16aは、箱形基台11の後壁に設置された上下一対のX軸リニアガイド17a、17aの上を、X軸方向に、X軸駆動ボールねじユニット19aによって駆動されて摺動する。
X軸駆動ボールねじユニット19aは、箱形基台11の左壁に取り付け固定されていて、X軸駆動モータ18aの回転により、そのボールねじが螺進して、X軸スライダ16aが、前記のとおり、上下一対のX軸リニアガイド17a、17a上を摺動して、X軸方向へ移動するようになっている。
(移動ユニットの動作)
前記のように構成される移動ユニット7aは、コントローラ14により載置台駆動モータ24aを制御して、ウエハ2aを載せた載置台8aを回転させると共に、コントローラ14によりX軸駆動モータ18aとY軸駆動モータ22aとを制御して、X軸スライダ16aとY軸スライダ20aとを水平面内における所定の方向に移動させる。結果として、ウエハ2aを載せた載置台8aが、水平面内における所定の方向に移動可能となる。
(切欠き部検出手段の詳細構造)
切欠き部検出手段9a、9bは、図3に示されるように、縦方向に長い矩形状の部品の長さ方向中央部に切欠き91が設けられ、全体の外形状がC字状に設けられる。そして、切欠き部検出手段9a、9bは、この切欠き91が対向するように配置される。載置台8a、8bに載置され、回転されるウエハ2a、2bのエッジが、この切欠き91の部分を通過する(図4参照)。切欠き91に臨む、切欠き部検出手段9a、9bにおける上方の部分又は下方の部分の一方に、レーザー光投射部が設けられ、他方に、レーザー光受光部が設けられる。
(切欠き部検出手段の動作)
切欠き部検出手段9a、9bは、そのレーザー光投射部から投射されたレーザー光を、切欠き91を通過する回転するウエハ2a、2bのエッジにそれぞれ照射する。これにより、ウエハ2におけるエッジの外形状の変化が連続的に検知される。そして、エッジを通過して受光部で受光されたレーザー光の光量の変化により、エッジに設けられた切欠き部(ノッチやオリフラなど)が検知されると共に、その周方向位置が検出される。同時に、予めわかっているウエハ2a、2bの直径と、切欠き91を回転通過するウエハ2a、2bの入射角度及び入射深さとにより、ウエハ2a、2bの各中心位置がそれぞれ検出される。
(アライメント方法)
次に、アライメント装置6にウエハ2a、2bを移載してから、アライメント装置6において、ウエハ2a、2bにおける切欠き部を検出し、ウエハ2a、2bのIDを読み取り、ウエハ2a、2bの位置合わせをして、最後に、アライメント装置6からウエハ2a、2bを取り出すまでのウエハのアライメント方法を、アライメント装置6の動作を追いながら、図5A〜図5Cを参照し、図6のフローチャートに従って、工程順に詳しく説明する。
なお、図6では、ウエハ2aを「第1のウエハ」、ウエハ2bを「第2のウエハ」、載置台8aを「第1の載置台」と、それぞれ呼称している。
(ウエハ移載工程−ウエハの受け取り)
先ず、アライメント装置6に、ウエハ2a、2bが、ロボット3(図1参照)により、その載置台8a、8bに対してそれぞれ移載(投入)される(ステップS1)。
図5Aは、このようにしてウエハ2a、2bがアライメント装置6に移載された直後の、同アライメント装置6の状態を示している。このようにして載置台8a、8b上に受け取られたウエハ2a、2bは、これらの載置台が備える真空吸着手段により、それぞれ吸着保持される。
なお、図5Aでは、載置台8aに載置されたウエハ2aは、載置台8aとの位置関係を分かり易くするために、その輪郭のみが2点鎖線で描かれている。また、載置台8bは、図示省略されている。図5B、図5Cについても、同様の描画及び図示省略を行っている。
このようにして、アライメント装置6にウエハ2a、2bが載置された時、図5Aに示されるように、ウエハ2aを受け取った載置台8aは、その初期位置(原点:開口118aの中央)にある。これに対して、受け取られたウエハ2aは、普通、その中心位置2acが、載置台8aの中心位置8acから偏心した位置にある。
このように、2つの中心位置2ac、8acが偏心した状態は、ウエハ2bと載置台8bについても、同様である。
(切欠き部検出工程−ウエハの切欠き部と中心位置の検出)
次いで、このような状態の下で、アライメント装置6は、ウエハ2a、2bにおける各切欠き部12と、各中心位置2ac、2bcとを検出する(ステップS2)。
この検出は、次のようにして行われる。すなわち、コントローラ14が、移動ユニット7a、7bを介して載置台8a、8bを回転させ、それらの上に載置されたウエハ2a、2bを回転させる。同時に、コントローラ14が、切欠き部検出手段9a、9bにより、それらの切欠き91を回転して通過するウエハ2a、2bのエッジに設けられた各切欠き部12の周方向位置と、それらのウエハの各中心位置2ac、2bcとを検出する。これらの検出は、2枚のウエハ2a、2bに対し、同じシーケンスで同時並行的に行われる。
ここで、ウエハ2a、2bにおける各切欠き部12の周方向位置とは、載置台8a、8bの回転角度の原点に対する各切欠き部12の相対位置である。また、ウエハ2a、2bの各中心位置2ac、2bcとは、載置台8a、8bの各中心位置8ac、8bcに対する相対位置である。
次いで、このようにして検出されたウエハ2a、2bの中心位置2ac、2bcは、それらの値が予め定められた規定値の範囲に入っているか否か判定される(ステップS3)。
ここで、規定値の範囲外と判定されれば、該当するウエハは、その中心位置の位置ずれ量が規定範囲外との判定であり、当該ウエハは異常とみなされ、装置の動作が停止されて、アラームが発せられる。そして、異常とみなされたウエハが装置から取り出され、ウエハ移載工程がリトライされる。
なお、このような判定および判定に基づく装置動作は、ステップS2の実行中に行われることもある。
(ID読み取り工程−ウエハのID読み取り)
ステップS3において、ウエハ2a、2bの中心位置2ac、2bcが予め定められた規定値の範囲に入っていると判定されれば、次いで、アライメント装置6は、ウエハ2a、2bのIDの読み取りを行う(ステップS4〜ステップS6)。
図5Bは、ウエハ2aがID読み取り位置に移動した状態を示しており、この図を用いて、アライメント装置6が、ウエハ2aのIDを読み取る動作を説明する。
(ID読み取りの準備工程)
先ず、ウエハ2aのIDの読み取りを行う。このとき、ウエハ2aをID読み取り位置に移動させる前に、コントローラ14は、ウエハ2bがID読み取り位置の外にあるかどうかを判定する(ステップS4)。
そして、ウエハ2bがID読み取り位置の外にない(ID読み取り位置にある)と判定されたとき、ウエハ2a、2b同士の干渉を防ぐべく、コントローラ14は、ウエハ2aをID読み取り位置に移動させるのを待機させ、ウエハ2bを移動させる。具体的には、コントローラ14が、移動ユニット7bを介して水平面内における載置台8bの位置を制御し、載置台8bに載置されたウエハ2bをID読み取り位置の外へ移動させる。
なお、ウエハ2aを一定時間待機させてもなお、ウエハ2bがID読み取り位置にあると判定されたときは、コントローラ14は、アライメント装置6の動作を停止し、アラームを発する。
(ID読み取りの本工程)
このようなID読み取りの準備工程を経て、ウエハ2bがID読み取り位置の外にある(ID読み取り位置にない)と判定されると、次いで、コントローラ14は、ウエハ2aをID読み取り位置に移動させる(ステップS5)。
この移動は、次のようにして行われる。すなわち、コントローラ14が、先の切欠き部検出工程で取得した、ウエハ2aの切欠き部12の周方向位置及びウエハ2aの中心位置2acに関するデータに基づき、移動ユニット7aを介してX軸駆動モータ18a、Y軸駆動モータ22a、載置台駆動モータ24aを制御する。そして、ウエハ2aの周縁部に刻印されたIDの部分が、丁度、ID読み取り手段10の真上に来るように、コントローラ14が、載置台8aを水平移動及び回転移動させる。これにより、ウエハ2aのID読み取り位置への移動がなされる。ウエハのIDは、規格上、ウエハにおける切欠き部から所定角度離れた位置に刻印されているので、このような制御が可能である。
このようにして、ウエハ2aがID読み取り位置に来たら、コントローラ14は、ID読み取り手段10により、ウエハ2aのIDを読み取る(ステップS6)。
次いで、コントローラ14は、ID読み取り手段10がウエハ2aのIDを読み取れたかどうかの判定を行い(ステップS7)、正しく読み取れなかった場合には、IDの読み取りのリトライを指示する。これにより、IDの読み取りを確実にしている。
また、ウエハ2aのIDを正しく読み取れていたときは、コントローラ14は、移動ユニット7aを介して水平面内における載置台8aの位置を制御して、ウエハ2aを、次のウエハ取り出しのための位置へと移動させる。同時に、移動ユニット7bを介して水平面内における載置台8bの位置を制御して、ウエハ2bがID読み取り位置にあるように、ウエハ2bを移動させる。
(ウエハ同士の干渉防止インターロック−第2の位置制御)
次に、ウエハ2aがID読み取り工程にある時、ウエハ2a、2b同士の干渉を防ぐ手段について説明する。
前記のとおり、コントローラ14は、ID読み取りの準備工程(ステップS4)において、ID読み取り位置へのウエハ2aの移動を待機させている間に、ウエハ2a、2b同士の干渉を防ぐべく、移動ユニット7bを介して水平面内における載置台8bの位置を制御する。これにより、コントローラ14は、載置台8bに載置されたウエハ2bをID読み取り位置の外へ移動させる。ここで、コントローラ14は、ウエハ2a、2b同士の干渉を防ぐべく、移動ユニット7a、7bを介して水平面内における載置台8a、8bの位置を制御するインターロック機能を有している。
そして、本実施形態のアライメント方法は、この機能に基づくインターロック工程を含んでいる。前記した、ID読み取りの準備工程(ステップS4)における、ウエハ2bのID読み取り位置からの退避移動もまた、この機能の活用の一例である。ID読み取り工程において、この機能を活用するために特に用意された工程を、本明細書においては、「第2の位置制御工程」と呼んでいる。
なお、このインターロック機能は、ウエハ同士の干渉防止のみならず、そのシーケンスにより、ID読み取り手段10の位置に必ず1枚のウエハが来るので、2枚のウエハのIDが同時に読み取られるのを防止することにも寄与する。
また、本実施形態のアライメント装置6においても、コントローラ14に、このインターロック機能に基づくインターロック手段が実装されている。
ここで、「第2の位置制御工程」において採用されるインターロックの方法を例示して説明する。インターロックの方法には、次のような方法がある。
(1)コントローラ14が、2枚のウエハ2a、2b同士の干渉を防ぐべく、移動ユニット7a、7bを介して水平面内における各載置台8a、8bの位置制御を行う。
なお、コントローラ14によるこのような制御は、コントローラ14が、載置台8a、8bの中心位置8ac、8bcの履歴を記憶しているので、可能である。
(2)前記した、本実施形態において採用されていた方法であり、前記(1)の方法の具体化された例である。例えば、コントローラ14が、2枚のウエハ2a、2b同士の干渉を防ぐべく、一のウエハ2aのIDを読み取る制御、移動ユニット7a、7bを介した水平面内における各載置台8a、8bの位置制御、及び別のウエハ2bのIDを読み取る制御を行う。これにより、コントローラ14は、一のウエハ2aについてID読み取り工程を実施している間、別のウエハ2bのID読み取り手段10への移動を規制し、一のウエハ2aのIDの読み取り終了後に、別のウエハ2bをID読取手段10へ移動させることができる。
(3)コントローラ14が、2枚のウエハ2a、2b同士の干渉を防ぐべく、移動ユニット7a、7bを介した水平面内における載置台8a、8bの位置制御、及びウエハ7a、7bの各IDを時間差で交互に読み取る制御を行う。
(位置合わせ工程、ウエハ搬出工程−ウエハ2の位置合わせと取り出し)
ステップS6、ステップS7において、ウエハ2aのIDの読み取りが完了すると、次いで、コントローラ14は、このウエハ2aをウエハ取り出し位置へと移動させ、そこにおいて、ウエハ2aにおける切欠き部12の位置合わせを行う(ステップS8)。
図5Cは、ウエハ2aがウエハ取り出し位置に移動され、ウエハ2aの切欠き部12の位置合わせが行われた直後の状態を示している。
ウエハ2aのウエハ取り出し位置への移動と、ウエハ2aの切欠き部12の位置合わせとは、次のようにして行われる。すなわち、コントローラ14が、先の切欠き部検出工程で取得した、ウエハ2aにおける切欠き部12の周方向位置及びウエハ2aの中心位置2acに関するデータに基づき、移動ユニット7aを介してX軸駆動モータ18a、Y軸駆動モータ22a、載置台駆動モータ24aを制御する。これにより、ウエハ2aは、ロボット3のアーム4がウエハ2aを取り出せる位置に移動されると共に、切欠き部12が周方向における所定の位置に来るように回転される。
これにより、ウエハ2aのアライメント(位置合わせ)が完了すると共に、ウエハ2aがロボット3により取り出され、アライメント装置6の載置台8aに対して新たなウエハを移載する準備がなされる。
(諸位置間の関係)
ここで、ウエハ2aの位置合わせ位置と取り出し位置、載置台8aの初期位置、「周方向における所定の位置」間の関係について、詳しく説明する。
前記のとおり、ウエハ2aにおける切欠き部12は、ウエハ2aの取り出し位置に位置合わせされる。言い換えると、取り出し位置におけるウエハ2aは、その切欠き部12が図1におけるロボット3の側(図1中の右側)に位置され、かつ、その向きが所定の方位(図5C中のY方向)に揃えられる。しかも、この切欠き部12のX方向における位置は、図5Cに示されるように、開口118aの中心(図5Aにおける載置台8aの初期位置)と同じ位置に設定されている。このとき、載置台8aにウエハ2aを移載した時の双方の相対位置によっては、図5Cに示すように、載置台8aの中心位置8acとウエハ2aの中心位置2acとが一致しないこともある。
このウエハ2aの取り出し位置が、ウエハ2aのアライメントを行う時の「周方向における所定の位置」となる。
このような状態(位置と姿勢が揃えられたアライメント完了状態)で、ウエハ2aは、ロボット3により正しく取り出されるのを待つことになる。よって、ウエハ2aがロボット3により取り出される際には、ウエハ2aの中心位置2acと、ロボット3のアーム4のウエハ載置部の中心位置とは一致している。その結果、これら2つの中心位置を合わせるために、ロボット3がウエハ受け取り位置を微調整する必要がなく、ウエハ受け渡し時間のロスがなくなり、装置のスループットを向上させることができる。
(ウエハ同士の干渉防止インターロック−第1の位置制御)
次に、ウエハ2aが位置合わせ工程にある時、ウエハ2a、2b同士の干渉を防ぐ手段について説明する。
ウエハ2aはウエハ取り出し位置に移動されながら、ウエハ2aにおける切欠き部12の位置合わせが行われる。このとき、前述したように、載置台8の中心位置8acとウエハ2aの中心位置2acとが一致していない場合がある。この場合、載置台8aの中心位置8acは、図5Cに示されるように、ウエハ2aの中心位置2acからずれた位置にある。よって、ウエハ2aは、切欠き部12の位置合わせのために回転される時、偏心状態で回転される。
一方、ウエハ2bは、載置台8b上にあって、ウエハ移載工程にあるか、ID読み取りの準備工程にあるか、(図示とは異なるが)ID読み取り工程にあるか、位置合わせ工程にあるか、ウエハ取り出し工程にある。場合によっては、作業の順番が狂って、切欠き部検出工程にある場合もあり得る。いずれの工程にあっても、ウエハ2bと載置台8bとが偏心状態にある場合が、ウエハ2aと載置台8aとの場合(図5A〜図5C参照)と同様にあり得る。
よって、ウエハ2aとウエハ2bのいずれか一方もしくは双方が、いずれかの処理工程のために回転される時、これらのウエハが干渉しないようにする手段を講じておくことが不可欠である。
本実施形態のアライメント方法におけるウエハの位置合わせ工程においては、このような手段として、先に述べた、コントローラ14の「インターロック機能」が活用されている。そのために特に用意された工程を、本明細書においては、「第1の位置制御工程」と呼んでいる。
ここで、「第1の位置制御工程」において採用されるインターロックの方法は、「第2の位置制御工程」において採用されるインターロックの方法(1)と同じであり、コントローラ14は、2枚のウエハ2a、2b同士の干渉を防ぐべく、移動ユニット7a、7bを介して水平面内における各載置台8a、8bの位置制御を行う。
(アライメント方法における各種実施パターン)
次に、本実施形態のアライメント方法における、各種工程の組み合わせ実施の各種パターンについて説明する。
アライメント装置6に備えられ、水平面内に並べて配置された2つの載置台8a、8bは、コントローラ14により、独立的に制御することが可能である。よって、本実施の形態に係るアライメント方法は、これらの載置台に載置されるウエハ2a、2bに対して、ID読み取り工程以外の工程で、独立的に各種の工程を実施することができる。また、本実施の形態に係るアライメント方法において、ウエハ2a、2bに対して行われた過去の工程の履歴に因っては、独立的に各種の工程を実施せざるを得ない場合もある。
本実施の形態に係るアライメント方法は、載置台8aのエリアにおける、ウエハ2aの移載工程、ウエハ2aの取り出し工程、又はウエハ2aの切欠き部検出工程と、載置台8bのエリアにおける、ウエハ2bの移載工程、ウエハ2bの取り出し工程、又はウエハ2bの切欠き部検出工程とを、連続的に又は一部重畳させて行うことが可能である。これらの工程を各種に組み合わせて実施する場合に、これらの工程を実行する機器(ロボット、切欠き部検出手段)の各動作の組み合わせに、各種のパターンがあり得る。
以下に、このような各種のパターンのうち、典型的な例を列挙して説明する。
なお、後述するパターン(3)は、本実施形態の変形例として、3つの載置台8a、8b、8cが備えられる場合の例である。
パターン(1)は、載置台8aのエリアにおける、ウエハ2aの移載動作又はウエハ2aの取り出し動作と、載置台8bのエリアにおける、載置されたウエハ2bにおける切欠き部12の検出動作とを、連続的に又は一部重畳させて行うものである。
パターン(2)は、載置台8aのエリアにおける、載置されたウエハ2aにおける切欠き部12の検出動作と、載置台8bのエリアにおける、載置されたウエハ2bにおける切欠き部12の検出動作とを、連続的に又は一部重畳させて行うものである。
パターン(3)は、載置台8aのエリアにおける、ウエハ2aの移載動作と、載置台8bのエリアにおける、ウエハ2bの取り出し動作と、載置台8cのエリアにおける、載置されたウエハ2cにおける切欠き部12の検出動作とを、連続的に又は一部重畳させて行うものである。
(本実施形態の効果)
本実施形態のアライメント装置6は、前記のように構成され、作動するため、次のような効果を奏することができる。
(1)本実施形態のアライメント装置6は、複数のウエハ2a、2bを同時にアライメントすることができ、また、ID読み取り手段10を備えながら、装置の大きさがコンパクトで、コストが安く、装置のスループットが高い。
(2)本実施形態のアライメント装置6は、アライメント動作(ウエハ2a、2bにおける切欠き部12の周方向位置検出動作及び位置合わせ動作)中やID読み取り動作中に、高価なウエハ2a、2b同士が衝突して破損する事故を防ぐことができる。また、本実施形態のアライメント装置6は、各載置台8a、8bに載置されたウエハ2a、2bのIDが同時に読み取られるのを防ぐことができ、各ウエハ2a、2bの処理履歴が混乱するのを防ぐことができる。
また、本実施形態の半導体ウエハ処理装置(ソータ1を含む)は、前記のように構成され、作動するため、次のような効果を奏することができる。
本実施形態の半導体ウエハ処理装置は、前記アライメント装置6に加え、更にロボット3を備えており、該ロボット3は、アライメント装置6の水平面内に並べて配置された複数の載置台8a、8bの各々にウエハ2a、2bを投入(移載)し、かつ、取り出すことができるようにされているので、ウエハのアライメント及び受け渡しの処理速度が上がり、装置のスループットを向上させることができる。
また、ダブルアームタイプのロボット3を使用することで、ロボット3とアライメント装置6との間でウエハを受け渡しする時、一度に2枚のウエハを取り出し及び移載することができ、装置のスループットを更に向上させることができる。
さらに、本実施形態のアライメント方法は、前記のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
(1)本実施形態のアライメント方法によれば、複数のウエハ2a、2bを同時にアライメントすることができ、また、ID読み取り工程を含むため、装置の大きさがコンパクトで、コストが安く、装置のスループットが高い。
(2)本実施形態のアライメント方法によれば、アライメント動作(位置合わせ動作)中やID読み取り動作中に、高価なウエハ2a、2b同士が衝突して破損する事故を防ぐことができる。また、本実施形態のアライメント方法によれば、各載置台8a、8bに載置されたウエハ2a、2bのIDが同時に読み取られるのを防ぐことができ、各ウエハ2a、2bの処理履歴が混乱するのを防ぐことができる。
(3)本実施形態のアライメント方法によれば、複数の載置台8a、8bが、ID読み取り工程以外の工程で、それぞれ他の載置台8b、8aの工程と関係なく、独立して自由に工程を実施することができる。このため、アライメント装置6へのウエハの移載、取り出しの自由度を高くすることができ、装置のスループットを更に向上させることができる。
(4)本実施形態のアライメント方法によれば、ウエハ移載工程において、何らかのトラブルにより、ウエハ2a、2bが正常でない位置に置かれた場合でも、後の工程に進んでウエハ2a、2同士が衝突して破損するなどの事故を防ぐことができる。
(5)本実施形態のアライメント方法によれば、ウエハ2a、2bの中心位置2ac、2bcとロボット3のアームのウエハ載置部(ハンド)の中心位置とが合わせられるため、ロボット3が、ウエハ受け取り位置を微調整する必要がなく、アライメント装置6とロボット3間のウエハ受け渡し時間のロスがなくなり、装置のスループットを更に向上させることができる。
(本実施形態の変形例)
本願の発明は、以上の実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
例えば、ID読み取り手段10を削除し、ID読み取り工程を廃止して、アライメントを行っても良い。但し、この場合には、ID読み取り手段10は、別の所に設置されることになる。
また、載置台を2つ(載置台8a、8b)設けた場合を例に挙げて説明を行ったが、これに限定するものではなく、3つ以上設けても良い。この場合、増加する載置台の数に応じてID読み取り手段10の数が増やされる。
さらに、切欠き部検出手段9a、9bとしてレーザーセンサを用いる場合を例に挙げて説明を行ったが、これに限定するものではなく、反射型センサなど、各種のセンサとされても良い。
1…ソータ、2、2a、2b…ウエハ、2ac、2bc…ウエハの中心位置、3…搬送装置(ロボット)、4…アーム、5a、5b…ロードポート、6…アライメント装置、7a、7b…移動ユニット、8a、8b…載置台、8ac、8bc…載置台の中心位置、9a、9b…切欠き部検出手段、10…ID読み取り手段、11…箱形基台、11a…天井板、12…切欠き部、14…コントローラ、15…配線、16a、16b…X軸スライダ、17a、17b…X軸リニアガイド、18a、18b…X軸駆動モータ、19a、19b…X軸駆動ボールねじユニット、20a、20b…Y軸スライダ、21a、21b…Y軸リニアガイド、22a、22b…Y軸駆動モータ、23a、23b…Y軸駆動ボールねじユニット、24a、24b…載置台駆動モータ、91…切欠き、118a、118b…開口、119a、119b…開口、241…出力軸、OP1…開口。







Claims (14)

  1. ウエハのエッジに設けられた切欠き部を、周方向における所定の位置に位置合わせするためのアライメント装置であって、
    前記ウエハが載置され、水平面内に並べて配置された複数の載置台と、
    前記載置台をそれぞれ回転させると共に、前記水平面内における所定の方向にそれぞれ移動させる複数の移動ユニットと、
    前記載置台に対応させて設けられ、前記載置台に載置された前記ウエハのエッジに設けられた前記切欠き部の周方向位置をそれぞれ検出する複数の切欠き部検出手段と、
    コントローラと、を備え、
    前記コントローラは、前記切欠き部検出手段により前記ウエハにおける前記切欠き部の周方向位置をそれぞれ検出し、検出された前記位置の情報に基づき、前記位置を所定の周方向における位置にそれぞれ位置合わせするために、前記載置台に載置された前記ウエハを前記移動ユニットによりそれぞれ回転させる際、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記移動ユニットを介して水平面内における各載置台の位置を制御する、
    ことを特徴とするアライメント装置。
  2. 前記載置台同士の中間位置に設けられるID読み取り手段を更に備え、
    前記コントローラは、前記載置台に載置された前記ウエハを前記移動ユニットによりそれぞれ回転させ、前記ウエハにおける前記切欠き部の周方向位置を前記切欠き部検出手段によりそれぞれ検出すると共に、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記移動ユニットを介して水平面内における各載置台の位置を制御しながら、前記ウエハの周縁部に付されたIDを前記ID読み取り手段により読み取る、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアライメント装置。
  3. 前記コントローラは、前記載置台に載置された前記ウエハを前記移動ユニットによりそれぞれ回転させる際、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記移動ユニットを介して水平面内における各載置台の位置制御を行うインターロック手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアライメント装置。
  4. 前記コントローラは、前記載置台に載置された前記ウエハにおける前記IDを前記ID読み取り手段によりそれぞれ読み取る際、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、一の前記ウエハのIDを読み取る制御、前記移動ユニットを介して水平面内における各載置台の位置制御、及び別の前記ウエハのIDを読み取る制御を行うインターロック手段を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載のアライメント装置。
  5. 前記コントローラは、前記載置台に載置された前記ウエハにおける前記IDを前記ID読み取り手段によりそれぞれ読み取る際、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記移動ユニットを介して水平面内における各載置台の位置制御、及び前記ウエハの各IDを時間差で交互に読み取る制御を行うインターロック手段を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載のアライメント装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のアライメント装置を備えた半導体ウエハ処理装置であって、
    搬送装置を更に備え、
    前記搬送装置は、前記アライメント装置の水平面内に並べて配置された複数の前記載置台の各々に、前記ウエハを投入及び取り出しすることができるようにされている、
    ことを特徴とする半導体ウエハ処理装置。
  7. 前記搬送装置は、ダブルアームロボットである、
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体ウエハ処理装置。
  8. 請求項1に記載のアライメント装置を使用する、ウエハの位置合わせのためのアライメント方法であって、
    複数の前記ウエハを、前記水平面内に並べて配置された複数の前記載置台に対してそれぞれ搬入するウエハ搬入工程と、
    前記各載置台を回転させると共に、前記各載置台上の前記ウエハのエッジに設けられた前記切欠き部を検出する切欠き部検出工程と、
    前記各載置台を更に回転させて、前記切欠き部検出工程において検出された前記ウエハにおける前記切欠き部の位置を、所定の周方向における位置に移動させる位置合わせ工程
    と、
    前記位置合わせ工程における前記ウエハの移動の際、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記各載置台の位置を制御する第1の位置制御工程と、
    複数の前記載置台上の前記ウエハを、外部搬出装置により前記アライメント装置の外へ取り出すべく、複数の前記載置台に対してそれぞれ搬出するウエハ搬出工程と、を含む、
    ことを特徴とするアライメント方法。
  9. 一の前記載置台のエリアにおける前記ウエハの搬入工程、前記ウエハの搬出工程、又は前記ウエハの前記切欠き部検出工程と、他の前記載置台のエリアにおける前記ウエハの搬入工程、前記ウエハの搬出工程、又は前記ウエハの前記切欠き部検出工程とを、連続的に又は一部重畳させて行う、
    ことを特徴とする請求項8に記載のアライメント方法。
  10. 前記切欠き部検出工程において、前記載置台に対する前記ウエハの位置ずれ量が規定範囲外と判定されたとき、当該ウエハは、前記アライメント装置から取り出される、
    ことを特徴とする請求項8に記載のアライメント方法。
  11. 複数の前記ウエハにそれぞれ付されたIDを、複数の前記載置台同士の中間位置に設けられるID読み取り手段により読み取るID読み取り工程を更に含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載のアライメント方法。
  12. 前記ID読み取り工程において、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、前記各載置台の位置を制御する第2の位置制御工程を更に含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載のアライメント方法。
  13. 前記ID読み取り工程において、ウエハ同士の干渉を防ぐべく、一の前記ウエハについて前記ID読み取り工程を実施している間、別の前記ウエハの前記ID読み取り手段への移動を規制し、一の前記ウエハのIDの読み取り終了後に、別の前記ウエハの前記ID読取手段への移動を可能とする第2の位置制御工程を更に含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載のアライメント方法。
  14. 前記ID読み取り工程後、水平面内において前記載置台を、前記ウエハを取り出す取り出し位置へ移動させ、前記位置合わせ工程を行う、
    ことを特徴とする請求項11に記載のアライメント方法。





















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