JP6751431B2 - 歯列矯正用空隙閉鎖装置 - Google Patents

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Description

本出願は、2017年12月28日に出願された米国特許仮出願番号第62/611154号、2018年6月21日に出願された米国特許仮出願番号第62/687996号についての優先権を主張するものであり、これらの全ては引用によって本願に援用される。
本発明は、歯列矯正技術に関するものであり、特に、取り外し可能な歯列矯正用空隙閉鎖装置に関するものである。
歯並びの悪い歯は、人の歯の審美性、機能、および健康に悪影響を与える恐れがある。歯列矯正の目的は、機械的な力を加えて歯の機能および審美性が向上する位置または方向に歯を移動させる器具を用いて歯を適切に整列させることである。
歯の突出(dental protrusion)は歯列矯正治療を必要とする一般的な症状である。上顎または上顎と下顎の両方(両顎)の前歯の歯槽突起(dentoalveolar protrusion)は、凸状の顔面プロファイルとなる。上顎または両顎の突出に対する現在の治療は、第1または第2の小臼歯を抜歯するものであるため、前歯を後退させるスペースが生じる。空隙閉鎖のステップは困難であり、前歯のスムーズな後退を達成するための効果的なメカニズムが求められている。
従来の歯列矯正用空隙閉鎖装置は、前歯に連結された第1のキャップユニット、後歯に連結されて固定作用する第2のキャップユニット、および第1および第2のキャップユニットを連結して第1のキャップユニットに弾性牽引力を加え、前歯を遠位に後退させる弾性部材からなる。しかしながら、後退過程中に、前歯が遠位に傾く傾向があり、奥歯が近位に傾くというボーイングエフェクトとして知られる一般的な問題が発生する。
取り外し可能な歯列矯正用空隙閉鎖装置を提供する。
上述の問題に鑑み、本発明の目的は、後退過程中のボーイングエフェクトを防ぎながら前歯のスムーズな後退を達成することができる歯列矯正用空隙閉鎖装置を提供することである。
いくつかの実施形態による、第1の歯列矯正用キャップ(tooth cap)ユニット、第2の歯列矯正用キャップユニット、及び複数の弾性部材を含む歯列矯正用空隙閉鎖装置が提供される。第1のキャップユニットは、患者の歯列弓の前歯に取り外し可能に装着されるように構成される。少なくとも一つの第1のコネクタが第1のキャップユニットの各頬側に固定される。第2のキャップユニットは、歯列弓の奥歯に取り外し可能に装着されるように構成される。垂直延長部が第2のキャップユニットの各頬側に形成され、少なくとも一つの第2のコネクタが各垂直延伸部に固定される。弾性部材は、第1のキャップユニットの頬側の第1のコネクタを第2のキャップユニットの頬側の第2のコネクタに連結し、それにより、水平成分と垂直成分を有する弾性牽引力を第1のキャップユニットに加え、前歯の後退および侵入を実現する。
いくつかの実施形態では、各第2のコネクタと第1のコネクタ間は、垂直方向の高低差を有する。
いくつかの実施形態では、第2のキャップユニットは、奥歯に取り外し可能に装着されるように構成された二つの第2のキャップセグメントを含む。第2のキャップセグメントの各々は、その頬側に形成された垂直延伸部を有する。
いくつかの実施形態では、歯科矯正用空隙閉鎖装置は、第3のキャップユニットおよび複数の追加の弾性部材を更に含む。第3のキャップユニットは、犬歯を除く前歯と奥歯の間の歯列弓の二つの犬歯に取り外し可能に装着されるように構成された二つの第3のキャップセグメントを含む。追加の弾性部材は、第3のキャップセグメントを第2のキャップセグメントに連結し、それにより、弾性牽引力を第3のキャップセグメントに加え、犬歯の後退を実現する。
いくつかの実施形態では、第2のキャップユニットは、二つの第2のキャップセグメントを一緒に連結する横バーを更に含み、横バーは患者の口蓋または口腔底に向かって延伸し、ほぼ接触する。
いくつかの実施形態では、少なくとも一つの前方延伸部は横バーから前方に延伸する。少なくとも一つの第3のコネクタが前方延伸部に形成される。
いくつかの実施形態では、第2のキャップユニットは、二つの第2のキャップセグメントの頬側の上の垂直延伸部の上端に連結し、患者の口腔の前庭に沿って配置された唇側バーを更に含む。少なくとも一つの第4のコネクタが唇側バーの上に形成される。
いくつかの実施形態では、歯列矯正用空隙閉鎖装置は、唇側バーの上の第4のコネクタを前方延伸部の上の第3のコネクタに連結し、第1のキャップユニットを横切って延伸する追加の弾性部材を更に含み、それにより、弾性牽引力を第1のキャップユニットに加え、前歯の後退および/または侵入を実現する。
いくつかの実施形態では、複数の第5のコネクタは、第2のキャップユニットの頬側に配置される。歯列矯正用空隙閉鎖装置は、第1のキャップユニットの頬側の第1のコネクタおよび第5のコネクタと係合して、第1のキャップユニットの唇側に沿って配置され、第1のキャップユニットの移動をガイドする歯列矯正アーチワイヤを更に含む。
いくつかの実施形態では、第1のキャップユニットの唇側は、歯列矯正用アーチワイヤと係合するためのアーチワイヤ溝を形成する。アーチワイヤ溝と歯列矯正用アーチワイヤの元の係合していない形状での歯列矯正用アーチワイヤ間に、垂直方向の高低差を有する。
いくつかの実施形態では、患者の歯列弓の奥歯に取り外し可能に装着されるように構成された二つの第2のキャップセグメントを含む第2のキャップユニットを含む歯列矯正用空隙閉鎖装置が提供される。第2のキャップユニットは、二つの第2のキャップセグメントから延伸し、それらの目標の後退位置で前歯を受容するための形状を有する前歯止め位置プレートを更に含む。
いくつかの実施形態による装置の咬合面から見たときの患者の歯列弓に装着された歯列矯正用空隙閉鎖装置を示す概略図 図1の歯列矯正用空隙閉鎖装置の概略側面図 図1の歯列矯正用アーチワイヤの配置を示す概略側面図であり、舌側に配置された歯列矯正用アーチワイヤが破線で描かれている。 いくつかの実施形態による装置の咬合面から見たときの患者の歯列弓に装着された歯列矯正用空隙閉鎖装置を示す概略図 図4の歯列矯正用空隙閉鎖装置の概略側面図 図4の第2の歯列矯正用キャップ(tooth cap)ユニットの横バー(transverse bar)の構造を示す概略側面図であり、舌側に配置された横バーが破線で描かれている。 第1のキャップユニットの唇側に配置されている図4の歯列矯正用アーチワイヤを示す概略正面図 いくつかの実施形態による装置の咬合面から見たときの患者の歯列弓に装着された歯列矯正用空隙閉鎖装置を示す概略図
添付の図面と共に以下の本発明の様々な実施形態の詳細な説明を検討することで、本発明はより完全に理解できる。
本発明の目的、特徴、及び利点を説明するために、本発明の好ましい実施形態および図面を以下に詳細に示す。
以下の詳細な説明において、「下の方」、「下方」、「下部」、「上方」、「上部」およびこれらに類する語のような空間的に相対的な用語は、図において一つの要素または特徴の関係を別の(複数の)要素と(複数の)特徴で記述するための説明を簡潔にするために用いられる。空間的に相対的な用語は、図に記載された方向に加えて、使用または操作する装置の異なる方向を包含することを意図している。装置は、他に方向づけされてもよく(90度回転、または他の方向に)、ここで用いられる空間的に相対的な記述は、同様にそれに応じて解釈され得る。
以下の説明は、複数の例において同じ構成要素の符号または文字を繰り返し用いる可能性がある。繰り返し用いる目的は、簡易化した明確な説明を提供するためのもので、複数の以下に討論する実施形態および/または配置の関係を限定するものではない。種々の特徴は、簡潔で明確にするために、異なる寸法に任意に描かれることがある。
一般に、本開示は、後退過程中のボーイングエフェクトを防ぎながら前歯のスムーズな後退を達成することができる歯列矯正用空隙閉鎖装置に関する例示的な実施形態を提供する。以下実施形態のいくつかの変形例を記載する。様々な図および例示的な実施形態を通して、共通の要素は同じ番号を用いる。
図1は、いくつかの実施形態による装置の咬合面から見たときの患者の歯列弓に装着された歯列矯正用空隙閉鎖装置10を示す概略図である。図2は、図1の歯列矯正用空隙閉鎖装置の概略側面図である。図1および図2に示されるように、歯列矯正用空隙閉鎖装置10は、第1の歯列矯正用キャップ(tooth cap)ユニット11および第2の歯列矯正用キャップユニット12を含む。第1のキャップユニット11は、後退すべき歯列弓M(上顎歯列弓または下顎歯列弓)の前歯(例えば、切歯および側切歯)に取り外し可能に装着されるように構成されることができる。第2のキャップユニット12は、後歯(例えば、第2の小臼歯、第1の大臼歯、および第2の大臼歯)に取り外し可能に装着されて、複数の弾性部材の固定源(anchorage)として作用し、第1のキャップユニット11の内側の前歯に弾性矯正力を加える(これについては後で更に説明する)ように構成されることができる。歯列矯正用空隙閉鎖装置10が装着される前に、第1の小臼歯が抜かれ、前歯を後退させるスペースを作る。
第1のキャップユニット11は、内面に形成された複数の歯受容キャビティ(tooth receiving cavities:図示せず)を有する剛性シェル111(第1の歯列矯正用キャップセグメント111とも呼ばれる)を含み、前歯を受けることができる。剛性シェル111も、外側面に形成され、且つ内歯受容キャビティの反対側に形成された咬合面OS(図1および図2を参照)を有する。第2のキャップユニット12は、二つの剛性シェルまたは第2の歯列矯正用キャップセグメント121を含み、内面に形成された複数の歯受容キャビティ(tooth receiving cavities:図示せず)をそれぞれ有し、歯列弓Mの左側または右側の奥歯を受けることができる。各第2のキャップセグメント121も、外側面に形成され、且つ内歯受容キャビティの反対側に形成された咬合面OSを有する。いくつかの実施形態では、第1および第2のキャップセグメント111および121は、歯列矯正用樹脂から作製される。第1および第2のキャップセグメント111および121は、金属または口腔用途での使用に適した他の材料で作製されてもよい。
図1および図2に示されるように、いくつかの実施形態では、複数の第1のコネクタ21が第1のキャップユニット11の唇側および(左右の)頬側に固定されている。複数の第2のコネクタ22も第2のキャップユニット12の(左右の)頬側に固定されている(即ち、各第2のキャップセグメント121の頬側に形成される)。各第2のキャップセグメント121は、頬側に形成され、且つ咬合面OSから離れる方向に垂直に延伸した垂直延伸部122(例えば、図2に描かれた点線の上方の第2のキャップセグメント121の部分)を有する。一つ以上の第2のコネクタ22も垂直延伸部122の外面に固定され、垂直延伸部122の各第2のコネクタ22と第1のキャップユニット11の頬側の各第1のコネクタ21間に、垂直方向の高低差を有するようにする。第1および第2のコネクタ21,22は、後述する弾性部材を取り付けるように構成されている。様々な実施形態では、第1および第2のコネクタ21および22の各々は、実際の要件に応じて、フック、ボタン、チューブ、ブラケットなどとすることができる。
歯列矯正用空隙閉鎖装置10は、第1のキャップユニット11に固定された第1のコネクタ21を第2のキャップユニット12に固定された第2のコネクタ22に連結するように構成された一つ以上の弾性部材30も含む。いくつかの実施形態では、図2に示されるように、歯列矯正用空隙閉鎖装置10は、第1のキャップユニット11の唇側および頬側に固定された第1のコネクタ21を第2のキャップユニット12の頬側に固定された第2のコネクタ22に連結する一つの弾性部材30と、第1のキャップユニット11の頬側に固定された第1のコネクタ21を両頬側の上の垂直延伸部122に固定された第2のコネクタ22に連結する複数の弾性部材30とを含む。しかしながら、弾性部材30の配置には多くの変形および修正が可能であることを理解されたい。様々な実施形態では、弾性部材30の各々は、実際の要件に応じてエラスティックスレッド、ゴムバンド、パワーチェーンなどとすることができる。
以上の構成により(特に、第2のキャップユニット12は、両頬側の上の垂直延伸部122および垂直延伸部122の上の第2のコネクタ22を含む)、弾性部材30は、水平成分と垂直成分を有する弾性牽引力(図2の上下の矢印で示されるように)を第1のキャップユニット11に加え、前歯の後退および侵入を実現する(同時に奥歯に装着された第2のキャップユニット12は固定源として作用する)。その結果、後退過程中に生じるボーイングエフェクトが防止される。
犬歯は根が長く、犬歯を切歯と一まとまりで一緒に移動させることは困難であることを理解されたい。この問題を解決するために、歯列矯正用空隙閉鎖装置10は、歯列弓Mの両側の犬歯に取り外し可能に装着されるように構成された二つの剛性シェルまたは第3のキャップセグメント131を含み(第1のキャップセグメント111または第2のキャップセグメント121と同様の構造を有する)、且つ第3のキャップユニット13の第3のキャップセグメント131を第2のキャップユニット12の第2のキャップセグメント121に連結するように構成された複数(例えば、二つ)の弾性部材32を含む第3のキャップユニット13も含む。図1に示されるように、各弾性部材32は、第2のキャップセグメント121の頬側の第2のコネクタ22を第2のキャップセグメント121の舌側のもう一つのコネクタ23(例えば、フック、ボタンなど)に連結し、第3のキャップセグメント131を横切って延伸する(図示されていないが、各第3のキャップセグメント131は、弾性部材32を保持または係合するための、ノッチなどのような一つ以上の弾性部材保持機構を有することができる)。それにより、弾性部材32は、弾性牽引力を第3のキャップユニット13の第3のキャップセグメント131に加え、犬歯の水平方向の後退を実現する。犬歯は単独に後退するため、犬歯を除く前歯の後退はより速くなる(即ち、矯正効率が向上する)。
いくつかの実施形態では、歯列矯正用空隙閉鎖装置10は、舌側に沿って配置された歯列矯正用アーチワイヤ40(例えば、サーマルアクチベイトNi‐Tiワイヤ)を更に含む(図1参照)。複数のコネクタ24,25(例えば、チューブ、ブラケットなど)は、第1および第2のキャップセグメント111および121の舌側にそれぞれ固定され、歯列矯正用アーチワイヤ40を取り付けるのに用いられる。第1のキャップセグメント111の舌側に沿って配置された歯列矯正用アーチワイヤ40は、第1のキャップユニット11(および前歯)を第2のキャップユニット12に向かって安定して移動させるようにガイドすることができる。
歯列矯正用アーチワイヤ40は、前歯の後退中に、力を加えて、前歯と共に第1のキャップユニット11を垂直方向または先端(apical)方向に引っ張ることもできる。例えば、図3に示されるように、歯列矯正用アーチワイヤ40を配置することによって(破線で示されるように)、第1のキャップユニット11と係合する1つのセグメントと第2のキャップユニット12と係合するもう一つのセグメント間に、垂直方向の高低差を有するようにし、歯列矯正用アーチワイヤ40がその元の係合していない形状に戻ろうとするとき、歯列矯正用アーチワイヤ40は、前歯と共に第1のキャップユニット11に上向きの引張力を加える(図中の矢印に示されるように)。
図4は、いくつかの実施形態による装置の咬合面から見たときの患者の歯列弓に装着されたもう一つの歯列矯正用空隙閉鎖装置10’を示す概略図である。図5は、図4の歯列矯正用空隙閉鎖装置10’の概略側面図である。上述の歯列矯正用空隙閉鎖装置10と同様に、歯列矯正用空隙閉鎖装置10’(図4および図5参照)は、第1のキャップユニット11および第2のキャップユニット12を含む。第1のキャップユニット11は、後退される歯列弓M(上顎歯列弓または下顎歯列弓)の前歯(例えば、切歯および側切歯)に取り外し可能に装着されるように構成される。第2のキャップユニット12は、後歯(例えば、第2の小臼歯、第1の大臼歯、および第2の大臼歯)に取り外し可能に装着されて、複数の弾性部材の固定源として作用し、第1のキャップユニット11の内側の前歯に弾性矯正力を加えるように構成されることができる。歯列矯正用空隙閉鎖装置10’が装着される前に、第1の小臼歯が抜かれ、前歯後退用のスペースを作る。
上述の実施形態(図1および図2)と同様に、第1のキャップユニット11は、前歯を受けるための第1のキャップセグメント111を含み、第2の歯キャップユニット12は、歯列弓Mの左側と右側の上の奥歯を受けるための二つの第2のキャップセグメント121を含む。複数の第1のコネクタ21が第1のキャップユニット11の頬側に固定される。複数の第2のコネクタ22も第2のキャップユニット12の頬側に固定される(即ち、各第2のキャップセグメント121の頬側に形成される)。各第2のキャップセグメント121は、頬側に形成され、咬合面OSから離れる方向に垂直に延伸する垂直延伸部122を有する。一つ以上の第2のコネクタ22も垂直延伸部122の外面に固定され、垂直延伸部122の各第2のコネクタ22と第1のキャップユニット11の頬側の各第1のコネクタ21間に、垂直方向の高低差を有するようにする。
歯列矯正用空隙閉鎖装置10’は、第1のキャップユニット11に固定された第1のコネクタ21を第2のキャップユニット12に固定された第2のコネクタ22に連結するように構成された一つ以上の弾性部材30も含む。いくつかの実施形態では、図5に示されるように、歯列矯正用空隙閉鎖装置10’は、第1のキャップユニット11の頬側に固定された第1のコネクタ21を頬側と垂直延伸部122に固定された第2のコネクタ22に連結する複数の弾性部材30を含む。しかしながら、弾性部材30の配置には多くの変形および修正が可能であることを理解されたい。
以上の構成により(特に、第2のキャップユニット12は、両頬側の垂直延伸部122および垂直延伸部122の上の第2のコネクタ22を含む)、弾性部材30は、水平成分と垂直成分を有する弾性牽引力(図5の上下の矢印で示されるように)を第1のキャップユニット11に加え、前歯の後退および侵入を実現する(同時に奥歯に装着された第2のキャップユニット12は固定源として作用する)。その結果、後退過程中に生じるボーイングエフェクトが防止される。
歯列矯正用空隙閉鎖装置10’は、歯列弓Mの両側の犬歯に取り外し可能に装着されるように構成された二つの剛性シェルまたは第3のキャップセグメント131を含み(第1のキャップセグメント111または第2のキャップセグメント121と同様の構造を有する)、且つ第3のキャップユニット13の第3のキャップセグメント131を第2のキャップユニット12の第2のキャップセグメント121に連結するように構成された複数(例えば、二つ)の弾性部材32を含む第3のキャップユニット13も含む。それにより、弾性部材32は、弾性牽引力を第3のキャップユニット13の第3のキャップセグメント131に加え、犬歯の水平方向の後退を実現する。犬歯は単独に後退するため、犬歯を除く前歯の後退はより速くなる(即ち、矯正効率が向上する)。
歯列矯正用空隙閉鎖装置10’は、第2のキャップユニット12が二つの第2のキャップセグメント121を一緒に連結する横バー123を更に含むという点で、上述の実施形態の歯列矯正用空隙閉鎖装置10と異なる。横バー123は、U字状に構成されており、その前部が高くなっている(図6参照)。U字状の横方向バー123は、患者の口蓋(palate)または口腔底(floor of the mouth)にほぼ接触することに留意されたい。より具体的には、第2のキャップユニット12が上顎歯列弓に装着されたとき、U字状横バー123は口腔底にほぼ接触する。従って、奥歯の上の第2のキャップユニット12の安定性および保持力が向上し、ボーイングエフェクトも防止される。
いくつかの実施形態では、図4に示されるように、第2のキャップユニット12は、横バー123から前方に延伸する複数の(例えば三つ)の前方延伸部(anterior extension part)124を更に含む。各前方延伸部124は、舌側に形成された又は固定された一つ以上のコネクタ26(例えば、フック、ボタンなど)を有する。しかしながら、いくつかの他の実施形態では、横バー123から前方に延伸する単一の前方延伸部124だけを有し、且つその上に複数のコネクタ26を有してもよい。
いくつかの実施形態では、図5に示されるように、第2のキャップユニット12は、二つの第2のキャップセグメント121の頬側の上の二つの垂直延伸部122の上端に連結し、患者の口腔の前庭(上顎または下顎の頬前庭)に沿って配置された唇側バー(labial bar)125を更に含む。複数のコネクタ27(例えば、フック、ボタンなど)は、唇側バー125に沿って配置することができる。
いくつかの実施形態では、図4および図6に示されるように、歯列矯正用空隙閉鎖装置10’は、唇側バー125の上の少なくとも一つのコネクタ27を第2のキャップユニット12の前方延伸部124の上の少なくとも一つのコネクタ26に連結するように構成された一つ以上の弾性部材33(例えばゴムバンドなど)を更に含み、第1のキャップユニット11の咬合面OSも横切って延伸する。これらの構成により、弾性部材30は、弾性牽引力を第1のキャップユニット11に加え、前歯の後退および侵入を実現し(図6の上下の矢印で示されるように)、よって矯正効率が向上する。単一の弾性部材33のみを用いて唇側バー125の中間位置に配置された一つのコネクタ27を、第2のキャップユニット12の中間前方延伸部124(例えば図4の破線で囲まれたもの)の上の一つのコネクタ26に連結する場合、弾性部材33は、主に、力を加えて、前歯と共に第1のキャップユニット11を垂直方向または先端方向に引っ張ることを理解されたい。それにより、後退過程中に生じるボーイングエフェクト(前歯が遠位に傾く傾向)が防止される。
いくつかの実施形態では、歯列矯正用空隙閉鎖装置10’は、舌側に沿って配置された歯列矯正用アーチワイヤ41(例えば、サーマルアクチベイトNi‐Tiワイヤ)を更に含む(図4〜図6参照)。第2のキャップユニット12の両頬側に固定された多数のコネクタ28(例えば、チューブ、ブラケットなど)、及び第1のキャップユニット11の両頬側に固定された複数の第1のコネクタ21(例えば、チューブ、ブラケットなど)は、歯列矯正用アーチワイヤ41を取り付けるのに用いられる。第1のキャップセグメント111の舌側に沿って配置された歯列矯正用アーチワイヤ41は、第1のキャップユニット11(及び前歯)を第2のキャップユニット12に向かって安定して移動させるようにガイドすることができる。
いくつかの実施形態では、図7に示されるように、第1のキャップユニット11の唇側も、歯列矯正用アーチワイヤ41と係合するためのアーチワイヤ溝(groove)112を形成する。アーチワイヤ溝112と歯列矯正用アーチワイヤ41の元の係合していない形状での歯列矯正用アーチワイヤ41(図7の破線で示されたように)間に、垂直方向の高低差Xが生じる可能性がある。従って、歯列矯正用アーチワイヤ40がその元の係合していない形状に戻ろうとするとき、歯列矯正用アーチワイヤ41は、前歯と共に第1のキャップユニット11に上向きの引張力を加える(図7の矢印に示されるように)。
図8は、いくつかの実施形態による装置の咬合面から見たときの患者の歯列弓に装着されたもう一つの歯列矯正用空隙閉鎖装置10”を示す概略図である。上述の実施形態では、共通の要素には同じ番号が付されており、同じ詳細は繰り返されない。歯列矯正用空隙閉鎖装置10”は、後退すべき前歯に取り外し可能に装着されるように構成された第1のキャップユニット11、後歯に取り外し可能に装着されて、固定源として作用するように構成された第2のキャップユニット12、及び第1のキャップユニット11に固定された第1のコネクタ21を第2のキャップユニット12の両頬側に固定された第2のコネクタ22に連結するように構成された一つ以上の弾性部材30を含み、第1のキャップユニット11の内側の前歯に弾性矯正力を加える。図示されていないが、第2のキャップユニット12は、複数のコネクタを有する両頬側の上の垂直延伸部122を含む。それにより、弾性部材30は、水平成分と垂直成分を有する弾性牽引力を第1のキャップユニット11に加え、前歯の後退および侵入を実現する。その結果、後退過程中に生じるボーイングエフェクトが防止される。
歯列矯正用空隙閉鎖装置10”と上述の実施形態の歯列矯正用空隙閉鎖装置間の主な違いは、第2のキャップユニット12が二つの第2のキャップセグメント121から延伸し、それらの目標の後退位置(target retracted position)で第1のキャップユニット11(又は前歯)を受容するための形状を有する前歯止め位置プレート(anterior teeth stop position plate)126を更に含むことである。例えば、前歯停止位置プレート126は、第1のキャップユニット11(又は前歯)が第2のキャップユニット12に向かって一定の距離D(図8)移動して、矯正空隙(前歯と後歯の間)を閉鎖したとき、前歯停止位置プレート126は、第1のキャップユニット11(又は前歯)に当接するように位置決めされることができる。このような設計を通して、第1のキャップユニット11(又は前歯)が第2の歯キャップユニット12に向かって後退することができる距離が正確に決定される。いくつかの実施形態では、第1のキャップユニット11は使用されず、弾性部材30は前歯に固定されたコネクタに直接連結されて前歯を前歯停止位置プレート126に向かって後退させる。
上述の歯列矯正用空隙閉鎖装置は単一の歯列弓に装着されているが、両方の歯列弓(即ち、上顎歯列弓および下顎歯列弓)に装着して両顎の突出を治療することもできる。そのような場合、タブ(tab)、ガイド面(guiding plane)、又は表面が第1のキャップユニットの咬合面に形成され、下顎のロングセントリック(long−centric)の移動中、下顎切歯と接触する。
本開示及びそれらの利点の一部の実施形態が詳細に説明されてきたが、添付の特許請求の範囲によって定義されるように、本開示の精神および範囲を逸脱せずに、本明細書において種々の変更、置換、および代替をすることができることを理解すべきである。例えば、本明細書で述べられる特徴、機能、プロセス、及び材料の多くが本開示の範囲を逸脱することなく変更できることが当業者にとっては容易に理解されるだろう。本出願の範囲は、本明細書中に述べられたプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、及びステップの特定の実施形態に限定されることを意図するものではない。当業者が本開示の開示から容易に理解するように、本明細書で述べられた対応する実施形態と、実質的に同様の機能を実行するか、又は実質的に同様の結果を達成する現存の又は後に開発される開示、プロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、又はステップが本開示に従って利用され得る。よって、添付の特許請求の範囲は、上述のプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、又はステップを含むように意図される。各請求の範囲は、個別の実施形態を構成し、各請求の範囲及び実施形態の組み合わせは、本発明の保護範囲である。
10,10’,10” 歯列矯正用空隙閉鎖装置
11 第1の歯列矯正用キャップユニット
12 第2の歯列矯正用キャップユニット
13 第3のキャップユニット
21 第1のコネクタ
22 第2のコネクタ
23,24,25,26,27,28 コネクタ
30,32,33 弾性部材
40,41 歯列矯正用アーチワイヤ
111 剛性シェル/第1の歯列矯正用キャップセグメント
112 アーチワイヤ溝
121 剛性シェル/第2の歯列矯正用キャップセグメント
122 垂直延伸部
123 横バー
124 前方延伸部
125 唇側バー
126 前歯止め位置プレート
131 剛性シェル/第3の歯列矯正用キャップセグメント
D 距離
M 歯列弓
X 垂直方向の高低差
OS 咬合面

Claims (11)

  1. 患者の歯列弓の前歯に取り外し可能に装着されるように構成され、少なくとも一つの第1のコネクタが第1のキャップユニットの外側に設けられた第1のキャップユニット、
    前記歯列弓の奥歯に取り外し可能に装着されるように構成され、第2のキャップユニットの咬合面から離れる方向である垂直に延伸した垂直延伸部が第2のキャップユニットに構成され、少なくとも一つの第2のコネクタが前記垂直延伸部の外側に設けられた第2のキャップユニット、
    前記第1のキャップユニットの前記第1のコネクタを前記第2のキャップユニットの前記第2のコネクタに連結し、水平成分と垂直成分を有する弾性牽引力を前記第1のキャップユニットに加え、前記前歯を口の奥側、かつ、歯の根の側に付勢する複数の弾性部材
    を有する歯列矯正用空隙閉鎖装置。
  2. 前記第2のコネクタと前記第1のコネクタとの間に、垂直方向の高低差を有する
    請求項1の歯列矯正用空隙閉鎖装置。
  3. 前記第2のキャップユニットは、前記奥歯に取り外し可能に装着されるように構成された二つの第2のキャップセグメントを有する
    請求項1の歯列矯正用空隙閉鎖装置。
  4. 犬歯を除く前歯と奥歯の間の歯列弓の二つの犬歯に取り外し可能に装着されるように構成された二つの第3のキャップセグメントを含む第3のキャップユニット、
    前記第3のキャップセグメントを前記第2のキャップセグメントに連結し、弾性牽引力を前記第3のキャップセグメントに加え、前記犬歯を口の奥側に後退させる複数の追加の弾性部材
    を更に有する
    請求項3の歯列矯正用空隙閉鎖装置。
  5. 前記第2のキャップユニットは、前記二つの第2のキャップセグメントを連結する横バーを更に有し、
    前記横バーは患者の口蓋または口腔底に向かって延伸し、ほぼ接触する
    請求項3の歯列矯正用空隙閉鎖装置。
  6. 少なくとも一つの前方延伸部は、横バーから前方に延伸し、
    少なくとも一つの第3のコネクタが前記前方延伸部に形成される
    請求項5の歯列矯正用空隙閉鎖装置。
  7. 前記第2のキャップユニットは、前記二つの第2のキャップセグメントの前記頬側の上の前記垂直延伸部の上端に連結し、患者の口腔の前庭に沿って配置された唇側バーを更に含み、且つ少なくとも1つの第4のコネクタが前記唇側バーの上に形成される
    請求項6の歯列矯正用空隙閉鎖装置。
  8. 前記唇側バーの上の第4のコネクタを前記前方延伸部の上の前記第3のコネクタに連結し、前記第1のキャップユニットを横切って延伸する追加の弾性部材を更に有し、弾性牽引力を前記第1のキャップユニットに加え、前記前歯を口の奥側、かつ、歯の根の側に付勢する
    請求項7の歯列矯正用空隙閉鎖装置。
  9. 複数の第5のコネクタが、前記第2のキャップユニットの前記頬側に配置され、
    前記歯列矯正用空隙閉鎖装置は、前記第1のキャップユニットの前記頬側の前記第1のコネクタおよび前記第5のコネクタと係合して、前記第1のキャップユニットの唇側に沿って配置され、前記第1のキャップユニットの移動をガイドする歯列矯正アーチワイヤを更に有する
    請求項1の歯列矯正用空隙閉鎖装置。
  10. 前記第1のキャップユニットの前記唇側には前記歯列矯正用アーチワイヤと係合するためのアーチワイヤ溝が形成され、
    前記アーチワイヤ溝と、前記歯列矯正用アーチワイヤが前記アーチワイヤ溝に係合していない状態における前記歯列矯正用アーチワイヤとの間には垂直方向の高低差を有する
    請求項9の歯列矯正用空隙閉鎖装置。
  11. 患者の歯列弓の奥歯に取り外し可能に装着されるように構成された二つの第2のキャップセグメントを含む第2のキャップユニットを有し、
    前記第2のキャップユニットは、前記二つの第2のキャップセグメントから延伸し、前歯が後退した位置で前記前歯を受容するための形状を有する前歯止め位置プレートを更に有する
    請求項1〜10いずれかの歯列矯正用空隙閉鎖装置。
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