JP6751361B2 - 鉄道車両用台車 - Google Patents

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Description

本発明は、軸箱支持装置を備えた鉄道車両用台車に関する。
鉄道車両の台車では、軸箱が台車枠に対して変位可能に軸箱支持装置により支持されている。軸箱支持装置には様々な方式のものが存在する。例えば、特許文献1に開示された軸梁方式の軸箱支持装置では、軸箱と台車枠との間にコイルバネからなる軸バネが介装されると共に、軸箱から車両長手方向に沿って延びる軸梁の先端部が台車枠の受け座に支持される。軸梁の先端部には筒状部が形成され、ゴムを介して心棒が挿通される。心棒の車幅方向両側に突出する一対の突起部は、台車枠の受け座の嵌入溝に下方から嵌入され、当該突起部は嵌入溝を閉鎖する蓋部材により下方から支持される。
特開2015−107773号公報
しかし、台車組立時には、心棒の突起部を受け座の嵌入溝に嵌入した状態で受け座に対して蓋部材を下方から締結部材により締結する必要があるため、作業者は台車の下方に潜り込んで、蓋部材を支えながら締結作業を行う必要があり、作業性が悪い。また、心棒が嵌入溝から下方へ脱出しようとする荷重は、蓋部材が下方から負担するため、それを考慮して締結部材の締結強度を設計する必要もある。さらに、蓋部材に対しては緩み止めや落ち止めの部品を設けて台車枠と軸箱とが分離しない構造にする必要がある。
そこで本発明は、台車の組立作業性を向上させることを目的とする。
本発明の一態様に係る鉄道車両用台車は、台車枠と、複数の車軸を夫々支持する複数の軸受を夫々収容する複数の軸箱と、前記複数の軸箱を前記台車枠に連結する複数の軸箱支持装置と、を備え、前記複数の軸箱支持装置の各々は、前記軸箱から車両長手方向に沿って延び、その端部に車幅方向両側に開口されてなる筒状部を有する連結部材と、前記筒状部の内部空間に挿通され、車幅方向両側に一対の突起部が設けられた心棒と、前記筒状部と前記心棒との間に介装された弾性体と、前記台車枠に設けられ、車幅方向及び上方に向けて開放された一対の溝部を有する一対の受け座と、前記一対の溝部に上方から嵌入された前記一対の突起部を上方から押さえる一対の蓋部材と、前記蓋部材を前記受け座に固定する締結部材と、を備える。
前記構成によれば、心棒の突起部が嵌入される溝部が上方に向けて開放されたものであるため、台車組立時において、心棒の突起部を溝部に上方から嵌入し、その突起部に蓋部材を上方から被せて蓋部材を受け座に固定すればよい。よって、軸箱支持装置の組立作業を上方から行うことができ、作業性が向上する。また、心棒が嵌入溝から下方へ脱出しようとする荷重は、蓋部材ではなく台車枠に設けた受け座により下方から支えられるので、万が一、締結部材が脱落した場合であっても心棒や連結部材が台車枠から落下することがない。また緩み止めや落ち止め部品等を設ける必要がなく部品点数を削減することができる。
本発明によれば、鉄道車両の台車の組立作業性が向上する。
実施形態に係る鉄道車両用台車の側面図である。 図1に示す台車の板バネ及び押圧部材の車幅方向から見た断面図である。 図1に示す軸梁の筒状部及びその近傍の上方から見た断面図である。 図1に示す受け梁、受け座及びその近傍の上方から見た斜視図である。 図4に示す受け梁、受け座及びその近傍の下方から見た斜視図である。 図4に示す板バネの中央部及びその近傍の車両長手方向から見た断面図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。なお、以下の説明では、鉄道車両が走行する方向であって車体が延びる方向を車両長手方向とし、それに直交する横方向を車幅方向として定義する。車両長手方向は前後方向とも称し、車幅方向は左右方向とも称しえる。
図1は、実施形態に係る鉄道車両の台車1の側面図である。図2は、図1に示す台車1の板バネ及び押圧部材の車幅方向から見た断面図である。図3は、図1に示す軸梁の筒状部及びその近傍の上方から見た断面図である。図1に示すように、鉄道車両の台車1は、二次サスペンションとなる空気バネ2及びボルスタ3を介して車体(図示せず)を支持する台車枠4を備える。台車枠4は、台車1の車両長手方向の中央において車幅方向に延びる横梁5を備えるが、いわゆる側梁を備えていない。
横梁5は、ボルスタ3に対して旋回可能に接続され、ボルスタ3は、空気バネ2及びボルスタアンカ(図示せず)を介して車体に接続される。横梁5の車両長手方向の両側には、一対の輪軸6が配置されている。輪軸6は、車幅方向に延びる車軸6aと、車軸6aの車幅方向両側に設けられた車輪6bとを有する。車軸6aの車幅方向両側の部分は、それぞれ軸受7に回転自在に支持され、軸受7は、軸箱8に収容されている。
軸箱8は、車両長手方向に延びた板バネ9の端部9bを支持している。板バネ9の長手方向の中央部9aは、横梁5の車幅方向の端部5aを支持している。即ち、板バネ9は、台車1の車幅方向両側の各々において車両長手方向に離間して配置された一対の軸箱8に支持されるとともに台車枠4を支持する。そのため、板バネ9は、一次サスペンションの機能と従来の側梁の機能とを兼ねる。板バネ9は、例えば、繊維強化樹脂で形成される。板バネ9は、台車の側面視で全体として下方に凸な弓形状に形成されている。
図1及び2に示すように、台車枠4は、横梁5の端部5aの下部に設けられた押圧部材10を有する。板バネ9の中央部9aは、押圧部材10の真下に位置している。板バネ9の中央部9aは、端部9bよりも下方に位置する。中央部9aの上面は、台車の側面視において下方に凸な円弧形状を有し、押圧部材10の下面は、台車の側面視において下方に凸な円弧形状を有し、押圧部材10が板バネ9の中央部9aに上方から載せられている。押圧部材10は、板バネ9に固定されない状態で横梁5からの重力による下方荷重によって板バネ9の上面を離隔可能に押圧している。即ち、押圧部材10は、固定具(例えば、ボルト等)によって板バネ9に接続されることなく、板バネの上面を押圧する。言い換えれば、横梁5からの重力による下方荷重とそれに対する板バネ9の反力とによって、板バネ9の上面に対する押圧部材10の押圧が保たれた状態となる。これにより、板バネ9は、押圧部材10の下面に対して押圧領域を変化させながら揺動することを可能にする。なお、台車枠4は、板バネ9の中央部9aの上面に直接的に載せられてもよいし、間接的に載せられてもよい。押圧部材10と板バネ9との間に緩衝シートが介装されてもよい。
図1及び3に示すように、軸箱8は、軸箱支持装置11により台車枠4に連結されている。軸箱支持装置11は、軸梁12(連結部材)と、心棒13と、弾性ブッシュ14と、一対の受け座15と、一対の蓋部材16と、複数の締結部材17とを備える。即ち、台車1は、いわゆる軸梁式の台車である。軸箱8の上面は、台車中央側に向けて上面が傾斜している。軸箱8の上部にはバネ座18が取り付けられ、車両長手方向に延びた板バネ9の端部9bがバネ座18に上方から固定されない状態で離隔可能に載せられている。即ち、板バネ9の長手方向両側の端部9bは、バネ座18を介して軸箱8に支持されている。バネ座18は、軸箱8の上面に位置決めされた弾性体19(例えば、積層ゴム)と、弾性体19の上に位置決めされて板バネ9の端部9bが載せられた受け部材20とを備える。なお、板バネ9と受け部材20とは互いに非固定である。
軸梁12は、軸箱8から台車中央側に向けて車両長手方向に延び、その先端には車幅方向両側に向けて開口する筒状部12aが設けられている。筒状部12aは、軸梁12の先端に一体形成された半筒部に対して別の半筒部をボルトで固定することで形成される。心棒13は、筒状部12aの内部空間に車幅方向に挿通されている。心棒13は、円柱部13aと、円柱部13aの車幅方向の両側に設けられた一対の円錐状のフランジ部13bと、一対のフランジ部13bの両側面から車幅方向外側に向けて突出した突起部13cとを有する。
弾性ブッシュ14(例えば、ゴムブッシュ)は、筒状の弾性体(例えば、ゴム)を有し、心棒13と筒状部12aとの間に介装されている。弾性ブッシュ14は、円筒部14aと、円筒部14aの車幅方向の両側から径方向外方に突出した一対のフランジ部14bとを有し、心棒13に外嵌されている。心棒13の各突起部13cは、軸梁12の筒状部12aよりも車幅方向に突出している。
一対の受け座15は、台車枠4に設けられ、下方に窪んだ一対の溝部21を有する。一対の溝部21には、心棒13の一対の突起部13cが上方から嵌入されている。蓋部材16は、溝部21に収容された突起部13cを上方から押さえた状態で締結部材17(例えば、ボルト)により受け座15に固定されている。台車枠4は、横梁5の端部5aから車両長手方向両側に延びた受け梁30を有し、受け梁30の先端には受け座15が設けられている。
図4は、図1に示す受け梁30、受け座15及びその近傍の上方から見た斜視図である。図5は、図4に示す受け梁30、受け座15及びその近傍の下方から見た斜視図である。図6は、図4に示す板バネ9の中央部9a及びその近傍の車両長手方向から見た断面図である。図4乃至6に示すように、台車枠4は、横梁5の端部5aに固定された受け梁30を有する。受け梁30は、一対の側壁部31,32と、底壁部33と、一対のフランジ部34,35とを有する。受け梁30は、金属板をプレス加工してなり、一対の側壁部31,32と底壁部33と一対のフランジ部34,35とは、一体に成形されている。
一対の側壁部31,32は、互いに車幅方向に対向した状態で車両長手方向に延びている。板バネ9の中央部9aは、一対の側壁部31,32の間に配置され、車幅方向から見て側壁部31,32と重なっている。即ち、板バネ9は、一対の側壁部31,32で挟まれた空間を車両長手方向に通過している。一対の側壁部31,32のうち車幅方向外側の側壁部31の中央部には、板バネ9の中央部9aの側面の一部を露出させる開口31aが形成されている。
即ち、台車組立時において、板バネ9の中央部9aの側面は、台車1の車幅方向外側から開口31aを通して視認可能となっている。なお、開口31aは、側壁部31に着脱可能に取り付けられるカバー部材(図示せず)により最終的に車幅方向外側から閉鎖される構成としてもよい。側壁部31には、横梁5の車両長手方向両側において板バネ9の側面を露出させる切欠31bが形成されている。具体的には、側壁部31のうち車両長手方向両端部の高さ(即ち、底壁部33から上方への突出量)を小さくすることで切欠31bが形成されている。
底壁部33は、一対の側壁部31,32の下端同士を接続して板バネ9を下方から覆っている。一対のフランジ部34,35は、一対の側壁部31,32の上端から互いに車幅方向に離れる向きに突出している。受け梁30において、一対の側壁部31,32及び底壁部33で囲まれた板バネ挿通空間Sは、上方に開放されている。横梁5は、その少なくとも端部5aにおいて水平板部5bを備え、水平板部5bの下面にフランジ部34が嵌合される窪み部5cが形成されている。窪み部5cにフランジ部34が下方から嵌合されることで、横梁5に対して受け梁30が車両長手方向及び車幅方向に位置決めされる。なお、横梁5の水平板部5bと受け梁30との位置決めは、互いに挿通される位置決めピンにより行われてもよい。フランジ部34,35は、締結部材37(例えば、ボルト)により横梁5の水平板部5bに着脱可能に固定されている。受け梁30は、板バネ9と非接触であり、板バネ9に対して隙間をあけている。
受け梁30は、横梁5の車両長手方向両側において板バネ9の下面に向けて突出した突出部36を有する。突出部36は、板バネ9の下面との間に空隙を形成している。板バネ9と突出部36との間の空隙は、受け梁30の切欠31bを通して車幅方向外方に露出している。即ち、当該空隙は、台車1の車幅方向外側から視認可能となっている。
受け梁30の車両長手方向の先端に設けられた一対の受け座15は、車幅方向に対向している。一対の受け座15の各々は、凹部38及び溝部21を有する。凹部38は、受け座15の上端面を下方に窪ませたもので、車幅方向両側及び上側に向けて開口する。凹部38は、底面38aと、底面38aの車両長手方向両端から上方に向けて延びる一対の側面38bとを有する。
溝部21は、凹部38の底面38aの一部を下方に窪ませたもので、車幅方向両側及び上側に向けて開口する。溝部21の車両長手方向の幅は、凹部38の車両長手方向の幅よりも狭い。溝部21には、心棒13の突起部13cが上方から嵌入される。突起部13c及び溝部21の互いの当接面は、台車の側面視で円弧形状を有する。溝部21に突起部13cが嵌入した状態で、突起部13cの上面に当接するように蓋部材16が凹部38に収容される。
蓋部材16は、ボルト等の締結部材17(図1参照)により上方から受け座15に固定され、突起部13cが蓋部材16により上方から押さえられる。凹部38の底面38aには、溝部21の両側にそれぞれ雌ネジ穴39が形成されている。締結部材17は、蓋部材16の貫通孔(図示せず)を通って雌ネジ穴39に締結される。これにより、心棒13が受け座15と蓋部材16とによって挟持される。
蓋部材16は、少なくとも、突起部13cの上面、凹部38の底面38a、凹部38の側面38bに夫々対向する面を有する。蓋部材16のうち凹部38の底面38aに対向する面と、蓋部材16のうち突起部13cの上面に対向する面とは、互いに連続して同一平面上に形成されている。即ち、蓋部材16の平坦な下面が、突起部13cの上面と凹部38の底面38aとに対向する面である。例えば、蓋部材16は、直方体状である。
以上に説明した構成によれば、心棒13の突起部13cが嵌入される溝部21が上方に開放されているため、台車組立時において、心棒13の突起部13cを溝部21に上方から嵌入し、その突起部13cに蓋部材16を上方から被せて蓋部材16を受け座15に固定すればよい。よって、軸箱支持装置11の組立作業を上方から行うことができ、作業性が向上する。また、心棒13が溝部21から下方へ脱出しようとする荷重は、蓋部材16ではなく台車枠4に設けた受け座15により下方から支えられるので、万が一、蓋部材16を固定している締結部材17が脱落した場合であっても、心棒13や軸梁12等が台車枠4から落下することがない。また、緩み止めや落ち止め部品を別途設ける必要がないので部品点数を削減することができる。さらに、心棒13が溝部21から上方に脱出しようとしても、軸梁の筒状部12aと車体荷重を支える板バネ9とが接触し、板バネ9がストッパの役割を果たすので、軸梁12及び輪軸6が台車1から分離することを防止することができる。
また、一次サスペンションとして板バネ9が用いられた台車1において、板バネ9を側方から保護する側壁部31,32と板バネ9を下方から保護する底壁部33とが一体に成形されているため、部品点数を削減できるとともに下方からの組立作業を削減できる。
また、受け梁30は、一対の側壁部31,32及び底壁部33で囲まれた板バネ挿通空間Sが上方に開放されるように一体的に構成されているため、台車組立時において、受け梁30を板バネ9に対して下方から簡単に被せることができると共に、受け梁30に固定された受け座15の溝部21を心棒13の突起部13cに対して簡単に嵌合させることができる。
また、受け梁30は、一対の側壁部31,32の上端から車幅方向両側に突出した一対のフランジ部34,35を有するため、そのフランジ部34,35を横梁5に固定することで、板バネ9に上方から載せる台車枠4も受け梁30に簡単に固定でき、組立作業性が良好となる。
また、一対の側壁部31,32のうち車幅方向外側の側壁部31の中央部には、板バネ9の側面の一部を露出させる開口31aが形成されているので、側壁部31の開口31aを通して板バネ9の中央部9aを視認することができ、板バネ9と受け梁30との間の車両長手方向の位置ズレを簡易かつ直接的に測定できる。よって、台車枠4の側壁部31が板バネ9を車幅方向外側から覆う構成において、台車1の組立作業性と組立精度との両方を向上できる。
また、受け梁30は、板バネ9の下面に向けて突出して板バネ9の下面との間に空隙を形成する突出部36を有するので、板バネ9が損傷した場合でも、受け梁30の突出部36が板バネ9を下方から受け止めることができる。しかも、その板バネ損傷時において受け梁30の突出部36と板バネ9の下面との間の空隙が無くなることが、受け梁30の側壁部31の切欠31bを通して車幅方向外方から視認できるため、板バネ9の異常把握の容易化にも貢献できる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、その構成を変更、追加、又は削除することができる。軸箱支持装置11は、本実施形態では一例として軸梁式としたが、これに限られず、各種の方式を用いることができる。蓋部材は、直方体状のものを例示したが、これに限られない。例えば、受け座15には、凹部38を設けずに受け座15の上端面から下方に窪んだ溝部21を設けてもよい。また、溝部21は受け座の下端面から上方に窪んだものとし、その受け座に受け梁30が接続されるものとしてもよい。受け座15に接続される受け梁は他の形態でもよく、例えば、別体物同士を接合して形成されてもよい。軸バネとして、板バネ9を用いる代わりに、台車枠の側梁と軸箱との間に介設されるコイルバネを用いてもよい。台車は、ボルスタ付き台車の代わりにボルスタレス台車でもよい。
1 台車
4 台車枠
5 横梁
6a 車軸
8 軸箱
9 板バネ
9a 中央部
10 押圧部材
11 軸箱支持装置
12 軸梁(連結部材)
12a 筒状部
13 心棒
13c 突起部
14 弾性ブッシュ(弾性体)
15 受け座
16 蓋部材
17 締結部材
21 溝部
30 受け梁
31,32 側壁部
31a 開口
31b 切欠
33 底壁部
34,35 フランジ部
36 突出部
S 板バネ挿通空間

Claims (6)

  1. 車幅方向に延びる横梁と、前記横梁の車幅方向の端部に固定された状態で車両長手方向に延びた受け梁とを有する台車枠と、
    複数の車軸を夫々支持する複数の軸受を夫々収容する複数の軸箱と、
    前記複数の軸箱を前記台車枠に連結する複数の軸箱支持装置と、
    車両長手方向に延び、前記複数の軸箱のうち車両長手方向に離間して配置された一対の軸箱に支持されるとともに前記台車枠を支持する板バネと、を備え、
    前記複数の軸箱支持装置の各々は、
    前記軸箱から車両長手方向に沿って延び、その端部に車幅方向両側に開口されてなる筒状部を有する連結部材と、
    前記筒状部の内部空間に挿通され、車幅方向両側に一対の突起部が設けられた心棒と、
    前記筒状部と前記心棒との間に介装された弾性体と、
    前記受け梁に設けられ、車幅方向及び上方に向けて開放された一対の溝部を有する一対の受け座と、
    前記一対の溝部に上方から嵌入された前記一対の突起部を上方から押さえる一対の蓋部材と、
    前記蓋部材を前記受け座に固定する締結部材と、を備え
    前記受け梁は、前記横梁の車両長手方向両側において前記板バネの下面に向けて突出して、前記板バネの下面との間に空隙を形成する突出部を有する、鉄道車両用台車。
  2. 前記台車枠は、前記横梁の車幅方向の端部の下部に設けられて前記板バネの中央部を上方から押圧する押圧部材を有し、
    前記受け梁は、前記板バネの前記中央部の車幅方向両側において車両長手方向に延びる一対の側壁部と、前記一対の側壁部の下端同士を接続して前記板バネを下方から覆う底壁部とを含み、前記一対の側壁部と前記底壁部とは一体に成形されている、請求項1に記載の鉄道車両用台車。
  3. 前記受け梁は、前記一対の側壁部の上端から車幅方向両側に突出した一対のフランジ部を更に有し、
    前記一対の側壁部及び前記底壁部で囲まれた板バネ挿通空間は、上方に開放されており、
    前記一対のフランジ部が前記横梁に固定されている、請求項2に記載の鉄道車両用台車。
  4. 前記一対の側壁部のうち車幅方向外側の側壁部の中央部には、前記板バネの側面の一部を露出させる開口が形成されている、請求項1乃至のいずれか1項に記載の鉄道車両用台車。
  5. 前記一対の側壁部のうち少なくともいずれか一方の側壁部には、前記板バネの側面を露出させる切欠が形成されており
    前記空隙は、前記切欠を通して露出している、請求項乃至4のいずれか1項に記載の鉄道車両用台車。
  6. 前記板バネは、台車側面視で全体として下方に凸な弓形状を有し、
    前記突出部は、前記筒状部よりも車両長手方向内側に配置されている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の鉄道車両用台車。
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