JP6751320B2 - 車両用電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、車両用電池パックに関する。
電気車両(EV)、ハイブリッド車両(HEV)、プラグインハイブリッド車両(PHEV)などの車両は、駆動源であるモータを駆動する電力を供給する電源として、例えば電池パックが搭載されている。電池パックは、複数個の電池(二次電池)が収容されており、各電池が直列および/または並列に電気的に接続されている。各電池は、充放電の際に温度が変化し、車両の走行時間に応じて温度が上昇するため、使用可能温度が定められている。従って、各電池に短時間で高い負荷がかかることで使用可能温度を超えた場合には各電池の保存劣化やサイクル劣化が早まることから、使用可能温度内に抑制することを目的として冷却機能を電池パックに持たせる場合がある。例えば、電池を一列配列した複数の電池列の各間に、熱伝導性に優れた集熱板を配置し、各電池から集熱板を介して伝わる熱を、当該集熱板の一端が接する筐体の内部側面から放熱部材を介して放熱させる電池パックが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許第3764332号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の電池パックでは、各電池から集熱板を介して筐体の内部側面に伝熱していることから、例えば筐体の内部側面近くに配置された電池と内部側面から遠くに配置された電池とで冷却効果に差が生じるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、車両用電池パックに収容される複数個の電池間の冷却効果の差を低減することができる車両用電池パックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用電池パックは、熱伝導性を有する筐体と、前記筐体の内部空間において鉛直方向と直交する方向に配列される複数個の電池と、熱伝導性および蓄熱性を有する流動性部材とを備え、前記流動性部材は、前記筐体の内部空間を残して収容され、かつ各前記電池の少なくとも一部を覆い、前記筐体は、内部底面から鉛直方向に立設される少なくとも1つの間仕切り壁を有し、前記間仕切り壁は、鉛直方向から見た場合に、隣り合う前記電池の間に配置され前記間仕切り壁の鉛直方向の高さは、前記筐体が傾斜していない状態で、融解した前記流動性部材の液面レベルより低い、ことを特徴とする。
また、上記車両用電池パックにおいて、前記間仕切り壁は、鉛直方向から見た場合に、前記鉛直方向と直交する方向の両端が前記筐体の内部側面と連結することが好ましい。
また、上記車両用電池パックにおいて、前記流動性部材は、固体と液体とに相変化する潜熱蓄熱材が含まれることが好ましい。
また、上記車両用電池パックにおいて、前記流動性部材は、前記潜熱蓄熱材より熱伝導性が高い熱伝導部材であって、融解した前記潜熱蓄熱材の中を浮遊する熱伝導部材が添加されることが好ましい。
本発明に係る車両用電池パックは、筐体の内部空間において鉛直方向と直交する方向に配列される複数個の電池を備え、熱伝導性および蓄熱性を有する流動性部材が、筐体の内部空間を残して収容され、かつ各電池の少なくとも一部を覆う。これにより、各電池で発生した熱が、熱伝導性および蓄熱性を有する流動性部材に即座に伝わるので、各電池の冷却を一様に行うことができ、複数個の電池間の冷却効果の差を低減することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る車両用電池パックの概略構成を示す平面図である。 図2は、図1中のA−A断面図である。 図3は、実施形態2に係る車両用電池パックの概略構成を示す平面図である。 図4は、図3中のB−B断面図である。 図5は、変形例に係る車両用電池パックの概略構成を示す断面図である。
以下に、本発明に係る車両用電池パックの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、いわゆる当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態1]
実施形態1に係る車両用電池パックについて説明する。図1は、実施形態1に係る車両用電池パックの概略構成を示す平面図である。図2は、図1中のA−A断面図である。なお、図1(図3も同様)は、筐体の図示しない蓋を取り外して、内部を外部に露出させた状態を示す図である。ここで、以下の説明において、図示のX方向は、本実施形態における車両用電池パックの幅方向である。Y方向は、本実施形態における車両用電池パックの奥行き方向であり、幅方向と直交する方向である。Z方向は、本実施形態における車両用電池パックの鉛直方向であり、幅方向および奥行き方向と直交する方向である。
本実施形態に係る車両用電池パック1Aは、図示しない車両、特に、電気車両(EV)、ハイブリッド車両(HEV)、プラグインハイブリッド車両(PHEV)などの、駆動源としてモータを用いる車両に搭載され、駆動源に電力を供給する電源となるものである。車両用電池パック1Aは、図1および図2に示すように、筐体2と、複数個の電池3と、流動性部材4とを含んで構成される。
筐体2は、複数個の電池3および流動性部材4を収容するものである。筐体2は、筐体2の外表面が車両外から取り込まれた外気等と接触可能な場所に設けられている。本実施形態における筐体2は、内部空間2aを有する箱状に形成されている。筐体2は、熱伝導性を有するものであり、例えば、鉄、銅、アルミニウムなどにより構成されている。なお、筐体2は、図示しない蓋により、内部空間2aを閉塞する。車両用電池パック1Aに防水性が要求される場合は、筐体2と蓋との間に防水構造を形成し、内部空間2aを密閉する。
複数個の電池3は、それぞれが充放電可能な二次電池である。本実施形態では、電池3は、例えば、鉛直方向(Z方向)に延びる円筒型のリチウムイオン電池で構成される。複数個の電池3は、筐体2の内部空間2aに配列され、かつ筐体2に不図示の保持部材により保持される。本実施形態における複数個の電池3は、筐体2の内部空間2aにおいて鉛直方向と直交する方向(幅方向(X方向)または奥行き方向(Y方向))に互いに間隔をあけて千鳥格子状または正方格子状に配列される。なお、複数個の電池3を筐体2に保持する保持部材については、どのような構造、構成であってもよい。
流動性部材4は、熱伝導性および蓄熱性を有する蓄熱材で構成され、例えば潜熱蓄熱材で構成される。潜熱蓄熱材は、物質が固体から液体に相変化(融解)するときに熱を蓄え(蓄熱)、液体から固体に相変化(凝固)するときに熱を放出(放熱)する性質を利用して、蓄熱または放熱するものである。潜熱蓄熱性材としては、例えば、水、パラフィン、脂肪酸、糖アルコール、無機塩水和物、二酸化バナジウム等がある。本実施形態における流動性部材4は、図2に示すように、筐体2の内部空間2aを残して収容され、かつ各電池3を少なくとも部分的に覆うように貯留される。例えば、流動性部材4は、液体に相変化した状態において、車両が傾斜していない状態で複数個の電池3のすべてを全体的に覆うように貯留されていてもよいし、車両が最大安定傾斜角まで傾斜しても複数個の電池3すべてを少なくとも部分的に覆うように貯留されていてもよい。
上記のように構成される車両用電池パック1Aでは、各電池3で発生した熱が、熱伝導性および蓄熱性を有する流動性部材4に即座に伝わり、当該流動性部材4に蓄熱される。流動性部材4に蓄えられた熱は、その一部が流動性部材4に接する筐体2の内部底面2bおよび内部側面2cに伝熱され、筐体2の外表面から外気等に放熱される。車両が低温時には、各電池3で発生した熱は、凝固した状態にある潜熱蓄熱材としての流動性部材4に蓄熱されるが、凝固した潜熱蓄熱材は一般的に熱伝導性が低下するので、流動性部材4から筐体2への伝熱が抑制され、より早く電池3の暖機が可能になる。また、車両の低温時に電池3への回生量が制限されていた場合、当該制限がより早く解除され得る。一方、車両の急加速等で電池3に負荷がかかり電池温度が急に上昇した場合、潜熱蓄熱材としての流動性部材4が相変化(融解)して蓄熱するので、電池3の温度上昇を抑制することが容易となる。
また、上記のように構成される車両用電池パック1Aでは、潜熱蓄熱材である流動性部材4の相変化温度が、電池3の許容上限温度(例えばリチウムイオン電池の場合には60℃)より低く設定されることが好ましい。一般的なリチウムイオン電池は、使用可能温度の範囲(例えば30℃〜50℃)で使用すると電池出力や電池寿命に対する影響を抑えることが可能であるが、許容上限温度60℃を超える環境で使用すると劣化が進む。そこで、流動性部材4の相変化温度を、許容上限温度60℃よりも低い温度、例えば30℃〜50℃の範囲で設定する。これにより、電池温度が上昇して流動性部材4の相変化温度付近になると、流動性部材4の相変化(融解)による蓄熱で電池温度の上昇を抑制することができ、電池3を許容上限温度60℃以下で使用することが可能となるので、温度上昇による劣化の進行を抑制することができる。さらに電池温度が上昇した場合、液体に相変化した流動性部材4が自然対流や車両走行時の揺れ等によって流動し、液温の均一化が急速に進むと共に、筐体2の内部底面2bや内部側面2cに繰り返し伝熱され、筐体2の外表面から外気等への放熱が促されるので、電池3を継続的に許容上限温度60℃以下で使用することができ、電池3の劣化の進行を抑制することができる。
また、上記のように構成される車両用電池パック1Aでは、流動性部材4が筐体2の内部空間2aを残して収容されていることから、潜熱蓄熱材としての流動性部材4の凝固時の膨張による電池3へのダメージを回避することが可能となる。
以上説明した車両用電池パック1Aは、筐体2の内部空間2aにおいて鉛直方向と直交する方向に配列される複数個の電池3を備え、熱伝導性および蓄熱性を有する流動性部材4が、筐体2の内部空間2aを残して収容され、かつ各電池3の少なくとも一部を覆うものである。これにより、各電池3で発生した熱が、熱伝導性および蓄熱性を有する流動性部材4に即座に伝わるので、複数個の電池3間の冷却効果の差を低減することができる。従来は、各電池3で発生した熱を、熱伝導性に優れた集熱板を介して筐体2の内部側面2cに伝熱していたことから、例えば内部側面2c近くに配置された電池3と内部側面2cから遠くに配置された電池3とでは冷却効果に差が生じていた。しかしながら、車両用電池パック1Aは、図2に示すように、各電池3の熱が集熱板を介在することなく流動性部材4に即座に伝熱するので、各電池3の冷却を一様に行うことが可能となる。その結果、各電池3間での熱による劣化の差を解消することができ、劣化が進んだ電池の存在による車両用電池パック1A全体の性能の低下を抑制することが可能となる。
以上説明した車両用電池パック1Aは、流動性部材4が潜熱蓄熱部材で構成されることから、例えば電池温度が急上昇した場合でも、流動性部材4の相変化による蓄熱で電池3の温度上昇を抑制することが可能となる。
[実施形態2]
次に、実施形態2に係る車両用電池パックについて説明する。図3は、実施形態2に係る車両用電池パックの概略構成を示す平面図である。図4は、図3中のB−B断面図である。
図3、図4に示す実施形態2に係る車両用電池パック1Bは、筐体2の内部底面2bに複数の間仕切り壁2dを有する点が上述の車両用電池パック1Aと異なる。
筐体2は、内部底面2bから鉛直方向に立設される1つまたは複数の間仕切り壁2dを有する。本実施形態における複数の間仕切り壁2dは、図3および図4に示すように、筐体2の内部底面2bから鉛直方向に立設され、鉛直方向から見た場合に、隣り合う電池3の間に配置される。
上記のように構成される車両用電池パック1Bでは、融解した流動性部材4が、車両の状態(例えば、傾斜路や登坂路等の走行時および停車時など)によって筐体2の内部底面2b上で偏在しようとも、間仕切り壁2d間に必要最小限の量の流動性部材4を残すことが可能となり、電池3が部分的に流動性部材4に浸かる状態を維持することができる。間仕切り壁2dが、融解した流動性部材4の内部底面2b上の移動を制約するため、車両の重量バランスを維持することが容易となる。なお、本実施形態における間仕切り壁2d間には、鉛直方向から見た場合に隣り合う間仕切り壁2d間、および、鉛直方向から見た場合に間仕切り壁2dと筐体2の内部側面2cとの間を含むものとする。
また、上記のように構成される車両用電池パック1Bでは、間仕切り壁2dの鉛直方向の高さ(以下、単に「高さ」と呼ぶ。)が、融解した流動性部材4の液面レベルより低くなるように構成されることが好ましい。間仕切り壁2dの高さが、融解した流動性部材4の液面レベルより低いことで、間仕切り壁2d間の流動性部材4が隣り合う間仕切り壁2d間の流動性部材4と連通して、流動性部材4の冷却機能を維持することができ、流動性部材4の偏在を防ぐことができる。
以上説明した車両用電池パック1Bは、筐体2が、内部底面2bから鉛直方向に立設される少なくとも1つの間仕切り壁2dを有する。間仕切り壁2dは、鉛直方向から見た場合に、隣り合う電池3の間に配置される。これにより、車両の状態にかかわらず、電池3が流動性部材4に浸かる状態を維持することができ、流動性部材4の冷却機能を維持することができる。
[変形例]
上記実施形態1,2の変形例に係る車両用電池パックについて説明する。図5は、変形例に係る車両用電池パックの概略構成を示す断面図である。なお、図5は、実施形態1の変形例に係る車両用電池パックの概略構成を示すものである。
図5に示す変形例に係る車両用電池パック1Cは、流動性部材4に熱伝導部材30が添加される点が上述の車両用電池パック1Aと異なる。
熱伝導部材30は、長さが数mm〜数cm程度の紐状の熱伝導材で構成される。熱伝導材としては、例えばグラファイト、熱伝導性フィラーを含有する樹脂、銅やアルミニウムなどの金属がある。本実施形態1,2の変形例では、熱伝導部材30は、潜熱蓄熱材より熱伝導性が高い熱伝導部材であって、融解した潜熱蓄熱材の中を浮遊する熱伝導部材である。そのため、熱伝導部材30は、融解した流動性部材4である潜熱蓄熱材と比重が同等または当該潜熱蓄熱材より比重が大きいことが好ましい。熱伝導部材30の比重の調整として、例えば当該熱伝導部材30の一部または全部を樹脂等でコーティングする方法がある。なお、熱伝導部材30を樹脂等でコーティングすることで、電池3間の短絡を防止することが可能となる。
上記のように構成される車両用電池パック1Cでは、車両の停車後しばらく経過して、流動性部材4の温度が低下する頃には、上述した比重の違いから全ての熱伝導部材30が筐体2の内部底面2b側に沈殿する。次に、車両の始動時に電池3の暖機が必要になった場合、流動性部材4に浸かっている電池3の周囲に熱伝導部材30が存在しないので、凝固した流動性部材4により電池3の熱を逃がすことなく、当該電池3の暖機を早めることが可能となる。その後、電池3の暖機が完了して電池3が高温になると、複数の熱伝導部材30が、融解した流動性部材4の中を自然対流等によって浮遊し、流動性部材4に浸かっている電池3の周囲にも及ぶので、電池3の熱を効率よく流動性部材4に伝熱することが可能となる。
以上説明した車両用電池パック1Cは、潜熱蓄熱材より熱伝導性が高い熱伝導部材30であって、融解した潜熱蓄熱材の中を浮遊する熱伝導部材30が添加されるので、例えば、電池3が高温になった場合、複数の熱伝導部材30が、融解した流動性部材4の中を浮遊することで、電池3の熱を効率よく流動性部材4に伝熱することが可能となる。
なお、以上の説明では、電池3は、円筒型のリチウムイオン電池である場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、四角柱型の電池であってもよいし、リチウムイオン電池以外の電池であってもよい。
また、以上の説明では、間仕切り壁2dは、鉛直方向から見た場合に、隣り合う電池の間に配置されていれば、図3に示す配置例に限定されるものではない。例えば、間仕切り壁2dが、各電池3を囲むように格子状に配置されていてもよい。また、複数の間仕切り壁2dは、鉛直方向の上部に厚み方向(幅方向)に貫通する貫通孔が設けられていてもよい。
1A 車両用電池パック
2 筐体
2a 内部空間
2b 内部底面
2c 内部側面
3 電池
4 流動性部材

Claims (4)

  1. 熱伝導性を有する筐体と、
    前記筐体の内部空間において鉛直方向と直交する方向に配列される複数個の電池と、
    熱伝導性および蓄熱性を有する流動性部材とを備え、
    前記流動性部材は、前記筐体の内部空間を残して収容され、かつ各前記電池の少なくとも一部を覆い、
    前記筐体は、内部底面から鉛直方向に立設される少なくとも1つの間仕切り壁を有し、
    前記間仕切り壁は、鉛直方向から見た場合に、隣り合う前記電池の間に配置され
    前記間仕切り壁の鉛直方向の高さは、前記筐体が傾斜していない状態で、融解した前記流動性部材の液面レベルより低い、
    ことを特徴とする車両用電池パック。
  2. 記間仕切り壁は、鉛直方向から見た場合に、前記鉛直方向と直交する方向の両端が前記筐体の内部側面と連結することを特徴とする請求項1に記載の車両用電池パック。
  3. 前記流動性部材は、固体と液体とに相変化する潜熱蓄熱材が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用電池パック。
  4. 前記流動性部材は、前記潜熱蓄熱材より熱伝導性が高い熱伝導部材であって、融解した前記潜熱蓄熱材の中を浮遊する熱伝導部材が添加されることを特徴とする請求項3に記載の車両用電池パック。
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