JP6730119B2 - 車両用電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、車両用電池パックに関する。
電気車両(EV)、ハイブリッド車両(HEV)、プラグインハイブリッド車両(PHEV)などの車両は、駆動源であるモータを駆動する電力を供給する電源として、例えば電池パックが搭載されている。電池パックは、複数個の電池(二次電池)が収容されており、各電池が直列および/または並列に電気的に接続されている。各電池は、充放電の際に温度が変化し、車両の走行時間に応じて温度が上昇するため、使用可能温度が定められている。従って、各電池に短時間で高い負荷がかかることで使用可能温度を超えた場合には充放電制限を設けることとなるため、使用可能温度を超えることを抑制することを目的として冷却機能を電池パックに持たせる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
電池パックの冷却機能の一例として、熱伝導部材を介して各電池と蓄熱部材とを熱的に接続することにより、電池パックの容積に対するエネルギー密度を低下させることなく小型化することが可能である。
特許第4544192号公報
しかしながら、熱伝導部材を介して各電池と蓄熱部材とを熱的に接続する場合、熱抵抗が小さい熱伝導部材を用いることにより電池から熱伝導部材への熱伝導が早くなるが、蓄熱部材は、熱抵抗が大きいことから熱伝導部材から蓄熱部材への熱伝導が遅くなる。そのため、例えば、車両の加速時など電池に短時間で高負荷がかかり電池温度が急上昇したときは、電池の発熱量に対して蓄熱部材への伝熱量が少ないと冷却効果が低下するおそれがある。
本発明は、熱伝導部材と蓄熱部材との間の伝熱量を増やすことができる車両用電池パックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用電池パックは、複数個の電池と、少なくとも各前記電池の外側面と接触する接触部を介して各前記電池と熱的に接続される熱伝導部材と、前記熱伝導部材と熱的に接続される蓄熱部材とを備え、前記熱伝導部材は、前記蓄熱部材に複数の面で接触する伝熱部と、厚み方向に立設され、各前記電池の外側面に接触する立設部とを有し、前記立設部は、各前記電池と熱的に接続されることを特徴とする。
また、上記車両用電池パックにおいて、前記伝熱部は、前記複数の面で構成される凹凸形状および鋸歯形状の少なくとも一方を有することが好ましい。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用電池パックは、複数個の電池と、少なくとも各前記電池の外側面と接触する接触部を介して各前記電池と熱的に接続される熱伝導部材と、前記熱伝導部材と熱的に接続される蓄熱部材とを備え、前記熱伝導部材は、前記蓄熱部材に複数の面で接触する伝熱部を有し、前記熱伝導部材は、底面に複数の前記接触部が長手方向に一列に配列され、かつ各前記接触部に各前記電池を接触させた状態で収容する収容空間部が形成されており、前記底面と反対側の下面には、複数の前記接触部が長手方向に一列に配列され、前記伝熱部は、前記収容空間部と挟んで前記熱伝導部材の両端に設けられ、かつ、他の前記熱伝導部材が積層された状態である積層状態において、他の前記熱伝導部材の下面が接触するものであり、前記熱伝導部材の積層状態において、各前記電池は、前記底面の接触部と他の前記熱伝導部材の下面の接触部とにより狭持されることを特徴とする
本発明に係る車両用電池パックは、複数個の電池の各外側面と接触する接触部を介して各電池と熱的に接続される熱伝導部材を有し、当該熱伝導部材が、複数の面で蓄熱部材と接触する伝熱部を有する。これにより、車両用電池パックは、熱伝導部材が複数の面で蓄熱部材と接触するので、熱伝導部材と蓄熱部材との接触面積を広くして熱抵抗を小さくすることができ、熱伝導部材と蓄熱部材との間の伝熱量を増やすことができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る車両用電池パックの概略構成を示す縦断面図である。 図2は、実施形態に係る車両用電池パックの熱伝導部材の概略構成を示す斜視図である。 図3は、実施形態の変形例1に係る車両用電池パックの縦断面図である。 図4は、変形例1に係る車両用電池パックの熱伝導部材の概略構成を示す斜視図である。 図5は、実施形態の変形例2に係る車両用電池パックの縦断面図である。
以下に、本発明に係る車両用電池パックの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、いわゆる当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態]
実施形態に係る車両用電池パックについて説明する。図1は、実施形態に係る車両用電池パックの概略構成を示す縦断面図である。図2は、実施形態に係る車両用電池パックの熱伝導部材の概略構成を示す斜視図である。なお、図1(図3、図5も同様)は、車両用電池パックの断面を奥行き方向から見た図である。以下の説明において、図示のX方向は、本実施形態における車両用電池パックの幅方向である。Y方向は、本実施形態における車両用電池パックの奥行き方向であり、幅方向と直交する方向である。Z方向は、本実施形態における車両用電池パックの上下方向であり、幅方向および奥行き方向と直交する方向である。
本実施形態に係る車両用電池パック1は、図示しない車両、特に、電気車両(EV)、ハイブリッド車両(HEV)、プラグインハイブリッド車両(PHEV)などの、駆動源としてモータを用いる車両に搭載され、駆動源に電力を供給する電源となるものである。車両用電池パック1は、図1に示すように、複数個の電池2と、熱伝導部材3と、蓄熱部材4とを含んで構成される。
複数個の電池2は、充放電可能な電池であり、すなわち二次電池である。本実施形態における複数個の電池2は、それぞれの外側面2aが奥行き方向に延びる円筒型のリチウムイオン電池であり、上下方向(Z方向)に積み重ねられた複数の熱伝導部材3により千鳥格子状に保持されている。
熱伝導部材3は、熱伝導性を有する熱伝導材料で構成される。熱伝導材料としては、例えばグラファイト、熱伝導性フィラーを含有する樹脂、銅やアルミニウムなどの金属がある。本実施形態における熱伝導部材3は、少なくとも各電池2と熱的に接続されるものである。ここで、熱伝導部材3が各電池2と熱的に接続されるとは、各電池2と接触することで熱伝導部材3と各電池2との間で熱の授受が可能な場合、絶縁体等を介して熱伝導部材3と各電池2との間で熱の授受が可能な場合が含まれる。熱伝導部材3は、長手方向の両端が外気に接している。熱伝導部材3は、複数の接触部31と、収容空間部32と、伝熱部33とを含んで構成される。
複数の接触部31は、それぞれが熱伝導部材3の厚み方向に形成された円弧状のくぼみである。複数の接触部31は、それぞれが各電池2の外側面2aと隙間なく接触するように形成され、各電池2の外側面2aと接触することで、熱伝導部材3と各電池2とが熱的に接続される。複数の接触部31は、熱伝導部材3の底面(Z1方向の面)34の長手方向(X方向)と、底面34と反対側にある下面35の長手方向にそれぞれ一列に配列されている。また、複数の接触部31は、それぞれが各電池2と接触した状態で、各電池2同士が接触しないように所定の間隔を置いて配置されている。
収容空間部32は、複数個の電池2を収容する空間である。収容空間部32は、複数の接触部31が長手方向(X方向)に一列に配列されている。収容空間部32は、各電池2を各接触部31に接触させた状態で収容する。収容空間部32は、少なくとも2つの熱伝導部材3が複数個の電池2を上下方向から挟持することで形成される。例えば、図1に示すように、収容空間部32は、一の熱伝導部材3の底面34と他の熱伝導部材3の下面35が5個の電池2を上下方向から挟持することで形成される。収容空間部32は、隣接する収容空間部32に収容される各電池2が上下方向で同一線上に位置しないように、幅方向(X方向)にずらして形成されている。
伝熱部33は、収容空間部32を挟んで熱伝導部材3の長手方向の両端に設けられている。伝熱部33は、複数の面33aで構成される凹凸形状を有する。伝熱部33は、図2に示すように、複数の凹部33bと、複数の凸部33cと、複数の面33aに囲まれた内部空間33dを含んで構成される。複数の凹部33bおよび複数の凸部33cは、熱伝導部材3の長手方向および奥行き方向(Y方向)に沿って形成されている。内部空間33dは、上方向に隣接する熱伝導部材3の下面35により、その開口部が閉塞される。伝熱部33は、他の熱伝導部材3が積層された状態である積層状態において、他の熱伝導部材3の下面が接触するものであり、熱伝導部材3の積層状態において、各電池2は、底面34の接触部31と他の熱伝導部材3の下面35の接触部とにより狭持される。
蓄熱部材4は、熱伝導部材3よりも熱抵抗が大きく、顕熱または潜熱を行うことができる蓄熱材料で構成されている。蓄熱材料としては、主に顕熱を行うことができる油、鉄、アルミニウムなどの金属、セラミック、セメント、レンガ、主に潜熱を行うことができるパラフィン、脂肪酸、糖アルコール、無機塩水和物、二酸化バナジウム、顕熱および潜熱を行うことができる水などである。蓄熱材料は、蓄熱部材4の主成分として含まれている材料であることが好ましい。本実施形態における蓄熱部材4は、熱伝導部材3と熱的に接続されるものである。蓄熱部材4は、伝熱部33の内部空間33dに隙間なく充填され、複数の面33aと接触することで熱伝導部材3と熱的に接続される。
上記のように構成される車両用電池パック1では、収容空間部32に収容された各電池2で発生した熱は、各電池2の外側面2aから、各電池2の上下方向にある各接触部31を介して熱伝導部材3に伝わる。熱伝導部材3に伝わった熱は、当該熱伝導部材3の長手方向の両端に設けられた伝熱部33にそれぞれ移動し、当該伝熱部33を構成する複数の面33aと面接触している蓄熱部材4に伝わるので、熱伝導部材3から蓄熱部材4に移動する伝熱量が増えて、電池2の冷却効果を上げることができる。また、熱伝導部材3に伝わった熱は、熱伝導部材3の長手方向の両端から外気へ放熱される。
また、上記のように構成される車両用電池パック1では、車両の走行当初は、複数個の電池2と蓄熱部材4との温度差がないため熱の移動は発生しないが、電池温度が上昇すると、電池2で発生した熱は、上述のように熱伝導部材3から蓄熱部材4に伝わる。電池2は、熱伝導部材3から蓄熱部材4に熱を奪われ続けることで温度上昇が緩やかになる。本実施形態では、熱伝導部材3と蓄熱部材4との接触面積を広くすることで熱抵抗が小さくなっていることから、熱伝導部材3から蓄熱部材4に移動する伝熱量が増えるので、電池2に短時間で高負荷がかかり電池温度が上昇したときでも、電池2の温度上昇が緩やかになり、電池温度が適正範囲に保持される時間が長くなる。
また、上記のように構成される車両用電池パック1では、車両の冷間時において、蓄熱部材4に蓄えられていた熱が、伝熱部33を構成する複数の面33aを介して熱伝導部材3に伝わり、各接触部31を介して各電池2に伝わる。本実施形態では、熱伝導部材3と蓄熱部材4との接触面積を広くすることで熱抵抗が小さくなっていることから、蓄熱部材4から熱伝導部材3に移動する伝熱量が増えるので、車両の冷間時でも電池2の温度を適正範囲に保持することが可能となる。
以上説明した車両用電池パック1は、複数個の電池2と、少なくとも各電池2の外側面2aと接触する接触部31を介して各電池2と熱的に接続される熱伝導部材3と、熱伝導部材3と熱的に接続される蓄熱部材4とを備え、熱伝導部材3は、蓄熱部材4に複数の面33aで接触する伝熱部33を有する。上記構成により、車両用電池パック1は、熱伝導部材3が複数の面33aで蓄熱部材4と接触するので、熱伝導部材3と蓄熱部材4との接触面積を広くして熱抵抗を小さくすることができ、熱伝導部材3と蓄熱部材4との間の伝熱量を増やすことができる。このため、車両用電池パック1は、例えば、車両の加速時などにより短時間で電池2に高負荷がかかり、電池温度が急上昇した場合でも、電池2の増加した発熱量に対応することができ、冷却効果の低下を抑制することができる。
また、以上説明した車両用電池パック1は、伝熱部33が、複数の面33aで構成される凹凸形状を有するので、熱伝導部材3と蓄熱部材4との接触面積がより広くなり、両者間の熱抵抗を小さくすることができる。
また、以上説明した車両用電池パック1は、熱伝導部材3が、底面34に複数の接触部31が長手方向に一列に配列され、かつ各接触部31に各電池2を接触させた状態で収容する収容空間部32が形成されており、底面34と反対側の下面35には、複数の接触部31が長手方向に一列に配列されている。伝熱部33は、収容空間部32と挟んで熱伝導部材3の両端に設けられ、かつ、他の熱伝導部材3が積層された状態である積層状態において、他の熱伝導部材3の下面35が接触するものであり、熱伝導部材3の積層状態において、各電池3は、底面34の接触部31と他の熱伝導部材3の下面35の接触部31とにより狭持される。上記構成により、収容空間部32に収容された複数個の電池2で発生した熱を、底面34の各接触部31および下面35の各接触部31から熱伝導部材3に効率よく伝熱することができると共に、熱伝導部材3に伝わった熱を容易に伝熱部33に移動させることができる。
[変形例]
次に、上記実施形態の変形例1に係る車両用電池パックについて説明する。図3は、実施形態の変形例1に係る車両用電池パックの縦断面図である。図4は、変形例1に係る車両用電池パックの熱伝導部材の概略構成を示す斜視図である。
図3、図4に示す変形例1に係る車両用電池パック100は、熱伝導部材30における伝熱部330の形状等が上述の車両用電池パック1と異なる。伝熱部330は、複数の面330aで構成される鋸歯形状を有する。伝熱部330は、図4に示すように、複数の谷部330bと、複数の山部330cと、複数の面330aで囲まれた内部空間330dを含んで構成される。複数の谷部330bおよび複数の山部330cは、熱伝導部材30の底面34および下面35にそれぞれ形成されている。内部空間330dには、蓄熱部材4が隙間なく充填され、複数の面330aと接触することで熱伝導部材30と熱的に接続される。熱伝導部材30の底面34側の内部空間330dは、上方向に隣接する熱伝導部材30の下面35側の内部空間330dと一体的に形成される。また、熱伝導部材30の下面35側の内部空間330dは、下方向(Z2方向)に隣接する熱伝導部材30の底面34側の内部空間330dと一体的に形成される。
以上説明した車両用電池パック100は、伝熱部330が、複数の面330aで構成される鋸歯形状を有するので、熱伝導部材30と蓄熱部材4との接触面積が広くなり、両者間の熱抵抗を小さくすることができる。
次に、上記実施形態の変形例2に係る車両用電池パックについて説明する。図5は、実施形態の変形例2に係る車両用電池パックの縦断面図である。
図5に示す変形例2に係る車両用電池パック101は、熱伝導部材300の形状等が上述の車両用電池パック1と異なる。熱伝導部材300は、厚み方向に立設され、各電池2の外側面2aに接触する立設部36を複数有する。立設部36は、各電池2の外側面2aが各接触部31に接触した状態で、各電池2を幅方向から挟むように立設されており、各電池2と熱的に接続される。立設部36は、上方向の端部の端面が、上方向に隣接する熱伝導部材300の下面35に当接するように形成される。さらに、立設部36は、各電池2の奥行き方向に延びる外側面2aと接触するように、奥行き方向に延設されている。
以上説明した車両用電池パック101は、熱伝導部材300が、厚み方向に立設され、各電池2の外側面2aに接触する立設部36を有し、当該立設部36が各電池2と熱的に接続されるので、電池2と熱伝導部材300との接触面積が広くなり、両者間の熱移動を容易ならしめることができる。
なお、以上の説明では、車両用電池パックは、複数の熱伝導部材を上下方向に積層した構成について説明したが、これに限定されるものではなく、複数の熱伝導部材を幅方向に積層した構成であってもよい。
また、以上の説明では、電池は、円筒型のリチウムイオン電池である場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、四角柱型の電池であってもよいし、リチウムイオン電池以外の電池であってもよい。
また、以上の説明では、熱伝導部材は、グラファイト等の熱伝導材料で構成される場合について説明したが、少なくとも表面全体が熱伝導材料により覆われていればよい。また、熱伝導部材は、モジュール部品で構成されてもよい。モジュール部品は、例えば、上述した車両用電池パックを構成するひとまとまりの部品であり、形状や仕様等が規格化または標準化されたものをいう。熱伝導部材は、上下方向(または幅方向)に積み重ねられて箱状に形成されることで、1つの車両用電池パックが構成される。
また、以上の説明では、伝熱部が凹凸形状または鋸歯形状を有する場合について説明したが、これらに限定されるものではなく、表面積を広くならしめる形状であれば、例えば、プレート形状、ピン形状、格子形状などであってもよい。
1 車両用電池パック
2 電池
3 熱伝導部材
4 蓄熱部材
31 接触部
33 伝熱部
33a 面
33b 凹部
33c 凸部
33d 内部空間
34 底面
35 下面
36 立設部

Claims (3)

  1. 複数個の電池と、
    少なくとも各前記電池の外側面と接触する接触部を介して各前記電池と熱的に接続される熱伝導部材と、
    前記熱伝導部材と熱的に接続される蓄熱部材とを備え、
    前記熱伝導部材は、
    前記蓄熱部材に複数の面で接触する伝熱部と、
    厚み方向に立設され、各前記電池の外側面に接触する立設部とを有し、
    前記立設部は、各前記電池と熱的に接続される
    ことを特徴とする車両用電池パック。
  2. 前記伝熱部は、前記複数の面で構成される凹凸形状および鋸歯形状の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用電池パック。
  3. 複数個の電池と、
    少なくとも各前記電池の外側面と接触する接触部を介して各前記電池と熱的に接続される熱伝導部材と、
    前記熱伝導部材と熱的に接続される蓄熱部材とを備え、
    前記熱伝導部材は、
    前記蓄熱部材に複数の面で接触する伝熱部を有し、
    前記熱伝導部材は、
    底面に複数の前記接触部が長手方向に一列に配列され、かつ各前記接触部に各前記電池を接触させた状態で収容する収容空間部が形成されており、
    前記底面と反対側の下面には、複数の前記接触部が長手方向に一列に配列され、
    前記伝熱部は、前記収容空間部と挟んで前記熱伝導部材の両端に設けられ、かつ、他の前記熱伝導部材が積層された状態である積層状態において、他の前記熱伝導部材の下面が接触するものであり、
    前記熱伝導部材の積層状態において、各前記電池は、前記底面の接触部と他の前記熱伝導部材の下面の接触部とにより狭持されることを特徴とする車両用電池パック。
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