JP6750992B2 - 通信システム、通信方法、及びプログラム - Google Patents

通信システム、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、通信システム、通信方法、及びプログラムに関する。
近年、複数の装置を組み合わせて目的の処理に応じたシステムを構成することが行われている。SNG(Satellite News Gathering)の通信システムは、通信衛星と管制局と基地局と中継車(車載局)等により構成される。このような通信システムでは、例えば、車載局が、撮影場所から番組の素材である映像と音声を電波として通信衛星を経由して、放送または伝送する。
放送事業者は、通信衛星を管理している電気通信事業者と契約して、このような通信サービスを利用している。通信衛星に搭載されているトランスポンダには限りがあるため、一般的に放送局は系列局全体で、周波数帯域毎、時間帯毎に利用する契約を行っている。ここで、1つのトランスポンダの周波数帯域には、例えば4組の放送用の送信信号(映像データと音声データ)が含まれる。
放送局は系列全体でトランスポンダの周波数帯域を契約しているため、全体的な運用を管理する局(管制局)とサービスを利用する一般の放送局に大別される。管制局は、放送局が提出した運用スケジュールに基づいて複数の車載局が送信した電波を一元管理している。そして、例えば、車載局Aと車載局Bの2つが送信信号を送信する場合、車載局Aがチャネル1〜チャネル4の4つのうちチャネル1を用いて送信を行っているときに、車載局Bがチャネル1を用いて送信を行おうとすると重複送信となるので、それを監視して抑止する。
このような重複送信に対して、従来は、基地局内や車載局内の装置における操作手順を統一することで低減するようにしていた。また、従来、例えば複数の車載局がある場合、オペレーターが、自局の送信で使用している通信帯域を確認して、自局の送信で使用している通信帯域への重複送信を防ぐように目視などで確認していた。また、オペレーターは、他の車載局が使用している通信帯域を、例えば予め配布された運用スケジュールを確認して、その通信帯域への重複送信を防ぐようにしていた。いずれの場合も人間系による確認が主体であった。
このように、使用されている通信帯域への重複送信は、ヒューマンエラーによって発生する可能性を除去できなかった。そして、仮に重複送信が発生した場合、2つの車載局から送信された送信情報が混信するため、送信した局のみならず、先に伝送していた放送局にも障害が発生し、適切なデータを復号できなくなる可能性があった。さらに、2つの車載局から同時に電波が送信されたことにより、通信衛星が受信する電波が規定の大きさより大きくなり、衛星に搭載されているトランスポンダへの入力が過大入力となりにトランスポンダへダメージを与える可能性があった。
特開2011−130498号公報
本発明が解決しようとする課題は、信号の重複送信を防止することができる通信システム、通信方法、及びプログラムを提供することである。
実施形態の通信システムは、管制局と、送受信局とを持つ。複数の送受信局が通信に用いる通信帯域は、中心周波数の異なる複数のチャネルを持つ。管制局は、通信衛星回線を介して複数の送受信局から受信した信号に基づいて、複数の送受信局が使用している通信帯域を示す情報である受信情報を生成する。管制局は、生成した受信情報を複数の送受信局それぞれへ送信する。送受信局は、管制局が送信した受信情報を受信する。送受信局は、受信した受信情報に基づいて使用されている通信帯域を保護する。管制局と、複数の送受信局とは、複数のチャネルの通信帯域と異なる1つの通信帯域であり現在使用されている前記チャネルの通信帯域を示す情報を含むIPデータを用いて、受信情報の送受信を行う。
本実施形態の通信システムの構成を示す図。 本実施形態の複数の送受信局と管制局との送信信号及びIPデータの送受信の例を示す図。 本実施形態の複数の送受信局と管制局との送信信号及びIPデータの例を示す図。 本実施形態のIPデータ受信後の複数の送受信局と管制局との送受信の例を示す図。 本実施形態の通信帯域の利用の一例を示す図。 本実施形態の重複送信保護情報の一例を示す図。 本実施形態の表示部上に表示される画像の一例を示す図。 本実施形態の通信システムが行う処理のフローチャートの一例を示す図。 本実施形態の通信システムの他の構成を示す図。
以下、実施形態の通信システム、通信方法、及びプログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の通信システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、通信システム1は、送受信局10及び管制局30を備える。また、送受信局10は、通信部11、SNGコントローラ12、各単体機器13、SSPA14(通信装置)、アンテナ15、表示部16、及び操作部17を備える。また、管制局30は、受信設備31、管制局システムコントローラ32、及び通信部33を備える。なお、送受信局10は基地局のような固定局の場合だけでなく、車載局のような移動局の場合もある。
送受信局10と管制局30とは、通信衛星20を介して、すなわち通信衛星回線を介して相互に通信を行う。なお、送受信局10は、1つであっても複数であってもよい。送受信局10が複数の場合、送受信局10は、他の送受信局10または管制局30と通信衛星20を介して相互に通信を行う。通信に用いる通信帯域は、例えば12GHz−18GHzのKuバンドである。
送受信局10は、固定局及び移動局のうち少なくとも1つを含む。固定局とは、地上に設置されている送信局である。移動局とは、中継車や、フライアウェイアンテナを含む可搬型の送信局を含む。なお、基地局と移動局との構成は同一であっても、異なっていてもよい。送受信局10は、通信衛星20を介して送信信号を管制局30へ送信する。なお、送信信号は、映像データ、音声データのうち少なくとも1つである。また、画像データは、動画データ、静止画データ、文字データ等を含む。また、送受信局10は、管制局30が送信した情報を、通信衛星20を介して受信する。管制局30が送信する情報には、音声連絡、送受信局10が送信に使用している通信帯域(またはチャネル)を示す受信情報等が含まれている。また、音声連絡とは、音声信号を連絡に用いる回線である。音声連絡は、例えば管制局30から運用スケジュールを音声で送受信局10に報知するために用いられたり、送受信局10と管制局30との音声による連絡用に用いられたりする。以下、実施形態では、管制局30が送信する情報が、IP(Internet Protocol)に基づくIPデータの例を説明する。ここで、運用スケジュールとは、送受信局10それぞれが、送信信号を送信する時間と通信帯域とが各送受信局10に関連付けられている予約または提出されているトランスポンダの利用スケジュールである。
通信部11は、管制局30が送信したIPデータを、アンテナ15を介して受信し、受信したIPデータをSNGコントローラ12に出力する。
SNGコントローラ12は、通信部11が出力したIPデータから受信情報を抽出する。SNGコントローラ12は、抽出した受信情報を解析して、送信の重複を防ぐための重複送信保護情報を更新する。SNGコントローラ12は、操作部17が出力する操作結果に応じて、更新した重複送信保護情報に基づいて、各単体機器13とSSPA14を制御し、送信信号の送信制御を行う。なお、重複送信保護情報の作成方法、重複送信保護情報の更新方法、送信信号の送信制御の方法については後述する。また、SNGコントローラ12は、送信の操作に必要な通信帯域等の情報を表示部16に出力する。
各単体機器13は、映像データ、音声データ、画像データのうち少なくとも1つの送信信号を出力する機器であり、例えば映像記録再生装置、音声記録再生装置、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ、テロップ生成装置等である。各単体機器13は、SNGコントローラ12の制御に応じて送信信号を変調波に変換し、適正なレベルでSSPA14に出力する。
SSPA(Solid State Power Amplifier;固体電力増幅器)14は、各単体機器13が出力したデータに対して電力増幅を行い、増幅した信号を送信信号としてアンテナ15に出力する。なお、SSPA14は、衛星通信装置(通信装置)を含む。この部分は進行波管を用いたHPA(High Power Amplifier)でもよい。
アンテナ15は、例えばパラボラアンテナである。アンテナ15は、管制局30が送信したIPデータを含む電波を受信信号に変換して、変換した受信信号を通信部11に出力する。また、アンテナ15は、SSPA14が出力した送信信号を電波に変換して、変換した電波を、通信衛星20を介して管制局30へ送信する。
表示部16は、例えば液晶表示装置、有機EL(ElectroLuminescence;エレクトロルミネッセンス)装置等である。表示部16はSNGコントローラ12が出力した画像情報を表示する。
操作部17は、例えばキーボード、マウス、タブレット、タッチパネルセンサー等である。なお、操作部17がタッチパネルセンサーの場合、操作部17は、表示部16上に取り付けられている。操作部17は、オペレーターが操作した操作結果を検出して、検出した操作結果をSNGコントローラ12に出力する。
なお、上述した送受信局10の構成は一例であり、これに限られない。例えば、音量を調整するミキサー、映像に効果を与えるエフェクター、テスト信号発生装置、各種測定装置等を備えていてもよい。
管制局30は、予め放送局から提出されたトランスポンダの運用スケジュールや、管制局30が有する監視設備を用いて、送受信局10が送信に使用する通信帯域を管理する。
また、管制局30は受信設備31にて、送受信局10が送信した送信信号を受信して、受信した送信信号に基づいて受信情報を生成する。管制局30は、生成した受信情報をIPデータに変換して、変換したIPデータを、通信衛星20を介して送受信局10へ送信する。なお、IPデータは、少なくとも受信情報を含み、他の情報を含んでいてもよい。
受信設備31は、アンテナ及び受信機を含む。受信設備31は、送受信局10が送信した送信信号を受信して、受信パラメータ(発局情報、受信周波数、レベル等)を管制局システムコントローラ32に出力する。
管制局システムコントローラ32は、受信設備31が出力した送信信号に基づいて受信情報を生成し、生成した受信情報をIPデータに変換する。管制局システムコントローラ32は、変換したIPデータを通信部33に出力する。
通信部33は、管制局システムコントローラ32が出力したIPデータを受信設備31が有するアンテナ、通信衛星20を介して全ての送受信局10へ送信する。なお、送信に用いるアンテナは、受信設備31が有するアンテナと別に管制局30が有するようにしてもよい。
次に、複数の送受信局10と管制局30とのデータ及びIPデータのやりとりの例を、図2〜図7を用いて説明する。以下に示す例は、送受信局10が、車載局10−1、車載局10−2、及び基地局10−3を備える。車載局10−1、車載局10−2、及び基地局10−3それぞれの構成は、図1に示した送受信局10の構成である。
まず、図2と図3を用いて説明する。
図2は、本実施形態の複数の送受信局10と管制局30との送信信号及びIPデータの送受信の例を示す図である。図3は、本実施形態の複数の送受信局10と管制局30との送信信号101及びIPデータ102の例を示す図である。図3において、横軸は周波数である。
図3において、符号g1は、中心周波数がf1の通信帯域を示す。この通信帯域で送信される情報は、IPデータ102(図2)である。符号g2は、中心周波数がf2のチャネル1(Ch1)の通信帯域を示す。Ch1の通信帯域で送信される送信信号101(図2)は、基地局10−3(図2)が送信した映像データ・音声データである。符号g3は、中心周波数がf3のチャネル2(Ch2)の通信帯域を示す。Ch2の通信帯域で送信される送信信号101は、車載局10−1(図2)が送信した映像データ・音声データである。符号g4は、中心周波数がf4のチャネル3(Ch3)の通信帯域を示す。Ch3の通信帯域で送信される送信信号101は、車載局10−2(図2)が送信した映像データ・音声データである。符号g5は、中心周波数がf5のチャネル4(Ch4)の通信帯域を示し、未使用の通信帯域である。なお、1つのトランスポンダの帯域は、例えば36MHzであり、映像データ・音声データの帯域が32MHz(=8MHz×4)、残りの帯域が4MHzである。なお、本実施形態では、IPデータで使用される通信帯域を、管制局30が使用する通信帯域としている。
例えば、時刻tのとき、基地局10−3は、Ch1の通信帯域を用いて映像データ・音声データを、通信衛星20を介して管制局30に送信する。基地局10−3は、Ch1に対する再送信を禁止する重複送信保護情報を作成し、確認して送信実行するものとする。
時刻tのとき、車載局10−1は、Ch2の通信帯域を用いて映像データ・音声データを、通信衛星20を介して管制局30に送信する。車載局10−1は、Ch2に対する再送信を禁止する重複送信保護情報を作成し、確認して送信実行するものとする。
時刻tのとき、車載局10−2は、Ch3の通信帯域を用いて映像データ・音声データを、通信衛星20を介して管制局30に送信する。車載局10−2は、Ch3に対する再送信を禁止する重複送信保護情報を作成し、確認して送信実行するものとする。
なお、従来、例えば2つの通信帯域に対して同時に送信信号を送信できる構成を送受信局10が備える場合、オペレーターは、自局が先に送信に用いている通信帯域を、SNGコントローラで把握し、例えば表示部16上に表示などを確認したり、操作部17に重複送信禁止の処理をかけることはできていた。しかしながら、自局以外の重複送信の確認について、送信局10のオペレーターは、他の送受信局10が使用している通信帯域について、運用スケジュールを確認したり、管制局30が送信する音声連絡を確認して、使用されている通信帯域と使用されていない通信帯域を確認する必要があった。放送局は、系列局と共同で1つのトランスポンダを契約している場合が多い。このような場合、系列局が例えば30とかあり、臨時ニュース等が入ったりすると、運用スケジュールから変更になることも少なくない。運用スケジュールの変更は、各送受信局10のオペレーターが音声連絡や、携帯電話網、ファクシミリ等を用いて管制局30や他の送受信局10へ連絡している。このような状況であるため、送受信局10のオペレーターは、ヒューマンエラーによって他の送受信局10が使用している通信帯域へ送信してしまう可能性があった。
管制局30は、車載局10−1、車載局10−2、及び基地局10−3それぞれから受信した送信信号101に基づいて受信情報を生成する。受信情報は、通信に使用できる周波数の帯域(以下、通信帯域という)のうち、Ch1、Ch2、及びCh3の通信帯域が使用されていることを示す情報を含む。管制局30は、生成した受信情報をIPデータ102に変換して、変換したIPデータ102を、通信衛星20を介して車載局10−1、車載局10−2、及び基地局10−3に送信する(c1)。このIPデータ102には、現在送信を行っている全局の通信帯域に関する情報が含まれる。
車載局10−1、車載局10−2、及び基地局10−3それぞれは、通信衛星20を介して管制局30が送信したIPデータ102を受信する。
IPデータ102の受信に応じて、車載局10−1、車載局10−2、及び基地局10−3それぞれは、通信帯域のうちCh1〜Ch3が使用されていることを検出する。
次に、図4〜図7を用いて、説明を続ける。
図4は、本実施形態のIPデータ102受信後の複数の送受信局10と管制局30との送受信の例を示す図である。図5は、本実施形態の通信帯域の利用の一例を示す図である。図5において、横軸は周波数である。図6は、本実施形態の重複送信保護情報の一例を示す図である。
図5において、符号g11は、中心周波数がf11の上りのCSC(Common Signaling Channel)である。符号g12は、中心周波数がf12の下りのCSCである。
符号g14〜符号g19は、音声連絡の信号であり、それぞれの中心周波数がf14〜f19である。
なお、符号g1〜符号g5は、図3と同様である。
図4に示すように、基地局10−3は、受信したIPデータに含まれる受信情報に応じて、図6に示すように、重複送信保護情報にCh2とCh3の通信帯域を追加して更新する。なお、SNGコントローラ12が、重複送信保護情報の作成、更新を行う。これにより、基地局10−3は、Ch1〜Ch3の通信帯域に対して重複送信を禁止するように制御する(c11)。図6において、表g50は、基地局10−3のSNGコントローラ12が、Ch1を使用してデータを送信したときに作成した重複送信保護情報である。また、表g51は、基地局10−3のSNGコントローラ12が、管制局30から受信した受信情報に応じて、Ch2及びCh3の通信帯域に対して重複送信を禁止するように追加して更新した後の重複送信保護情報である。
車載局10−1は、受信したIPデータに含まれる受信情報に応じて、重複送信保護情報にCh1とCh3の通信帯域を追加して更新する。これにより、車載局10−1は、Ch1〜Ch3の通信帯域に対して重複送信を禁止するように制御する(c12)。
車載局10−2は、受信したIPデータに含まれる受信情報に応じて、重複送信保護情報にCh1とCh2の通信帯域を追加して更新する。これにより、車載局10−2は、Ch1〜Ch3の通信帯域に対して重複送信を禁止するように制御する(c13)。
一方、本実施形態において、管制局30は、予め定められている管制局30が専用する通信帯域を使用して、全ての送受信局10が使用している通信帯域の使用状況を、全ての送受信局10へ送信する。この結果、本実施形態では、車載局10−1、車載局10−2、及び基地局10−3それぞれは、自局が送信に使用している通信帯域に加えて、他の送受信局10が送信に使用している通信帯域を管制局30から送信される受信情報を取得することができる。そして、車載局10−1、車載局10−2、及び基地局10−3それぞれは、取得した受信情報に応じて、自局が送信に使用している通信帯域に加えて、他の送受信局10が送信に使用している通信帯域にも重複送信を禁止するように制御する。これにより、本実施形態によれば、自局と他の送受信局10で送信に使用されている通信帯域に対して送信信号等の重複送信、すなわち誤発射を防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、管制局30がIPデータを送信するための通信帯域は予め定められている。このため、送受信局10それぞれは、管制局30がIPデータを送信するための通信帯域も保護することで、管制局30が使用する通信帯域への重複送信を防ぐことができる。なお、管制局30は、IPデータに使用する通信帯域を示す情報をIPデータに含めて送信するようにしてもよい。
なお、上述した例では、受信情報の例として、映像データ・音声データが使用されている通信帯域を示す情報を示したが、これに限られない。受信情報は、使用している通信帯域を示す情報が含まれていればよく、送受信局10または管制局30が使用している音声連絡やIPデータの通信帯域が含まれていてもよい。
ここで、送受信局10が管制局30へ送信信号を送信する手順の一例を説明する。例として、車載局10−1が、Ch2に加えて、未使用のCh4を使用して送信信号の送信を行う例を説明する。
車載局10−1のSNGコントローラ12は、管制局30から受信したIPデータに基づく受信情報を解析して、Ch1〜Ch3が使用されていることを検出する。車載局10−1のSNGコントローラ12は、Ch1〜Ch3に対して重複送信しないようにCh1〜Ch3の通信帯域を保護する。車載局10−1のSNGコントローラ12は、例えばSSPA14が備える衛星通信装置を制御することで、Ch1〜Ch3の通信帯域を保護する。
車載局10−1のSNGコントローラ12は、例えば図7に示す画像g100または画像g100Aを表示部16に表示させる。
図7は、本実施形態の表示部16上に表示される画像(g100、g100A)の一例を示す図である。
車載局10−1の表示部16上に表示される画像g100は、Ch1を選択するボタンの画像(以下、ボタン画像という)g101、Ch2を選択するボタン画像g102、及びCh3を選択するボタン画像g103を含む。また画像g100は、Ch4を選択するボタン画像g104、及び送信を指示するボタン画像g105を含む。
画像g100に示す例において、自局が送信しているCh2に対応するボタン画像g102は、例えばボタンが押されたように視覚的に認知される画像である。また、ボタン画像g101、ボタン画像g103〜ボタン画像105は、例えばボタンが押されていないように視覚的に認知される画像である。
ここで、車載局10−1のオペレーターが、Ch4に対応するボタン画像g104を選択した場合、SNGコントローラ12は、Ch4に対応する通信帯域を保護していないので、Ch4を使用してデータの送信処理を実行する。
一方、オペレーターがヒューマンエラーによって、通信に使用されているチャネル、例えばCh1のボタン画像g101を選択した場合、SNGコントローラ12は、Ch1に対応する通信帯域を保護しているので、Ch1を使用してデータの送信処理を実行しない。なお、SNGコントローラ12はCh1〜Ch3に対応するボタン画像g103〜ボタン画像g103を選択できないようにしてもよい。
画像g100Aは、表示部16上に表示される他の画像の一例である。
画像g100Aに示す例において、自局及び他の送受信局10が送信しているCh1〜Ch3に対応するボタン画像g101A、ボタン画像g102、及びボタン画像g103Aは、例えばボタンが押されたように視覚的に認知される画像である。また、ボタン画像g104〜ボタン画像105は、例えばボタンが押されていないように視覚的に認知される画像である。
画像g100Aの場合、オペレーターは、Ch1〜Ch3が選択できないことを視覚的に認知することができる。これにより、オペレーターが選択可能なCh4を選択することができるので、本実施形態によれば、送信信号を重複送信することなく、安全に送信することができる。なお、画像g100Aにおいて、SNGコントローラ12はCh1〜Ch3に対応するボタン画像g103A、ボタン画像g102、及びボタン画像g103Aを選択できないようにしてもよい。
なお、上述した例では、SNGコントローラ12が、表示部16上に表示される操作に関する画像に対して、重複送信しないようにする例を説明したが、これに限られない。例えば、SNGコントローラ12は、受信した受信情報に基づいて、SSPA14が備える衛星通信装置に対して使用されている通信帯域に対して送信できないように保護するようにしてもよい。また、表示部16上に表示される通信に使用されている通信帯域に対応するボタン画像を選択できないようにしつつ、衛星通信装置に対して使用されている通信帯域に対して送信できないように保護するようにしてもよい。
なお、図7に示した表示部16上に表示される画像は一例であり、これに限られない。例えば、各ボタン画像に対応付けて『送信中』または『未使用』等の表示をさせるようにしてもよい。また、表示部16上に表示される画像には、各チャネルの中心周波数、変調方式、出力パワー等を表示するようにしてもよい。
また、車載局10−1のオペレーターが、仮に図7の画像g100において、ボタン画像g101を選択した場合、SNGコントローラ12は、重複送信保護情報に応じて報知する用にしてもよい。例えば、SNGコントローラ12は、『このチャネルは、現在使用されているため選択できません。』等を表示部16上に表示させて報知するようにしてもよい。なお、報知は、音声信号を用いて行うようにしてもよい。
ここで、車載局10−1から管制局30にCh4を用いて、送信信号を送信する際の手続きの例を説明する。
車載局10−1がCh4の通信帯域で送信信号の送信を行う場合、車載局10−1は、上りのCSCを使用して、管制局30にCh4を使用して送信信号を送信することを要求する。
次に、管制局30は、受信したCSCに応じて、下りのCSCを使用して、車載局10−1にCh4の通信帯域を割り当てたことを通知する。
次に、車載局10−1は、割り当てられたCh4の通信帯域と音声連絡の通信帯域とを用いて、管制局30との通信を行う。なお、音声連絡を用いて、例えば車載局10−1のオペレーターと管制局30のオペレーターとが音声通信を行う。
これにより、車載局10−1は、Ch2に加えてCh4の通信帯域を用いて、管制局30へ送信信号を送信することができる。
なお、上述した例は一例であり、Ch4を用いて、車載局10−1は、車載局10−2または基地局10−3へ、送信信号を送信するようにしてもよい。
次に、通信システム1が行う処理手順の例を説明する。
図8は、本実施形態の通信システム1が行う処理のフローチャートの一例を示す図である。
(ステップS1)各送受信局10のSNGコントローラ12それぞれは、予約してある時刻に予約してある通信帯域を用いて、送信信号を、通信衛星20を介して管制局30へ送信する。続けて、SNGコントローラ12それぞれは、自局が送信に使用した通信帯域(またはチャネル)に対して重複送信保護情報を作成する。
(ステップS2)管制局30の管制局システムコントローラ32は、各送受信局10が送信した送信信号を、通信衛星20を介して、受信設備31を用いて受信する。続けて、管制局システムコントローラ32は、受信した送信信号に基づいて各送受信局10によって使用されている通信帯域を検出する。
(ステップS3;送信ステップ)管制局システムコントローラ32は、検出した通信帯域に基づいて受信情報を生成する。
(ステップS4;送信ステップ)管制局システムコントローラ32は、生成した受信情報をIPデータに変換して、変換したIPデータを、通信衛星20を介して全ての送受信局10へ送信する。ここで、全ての送受信局10とは、現在、送信を行っている送受信局10と、現在送信を行っていない送受信局10も含む。
(ステップS5;保護ステップ)各送受信局10のSNGコントローラ12それぞれは、通信衛星20を介して管制局30が送信したIPデータを、通信部11を用いて受信する。続けて、各送受信局10のSNGコントローラ12それぞれは、受信したIPデータに含まれる受信情報を解析して、ステップS1で作成した重複送信保護情報に、重複送信を禁止する通信帯域を追加して更新する。
(ステップS6;保護ステップ)各送受信局10のSNGコントローラ12それぞれは、操作部17が出力する操作結果に対して、ステップS5で更新した重複送信保護情報に基づいてデータの送信を行う。すなわち、SNGコントローラ12それぞれは、保護されていない通信帯域を使用して信号(含む送信信号、音声連絡等の音声信号等)を送信することを許可する。
なお、管制局30は、所定の時間間隔で受信情報を含むIPデータを送信する。このため、各送受信局10のSNGコントローラ12それぞれは、IPデータを受信したとき毎に重複送信保護情報の更新を行う。
なお、図8で説明した例では、ステップS1で送信時に重複送信保護情報を生成し、受信した受信情報に基づいて重複送信保護情報を更新する例を説明したがこれに限られない。SNGコントローラ12は、受信した受信情報に基づいて、ステップS5で重複送信保護情報を作成するようにしてもよい。
上述した通信システム1によれば、通信衛星回線を介して複数の送受信局10から受信した送信信号等に基づいて、複数の送受信局10が使用している通信帯域を示す情報である受信情報を生成し、生成した受信情報を複数の送受信局10それぞれへ通信衛星回線を介して送信する管制局30と、管制局30が送信した受信情報を受信し、受信した受信情報に基づいて使用されている通信帯域を保護する送受信局10とを持つことにより、使用されている通信帯域を保護することができるので、送信信号等の重複送信を防止することができる。
また、上述した例では、IPデータを、通信衛星20を介して送受信する例を説明したが、これに限られない。IPデータは、他のネットワークを用いて送受信するようにしてもよい。ここで、他のネットワークとは、地上の通信回線であり、有線または無線による携帯通信網等である。また例ではIPデータとしているが、これをプロトコルや、フォーマットも限定するものではなく、1対他の(通信機)を可能とするシリアル通信データ、フォーマットであれば構わない。
図9は、本実施形態の通信システムの他の構成を示す図である。
図9に示すように、通信システム1Aは、送受信局10Aと管制局30Aを備える。送受信局10Aは、通信部11A、SNGコントローラ12、各単体機器13、SSPA14(通信装置)、アンテナ15、表示部16、及び操作部17を備える。また、管制局30Aは、受信設備31、管制局システムコントローラ32、及び通信部33Aを備える。図1の通信システム1と同じ機能を有する機能部については、同じ符号を用いる。
管制局30Aの通信部33Aは、管制局システムコントローラ32が出力したIPデータ102Aを、プロバイダ40を介して全ての送受信局10Aへ送信する。
プロバイダ40は、例えば有線または無線による携帯通信網等の地上の通信回線を管理する通信装置である。
送受信局10Aの通信部11Aは、管制局30Aが送信したIPデータ102Aを、プロバイダ40を介して受信し、受信したIPデータ102AをSNGコントローラ12に出力する。
以上のように、図9に示す構成例において、送受信局10Aは、送信信号101を、通信衛星回線を介して送信する。また、管制局30Aは、IPデータ102Aを、地上の通信回線を介して送信する。
なお、通信システムは、図1に示した構成と図2に示した構成との両方の構成を備えていてもよい。例えば、送受信局10(または10A)として、車載局10−1、車載局10−2、基地局10−3を備える場合を例に説明する。この場合、管制局30(または30A)は、いずれか1つ以上の送受信局10(または10A)に、IPデータを、通信衛星回線を介して送信するようにしてもよい。また、管制局30(または30A)は、他の送受信局10(または10A)に、IPデータを、地上の通信回線を介して送信するようにしてもよい。
上述した図9の構成の通信システム1Aによれば、通信衛星回線を介して複数の送受信局10から受信した送信信号等に基づいて、複数の送受信局10が使用している通信帯域を示す情報である受信情報を生成し、生成した受信情報を複数の送受信局10それぞれへ通信衛星回線及び地上の通信回線のうち少なくともひとつを介して送信する管制局30と、管制局30が送信した受信情報を受信し、受信した受信情報に基づいて使用されている通信帯域を保護する送受信局10とを持つことにより、使用されている通信帯域を保護することができるので、送信信号等の重複送信を防止することができる。
また、上述した実施形態では、管制局30(または30A)が受信情報をIPデータに変換して送信する例を説明したが、これに限られない。管制局30(または30A)が送信するデータは、各送受信局10(または10A)との間で予め定められている方式のデータであればよい。
また、上述した実施形態では、IPデータに、例えば管制局30(または30A)の運用スケジュールも含めるようにしてもよい。
送受信局10(または10A)は、受信情報に加えて運用スケジュールを所定の時間間隔で受信して、受信した受信情報と運用スケジュールに基づいて重複送信保護情報を作成、更新するようにしてもよい。例えば、送受信局10(または10A)は、運用スケジュールに基づいて、時間帯毎に重複送信保護情報を作成、更新するようにしてもよい。これにより、本実施形態によれば、現在送信している時点から見て未来の情報を取得することで、より強固な送信信号等の重複送信に対する保護を行うことができる。
また、上述した例では、管制局30(または30A)が、1つの例を説明したが、管制局30(または30A)は、例えば1つの主局と1つ以上の副局を備えていてもよい。この場合、主局と副局との間は、例えば有線のネットワークで接続されている。このように、主局と副局とによって運営が冗長化されている場合、上述した処理を副局も行うようにしてもよい。これにより、本実施形態によれば、主局及び副局それぞれが送信するIPデータのうち少なくともひとつを送受信局10が受信することで、より送信信号等の重複送信を防止することができる。
また、上述した例では、通信システム1(または1A)が、放送局などで使用される例を説明したが、これに限られない。通信システム1(または1A)は、1つのトランスポンダを複数の送受信局が共同で利用するシステムであればよく、例えば防災通信システム等に適用することも可能である。
また、上述した例では、1つのトランスポンダで4組の映像データ・音声データの通信帯域を備える例を説明したが、これに限られない。映像データ・音声データの通信帯域の数は、映像の画質や圧縮方式に応じたものであってもよい。
また、上述の実施形態における送受信局10(または10A)及び管制局30(または30A)それぞれの構成要素の一部または全ては、コンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることで実現するようにしてもよい。この場合、送受信局10(または10A)及び管制局30(または30A)それぞれの構成要素の一部または全ては、コンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、送受信局10(または10A)及び管制局30(または30A)それぞれの構成要素の一部または全ては、上記のプログラムをコンピュータ装置に予めインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、通信衛星回線を介して複数の送受信局10から受信した送信信号等に基づいて、複数の送受信局10が使用している通信帯域を示す情報である受信情報を生成し、生成した受信情報を複数の送受信局10それぞれへ通信衛星回線及び地上の通信回線のうち少なくともひとつを介して送信する管制局30と、管制局30が送信した受信情報を受信し、受信した受信情報に基づいて使用されている通信帯域を保護する送受信局10とを持つことにより、使用されている通信帯域を保護することができるので、送信信号等の重複送信を防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,1A…通信システム、10,10A,10−1,10−2,10−3…送受信局、11,11A…通信部、12…SNGコントローラ、13…各単体機器、14…SSPA、15…アンテナ、16…表示部、17…操作部、30,31A…管制局、31…受信設備、32…管制局システムコントローラ、32,33A…通信部、40…プロバイダ

Claims (9)

  1. 複数の送受信局が通信に用いる通信帯域は、中心周波数の異なる複数のチャネルを備え、
    通信衛星回線を介して前記複数の送受信局から受信した信号に基づいて、前記複数の送受信局が使用しているチャネルの通信帯域を示す情報である受信情報を生成し、生成した前記受信情報を前記複数の送受信局それぞれへ送信する管制局と、
    前記管制局が送信した前記受信情報を受信し、受信した前記受信情報に基づいて使用されている前記チャネルの通信帯域を保護する送受信局と、
    を備え
    前記管制局と前記複数の送受信局とは、前記複数のチャネルの通信帯域と異なる1つの通信帯域であり現在使用されている前記チャネルの通信帯域を示す情報を含むIPデータを用いて、前記受信情報の送受信を行う、通信システム。
  2. 前記複数の送受信局は、第1の送受信局と第2の送受信局と、を備え、
    前記第1の送受信局は、自送受信局が使用している前記チャネルの通信帯域を示す情報である重複送信保護情報を生成し、前記管制局から受信した前記受信情報に基づいて、前記第2の送受信局によって使用されているチャネルの通信帯域を追加して前記重複送信保護情報を更新することで、自送受信局と前記第2の送受信局とによって使用されている前記チャネルの通信帯域を保護する、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記送受信局は、
    前記管制局が前記受信情報の送信に使用するための予め定められている通信帯域を保護する、請求項1または請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記送受信局は、
    前記保護されている通信帯域を使用しての前記信号の送信を禁止する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記送受信局は、
    保護されていない前記通信帯域を使用して前記信号を送信することを許可する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記管制局は、
    前記複数の送受信局から前記信号を、前記通信衛星回線を介して受信し、
    前記複数の送受信局それぞれは、
    前記受信情報を、前記通信衛星回線および地上の通信回線のうち少なくとも1つを介して受信する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 前記送受信局は、表示部、を備え、
    前記表示部上に表示される複数の前記通信帯域それぞれに対応する選択画像のうち、前記保護されている通信帯域に対応する前記選択画像を選択できないように保護することで前記通信帯域を保護する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の通信システム。
  8. 複数の送受信局が通信に用いる通信帯域は、中心周波数の異なる複数のチャネルを備える通信方法であって、管制局が、通信衛星回線を介して前記複数の送受信局から受信した信号に基づいて、前記複数の送受信局が使用しているチャネルの通信帯域を示す情報である受信情報を生成し、生成した前記受信情報を前記複数の送受信局それぞれへ送信する送信ステップと、
    送受信局が、前記送信ステップによって送信された前記受信情報を受信し、受信した前記受信情報に基づいて使用されている前記チャネルの通信帯域を保護する保護ステップと、
    を有し、
    前記管制局と、前記複数の送受信局とは、前記複数のチャネルの通信帯域と異なる1つの通信帯域であり現在使用されている前記チャネルの通信帯域を示す情報を含むIPデータを用いて、前記受信情報の送受信を行う、通信方法。
  9. 複数の送受信局が通信に用いる通信帯域は、中心周波数の異なる複数のチャネルを備え、前記複数の送受信局と管制局を含む通信システムの前記管制局のコンピュータに、
    前記複数のチャネルの通信帯域と異なる1つの通信帯域であり現在使用されている前記チャネルの通信帯域を示す情報を含むIPデータを用いて前記複数の送受信局と送受信を行い、通信衛星回線を介して複数の送受信局から受信した信号に基づいて、前記複数の送受信局が使用しているチャネルの通信帯域を示す情報である受信情報を生成し、生成した前記受信情報を前記複数の送受信局それぞれへ送信する送信ステップ、
    を実行させ、
    前記送受信局のコンピュータに、
    前記送信ステップによって送信された前記受信情報を受信し、受信した前記受信情報に基づいて使用されている前記チャネルの通信帯域を保護する保護ステップ、
    を実行させるプログラム。
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