JP6750397B2 - タイヤ用モールド - Google Patents

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本発明は、タイヤ用モールドに関する。
モールドは、タイヤの外面を形作るキャビティ面を備えている。タイヤの製造では、このキャビティ面に、ローカバー(未加硫状態のタイヤ)の外面が押し当てられる。ローカバーとキャビティ面との間に存在するエアや、ローカバー内に残存するエアは、モールドの外側に排出される。エアの排出が不十分な場合、タイヤの外観品質や耐久性が損なわれることがある。
エアの排出を十分に行うために、モールドに孔(ベントホールとも称される。)を設けることがある。この場合、孔を通じてエアの排出が促されるが、ローカバーのゴムがこの孔に流れ込み、スピューが形成されてしまう。このため、タイヤの製造には、このスピューを除去するための工程が必要である。外観品質の観点から、形成されるスピューの数は少ないほど好ましい。
スピューの形成を抑えつつ、エアを十分に排出するために、モールドについて、様々な検討が行われている。この検討の一例が、特開2015−071251公報に開示されている。この公報では、スピューの形成を抑えつつ、十分なエアの排出を行うための部品として、ベントピースが検討されている。
ベントピースとして、スプリングの特性を弁の開閉に利用したベントピース、すなわち、スプリングベントが知られている。このスプリングベントは、構造上、大きな外径を採用せざるを得ず、モールドにおいて、このスプリングベルトを配置できる箇所に制約がある。スプリングベントの構造は複雑であり、スプリングベントのメンテナンスは容易とは言い難い。
図8には、上記公報に記載のベントピース2が示されている。このベントピース2には、スプリングは設けられていない。このベントピース2では、頭部4と胴体部6との間にベントライン8が設けられている。胴体部6には、このベントピース2の長さ方向に延在するソーカット10が設けられている。このベントピース2では、頭部4の周囲を通過したエアが、ベントライン8を経由してソーカット10に導かれる。
特開2015−071251公報
スピューの形成を抑えつつ、エアを十分に排出するための技術に関しては、検討の余地がある。
本発明の目的は、スピューの形成を抑えつつ、エアを十分に排出できるタイヤ用モールドの提供にある。
本発明に係るタイヤ用モールドは、タイヤの外面を形成するキャビティ面を備えている。このモールドは、本体と、柱状のベントピースとを備えている。上記本体は、この本体を貫通する孔を備えている。この孔に、上記ベントピースが通されている。上記ベントピースは、端面と、この端面からこのベントピースの長さ方向に延在する溝とを備えている。上記端面は、上記キャビティ面の一部である。
好ましくは、このタイヤ用モールドでは、上記溝の幅は0.2mm以上0.4mm以下であり、この溝の深さは0.02mm以上0.04mm以下である。
好ましくは、このタイヤ用モールドでは、上記ベントピースは6本以上8本以下の溝を備えている。これらの溝は、このベントピースの周囲に間隔をあけて配置されている。
好ましくは、このタイヤ用モールドでは、上記ベントピースは、上記端面の側からこのベントピースの長さ方向に並ぶ、第一把持部、中間部及び第二把持部を備えている。上記中間部は、上記第一把持部及び上記第二把持部よりも細い。
好ましくは、このタイヤ用モールドでは、上記中間部の太さは上記第一把持部の太さの1/2以上2/3以下である。
好ましくは、このタイヤ用モールドでは、上記中間部の長さは上記ベントピースの長さの1/3以上1/2以下である。
好ましくは、このタイヤ用モールドでは、上記孔の断面積に対する上記溝のみかけ断面積の比率は0.5%以下である。
本発明に係るタイヤの製造方法は、
(1)ローカバーを準備する工程、
(2)タイヤの外面を形作るキャビティ面と、このキャビティ面から外側に向かって延在するベントホールとを備えるモールドに、上記ローカバーを投入する工程
及び
(3)上記モールド内で上記ローカバーを加圧及び加熱する工程
を含んでいる。この製造方法では、上記モールドは、本体と、柱状のベントピースとを備えている。上記本体はこの本体を貫通する孔を備えており、この孔に上記ベントピースが通されている。上記ベントピースは、端面と、この端面からこのベントピースの長さ方向に延在する溝とを備えている。上記端面は、上記キャビティ面の一部である。
本発明に係るタイヤ用モールドでは、ベントピースの端面はキャビティ面の一部である。このベントピースの溝は、この端面からこのベントピースの長さ方向に延在している。このモールドでは、ベントピースの溝に対応する空間、すなわち、ベントホールが、キャビティ面からこのベントピースの長さ方向に延在している。このモールドでは、エアが十分に排出される。しかもこのモールドでは、ローカバーのゴムはベントホールに流入しにくい。このモールドでは、スピューの形成を抑えつつ、エアが十分に排出される。このモールドで製造されたタイヤの外観は高品質である。本発明によれば、スピューの形成を抑えつつ、エアを十分に排出できるタイヤ用モールドが得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ用モールドが示された平面図である。 図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。 図3(a)はベントピースの平面図であり、図3(b)はこのベントピースの正面図である。 図4は、図3に示されたベントピースの一部が示された拡大図である。 図5は、図1のモールドを構成するセグメントの斜視図である。 図6は、モールドのキャビティ面の一部が示された外観図である。 図7は、図6のVII−VII線に沿った断面図である。 図8は、従来のベントピースが示された正面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1及び2には、タイヤ用モールド22の一部が示されている。図1において、紙面に対して垂直な方向はモールド22の軸方向である。両矢印Aで示された方向はモールド22の周方向である。図2において、上下方向はモールド22の軸方向であり、左右方向はモールド22の半径方向である。紙面に対して垂直な方向は、モールド22の周方向である。このモールド22の軸方向はタイヤの軸方向に相当し、モールド22の周方向はタイヤの周方向に相当し、そして、モールド22の半径方向はタイヤの半径方向に相当する。
図2において、Rで示されているのはローカバーである。ローカバーRは、加硫前のタイヤである。このローカバーRは、未架橋状態にある。タイヤは、トレッド、サイドウォール、ビード等の複数のゴム部材で構成される。このタイヤの製造では、複数のゴム部材がアッセンブリーされて、ローカバーRが準備される。
このタイヤの製造では、ローカバーRはモールド22に投入される。図2において、ローカバーRはモールド22の内側に位置している。図示されていないが、ローカバーRのさらに内側には、ブラダー(又は、剛体コア)が位置している。モールド22に投入されたローカバーRは、モールド22とブラダー(又は、剛体コア)との間の空間、すなわち、キャビティに置かれる。
このタイヤの製造では、ローカバーRは、モールド22内で加圧及び加熱される。加圧及び加熱により、ローカバーRのゴム組成物が流動する。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤが得られる。ローカバーRの外面はモールド22と当接する。これにより、タイヤの外面が形付けられる。モールド22の内面のうち、ローカバーRと当接する部分24は、特に、キャビティ面と称される。キャビティ面24は、タイヤの外面を形成する。このモールド22は、タイヤの外面を形成するキャビティ面24を備えている。キャビティ面24に凸凹模様を有するモールド22が用いられることにより、タイヤの外面に凹凸模様が形成される。ローカバーRの内面は、ブラダー(又は、剛体コア)と当接する。これにより、タイヤの内面が形付けられる。
このタイヤの製造方法は、
(1)ローカバーRを準備する工程、
(2)モールド22にローカバーRを投入する工程
及び
(3)モールド22内でローカバーRを加圧及び加熱する工程
を含んでいる。
前述したように、図1及び2に示されたモールド22はタイヤの製造に用いられる。このモールド22は、多数のトレッドセグメント6と、上下一対のサイドプレート28と、上下一対のビードリング30とを備えている。このモールド22は、多数のトレッドセグメント6、一対のサイドプレート28及び一対のビードリング30を組み合わせて構成される。このモールド22は、いわゆる「割モールド」である。
このモールド22は、本体32と、ベントピース34とを備えている。本体32は、孔36を備えている。この孔36は、本体32を貫通している。ベントピース34は、柱状である。このモールド22では、ベントピース34は本体32の孔36に通される。これにより、モールド22が構成される。このモールド22のキャビティ面24は、本体32の内面38とベントピース34の端面40とによって構成される。
図2に示されているモールド22では、1本のベントピース34が示されている。このモールド22では、ベントピース34の本数は1本に限られない。このモールド22には、多数のベントピース34を設けることができる。この場合、このモールド22の本体32には、このベントピース34の数と同等数の孔36が設けられる。
図2に示されたモールド22では、その本体32のうち、セグメント26の部分に孔36が設けられている。このモールド22では、ベントピース34が設けられるのはセグメント26の部分に限られない。サイドプレート28の部分にベントピース34が設けられてもよいし、ビードリング30の部分にこのベントピース34が設けられてもよい。このモールド22に設けられるベントピース34の数、位置等は、このモールド22で製造されるタイヤの仕様に応じて適宜決められる。
図3には、ベントピース34が示されている。図3(a)は、このベントピース34の平面図である。この図3(a)には、ベントピース34の一方の端面42(以下、第一端面)が示されている。この図3(a)において、紙面に対して垂直な方向はこのベントピース34の長さ方向である。図3(b)は、このベントピース34の正面図である。図3(b)において、上下方向がこのベントピース34の長さ方向である。この図3において、一点鎖線CLはこのベントピース34の中心線である。
このモールド22では、ベントピース34の断面の輪郭は概ね円形状を呈している。このベントピース34は、丸棒である。このベントピース34が、その断面の輪郭が楕円形状を呈するように構成されてもよい。このベントピース34が、その断面の輪郭が矩形状を呈するように構成されてもよいし、三角形状を呈するように構成されてもよい。このベントピース34が、その断面の輪郭が多角形状を呈するように構成されてもよい。
このモールド22では、ベントピース34は、第一把持部44、第二把持部46及び中間部48を備えている。このベントピース34では、その長さ方向において、第一把持部44と第二把持部46との間に中間部48が位置している。このモールド22では、第一把持部44の中心線はベントピース34の中心線CLと一致する。第二把持部46の中心線は、ベントピース34の中心線CLと一致する。中間部48の中心線は、ベントピース34の中心線CLと一致する。
第一把持部44は、ベントピース34の第一端面42を備えている。そして、この第一把持部44は、この第一端面42からベントピース34の長さ方向に延在する側面50を備えている。この側面50には、溝52(以下、第一溝と称される。)が刻まれている。図3に示されているように、この第一溝52はベントピース34の長さ方向に延在している。この第一把持部44は、第一端面42と、この第一端面42からベントピース34の長さ方向に延在する第一溝52とを備えている。
図4には、第一端面42における第一溝52の様子が示されている。この図4から明らかなように、この第一溝52は窪みである。このモールド22では、この第一溝52の輪郭は側面50から内向きに凸な形状を呈している。特にこの第一溝52の輪郭は、円弧である。このモールド22では、第一溝52は側面50から窪んでいればよく、この第一溝52の輪郭に、特に、制限はない。メンテナンスが容易との観点から、この第一溝52の輪郭は円弧が好ましい。
第二把持部46は、ベントピース34の他方の端面54(以下、第二端面と称される。)を備えている。そして、この第二把持部46は、この第二端面54からベントピース34の長さ方向に延在する側面56を備えている。この側面56には、溝58(以下、第二溝と称される。)が刻まれている。図3に示されているように、この第二溝58はベントピース34の長さ方向に延在している。この第二把持部46は、第二端面54と、この第二端面54からベントピース34の長さ方向に延在する第二溝58とを備えている。図示されていないが、この第二溝58は、第一溝52と同様、窪みである。この第二溝58の輪郭は、第一溝52の輪郭と同様、円弧である。このモールド22では、第二溝58は側面56から窪んでいればよく、この第二溝58の輪郭に、特に、制限はない。メンテナンスが容易との観点から、この第二溝58の輪郭は円弧が好ましい。
このモールド22では、第二把持部46は第一把持部44の太さと同等の太さを有している。このモールド22では、この第二把持部46が第一把持部44よりも細くなるように、このベントピース34が構成されてもよい。この第二把持部46が第一把持部44よりも太くなるように、このベントピース34が構成されてもよい。加工が容易との観点から、第二把持部46は第一把持部44の太さと同等の太さを有しているのが好ましい。
前述したように、中間部48は第一把持部44と第二把持部46との間に位置している。図3(b)から明らかなように、このモールド22では、中間部48は第一把持部44及び第二把持部46よりも細い。
このモールド22では、第一把持部44と中間部48との間の部分60はテーパーとされている。このモールド22では、このテーパーとされている部分60は第一遷移部と称される。このモールド22では、第二把持部46と中間部48との間の部分62もテーパーとされている。このモールド22では、このテーパーとされている部分62は第二遷移部と称される。このモールド22では、ベントピース34は、第一把持部44、第二把持部46及び中間部48以外に、第一遷移部60及び第二遷移部62を備えている。特に、このベントピース34は、第一把持部44、第二把持部46及び中間部48、並びに、第一遷移部60及び第二遷移部62で構成されている。
このモールド22では、本体32の孔36にベントピース34を通して、この本体32とベントピース34とは組み合わされる。図5に示されているように、本体32の外側からベントピース34をこの本体32の孔36に通す場合には、このベントピース34の第一把持部44を本体32の側にして、このベントピース34は孔36に通される。図示されていないが、この本体32の内側からベントピース34をこの本体32の孔36に通す場合には、このベントピース34の第二把持部46を本体32の側にして、このベントピース34は孔36に通される。
図6には、モールド22のキャビティ面24の一部が示されている。図7には、図6のVII−VII線に沿ったこのモールド22の断面が示されている。この図7において、紙面の右側がモールド22のキャビティ面24の側である。
このモールド22では、第一把持部44の側面50の輪郭は孔36の輪郭に一致している。ベントピース34は孔36に通されるので、若干のクリアランスが考慮されているが、この第一把持部44の大きさ(直径)は孔36の大きさ(直径)と略同等である。この第一把持部44の側面50は孔36と当接している。前述したように、第一把持部44は第一端面42からベントピース34の長さ方向に延在する第一溝52を備えている。このため、図6及び7に示されているように、第一把持部44と孔36との間には、第一溝52に対応する空間が形成されている。
このモールド22では、第二把持部46の側面56の輪郭は孔36の輪郭に一致している。ベントピース34は孔36に通されるので、若干のクリアランスが考慮されているが、この第二把持部46の大きさ(直径)は孔36の大きさ(直径)と略同等である。この第二把持部46の側面56は孔36と当接している。前述したように、第二把持部46は第二端面54からベントピース34の長さ方向に延在する第二溝58を備えている。このため、図7に示されているように、第二把持部46と孔36との間には、第二溝58に対応する空間が形成されている。
前述したように、このモールド22では、中間部48は第一把持部44と第二把持部46との間に位置し、この第一把持部44及び第二把持部46よりも細い。中間部48は孔36とは当接しないので、この中間部48と孔36との間には、空間が形成される。この空間は、第一把持部44と孔36との間に形成される空間よりもかなり大きい。この中間部48と孔36との間に形成される空間は、第二把持部46と孔36との間に形成される空間よりもかなり大きい。
前述したように、このモールド22では、第一遷移部60はテーパーである。この第一遷移部60は中間部48より太いが第一把持部44よりも細い。第一遷移部60は孔36とは当接しないので、この第一遷移部60と孔36との間には、空間が形成される。この空間は、第一把持部44と孔36との間に形成される空間よりも大きい。この空間は、第一溝52に対応する空間と連通しており、中間部48に対応する空間とも連通している。
前述したように、このモールド22では、第二遷移部62はテーパーである。この第二遷移部62は中間部48より太いが第二把持部46よりも細い。第二遷移部62は孔36とは当接しないので、この第二遷移部62と孔36との間には、空間が形成される。この空間は、第二把持部46と孔36との間に形成される空間よりも大きい。この空間は、第二溝58に対応する空間と連通しており、中間部48に対応する空間とも連通している。
このモールド22では、第一把持部44、第一遷移部60、中間部48、第二遷移部62及び第二把持部46は、この順に、ベントピース34の第一端面42の側からこのベントピース34の長さ方向に並んでいる。言い換えれば、このベントピース34は、その第一端面42の側からこのベントピース34の長さ方向に並ぶ、第一把持部44、第一遷移部60、中間部48、第二遷移部62及び第二把持部46を備えている。
前述したように、ベントピース34の第一端面42はキャビティ面24の一部である。第一把持部44の第一溝52は、ベントピース34の第一端面42からこのベントピース34の長さ方向に延在している。第二把持部46の第二溝58は、このベントピース34の第二端面54からこのベントピース34の長さ方向に延在している。第一遷移部60、中間部48及び第二遷移部62は、第一把持部44及び第二把持部46よりも細い。このため、このベントピース34においては、第一溝52と第二溝58とは実質的に連通している。言い換えれば、このベントピース34は、キャビティ面24の一部をなす第一端面42から、このベントピース34の長さ方向に延在する溝64を備えている。
このモールド22では、ベントピース34の溝64に対応する空間、すなわちベントホール66が形成されている。このベントホール66は、キャビティ面24からこのベントピース34の長さ方向に延在している。ベントピース34の溝64は、第一端面42と第二端面54とを架け渡している。このモールド22では、ベントホール66はモールド22を貫通している。このモールド22では、このベントホール66を通じて、ローカバーRとキャビティ面24との間に存在するエアや、このローカバーR内に残存するエアがモールド22の外側に十分に排出される。このモールド22では、キャビティ内にエアは残留しにくい。このモールド22によれば、ベアの発生が防止される。エアが残留しにくいので、このモールド22によれば、この残留したエアによるタイヤの耐久性への影響も抑えられる。
図6に示されているように、このモールド22のキャビティ面24において、第一溝52と孔36との間は隙間68である。この隙間68は、ベントホール66の口である。このモールド22では、キャビティ内にあるエアは、この隙間68からベントホール66に流入する。このモールド22では、この隙間68の大きさはかなり小さい。このため、ローカバーRのゴムはベントホール66に流入しにくい。
このモールド22では、ベントホール66にゴムは流入しにくい上に、このベントホール66がエアの排出に効果的に寄与する。このモールド22では、スピューの形成を抑えつつ、エアが十分に排出される。このモールド22で製造されたタイヤの外観は高品質である。本発明によれば、スピューの形成を抑えつつ、エアを十分に排出できるタイヤ用モールド22が得られる。このモールド22は、高品質なタイヤの製造に寄与する。
このモールド22では、ベントピース34の周囲に沿う方向、すなわち、ベントホール20の周方向において、第一把持部44に設けられる第一溝52の位置と、第二把持部46に設けられる第二溝58の位置とは一致している。このため、ベントホール66を通過するエアの流れはスムーズである。このモールド22では、このベントホール66を通じて、ローカバーRとキャビティ面24との間に存在するエアや、このローカバーR内に残存するエアが十分に排出される。このモールド22では、キャビティ内にエアは残留しにくい。この観点から、このモールド22では、ベントピース34の周方向において、第一把持部44に設けられる第一溝52の位置と、第二把持部46に設けられる第二溝58の位置とは一致しているのが好ましい。
前述したように、このモールド22では、第一遷移部60、中間部48及び第二遷移部62は、第一把持部44及び第二把持部46よりも細い。言い換えれば、このモールド22において、ベントピース34はその長さ方向の略中央部分においてくびれている。このベントピース34のくびれは、ベントホールのボリュームに寄与する。このベントホール66は、モールド22を貫通しており、しかも大きなボリュームを有する。このモールド22では、このベントホール66を通じて、エアが十分に排出される。このモールド22では、キャビティ内にエアは残留しにくい。しかも、ベントホール66にゴムが流入し、ベントピース34にゴムが付着しても、このベントピース34がくびれを有しているので、この付着したゴムの除去は容易である。このモールド22のメンテナンスは容易である。この観点から、このモールド22では、第一把持部44と第二把持部46との間の部分、詳細には、第一遷移部60、中間部48及び第二遷移部62のそれぞれは、第一把持部44及び第二把持部46よりも細くなるように、ベントピース34は構成されるのが好ましい。
図3において、両矢印DG1は第一把持部44の外径である。この外径DG1は、この第一把持部44の太さである。この外径DG1は、第一溝52がないと仮定して得られる第一把持部44の輪郭に基づいて特定される。両矢印DG2は、第二把持部46の外径である。この外径DG2は、この第二把持部46の太さである。この外径DG2は、第二溝58がないと仮定して得られる第二把持部46の輪郭に基づいて特定される。両矢印DCは、中間部48の外径である。この外径DCは、この中間部48の太さである。
このモールド22では、中間部48の太さDCは第一把持部44の太さDG1の1/2以上2/3以下が好ましい。言い換えれば、第一把持部44の太さDG1に対する中間部48の太さDCの比は1/2以上が好ましく、2/3以下が好ましい。このモールド22では、この比が1/2以上に設定されることにより、ベントピース34の強度が適切に維持される。このベントピース34は、壊れにくい。しかもベントピース34のくびれに対応する空間のボリュームが適切に維持されるので、ベントホール66へのゴムの流入が効果的に抑えられる。このモールド22では、この比が2/3以下に設定されることにより、ベントホール66のボリュームの確保に、このベントピース34の中間部48が効果的に寄与する。このモールド22では、エアが十分に排出される。このモールド22では、第二把持部46の太さDG2は第一把持部44の太さDG1と同等である。したがって、このモールド22では、中間部48の太さDCは第二把持部46の太さDG2の1/2以上2/3以下が好ましい。
図3において、両矢印LAはベントピース34の長さである。両矢印LG1は、第一把持部44の長さである。両矢印LT1は、第一遷移部60の長さである。両矢印LCは、中間部48の長さである。両矢印LT2は、第二遷移部62の長さである。両矢印LG2は、第二把持部46の長さである。このモールド22では、ベントピース34の長さLAは、第一把持部44の長さLG1、第一遷移部60の長さLT1、中間部48の長さLC、第二遷移部62の長さLT2及び第二把持部46の長さLG2の和に等しい。このモールド22では、ベントピース34の長さLAに対する第一遷移部60の長さLT1の比は0(零)以上が好ましく、1/12以下が好ましい。この比が0であることは、このベントピース34に第一遷移部60が設けられていないことを表す。ベントピース34の長さLAに対する第二遷移部62の長さLT2の比は、0以上が好ましく、1/12以下が好ましい。この比が0であることは、このベントピース34に第二遷移部62が設けられていないことを表す。
このモールド22では、中間部48の長さLCは、ベントピース34の長さLAの1/3以上1/2以下が好ましい。言い換えれば、ベントピース34の長さLAに対する中間部48の長さLCの比は1/3以上が好ましく、1/2以下が好ましい。このモールド22では、この比が1/3以上に設定されることにより、ベントホール66のボリュームの確保に、このベントピース34の中間部48が効果的に寄与する。このモールド22では、エアが十分に排出される。このモールド22では、この比が1/2以下に設定されることにより、ベントピース34の強度が適切に維持される。このベントピース34は、壊れにくい。しかもベントピース34のくびれに対応する空間のボリュームが適切に維持されるので、ベントホール66へのゴムの流入が効果的に抑えられる。
このモールド22では、ベントピース34の長さLAに対する第一把持部44の長さLG1の比は1/12以上が好ましく、1/4以下が好ましい。この比が1/12以上に設定されることにより、ベントピース34の強度が適切に維持される。このベントピース34は、壊れにくい。しかも第一溝に対応する空間がゴムの流入に対する抵抗として作用するので、ベントホール66へのゴムの流入が効果的に抑えられる。この比が1/4以下に設定されることにより、ベントホール66のボリュームの確保に、この第一把持部44が効果的に寄与する。このモールド22では、エアが十分に排出される。
図4において、符号PGは第一溝52の底である。二点鎖線SLは、第一溝52がないと仮定して得られる第一把持部44の仮想側面である。両矢印D1は、この仮想側面から底PGまでの距離である。本発明においては、この距離D1は第一溝52の深さである。両矢印W1は、第一溝52の幅である。この幅W1は、この第一溝52の一方の縁からその他方の縁までの距離で表される。図示されていないが、第二把持部46の第二溝58に関しても、前述の第一溝52と同様にして、第二溝58の幅W2、及び、第二溝58の深さD2が定義される。
このモールド22では、エアの排出に寄与する第一溝52が得られるとの観点から、第一溝52の幅W1は0.2mm以上が好ましい。第一把持部44の強度が適切に維持され、ゴムが流入しにくい第一溝52が得られるとの観点から、この幅W1は0.4mm以下が好ましい。
このモールド22では、エアの排出が促されるとの観点から、第二溝58の幅W2は0.2mm以上が好ましい。第二把持部46の強度が適切に維持され、ゴムの流入が抑えられるとの観点から、この幅W2は0.4mm以下が好ましい。
このモールド22では、エアの排出に寄与する第一溝52が得られるとの観点から、第一溝52の深さD1は0.02mm以上が好ましい。第一把持部44の強度が適切に維持され、ゴムが流入しにくい第一溝52が得られるとの観点から、この深さD1は0.04mm以下が好ましい。
このモールド22では、エアの排出が促されるとの観点から、第二溝58の深さD2は0.02mm以上が好ましい。第二把持部46の強度が適切に維持され、ゴムの流入が抑えられるとの観点から、この深さD2は0.04mm以下が好ましい。
このモールド22では、第一把持部44は1本以上の第一溝52を備えている。このモールド22では、この第一把持部44が複数本の第一溝52を備えている場合には、これらの第一溝52は、第一把持部44の周囲に沿って、間隔をあけて配置される。エアのスムーズな排出の観点から、第一把持部44において、複数の第一溝52は、この第一把持部44の周囲に沿って、等間隔に配置されるのが好ましい。ベントホール66がエアの排出に効果的に寄与するとの観点から、第一把持部44に設けられる第一溝52の本数は6本以上が好ましい。耐久性に優れ、ゴムの流入しにくいベントホール66が構成されるとの観点から、この第一溝52の本数は8本以下が好ましい。
このモールド22では、第二把持部46は1本以上の第二溝58を備えている。このモールド22では、この第二把持部46が複数本の第二溝58を備えている場合には、これらの第二溝58は、第二把持部46の周囲に沿って、間隔をあけて配置される。エアのスムーズな排出の観点から、第二把持部46において、複数の第二溝58は、この第二把持部46の周囲に沿って、等間隔に配置されるのが好ましい。ベントホール66がエアの排出に効果的に寄与するとの観点から、第二把持部46に設けられる第二溝58の本数は6本以上が好ましい。耐久性に優れ、ゴムの流入しにくいベントホール66が構成されるとの観点から、この第二溝58の本数は8本以下が好ましい。
第一溝52の幅W1とその深さD1との積の半分、すなわち、W1×D1/2は、1本の第一溝52の見かけ上の断面積を与える。このモールド22では、第一把持部44に1本以上の第一溝52が設けられるので、この第一把持部44に設けられる第一溝52の本数をn本(nは自然数)とすると、この第一把持部44に設けられる第一溝52全体の見かけ上の断面積は、n×W1×D1/2で表される。これは、第一把持部44と孔36との間の空間(又は、ベントホール66の口)の大きさの目安となる。本発明においては、このn×W1×D1/2で表される、第一溝52全体の見かけ上の断面積は、第一溝52のみかけ断面積と称される。
このモールド22では、孔36の断面積に対する第一溝52の見かけ断面積の比率は0.5%以下が好ましい。このモールド22では、第一溝52の大きさが適切に維持されている。このモールド22では、ローカバーRのゴムはベントホール66に流入しにくい。このモールド22では、スピューの形成が抑えられる。
このモールド22では、孔36の断面積に対する第一溝52の見かけ断面積の比率は0.2%以上が好ましい。このモールド22では、第一溝52がエアの排出に効果的に寄与する。このモールド22によれば、良好な外観及び耐久性を有するタイヤが得られる。
このモールド22では、第二把持部46の第二溝58に関しても、前述の第一溝52と同様にして、第二把持部46に設けられる第二溝58の本数をm本(mは自然数)としたとき、第二溝58の幅W2及び第二溝58の深さD2を用いて、この第二溝58の見かけ断面積は、m×W2×D2/2で表される。
このモールド22では、ベントホール66へのゴムの流入を防ぎ、スピューの形成が抑えられるとの観点から、孔36の断面積に対する第二溝58の見かけ断面積の比率は0.5%以下が好ましい。ベントホール66を通じたエアの排出が促され、良好な外観及び耐久性を有するタイヤが得られるとの観点から、この比率は0.2%以上が好ましい。
このモールド22では、本体32及びベントピース34の材質は、金属である。この金属としては、スチール、アルミニウム合金、ステンレススチール及びチタン合金が例示される。
このモールド22では、ベントピース34には、本体32を構成する金属の熱膨張率よりも大きな熱膨張率を有する金属が選定されるのが好ましい。これにより、このモールド22では、その加熱時においては、ベントピース34は本体32よりも大きく膨張する。大きく膨張したベントピース34は、本体32に対して動きにくい。このモールド22では、ベントピース34は本体32に安定に保持されうる。モールド22の冷却時においては、ベントピース34は本体32よりも大きく収縮する。このベントピース34の収縮は、本体32からのこのベントピース34の取り出しに寄与する。このモールド22では、ベントピース34の交換が容易である。この観点から、アルミニウム合金からなるベントピース34と、ステンレススチールからなる本体32との組み合わせが好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1−2に示されたモールドを準備した。このモールドには、図3に示された構成を有するベントピースが用いられた。このことが、表1の構成の欄に、「図3」として表されている。
この実施例1では、溝の数、すなわち、第一溝の数及び第二溝の数は6本に設定された。溝の幅、すなわち、第一溝の幅W1及び第二溝の幅W2は0.3mmに設定された。溝の深さ、すなわち、第一溝の深さD1及び第二溝の深さD2は0.03mmに設定された。
この実施例1では、ベントピースの中間部の太さDCは2.0mmに設定された。この中間部の長さLCは、4.0mmに設定された。なお、この実施例1では、ベントピースの長さLAは12mmであった。第一遷移部の長さLT1は1.0mmであった。第二遷移部の長さLT2は1.0mmであった。第二把持部の長さLG2は4.0mmであった。ベントピースの太さ、すなわち、第一把持部の太さDG1及び第二把持部の太さDG2は、3.0mmであった。
[比較例1]
比較例1は、従来のモールドである。この比較例1では、従来の円筒状のベントピースが用いられた。このことが、表1の構成の欄に、「C」として表されている。
この比較例1では、ベントピースの外径は、3.0mmであった。このベントピースの内径は、0.2mmであった。このベントピースの側面には、溝は刻まれていない。このベントピースには、中間部は設けられていない。
[比較例2]
比較例2は、従来のモールドである。この比較例2では、ベントピースとして、スプリングベントが用いられた。このことが、表1の構成の欄に、「S」として表されている。
[比較例3]
比較例3は、従来のモールドである。この比較例3では、図8に示されたベントピースが用いられた。このことが、表1の構成の欄に、「図8」として表されている。
[実施例2−4]
溝の本数、すなわち、第一溝の本数及び第二溝の本数を下記の表2に示された通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−4のモールドを準備した。
[実施例5]
中間部の長さLCを下記の表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例5のモールドを準備した。
[実施例6−7]
中間部の太さDCを下記の表3に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例6−7のモールドを準備した。
[実施例8−10]
溝の幅、すなわち、第一溝の幅W1及び第二溝の幅W2、並びに、溝の深さ、すなわち、第一溝の深さD1及び第二溝の深さD2を下記の表3に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例8−10のモールドを準備した。
[モールドの評価]
試作モールドを用いて、タイヤ(サイズ=205/45R17)を1000本製作した。スピューの発生状況、ベアーの発生状況、そして、ベントピースの損傷状況を確認した。スピューに関しては、スピューの発生が確認されなかった場合が「N」で、後工程でカットが必要なスピューの発生が確認された場合が「Y」で、そして、カットは必要ではないが微小なスピューの発生が確認された場合が「S」で示されている。ベアー及び損傷に関しては、発生状況が指数で示されている。数値が「0(ゼロ)」に近いほど好ましい。
Figure 0006750397
Figure 0006750397
Figure 0006750397
表1−3に示されるように、実施例のモールドでは、比較例のモールドに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたベントピースに関する技術は、種々のタイプのタイヤのためのモールドにも適用されうる。
2、34・・・ベントピース
4・・・頭部
6・・・胴体部
8・・・ベントライン
10・・・ソーカット
22・・・モールド
24・・・キャビティ面
26・・・トレッドセグメント
28・・・サイドプレート
30・・・ビードリング
32・・・本体
36・・・孔
42・・・ベントピース34の一方の端面(第一端面)
44・・・第一把持部
46・・・第二把持部
48・・・中間部
52・・・溝(第一溝)
54・・・ベントピース34の他方の端面(第二端面)
58・・・溝(第二溝)
66・・・ベントホール

Claims (8)

  1. タイヤの外面を形成するキャビティ面を備えるモールドであって、
    このモールドが、本体と、柱状のベントピースとを備えており、
    上記本体がこの本体を貫通する孔を備えており、この孔に上記ベントピースが通されており、
    上記ベントピースが、端面と、この端面からこのベントピースの長さ方向に延在する溝とを備えており、この溝がこのベントピースの周囲に配置されており、
    上記端面が上記キャビティ面の一部である、タイヤ用モールド。
  2. 上記溝の幅が0.2mm以上0.4mm以下であり、この溝の深さが0.02mm以上0.04mm以下である、請求項1に記載のタイヤ用モールド。
  3. 上記ベントピースが6本以上8本以下の溝を備えており、これらの溝がこのベントピースの周囲に間隔をあけて配置されている、請求項1又は2に記載のタイヤ用モールド。
  4. 上記ベントピースが、上記端面の側からこのベントピースの長さ方向に並ぶ、第一把持部、中間部及び第二把持部を備えており、
    上記中間部が、上記第一把持部及び上記第二把持部よりも細い、請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ用モールド。
  5. 上記中間部の太さが上記第一把持部の太さの1/2以上2/3以下である、請求項4に記載のタイヤ用モールド。
  6. 上記中間部の長さが上記ベントピースの長さの1/3以上1/2以下である、請求項4又は5に記載のタイヤ用モールド。
  7. 上記孔の断面積に対する上記溝のみかけ断面積の比率が0.5%以下である、請求項1から6のいずれかに記載のタイヤ用モールド。
  8. ローカバーを準備する工程と、
    タイヤの外面を形成するキャビティ面を備えるモールドに、上記ローカバーを投入する工程と、
    上記モールド内で上記ローカバーを加圧及び加熱する工程と
    を含んでおり、
    上記モールドが、本体と、柱状のベントピースとを備えており、
    上記本体がこの本体を貫通する孔を備えており、この孔に上記ベントピースが通されており、
    上記ベントピースが、端面と、この端面からこのベントピースの長さ方向に延在する溝とを備えており、この溝がこのベントピースの周囲に配置されており、
    上記端面が上記キャビティ面の一部である、タイヤの製造方法。
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