JP6750096B2 - データ通信方法およびデバイス - Google Patents

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Description

この出願の実施形態は、通信技術の分野、詳細には、データ通信方法およびデバイスに関する。
無線通信システムにおけるデータ通信の間に、受信端によって受信されるデータは、送信端と受信端の間のたいへん複雑な伝播環境により、送信端によって送信されたデータとは通常異なる。
受信端が送信端によって送信されたデータを復元することができるために、送信端は、データ通信の間にリソースユニットの固定された位置に基準信号を挿入する。したがって、受信端は、挿入された基準信号に基づいて送信端によって送信されたデータを復元することができる。
実際、いくつかの場合には、たとえば、伝播環境が、比較的、理想的であるとき、基準信号は、受信端が送信端によって送信されたデータを復元することを可能にするために少数のリソースユニットに挿入されてもよい。しかし、基準信号は、リソースユニットの固定された位置に基準信号を挿入する方式で柔軟に構成されることができず、それにより、過剰なオーバーヘッドを引き起こす。
この出願の実施形態は、基準信号が柔軟に構成されることができないという問題を解決するために、データ通信方法およびデバイスを提供する。
一態様によれば、この出願の実施形態は、
端末により、第1の指示情報または第2の指示情報を取得するステップであって、第1の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示すために使用され、第2の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されないことを示すために使用され、たとえば、端末が、基地局から第1の指示情報または第2の指示情報を受信する、ステップと、端末により、第1の指示情報または第2の指示情報に従ってデータ通信を実行するステップと、を含むデータ通信方法を提供する。任意選択で、基準信号は、少なくとも位相雑音除去のために使用される。端末は、第1の指示情報または第2の指示情報に従って基地局とアップリンクデータ通信またはダウンリンクデータ通信を実行してもよい。任意選択で、端末が第1の指示情報に従ってダウンリンクデータ通信を実行するとき、端末は、基準信号に基づいて位相雑音除去を実行する。この出願のこの実施形態の解決策において、第1の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示すために使用され、第2の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されないことを示すために使用される。したがって、基準信号は適切に構成され、これは、基準信号のオーバーヘッドが過剰に大きい、または基準信号が著しく不十分である問題を防止し、それによって、端末および基地局が第1の指示情報または第2の指示情報に従ってデータ通信を実行するプロセスは信頼できる。
あり得る設計において、端末が基地局から第1の指示情報または第2の指示情報を受信することは、以下の場合、すなわち、
端末が、基地局からシステム情報を受信することであって、システム情報が、第1の指示情報または第2の指示情報を含む、前記受信すること、端末が、基地局から無線リソース制御RRCメッセージを受信することであって、RRCメッセージが、第1の指示情報または第2の指示情報を含む、前記受信すること、または端末が、基地局からダウンリンク制御情報DCIを受信することであって、DCIが、第1の指示情報または第2の指示情報を含み、システム情報が、システム情報ブロックまたはマスター情報ブロックであってもよい、前記受信すること、のうちの1つを含む。
任意選択で、第1の指示情報または第2の指示情報は、第1の指示フィールド内で搬送される。
任意選択で、第1の指示情報が第1の指示フィールド内で搬送されるとき、システム情報、RRCメッセージ、またはDCIは、以下の指示フィールド、すなわち、基準信号シーケンスの識別子を示すために使用される第2の指示フィールド、基準信号の時間周波数リソース位置を示すために使用される第3の指示フィールド、または基準信号のポート識別子を示すために使用される第4の指示フィールドのうちの少なくとも1つをさらに含む。
任意選択で、基準信号のポート識別子と基準信号シーケンスの識別子の間に対応関係がある。この場合、基準信号のポート識別子が取得されるとき、基準信号シーケンスの識別子が、対応関係に基づいて取得されてもよく、または基準信号シーケンスの識別子が取得されるとき、基準信号のポート識別子が、対応関係に基づいて取得されてもよい。
基地局によって送信されたシステム情報、RRCメッセージ、またはダウンリンク制御情報を受信することによって、指示情報または構成情報が、既存のメッセージを使用することによって送信される。通信方法は、変更される必要がない。したがって、この実施形態は、従来技術と互換性があり、動作し、実装することが容易である。
あり得る設計において、端末により、第1の指示情報または第2の指示情報を取得するステップは、端末により、基地局からDCIを受信するステップであって、DCIが、変調次数についての情報および/またはスケジューリングされるリソースブロックの数についての情報を含む、ステップと、端末により、変調次数についての情報および/またはスケジューリングされるリソースブロックの数についての情報に基づいて第1の指示情報または第2の指示情報を取得するステップと、を含む。具体的には、変調次数が予め設定された変調次数以上である、および/またはスケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数以上であるとき、端末が、第1の指示情報を取得してもよく、または変調次数が予め設定された変調次数より小さい、および/またはスケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数より小さいとき、端末が、第2の指示情報を取得してもよい。より高い次数の変調が位相雑音にたいへん敏感であり、より低い次数の変調が位相雑音に敏感でないので、位相雑音についての基準信号は、変調次数が予め設定された変調次数より小さいときは要求されない。スケジューリングされるリソースブロックRBの数が予め設定された数以上であるとき、位相雑音パイロットによってもたらされる利得は、位相雑音パイロットのオーバーヘッドによって引き起こされる損失より大きい可能性がある。したがって、スケジューリングされるRBの数が予め設定された数以上であるとき、位相雑音パイロットが、位相雑音推定のために挿入されてもよい。
あり得る設計において、端末は、既存の情報に基づいて構成情報を暗黙的に取得してもよい。以下のあり得る場合が、具体的には、含まれる。
あり得る場合において、端末は、物理ブロードキャストチャネルPBCHの巡回冗長検査CRCマスクと構成情報の間の対応関係に基づいて基準信号の構成情報を取得する。
別のあり得る場合において、端末は、物理セル識別子と構成情報の間の対応関係に基づいて基準信号の構成情報を取得する。
あり得る設計において、端末は、基地局に端末の能力情報を送信し、能力情報は、端末が位相雑音を除去する能力を有するかどうかを示すために使用される。基地局は、能力情報を受信し、能力情報に基づいて第1の指示情報または第2の指示情報を生成する。端末は、基地局に能力情報を送信する。基地局は、能力情報に基づいて第1の指示情報または第2の指示情報を生成する。したがって、位相雑音パイロットのオーバーヘッドが削減されるだけでなく、端末によって最終的に取得されるダウンリンクデータが位相雑音によって干渉されないことも保証される。
あり得る設計において、端末は、基地局にダウンリンク基準信号の構成要求メッセージを送信する。構成要求メッセージは、ダウンリンク基準信号を送信することを中止するように基地局に要求するために使用され、またはダウンリンク基準信号を送信するように基地局に要求するために使用される。基地局は、構成要求メッセージを受信し、基地局は、構成要求メッセージに基づいて第1の指示情報または第2の指示情報を生成する。端末は、基地局に構成要求メッセージを送信する。基地局は、構成要求メッセージに基づいて指示情報を生成する。したがって、位相雑音パイロットのオーバーヘッドが削減されるだけでなく、端末によって最終的に取得されるダウンリンクデータが位相雑音によって干渉されないことも保証される。
あり得る設計において、基準信号は、ユーザレベルの基準信号およびセルレベルの基準信号、具体的に言えば、ユーザレベルの位相雑音パイロットおよびセルレベルの位相雑音パイロットにさらに分類されてもよい。任意選択で、ダウンリンクデータ送信について、予め設定された範囲内の端末の数が第1の予め設定された数より小さいとき、ユーザレベルの位相雑音パイロットが使用され、または予め設定された範囲内の端末の数が第2の予め設定された数より大きいとき、セルレベルの位相雑音パイロットが使用される。第1の予め設定された数は、第2の予め設定された数に等しくてもよく、または第1の予め設定された数は、第2の予め設定された数より小さくてもよい。予め設定された範囲は、物理セルによってカバーされる範囲であってもよい。
別の態様によれば、この出願は、基地局により、端末に第1の指示情報または第2の指示情報を送信するステップであって、第1の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示すために使用され、第2の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されないことを示すために使用される、ステップと、基地局により、第1の指示情報または第2の指示情報に従ってデータ通信を実行するステップと、を含む別のデータ通信方法を提供する。任意選択で、基準信号は、少なくとも位相雑音除去のために使用される。基地局は、第1の指示情報または第2の指示情報に従って端末とアップリンクデータ受信またはダウンリンクデータ送信を実行してもよい。任意選択で、基地局が第1の指示情報に従ってアップリンクデータ受信を実行するとき、基地局は、基準信号に基づいて位相雑音除去を実行する。この実施形態の解決策において、第1の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示すために使用され、第2の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されないことを示すために使用される。したがって、基準信号が適切に構成され、これは、基準信号のオーバーヘッドが過剰に大きいまたは基準信号が著しく不十分である問題を防止し、それによって、端末および基地局が第1の指示情報または第2の指示情報に従ってデータ通信を実行するプロセスは信頼できる。
あり得る設計において、基地局により、端末に第1の指示情報または第2の指示情報を送信するステップは、以下の場合、すなわち、基地局により、端末にシステム情報を送信するステップであって、システム情報が、第1の指示情報または第2の指示情報を含む、ステップ、基地局により、端末に無線リソース制御RRCメッセージを送信するステップであって、RRCメッセージが、第1の指示情報または第2の指示情報を含む、ステップ、または基地局により、端末にダウンリンク制御情報DCIを送信するステップであって、DCIが、第1の指示情報または第2の指示情報を含む、ステップ、のうちの1つを含む。システム情報、RRCメッセージ、およびDCIに含まれる指示フィールドについて、上記の説明を参照されたく、詳細は、再度ここで説明されない。
依然として別の態様によれば、この出願の実施形態は、端末を提供し、端末は、上記の方法の実施形態において端末によって実行される機能を実装することができる。機能は、ハードウェアを使用することによって実装されてもよく、または対応するソフトウェアを実行することによってハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
あり得る設計において、端末の構造は、プロセッサおよび送信機/受信機を含む。プロセッサは、上記の方法において対応する機能を実行することにおいて端末をサポートするように構成される。送信機/受信機は、端末と基地局の間の通信をサポートするように構成される。端末は、メモリをさらに含んでもよい。メモリは、プロセッサに結合されるように構成される。メモリは、端末のプログラム命令およびデータを記憶する。
依然として別の態様によれば、この出願の実施形態は、基地局を提供し、基地局は、上記の方法の実施形態において基地局によって実行される機能を実装することができる。機能は、ハードウェアを使用することによって実装されてもよく、または対応するソフトウェアを実行することによってハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
あり得る設計において、基地局の構造は、プロセッサおよび送信機/受信機を含む。プロセッサは、上記の方法において対応する機能を実行することにおいて基地局をサポートするように構成される。送信機/受信機は、基地局と端末の間の通信をサポートするように構成される。基地局は、メモリをさらに含んでもよい。メモリは、プロセッサに結合されるように構成される。メモリは、基地局のプログラム命令およびデータを記憶する。
依然として別の態様によれば、この出願の実施形態は、通信システムを提供する。システムは、上記の態様において説明された基地局および端末を含む。
さらに別の態様によれば、この出願の実施形態は、端末によって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータソフトウェア命令は、上記の態様を実行するために使用される関連するプログラムを含む。
さらに別の態様によれば、この出願の実施形態は、基地局によって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータソフトウェア命令は、上記の態様を実行するために使用される関連するプログラムを含む。
従来技術と比較して、この出願の実施形態において提供される解決策において、第1の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示すために使用され、第2の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されないことを示すために使用される。したがって、基準信号は適切に構成され、これは、基準信号のオーバーヘッドが過剰に大きい、または基準信号が著しく不十分である問題を防止し、それによって、端末および基地局が第1の指示情報または第2の指示情報に従ってデータ通信を実行するプロセスは信頼できる。
この出願の実施形態による、あり得る適用可能な適用シナリオを表わす。 この出願の実施形態による、あり得る適用可能なネットワークアーキテクチャを表わす。 この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態1の概略的なフローチャートである。 この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態1のシグナリングフローチャート1である。 この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態1のシグナリングフローチャート2である。 この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態2のシグナリングフローチャートである。 この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態3のシグナリングフローチャートである。 この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態4のシグナリングフローチャートである。 この出願の実施形態による、関連する端末のあり得る概略的な構造図を表わす。 この出願の実施形態による、関連する端末の別のあり得る概略的な構造図を表わす。 この出願の実施形態による、関連する基地局のあり得る概略的な構造図を表わす。 この出願の実施形態による、関連する基地局の別のあり得る概略的な構造図を表わす。
以下は、この出願の実施形態における技術的解決策をこの出願の実施形態の添付図面を参照して説明する。
この出願の実施形態において説明されるネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、この出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するように意図され、この出願の実施形態において提供される技術的解決策への限定を構成しない。この技術分野の当業者は、ネットワークアーキテクチャの発展および新しいサービスシナリオの出現によって、この出願の実施形態において提供される技術的解決策が同様の技術的な問題に適用可能であることを知り得る。
以下は、まず、図1および図2を参照してこの出願の実施形態におけるあり得る適用シナリオおよびネットワークアーキテクチャを説明する。
図1は、この出願の実施形態による、あり得る適用可能な適用シナリオを表わす。図1に表わされたように、端末は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)およびコアネットワーク(Core Network、CN)を使用することによってIPマルチメディアサブシステム(IP Multimedia System、IMS)ネットワークまたはパケット交換ストリーミングサービス(Packet Switched Streaming Service、略してPSS)ネットワークなどの事業者のインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)サービスネットワークにアクセスする。この出願において説明される技術的解決策は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、または様々な無線アクセス技術の他の無線通信システム、たとえば、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、もしくはシングルキャリア周波数分割多元接続(Single Carrier Frequency Division Multiple Access、SC-FDMA)などのアクセス技術を使用するシステムに適用されてもよい。加えて、技術的解決策は、LTEシステムの後続の進化型システム、たとえば、第5世代(5th Generation、5G)システムにさらに適用されてもよい。明確さのために、LTEシステムのみが、ここに説明のための例として使用される。LTEシステムにおいては、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network、E-UTRAN)が、無線アクセスネットワークとして使用され、進化型パケットコア(Evolved Packet Core、EPC)が、コアネットワークとして使用される。端末は、E-UTRANおよびEPCを使用することによってIMSネットワークにアクセスする。基地局の名前および端末の名前は、この出願の実施形態における解決策が5Gシステムまたは将来現れ得る別のシステムに適用されるときには変わり得るが、これは、この出願の実施形態における解決策の実装に影響しないことが留意されるべきである。
この出願の実施形態において、名詞「ネットワーク」と名詞「システム」は、通常、代替的に使用されるが、この技術分野の当業者は意味を理解し得る。この出願の実施形態に関連する端末は、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、もしくはコンピューティングデバイス、無線モデムに接続された別の処理デバイス、または移動局(Mobile Station、MS)、端末デバイス(terminal device)、および同様のものを含む様々な形式のユーザ機器(User Equipment、UE)を含んでもよい。説明の容易さのために、上述したデバイスは、集合的に端末と呼ばれる。この出願の実施形態に関連する基地局(Base station、BS)は、無線アクセスネットワーク内に配置され、端末のための無線通信機能を提供するように構成された装置である。基地局は、様々な形式のマクロ基地局、マイクロ基地局、中継ノード、アクセスポイント、および同様のものを含んでもよい。異なる無線アクセス技術を使用するシステムにおいて、基地局の機能を有するデバイスの名前は変わり得る。たとえば、デバイスは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムにおいては進化型ノードB(evolved NodeB、eNB、もしくはeNodeB)と呼ばれ、または3G通信システムにおいてはノードB(NodeB)と呼ばれる。説明の容易さのために、この出願の実施形態において、端末のための無線通信機能を提供するすべての上記の装置は、基地局またはBSと呼ばれる。
図1に表わされた適用シナリオにおいて、図2は、この出願の実施形態による、あり得る適用可能なネットワークアーキテクチャを表わす。ネットワークアーキテクチャは、主に、基地局01および端末02を含む。無線通信が、基地局01と端末02の間で実行される。
以下は、この出願の上記の実施形態において述べられた共通の態様に基づいて詳細にこの出願の実施形態をさらに説明する。
既存の解決策においては、データ通信が基地局と端末の間で実行されるとき、基準信号が、リソースユニットに固定的に挿入される。このようにして、データの受信端は、送信端によって送信されたデータを復元するために基準信号に基づいてチャネル推定、チャネル検出、位相雑音推定、および同様のものを実行する。リソースユニットは、データを搬送するために使用される時間周波数リソースユニット、たとえば、1つ以上のリソースブロック(Resource Block、RB)または1つ以上のリソースブロックグループ(Resource Block Group、RBG)を指す。たとえば、ダウンリンクデータ送信の間に、基地局は、リソースユニットにダウンリンク基準信号を挿入し、ダウンリンク基準信号を含むダウンリンク信号を受信するとき、端末は、ダウンリンクデータを復元するためにダウンリンク基準信号に基づいてチャネル推定、チャネル検出、位相雑音推定、および同様のものを実行してもよい。同様に、アップリンクデータ受信において、基地局は、また、アップリンク基準信号に基づいてアップリンクデータを復元してもよい。
しかし、リソースユニットの固定された位置に基準信号を挿入する既存の解決策においては、基準信号は柔軟に構成されることができない。結果として、実際、基準信号のオーバーヘッドが過剰に大きい可能性があり、または挿入された基準信号が著しく不十分であり、その結果、実際の伝播環境の要件が満たされることができない。
これに鑑みて、実施形態は、基準信号を適切に構成するために、データ通信方法を提供する。この出願のこの実施形態において、関連する基準信号が、チャネル推定、チャネル検出、周波数オフセット推定、位相雑音推定、または位相雑音除去のうちの少なくとも1つのために使用されてもよいことが留意されるべきである。その代わりに、基準信号は、チャネル推定のために特別に使用される基準信号、チャネル検出のために特別に使用される基準信号、位相雑音推定のために特別に使用される基準信号、または位相雑音除去のために特別に使用される基準信号であってもよい。位相雑音除去のために特別に使用される基準信号または位相雑音除去のために少なくとも使用される基準信号は、また、位相雑音パイロットと呼ばれてもよい。説明の容易さのために、図3から図8に表わされた方法において、この出願の実施形態は、位相雑音パイロットを例として使用することによって説明される。
具体的には、位相雑音パイロットについて、無線通信システムにおいては、送信端の周波数処理構成要素が理想的でないので、出力キャリア信号は純粋でなく、位相雑音を搬送し得る。第3世代パートナーシッププロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、略して3GPP)の将来の進化型無線システムにおいては、使用されるスペクトルが高周波数を含む。したがって、高周波数により生成される位相雑音を解決するために、受信端は、位相雑音パイロットを使用して位相雑音を推定し、そして位相雑音の影響を補償して位相雑音を消去する。
図3は、この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態1の概略的なフローチャートである。図3に表わされたように、方法は、以下を含む。
S301. 端末は、第1の指示情報または第2の指示情報を取得し、ここで、第1の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示すために使用され、第2の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されないことを示すために使用される。
S302. 端末は、第1の指示情報または第2の指示情報に従ってデータ通信を実行する。
この実施形態における端末は、基準信号がリソースユニット内で搬送されるかどうかを示す異なる指示情報を取得する。指示情報は、システムにおいて予め定義された情報であってもよく、または基地局から端末によって受信される指示情報であってもよく、または別のネットワーク要素から端末によって受信される指示情報であってもよい。基準信号は、アップリンク基準信号またはダウンリンク基準信号であってもよい。
一例において、第1の指示情報または第2の指示情報は、情報要素内で搬送されてもよい。情報要素が第1の指示情報を搬送するとき、それは、基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示す。情報要素が第2の指示情報を搬送するとき、それは、基準信号がリソースユニット内で搬送されないことを示す。すなわち、この場合、情報要素は、基準信号がリソースユニット内で搬送されるかどうかを示すために使用されてもよい。
任意選択で、この実施形態において、以下の条件のうちの少なくとも1つが満たされるとき、基準信号がリソースユニット内で搬送される必要がある。以下の条件のうちの少なくとも1つは、具体的には、端末もしくは基地局が位相雑音を除去する能力を有する、システムにおいて使用される変調符号化方式(Modulation and Coding Scheme、MCS)の変調次数が予め設定された変調次数以上である、またはスケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数以上である、である。
それに対応して、以下の条件のうちの少なくとも1つが満たされるとき、基準信号はリソースユニット内で搬送されない。以下の条件のうちの少なくとも1つは、具体的には、端末もしくは基地局が位相雑音を除去する能力を有さない、システムにおいて使用されるMCSの変調次数が予め設定された変調次数より小さい、またはスケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数より小さい、である。この場合、基準信号が位相雑音推定の間に要求されないとき、基準信号はリソースユニットに挿入されず、それにより基準信号のオーバーヘッドを削減する。
この技術分野の当業者は、より高い次数の変調が位相雑音にたいへん敏感であり、より低い次数の変調が位相雑音に敏感でないことを理解し得る。スケジューリングされるRBの数が予め設定された数以上であるとき、位相雑音パイロットによってもたらされる利得が、位相雑音パイロットのオーバーヘッドによって引き起こされる損失より大きい可能性があり、またはスケジューリングされるRBの数が予め設定された数より小さいとき、位相雑音パイロットによってもたらされる利得が、位相雑音パイロットのオーバーヘッドによって引き起こされる損失より小さい可能性がある。
一例において、端末が第1の指示情報を取得するとき、端末は構成情報を取得してもよい。構成情報は、第1の指示情報を含む。構成情報は、基準信号の時間周波数リソース位置情報、基準信号のポート情報、または基準信号のシーケンス情報をさらに含む。
具体的には、端末は、予め定義された方式で構成情報を取得してもよく、基地局から構成情報を受信してもよく、または基地局によって送信された他の情報から構成情報を取得してもよい。端末が構成情報を取得する特定の実装は、この実施形態においてここで限定されない。
基準信号の時間周波数リソース位置情報は、基準信号の時間周波数リソース位置を含み、または基準信号の時間周波数リソースの位置の種類を含んでもよく、具体的に言えば、各々の位置の種類が、時間周波数リソース位置に対応する。時間周波数リソース位置は、時間領域および/または周波数領域における基準信号の位置であってもよい。任意選択の実施形態において、基準信号は、1つ以上のサブキャリアを占有する。それに対応して、基準信号の時間周波数リソース位置は、周波数領域における基準信号のスケジューリングされたサブキャリアの位置であってもよい。
基準信号のシーケンス情報は、基準信号シーケンスを含み、または基準信号シーケンスの識別子を含んでもよく、ここで、基準信号シーケンスの識別子と基準信号シーケンスの間に対応関係がある。
基準信号のポート情報は、基準信号のポートの識別子を含む。基準信号のポートは、具体的には、アンテナポートであり、識別子は、具体的には、ポート番号であってもよい。アンテナポートは、空間内のリソースの間で区別するように構成され、異なる基準信号が、異なるアンテナポート上で送信されてもよい。
具体的には、基準信号がリソースユニット内で搬送されるとき、端末は、第1の指示情報を取得する。第1の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示すために使用される。データ通信は、第1の指示情報に従って基地局と端末の間で実行されてもよい。データ通信は、アップリンクデータ送信およびダウンリンクデータ受信を含む。
一例において、基準信号がダウンリンク基準信号であるとき、端末および基地局は、第1の指示情報に従ってダウンリンクデータ送信を実行する。それに対応して、端末は、ダウンリンク基準信号に基づいて位相雑音除去を実行してもよく、特定のプロセスが、図4に表わされ得る。基準信号がアップリンク基準信号であるとき、基地局および端末は、第1の指示情報に従ってアップリンクデータ送信を実行する。それに対応して、基地局は、アップリンク基準信号に基づいて位相雑音除去を実行してもよく、特定のプロセスが、図5に表わされ得る。
図4および図5に表わされた方法においては、端末が基地局から第1の指示情報を受信する例が、説明のために使用される。
図4は、この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態1のシグナリングフローチャート1である。図4は、主に、基地局と端末の間のダウンリンクデータ送信プロセスを説明する。図4に表わされたように、方法は、以下を含む。
S401. 基地局は、端末に第1の指示情報を送信する。
第1の指示情報は、ダウンリンク基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示すために使用される。
S402. 基地局は、リソースユニットにダウンリンク基準信号を挿入する。
S403. 基地局および端末は、ダウンリンクデータ送信を実行する。
S404. 端末は、ダウンリンク基準信号に基づいて位相雑音除去を実行する。
S402からS404は、基地局および端末が第1の指示情報に従ってダウンリンクデータ送信を実行するプロセスである。S404は任意選択のステップであることが留意されるべきである。
図5は、この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態1のシグナリングフローチャート2である。図5は、主に、基地局および端末のアップリンクデータ送信プロセスを説明する。図5に表わされたように、方法は、以下を含む。
S501. 基地局は、端末に第1の指示情報を送信する。
第1の指示情報は、アップリンク基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示すために使用される。
S502. 端末は、リソースユニットにアップリンク基準信号を挿入する。
S503. 基地局および端末は、アップリンクデータ送信を実行する。
S504. 基地局は、アップリンク基準信号に基づいて位相雑音除去を実行する。
S502からS504は、基地局および端末が第1の指示情報に従ってアップリンクデータ送信を実行するプロセスである。S504は任意選択のステップであることが留意されるべきである。
基準信号がリソースユニット内で搬送されないとき、端末は、第2の指示情報を取得する。第2の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されないことを示すために使用される。基地局および端末は、第2の指示情報に基づいてデータ通信を実行してもよい。データ通信は、アップリンクデータ送信およびダウンリンクデータ送信を含む。この場合、ダウンリンクデータ送信プロセスにおいて、基地局は、リソースユニットに位相雑音パイロットを挿入せず、ダウンリンク信号を受信した後、端末は、位相雑音除去動作を実行しない。アップリンクデータ送信プロセスにおいて、端末は、リソースユニットに位相雑音パイロットを挿入せず、アップリンク信号を受信した後、基地局は、位相雑音除去動作を実行しない。この場合、位相雑音パイロットは、リソースユニットに挿入される必要がなく、それによって、送信のオーバーヘッドを削減する。加えて、基地局または端末は、位相雑音除去動作を実行する必要がない可能性があり、それによって、基地局または端末の動作を単純化する。
この実施形態において提供されるデータ通信方法によれば、端末は、第1の指示情報または第2の指示情報を取得する。第1の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されることを示すために使用され、第2の指示情報は、基準信号がリソースユニット内で搬送されないことを示すために使用される。したがって、基準信号が適切に構成され、これは、基準信号のオーバーヘッドが過剰に大きいまたは基準信号が著しく不十分である問題を防止し、それによって、端末および基地局が第1の指示情報または第2の指示情報に従ってデータ通信を実行するプロセスは信頼できる。
上記の実施形態における第1の指示情報、第2の指示情報、または構成情報について、以下は、例を使用して、端末が第1の指示情報、第2の指示情報、または構成情報を取得する特定の実装を説明する。この技術分野の当業者は、以下における第1の指示情報、第2の指示情報、もしくは構成情報が、ダウンリンクデータ送信のための第1の指示情報、第2の指示情報、もしくは構成情報であってもよく、またはアップリンクデータ送信のための第1の指示情報、第2の指示情報、もしくは構成情報であってもよいことを理解し得る。アップリンクデータ送信プロセスにおける第1の指示情報、第2の指示情報、または構成情報の適用については図5を参照されたい。ダウンリンクデータ送信プロセスにおける第1の指示情報、第2の指示情報、または構成情報の適用については図4を参照されたい。詳細は、この実施形態において再度ここで説明されない。
特定の実施形態において、基地局は、第1の指示情報または第2の指示情報を端末に送信される別のメッセージに含めてもよい。以下の実現可能な実装が、具体的には、含まれてもよい。
実現可能な実装において、基地局は、端末にシステム情報を送信し、端末は、基地局からシステム情報を受信し、ここで、システム情報は、第1の指示情報または第2の指示情報を含む。システム情報は、具体的には、システム情報ブロック(System Information Block、略してSIB)であってもよく、またはマスター情報ブロック(Master Information Block、略してMIB)であってもよいことが留意されるべきである。
別の実現可能な実装において、基地局は、端末に無線リソース制御(Radio Resource Control、略してRRC)メッセージを送信し、端末は、基地局からRRCメッセージを受信し、ここで、RRCメッセージは、第1の指示情報または第2の指示情報を含む。
依然として別の実現可能な実装において、基地局は端末にダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、略してDCI)を送信し、端末は、基地局からDCIを受信し、ここで、DCIは、第1の指示情報または第2の指示情報を含む。
上記の実現可能な実装に基づいて、第1の指示フィールドが、システム情報、RRCメッセージ、またはDCI内に設定される。第1の指示情報または第2の指示情報は、第1の指示フィールド内で搬送される。具体的には、第1の指示フィールドは、1ビット(bit)であってもよい。たとえば、1は、位相雑音パイロットがリソースユニットに挿入されることを示し、かつ0は、位相雑音パイロットがリソースユニットに挿入されないことを示し、または1は、位相雑音パイロットがリソースユニットに挿入されないことを示し、かつ0は、位相雑音パイロットがリソースユニットに挿入されることを示す。
任意選択で、第1の指示情報が第1の指示フィールド内で搬送されるとき、システム情報、RRCメッセージ、またはDCIは、以下の指示フィールド、すなわち、
基準信号シーケンスの識別子を示すために使用される第2の指示フィールドであって、基準信号シーケンスの識別子が、たとえば、基準信号シーケンスのインデックス(index)であってもよい、第2の指示フィールド、
基準信号の時間周波数リソース位置を示すために使用される第3の指示フィールドであって、基準信号の時間周波数リソース位置が、基準信号の種類情報を使用することによって示されてもよく、たとえば、基準信号の異なる種類が、異なる位置に対応する、第3の指示フィールド、または
基準信号のポート識別子を示すために使用される第4の指示フィールドであって、基準信号のポート識別子が、たとえば、基準信号のポートのインデックスであってもよい、第4の指示フィールドのうちの少なくとも1つをさらに含む。
指示フィールドが、例を用いることによって以下において別々に説明される。
第2の指示フィールドは、基準信号シーケンスの識別子を示すために使用される。具体的には、基準信号シーケンスの識別子は、たとえば、1、2、または3であってもよい。N個の(Nは自然数である)基準信号シーケンスがあるならば、log2Nビットが、基準信号シーケンスの識別子を示すために使用される。
第3の指示フィールドは、基準信号の時間周波数リソース位置を示すために使用される。具体的には、N個の(Nは自然数である)種類の、基準信号の時間周波数リソース位置があることが予め定義されてもよい。各々の位置の種類は、特定の時間周波数リソース位置に対応し、log2Nビットが、時間周波数リソースの位置の種類を示すために使用される。
第4の指示フィールドは、基準信号のポート識別子を示すために使用される。さらに、基準信号のポート識別子と基準信号シーケンスの識別子の間に対応関係がある。この場合、基準信号のポート識別子が取得されるとき、基準信号シーケンスの識別子が、対応関係に基づいて取得されてもよく、または基準信号シーケンスの識別子が取得されるとき、基準信号のポート識別子が、対応関係に基づいて取得されてもよい。表1は、実現可能な対応関係を表わす。
Figure 0006750096
この実施形態において、基地局は、端末にシステム情報、RRCメッセージ、またはダウンリンク制御情報を送信する。指示情報または構成情報は、既存のメッセージを使用することによって送信され、通信方法は、変更される必要がない。したがって、この実施形態は、従来技術と互換性があり、動作し、実装することが容易である。
別の特定の実施形態において、図3の実施形態に基づいて、端末は、ダウンリンク制御情報に含まれる情報に基づいて第1の指示情報または第2の指示情報をさらに取得してもよい。以下は、図6を参照して詳細な説明を提供する。
図6は、この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態2のシグナリングフローチャートである。図6に表わされたように、方法は、以下を含む。
S601. 基地局は、端末にDCIを送信する。
DCIは、変調次数についての情報および/またはスケジューリングされるリソースブロックの数についての情報を含む。
S602. 端末は、変調次数についての情報および/またはスケジューリングされるリソースブロックの数についての情報に基づいて第1の指示情報または第2の指示情報を取得する。
DCI情報は、少なくとも以下のコンテンツ要素、すなわち、リソースブロック割り当て情報および変調符号化方式(MCS)を含む。リソースブロック割り当て情報は、スケジューリングされるリソースブロックの数を含む。MCSは、変調次数を含む。変調次数は、2、4、および6を含む。変調モードと変調次数の間に対応関係がある。たとえば、四位相シフトキーイングQPSKは、変調次数2に対応し、16QAMは、変調次数4に対応し、64QAMは、変調次数6に対応する。
具体的には、端末は、以下の実現可能な実装を使用することによって第1の指示情報を取得してもよい。
実現可能な実装において、変調次数が予め設定された変調次数以上であるとき、端末は、第1の指示情報を取得する。
別の実現可能な実装において、スケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数以上であるとき、端末は、第1の指示情報を取得する。
依然として別の実現可能な実装において、変調次数が予め設定された変調次数以上であり、スケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数以上であるとき、端末は、第1の指示情報を取得する。
それに対応して、端末は、以下の実現可能な実装を使用することによって第2の指示情報を取得してもよい。
実現可能な実装において、変調次数が予め設定された変調次数より小さいとき、端末は、第2の指示情報を取得する。
別の実現可能な実装において、スケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数より小さいとき、端末は、第2の指示情報を取得する。
依然として別の実現可能な実装において、変調次数が予め設定された変調次数より小さく、スケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数より小さいとき、端末は、第2の指示情報を取得する。
任意選択で、変調次数についての予め設定された変調次数およびスケジューリングされるRBの数についての予め設定された数は、システムにおけるデフォルトの次数または数であってもよく、もしくはシステムにおいて予め定義されてもよく、または様々なメッセージもしくはシグナリングを使用することによって前もって基地局によって端末に送信されてもよい。
この技術分野の当業者は、端末がダウンリンク制御情報に基づいて指示情報を取得するとき、および基地局が端末にシステム情報、RRCメッセージ、またはダウンリンク制御情報を送信するとき、第1の指示フィールドは、各情報の指示フィールド内に設定される必要がないことを理解し得る。
この実施形態において、端末は、ダウンリンク制御情報を使用することによって第1の指示情報または第2の指示を暗黙的に取得する。情報を独立に送信する必要はなく、既存の情報は変更されず、新しい情報は追加されない。したがって、端末が指示情報を取得するプロセスは、単純であり、実装することが容易である。
依然として別の特定の実施形態において、端末は、既存の情報に基づいて構成情報を暗黙的に取得してもよい。以下のあり得る場合が、具体的には、含まれる。
あり得る場合において、端末は、物理ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel、PBCH)の巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check、CRC)マスクと構成情報の間の対応関係に基づいて基準信号の構成情報を取得する。
具体的には、ブロードキャストチャネル(Broadcast Channel、BCH)が、CRC、レートマッチングおよびチャネルコーディング、CRCマスクスクランブル、ならびにアンテナマッピングを経た後にPBCHにマッピングされる。それに対応して、PBCHを受信した後、端末は、デマッピング、スクランブル解除、逆CRC、および同様のものを通じてBCHを取得する必要がある。スクランブル解除の後、端末は、CRCマスクを取得してもよい。この実施形態において、CRCマスクと構成情報の間に予め設定された対応関係がある。任意選択で、CRCマスクは、基準信号がサブフレーム内で搬送されるかどうかを示してもよい。異なるCRCマスクは、異なる基準信号シーケンスに対応し、異なるCRCマスクは、基準信号の異なる時間周波数リソース位置に対応し、異なるCRCマスクは、基準信号の異なるポートに対応する。
別のあり得る場合において、端末は、物理セル識別子と構成情報の間の対応関係に基づいて基準信号の構成情報を取得する。
具体的には、LTEシステムにおいて504個の物理セル識別子(Physical Cell Identifier、略してPCI)がある。端末は、プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal、略してPSS)およびセカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal、略してSSS)を探索し、2つの信号を組み合わせて特定の物理セル識別子を決定する。任意選択で、物理セル識別子は、それに対応して、基準信号がサブフレーム内で搬送されるかどうかを示してもよい。物理セル識別子が数字の識別子であるとき、基準信号シーケンスの数に基づいて物理セル識別子に対して剰余演算処理が実行されてもよく、異なる剰余演算結果が異なる基準信号シーケンスに対応し、または時間周波数リソースの位置の種類の数に基づいて物理セル識別子に対して剰余演算処理が実行されてもよく、異なる剰余演算結果が異なる時間周波数リソース位置に対応する。
この実施形態において、構成情報は、CRCマスクまたは物理セル識別子に基づいて決定される。情報を独立に送信する必要はなく、既存の情報は変更されず、新しい情報は追加されない。したがって、端末が構成情報を取得するプロセスは、単純であり、実装することが容易である。
上記の実施形態に基づいて、基地局が端末にダウンリンクデータを送信する適用シナリオにおいて、端末は、基地局に構成指示をさらに送信してもよく、それによって、基地局は、ダウンリンク基準信号の指示情報を生成することができる。図7および図8に表わされた実装が、具体的には、含まれてもよい。
図7は、この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態3のシグナリングフローチャートである。方法は、以下を含む。
S701. 端末は、基地局に端末の能力情報を送信する。
能力情報は、端末が位相雑音を除去する能力を有するかどうかを示すために使用される。
S702. 基地局は、端末の能力情報に基づいて第1の指示情報または第2の指示情報を生成する。
具体的には、端末は、基地局に能力情報を直接送信してもよく、または能力情報は、端末によって基地局に送信されるRRCメッセージ内で搬送されてもよく、もしくは別のメッセージ内で搬送されてもよい。能力情報は、具体的には、端末が位相雑音を除去する能力を有するかどうかを示すために使用される。
能力情報を受信した後、基地局は、能力情報、すなわち、基地局がダウンリンクリソースユニットに基準信号を挿入する必要があるかどうか、に基づいて構成情報を生成する。
端末が位相雑音を除去する能力を有さないことを示すために能力情報が使用されるとき、基地局は、第2の指示情報を生成する。
端末が位相雑音を除去する能力を有することを示すために能力情報が使用されるとき、基地局は、第1の指示情報を生成する。
この実施形態において、端末は、基地局に能力情報を送信する。基地局は、能力情報に基づいて第1の指示情報または第2の指示情報を生成する。したがって、位相雑音パイロットのオーバーヘッドが削減されるだけでなく、端末によって最終的に取得されるダウンリンクデータが位相雑音によって干渉されないことも保証される。
図8は、この出願の実施形態によるデータ通信方法の実施形態4のシグナリングフローチャートである。方法は、以下を含む。
S801. 端末は、基地局にダウンリンク基準信号の構成要求メッセージを送信する。
構成要求メッセージは、ダウンリンク基準信号を送信することを中止するように基地局に要求するために使用され、またはダウンリンク基準信号を送信するように基地局に要求するために使用される。
S802. 基地局は、構成要求メッセージに基づいて第1の指示情報または第2の指示情報を生成する。
具体的には、端末は、ダウンリンクデータの復調結果に基づいて基地局にダウンリンク基準信号の構成要求メッセージを送信してもよい。具体的には、復調結果において比較的大きな位相雑音干渉があるならば、構成要求メッセージは、ダウンリンク基準信号を送信するように基地局に要求するために使用される。復調結果において位相雑音干渉がないならば、構成要求メッセージは、ダウンリンク基準信号を送信することを中止するように基地局に要求するために使用される。
端末によって送信されるダウンリンク基準信号の構成要求メッセージを受信した後、基地局は、構成要求メッセージに基づいて指示情報を生成する。具体的には、構成要求メッセージがダウンリンク基準信号を送信するように基地局に要求するために使用されるならば、基地局は、第1の指示情報を生成する。構成要求メッセージがダウンリンク基準信号を送信しないように基地局に要求するために使用されるならば、基地局は、第2の指示情報を生成する。
この実施形態において、端末は、基地局に構成要求メッセージを送信する。基地局は、構成要求メッセージに基づいて指示情報を生成する。したがって、位相雑音パイロットのオーバーヘッドが削減されるだけでなく、端末によって最終的に取得されるダウンリンクデータが位相雑音によって干渉されないことも保証される。
上記の実施形態に基づいて、この実施形態において提供される基準信号は、ユーザレベルの基準信号およびセルレベルの基準信号、具体的に言えば、ユーザレベルの位相雑音パイロットおよびセルレベルの位相雑音パイロットにさらに分類されてもよい。ユーザレベルの位相雑音パイロットは、1つの端末に固有であり、位相雑音推定を実行するために端末デバイスによって使用される。セルレベルの位相雑音パイロットは、複数の端末に固有であり、位相雑音推定を実行するために物理セル内の端末によって使用される。
セルレベルの位相雑音パイロットは、ダウンリンクリソースユニット内で搬送され、ユーザレベルの位相雑音パイロットは、アップリンクリソースユニットまたはダウンリンクリソースユニット内で搬送されてもよい。セルレベルの位相雑音パイロットとユーザレベルの位相雑音パイロットの両方が使用されてもよい。たとえば、セルレベルの位相雑音パイロットはダウンリンクにおいて使用され、ユーザレベルの位相雑音パイロットはアップリンクにおいて使用される。
さらに、ダウンリンクデータ送信について、セルレベルの位相雑音パイロットおよびユーザレベルの位相雑音パイロットのうちの一方だけが使用される。具体的には、予め設定された範囲内の端末の数が第1の予め設定された数より小さいとき、ユーザレベルの位相雑音パイロットが使用され、または予め設定された範囲内の端末の数が第2の予め設定された数より大きいとき、セルレベルの位相雑音パイロットが使用される。第1の予め設定された数は、第2の予め設定された数に等しくてもよく、または第1の予め設定された数は、第2の予め設定された数より小さくてもよい。予め設定された範囲は、物理セルによってカバーされる範囲であってもよい。
この実施形態において、システムは、オーバーヘッドと性能の間のバランスを達成するために、異なるシナリオにおいて異なる位相雑音パイロットを使用してもよい。
上記は、主に、基地局と端末の間の相互作用の観点から、この出願の実施形態において提供される解決策を説明している。上記の機能を実装するために、基地局および端末は、対応する機能を実行するためのハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。この出願の開示される実施形態において説明される例におけるユニットおよびアルゴリズムのステップを参照して、この出願の実施形態は、ハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアの組み合わせの形式で実装されてもよい。機能がハードウェアによって実行されるか、またはハードウェアを駆動するコンピュータソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決策の特有の適用および設計制約条件に依存する。この技術分野の当業者は、異なる方法を用いて、説明される機能を各々の特定の適用のために実装してもよいが、実装は、この出願の実施形態における技術的解決策の範囲を超えると見なされるべきでない。
この出願の実施形態において、基地局および端末は、上記の方法の例に基づいて機能ユニットに区分されてもよい。たとえば、機能ユニットは、対応する機能に基づく区分を通じて得られてもよく、または2つ以上の機能が、1つの処理ユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、またはソフトウェアの機能ユニットの形式で実装されてもよい。この出願の実施形態において、ユニットの区分は例であり、論理的な機能区分に過ぎないことが留意されるべきである。実際の実装において、別の区分方法があってもよい。
統合されたユニットが使用されるとき、図9は、上記の実施形態による、関連する端末のあり得る概略的な構造図を表わす。端末100は、処理ユニット12および通信ユニット13を含む。処理ユニット12は、端末の動きを制御し、管理するように構成される。たとえば、処理ユニット12は、図3におけるプロセスS301およびS302、図4におけるプロセスS403およびS404、図5におけるプロセスS502およびS503、図6におけるプロセスS602、図7におけるプロセスS701、ならびに図8におけるプロセスS801、ならびに/またはこの明細書において説明される技術の別のプロセスを実行することにおいて端末をサポートするように構成される。通信ユニット13は、端末と基地局の間の通信をサポートするように構成される。端末は、端末のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニット11をさらに含んでもよい。
処理ユニット12は、プロセッサまたはコントローラ、たとえば、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、もしくは別のプログラマブル論理構成要素、トランジスタ論理構成要素、ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。処理ユニット12は、この出願の開示される内容を参照して説明される様々な例の論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行してもよい。プロセッサは、また、コンピューティング機能を実装するための組み合わせ、たとえば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせおよびDSPとマイクロプロセッサの組み合わせであってもよい。通信ユニット13は、トランシーバ、トランシーバ回路、または同様のものである。記憶ユニット11は、メモリであってもよい。
処理ユニット12がプロセッサであり、通信ユニット13が送信機および/または受信機を含み、記憶ユニット11がメモリであるとき、この出願のこの実施形態における関連する端末は、図10に表わされた端末であってもよい。
図10は、この出願の実施形態による関連する端末のあり得る設計の構造の単純化された概略的な図を表わす。端末200は、送信機21、受信機22、およびプロセッサ23を含む。プロセッサ23は、また、コントローラであってもよく、図10において「コントローラ/プロセッサ23」として表現される。任意選択で、端末200は、モデムプロセッサ25をさらに含んでもよい。モデムプロセッサ25は、エンコーダ26、変調器27、デコーダ28、および復調器29を含んでもよい。
一例において、送信機21は、出力のサンプリングを調整し(たとえば、アナログ変換、フィルタリング、増幅、およびアップコンバートを実行し)、アップリンク信号を生成する。アップリンク信号は、アンテナを通じて上記の実施形態における基地局に送信される。ダウンリンクにおいて、アンテナは、上記の実施形態における基地局によって送信されたダウンリンク信号を受信する。受信機22は、アンテナから受信された信号を調整し(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化を実行し)、入力のサンプリングを提供する。モデムプロセッサ25において、エンコーダ26はアップリンクにおいて送信されるべきサービスデータおよびシグナリングメッセージを受信し、サービスデータおよびシグナリングメッセージを処理する(たとえば、フォーマット、エンコード、およびインターリーブを実行する)。変調器27は、エンコードされたサービスデータおよびエンコードされたシグナリングメッセージをさらに処理し(たとえば、シンボルマッピングおよび変調を実行し)、出力のサンプリングを提供する。復調器29は、入力のサンプリングを処理し(たとえば、復調を実行し)、シンボル推定を提供する。デコーダ28は、シンボル推定を処理し(たとえば、デインターリーブおよびデコードを実行し)、端末200に送信されるべきデコードされたデータおよびデコードされたシグナリングメッセージを提供する。エンコーダ26、変調器27、復調器29、およびデコーダ28は、組み合わされたモデムプロセッサ25によって実装されてもよい。ユニットは、無線アクセスネットワークにおいて使用される無線アクセス技術(たとえば、LTEおよび別の進化型システムのアクセス技術)に基づいて処理を実行する。端末200がモデムプロセッサ25を含まないとき、モデムプロセッサ25の上記の機能が、また、プロセッサ23によって完了されてもよいことが留意されるべきである。
プロセッサ23は、端末200の動きを制御し、管理し、この出願の上記の実施形態における端末200によって実行される処理プロセスを実行するように構成される。たとえば、プロセッサ23は、図3におけるプロセスS301およびS302、図4におけるプロセスS403およびS404、図5におけるプロセスS502およびS503、図6におけるプロセスS602、図7におけるプロセスS701、ならびに図8におけるプロセスS801、ならびに/またはこの出願において説明される技術的解決策の別のプロセスを実行するようにさらに構成される。
さらに、端末200は、メモリ24をさらに含んでもよい。メモリ24は、端末200のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
統合されたユニットが使用されるとき、図11は、上記の実施形態による、関連する基地局のあり得る概略的な構造図を表わす。基地局300は、処理ユニット32および通信ユニット33を含む。処理ユニット32は、基地局の動きを制御し、管理するように構成される。たとえば、処理ユニット32は、図4におけるプロセスS401からS403、図5におけるプロセスS501、S503、およびS504、図6におけるプロセスS601、図7におけるプロセスS702、ならびに図8におけるプロセスS802、ならびに/またはこの明細書において説明される技術の別のプロセスを実行することにおいて基地局をサポートするように構成される。通信ユニット33は、基地局と端末の間の通信をサポートするように構成される。加えて、通信ユニット33は、基地局と、別のネットワークエンティティ、たとえば、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)およびサービングゲートウェイ(Serving Gateway、SGW)との間の通信をさらにサポートしてもよい。基地局は、基地局のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶ユニット31をさらに含んでもよい。
処理ユニット32は、プロセッサまたはコントローラ、たとえば、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、もしくは別のプログラマブル論理構成要素、トランジスタ論理構成要素、ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。処理ユニット32は、この出願の開示される内容を参照して説明される様々な例の論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行してもよい。プロセッサは、また、コンピューティング機能を実装するための組み合わせ、たとえば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせおよびDSPとマイクロプロセッサの組み合わせであってもよい。通信ユニット33は、トランシーバ、トランシーバ回路、通信インターフェース、および同様のものを含んでもよい。記憶ユニット31は、メモリであってもよい。
処理ユニット32がプロセッサであり、通信ユニット33が送信機および/または受信機を含み、記憶ユニット31がメモリであるとき、この出願のこの実施形態の関連する基地局は、図12に表わされた基地局であり得る。送信機および/または受信機は、「送信機/受信機」として表現されてもよい。
図12は、この出願の実施形態による、関連する基地局の別のあり得る概略的な構造図を表わす。
基地局400は、送信機/受信機41およびプロセッサ42を含む。プロセッサ42は、また、コントローラであってもよく、図12において「コントローラ/プロセッサ42」として表現される。送信機/受信機41は、上記の実施形態における端末に情報を送信し/端末から情報を受信することにおいて基地局をサポートし、端末と別の端末の間の無線通信をサポートするように構成される。プロセッサ42は、端末と通信する様々な機能を実行する。アップリンクにおいて、端末からのアップリンク信号が、アンテナを介して受信され、受信機41によって復調される(たとえば、高周波数信号が復調されてベースバンド信号を得る)。さらに、プロセッサ42は、端末によって送信されたサービスデータおよびシグナリング情報を復元するために処理を実行する。ダウンリンクにおいて、サービスデータおよびシグナリングメッセージが、プロセッサ42によって処理され、送信機41によって変調されて(たとえば、ベースバンド信号が変調されて高周波数信号を得る)ダウンリンク信号を生成する。ダウンリンク信号は、アンテナを介して端末に送信される。上記の復調または変調機能は、また、プロセッサ42によって完了されてもよいことが留意されるべきである。たとえば、プロセッサ42は、図4におけるプロセスS401からS403、図5におけるプロセスS501、S503、およびS504、図6におけるプロセスS601、図7におけるプロセスS702、ならびに図8におけるプロセスS802、ならびに/またはこの出願において説明される技術的解決策の別のプロセスを実行するようにさらに構成される。
さらに、基地局400は、メモリ43をさらに含んでもよい。メモリ43は、基地局40のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。加えて、基地局は、通信インターフェース44をさらに含んでもよい。通信インターフェース44は、基地局と別のネットワークエンティティ(たとえば、コアネットワーク内のネットワークデバイス)の間の通信をサポートするように構成される。たとえば、LTEシステムにおいて、通信インターフェース44は、S1-Uインターフェースであってもよく、基地局とSGWの間の通信をサポートするように構成され、または通信インターフェース44は、S1-MMEインターフェースであってもよく、基地局とMMEの間の通信をサポートするように構成される。
図12は、基地局400の単純化された設計のみを表わすことが理解され得る。実際の適用において、基地局400は、任意の数の送信機、受信機、プロセッサ、コントローラ、メモリ、通信インターフェース、および同様のものを含んでもよい。この出願のこの実施形態を実装することができるすべての基地局は、この出願のこの実施形態の保護範囲内に入る。
この出願の実施形態において開示される内容と組み合わせて説明される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって実装されてもよく、またはソフトウェア命令を実行することによってプロセッサによって実装されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールを含んでもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略してRAM)、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ(Read Only Memory、ROM)、消去可能プログラマブル・リードオンリメモリ(Erasable Programmable ROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル・リードオンリメモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能ハードディスク、コンパクトディスク・リードオンリメモリ(CD-ROM)、またはこの技術分野でよく知られている任意の他の形態の記憶媒体に記憶されてもよい。たとえば、記憶媒体はプロセッサに結合され、それによって、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出し、または記憶媒体に情報を書き込むことができる。もちろん、記憶媒体は、プロセッサの構成要素であってもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に置かれてもよい。加えて、ASICは、基地局または端末内に置かれてもよい。もちろん、プロセッサおよび記憶媒体は、別個の構成要素として基地局または端末内に存在してもよい。
この技術分野の当業者は、上記の1つ以上の例において、この出願の実施形態の中で説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせによって実装されてもよいことを認識すべきである。機能がソフトウェアによって実装されるとき、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体内に記憶され、またはコンピュータ読み取り可能な媒体内の1つ以上の命令もしくはコードとして送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み、ここで、通信媒体は、コンピュータプログラムがある場所から別の場所に送信されることを可能にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータにアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよい。
この技術分野の当業者は、方法の実施形態のステップのすべてまたはいくつかが、関連するハードウェアに命令するプログラムによって実装されてもよいことを理解し得る。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよい。プログラムが動作するとき、方法の実施形態のステップが実行される。上記の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなどのプログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
最後に、上記の実施形態は、この出願を限定するのではなく、この出願の技術的解決策を説明するために意図されるに過ぎないことが留意されるべきである。この出願は上記の実施形態を参照して詳細に説明されているが、この技術分野の当業者は、彼らが、依然として、この出願の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、上記の実施形態において説明された技術的解決策に修正を行い、またはそれらのいくつかもしくはすべての技術的特徴に等価な置換を行い得ることを理解すべきである。
01 基地局
02 端末
11 記憶ユニット
12 処理ユニット
13 通信ユニット
21 送信機
22 受信機
23 コントローラ/プロセッサ
24 メモリ
25 モデムプロセッサ
26 エンコーダ
27 変調器
28 デコーダ
29 復調器
31 記憶ユニット
32 処理ユニット
33 通信ユニット
41 送信機/受信機
42 コントローラ/プロセッサ
43 メモリ
44 通信ユニット
100 端末
200 端末
300 基地局
400 基地局

Claims (28)

  1. 端末により、基地局からダウンリンク制御情報(DCI)を取得するステップであって、前記DCIが、変調次数についての情報およびスケジューリングされるリソースブロックの数についての情報を含む、ステップと、
    前記端末により、前記変調次数についての情報または前記スケジューリングされるリソースブロックの数についての情報のうちの少なくとも1つに基づいて、基準信号が前記スケジューリングされるリソースブロックのリソースユニット内で搬送されるかどうかを判定するステップであって、前記変調次数が予め設定された変調次数より小さい、または前記スケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数より小さいとき、基準信号が前記リソースユニット内で搬送されない、ステップと、
    を含むデータ通信方法。
  2. 記変調次数が前記予め設定された変調次数以上である、かつ前記スケジューリングされるリソースブロックの数前記予め設定された数以上であるとき、基準信号が前記リソースユニット内で搬送される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記予め設定された変調次数が、予め定義されるか、または前記基地局から前記端末によって取得される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記予め設定された数が、予め定義されるか、または前記基地局から前記端末によって取得される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記基準信号が、周波数オフセット推定、位相雑音推定、または位相雑音除去のうちの少なくとも1つのために使用される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記端末により、前記基地局とデータ通信を実行するステップをさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記基準信号が、ダウンリンク基準信号であり、前記データ通信が、ダウンリンクデータ受信であるか、または
    前記基準信号が、アップリンク基準信号であり、前記データ通信が、アップリンクデータ送信である、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 基地局からダウンリンク制御情報(DCI)を取得するように構成された通信ユニットであって、前記DCIが、変調次数についての情報およびスケジューリングされるリソースブロックの数についての情報を含む、通信ユニットと、
    前記変調次数についての情報または前記スケジューリングされるリソースブロックの数についての情報のうちの少なくとも1つに基づいて、基準信号が前記スケジューリングされるリソースブロックのリソースユニット内で搬送されるかどうかを判定するように構成された処理ユニットであって、前記変調次数が予め設定された変調次数より小さい、または前記スケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数より小さいとき、基準信号が前記リソースユニット内で搬送されない、処理ユニットと、
    を含む、データ通信のためのデバイス。
  9. 前記変調次数が前記予め設定された変調次数以上である、かつ前記スケジューリングされるリソースブロックの数前記予め設定された数以上であるとき、基準信号が前記リソースユニット内で搬送される、請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記予め設定された変調次数が、予め定義されるか、または前記基地局から取得される、請求項8または9に記載のデバイス。
  11. 前記予め設定された数が、予め定義されるか、または前記基地局から取得される、請求項8から10のいずれか一項に記載のデバイス。
  12. 前記基準信号が、周波数オフセット推定、位相雑音推定、または位相雑音除去のうちの少なくとも1つのために使用される、請求項8から11のいずれか一項に記載のデバイス。
  13. 前記基準信号が、ダウンリンク基準信号であり、前記データ通信が、ダウンリンクデータ受信であるか、または
    前記基準信号が、アップリンク基準信号であり、前記データ通信が、アップリンクデータ送信である、請求項8から12のいずれか一項に記載のデバイス。
  14. 基地局により、端末にダウンリンク制御情報(DCI)を送信するステップであって、前記DCIが、変調次数についての情報およびスケジューリングされるリソースブロックの数についての情報を含む、ステップと、
    前記基地局により、前記変調次数についての情報または前記スケジューリングされるリソースブロックの数についての情報のうちの少なくとも1つに基づいて、基準信号が前記スケジューリングされるリソースブロックのリソースユニット内で搬送されるかどうかを判定するステップであって、前記変調次数が予め設定された変調次数より小さい、または前記スケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数より小さいとき、基準信号が前記リソースユニット内で搬送されない、ステップと、
    を含むデータ通信方法。
  15. 記変調次数が前記予め設定された変調次数以上である、かつ前記スケジューリングされるリソースブロックの数前記予め設定された数以上であるとき、基準信号が前記リソースユニット内で搬送される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記予め設定された変調次数が、予め定義されるか、または前記基地局によって前記端末に送信される、請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記予め設定された数が、予め定義されるか、または前記基地局によって前記端末に送信される、請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記基地局により、前記端末とデータ通信を実行するステップをさらに含む、請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記基準信号が、ダウンリンク基準信号であり、前記データ通信が、ダウンリンクデータ送信であるか、または
    前記基準信号が、アップリンク基準信号であり、前記データ通信が、アップリンクデータ受信である、請求項14から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記基準信号が、周波数オフセット推定、位相雑音推定、または位相雑音除去のうちの少なくとも1つのために使用される、請求項14から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 端末にダウンリンク制御情報(DCI)を送信するように構成された通信ユニットであって、前記DCIが、変調次数についての情報およびスケジューリングされるリソースブロックの数についての情報を含む、通信ユニット
    前記変調次数についての情報または前記スケジューリングされるリソースブロックの数についての情報のうちの少なくとも1つに基づいて、基準信号が前記スケジューリングされるリソースブロックのリソースユニット内で搬送されるかどうかを判定するように構成された処理ユニットであって、前記変調次数が予め設定された変調次数より小さい、または前記スケジューリングされるリソースブロックの数が予め設定された数より小さいとき、基準信号が前記リソースユニット内で搬送されない、処理ユニットと、
    を含む、データ通信のためのデバイス。
  22. 前記変調次数が前記予め設定された変調次数以上である、かつ前記スケジューリングされるリソースブロックの数前記予め設定された数以上であるとき、基準信号が前記リソースユニット内で搬送される、請求項21に記載のデバイス。
  23. 前記予め設定された変調次数が、予め定義されるか、または前記デバイスによって前記端末に送信される、請求項21または22に記載のデバイス。
  24. 前記予め設定された数が、予め定義されるか、または前記デバイスによって前記端末に送信される、請求項21から23のいずれか一項に記載のデバイス。
  25. 前記基準信号が、周波数オフセット推定、位相雑音推定、または位相雑音除去のうちの少なくとも1つのために使用される、請求項21から24のいずれか一項に記載のデバイス。
  26. 前記基準信号が、ダウンリンク基準信号であり、前記データ通信が、ダウンリンクデータ送信であるか、または
    前記基準信号が、アップリンク基準信号であり、前記データ通信が、アップリンクデータ受信である、請求項21から25のいずれか一項に記載のデバイス。
  27. 請求項1から7のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  28. 請求項14から20のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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