JP6624605B2 - ダウンリンク伝送方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信分野に関し、特には、ダウンリンク伝送方法、装置、およびシステムに関する。
無線通信システムでは、無線信号の伝送距離はキャリア周波数に関係している。キャリア周波数が高いほど、空間における伝送中の無線信号はより急速に減衰し、伝送距離はより短くなる。既存のロングタームエボリューション(TE)システムでは、無指向性ビームを使用することによって、異なるタイプの情報はすべて、対応する時間周波数リソース位置上で伝送される。主な動作帯域は低周波数帯域なので、異なるタイプの情報はカバレッジ上何の問題も有さない。しかしながら、キャリア周波数が高くなるにつれ、高周波伝送中、無線信号はより急速に減衰してしまう。この場合、いくつかのタイプの情報のカバレッジを改善するよう、指向性ビームが導入される。しかしながら、これにより、異なるタイプの情報のカバレッジエリアの差が大きくなってしまう。
本発明の実施形態は、共通チャネルおよび共通信号のカバレッジを改善するためのダウンリンク伝送方法、装置、およびシステムを説明する。
1つの態様においては、本発明の一実施形態はダウンリンク伝送方法を提供する。当該方法は、無線フレームを決定する段階であって、無線フレームは、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも2つを有し、第1のサブフレームは第1のシンボルを含み、第2のサブフレームは第2のシンボルを含み、第3のサブフレームは第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、第1のシンボルの帯域幅は第1の帯域幅であり、第2のシンボルの帯域幅は第2の帯域幅であり、第1の帯域幅は第2の帯域幅より小さい、段階と、無線フレームに基づいてダウンリンク伝送を行う段階とを備える。上述の説明から、無線フレームは、比較的小さい帯域幅を有する第1のシンボルと、比較的大きい帯域幅を有する第2のシンボルとの両方を含むことが分かるであろう。したがって、本発明の本実施形態の解決手段においては、異なるタイプの情報のカバレッジエリアの差を低減するよう、当該異なるタイプの情報は、第1のシンボルおよび第2のシンボルを使用して伝送され得る。
その上、本発明の本実施形態の解決手段において、比較的小さい帯域幅を有する第1のシンボルは、カバレッジエリアを拡大する必要がある信号を伝送するために使用できる。例えば、第1のシンボルは、帯域幅オーバーヘッドを低減することによって共通情報の送信電力を大きくするよう、共通情報(例えば、共通チャネルおよび共通信号)を伝送するために使用されてよく、それによって共通情報のカバレッジエリアを拡大する。
可能な設計において、無線フレームは、通信リソースを節約するために事前設定によって決定されてよく、または、無線フレームは、無線フレームをより高い自由度で決定するよう情報のやり取りによって決定されてよい。
可能な設計において、無線フレームは、第1のサブフレームおよび第3のサブフレームのうちの少なくとも1つを有し、同期信号、物理ブロードキャストチャネルPBCH上で搬送される情報、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH上で搬送される情報、セル固有参照信号CRS、およびシステム情報のうちの少なくとも1つが、第1のサブフレームの第1のシンボルおよび第3のサブフレームの第1のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送される。例えば、CRSは、第1のサブフレームの第1のシンボルおよび第3のサブフレームの第1のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送される。この場合、第1の帯域幅に基づいて、CRSの参照信号シーケンスがさらに決定されてよい。
可能な設計において、無線フレームは、第2のサブフレームおよび第3のサブフレームのうちの少なくとも1つを有し、データ信号が、第2のサブフレームの第2のシンボルおよび第3のサブフレームの第2のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送されてよい。
可能な設計において、第1のシンボル、第1のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報が、ダウンリンク方向に伝送されてよい。例えば、第1のシンボル、第1のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報は、システムメッセージを使用することによって伝送されてよい。別の例では、第1のシンボル、第1のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報は、無線リソース制御RRCシグナリングを使用することによって伝送されてよい。別の例では、現在のキャリア内の第1のシンボル、第1のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報は、別のキャリアを使用することによって伝送されてよい。
可能な設計において、第2のシンボルおよび第2のサブフレームのうちの少なくとも1つの、無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報がまたダウンリンク方向に伝送されてよく、これにより、時間ドメイン位置についての情報を受信するネットワーク要素が、第1のシンボル、第1のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報を認識する。
したがって、本発明の本実施形態の解決手段において、第1のシンボル、第2のシンボル、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報が、サブフレーム粒度および/またはシンボル粒度で伝送されてよい。
可能な設計において、無線フレームはさらに、第1のシンボルの中心周波数が第2のシンボルの中心周波数と同じであるという特徴、第1のサブフレームおよび第3のサブフレームのうちの少なくとも1つが、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームであるという特徴、および、第1の帯域幅は1.4MHzであり、第2の帯域幅は3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、または20MHzであるという特徴のうちの1つまたはそれらの任意の組み合わせを有してよい。当然ながら、第1の帯域幅が第2の帯域幅より小さいのであれば、第1の帯域幅および第2の帯域幅は、代替的に、任意の他の帯域幅であってよい。
可能な設計において、上述の態様において提供された方法は、基地局によって行われてよく、または、端末によって行われてもよい。異なる適用シナリオにおいて、上述の態様において提供された解決手段は、基地局と端末との間で実装されてよく、または、異なる端末間で実装されてよく、または、異なるタイプの基地局間で実装されてよい、例えば、マクロ基地局とミクロ基地局との間で実装されてよい。
別の態様においては、本発明の一実施形態は、無線通信装置、例えば基地局を提供する。基地局は、上述の方法設計における基地局の挙動を実装する機能を有する。当該機能は、ハードウェアを使用することによって実装されてよく、または、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、上述の機能に対応する1または複数のモジュールを含む。モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアであってよい。
可能な設計において、基地局の構造は、プロセッサおよび送信機を含む。プロセッサは、基地局が上述の方法における対応する機能を実行するのをサポートするよう構成される。送信機は、基地局と端末との間での通信をサポートし、上述の方法において言及された情報または命令を端末に送信するよう構成される。基地局はさらに、メモリを含んでよい。メモリは、プロセッサに結合されるよう構成され、基地局の必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
さらに別の態様においては、本発明の一実施形態は、無線通信装置、例えば端末を提供する。端末は、上述の方法設計における端末の挙動を実装する機能を有する。当該機能は、ハードウェアを使用することによって実装されてよく、または、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、上述の機能に対応する1または複数のモジュールを含む。モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアであってよい。
可能な設計において、端末の構造は、受信機およびプロセッサを含む。プロセッサは、基地局が上述の方法における対応する機能を実行するのをサポートするよう構成される。受信機は、上述の無線フレームを使用することによって上述の基地局によって送信された様々な情報または命令を端末が受信するのをサポートするよう構成される。端末はさらに、メモリを含んでよい。メモリは、プロセッサに結合されるよう構成され、端末の必要なプログラム命令およびデータを記憶する。
さらに別の態様において、本発明の一実施形態は通信システムを提供する。当該システムは、上述の態様に係る無線通信装置を含む。例えば、当該システムは、上述の態様に係る基地局および端末を含んでよい。
また別の態様において、本発明の一実施形態は、コンピュータ記憶媒体を提供する。当該コンピュータ記憶媒体は、上述の基地局によって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するよう構成される。当該コンピュータソフトウェア命令は、上述の態様を実行するために設計されたプログラムを含む。
また別の態様において、本発明の一実施形態は、コンピュータ記憶媒体を提供する。当該コンピュータ記憶媒体は、上述の端末によって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するよう構成される。当該コンピュータソフトウェア命令は、上述の態様を実行するために設計されたプログラムを含む。
先行技術と比較すると、本発明の実施形態において提供される解決手段では、無線フレームが決定され、当該無線フレームに基づいてダウンリンク伝送が行われる。ここで、当該無線フレームは、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも2つを有し、第1のサブフレームは第1のシンボルを含み、第2のサブフレームは第2のシンボルを含み、第3のサブフレームは第1のシンボルの第2のシンボルを含み、第1のシンボルの帯域幅は第1の帯域幅であり、第2のシンボルの帯域幅は第2の帯域幅であり、第1の帯域幅は第2の帯域幅より小さい。上述の説明から、本発明の実施形態における解決手段では、第2のシンボルと比べて比較的小さい帯域幅を有する第1のシンボルは、帯域幅オーバーヘッドを低減することによっていくつかの情報の送信電力を大きくするよう、当該情報を伝送するために使用されてよく、それによって情報のカバレッジエリアを拡大することが分かるであろう。したがって、本発明の実施形態における解決手段においては、異なるタイプの情報のカバレッジエリアの差を低減するよう、異なるタイプの情報は、異なる帯域幅を有する第1のシンボルおよび第2のシンボルを使用することによって伝送され得る。
本発明の実施形態における術的解決手段をより明確に説明すべく、実施形態説明に必要な添付図面を以下で簡潔に説明する。以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者であれば、創造的な努力なく、これらの添付図面から本発明の他の実施形態または実装例を導出できることは明らかである。これらのすべての実施形態または実装例は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
本発明の一実施形態に係る可能な適用シナリオの概略図である。
本発明の一実施形態に係る可能なシステムネットワークの概略図である。
本発明の一実施形態に係る別の可能なシステムネットワークの概略図である。
本発明の一実施形態に係るダウンリンク伝送方法を使用した通信の概略図である。
本発明の一実施形態に係る別のダウンリンク伝送方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係る第1のシンボルおよび第2のシンボルの概略図である。 本発明の一実施形態に係る第1のシンボルおよび第2のシンボルの概略図である。
本発明の一実施形態に係る、可変帯域幅を有する無線フレームの概略図である。 本発明の一実施形態に係る、可変帯域幅を有する無線フレームの概略図である。 本発明の一実施形態に係る、可変帯域幅を有する無線フレームの概略図である。 本発明の一実施形態に係る、可変帯域幅を有する無線フレームの概略図である。
本発明の一実施形態に係る、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームの概略図である。
本発明の一実施形態に係る、CRSの参照信号シーケンスを決定するための方法の概略図である。 本発明の一実施形態に係る、CRSの参照信号シーケンスを決定するための方法の概略図である。
本発明の一実施形態に係る無線通信装置の概略構造図である。
本発明の一実施形態に係る端末の概略構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決手段、および利点をより明確にすべく、以下では、本発明の実施形態における添付図面に関連して本発明の実施形態の技術的解決手段を説明する。
本発明の以下の実施形態において説明されるネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本発明の実施形態における技術的解決手段をより明確に説明することを目指しているのであって、本発明の実施形態において提供される技術的解決手段を限定することは意図していない。当業者であれば、ネットワークアーキテクチャが進化し、新しいサービスシナリオが出現するにつれて、本発明の実施形態において提供される技術的解決手段もまた、同様の技術的問題に適用可能であることを認識しているであろう。
図1に示すように、端末が、無線アクセスネットワーク(AN)およびコアネットワーク(N)を使用することによって、事業者のインターネットプロトコル(P)サービスネットワーク、例えば、IPマルチメディアサブシステム(MS)ネットワークまたはパケット交換ストリーミングサービス(SS)ネットワークにアクセスする。本発明の実施形態において説明される技術的解決手段は、様々な無線アクセス技術を使用するLTEシステムまたは別の無線通信システム、例えば、符号分割多重アクセス(DMA)、周波数分割多重アクセス(DMA)、時分割多重アクセス(DMA)、直交周波数分割多重アクセス(FDMA)、またはシングルキャリア周波数分割多重アクセス(C−FDMA)などのアクセス技術を使用するシステムに適用可能である。加えて、当該技術的解決手段はまた、LTEシステムの後続の進化したシステム、例えば、第5世代(G)システムに適用可能である。 明確にするために、本明細書において説明のために例としてLTEシステムのみを使用する。LTEシステムでは、無線アクセスネットワークとして発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(−UTRAN)が使用され、コアネットワークとして発展型パケットコア(PC)が使用される。端末は、E−UTRANおよびEPCを使用することによって、IMSネットワークにアクセスする。
本発明の実施形態において、「ネットワーク」および「システム」という用語はしばしば交互に使用されるが、当業者であれば、当該用語の意味を理解できよう。本発明の実施形態の端末は、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、もしくはコンピューティングデバイス、または、無線モデムに接続された別の処理デバイスと、さまざまな形態のユーザ機器(E)、および移動局(S)等とを含んでよい。説明の便宜上、本発明の実施形態においては、上述のデバイスはまとめて端末と称される。本発明の実施形態の基地局は、無線アクセスネットワークに配備され、端末に無線通信機能を提供するよう構成された装置である。基地局は、さまざまな形態のマクロ基地局、ミクロ基地局、中継ノード、およびアクセスポイント等を含んでよい。あるいは、基地局は、移動通信用グローバルシステム(SM(登録商標))もしくはCDMAシステムの基地局コントローラ(SC)であってよく、または、広帯域符号分割多重アクセス(CDMA(登録商標))システムの無線ネットワークコントローラ(NC)であってよく、または、様々な通信システムの基地局(S)もしくは集中型サーバ等であってよく、または、基地局とコントローラとの組み合わせであってよい。異なる無線アクセス技術を使用するシステムでは、基地局の機能を有するデバイスが、異なる名称を有してよい。例えば、LTEシステムにおいて、デバイスは、発展型ノードB(NB)と称される。第3世代(G)システムでは、デバイスはノードB称される。説明の便宜上、本発明の実施形態では、端末に無線通信機能を提供する上述の装置は、基地局またはBSと称される。本発明の実施形態の基地局は、既存の通信システムの基地局と、将来出現するであろう通信システム(例えば、5G通信システム)の基地局の両方を含むことを理解されたい。このことは、本発明の実施形態において限定されない。
図2Aは、本発明の一実施形態に係る可能なシステムの概略図である。当該システムは、主に基地局および端末を備える。基地局は、セルラネットワークを使用することによって端末と通信してよい。例えば、図2Aに示すシステムは、時分割複信(DD)システムであってよく、または、周波数分割複信(DD)システムであってよい。別の例では、図2Aに示すシステムは、シングルキャリアシステムであってよく、または、マルチキャリアシステムであってよい。別の例では、図2Aに示すシステムは、高周波通信システム(例えば、6GHzより高い周波数帯域を有するシステム、高周波数についての具体的な定義については規格またはシステムの要件を参照されたい)であってよく、または、低周波通信システム(例えば、6GHzより低い周波数帯域を有するシステム、低周波数についての具体的な定義については規格またはシステムの要件を参照されたい)であってよい。
図2Bは、本発明の一実施形態に係る別の可能なシステムの概略図である。図2Bに示すシステムにおいて、図2Aに示すシステムと同じまたは同様の内容については、図2Aに関する詳細な説明を参照されたい。ここでは、詳細は再度説明しない。図2Bに示すシステムの適用シナリオは、デバイスツーデバイス(2D)通信シナリオであってよく、または、マシンツーマシン(2M)通信シナリオであってよい。D2D通信とは、システムの制御の下、セルのリソースを再利用することによって端末が互いに通信することを許容されることを意味する。M2M通信とは、マシンと別のマシンとの間での情報のやり取りを意味する。例えば、M2M通信は、図2Bにおける第1の端末と第2の端末との間での情報のやり取りであってよい。
図2Aに示すシステムアーキテクチャが使用されるとき、本発明の実施形態において提供される解決手段のダウンリンク伝送は、基地局から端末への伝送を意味し、図2Bに示すシステムアーキテクチャが使用されるとき、本発明の実施形態において提供される解決手段のダウンリンク伝送は、端末から別の端末への伝送を意味することに留意すべきである。例えば、図2Bにおいて、ダウンリンク伝送は、第1の端末から第2の端末への伝送であってよく、または、第2の端末から第1の端末への伝送であってよい。
本発明の実施形態の解決手段は、図2Aまたは図2Bに示すシステムアーキテクチャに加えて、別のシステムアーキテクチャに適用されてよいことが理解されよう。例えば、当該解決手段は、マクロ基地局ミクロ基地局を含むシステムアーキテクチャに適用されてよい。この適用シナリオでは、本発明の実施形態において提供される解決手段のダウンリンク伝送は、マクロ基地局からミクロ基地局への伝送であってよく、または、ミクロ基地局からマクロ基地局への伝送であってよい。
本発明の実施形態がさらに、本発明の実施形態に係る上述の共通の態様に基づいて詳細に説明される。
本発明の一実施形態は、ダウンリンク伝送方法と、当該方法に基づく基地局、端末およびシステムとを提供する。当該方法は、無線フレームを決定する段階であって、無線フレームは、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも2つを有し、第1のサブフレームは第1のシンボルを含み、第2のサブフレームは第2のシンボルを有し、第3のサブフレームは第1のシンボルおよび第2のシンボルを有し、第1のシンボルの帯域幅は第1の帯域幅であり、第2のシンボルの帯域幅は第2の帯域幅であり、第1の帯域幅は第2の帯域幅より小さい、段階と、無線フレームに基づいてダウンリンク伝送を行う段階とを備えてよい。上述の説明から、本発明の本実施形態における解決手段では、第2のシンボルと比べて比較的小さい帯域幅を有する第1のシンボルは、帯域幅オーバーヘッドを低減することによっていくつかの情報の送信電力を大きくするよう、当該情報を伝送するために使用されてよく、それによって情報のカバレッジエリアを拡大することが分かるであろう。したがって、本発明の本実施形態における解決手段においては、異なるタイプの情報のカバレッジエリアの差を低減するよう、当該異なるタイプの情報は、異なる帯域幅を有する第1のシンボルおよび第2のシンボルを使用することによって伝送され得る。
無線フレームの説明から、無線フレームは第1のシンボルおよび第2のシンボルの両方を有するが、第1のシンボルの帯域幅は、第2のシンボルの帯域幅と異なることが分かるであろう。したがって、従来の無線フレームの帯域幅と比べて、無線フレームの帯域幅は可変である。説明の便宜上、以下の説明では、無線フレームは代替的に、可変帯域幅を有する無線フレームと称されてよく、従来の無線フレームは代替的に、固定帯域幅を有する無線フレームと称されてよい。先行技術では、基地局は、固定帯域幅を有する無線フレームに基づいて端末とダウンリンク伝送を行う。データ情報および共通情報のカバレッジが不十分であるとき、データ情報は、カバレッジエリアが改善するよう指向性ビームを使用することによって伝送されてよく、共通情報のカバレッジ問題が明白になる。この場合、本発明の本実施形態において提供される解決手段が使用されてよい。当該ダウンリンク伝送は、可変帯域幅を有する無線フレームに基づいて行われ、比較的小さい帯域幅を有する第1のシンボルを、共通情報を伝送するために使用して、帯域幅オーバーヘッドを低減することによって送信電力を大きくし、それによってカバレッジエリアを拡大する。共通情報は、1または複数の不特定の対象に送信される情報である。例えば、図2Aに示すシステムアーキテクチャでは、当該情報は、基地局によって1または複数の不特定の端末に送信される情報であってよい。共通情報は、共通チャネルおよび/または共通信号を有してよい。共通チャネルは、物理ブロードキャストチャネル(BCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(DCCH)、同期チャネル(CH)、ブロードキャストチャネル(CH)、ページングチャネル(CH)、フォワードアクセスチャネル(ACH)、および共通パイロットチャネル(PICH)等のうちの1つまたはそれらの任意の組み合わせを有してよい。共通信号は、同期信号、セル固有参照信号(RS)およびシステム情報等のうちの1つまたはそれらの任意の組み合わせを有してよい。同期信号は、プライマリ同期信号(SS)およびセカンダリ同期信号(SS)を含んでよい。上述の様々なタイプの共通チャネルおよび/または共通信号は、1または複数の不特定の対象に送信されるチャネルおよび/または信号であることが理解されよう。システムアーキテクチャの発展および規格の発展に伴って、チャネルおよび/または信号の名称は変化する場合があるが、その変化は、本発明の実施形態の範囲を越えるものではない。
本発明の本実施形態の解決手段が図2Aに示すシステムまたは同様のシステムに適用されるとき、基地局は、可変帯域幅を有する無線フレームにのみ基づいてすべての端末とダウンリンク伝送を行ってよく、または、基地局は、可変帯域幅を有する無線フレームに基づいていくつかの端末とダウンリンク伝送を行い、固定帯域幅を有する無線フレームに基づいてその他の端末とダウンリンク伝送を行ってよいことに留意すべきである。したがって、本発明の本実施形態の解決手段は、従来の伝送モードとの互換性がより良好である。
本発明の実施形態において提供される解決手段は、さらなる添付図面に関連して、かつ、図2Aに示すシステムアーキテクチャが使用される例を使用することによって以下で説明される。
図3は、本発明の一実施形態に係るダウンリンク伝送方法を使用する通信の概略図である。
301部分において、基地局および端末が無線フレームを決定し、無線フレームは、可変帯域幅を有する無線フレームである。可変帯域幅を有する無線フレームは、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも2つを有し、第1のサブフレームは第1のシンボルを含み、第2のサブフレームは第2のシンボルを含み、第3のサブフレームは第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、第1のシンボルの帯域幅は第1の帯域幅であり、第2のシンボルの帯域幅は第2の帯域幅であり、第1の帯域幅は第2の帯域幅より小さい。
一例において、基地局および端末は、事前設定によって、可変帯域幅を有する無線フレームを決定してよい。例えば、事前設定は、ブロードキャストメッセージを使用することによって行われてよい。可変帯域幅を有する無線フレームを決定した後、基地局はブロードキャストメッセージを配信する。ここで、ブロードキャストメッセージは、無線フレームに含まれるサブフレームおよびシンボルについての情報を保持する。例えば、当該情報は、ブロードキャストメッセージにおけるシステム情報を使用することによって保持されてよい。ブロードキャストメッセージの受信後、端末は、ブロードキャストメッセージにおいて保持された情報に基づいて、可変帯域幅を有する無線フレームを決定してよい。
302部分において、可変帯域幅を有する無線フレームに基づいて、基地局と端末との間でダウンリンク伝送が行われる。
一例において、可変帯域幅を有する無線フレームが、第1のサブフレームおよび第3のサブフレームのうちの少なくとも1つを含むとき、同期信号、PBCH上で搬送される情報、PDCCH上で搬送される情報、CRS、およびシステム情報のうちの少なくとも1つが、第1のサブフレームの第1のシンボルおよび第3のサブフレームの第1のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送される。その上、CRSが第1のサブフレームの第1のシンボルおよび第3のサブフレームの第1のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送されるとき、CRSの参照信号シーケンスさらに、第1の帯域幅に基づいて決定されてよい。例えば、参照信号シーケンスは、図8Aおよび図8Bに示す方法を使用することによって決定されてよい。詳細については、以下の詳細な説明を参照されたい。
別の例において、無線フレームが第2のサブフレームおよび第3のサブフレームのうちの少なくとも1つを有するとき、データ信号が、第2のサブフレームの第2のシンボルおよび第3のサブフレームの第2のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送される。
図3に示す方法は、図2Bに示すシステムアーキテクチャまたは同様のアーキテクチャに適用されてもよいことが理解されよう。図2Bに示すシステムアーキテクチャが使用されるとき、本発明の本実施形態の解決手段は、任意の2つの端末によって実装されてよい。
図4は、本発明の一実施形態に係る別のダウンリンク伝送方法の概略フローチャートである。図4に示す方法において、図3に示す方法と同じまたは同様の内容については図3の関連する詳細な説明を参照されたく、ここでは、詳細は再度説明しないことに留意すべきである。
401部分において、基地局はブロードキャストメッセージを配信し、ブロードキャストメッセージは無線フレームのタイプ指標を保持する。タイプ指標は、使用される無線フレームが、可変帯域幅を有する無線フレームか否かを示すために使用される。ブロードキャストメッセージの配信前に、基地局はまず、可変帯域幅を有する無線フレームを決定することが理解されよう。可変帯域幅を有する無線フレームは、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも2つを有し、第1のサブフレームは第1のシンボルを含み、第2のサブフレームは第2のシンボルを含み、第3のサブフレームは第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、第1のシンボルの帯域幅は第1の帯域幅であり、第2のシンボルの帯域幅は第2の帯域幅であり、第1の帯域幅は第2の帯域幅より小さい。
一例において、無線フレームのタイプ指標は、ビットを使用することによって、または別の方式で表されてよい。例えば、ビット0は、使用される無線フレームが、固定帯域幅を有する無線フレームであることを示し、ビット1は、使用される無線フレームが、可変帯域幅を有する無線フレームであることを示す。当然ながら、それに代えて、ビット0が、可変帯域幅を有する無線フレームを示し、ビット1が、固定帯域幅を有する無線フレームを示してもよい。
402部分において、ブロードキャストメッセージの受信後、端末は、ブロードキャストメッセージに保持された、無線フレームのタイプ指標に基づいて、使用される無線フレームが、可変帯域幅を有する無線フレームか否かを決定する。使用される無線フレームが、可変帯域幅を有する無線フレームである場合、403部分を実行し、使用される無線フレームが、可変帯域幅を有する無線フレームではない場合、407部分を実行する。
403部分において、端末は、可変帯域幅を有する無線フレームがサポートされているか否かを決定する。可変帯域幅を有する無線フレームがサポートされている場合、404部分を実行し、可変帯域幅を有する無線フレームがサポートされていない場合、407部分を実行する。
404部分において、端末は、ブロードキャストメッセージ内の、可変帯域幅を有する無線フレームについての情報を読み出す。端末は、可変帯域幅を有する無線フレームについての情報を読み出すことによって、可変帯域幅を有する無線フレームを決定する。具体的には、可変帯域幅を有する無線フレームが、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも2つを有し、第1のサブフレームは第1のシンボルを含み、第2のサブフレームは第2のシンボルを含み、第3のサブフレームは第1のシンボルおよび第2のシンボルを含み、第1のシンボルの帯域幅は第1の帯域幅であり、第2のシンボルの帯域幅は第2の帯域幅であり、第1の帯域幅は第2の帯域幅より小さいと、端末は決定する。
405部分において、第1のシンボル、第1のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、可変帯域幅を有する無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報が、ダウンリンク方向に伝送される。次に、端末は、シンボル粒度および/またはサブフレーム粒度で時間ドメイン位置を認識してよい。例えば、シンボル粒度では、端末は、第1のシンボルの、可変帯域幅を有する無線フレームにおける時間ドメイン位置を認識してよい。別の例において、サブフレーム粒度では、可変帯域幅を有する無線フレームが第1のサブフレームおよび第3のサブフレームのうちの少なくとも1つを有するとき、端末は、第1のサブフレームおよび第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、可変帯域幅を有する無線フレームにおける時間ドメイン位置を認識してよい。
一例において、第2のシンボルの、可変帯域幅を有する無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報もまた、ダウンリンク方向に伝送されてよく、これにより、端末は、第1のシンボルの、可変帯域幅を有する無線フレームにおける時間ドメイン位置を認識する。例えば、401部分で基地局によって配信されたブロードキャストメッセージは、第2のシンボルの、可変帯域幅を有する無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報を保持する。あるいは、端末は、第1のシンボルおよび第2のシンボルの、可変帯域幅を有する無線フレームにおける時間ドメイン位置を同時に認識してよい。
別の例において、可変帯域幅を有する無線フレームが第3のサブフレームを有するとき、端末はさらに、第3のサブフレームにおける第1のシンボルおよび第2のシンボルの時間ドメイン位置を認識してよい。例えば、端末は、404部分において読み出された、可変帯域幅を有する無線フレームについての情報に基づいて、第3のサブフレームにおける第1のシンボルの分布を認識してよく、次に、第3のサブフレームにおける第2のシンボルの分布を認識してよい。または、端末は、上記の読み出された情報に基づいて、第3のサブフレームにおける第2のシンボルの分布を認識してよく、次に、第3のサブフレームにおける第1のシンボルの分布を認識してよい。または、端末は、上記の読み出された情報に基づいて、第3のサブフレームにおける第1のシンボルおよび第2のシンボルの分布を同時に認識してよい。
さらに別の例では、基地局は代替的に、時間ドメイン位置のシステム情報をブロードキャストメッセージに追加してよく、これにより、端末は、システム情報に基づいて、第1のシンボル、第1のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、可変帯域幅を有する無線フレームにおける時間ドメイン位置を認識してよい。
さらに別の例では、基地局は代替的に、システムメッセージまたは無線リソース制御(RC)シグナリングを使用することによって、第1のシンボル、第1のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、可変帯域幅を有する無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報を端末に送信してよく、代替的に、現在のキャリアについて、基地局は、別のキャリアを使用することによって、現在のキャリア内の第1のシンボル、第1のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、可変帯域幅を有する無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報を端末に送信してよい。例えば、RRCシグナリングを使用することによって情報を送信するとき、基地局は、RRC共通シグナリングを使用することによって複数の端末に通知してよく、または、基地局は、RRC専用シグナリングを使用することによって1つの端末に通知してもよい。これに対応して、端末は、RRC共通シグナリングまたはRRC専用シグナリングに基づいて時間ドメイン位置についての情報を認識してよい。
406部分において、基地局および端末は、可変帯域幅を有する無線フレームに基づいてダウンリンク伝送を行う。
一例において、同期信号、PBCH上で搬送される情報、PDCCH上で搬送される情報、CRS、およびシステム情報のうちの少なくとも1つが、第1のサブフレームの第1のシンボルおよび第3のサブフレームの第1のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送される。具体的には、信号または情報は、帯域幅オーバーヘッドを低減することによって信号または情報の送信電力を大きくするよう、比較的小さい帯域幅を有する第1のシンボルを使用することによって伝送されてよく、それによって信号または情報のカバレッジエリアが拡大される。第2のサブフレームの第2のシンボルおよび第3のサブフレームの第2のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって、データ信号がさらに伝送されてよい。具体的には、データ信号は、比較的大きい帯域幅を有する第2のシンボルを使用することによって伝送されてよい。
407部分において、基地局および端末は、固定帯域幅を有する無線フレームに基づいてダウンリンク伝送を行う。
本発明の本実施形態において提供される方法における可変帯域幅を有する無線フレームは、以下の特徴のうちの1つまたはそれらの任意の組み合わせを有してよいことに留意すべきである。
中心周波数:第1のシンボルの中心周波数は、第2のシンボルの中心周波数と同じであってよい。例えば図5Aに示すように、第1のシンボルの中心周波数および第2のシンボルの中心周波数は共に周波数fである。あるいは、第1のシンボルの中心周波数は、第2のシンボルの中心周波数と異なっていてよい。具体的には、第1のシンボルの中心周波数と第2の周波数の中心周波数との間には周波数のずれがある。例えば、図5Bに示すように、第1のシンボルの中心周波数は、周波数fであり、第2のシンボルの中心周波数は、fである。ここで、fは、fより大きくてよく、またはfより小さくてもよい。
帯域幅:第1のシンボルの第1の帯域幅および第2のシンボルの第2の帯域幅の両方は、第1の帯域幅が第2の帯域幅より小さいのであれば、任意の帯域幅であってよい。例えば、LTEシステムにおいて、第1の帯域幅が1.4MHzであるとき、第2の帯域幅は、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、または20MHzであってよく、第1の帯域幅が3MHzであるとき、第2の帯域幅は、5MHz、10MHz、15MHz、または20MHzであってよい。あるいは、第1の帯域幅または第2の帯域幅は、任意の他の既存の通信システムの帯域幅であってよく、または、将来出現し得る通信システムの帯域幅、例えば5Gシステムで可能な帯域幅であってよい。
サブフレームタイプ:一例において、第1のサブフレームは、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク(BSFN)サブフレームであってよく、または、第3のサブフレームも同様にMBSFNサブフレームであってよい。任意選択で、MBSFNサブフレームのMBSFN領域は、第1のシンボルを含む。MBSFNサブフレームは、MBSFN参照信号を伝送するために使用されてよい。MBSFN参照信号に関する内容については、プロトコル36.211における関連する説明を参照されたい。
巡回プレフィックス(P):含まれるシンボルは、ノーマル巡回プレフィックス(normal CP)または拡張巡回プレフィックス(extended CP)を含んでよい。
本発明の実施形態において提供される、可変帯域幅を有する無線フレームは、さらなる添付図面を参照して以下でさらに説明される。
以下の説明において、適用シナリオがTDDシステムであり、巡回プレフィックスがノーマル巡回プレフィックスであり、第1のシンボルの中心周波数が第2のシンボルの中心周波数と同じである例が説明に使用される。
図6Aから図6Dは、本発明の一実施形態に係る、可変帯域幅を有する無線フレームの概略図である。本発明の本実施形態において、可変帯域幅を有する無線フレームは、第1のサブフレーム、第2のサブフレームおよび第3のサブフレームのうちの少なくとも2つを有してよい。例えば、図6Aに示すように、可変帯域幅を有する無線フレームは、第1のサブフレームおよび第2のサブフレームを有してよい。別の例では、図6Bに示すように、可変帯域幅を有する無線フレームは、第1のサブフレームおよび第3のサブフレームを有してよい。別の例では、図6Cに示すように、可変帯域幅を有する無線フレームは、第2のサブフレームおよび第3のサブフレームを有してよい。別の例では、図6Dに示すように、可変帯域幅を有する無線フレームは、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームを有してよい。図6Aから図6Dにおいて別々に示された、可変帯域幅を有する無線フレームに含まれる3タイプのサブフレームの数および配列方式は一例に過ぎず、これは本発明の本実施形態を限定するものではないことが理解されよう。
可変帯域幅を有する無線フレームに基づいてダウンリンク伝送が行われるとき、フィルタを使用することによって、基地局が無線フレームの帯域幅の変更を制御してよい。例えば、基地局は、時変フィルタを使用することによって、第1のシンボルを伝送するときは第1の帯域幅を使用し、第2のシンボルを伝送するときは第2の帯域幅を使用してよい。別の例では、基地局は、それぞれ異なるフィルタを使用することによって伝送を行ってよい。ここで、一方のフィルタは第1の帯域幅に対応し、他方のフィルタは第2の帯域幅に対応する。前者のフィルタは、第1のシンボルが伝送されるときに使用され、後者のフィルタは、第2のシンボルが伝送されるときに使用される。
図6Aから図6Dに示された3タイプのサブフレームは一例に過ぎず、サブフレームの帯域幅等を限定するものではないことに留意すべきである。3タイプのサブフレームは、図7に関連して以下で説明される。
図7において、第1のシンボルおよび第2のシンボルが同じ中心周波数fを有する例が、説明に使用される。図7に示すように、第1のサブフレームは14個の第1のシンボルを含み、第2のサブフレームは14個の第2のシンボルを含み、第3のサブフレームは、7個の第1のシンボルおよび7個の第2のシンボルを含む。ここで、7個の第1のシンボルは、7個の第2のシンボルの前に配列される。当然ながら、3タイプのサブフレームに含まれるシンボル数は、代替的に他の個数であってよい。このことは、本発明の本実施形態において限定されない。図7に示す第3のサブフレームにおいて、含まれる第1のシンボルおよび第2のシンボルの数および配列順序は一例に過ぎず、これは本発明の本実施形態を限定するものではないことに留意すべきである。3タイプのサブフレームは、第1のシンボルおよび/または第2のシンボルに加えて、別のタイプのシンボルを含んでよいことが理解されよう。
本発明の実施形態において提供される解決手段において、可変帯域幅を有する無線フレームが、第1のサブフレームおよび第3のサブフレームのうちの少なくとも1つを有するとき、共通チャネル上で搬送される共通信号および/または情報は、帯域幅オーバーヘッドを低減することによって共通チャネル上で搬送される共通信号および/または情報の送信電力を大きくするよう、第1のサブフレームの第1のシンボルおよび第3のサブフレームの第1のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送されてよく、それによってカバレッジエリアを拡大する。例えば、同期信号、PBCH上で搬送される情報、PDCCH上で搬送される情報、CRS、およびシステム情報のうちの少なくとも1つが、第1のサブフレームの第1のシンボルおよび第3のサブフレームの第1のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送されてよい。
一例において、CRSが第1のサブフレームの第1のシンボルおよび第3のサブフレームの第1のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送されるとき、CRSの参照信号シーケンスは、以下の方式で決定されてよい。
まず基本シーケンスが生成される。
一例において、基本シーケンスは、ランダムシーケンスを使用することによって、例えば、以下の式を使用することによって生成されてよい。
式中、nは、無線サブフレームのタイムスロットを表し、
は、(例えばタイムスロットに対応するシンボルを使用することによって知り得る)時間ドメインにおける参照信号の位置を表し、
は、最大のダウンリンク帯域幅を表し、c(i)は、疑似ランダムシーケンス(具体的な情報については、3GPPプロトコル36.211の7.2章の内容を参照されたい)を表す。
次に、リソース要素がマッピングされる。
基本シーケンスrl,ns(m)は、複素変調シンボル
にマッピングされる。ここで、
は、タイムスロットnにおけるアンテナポートpの参照シンボルとして使用され、具体的には、
であり、式中、
である。
変数vおよびvshiftは、異なる参照信号の周波数ドメイン位置を定義し、
であり、
である。式中、kは、周波数ドメインにおける参照信号の位置であり、
は、時間ドメインにおける参照信号の位置であり、pは、アンテナポートであり、
は、ダウンリンクタイムスロットに含まれるシンボル数(例えば、LTEシステムにおいては、ノーマルCPでは7であり、または、拡張CPでは6である)であり、
は、ダウンリンク帯域幅設定でのダウンリンクRB数であると理解されよう。例えば、20Mは100個のRBに対応し、1.4Mは、6個のRBに対応する。例えば、第1の帯域幅に対応するダウンリンクRB数は、ダウンリンク帯域幅を設定するために使用されてよく、これにより、CRSの参照信号シーケンスは、第1の帯域幅に基づいて決定されてよい。
図8Aおよび図8Bに関連して、以下で、
が第1の帯域幅であり、第1の帯域幅が1.4Mである例が説明に使用される。図8Aに示すように、基本シーケンスがリソース要素にマッピングされた後、第1の帯域幅は6個のRBに対応する。図8Bに示すように、1個のRBは、時間ドメイン(横方向)の14個のシンボルに対応し、周波数ドメイン(縦方向)の12個のサブキャリアに対応する。1個のRB上のCRSの参照信号の分布が図8Bに示されている。第1の帯域幅が6個のRBに対応するとき、時間ドメインの一シンボルにおいて保持されるCRSの参照信号シーケンスは、当該シンボルに対応する6×12個のサブキャリア上に分布しているCRSの参照信号を含む。
上記において、本発明の実施形態において提供される解決手段は、主に基地局と端末との間のインタラクションの観点から説明されている。上述の機能を実装すべく、基地局および端末は、機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを備えることが理解されよう。本発明の実施形態において説明される例のユニットおよびアルゴリズムのステップに関連して、本発明の実施形態は、ハードウェア、またはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせを使用することによって実装され得る。機能がハードウェアによって実行されるのか、ハードウェアを駆動するコンピュータソフトウェアによって実行されるのかは、技術的解決手段の特定の用途および設計制約条件で決まる。当業者は、特定の用途ごとに異なる方法を使用して、説明された機能を実装してよいが、それらの実装例は、本発明の実施形態の技術的解決手段の範囲を越えるものとみなされるべきではない。
図9は、本発明の一実施形態に係る可能な無線通信装置の概略構造図である。図9に示す無線通信装置900は、上述の実施形態において言及した基地局、第1の端末、または第2の端末であってよい。
装置900は、送信機/受信機901とプロセッサ902とを備える。プロセッサ902は代替的にコントローラであってよく、図9では「コントローラ/プロセッサ902」と表される。以下では、装置900が基地局である例が説明に使用される。送信機/受信機901は、基地局が上述の実施形態の端末と情報を送受信するのをサポートし、端末が別の端末と無線通信を行うのをサポートするよう構成される。プロセッサ902は、端末との通信を行うための様々な機能を実行する。アップリンクでは、端末からのアップリンク信号は、アンテナを使用することによって受信され、受信機901によって復調され(例えば、高周波信号がベースバンド信号へと復調される)、さらに、プロセッサ902によって処理されて、端末によって送信されたサービスデータおよびシグナリング情報が復元される。ダウンリンクでは、サービスデータおよびシグナリング情報は、プロセッサ902によって処理され、送信機901によって変調されて(例えば、ベースバンド信号が高周波信号へと変調される)、ダウンリンク信号が生成される。ダウンリンク信号は、アンテナを使用することによって端末に送信される。復調機能または変調機能はまた、プロセッサ902によって実装されてよいことに留意すべきである。プロセッサ902はさらに、図3から図8Bにおける基地局に関する処理プロセス、および/または、本出願において説明された技術的解決手段に使用される別のプロセスを実行する。一例において、プロセッサ902は、基地局が図3における部分301および302と、図4における手順401、405、406、および407とを実行するのをサポートするよう構成される。
その上、装置900はさらにメモリ903を備えてよい。メモリ903は、装置900のプログラムコードおよびデータを記憶するよう構成される。
装置900が基地局であるとき、基地局はさらに通信ユニット904を備えてよい。通信ユニット904は、基地局が別のネットワークエンティティ(例えば、コアネットワークのネットワークデバイス)と通信を行うのをサポートするよう構成される。例えば、LTEシステムにおいて、通信ユニット904はS1−Uインタフェースであってよく、基地局がサービングゲートウェイ(GW)と通信を行うのをサポートするよう構成されており、または、通信ユニット904はS1−MMEインタフェースであってよく、基地局がモビリティ管理エンティティ(ME)と通信を行うのをサポートするよう構成されている。
図9では、装置900の簡略化された設計のみが示されていることが理解されよう。実際の適用時には、装置900は、任意の数の送信機、受信機、プロセッサ、コントローラ、メモリ、および通信ユニット等を備えてよい。本発明の実施形態を実装できるすべての基地局が、本発明の実施形態の保護範囲に含まれる。
図10は、上述の実施形態の端末の可能な設計構造の簡略化された概略図である。端末1000は、送信機1001と受信機1002とプロセッサ1003とを備える。プロセッサ1003は代替的にコントローラであってよく、図10では「コントローラ/プロセッサ1003」と表される。任意選択で、端末1000はさらに、モデムプロセッサ1005を備えてよい。モデムプロセッサ1005は、エンコーダ1006、変調器1007、デコーダ1008、および復調器1009を有してよい。
送信機1001は、出力サンプリングを(アナログ変換、フィルタリング、増幅、およびアップコンバージョンなどによって)調整し、アップリンク信号を生成する。アップリンク信号は、アンテナを使用することによって、上述の実施形態の基地局に送信される。ダウンリンクでは、アンテナは、上述の実施形態の基地局によって送信されたダウンリンク信号を受信する。受信機1002は、アンテナから受信された信号を(フィルタリング、増幅、ダウンコンバージョン、およびデジタル化などによって)調整し、入力サンプリングを提供する。モデムプロセッサ1005において、エンコーダ1006は、アップリンクにおいて送信されるべきサービスデータおよびシグナリング情報を受け取り、サービスデータおよびシグナリング情報を(フォーマット化、符号化、およびインターリーブなどによって)処理する。変調器1007はさらに、符号化されたサービスデータおよび符号化されたシグナリング情報を(シンボルのマッピングおよび変調などによって)処理し、出力サンプリングを提供する。復調器1009は、入力サンプリングを(復調などによって)処理し、シンボル推定を提供する。デコーダ1008は、シンボル推定を(デインターリーブおよび復号などによって)処理し、端末1000に送られる復号されたデータおよび復号されたシグナリング情報を提供する。エンコーダ1006、変調器1007、復調器1009、およびデコーダ1008は、一体化したモデムプロセッサ1005によって実装されてよい。これらのユニットは、無線アクセスネットワークによって使用される(LTEのアクセス技術または別の進化したシステムなどの)無線アクセス技術に基づいて処理を実行する。端末1000がモデムプロセッサ1005を備えないとき、モデムプロセッサ1005の上述の機能は、代替的に、プロセッサ1003によって実装されてよいことに留意すべきである。
プロセッサ1003は、端末1000の動作を制御および管理し、上述の実施形態の端末1000によって実行される処理を実行するよう構成される。例えば、プロセッサ1003は、可変帯域幅を有する無線フレームまたは固定帯域幅を有する無線フレームに基づいてダウンリンク伝送を行うように端末1000を制御するよう構成される。一例において、プロセッサ1003は、端末1000が図3の手順301および302と、図4の手順402、403、404、405、406、および407とを実行するのをサポートするよう構成される。
その上、端末1000はさらにメモリ1004を備えてよい。メモリ1004は、端末1000のプログラムコードおよびデータを記憶するよう構成される。
本発明の実施形態の上述の基地局または端末の機能を実行するよう構成されるプロセッサは、中央演算処理装置(PU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(SP)、特定用途向け集積回路(SIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(PGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせであってよい。プロセッサは、本発明の実施形態において開示された内容に関連して説明された論理ブロック、モジュール、および回路の様々な例を実装または実行してよい。プロセッサは、代替的に、計算機能を実装する組み合わせ、例えば、1または複数のマイクロプロセッサを含む組み合わせ、または、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってよい。
本発明の実施形態において開示された内容に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア方式で実装されてよく、または、プロセッサがソフトウェア命令を実行する方式で実装されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールを有してよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(AM)、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ(OM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(PROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルハードディスク、コンパクトディスク、リードオンリメモリ(CD−ROM)、または当該技術分野において周知の任意の他の形態の記憶媒体に記憶されてよい。一例として使用される記憶媒体は、プロセッサに結合され、これにより、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出すことができ、記憶媒体に情報を書き込むことができる。当然ながら、記憶媒体は代替的にプロセッサの一部であってよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに位置付けられてよい。加えて、ASICは、基地局または端末に位置付けられてよい。当然ながら、プロセッサおよび記憶媒体はまた、個別のコンポーネントとして基地局または端末に存在してよい。
上述の例の1または複数のものにおいて、本発明の実施形態において説明された機能が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用することによって実装されてよいことを当業者は認識されたい。本出願がソフトウェアによって実装されるとき、これらの機能は、コンピュータ可読媒体に記憶されてよく、または、コンピュータ可読媒体における1または複数の命令またはコードとして伝送されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含む。ここで、通信媒体は、コンピュータプログラムをある場所から別の場所へと伝送可能な任意の媒体を含む。記憶媒体は、一般的なコンピュータまたは専用コンピュータがアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってよい。
本発明の実施形態の目的、技術的解決手段、および有益な効果がさらに、上述の具体的な実装例において詳細に説明されている。上述の説明は、本発明の実施形態の具体的な実装例に過ぎず、本発明の実施形態の保護範囲を限定することを意図しないことを理解されたい。本発明の実施形態の技術的解決手段に基づいて成されたあらゆる変更、等価な置き換え、または改良は、本発明の実施形態の保護範囲に含まれるものとする。

Claims (20)

  1. ダウンリンク伝送方法であって、
    無線フレームを決定する段階であって、前記無線フレームは、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも2つを有し、前記第1のサブフレームは第1のシンボルを含み、前記第2のサブフレームは第2のシンボルを含み、前記第3のサブフレームは前記第1のシンボルおよび前記第2のシンボルを含み、前記第1のシンボルの帯域幅は第1の帯域幅であり、前記第2のシンボルの帯域幅は第2の帯域幅であり、前記第1の帯域幅は、前記第2の帯域幅より小さい、段階と、
    前記無線フレームに基づいてダウンリンク伝送を行う段階と、
    を備え
    前記第1のシンボルは、前記第2のシンボルよりも送信電力が大きく、
    前記第1の帯域幅及び前記第2の帯域幅は、時変フィルタ又はそれぞれ異なるフィルタを用いて制御される、
    方法。
  2. 前記無線フレームは、前記第1のサブフレームおよび前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つを有し、前記無線フレームに基づいてダウンリンク伝送を行う前記段階は、
    同期信号、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)上で搬送される情報、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で搬送される情報、セル固有参照信号(CRS)、およびシステム情報のうちの少なくとも1つを、前記第1のサブフレームの前記第1のシンボルおよび前記第3のサブフレームの前記第1のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送する段階を有する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記CRSは、前記第1のサブフレームの前記第1のシンボルおよび前記第3のサブフレームの前記第1のシンボルのうちの少なくとも1つを使用することによって伝送され、前記方法はさらに、
    前記第1の帯域幅に基づいて前記CRSの参照信号シーケンスを決定する段階を備える、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報をダウンリンク方向に伝送する段階
    をさらに備える
    請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報をダウンリンク方向に伝送する前記段階は、
    前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける前記時間ドメイン位置についての前記情報を、システムメッセージを使用することによって伝送する段階、または、
    前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける前記時間ドメイン位置についての前記情報を、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用することによって伝送する段階、または、
    現在のキャリア内の前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける前記時間ドメイン位置についての前記情報を、別のキャリアを使用することによって伝送する段階
    を有する、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のシンボルの中心周波数は、前記第2のシンボルの中心周波数と同じである、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1のサブフレームおよび前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つは、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームである、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1の帯域幅は1.4MHzであり、前記第2の帯域幅は、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、または20MHzである、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. プロセッサおよび送信機を備える無線通信装置であって、
    前記プロセッサは、無線フレームを決定するよう構成され、前記無線フレームは、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも2つを有し、前記第1のサブフレームは第1のシンボルを含み、前記第2のサブフレームは第2のシンボルを含み、前記第3のサブフレームは前記第1のシンボルおよび前記第2のシンボルを含み、前記第1のシンボルの帯域幅は第1の帯域幅であり、前記第2のシンボルの帯域幅は第2の帯域幅であり、前記第1の帯域幅は、前記第2の帯域幅より小さく、
    前記送信機は、前記無線フレーム上で搬送されるダウンリンク情報を伝送するよう構成され
    前記第1のシンボルは、前記第2のシンボルよりも送信電力が大きく、
    前記第1の帯域幅及び前記第2の帯域幅は、時変フィルタ又はそれぞれ異なるフィルタを用いて制御される、
    装置。
  10. 前記送信機は、前記第1のサブフレームの前記第1のシンボルおよび前記第3のサブフレームの前記第1のシンボルのうちの少なくとも1つにおいて搬送される同期信号、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)上で搬送される情報、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で搬送される情報、セル固有参照信号(CRS)、およびシステム情報のうちの少なくとも1つを送信するよう構成される、
    請求項9に記載の装置。
  11. 前記プロセッサはさらに、前記送信機が、前記第1のサブフレームの前記第1のシンボルおよび前記第3のサブフレームの前記第1のシンボルのうちの少なくとも1つにおいて搬送される前記CRSを送信する前、前記第1の帯域幅に基づいて前記CRSの参照信号シーケンスを決定するよう構成される、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記送信機はさらに、前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報を送信するよう構成される、
    請求項9から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記送信機は、前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける前記時間ドメイン位置についての前記情報を、システムメッセージを使用することによって送信するよう構成されるか、または、前記送信機は、前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける前記時間ドメイン位置についての前記情報を、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用することによって送信するよう構成されるか、または、前記送信機は、現在のキャリア内の前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける前記時間ドメイン位置についての前記情報を別のキャリアを使用することによって送信するよう構成される、
    請求項12に記載の装置。
  14. プロセッサおよび受信機を備える無線通信装置であって、
    前記プロセッサは、無線フレームを決定するよう構成され、前記無線フレームは、第1のサブフレーム、第2のサブフレーム、および第3のサブフレームのうちの少なくとも2つを有し、前記第1のサブフレームは第1のシンボルを含み、前記第2のサブフレームは第2のシンボルを含み、前記第3のサブフレームは前記第1のシンボルおよび前記第2のシンボルを含み、前記第1のシンボルの帯域幅は第1の帯域幅であり、前記第2のシンボルの帯域幅は第2の帯域幅であり、前記第1の帯域幅は、前記第2の帯域幅より小さく、
    前記受信機は、前記無線フレーム上で搬送されるダウンリンク情報を受信するよう構成され
    前記第1のシンボルは、前記第2のシンボルよりも送信電力が大きく、
    前記第1の帯域幅及び前記第2の帯域幅は、時変フィルタ又はそれぞれ異なるフィルタを用いて制御される、
    装置。
  15. 前記受信機は、前記第1のサブフレームの前記第1のシンボルおよび前記第3のサブフレームの前記第1のシンボルのうちの少なくとも1つにおいて搬送される同期信号、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)上で搬送される情報、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で搬送される情報、セル固有参照信号(CRS)、およびシステム情報のうちの少なくとも1つを受信するよう構成される、
    請求項14に記載の装置。
  16. 前記プロセッサはさらに、前記第1の帯域幅に基づいて前記CRSの参照信号シーケンスを決定するよう構成される、
    請求項15に記載の装置。
  17. 前記受信機はさらに、前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける時間ドメイン位置についての情報を受信するよう構成される、
    請求項14から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記受信機は、前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける前記時間ドメイン位置についての前記情報であって、システムメッセージを使用することによって送信された前記情報を受信するよう構成されるか、または、前記受信機は、前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける前記時間ドメイン位置についての前記情報であって、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用することによって送信された前記情報を受信するよう構成されるか、または、前記受信機は、現在のキャリア内の前記第1のシンボル、前記第1のサブフレーム、および前記第3のサブフレームのうちの少なくとも1つの、前記無線フレームにおける前記時間ドメイン位置についての前記情報であって、別のキャリアを使用することによって送信された前記情報を受信するよう構成される、
    請求項17に記載の装置。
  19. コンピュータによって実行されると、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法を前記コンピュータに実行させる命令を備えるコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 請求項1から8のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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