JP6747854B2 - 小物ホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、鉛直姿勢のベースプレートと、このベースプレートに沿った収納姿勢と突出した使用姿勢とに方向転換し、使用姿勢において小物を保持する保持部とを備えた小物ホルダーに関する。
例えば、キッチンでは、調味料を入れた容器やラップなどを入れた箱、ロール状に巻かれたキッチンペーパー、布巾のような種々の小物が使用されている。そして、これらの小物をその種類や用途に応じて個別に保持する小物ホルダーが提供されている。
例えば特許文献1,2に記載された小物ホルダーは、壁や冷蔵庫などの被取付面に取り付けられるベースプレートと、このベースプレートに取り付けられたトレーなどの保持部とを備え、保持部が小物を保持する使用姿勢と前記ベースプレートに沿う収納姿勢とに姿勢変更自在とされている。
実開平5−37187号公報 実用新案登録第3122467号公報
従来の小物ホルダーは、それぞれの小物の用途に合った専用の構成とされている。例えば、調味料を入れた容器やラップなどを入れた箱を置くための保持部は、トレーで構成される。また、ロール状に巻かれたキッチンペーパーや布巾などを掛けるための保持部としては、複数本のアームで構成される。そのため、キッチンにおいては、様々な小物に応じた小物ホルダーが使用されている。
しかしながら、これら小物ホルダーは、それぞれ別々の工場や工程で製造されている場合が多く、デザインやサイズがまちまちで統一性が欠如しているため、統一性を重視したコーディネートが困難である。また、各小物に応じて個々に専用の部品を製造した小物ホルダーにあっては、製造コストが高くなる問題がある。
そこで、本発明は、複数種類の小物を保持する場合においても、デザインやサイズの統一性を図ることができ、また、構成部品の統一化を図ることにより、製造コストの削減も可能とした小物ホルダーを提供することを課題とする。
本発明に係る小物ホルダーは、被取付面に取り付けられるベースプレートと、このベースプレートに取り付けられた保持部とを備えた小物ホルダーであって、前記保持部は、複数種類の小物に応じて複数種類形成されるとともに、この複数種類から選択可能とされ、いずれも、小物を保持する使用姿勢と前記ベースプレート側に沿う収納姿勢とに姿勢変更自在とするための取付部を備え、前記ベースプレートは、選択された保持部の取付部と接続可能な一又は二以上の被取付部を備えていることを特徴としている。
前記本発明に係る小物ホルダーの一態様として、前記ベースプレートは、被取付面に取り付けられる取付手段を備え、前記取付手段は、マグネットシートを備えていることを特徴としている。
この場合、前記取付手段は、前記マグネットシートに積層された強磁性体シートと、この強磁性体シートに積層されたクッションシートとを備えていてもよい。
本発明によれば、複数種類の小物を置いたり掛けたりする場合であっても、デザインやサイズの統一性を図ることができ、また、構成部品の統一化を図ることにより、製造コストなどの削減も可能とした小物ホルダーを提供することができる。
本発明に係る小物ホルダーの第1の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部としてトレーを採用した例を示し、(a)はトレーが収納姿勢にある状態を正面から見た斜視図、(b)はトレーが使用姿勢にある状態を正面から見た斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第1の実施形態を示し、背面から見た分解斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第1の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた取付手段を示す要部拡大斜視図である。 図1(b)のIa−Ia線断面図である。 図1(b)のIb−Ib線断面図である。 本発明に係る小物ホルダーの第1の実施形態であって、保持部としてトレーを採用した使用例を示す斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第1の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部としてフック部材を採用した例を示し、(a)はフック部材が収納姿勢にある状態を正面から見た斜視図、(b)はフック部材が使用姿勢にある状態を正面から見た斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第1の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部としてキッチンペーパーホルダー部材を採用した例を示し、(a)はキッチンペーパーホルダー部材が収納姿勢にある状態を正面から見た斜視図、(b)はキッチンペーパーホルダー部材が使用姿勢にある状態を正面から見た斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第1の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部としてタオル掛け部材を採用した例を示し、(a)はタオル掛けが収納姿勢にある状態を正面から見た斜視図、(b)はタオル掛け部材が使用姿勢にある状態を正面から見た斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第2の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部として上下部のトレーを採用した例を示し、(a)は上下部のトレーが収納姿勢にある状態を正面から見た斜視図、(b)は上下部のトレーが使用姿勢にある状態を正面から見た斜視図である。 図10(b)のIIa−IIa線断面図である。 図10(b)のIIb−IIb線断面図である。 本発明に係る小物ホルダーの第2の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部として採用された上部のトレーなどの要部を示し、(a)は上部のトレーなどが収納姿勢にある断面図、(b)は上部のトレーなどが収納姿勢と使用姿勢の途中にある断面図、(c)は上部のトレーが使用姿勢にある断面図である。 本発明に係る小物ホルダーの第2の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部としてトレーを採用した使用例を示す斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第2の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部としてトレーと位置決め部材とを組み合わせた小物立てを採用した例を示し、(a)は小物立てが収納姿勢にある状態を正面から見た斜視図、(b)は小物立てが使用姿勢にある状態を正面から見た斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第2の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部としてトレーと位置決め部材とを組み合わせた小物立てを採用したときの使用例を示す正面から見た斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第2の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部としてトレーとタオル掛けの組み合わせを採用した例を示し、(a)はトレーおよびタオル掛け部材が収納姿勢にある状態を正面から見た斜視図、(b)はトレーおよびタオル掛け部材が使用姿勢にある状態を正面から見た斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第2の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部としてトレーとフック部材との組み合わせを採用した例を示し、(a)はトレーおよびフック部材が収納姿勢にある状態を正面から見た斜視図、(b)はトレーおよびフック部材が使用姿勢にある状態を正面から見た斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第2の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部として布巾掛け部材を採用した例を示し、(a)は布巾掛け部材が収納姿勢にある状態を正面から見た斜視図、(b)は布巾掛け部材が使用姿勢にある状態を正面から見た斜視図である。 本発明に係る小物ホルダーの第2の実施形態であって、小物ホルダーに備えられた保持部としてキッチンペーパーホルダーを採用した例を示し、(a)はキッチンペーパーホルダーが収納姿勢にある状態を正面から見た斜視図、(b)は使用姿勢にある状態を正面から見た斜視図である。
〔第1の実施形態〕
本発明に係る小物ホルダーの第1の実施形態について図1から図9を参照して説明する。
第1の実施形態の小物ホルダー1は、壁面などの被取付面Fに取り付けられるベースプレート2と、このベースプレート2に取り付けられた保持部3とを備えている。ベースプレート2は、長方形板状の基体20と、この基体20の両側に突設された側部21,21とを備えている。さらに、ベースプレート2は、被取付面に取り付けられる取付手段24を基体20の裏面に備えている。保持部3は、複数種類の小物Sに応じて複数種類形成され、この複数種類から選択可能とされている。
基体20は、ABS樹脂などの合成樹脂素材を用いて、射出成形法等により正面視長方形状に成形されている。基体20の裏面側の周囲には、枠部26が突出している。
両側部21,21は、保持部3を支持する部分で、所定の間隔L1を有して基体20前面の両側にビスなどで固定されている。この両側部21,21は、基体20の上端部と下端部が中間部よりも少し飛び出るようにカーブした形態とされ、内壁21a、外壁21b、上壁21c、下壁21dそして前壁21eを有し、ABSなどの合成樹脂により成形されている。
両側部21,21の内壁21a,21aの少なくとも一方の端部(図面では下端部)内側面には、図5に示すように、円形に開口した被取付部21gが形成されている。
取付手段24は、被取付面Fが鉄などの強磁性体を表面側に備えられている場合において、図2および図3に示すように、磁気吸着されるマグネットシート複合材から構成されている。マグネットシート複合材24は、被取付面F(図4,5参照)に向き合う裏面側から順に、滑り止め剤を塗布したマグネットシート24aと、金属製シートとしてのステンレススチール箔のような強磁性体シート24bと、弾力性を有するクッションシート24cとを貼り合わせた構成とされている。
マグネットシート24aは、裏面が基体20の枠部26内に奥まらないように埋め込まれている。クッションシート24cは、両面テープや接着剤などによって基体20の裏面に貼着される。図面では、2個の長方形状の取付手段24が基体20に貼着されている。しかし、取付手段24の大きさや形状は、限定されるものではなく、単体であっても3枚以上であってもよい。いずれにしても、マグネットシート24aは、強磁性体を表面側に有する壁面等の被取付面Fに磁気吸着により固定される。
取付手段24がクッションシート24cを備えることで、マグネットシート24aが磁気吸着によって被取付面Fに強く当たった際の衝撃を吸収する。さらに、マグネットシート24aが粘着力を有するなど滑り止め加工されていることにより、滑り落ちにくいようにすることができる。そして、マグネットシート24aとクッションシート24cとの間に挟まれた強磁性体シート24bにより、マグネットシート24aの磁気吸着力が強化されている。なお、使用状況に応じて、クッションシート24cや強磁性体シート24bは、必ずしも備えなくてもよい。
図1ないし図6に示す小物ホルダー1の保持部3は、トレー30である。トレー30は、底壁30aと左右壁30b,30bと前後壁30c,30dを有し、ABS樹脂などの合成樹脂素材を用いて、射出成形法により平面視長方形状に成形されている。
トレー30の横方向(基体20の左右方向)の長さ寸法L2は、トレー30が両側部21,21間に収まるように、基体20の両側部21,21の間隔L1と同等かわずかに短く設定されている。トレー30の基部には、左右に突出する軸部(取付部)30e,30eがそれぞれ設けられており、各軸部30e,30eは両側部21、21の被取付部21gに嵌合することにより取り付けられている。
これにより、トレー30は、各軸部30eを中心にして回動し、基体20から水平方向に突出する使用姿勢Aと、基体20に沿うような上向きの収納姿勢Bとに姿勢変更自在とされている。
そして、図4に示すように、基体20前面の下部には、凸条のストッパー部20aが設けられている。トレー30の基部に設けられた後壁30dの上面がストッパー部20aに下方から係止することにより、トレー30は、使用姿勢Aを維持することが可能となる。
ここで、第1の実施形態の小物ホルダー1を使用する方法について説明する。ここでは、トレー30が収納姿勢Bとされた状態で操作を開始する。
先ず、ベースプレート2に貼着された取付手段24のマグネットシート24aを被取付面Fの所定位置に磁気吸着により固定させる。このとき、取付手段24は、マグネットシート24aとクッションシート24cを備えているので、小物ホルダー1を勢いよく被取付面Fに磁気吸着した場合であっても、そのときの衝撃がクッションシート24cによって和らげられるため、衝撃が殆どないソフトな感覚で取り付けることができる。
そして、トレー30の上部を手前に引くとトレー30は水平状態の使用姿勢Aとなる。このトレー30上には、図6に示すように、調味料などを収納した複数の小物S,Sが適宜載せられる。
本実施形態の小物ホルダー1は、取付手段24がマグネットシート24aとクッションシート24cとの間に強磁性体シート24bを挟んだ構成として磁気吸着力を上げているので、トレー30上に載せられる小物Sの耐加重値を上げることができる。しかも、マグネットシート24aに滑り止め剤が塗布されることによっても、小物Sの耐荷重値を上げることができる。
そして、小物ホルダー1は、収納姿勢Bにおいて、トレー30が基体20に沿うことで厚さ寸法を抑えることができ、使用しない際だけでなく、店頭における陳列時や輸送時などにおいてコンパクト化を図ることができる。したがって、この小物ホルダーは、輸送コスト、陸上輸送でのCO2(注:「2」は出願時に下添え字にします)、倉庫代などを削減することができる。
次に、小物ホルダー1の保持部3としてフック部材31を採用した例について図7を参照しながら説明する。なお、ベースプレート2は、保持部3としてトレー30を使用する場合と同一構造の部品を採用する。
フック部材31は両端(片方のみ図示)に軸部31aを有する板状の基板31bと、この基板31bから所定の間隔で前方に突出する複数のフック部31cとを備えている。基板31bの長さ寸法は、前記トレー30の長さ寸法L2と同等、基体20の両側部21,21の間隔L1と同等かわずかに短く設定されている。各軸部31aは、両側部21、21の被取付部21gに嵌合されている。これにより、フック部材31は、各軸部31aを中心にして回動する。すなわち、フック部材31は、使用姿勢Aと、収納姿勢Bとに姿勢変更自在に構成されている。
このようなフック部材31は、図7(b)に示すように、使用姿勢Aにおいてキッチンで使用する柄付きの小物Sをフック部31cに吊り下げておくことができる。小物Sをフック部31cに吊り下げないときは、フック部31cを基体20に沿わせた収納姿勢Bとすることで、コンパクト化される。
次に、小物ホルダー1の保持部3としてキッチンペーパーホルダー部材32を採用した例について図8を参照しながら説明する。なお、ベースプレート2は、保持部3としてトレー30を使用する場合と同一構造の部品を採用する。
キッチンペーパーホルダー部材32は、トレー30やフック部材31を取り付けた場合の基体20を天地反転し、被取付部21gが上側に位置するようにして取り付けられる。キッチンペーパーホルダー部材32は、長尺状の基部32aと、基部32aの一端から突出したアーム32bと、基部32aと平行になるようにアーム32bの先端に固定された支持部32cと、引掛けアーム32eとを備えている。
基部32aおよび支持部32cの長さ寸法は、前記トレー30の長さ寸法L2と同等に設定されている。アーム32bおよび引掛けアーム32eの長さ寸法は、側部21よりも短く設定されている。
基部32aの両端部には、前記被取付部21gに係合して軸支される軸部32dが設けられている。引掛けアーム32eは、基端部を回転軸として揺動し、先端に支持部32cの先端部を引っ掛ける部分(採番せず)を有している。引掛けアーム32eの基端部は、基部32aのアーム32bを有していない端部側の軸部32dに軸支されている。
このようなキッチンペーパーホルダー部材32は、収納姿勢B状態において、図8(a)に示すように、アーム32b、支持部32cおよび引掛けアーム32eが基体20に沿った下向き状態となっている。そして、キッチンペーパーホルダー部材32を使用姿勢Aとするには、図8(b)に示すように、アーム32bを、軸部32dを中心にして上方に回動させアーム32bおよび支持部32cを基体20から離した状態とする。
この使用姿勢Aにおいて、図8(b)の仮想線に示すように、支持部32bにロール状に巻き取られたキッチンペーパー(小物)Sの中空芯を挿通する。そして、引掛けアーム32eの引っ掛ける部分を支持部32cの先端部に引っ掛ける。また、キッチンペーパー(小物)Sの外周面が基体20に接触することで、キッチンペーパーホルダー部材20は、使用姿勢Aを維持する。したがって、キッチンペーパーホルダー部材20が使用されるにつれて、アーム32bおよび支持部32cは、基体20に近づいていく。
次に、小物ホルダー1の保持部3としてタオル掛け部材33を採用した例について図9に示す。なお、ベースプレート2は、保持部3としてトレー30を使用する場合と同一構造の部品を採用する。
タオル掛け部材33は、左右一対のアーム33b,33bを有する略U字状のフレーム33aと、各アーム33bの中途部に架け渡される連結部33cとを備えている。フレーム33aの各アーム33bの基端部には、左右に突出する軸部33dがそれぞれ設けられており、各軸部33dは被取付部21g(図5参照)にそれぞれ嵌合されている。
これにより、タオル掛け部材33は、各軸部33dを中心にして、図9(b)に示すように基体20から水平方向に突出する使用姿勢Aと、図9(a)に示すように基体20に沿うような上向きの収納姿勢Bとに姿勢変更自在に構成されている。使用姿勢Aの小物置き部材33上には、小物S(図示せず)が置かれたり、フレーム33aや連結部33cに布巾(小物)S(図示せず)が掛けられたりする。タオル掛け部材33が収納姿勢Bとされることで、コンパクトに収納することができる。
以上のように、第1の実施形態は、同一構造のベースプレート2に対して、保持部3としてトレー30、フック部材31、ホルダー部材32および載置部材33のいずれかを選択して取り付けて製造することが可能である。このため、任意の保持部3において同一構造のベースプレート2を兼用することが可能となり、保持部3の種類に応じて専用のベースプレート2を製造する場合に比し、商品コストの削減を図ることができる。
また、第1の実施形態の周用具1をキッチンなどで使用する際には、同一構造のベースプレート2を使用しているため、使用者が所望する複数種類の保持部3を使用しても、デザインやサイズが統一されるため、洗練されたコーディネートを演出することができる。このように、共通のベースプレート2を採用することで、複数種類の商品として展開した際に、シリーズ性のある商品でることが容易に認知することができ、商品価値を向上することができる。さらに、構成部品を統一することで、パッケージの共有も含めて製造コストを削減することができる。
〔第2の実施形態〕
本発明に係る小物ホルダー1の第2の実施形態について図10から図20を参照して説明する。なお、第1の実施形態に係る小物ホルダー1と同一部材は、同一符号を付して説明する。
第2の実施形態の小物ホルダー1は、第1の実施形態と同様、ベースプレート2と、保持部3とを備えて構成されている。ただし、第2の実施形態の小物ホルダー1の保持部3は、図10から図14に示すように、上部と下部の2段のトレー30A,30を備えている。
そのため、第2の実施形態のベースプレート2は、第1の実施形態のベースプレート2よりも高さ方向において長くされている。また、ベースプレート2の両側部21の上部内側面には、図13に示すような上部の被取付部21hが形成されている。上部の被取付部21hは、円形に開口した軸穴部21iと長孔の係止部21jとを連続させた鉤穴形状とされている。
上部のトレー30Aは、下部のトレー30よりも短く突出した姿勢になるように、使用姿勢Aでの奥行方向が短くされている。上部のトレー30Aは、基体20から水平方向に突出する使用姿勢Aと、下向きになって基体20に沿う収納姿勢Bとに姿勢変更自在とするため、左右に突出する軸部(取付部)30f,30fを基端部に備えている。この軸部30f,30fは、平行な一対の長辺部を有する長円形に形成されている。軸部30f,30fの一対の長辺部の間隔は、上部の被取付部21hの長孔の係止部21jの幅と同じとされている。
下部のトレー30は、第1の実施形態のトレー30と同様に軸部30eが両側部21、21の下部に設けられた被取付部21gに回動可能に嵌合されている。これにより、下部のトレー30は、軸部30eを中心にして、基体20から水平方向に突出する使用姿勢Aと、上向きの収納姿勢Bとに姿勢変更自在に回動自在とされている。
そして、収納姿勢Bでは、図10(a)に示すように、上向きとなった下部のトレー30が下向きとなった上部のトレー30Aを覆う状態とされる。したがって、この小物ホルダー1は、2枚のトレー30A,30を備えていてもコンパクトに収納することができる。
そして、使用姿勢Aでは、図10(b)から図12に示すように、下部のトレー30と上部のトレー30Aが基体20から突出した姿勢とされ、図14に示すようにそれぞれのトレー30,30Aの大きさに適した小物Sが載せられる。
上部のトレー30Aは、収納姿勢Bにおいて図13(a)に示すように、軸部30fが上部の被取付部20hの軸穴部21i内で横向きになっているが、水平姿勢とされると、図13(b)に示すように、軸部30fが上部の被取付部20h内で縦向きとなり、使用姿勢Aとされると、図13(c)に示すように、軸部30fが下降して係止部21j内に嵌り込む。
次に、小物ホルダー1の保持部3としてトレー30と位置決め部材35とを組み合わせた小物立を採用した例について図15および図16を参照しながら説明する。
この保持部3は、ベースプレート2の下部にトレー30を備え、ベースプレート2の上部に位置決め部材35を備えている。トレー30も位置決め部材35も、水平方向に基体20から突出した使用姿勢Aと上向きに基体20に沿う収納姿勢Bとに姿勢変更自在に回動可能とされている。
位置決め部材35には、複数の挿通開口35aが枠体によって区画形成されている。このような小物立てとして使用する保持部3は、図16に示すように、縦長の小物Sを位置決め部材35の挿通開口35aに挿通させた状態で、トレー30に載せることができる。
収納姿勢Bにおいて、トレー30は上向きとなって基体20に沿い、位置決め部材35は下向きとなって基体20に沿い、トレー30の先端縁と位置決め部材35の先端縁とが向き合うようにされている。したがって、この小物ホルダー1は、トレー30と位置決め部材35とを備えていても、コンパクトに収納することができる。
次に、小物ホルダー1の保持部3として上側のトレー30と下側のタオル掛け部材36とを組み合わせた例について図17を参照しながら説明する。
タオル掛け部材36は、左右一対のアーム部36aと、アーム部36aの先端部に連結される吊り下部36bとによって略U字状に形成されている。
そして、各アーム部36aの基端部には、軸部36cが設けられている。この軸部36cが両側部21の被取付部21gに回動可能に嵌合されている。これにより、タオル掛け部材36は、各軸部33dを中心にして、基体20から水平姿勢に突出する使用姿勢Aと、基体20に沿う収納姿勢Bとに姿勢変更自在に回動する。収納姿勢Bのタオル掛け部材36の先端縁がトレー30の基端部に向き合うように、タオル掛け部材36のアーム部36aの長さが設定されている。
トレー30は、ベースプレート2の両側部21,21の上下方向の略中間部に設けられている。そのため、両側部21,21の中間部には、被取付部としての中段支持開口21jが形成されている。そして、中段支持開口21jにはトレー30の各軸部30eが嵌合している。
これにより、トレー30は、各軸部30eを中心にして、水平方向に基体20から突出した使用姿勢Aと、上向きに基体20に沿った収納姿勢Bとに姿勢変更自在に回動する。したがって、この小物ホルダー1は、トレー30とタオル掛け部材36とを備えていても、コンパクトに収納することができる。
次に、小物ホルダー1の保持部3として上側のトレー30と下側のフック部材37とを組み合わせた例について図18を参照しながら説明する。
フック部材37は軸部37bを有する基部37aと、基部37aから突出した複数のフック部37cとを備えている。フック部材37は、各軸部33dを中心にして、フック部37cが基部20から水平姿勢に突出する使用姿勢Aと、基部20に沿う収納姿勢Bとに姿勢変更自在に回動する。収納姿勢Bにおいて、上向きとなったフック部37cの先端部とトレー30の基端縁とが向き合うようにされている。
トレー30は、ベースプレート2の両側部21,21の上下方向の略中間部に設けられている。そのため、両側部21,21の中間部には、被取付部としての中段支持開口21jが形成されている。そして、中段支持開口21jにはトレー30の各軸部30eが嵌合している。
これにより、トレー30は、各軸部30eを中心にして、水平方向に基体20から突出した使用姿勢Aと、上向きに基体20に沿う収納姿勢Bとに姿勢変更自在に回動する。したがって、この小物ホルダー1は、トレー30とタオル掛け部材36とを備えていても、収納姿勢Bにおいてコンパクトに収納することができる。
次に、小物ホルダー1の保持部3として布巾掛け部材38を採用した例について図19を参照しながら説明する。
布巾掛け部材38は、一方の側部21の上部の被取付部21hおよび下部の被取付部21gに嵌合される基部38aと、基部38aから水平方向に回動自在に設けられた複数の掛け部38bとを備えている。
各掛け部38bは上下方向に所定間隔を有して配置されており、それぞれが、図19(b)に示すように、基体20から異なる角度(図示しないが同じ角度でもよい。)で突出した使用姿勢Aと、図19(a)に示すように、基体20に沿う収納姿勢Bとに姿勢変更自在に水平に回動自在とされている。この小物ホルダー1は、収納姿勢Bにおいて布巾掛け部材38をコンパクトに収納することができる。
次に、小物ホルダー1の保持部3としてキッチンペーパーホルダー部材32を採用した例について図20を参照しながら説明する。
キッチンペーパーホルダー部材32は、図8で示した第1の実施形態と同じ基本構成とされ、両側部21,21に軸支される基部32aと、基部32aの一端から突出したアーム32bと、基部32aと平行になるようにアーム32bの先端に固定された支持部32cとを備えている。
このキッチンペーパーホルダー部材32は、アーム32bが斜め下方に傾斜した使用姿勢Aと基体20に沿う収納姿勢Bとに回動可能とされている。このアーム32bは、アーム32bに対する軸部32dの角度を適宜設定することにより、所望の角度に傾斜させ、キッチンペーパーを掛けることができる。また、この小物ホルダー1は、アーム32bを基体20に沿わせた収納姿勢Aとすることで、コンパクトに収納することができる。
以上のように、第2の実施形態においても、同一構造のベースプレート2に対して、保持部3として複数のトレー30、タオル掛け部材36、フック部材31、布巾掛け部材38およびホルダー部材32の何れかを複数個または単数選択して取り付けて製造することが可能である。第2の実施形態に係る小物ホルダー1も、複数種類の保持部3のデザインやサイズが統一性を有し、構成部品が共通化されることで、製造コストを削減することができるだけでなく、パッケージを共有することもできる。さらに、この第2の実施形態に係る小物ホルダー1も、輸送コスト、陸上輸送でのCO2、倉庫代を削減することができる。
〔その他の実施形態〕
本発明は、第1、第2の実施形態に限定されるものではない。ベースプレート2の大きさや形状は、使用される場所や用途に応じて適宜設計変更可能である。また、保持部3も用途に応じて任意の種類ものが採用可能である。したがって、第1、第2実施形態の小物ホルダーは、キッチンで使用する場合以外の洗面所や風呂場など任意の場所に適した保持部を採用することができる。
また、第1、第2の実施形態では、取付手段24として、マグネットシート24aを備えたが、マグネットシート24aに替え、あるいはマグネットシート24aとともに、両面接着シートや接着剤、あるいはビスなどによって被取付面Fに取り付けられるようにしてもよい。
1 小物ホルダー
2 ベースプレート
3 保持部
20 基体
21 側部
21g 被取付部
21h 被取付部
24 取付手段
24a マグネットシート
24b 強磁性体シート
24c クッションシート
30 トレー
30e 軸部(取付部)
31 フック部材
31a 軸部(取付部)
32 ホルダー部材
32d 軸部(取付部)
33 タオル掛け
35 位置決め部材
36 タオル掛け部材
37 フック部材
38 布巾掛け部材
A 使用姿勢
B 収納姿勢
F 被取付面
S 小物

Claims (2)

  1. 被取付面に取り付けられるベースプレートと、このベースプレートに取り付けられた保持部とを備えた小物ホルダーであって、
    前記保持部には、両側面にそれぞれ取付部が設けられ
    前記ベースプレートは、合成樹脂素材を用いた長方形状の基体と、前記基体の表面の上方向に突出するように設けられ合成樹脂素材を用いた両側部と、前記基体の裏面に貼り合わせた、弾力性を有するクッションシートと強磁性体シートと滑り止め剤を塗布したマグネットシートを順に積層してなる前記被取付面への取付手段とで構成すると共に、前記両側部の内面に、前記保持部に設けられた取付部が回動可能に篏合する被取付部を、それぞれ上下方向に複数設けることにより、
    前記保持部を、前記ベースプレートの両側部間における上下方向の任意の位置で、回動可能に接続することができ、
    さらに、前記保持部を、前記ベースプレート側に沿う収納姿勢と小物を保持する使用姿勢とに姿勢変更自在になるよう構成したことを特徴とする小物ホルダー。
  2. ベースプレートの両側部間には、その内面に形成された、保持部を接続した被取付部以外の被取付部を用い、他の保持部も回動可能に接続可能としたことを特徴とする請求項1に記載の小物ホルダー。
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