JP6747788B2 - 請求書発行装置及び請求書発行プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、医療保険の請求書及び介護保険の請求書を発行する請求書発行装置及び請求書発行プログラムに関する。
近年、医療業務に関連する情報を電子化して管理する医事会計/電子カルテシステムが提案されている。医事会計/電子カルテシステムで取り扱われる情報には、病院及びクリニック等の医療施設で実施された医療サービスに関する情報、及び、介護施設等で実施された介護サービスに関する情報等が含まれる。この種の医事会計/電子カルテシステムを用いて、医療保険の適用対象となる医療サービスについての第1の請求書と、介護保険の適用対象となる介護サービスについての第2の請求書とを発行する場合、例えば、以下のような処理が実施される。
まず、担当者は、医療サービスに関する情報に基づき、対象となる複数の患者に対し、対象となる月についての医療サービスに関する第1の請求書を印刷する。続いて担当者は、介護サービスに関する情報に基づき、対象となる複数の患者に対し、対象となる月についての介護サービスに関する第2の請求書を、第1の請求書とは別に印刷する。担当者は、印刷した第1及び第2の請求書を患者毎に仕分ける。担当者は、患者毎に仕分けた第1及び第2の請求書から、患者毎の請求額を算出する。担当者は、封筒に請求額の請求先を表す宛先を記載する。そして、担当者は、患者毎に仕分けた第1及び第2の請求書と、患者毎の請求額が記載された書面とを、宛先が記載された封筒に入れ、封をする。
このように、第1及び第2の請求書を患者毎にまとめる場合、第1及び第2の請求書を別々に印刷した後に、印刷した第1及び第2の請求書を患者毎に仕分けるため、実際の作業及び確認作業に大きな負担がかかっていた。
特開2010−102551号公報
以上のように、医事会計/電子カルテシステムにおいて医療サービスについての請求書と、介護サービスについての請求書とを患者毎にまとめる場合、担当者に大きな負担がかかるという問題がある。
そこで目的は、医事会計/電子カルテシステムにおいて、担当者の負担を軽減しつつ、医療サービスについての請求書と、介護サービスについての請求書とを患者毎にまとめることが可能な請求書発行装置及び請求書発行プログラムを提供することにある。
実施形態によれば、請求書発行装置は、通信制御手段及び請求書発行手段を具備する。通信制御手段は、患者の識別情報が格納される患者基本情報と、前記識別情報と関連付けられる医療サービスについての第1の請求情報と、前記識別情報と関連付けられる介護サービスについての第2の請求情報とを記憶する記憶部から、設定される識別情報と関連付けられる患者基本情報、第1の請求情報及び第2の請求情報を取得する。請求書発行手段は、前記通信制御手段により取得された前記第1の請求情報に基づき、医療サービスについての第1の請求書を作成し、前記通信制御手段により取得された前記第2の請求情報に基づき、介護サービスについての第2の請求書を作成し、前記作成した第1及び第2の請求書を印刷する。
図1は、本実施形態に係る請求書発行装置を含む医事会計/電子カルテシステムの構成を示す図である。 図2は、図1に示される請求書発行装置及びサーバの構成を示す図である。 図3は、図1に示される表示回路の表示画面を示す図である。 図4は、図1に示される表示回路の表示画面のその他の例を示す図である。 図5は、図2に示される請求書発行機能のアルゴリズムを説明するフローチャートを示す図である。 図6は、患者基本情報に記憶される請求書の宛名及び請求書の宛先を示す図である。 図7は、請求書発行機能により作成されるサマリを示す図である。 図8は、図2に示される請求書発行装置により発行される第1及び第2の請求書並びにサマリを示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る請求書発行装置10を含む医事会計/電子カルテシステム1の構成例を示す図である。医事会計/電子カルテシステム1には、例えば、HIS(Hospital Information System)及び医事会計システム等が含まれる。図1に示される医事会計/電子カルテシステム1は、請求書発行装置10、サーバ20、クライアント端末30,40を備える。
図1に示される医事会計/電子カルテシステム1では、請求書発行装置10、サーバ20及びクライアント端末30は、病院に配置される。また、クライアント端末40は、通所サービス提供業者等の介護施設に配置される。請求書発行装置10、サーバ20、クライアント端末30,40は、LAN(Local Area Network)に接続される。なお、LANへの接続は、有線接続及び無線接続を問わない。また、セキュリティが確保されるのであれば、接続される回線はLANに限定されない。インターネット等、公衆の通信回線に接続するようにしても構わない。
図2は、図1に示される請求書発行装置10及びサーバ20の構成例を示す図である。
サーバ20は、医事会計/電子カルテシステム1内の情報を電子的に管理する。サーバ20は、請求書発行装置10からの要求に応じ、管理している情報を請求書発行装置10へ提供する。サーバ20には、例えば、患者基本情報21、医療サービス請求情報22、介護サービス請求情報23及びパラメータ情報24等が記憶される。
患者基本情報21には、患者IDと、患者IDに関連付けられた、患者名、性別、年齢、請求書の宛名及び請求書の宛先等とが含まれる。
医療サービス請求情報22は、病院、介護施設、又は、これら両施設にて利用された医療サービスの請求に関する情報である。医療サービスについての明細は、医療サービスを利用した年月日及び医療サービスを利用した患者の患者IDと関連付けられている。医療サービス請求情報22は、病院のクライアント端末30と、介護施設のクライアント端末40とから入力される。
介護サービス請求情報23は、病院、介護施設、又は、これら両施設にて利用された介護サービスの請求に関する情報である。介護サービスについての明細は、介護サービスを利用した年月日及び介護サービスを利用した患者の患者IDと関連付けられている。介護サービス請求情報23は、病院のクライアント端末30と、介護施設のクライアント端末40とから入力される。
パラメータ情報24は、請求書発行装置10に、請求書を発行する際の入力画面を表示させるための情報を含む。
請求書発行装置10は、信号処理回路11、通信インタフェース回路12、入力インタフェース回路13、出力インタフェース回路14及び記憶回路15を備える。
通信インタフェース回路12は、例えば、通信ポート等により実現される。通信インタフェース回路12は、LANとの間の通信のインタフェースとなる。通信インタフェース回路12は、信号処理回路11から出力される信号を予め設定した方式に則って変換し、変換した信号をLANへ出力する。また、通信インタフェース回路12は、LANを介して信号を受信し、受信した信号を予め設定した方式に則って変換する。通信インタフェース回路12は、変換した信号を信号処理回路11へ出力する。
入力インタフェース回路13は、例えば、マウス、キーボード、及び、操作面へ触れることで指示が入力されるタッチパッド等により実現される。入力インタフェース回路13は、信号処理回路11に接続され、操作者から入力される操作指示を電気信号へ変換し、電気信号を信号処理回路11へ出力する。なお、本明細書において入力インタフェース回路13はマウス及びキーボード等の物理的な操作部品を備えるものだけに限られない。例えば、請求書発行装置10とは別体に設けられた外部の入力機器から入力される操作指示に対応する電気信号を受け取り、この電気信号を信号処理回路11へ出力する電気信号の処理回路も入力インタフェース回路13の例に含まれる。
出力インタフェース回路14は、例えば、HDMI(登録商標)端子、DVI端子及びUSB端子等の接続ポートにより実現される。出力インタフェース回路14は、例えば、表示回路16及びプリンタ17等と接続される。出力インタフェース回路14は、信号処理回路11から出力される信号を、接続される表示回路16及びプリンタ17へ出力する。
信号処理回路11は、処理機能を実現するための各プログラムを記憶回路15から読み出して実行するプロセッサである。信号処理回路11は、記憶回路15から読み出したプログラムを実行することで、図2に示される各種機能を実現する。すなわち、信号処理回路11は、表示制御機能111、通信制御機能112及び請求書発行機能113を備える。なお、図2では、単一の信号処理回路11によって表示制御機能111、通信制御機能112及び請求書発行機能113が実現される場合を説明するが、これに限定されない。例えば、複数の独立したプロセッサを組み合わせて信号処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより表示制御機能111、通信制御機能112及び請求書発行機能113を実現しても構わない。
表示制御機能111は、表示回路16における表示を制御するための機能である。具体的には、表示制御機能111を実施すると、信号処理回路11は、サーバ20からパラメータ情報24を読み出し、読み出したパラメータ情報24に従った表示内容を表示回路16に表示させる。図3及び図4は、表示回路16の表示画面の例であり、請求書の発行を指示する初期画面である。
図3は、「発行区分」が「0」、すなわち、全ての患者について請求書を発行する場合の画面を表す。図4は、「発行区分」が「1」、すなわち、患者を指定して請求書を発行する場合の画面を表す。図4に示されるように、「発行区分」が「1」である場合、「発行区分」の下段に「患者ID」を入力する項目が表示される。
図3及び図4に示される表示画面において、「再計算出力」は、請求書の再計算を指示する項目である。「再計算出力」にチェックが入力されている場合、後述する請求書発行機能113により、再計算が要求される請求書が発行される。なお、再計算が要求される場合には、例えば、請求額に誤りがある場合及び請求書の送付先に誤りがある場合等がある。
「既発行出力」は、既に請求書を発行した患者の抽出を指示する項目である。「既発行出力」にチェックが入力されている場合、後述する請求書発行機能113により、既に請求書を発行した患者の患者IDと関連付けられた情報がサーバ20から読み出される。
「出力対象」は、出力を要求される対象を選択する項目である。後述する請求書発行機能113では、「サマリ」、「介護」及び「医保」のうち、チェックが入力されている項目に対応する書面が発行される。図3及び図4は、「サマリ」、「介護」及び「医保」の全てが書面を発行する対象として選択されている場合を表している。なお、「再計算出力」及び「既発行出力」にチェックが入っていない場合、「サマリ」、「介護」及び「医保」が選択されることをデフォルトとすることも可能である。また、「宛名CSV」にチェックが入っている場合、請求書の宛名及び請求書の宛先等の情報が含まれるCSVファイルが出力される。
「出力装置」は、プリンタを選択する項目である。図3及び図4では、記載していないが、実際にシステムを運用する際には、プリンタの識別番号、プリンタの製品名、又は、URL等が表示されることになる。
「ファイル名」は、宛名をCSV(Comma Separated Value)形式で出力すると指示した際の、ファイル名を入力する項目である。
操作者は、入力画面に示される項目に対する選択が完了すると、「完了」を押し、請求書を発行する処理を開始させる。
通信制御機能112は、LANに接続される他の機器と通信を確立させるための機能である。具体的には、通信制御機能112を実施すると、信号処理回路11は、予め設定された方式に則り、要求される通信接続先の機器との通信接続を確立させる。また、信号処理回路11は、通信接続が確立された機器との間で情報を送受信するように通信インタフェース回路12を制御する。
請求書発行機能113は、請求書を発行するための機能である。請求書発行機能113を実施した際の信号処理回路11の具体的な処理を以下に説明する。
信号処理回路11は、指定される月において、所定の患者IDと関連付けられた医療サービスの請求に関する情報を、サーバ20で管理される医療サービス請求情報22から読み出す。信号処理回路11は、読み出した医療サービスの請求に関する情報に含まれる文字及び値を、予め設定されたフォーマットの該当箇所へ書き込むことで、医療保険の適用対象となる医療サービスについての請求書を作成する。以下では、医療サービスについての請求書を第1の請求書と称する。
信号処理回路11は、指定される月において、所定の患者IDと関連付けられた介護サービスの請求に関する情報を、サーバ20で管理される介護サービス請求情報23から読み出す。信号処理回路11は、読み出した介護サービスの請求に関する情報に含まれる文字及び値を、予め設定されたフォーマットの該当箇所へ書き込むことで、介護保険の適用対象となる介護サービスについての請求書を作成する。以下では、介護サービスについての請求書を第2の請求書と称する。
信号処理回路11は、所定の患者IDと関連付けられた、患者名、請求書の宛名及び請求書の宛先を、サーバ20で管理される患者基本情報21から読み出す。信号処理回路11は、読み出した患者名、請求書の宛名及び請求書の宛先と、第1及び第2の請求書に記載される請求額と、第1及び第2の請求書に記載される請求額から求められる合計請求額とを、予め設定されたフォーマットの該当箇所へ書き込むことで、サマリを作成する。サマリは、医療保険の適用対象となる医療サービスの請求額、介護保険の適用対象となる介護サービスの請求額、及び、これらの合計額と、請求書の宛名及び宛先とが記載された書面である。
信号処理回路11は、第1及び第2の請求書、並びに、サマリを作成すると、プリンタ17を制御し、第1及び第2の請求書、並びに、サマリを印刷させる。このとき、信号処理回路11は、サマリ、第1の請求書、第2の請求書の順番でサマリ、第1及び第2の請求書を印刷するように、プリンタ17を制御してもよい。具体的には、信号処理回路11は、まず、サマリを裏面が上面を向くように印刷する。続いて、信号処理回路11は、第1の請求書を、先に印刷したサマリに重ね、かつ、裏面が上面を向くように印刷する。続いて、信号処理回路11は、第2の請求書を、先に印刷した第1の請求書に重ね、かつ、裏面が上面を向くように印刷する。これにより、サマリ、第1の請求書及び第2の請求書の表面をサマリ、第1の請求書、第2の請求書の順で連続して視認可能なように、サマリ、第1の請求書及び第2の請求書が印刷されることになる。印刷の順序を制御することで、第1及び第2の請求書、並びに、サマリを、印刷した順番で封筒に入れればよいため、印刷後の並べ替えが不要となる。すなわち、第1及び第2の請求書、並びに、サマリを封筒に入れる作業がより軽減されることになる。
信号処理回路11は、患者1人分の第1及び第2の請求書、並びに、サマリの印刷が完了すると、次の患者の第1及び第2の請求書、並びに、サマリを作成する処理に移る。書類を作成する患者の順序は、患者IDの順序に従ってもよいし、予め登録されている順序に従ってもよい。予め登録されている順序に関する情報は、例えば、患者基本情報21に記憶される。予め登録されている順序とは、例えば、患者を訪問する順序等である。患者についての請求書を、訪問する順序に従って印刷することで、発行した請求書を並び替える必要がなくなるため、作業がより軽減されることになる。
図5は、図2に示される請求書発行機能113のアルゴリズムを説明するフローチャートの例を示す図である。信号処理回路11は、記憶回路15から請求書発行機能113に対応するプログラムを読み出し、図5に示されるフローチャートの各ステップを実行することで、請求書発行機能113を実現する。なお、図5は、「発行区分」が「患者全て」と指定され、「出力対象」に「サマリ」、「介護」及び「医保」が選択される場合における信号処理回路11の動作を示す。
信号処理回路11は、例えば、図3に示される入力画面に表示される各種項目への選択が終了し、「完了」が押されると、請求書発行機能113を開始する。まず、信号処理回路11は、最初の患者IDを設定する(ステップS51)。
信号処理回路11は、サーバ20に対し、指定される月について、設定された患者IDと関連付けられた情報を要求する(ステップS52)。
信号処理回路11は、設定された患者IDと関連付けられた、介護サービスの請求に関する情報が存在するか否かを判断する(ステップS53)。設定された患者IDと関連付けられた、介護サービスの請求に関する情報が存在する場合(ステップS53のYes)、信号処理回路11は、設定された患者IDと関連付けられた、医療サービスの請求に関する情報が存在するか否かを判断する(ステップS54)。また、設定された患者IDと関連付けられた、介護サービスの請求に関する情報が存在しない場合(ステップS53のNo)、信号処理回路11は、設定された患者IDと関連付けられた、医療サービスの請求に関する情報が存在するか否かを判断する(ステップS55)。
ステップS54において、設定された患者IDと関連付けられた、医療サービスの請求に関する情報が存在する場合(ステップS54のYes)、信号処理回路11は、医療サービスの請求に関する情報に基づいて医療サービスについての第1の請求書を作成する。また、信号処理回路11は、介護サービスの請求に関する情報に基づいて介護サービスについての第2の請求書を作成する。また、信号処理回路11は、作成した第1及び第2の請求書と、設定された患者IDと関連付けられた請求書の宛名及び請求書の宛先とから、サマリを作成する(ステップS56)。図6は、患者基本情報21に記憶される請求書の宛名及び請求書の宛先の例を示す図である。信号処理回路11は、このように記憶される宛名及び宛先を用い、図7に示すサマリを作成する。図7に示されるサマリにおいて、宛先、宛名及び患者氏名が記載される四角で囲まれる領域71は、封筒に設けられる窓の位置と対応する。これにより、サマリを封筒に入れた場合、宛先、宛名及び患者氏名を、封筒の外から窓を通して視認可能とある。つまり、宛先及び宛名を別途作成する必要がなくなる。
信号処理回路11は、作成した第1及び第2の請求書、並びに、サマリを印刷するようにプリンタ17を制御する(ステップS57)。信号処理回路11は、印刷が完了すると、次の患者IDを設定し(ステップS58)、処理をステップS52へ移行する。
ステップS54において、設定された患者IDと関連付けられた、医療サービスの請求に関する情報が存在しない場合(ステップS54のNo)、信号処理回路11は、介護サービスの請求に関する情報に基づいて介護サービスについての第2の請求書を作成する。また、信号処理回路11は、作成した第2の請求書と、設定された患者IDと関連付けられた請求書の宛名及び請求書の宛先とから、サマリを作成する(ステップS59)。信号処理回路11は、作成した第2の請求書、及び、サマリを印刷するようにプリンタ17を制御する(ステップS510)。信号処理回路11は、印刷が完了すると、処理をステップS58へ移行する。
ステップS55において、設定された患者IDと関連付けられた、医療サービスの請求に関する情報が存在する場合(ステップS55のYes)、信号処理回路11は、医療サービスの請求に関する情報に基づいて医療サービスについての第1の請求書を作成する。また、信号処理回路11は、作成した第1の請求書と、設定された患者IDと関連付けられた請求書の宛名及び請求書の宛先とから、サマリを作成する(ステップS511)。信号処理回路11は、作成した第1の請求書、及び、サマリを印刷するようにプリンタ17を制御する(ステップS512)。信号処理回路11は、印刷が完了すると、処理をステップS58へ移行する。
図8は、図5に示されるフローチャートに従って患者毎に発行される書類を模式的に表す図である。図8の説明では、患者Aについて医療サービスの請求に関する情報及び介護サービスの請求に関する情報がサーバ20に存在し、患者Bについて介護サービスの請求に関する情報がサーバ20に存在し、患者Cについて医療サービスの請求に関する情報がサーバ20に存在し、患者Dについて介護サービスの請求に関する情報がサーバ20に存在するものとする。また、図8の説明では、患者A、患者B、患者C、患者Dの順番で書類が発行されるものとする。また、図8の説明では、患者Dについては、患者と請求先が異なるものとする。
まず、信号処理回路11は、ステップS51〜ステップS54,ステップS56,ステップS57を介し、患者Aについて第1及び第2の請求書、並びに、サマリを印刷する。信号処理回路11は、ステップS58において、次の患者である患者Bの患者IDを設定する。信号処理回路11は、ステップS52〜ステップS54,ステップS59,ステップS510を介し、患者Bについて第2の請求書及びサマリを印刷する。
信号処理回路11は、ステップS58において、次の患者である患者Cの患者IDを設定する。信号処理回路11は、ステップS52,ステップS53,ステップS55,ステップS511,ステップS512を介し、患者Cについて第1の請求書及びサマリを印刷する。信号処理回路11は、ステップS58において、次の患者である患者Dの患者IDを設定する。信号処理回路11は、ステップS52〜ステップS54,ステップS59,ステップS510を介し、患者Dについて第2の請求書及びサマリを印刷する。このとき、患者Dのサマリについては、患者基本情報21に記憶される請求書の宛名及び請求書の宛先を参照し、請求先にEが印字される。なお、医療サービスの請求に関する情報及び介護サービスの請求に関する情報の両方が記憶されていない患者に対しては、サマリは印刷されない。
以上のように、本実施形態では、請求書発行装置10は、対象となる患者IDを設定し、設定した患者IDについて、医療保険の適用対象となる医療サービスについての第1の請求書と、介護保険の適用対象となる介護サービスについての第2の請求書とを印刷する。そして、請求書発行装置10は、第1及び第2の請求書を印刷すると、次の患者IDについて第1及び第2の請求書を印刷するようにしている。これにより、患者毎に第1及び第2の請求書が発行されることとなる。このため、第1及び第2の請求書に記載される患者名を突合わせる必要がなくなる。
したがって、本実施形態によれば、医事会計/電子カルテシステムにおいて、担当者の負担を軽減しつつ、医療サービスについての請求書と、介護サービスについての請求書とを患者毎にまとめることができる。
また、本実施形態では、請求書発行装置10は、設定した患者IDに対して作成した第1及び第2の請求書に基づき、サマリを作成するようにしている。サマリには、第1の請求書に記載される請求額と、第2の請求書に記載される請求額との合計額が印字される。これにより、担当者が第1の請求書に記載される請求額と、第2の請求書に記載される請求額とから合計額を計算する手間が省ける。
また、請求書発行装置10は、患者基本情報21に記憶される請求書の宛先及び宛名を参照し、サマリに請求書の請求先を印字するようにしている。
苗字が異なる親戚が、請求された金額を支払う場合がある。従来では、このような場合に対応するため、請求先の氏名と患者名とが異なる患者を、台帳等を用いて管理している。そして、請求先の氏名と患者名とが異なる患者についての請求書を作成する際、担当者は、請求書の宛名が正しく印字されているかを確認しなければならなかった。
一方、本実施形態では、請求書発行装置10は、患者基本情報21を参照し、サマリに請求書の請求先を印字するため、患者と請求先とが異なる場合に自動的に対応することが可能となる。これにより、担当者の確認作業をより軽減することが可能となる。
なお、本実施形態では、病院に請求書発行装置10が設けられる場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。請求書発行装置10は、病院以外、例えば、診療所等に設けられてもよい。
また、図1では、医事会計/電子カルテシステム1に、1つの病院及び1つの介護施設が含まれる場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。医事会計/電子カルテシステム1に含まれる施設は、これらの以外の複数の施設が含まれていても構わない。
また、図1では、各施設に1台のクライアント端末が配置される場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。各施設に配置されるクライアント端末の台数は2台以上であっても構わない。
また、本実施形態では、図3及び図4に示される「出力対象」における「サマリ」、「介護」及び「医保」の項目が選択される場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。「出力対象」については、「サマリ」、「介護」、「医保」、「サマリ」及び「介護」、又は、「サマリ」及び「医保」が選択されてもよい。信号処理回路11は、選択された項目に応じた書類を発行する。さらに、「出力対象」から所定の項目を外した場合、外した項目の請求に関する情報のみしかない患者についてはサマリが印刷されなくなるようにしてもよい。例えば、「出力対象」から「介護」を外した際に、介護サービスの請求に関する情報しかない患者、言い換えると、医療サービスの請求に関する情報がない患者については、サマリは印刷されない。このように、印刷する書類を制限することで、紙の消費量を抑えることが可能となる。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(central processing unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、及び、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及び、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサは記憶回路15に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、記憶回路15にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれた
プログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、本実施形態のプロセッサは、1つのプロセッサとして構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて、その機能を実現するようにしてもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…医事会計/電子カルテシステム、10…請求書発行装置、11…信号処理回路、111…表示制御機能、112…通信制御機能、113…請求書発行機能、12…通信インタフェース回路、13…入力インタフェース回路、14…出力インタフェース回路、15…記憶回路、16…表示回路、17…プリンタ、20…サーバ、21…患者基本情報、22…医療サービス請求情報、23…介護サービス請求情報、24…パラメータ情報、30,40…クライアント端末

Claims (6)

  1. 患者の識別情報が設定されると、前記識別情報が格納される患者基本情報と、前記識別情報と関連付けられる医療サービスについての第1の請求情報と、前記識別情報と関連付けられる介護サービスについての第2の請求情報とを記憶する記憶部から、設定される識別情報と関連付けられる患者基本情報、第1の請求情報及び第2の請求情報を取得する通信制御手段と、
    前記通信制御手段により取得された前記第1の請求情報に基づき、医療保険の適用対象となる医療サービスについての第1の請求書を作成し、前記通信制御手段により取得された前記第2の請求情報に基づき、介護保険の適用対象となる介護サービスについての第2の請求書を作成し、前記第1及び第2の請求書の合計額が少なくとも記載されるサマリを作成し、前記作成した第1及び第2の請求書、並びにサマリを印刷する請求書発行手段と
    を具備し、
    前記請求書発行手段は、前記通信制御手段により取得された前記患者基本情報に含まれる前記患者の氏名、前記第1及び第2の請求書の宛先、並びに前記第1及び第2の請求書の宛名を参照して、前記サマリに前記患者の氏名、前記第1及び第2の請求書の宛先、並びに前記第1及び第2の請求書の宛名を印字する請求書発行装置。
  2. 前記請求書発行手段は、前記サマリ、並びに、第1及び第2の請求書を、それぞれの印刷面が前記サマリ、第1の請求書、第2の請求書の順で印刷されるように制御する請求項記載の請求書発行装置。
  3. 前記通信制御手段により取得される患者基本情報には、前記第1及び第2の請求書、並びに、前記サマリを作成する患者の順序に関する情報が含まれ、
    前記請求書発行手段は、前記患者の順序に関する情報に基づき、前記第1及び第2の請求書、並びに、前記サマリを作成する患者を設定する請求項1又は2に記載の請求書発行装置。
  4. 患者の識別情報が設定されると、前記識別情報が格納される患者基本情報と、前記識別情報と関連付けられる医療サービスについての第1の請求情報と、前記識別情報と関連付けられる介護サービスについての第2の請求情報とを記憶する記憶部から、設定される識別情報と関連付けられる患者基本情報、第1の請求情報及び第2の請求情報を取得する取得処理と、
    前記取得された前記第1の請求情報に基づき、医療保険の適用対象となる医療サービスについての第1の請求書を作成し、前記取得された前記第2の請求情報に基づき、介護保険の適用対象となる介護サービスについての第2の請求書を作成し、前記第1及び第2の請求書の合計額が少なくとも記載されるサマリを作成する作成処理と、
    前記作成した第1及び第2の請求書、並びにサマリを印刷する印刷処理と
    を請求書発行装置に搭載されるプロセッサに実施させる請求書発行プログラムであって、
    前記印刷処理は、前記取得処理により取得された前記患者基本情報に含まれる前記患者の氏名、前記第1及び第2の請求書の宛先、並びに前記第1及び第2の請求書の宛名を参照して、前記サマリに前記患者の氏名、前記第1及び第2の請求書の宛先、並びに前記第1及び第2の請求書の宛名を印字する、請求書発行プログラム
  5. 前記印刷処理では、前記サマリ、並びに、第1及び第2の請求書は、それぞれの印刷面が前記サマリ、第1の請求書、第2の請求書の順となるように印刷される請求項4記載の請求書発行プログラム。
  6. 前記取得処理により取得される患者基本情報には、前記第1及び第2の請求書、並びに、前記サマリを作成する患者の順序に関する情報が含まれ、
    前記作成処理では、前記患者の順序に関する情報に基づき、前記第1及び第2の請求書、並びに、前記サマリを作成する患者が設定される請求項4又は5に記載の請求書発行プログラム。
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