JP6746902B2 - 作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システム - Google Patents

作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システム Download PDF

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Description

本発明は、作業者が頭部に装着するタイプのディスプレイの表示部に、生産設備の稼働情報を表示させるシステムに関する。
作業者が頭部に装着する表示部に画像を投影可能に構成される頭部装着型ディスプレイを用いて、例えば仮想現実の画像や様々な情報を表示する技術が例えば特許文献1等で提案されている。この技術を、ロボットが作業する領域に立ち入る作業者に、ロボットの動作情報等を表示して伝達するために適用することを想定する。
特開2014−95903号公報
例えば頭部装着型ディスプレイが眼鏡型であり、眼鏡のレンズに相当する部分が透明の表示部になっているとする。この場合、上記動作情報としての例えば文字等が常に表示部の一定領域に表示されると、その情報の画像が、作業者が表示部を透過して見ている実景に重畳されることも想定される。すると、作業者の視界を妨げることになり、作業効率の低下が懸念される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者の視界を極力妨げることなく、透過型の表示部に必要な情報を表示可能とする作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システムを提供することにある。
請求項1記載の作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システムによれば、計算部は、生産設備の位置及び3次元的な形態情報と、位置方向情報取得部を介して取得した作業者の位置及び視線方向の情報から、頭部装着型ディスプレイの表示部を介して前記作業者の視界に入る生産設備態様を計算する。表示制御部は、前記生産設備の態様の情報及び生産設備の稼働情報を取得すると、表示部において作業者の視界に入る生産設備の部分を表示禁止領域に設定し、その表示禁止領域以外の領域に稼働情報を表示させる。
このように構成すれば、頭部装着型ディスプレイの表示部を介した作業者の視界には、当該表示部を介して見る生産設備の実景に重ならない態様で、つまりそれらの背景となる部分にのみ生産設備の稼働情報が表示される。したがって、作業者は、常に生産設備の視認性を確保した状態で、表示部に表示された生産設備の稼働情報も視認することができる。
尚、発明が解決しようとする課題において記載した「作業者の視界を妨げる」とは、作業者の視界に入るような近距離にある設備やロボット等に重ねて情報を表示すると、それら近距離にある設備やロボット等が見え難くなることを意味する。作業者の作業は殆ど作業者の近傍,周辺で行うことになるが、その作業の遂行に際して近距離にある設備やロボット等が視認し難い状態にあると、作業者が思うように作業を進められず極めて不都合である。
一方、かなり遠方に存在する設備やロボット等は、その作業者の作業に関与する可能性はまず無いので、そこに情報の表示を重ねることは特に作業の不都合とはならない。したがって、作業者の近傍に位置する設備やロボットに等に情報の表示が重ねられる状態が、作業者の視界が妨げられている状態である。
また、計算部は、作業者より一定距離以上離れている生産設備については表示禁止領域として設定しない。すなわち、一定距離以上離れている生産設備は作業者の視界内で非常に小さく捉えられるので、視覚情報として排除しても問題はない。したがって、その領域に稼働情報を表示させるようにすれば、情報の表示可能領域をより広く確保できる。
また、計算部は、生産設備にロボットが含まれているとそのロボット本体の姿勢情報を取得し、ロボット本体の姿勢の変化に応じて生産設備の態様を変化させる。すなわち、例えば多軸型ロボットのように、ロボット本体であるアームの姿勢が動的に変化するものが生産設備に含まれている場合には、ロボットアームの姿勢の変化を生産設備の態様に反映させる。したがって、表示部を介した作業者の視界内でロボットアームが動く場合でも、その動きを考慮して表示禁止領域が設定されるので、作業者は、アームの動きに妨げられることなく稼働情報を視認できる。
請求項2又は3記載の作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システムによれば、表示制御部は、作業者の視線方向が俯角側に一定角度以上傾くと稼働情報の表示を禁止する。すなわち、作業者が俯くことで視線が下方に向くと、作業者の視界には生産設備が設置されている床面が入るようになる。そのような状態で表示禁止領域以外の領域に稼働情報を表示すると、作業者の足元の視界を妨げるおそれがある。したがって、稼働情報の表示を禁止することにより、作業者は足元の視界を良好に確保できる。
請求項記載の作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システムによれば、表示制御部は、表示禁止領域が増大したことで表示部における稼働情報の表示可能領域が一定以上小さくなると、稼働情報の表示を禁止する。すなわち、表示可能領域が小さくなり過ぎると、作業者が視認可能な状態で稼働情報を表示することができなくなる。したがって、稼働情報の表示を禁止することで、作業者の視界をより拡げるようにする。
請求項記載の作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システムによれば、表示制御部は、表示禁止領域の位置に応じて稼働情報の表示可能領域を複数設定可能であると、稼働情報を複数の表示可能領域に表示する。このように構成すれば、例えば2つの生産設備がある場合に、それぞれの稼働情報を2つの表示可能領域に表示し分けることができる。
請求項記載の作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システムによれば、計算部は、作業者と生産設備との位置関係を画像データとして生成し、その画像データを稼働情報に含ませる。このように構成すれば、作業者は、表示部に表示される画像により、現在の自身と生産設備との位置関係を簡単に認識できるようになる。したがって、作業の安全性をより高めることができる。
一実施形態であり、情報表示システムの構成を概略的に示す機能ブロック図 工場座標系の一例を示す図 視界距離領域を説明する図 ロボット安全コントローラ及びスマートグラスによる処理内容を中心に示すフローチャート 工場座標系においてジャイロセンサにより検出されるピッチ角を示す図 工場座標系においてジャイロセンサにより検出されるヨー角を示す図 ステップS3の判断により稼働情報の表示を禁止した場合の視界イメージ例を示す図(その1) ステップS3の判断により稼働情報の表示を禁止した場合の視界イメージ例を示す図(その2) ステップS9におけるハッチング処理のイメージを示す図 表示部における稼働情報の表示領域設定例を示す図 表示部における具体的な表示イメージ例を示す図(その1) 表示部における具体的な表示イメージ例を示す図(その2) 表示部における具体的な表示イメージ例を示す図(その3) 表示部における具体的な表示イメージ例を示す図(その4) 表示部における具体的な表示イメージ例を示す図(その5) 稼働情報として、作業者と設備等との位置関係をグラフィックに画像で表示したイメージ例を示す図
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態の情報表示システム1は、例えば組立用のロボットアーム2,ロボット安全コントローラ3,スマートグラス4及びセンサ部5より構成されている。ロボット本体であるロボットアーム2は、例えば6軸の垂直多関節型ロボットとして構成されている。一般的な構成につき詳しい説明は省略するが、このロボットアーム2は、夫々サーボモータにより駆動される6軸のアームを有し、第6軸アームの先端部に、例えばパレット内に収容されているワークを把持するためのハンド等を備えている。ロボットアーム2は、図示しないロボットコントローラに接続され、前記各軸のサーボモータがこのロボットコントローラにより制御される。
計算部に相当するロボット安全コントローラ3は、前記ロボットコントローラにケーブル6を介して接続されており、ロボットコントローラが保持しているロボットアーム2の3次元位置座標(x,y,z)の情報や、各軸に配置されている図示しないエンコーダからのエンコーダ値を取得する。また、ロボット安全コントローラ3は、ロボットアーム2の形態や、その周辺に配置されているその他の生産設備等の形態を3次元的にモデリングしたデータである3Dモデル画像データを内部のメモリに記憶して保持している。
更に、ロボット安全コントローラ3は、ロボットアーム2を含む生産設備の稼働情報を、上記のロボットコントローラ等を介して取得する。ここで「稼働情報」とは、例えば動作中のロボットアーム2については
・状態:自動運転中
・速度:500m/s
・距離:2m
・電源:200V
・トルク:65N
等の情報である。また、動作を停止しているロボットアームについては、「状態:停止中」,「速度:0m/s」,「トルク:0N」等が表示される。
頭部装着型ディスプレイであるスマートグラス4は、作業者7が頭部に眼鏡のように装着するもので、眼鏡のレンズ部分に相当する透明な表示部4Dに、図示しない表示制御部部を介して画像を投影可能な所謂透過型のディスプレイである。表示部4Dについては図3を参照。スマートグラス4のフレームの一側部には、位置方向情報出力部であるセンサ部5が内蔵されている。
センサ部5は、例えばジャイロセンサ,加速度センサ等からなり、作業者7の相対位置情報や、スマートグラス4を頭部に装着した状態で、作業者7の頭部正面,つまり視線が向いている方向の情報である視線情報を出力する。尚、後述するように、作業者7の作業開始時における原点位置情報は、別途取得可能であるものとする。
スマートグラス4は、図1ではアンテナのシンボルで示す無線通信部8をフレームに内蔵しており、同じく図1においてアンテナのシンボルで示すロボット安全コントローラ3の無線通信部9と通信可能となっている。無線通信部8は、センサ部5の各センサ信号をロボット安全コントローラ3に送信し、無線通信部9は、ロボット安全コントローラ3が保持している前記3Dモデル画像データを、後述するように加工してからスマートグラス4に送信する。
次に、本実施形態の作用について図2から図16も参照して説明する。図2に示すように、ロボット安全コントローラ3は、工場内においてロボットアーム2(1)及び2(2)や、その他の生産設備M(A)〜M(C)が配置されている2次元座標の情報である工場座標系の情報を有している。作業者7は、工場座標系の原点位置(x0,y0)から作業を開始するように規定されており、スマートグラス4に内蔵されている情報処理部は、上記原点位置を認識している。
図3は、スマートグラス4を装着した作業者7が、表示部4Dを介して見た視界の状態を示している。スマートグラス4については、ロボットアーム2等を後述する表示禁止領域の対象にする視界距離領域が設定されている。例えば図3に示す例では、視界距離領域に位置するロボットアーム2(1)については表示禁止領域の対象になるが、視界距離領域外に位置する設備M(B)については表示禁止領域の対象にしない。設備M(B)は、表示部4Dを介した作業者7の視界内では小さく、且つその一部しか見えないため、視覚情報として排除しても問題が無いからである。尚、視界距離領域における「視界距離」は請求項3における「一定距離」に相当する。
図4は、ロボット安全コントローラ3及びスマートグラス4による処理内容を中心に示すフローチャートである。このフローチャートは、一定周期で繰り返し実行される。先ず、安全コントローラ3は、スマートグラス4を介して作業者7の工場内における原点位置情報を取得し(S1)、続いてセンサ部5よりジャイロセンサ等のセンサ情報を取得する(S2)。図2に示す工場の平面をXY平面とすると、図6に示すようにXY平面内における方位角がヨー角γであり、図5に示すように、水平面を基準とするZ軸方向の傾きがピッチ角βとなる。尚、ロール角αについても考慮して良いが、ロール角αは常に0度であることを前提として無視しても良い。
次に、上記のピッチ角βにより、作業者7の視線が俯角方向に45度以上傾いているか否かを判断する(S3)。45度以上傾いている場合は(YES)処理を終了する。すなわち、作業者7が俯くことで視線が下方に向くと、図7や図8に示すように、作業者7の視界にはロボットアーム2や設備Mが設置されている床面が入るようになる。そのような状態で、後述するように表示部4Dに稼働情報を表示すると作業者7の足元の視界を妨げるおそれがある。したがって、稼働情報の表示を禁止することで作業者7の足元の視界を確保する。
作業者7の視線方向の俯角が45度未満であれば(S3:NO)、その時点の作業者7の位置により、作業者7が設備等の外にいるか否かを判断する(S4)。ここで「設備等」とは設備M及びロボットアーム2等である。ロボットアーム2については、作業者7がロボットアーム2の周辺に設置されている安全柵の外にいるか否かを判断する。
作業者7が設備等の外にいる場合は(S4:YES)、スマートグラス4の表示部4Dを介した作業者7の視界に設備等が存在するか否かを判断する(S5)。具体的には、作業者7の視線を中心とするピッチ角−60度から60度の範囲内で、且つ同視線を中心とするヨー角−60度から60度の範囲内に設備等があるか否かを判断する。設備等があれば(YES)、作業者7の視界内にある最も近い設備等の3Dモデル画像データを取得する(S6)。図3に示す例では、ロボットアーム2(1)となる。尚、ステップS4において「NO」と判断した場合は、そのままステップS6に移行する。そして、前記設備等がロボットアーム2であれば、その姿勢情報であるエンコーダ値を取得する(S7)。安全コントローラ3は、取得した各情報をスマートグラス4に送信する。
スマートグラス4は、表示部4Dを介した作業者7の視界に映る設備等の態様を3Dモデル画像データにより生成すると、設備等が映る領域を表示禁止領域に設定し、ハッチング処理する(S8)。図9はハッチング処理のイメージを示すが、図9(b)に示すハッチングされた領域には、実際の作業者7の視界には設備等の実景が映る。その上で、表示部4Dに設備等の稼働情報を表示可能なスペースがあるか否かを判断し(S9)、前記スペースがあれば(YES)情報が表示可能であると判断し、図10(b)に示すように当該スペースに稼働情報を表示する(S10)。
以下、図11〜図16に具体的な稼働情報の表示形態例を示す。図11は、表示部4Dの左上方部分に空きがあり、当該部分に稼働情報を表示した場合である。図12は、表示部4Dの左上方部分に空きがあり、図12と同様に稼働情報を表示しようとした際に、ロボットアーム2の姿勢が変化したことにより表示禁止領域が設定された場合である。この場合、稼働情報を表示部4Dの右上方部分に表示する。
図13は、表示部4Dの中心部分から上方にかけて大きな空きがある場合に、当該部分に情報を表示した場合である。図14は、表示部4Dの中心部分にロボットアーム2が位置しており、その両側に空きがあるので2箇所に分けて稼働情報を表示している。この場合は、それぞれ近傍にある設備等の稼働情報を表示し分けても良い。また、図15は、図14における左上方部分を更に2分割することで、3箇所に分けて稼働情報を表示した例である。
また、図16は、稼働情報として、作業者7と設備等との位置関係をグラフィックに画像で表示した例である。作業者7の視界距離領域内になるロボットアーム2(1)の位置を示すと共に、ロボットアーム2(1)が動作する領域を危険領域として表示している。また、視界距離領域外についても、当該領域を視覚的に三角形の領域で表示している。
以上のように本実施形態によれば、安全コントローラ3は、ロボットアーム2や設備Mの位置及びそれらの3次元的な形態情報と、センサ部5を介して取得した作業者7の位置及び視線方向の情報から、スマートグラス4の表示部4Dを介して作業者7の視界に入る設備等の表示態様を計算する。スマートグラス4は、前記表示態様の情報及び設備等の稼働情報を取得すると、表示部4Dにおいて作業者7の視界に入る設備等の部分を表示禁止領域に設定し、その表示禁止領域以外の領域に稼働情報を表示させる。
このように構成すれば、スマートグラス4の表示部4Dを介した作業者7の視界には、当該表示部4Dを介して見る設備等の実景に重ならない態様で、設備等の稼働情報が表示される。したがって、作業者7は、常に設備等の視認性を確保した状態で、表示部4Dに表示された設備等の稼働情報も視認することができる。
また、安全コントローラ3は、設備等にロボットが含まれているとそのロボットアーム2の姿勢情報を取得し、ロボットアーム2の姿勢の変化に応じて設備等の表示態様を変化させる。したがって、表示部4Dを介した作業者7の視界内でロボットアーム2が動く場合でも、その動きを考慮して表示禁止領域が設定されるので、作業者7は、ロボットアーム2の動きに妨げられることなく稼働情報を視認できる。
また、安全コントローラ3は、作業者7より一定距離以上離れている設備等については表示禁止領域として設定しない。すなわち、一定距離以上離れている設備等は作業者7の視界内で非常に小さく捉えられるので視覚情報として排除しても問題はない。したがって、その領域に稼働情報を表示させるようにすれば、情報の表示可能領域をより広く確保できる。
また、スマートグラス4は、作業者7の視線方向が俯角側に一定角度以上傾くと稼働情報の表示を禁止する。したがって、稼働情報の表示を禁止することにより、作業者7は足元の視界を良好に確保できる。また、スマートグラス4は、表示禁止領域が増大したことで表示部4Dにおける稼働情報の表示可能領域が一定以上小さくなると、稼働情報の表示を禁止する。すなわち、作業者7が視認可能な状態で表示できない稼働情報を表示せず、作業者7の視界をより拡げることができる。
そして、スマートグラス4は、表示部4Dにおける表示禁止領域の位置に応じて稼働情報の表示可能領域を複数設定可能であると、稼働情報を複数の表示可能領域に表示するので、例えば2つの設備等がある場合にそれぞれの稼働情報を2つの表示可能領域に表示し分けることができる。
加えて、安全コントローラ3は、作業者7と設備等との位置関係を画像データとして生成し、その画像データを稼働情報に含ませる。このように構成すれば、作業者7は、表示部4Dに表示される画像により、現在の自身と設備等との位置関係を簡単に認識できるようになる。したがって、作業の安全性をより高めることができる。
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
表示禁止領域を設定する際に、必ずしも設備等の3Dモデル画像を用いる必要はない。3次元座標値のマッピングデータを用いても良いし、設備等の外形で頂点,突端となる点の座標値のみを用いても良い。
図16に示す表示形態は、必要に応じて実施すれば良い。
ロボット本体はロボットアーム2に限ることなく、その他例えば水平4軸構成のロボットアーム,自走式のロボットや人型のロボットでも良い。
作業者7の作業開始時における原点位置情報が取得可能でなければ、センサ部5にGPSセンサを加えて作業者のワールド座標情報を取得して、工場座標系とのマッチングを行っても良い。
ロボット安全コントローラ3の機能を、ロボットコントローラに搭載しても良い。
ステップS3,S5における角度の具体数値については、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
位置方向情報取得部に、レーザセンサや赤外センサを用いても良い。そして、これらのセンサ信号をロボット安全コントローラ3に直接入力しても良い。
計算部及び表示制御部の機能を、全て安全コントローラ3に持たせても良いし、全てスマートグラス4に持たせても良い。
頭部装着型ディスプレイは、必ずしもスマートグラス4である必要はなく、作業者が頭部に装着する表示部に画像を投影可能に構成されるものであれば良い。
図面中、1は情報表示システム、2はロボットアーム、3はロボット安全コントローラ、4はスマートグラス、4Dは表示部、5はセンサ部、7は作業者、8及び9は無線通信部を示す。

Claims (6)

  1. 作業者が頭部に装着する透過型の表示部に、画像を投影可能に構成される頭部装着型ディスプレイと、
    前記作業者の位置及び前記作業者の視線方向の情報を取得する位置方向情報取得部と、
    生産設備の位置及び3次元的な形態情報と、前記作業者の位置及び視線方向の情報から、前記表示部を介して前記作業者の視界に入る前記生産設備の態様を計算する計算部と、
    前記生産設備の稼働情報を取得する稼働情報取得部と、
    前記生産設備の態様の情報及び前記稼働情報を取得すると、前記表示部において前記作業者の視界に入る生産設備の部分を表示禁止領域に設定し、前記表示禁止領域以外の領域に前記稼働情報を表示させる表示制御部とで構成され、
    前記計算部は、前記作業者より一定距離以上離れている前記生産設備については、前記表示禁止領域として設定せず、
    前記生産設備にロボットが含まれていると前記ロボット本体の姿勢情報を取得し、前記ロボット本体の姿勢の変化に応じて前記生産設備の態様を変化させる作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システム。
  2. 作業者が頭部に装着する透過型の表示部に、画像を投影可能に構成される頭部装着型ディスプレイと、
    前記作業者の位置及び前記作業者の視線方向の情報を取得する位置方向情報取得部と、
    生産設備の位置及び3次元的な形態情報と、前記作業者の位置及び視線方向の情報から、前記表示部を介して前記作業者の視界に入る前記生産設備の態様を計算する計算部と、
    前記生産設備の稼働情報を取得する稼働情報取得部と、
    前記生産設備の態様の情報及び前記稼働情報を取得すると、前記表示部において前記作業者の視界に入る生産設備の部分を表示禁止領域に設定し、前記表示禁止領域以外の領域に前記稼働情報を表示させる表示制御部とで構成され、
    前記計算部は、前記生産設備にロボットが含まれていると前記ロボット本体の姿勢情報を取得し、前記ロボット本体の姿勢の変化に応じて前記生産設備の態様を変化させ、
    前記表示制御部は、前記作業者の視線方向が俯角側に一定角度以上傾くと、前記稼働情報の表示を禁止する作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システム。
  3. 前記表示制御部は、前記作業者の視線方向が俯角側に一定角度以上傾くと、前記稼働情報の表示を禁止する請求項1記載の作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システム。
  4. 前記表示制御部は、前記表示禁止領域が増大したことで、前記表示部における前記稼働情報の表示可能領域が一定以上小さくなると、前記稼働情報の表示を禁止する請求項1から3の何れか一項に記載の作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システム。
  5. 前記表示制御部は、前記表示禁止領域の位置に応じて、前記稼働情報の表示可能領域を複数設定可能であると、前記稼働情報を前記複数の表示可能領域に表示する請求項1から4の何れか一項に記載の作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システム。
  6. 前記計算部は、前記作業者と、前記生産設備との位置関係を画像データとして生成し、前記画像データを前記稼働情報に含ませる請求項1から5の何れか一項に記載の作業者用頭部装着型ディスプレイの情報表示システム。
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