JP6975001B2 - 傾き測定装置及び傾き測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の傾きを測定する傾き測定装置及び傾き測定方法に係り、特に簡易に建物の傾きの測定が可能な傾き測定装置及び傾き測定方法に関する。
建物の傾きを測定する方法としては、例えば特許文献1に記載のようなレーザー墨出し装置を用いて行うことが一般的である。この場合、建物の外にレーザー墨出し装置を設置し、建物の側面に水平のラインを投影し、例えば基礎の天端との水平のラインとの距離の変化に基づいて、建物の傾きを算出するようにしている。
特開2008−261648号公報
建物の傾きは一面だけではなく、複数の面に対して行う必要がある。そのため、上記の従来技術では、レーザー墨出し装置を複数回設置する作業が必要となり、測定者の負担は決して小さくなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、事前に機器を設置する必要なく、建物の傾きを簡易に測定することができる傾き測定装置及び傾き測定方法を提供することである。
上記課題は、本発明に係る傾き測定装置によれば、建物の傾きを測定するために測定者が装着する傾き測定装置であって、透過型の表示部と、前記表示部に表示される前記建物の側面に、所定角度の仮想線を重ね合わせて表示させる仮想線表示制御部と、前記表示部において前記建物の前記側面に重ね合わせて表示される前記仮想線と、前記側面において互いに平行の第1基準部及び第2基準部とのそれぞれの交点である第1交点及び第2交点を設定する交点設定部と、前記第1交点と前記第2交点の実測距離を測定する距離測定部と、前記実測距離と、前記第1基準部及び第2基準部の距離とに基づいて、前記側面に関する前記建物の傾きを算出する傾き算出部と、を有することにより解決される。
上記課題は、本発明に係る傾き測定方法によれば、建物の傾きを測定する傾き測定装置による傾き測定方法であって、透過型の表示部に表示される前記建物の側面に、所定角度の仮想線を重ね合わせて表示させる仮想線表示制御ステップと、前記表示部において前記建物の前記側面に重ね合わせて表示される前記仮想線と、前記側面において互いに平行の第1基準部及び第2基準部とのそれぞれの交点である第1交点及び第2交点を設定する交点設定ステップと、前記第1交点と前記第2交点の実測距離を測定する距離測定ステップと、前記実測距離と、前記第1基準部及び第2基準部の距離とに基づいて、前記側面に関する前記建物の傾きを算出する傾き算出ステップと、を有することにより解決される。
上記の傾き測定装置及び傾き測定方法によれば、事前に機器を設置する必要なく、建物の傾きを簡易に測定することができる。そのため、建物の複数箇所に設置することが必要なレーザー機器を用いる場合と比べて、測定の手間を軽減できる。
上記の傾き測定装置において、前記仮想線は、水平の線であり、前記第1基準部及び前記第2基準部はそれぞれ前記建物が傾いていないときに垂直方向に延在していると好適である。
こうすることで、建物の側面に、垂直方向に延びる互いに平行な2つの部位がある場合に、事前に機器を設置する必要なく、建物の傾きを簡易に測定することができる。
上記の傾き測定装置において、前記仮想線は、垂直の線であり、前記第1基準部及び前記第2基準部はそれぞれ前記建物が傾いていないときに水平方向に延在していると好適である。
こうすることで、建物の側面に、水平方向に延びる互いに平行な2つの部位がある場合に、事前に機器を設置する必要なく、建物の傾きを簡易に測定することができる。
上記の傾き測定装置において、前記傾き算出部により算出した傾きを測定結果として出力する出力部をさらに有すると好適である。
こうすることで、測定者が作業中に建物の傾きを即時に確認することができる。
上記の傾き測定装置において、前記建物の図面データを記憶する図面データ記憶部をさらに有し、前記第1基準部と前記第2基準部の距離は、前記図面データにおける前記第1基準部と前記第2基準部の距離であると好適である。
こうすることで、第1基準部と第2基準部の距離を簡易に得ることができる。
本発明によれば、事前に機器を設置する必要なく、建物の傾きを簡易に測定することができる。
建物の外観を示す図である。 測定装置の全体構成を示す図である。 測定装置のハードウェア構成を示す図である。 ディスプレイの表示画面例を示す図である。 図4の部分拡大図である。 ディスプレイの表示画面例を示す図である。 図6の部分拡大図である。 測定装置の機能構成を示す図である。 測定装置により実行される処理を示すフロー図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について図面を参照しながら説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。また、当然ながら、本発明にはその等価物が含まれ得る。
本実施形態に係る測定装置10(傾き測定装置)は、建物1の傾きを測定するための装置である。測定装置10はヘッドマウントディスプレイ装置であり、測定者Uは測定装置10を装着して建物1の傾きを測定する。
図1には、建物1の構成を示した。図1に示されるように、建物1は、屋根2、外壁部3(第1側面3A、第2側面3B、第3側面3C、第4側面3D)、基礎部6を有する。
そして、外壁部3は、複数の外壁パネルを含み構成され、外壁パネルの間には、縦目地や横目地が設けられる。具体的には、第1側面3Aには、横目地4と、第1縦目地5A及び第2縦目地5Bとが設けられている。ここで、横目地4と、第1縦目地5A及び第2縦目地5Bとは互いに直交し、第1縦目地5Aと第2縦目地5Bとは互いに平行に設けられている。
ここで、測定者Uは測定装置10を装着して、建物1の第1側面3A、第2側面3B、第3側面3C、第4側面3Dの周囲を歩くと、測定装置10が第1側面3A、第2側面3B、第3側面3C、第4側面3Dのそれぞれの傾きを測定する。この際、測定装置10のディスプレイに、各側面の傾きの情報を表示することで、測定者Uは傾きの情報を得ることができる。なお、建物1の傾き情報を得るための処理の詳細については後述する。
[ハードウェアの説明]
図2に示されるように、測定装置10は、ユーザの頭部に装着する透過型のディスプレイを備えたヘッドマウントディスプレイ装置である。透過型のディスプレイは、ハーフミラーでできており、ユーザは、透過型のディスプレイを通して外の様子を見ることができる。
例えば、透過型のディスプレイに、光学多層膜のハーフミラーを用いることで、必要な情報のみディスプレイの表面に表示しながら、外の様子をシースルーで見ることが可能となる。
なお、測定装置10の頭部取付部19がユーザの頭部に係合することにより、測定装置10がユーザの頭部に取り付けられる。
図3に示されるように、測定装置10は、ハードウェアとして、プロセッサ11、記憶装置12、通信用インターフェース13、カメラ14、視線方向検出装置15、及びディスプレイ16を備える。
プロセッサ11は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェア(例えばCPU)である。そして、プロセッサは、メモリに記憶されるプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を実行するとともに、測定装置10の各部を制御する。
記憶装置12は、各種のプログラムやデータを記憶する。また、記憶装置12は、プロセッサのワークメモリとしても用いられる。例えば、記憶装置12は、半導体メモリ、磁気記憶装置、光学記憶装置等を含むこととしてよい。また、記憶装置12には、フラッシュメモリ、光学ディスク等の情報記憶媒体が含まれていてもよい。
通信用インターフェース13は、コンピュータとデータ通信するためのハードウェアである。本実施形態では、通信用インターフェース13は、無線により通信することとするが、有線により通信するようにしてもよい。具体的には、測定装置10は、通信用インターフェース13を介してネットワークNWに接続し、ネットワークNWに接続するデータベースサーバとデータ通信する。例えば、データベースサーバには、建物1の図面データ(BIMデータ)等が記憶される。
カメラ14は、測定装置10を装着するユーザがディスプレイ16を通じて見る方向(すなわち前方)の空間を撮影する。
本実施形態では、測定装置10は複数のカメラ14を有することとする。そして、測定装置10は、複数のカメラ14の撮影画像に基づいて、被写体までの距離を計測することが可能である。
視線方向検出装置15は、測定装置10を装着するユーザの左右の目の視線方向を検出するデバイスである。
例えば、視線方向検出装置15は、ユーザの左右のそれぞれの角膜から赤外線光の閃光(「プルキンエ像」)を反射させるように構成された、赤外線光源等の1つ又は複数の閃光源を備える。また、視線方向検出装置15はさらに、ユーザの左右の目のイメージをキャプチャするように構成された1つ又は複数の内側向きイメージセンサを備える。
そして、視線方向検出装置15は、イメージセンサを介して集められたイメージデータから決定される閃光および瞳孔のイメージを使用して、ユーザの左右の目の光軸を決定する。
ディスプレイ16は、透過型のディスプレイであり、ユーザはディスプレイ16を通じて外の環境を目視できる。
本実施形態に係るディスプレイ16は、左目用ディスプレイ17及び右目用ディスプレイ18を備える。
左目用ディスプレイ17は、左目用の画像を表示するためのディスプレイであり、ユーザの左目に対向する位置に設けられる。
右目用ディスプレイ18は、右目用の画像を表示するためのディスプレイであり、ユーザの右目に対向する位置に設けられる。
例えば、左目用ディスプレイ17と右目用ディスプレイ18に対し、3Dオブジェクトの左目用画像と右目用画像をそれぞれ表示することで、ユーザの左右の視線が交差する位置に、3Dのオブジェクトがあるかのように認識させることができる。
測定装置10は、さらに3軸の加速度センサを備える。これにより、測定装置10は、上下方向(垂直方向)、前後方向、左右方向(水平方向)を把握することができる。
[建物の傾き測定処理の概要]
ここで、図1、図2、図4〜図7を参照しながら、測定装置10を用いた建物1の傾き測定処理の概要について説明する。
[第1の例]
まず、図1、図2、図4及び図5を参照しながら、建物1の傾き測定の第1の例について説明する。
測定者Uは、図2に示される測定装置10を頭に装着する。次に、測定者Uは、建物1の第1側面3Aを測定装置10のディスプレイ16を通じて眺める。
ここで、図4には、ディスプレイ16に表示される画面の一例を示した。図4に示されるように、ディスプレイ16には、水平面30が建物1と重ね合わせて表示される。この水平面30は仮想オブジェクトであり、建物1を水平方向に貫いている。
そして、図4に示されるように、ディスプレイ16には、水平面30と、建物1の第1側面3Aが交差する交線である水平仮想線31が描画される。
ここで、例えば測定者Uが第1側面3Aの第1縦目地5A及び第2縦目地5Bを選択すると、ディスプレイ16には、水平仮想線31と、第1縦目地5A及び第2縦目地5Bとの交点である第1交点32A及び第2交点32Bが設定される。
なお、第1縦目地5A(又は第2縦目地5B)の選択は、具体的には以下のように行うこととしてよい。
例えば、測定者Uの視線方向を示すマーカーをディスプレイ16に表示させ、マーカーを第1縦目地5A(又は第2縦目地5B)に当てた状態で、測定者Uの手の親指と人差し指とを離した状態から接触させる動作(以下、クリック操作)をする。これにより、測定装置10は、測定者Uの操作を受け付けて、第1縦目地5A(又は第2縦目地5B)を選択する。
次に、図5を参照しながら、第1側面3Aに関する建物1の傾きの測定処理について説明する。
図5には、水平仮想線31と、第1縦目地5A及び第2縦目地5Bの交差する箇所を拡大して示している。
また、図5には、第1縦目地5Aと第2縦目地5Bと直交する直交線34を示している。この直交線34は、説明のために示しているものであり、必ずしもディスプレイ16に表示されていなくともよい。
そして、水平仮想線31と直交線34のなす角度が、第1側面3Aに関する建物1の傾斜角θ(勾配)となる。
測定装置10は、建物1の3次元位置が特定可能であるため、第1交点32Aと第2交点32Bの実測距離(X)を得ることができる。
そして、測定装置10では、建物1のBIMデータに基づいて、第1縦目地5Aと第2縦目地5Bの間の距離(Y)、すなわち直交線34の長さ(第1交点32Aと第3交点33の距離)を特定する。
これにより、測定装置10は、第1側面3Aに関する建物1の傾斜角θ(勾配)を算出することができる。
具体的には、以下の式(1)により傾斜角θを算出できる。
θ=arccos(Y/X) ・・・(1)
そして、測定装置10は、上記算出した傾斜角θを、ディスプレイ16の傾き情報表示領域35に表示させる。
以上の処理を、測定者Uは建物1の第1側面3A、第2側面3B、第3側面3C、第4側面3Dの各面で実行することで、各面における建物1の傾斜角を測定できる。
[第2の例]
次に、図1、図2、図6及び図7を参照しながら、建物1の傾き測定の第2の例について説明する。第2の例は、垂直面40を用いる点で、第1の例と相違する。
第2の例においても、第1の例と同様に、測定者Uは、図2に示される測定装置10を頭に装着する。次に、測定者Uは、建物1の第1側面3Aを測定装置10のディスプレイ16を通じて眺める。
ここで、図6には、ディスプレイ16に表示される画面の一例を示した。図6に示されるように、ディスプレイ16には、垂直面40が建物1と重ね合わせて表示される。この垂直面40は仮想オブジェクトであり、建物1を垂直方向に貫いている。
そして、図6に示されるように、ディスプレイ16には、垂直面40と、建物1の第1側面3Aが交差する交線である垂直仮想線41が描画される。
ここで、例えば測定者Uが第1側面3Aの外壁パネル上端部7及び横目地4を選択すると、ディスプレイ16には、垂直仮想線41と、外壁パネル上端部7及び横目地4との交点である第1交点42A及び第2交点42Bが設定される。なお、外壁パネル上端部7及び横目地4は、水平方向に延在する互いに平行な部位である。
なお、外壁パネル上端部7及び横目地4の選択は、第1の例で説明した操作と同様に行うこととしてよい。
次に、図7を参照しながら、第1側面3Aに関する建物1の傾きの測定処理について説明する。
図7には、垂直仮想線41と、外壁パネル上端部7及び横目地4の交差する箇所を拡大して示している。
また、図7には、外壁パネル上端部7と横目地4と直交する直交線44を示している。図7に示した例では、直交線44は、第1縦目地5Aの右端に重なっている。
そして、垂直仮想線41と直交線44のなす角度が、第1側面3Aに関する建物1の傾斜角θ(勾配)となる。
測定装置10は、建物1の3次元位置が特定可能であるため、第1交点42Aと第2交点42Bの実測距離(X)を得ることができる。
そして、測定装置10では、建物1のBIMデータに基づいて、外壁パネル上端部7と横目地4の間の距離(Y)、すなわち直交線44の長さ(第1交点42Aと第3交点43の距離)を特定する。
これにより、測定装置10は、第1側面3Aに関する建物1の傾斜角θ(勾配)を算出することができる。
具体的には、以下の式(1)により傾斜角θを算出できる。
θ=arccos(Y/X) ・・・(1)
そして、測定装置10は、上記算出した傾斜角θを、ディスプレイ16の傾き情報表示領域35に表示させる。
以上の処理を、測定者Uは建物1の第1側面3A、第2側面3B、第3側面3C、第4側面3Dの各面で実行することで、各面における建物1の傾斜角を測定できる。
[測定装置10に備えられる機能の説明]
次に、図8を参照しながら、上記の処理を実現するために測定装置10に備えられる機能について説明する。
図8に示されるように、測定装置10は、図面データ記憶部20、仮想線表示制御部21、交点設定部22、距離測定部23、傾き算出部24、及び出力部25を備える。
測定装置10に備えられる上記各部の機能は、プロセッサ11が、記憶装置12に記憶されるプログラム及びデータに基づいて測定装置10の各部を制御することにより実現されるものである。なお、測定装置10は、上記のプログラムを、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体から読み込むこととしてもよいし、インターネットやイントラネット等の通信網を介して受信してもよい。
また、測定装置10は、上記のプログラムに基づいて処理を実行することで、本発明に係る傾き測定方法が実現される。
以下、測定装置10に備えられる上記の各部の機能の詳細について説明する。
[図面データ記憶部20の説明]
図面データ記憶部20は、建物1の図面データを記憶する。図面データ記憶部20は主に測定装置10の記憶装置12により実現される。
「図面データ」は、建物1の3次元モデルのデータ(BIMデータ)としてもよいし、建物1の設計図面のデータとしてもよい。
なお、図面データには、第1縦目地5Aと第2縦目地5Bの間の距離、外壁パネル上端部7と横目地4の間の距離等を特定するための情報が含まれる。
また、図面データ記憶部20に記憶される図面データは、ネットワークを介して建物1の図面データを管理するデータベースサーバからダウンロードして得ることとしてよい。
[仮想線表示制御部21の説明]
仮想線表示制御部21は、表示部としてのディスプレイ16に表示される建物1の側面に、所定角度の仮想線を重ね合わせて表示させる。
仮想線表示制御部21は、主に測定装置10のプロセッサ11、記憶装置12、カメラ14、視線方向検出装置15、ディスプレイ16及び加速度センサにより実現される。
なお、仮想線表示制御部21により実行される処理が、仮想線表示制御ステップとなる。
「所定角度」とは、水平方向を0度、垂直方向を90度とした場合に、0〜90度のうちから選択された角度である。本実施形態では、水平方向の0度、又は垂直方向の90度が上記の「所定角度」に相当する。なお、仮想線表示制御部21は、上記の「所定角度」を加速度センサにより計測される測定装置10の3軸方向のそれぞれの傾きに基づいて設定可能である。
「仮想線」とは、ディスプレイ16に表示される線状のオブジェクトである。例えば、水平の線(水平仮想線31)、又は垂直の線(垂直仮想線41)が上記の「所定角度の仮想線」に相当する。
また、「仮想線」は、平面オブジェクトの一部として表示されてもよい。具体的には、水平面30及び垂直面40が上記の「平面オブジェクト」に相当する。
仮想線表示制御部21は、透過型のディスプレイ16において仮想線を示すオブジェクトを、測定者Uが見る建物1の側面に重なる位置に描画する。
具体的には、プロセッサ11は、カメラ14により撮影した建物1の3次元形状のデータに基づいて、実空間における建物1の各部の座標情報を得る。
次に、プロセッサ11は、実空間の建物1に重なる位置に水平面30を配置し、水平面30をディスプレイ16に描画する。
次に、プロセッサ11は、水平面30と建物1の交線を水平仮想線31として、ディスプレイ16に描画する。
なお、水平面30及び水平仮想線31の上下方向の高さは、測定者Uの操作に応じて調整可能としてよい。また、水平面30及び水平仮想線31の上下方向の高さは、測定者Uの目線の高さに合わせて固定してもよい。
以上の例では水平面30を描画する例について説明したが、水平面30の描画は行わずに、水平仮想線31のみをディスプレイ16に描画するようにしてもよい。
また、垂直面40に関しても水平面30と同様に処理可能であるため、詳細は省略する。
[交点設定部22の説明]
交点設定部22は、表示部としてのディスプレイ16において建物の側面に重ね合わせて表示される仮想線と、側面において互いに平行の第1基準部及び第2基準部とのそれぞれの交点である第1交点及び第2交点を設定する。
交点設定部22は、主に測定装置10のプロセッサ11、記憶装置12、カメラ14、視線方向検出装置15及びディスプレイ16により実現される。
なお、交点設定部22により実行される処理が、交点設定ステップとなる。
仮想線表示制御部21によりディスプレイ16に表示される仮想線が水平仮想線31である場合には、「第1基準部及び第2基準部」とは、建物1が傾いていない(すなわち勾配が0である)ときにそれぞれ垂直方向に延在するものとする。
具体的には、仮想線が水平仮想線31である場合には、第1縦目地5A及び第2縦目地5Bが上記の「第1基準部及び第2基準部」にそれぞれ相当する。
また、仮想線表示制御部21によりディスプレイ16に表示される仮想線が垂直仮想線41である場合には、「第1基準部及び第2基準部」とは、建物1が傾いていない(すなわち勾配が0である)ときにそれぞれ水平方向に延在するものとする。
「第1基準部及び第2基準部」は、測定者Uの視線方向及び測定者Uの操作に基づいて選択されてもよいし、予め建物1において指定されていてもよい。
また、「第1基準部及び第2基準部」は、測定装置10が設定してもよい。この場合には、例えば測定装置10のプロセッサ11が、カメラ14による建物1の撮影画像から特定のパターン、例えば所定長さ以上の2つの平行な線状オブジェクトを抽出することにより設定してもよい。
また、測定者Uが選択する場合においても、測定装置10が抽出した複数の線状オブジェクトの中から、測定者Uの視線に最も近いものを選択するようにしてもよい。
「第1交点及び第2交点」とは、仮想線表示制御部21により建物1の側面に重ね合わせて表示される仮想線と、第1基準部及び第2基準部のそれぞれの交点である。
具体的には、仮想線が水平仮想線31である場合には、プロセッサ11は、実空間における水平仮想線31と、第1基準部としての第1縦目地5Aとが交差する座標を算出し、これを第1交点とする。
また、プロセッサ11は、実空間における水平仮想線31と、第2基準部としての第2縦目地5Bとが交差する座標を算出し、これを第2交点とする。
また、仮想線が垂直仮想線41である場合には、プロセッサ11は、実空間における垂直仮想線41と、第1基準部としての外壁パネル上端部7とが交差する座標を算出し、これを第1交点とする。
また、プロセッサ11は、実空間における垂直仮想線41と、第2基準部としての横目地4とが交差する座標を算出し、これを第2交点とする。
[距離測定部23の説明]
距離測定部23は、第1交点と第2交点の実測距離を測定する。ここで「実測距離」とは、測定装置10により測定される二点間の長さである。
距離測定部23は、主に測定装置10のプロセッサ11、記憶装置12、及びカメラ14により実現される。
なお、距離測定部23により実行される処理が、距離測定ステップとなる。
具体的には、プロセッサ11は、交点設定部22により設定した第1交点と第2交点の実空間における座標位置に基づいて、第1交点と第2交点の実測距離を算出する。
[傾き算出部24の説明]
傾き算出部24は、実測距離と、第1基準部及び第2基準部の距離とに基づいて、測定者Uが測定装置10を通じて眺めている側面に関する建物1の傾きを算出する。
傾き算出部24は、主に測定装置10のプロセッサ11、及び記憶装置12により実現される。
なお、傾き算出部24により実行される処理が、傾き算出ステップとなる。
「第1基準部と第2基準部の距離」は、例えば図面データ記憶部20に記憶される建物1の図面データにおける第1基準部と第2基準部の設計上の距離である。具体的には、図面データにおける、第1基準部としての第1縦目地5Aと、第2基準部としての第2縦目地5Bの設計上の距離が、「第1基準部と第2基準部の距離」に相当する。
また、「第1基準部と第2基準部の距離」は、設計上の距離に限られるものではなく、第1基準部と第2基準部の実測距離としてもよい。この場合には、第1基準部(第1縦目地5A)と第2基準部(第2縦目地5B)と直交する線状オブジェクト(例えば横目地4)を検出し、第1基準部と第2基準部と上記の線状オブジェクトの2つの交点の距離を測定してもよい。
そして、傾き算出部24は、第1交点と第2交点の実測距離(X)、第1基準部と第2基準部の距離(Y)に基づいて、測定者Uが測定装置10を通じて眺めている側面に関する建物1の傾斜角θを算出する。
具体的には、プロセッサ11は、以下の式(1)により傾斜角θを算出する。
θ=arccos(Y/X) ・・・(1)
また、プロセッサ11は、θを勾配(角度)から勾配(%)に変換して、その値を得てもよい。
[出力部25の説明]
出力部25は、傾き算出部24により算出した傾きを測定結果として出力する。
出力部25は、主に測定装置10のプロセッサ11、記憶装置12、カメラ14、視線方向検出装置15及びディスプレイ16により実現される。
なお、出力部25により実行される処理が、出力ステップとなる。
例えば、出力部25は、傾き算出部24により算出した傾き(勾配(角度)、勾配(%))を、ディスプレイ16に表示することで、測定結果を出力することとしてよい。
具体的には、図5の傾き情報表示領域35や、図7の傾き情報表示領域45が、出力部25による出力の一例に相当する。
また、傾き算出部24により算出した傾き(勾配(角度)、勾配(%))を、記憶装置12に記録することも、出力部25による出力の一例に相当する。
また、傾き算出部24により算出した傾き(勾配(角度)、勾配(%))を、通信用インターフェース13を介して、他のデバイスに送信することも、出力部25による出力の一例に相当する。
[処理の流れ]
図9には、測定装置10により実行される建物1の傾き測定処理の流れを示した。
図9に示されるように、まず、測定装置10は、処理の対象とする建物1の図面データを読み込む(S101)。また、測定装置10は、建物1をカメラ14により撮影し、建物1の実空間における座標情報を得る。
次に、測定装置10は、建物1の複数の側面の中から、対象とする側面(対象面)を特定する(S102)。具体的には、測定装置10は、測定者Uの視線が指す建物1の側面を、上記の対象面として特定する。
次に、測定装置10は、測定者Uからの基準方向の選択を受け付ける(S103)。ここで、「基準方向」とは、水平方向又は垂直方向のいずれかである。
次に、測定装置10は、S103で受け付けた基準方向に基づいて、仮想面及び仮想線をディスプレイ16に表示する(S104)。具体的には、S103で受け付けた基準方向が水平方向である場合には、測定装置10は、水平面30及び水平仮想線31をディスプレイ16に表示する。また、S103で受け付けた基準方向が垂直方向である場合には、測定装置10は、垂直面40及び垂直仮想線41をディスプレイ16に表示する。
なお、S104の処理は、仮想線表示制御部21により実行されるものである。
次に、測定装置10は、建物1の対象面に対して第1基準部と第2基準部を設定する(S105)。具体的には、測定装置10は、基準方向と直交する向きに延在する線状部の中から、測定者Uからの操作に基づいて選択した線状部を第1基準部及び第2基準部として設定する。
例えば、測定装置10が、仮想面及び仮想線として、水平面30及び水平仮想線31を設定する場合には、垂直方向に延在する第1縦目地5Aや第2縦目地5Bがそれぞれ第1基準部及び第2基準部として設定される。
また例えば、測定装置10が、仮想面及び仮想線として、垂直面40及び垂直仮想線41を設定する場合には、水平方向に延在する外壁パネル上端部7や横目地4がそれぞれ第1基準部及び第2基準部として設定される。
次に、測定装置10は、仮想線と、第1基準部及び第2基準部のそれぞれの交点を設定する(S106)。ここで、仮想線と第1基準部の交点を第1交点、仮想線と第2基準部の交点を第2交点とする。なお、S106の処理は交点設定部22により設定されるものである。
次に、測定装置10は、S106で設定した第1交点と第2交点の距離(X)を測定する(S107)。S107の処理は、距離測定部23により実行されるものである。
次に、測定装置10は、第1基準部と第2基準部の距離(Y)を、S101で読み込んだ図面データに基づいて取得する(S108)。
次に、測定装置10は、距離X及び距離Yに基づいて、建物1の対象面の傾きを算出する(S109)。なお、S109の処理は、傾き算出部24により実行されるものである。
次に、測定装置10は、S109で算出した建物1の傾きのデータをディスプレイ16に(表示)出力する(S110)。なお、S110の処理は、出力部25により実行されるものである。
また、測定装置10は、S109で算出した建物1の傾きを、建物1の対象面に関連付けて記憶装置12に記憶する(S111)。
そして、測定装置10は、建物1に未処理の対象面がある場合には(S112:Yes)、S102に戻って処理を継続する。
一方で、測定装置10は、建物1に未処理の対象面がない場合には(S112:No)、建物1の傾きの測定処理を終了する。
[まとめ]
本実施形態に係る測定装置10は、建物1の傾きを測定するために測定者Uが装着する装置である。測定装置10は、透過型の表示部(ディスプレイ16)と、表示部に表示される建物1の側面に、所定角度の仮想線を重ね合わせて表示させる仮想線表示制御部21と、表示部において建物1の側面に重ね合わせて表示される仮想線と、側面において互いに平行の第1基準部及び第2基準部とのそれぞれの交点である第1交点及び第2交点を設定する交点設定部22と、第1交点と第2交点の実測距離を測定する距離測定部23と、実測距離と、第1基準部及び第2基準部の距離とに基づいて、側面に関する建物1の傾きを算出する傾き算出部24と、を有する。
測定装置10によれば、事前にレーザー機器等の設備を設置する必要なく、建物1の傾きを簡易に測定することができる。建物1の各面の傾きを測定する場合には、レーザー機器を用いる場合と比べて、測定の手間を軽減できる。
測定装置10では、仮想線は、水平の線(水平仮想線31)であり、第1基準部及び第2基準部はそれぞれ垂直方向に延在している。
こうすることで、建物1の側面に、垂直方向に延びる互いに平行な2つの部位がある場合に、事前に機器を設置する必要なく、建物の傾きを簡易に測定することができる。
測定装置10では、仮想線は、垂直の線(垂直仮想線41)であり、第1基準部及び第2基準部はそれぞれ水平方向に延在している。
こうすることで、建物1の側面に、水平方向に延びる互いに平行な2つの部位がある場合に、事前に機器を設置する必要なく、建物の傾きを簡易に測定することができる。
測定装置10では、傾き算出部24により算出した傾きを測定結果として出力する出力部25をさらに有する。
こうすることで、測定者Uが作業中に建物1の傾きを即時に確認することができる。
測定装置10では、建物1の図面データを記憶する図面データ記憶部20をさらに有し、第1基準部と第2基準部の距離は、図面データにおける第1基準部と第2基準部の距離である。
こうすることで、第1基準部と第2基準部の距離を簡易に得ることができる。
[その他の実施形態]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、水平面30と垂直面40の両方を用いてそれぞれの傾斜角を算出し、その平均値を傾斜角として用いてもよい。
また、測定装置10は、仮想線を複数表示して、各々の仮想線から求められる傾斜角の平均を建物1の傾きとして用いてもよい。
また、測定装置10は、基準方向の選択を自動的に行ってもよい。この場合、測定装置10は、水平方向と垂直方向のうち、建物1から第1基準部と第2基準部の選択が可能な方向を選択するようにしてよい。
1 建物
2 屋根
3 外壁部
3A 第1側面
3B 第2側面
3C 第3側面
3D 第4側面
4 横目地
5A 第1縦目地
5B 第2縦目地
6 基礎部
7 外壁パネル上端部
10 測定装置
11 プロセッサ
12 記憶装置
13 通信用インターフェース
14 カメラ
15 視線方向検出装置
16 ディスプレイ
17 左目用ディスプレイ
18 右目用ディスプレイ
19 頭部取付部
20 図面データ記憶部
21 仮想線表示制御部
22 交点設定部
23 距離測定部
24 傾き算出部
25 出力部
30 水平面
31 水平仮想線(仮想線)
32A 第1交点
32B 第2交点
33 第3交点
34 直交線
35 傾き情報表示領域
40 垂直面
41 垂直仮想線(仮想線)
42A 第1交点
42B 第2交点
43 第3交点
44 直交線
45 傾き情報表示領域
U 測定者

Claims (6)

  1. 建物の傾きを測定するために測定者が装着する傾き測定装置であって、
    透過型の表示部と、
    前記表示部に表示される前記建物の側面に、所定角度の仮想線を重ね合わせて表示させる仮想線表示制御部と、
    前記表示部において前記建物の前記側面に重ね合わせて表示される前記仮想線と、前記側面において互いに平行の第1基準部及び第2基準部とのそれぞれの交点である第1交点及び第2交点を設定する交点設定部と、
    前記第1交点と前記第2交点の実測距離を測定する距離測定部と、
    前記実測距離と、前記第1基準部及び第2基準部の距離とに基づいて、前記側面に関する前記建物の傾きを算出する傾き算出部と、を有することを特徴とする傾き測定装置。
  2. 前記仮想線は、水平の線であり、
    前記第1基準部及び前記第2基準部はそれぞれ前記建物が傾いていないときに垂直方向に延在していることを特徴とする請求項1に記載の傾き測定装置。
  3. 前記仮想線は、垂直の線であり、
    前記第1基準部及び前記第2基準部はそれぞれ前記建物が傾いていないときに水平方向に延在していることを特徴とする請求項1に記載の傾き測定装置。
  4. 前記傾き算出部により算出した傾きを測定結果として出力する出力部をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の傾き測定装置。
  5. 前記建物の図面データを記憶する図面データ記憶部をさらに有し、
    前記第1基準部と前記第2基準部の距離は、前記図面データにおける前記第1基準部と前記第2基準部の距離であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の傾き測定装置。
  6. 建物の傾きを測定する傾き測定装置による傾き測定方法であって、
    透過型の表示部に表示される前記建物の側面に、所定角度の仮想線を重ね合わせて表示させる仮想線表示制御ステップと、
    前記表示部において前記建物の前記側面に重ね合わせて表示される前記仮想線と、前記側面において互いに平行の第1基準部及び第2基準部とのそれぞれの交点である第1交点及び第2交点を設定する交点設定ステップと、
    前記第1交点と前記第2交点の実測距離を測定する距離測定ステップと、
    前記実測距離と、前記第1基準部及び第2基準部の距離とに基づいて、前記側面に関する前記建物の傾きを算出する傾き算出ステップと、を有することを特徴とする傾き測定方法。
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