JP6746524B2 - 眼鏡レンズ加工システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、眼鏡レンズ加工システムおよび方法に係り、特に、顧客の検眼情報および顧客によって選択されたレンズおよびフレームの情報により眼鏡レンズを加工するための眼鏡レンズ加工システムおよび方法に関する。
一般に、顧客により装用されているまたは顧客が所有する眼鏡の度数データや検眼データにはレンズメータや検眼システムから打ち出されたプリントアウトデータが使われている。これらのデータは顧客がレンズを選択するのに重要な情報である。またプリントアウトされるこれらデータには顧客の瞳孔間距離を示すデータも含まれている。
通常瞳孔間距離の測定には例えばPDメータと呼ばれる瞳孔間距離測定器が使用されるが、最近ではレンズメータや検眼システムからこのデータを得ることも少なくない。この瞳孔間距離のデータは顧客が選択したフレームから加工に使用するレイアウトデータ(左右の打ち寄せ量等)を算出するのに使用される重要なデータである。また上下のレイアウトデータは単焦点の場合、例えば2mmUPあるいはフレームセンター(0mm)の場合がほとんどで、その値は眼鏡店によるところが大きい。累進多焦点の場合は、通常はレイアウトシールを顧客が選んだフレームに貼り高さを決定するが、その値も眼鏡店によるところが大きい。
左右のレイアウトデータは顧客が選んだフレームと顧客の瞳孔間距離によって算出され、上下のレイアウトデータは顧客が選んだレンズにより決定されている。このレイアウトデータは光学中心ブロック方式とボクシングセンターブロック方式によって使われ方が異なる。光学中心ブロック方式の場合、レンズメータによって光学中心に印点されたレンズは光学中心にブロックし、決められた上下左右のレイアウトデータを加工機にセットする。ボクシングセンターブロック方式の場合、決められた上下左右のレイアウトデータをレイアウトブロッカーにセットしレンズメータによって光学中心に印点されたレンズはレイアウトデータに基づきブロックされる。加工機は、フレームの玉型を測定するフレームトレーサに接続され顧客が選択したフレームをフレームトレーサで測定し、フレームの玉型データを得るようになっている。レイアウトブロッカーでブロックされたレンズを加工機に取り付け、玉型情報、フレームの加工条件を加工機に入力し加工する。但し、前述の如く光学中心ブロック方式の場合はレイアウトデータを加工機に入力しフレームトレーサで得た玉型データをレイアウトデータに基づき偏心させる必要がある。
従来技術として、例えば、特許文献1には、「眼鏡店側でフレーム形状測定を行うことなく正確なフレーム形状情報を得て眼鏡加工を可能にする眼鏡加工方法および眼鏡フレームを提供する」(要約)ようにした眼鏡加工方法および眼鏡フレームが記載されている。
特開平10−186293号公報
上述したように、従来は検眼データからレイアウトデータを手動で算出し、そのレイアウトデータに基づきレンズをレイアウトブロッカーでブロックし、加工機に接続されたフレームトレーサから顧客が選択したフレームの玉型情報を得てそれぞれの加工条件を入力し、加工していた。この方式は、例えば、レイアウトデータを算出しなければならないこと、そのレイアウトデータに基づきレンズをブロックしなければならないこと、顧客が選択したフレームをトレースしなければならないこと、顧客が選択したフレーム毎に加工機の加工条件設定しなければならないこと等で、多大な手間と時間がかかり、人的間違いが生じる場合があるかもしれないという課題があった。
本発明は、以上の点に鑑み、顧客の検眼情報または眼鏡情報と、レンズ情報およびフレーム情報とにより眼鏡レンズを加工することができる眼鏡レンズ加工システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の解決手段によると、
顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報と、顧客によって選択されたレンズのレンズ情報および眼鏡フレームのフレーム情報とを含む顧客情報を、顧客IDをキーとして集約し管理するデータサーバと、
顧客の眼鏡情報または検眼情報を前記データサーバに転送する第1の端末装置と、
顧客IDを割り振り、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を前記データサーバに転送する第2の端末装置と、
あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とを記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
を備え、
前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記データサーバから転送された顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工システムが提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
顧客IDを割り振り、顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報と、顧客によって選択されたレンズのレンズ情報および眼鏡フレームのフレーム情報とを含む顧客情報と、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を、顧客IDをキーとして集約し管理する第2の端末装置と、
顧客の眼鏡情報または検眼情報を前記第2の端末装置に転送する第1の端末装置と、
あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とを記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
を備え、
前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記第2の端末装置から転送された顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工システムが提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とを記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報を前記加工用データ共有サーバに転送する第1の端末装置と、
顧客IDを割り振り、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を前記加工用データ共有サーバに転送する第2の端末装置と、
を備え、
前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置から転送された、顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工システムが提供される。
本発明の第4の解決手段によると、
眼鏡レンズ加工システムにおける眼鏡レンズ加工方法であって、
前記眼鏡レンズ加工システムは、
顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報と、顧客によって選択されたレンズのレンズ情報および眼鏡フレームのフレーム情報とを含む顧客情報を、顧客IDをキーとして集約し管理するデータサーバと、
顧客の眼鏡情報または検眼情報を前記データサーバに転送する第1の端末装置と、
顧客IDを割り振り、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を前記データサーバに転送する第2の端末装置と、
あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とを記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
を備え、
前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記データサーバから転送された顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工方法が提供される。
本発明の第5の解決手段によると、
眼鏡レンズ加工システムにおける眼鏡レンズ加工方法であって、
前記眼鏡レンズ加工システムは、
顧客IDを割り振り、顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報と、顧客によって選択されたレンズのレンズ情報および眼鏡フレームのフレーム情報とを含む顧客情報と、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を、顧客IDをキーとして集約し管理する第2の端末装置と、
顧客の眼鏡情報または検眼情報を前記第2の端末装置に転送する第1の端末装置と、
あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とを記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
を備え、
前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記第2の端末装置から転送された顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工方法が提供される。
本発明の第6の解決手段によると、
眼鏡レンズ加工システムにおける眼鏡レンズ加工方法であって、
前記眼鏡レンズ加工システムは、
あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とを記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報を前記加工用データ共有サーバに転送する第1の端末装置と、
顧客IDを割り振り、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を前記加工用データ共有サーバに転送する第2の端末装置と、
を備え、
前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置から転送された、顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工方法が提供される。
本発明によると、顧客の検眼情報または眼鏡情報と、レンズ情報およびフレーム情報とにより眼鏡レンズを加工することができる眼鏡レンズ加工システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る眼鏡レンズ加工システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る眼鏡レンズ加工システムの端末装置とサーバの主な役割を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る眼鏡レンズ加工システムのデータサーバと加工用データ共有サーバ間のデータ通信の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る加工用データ共有データサーバの動作フローを示す説明図である。 本発明の実施形態に係る加工用データ共有サーバの構成図である。 本発明の実施形態に係る、顧客情報のフォーマットの説明図、フレームライブラリのフォーマットの説明図および加工データのフォーマットの説明図である。
A.概要

上述した課題を解決するために、本発明および/または本実施形態は、顧客の検眼情報と顧客によって選択されたレンズのレンズ情報および眼鏡フレームのフレーム情報とを含む顧客情報を集約するデータサーバ(DS)と、あらかじめ測定された眼鏡フレームの玉型データとその眼鏡フレームの加工条件を記憶するための記憶部と、転送された顧客情報からレイアウトデータを演算するための演算部を有する加工用データ共有サーバとを備え、データサーバは加工用データ共有サーバに顧客の検眼情報と顧客によって選択されたレンズのレンズ情報および眼鏡フレームのフレーム情報を転送するようにしている。加工用データ共有サーバは転送された顧客情報からあらかじめ記憶部(ライブラリ)に保存されているフレームの番号・型番と合致するフレームの玉型データおよびフレームの加工条件を抽出し、レイアウトデータ演算し、それら(例えば、加工条件、レイアウトデータ、玉型、レンズ情報等のいずれか複数又は全て)を合成した加工データを自動的に生成するようにしている。この加工データは顧客番号によって管理され、バーコードまたはQRコード(登録商標)等のコードとして加工指示票に記載されている。レイアウトブロッカーあるいは眼鏡レンズ加工機から加工指示票に記載のバーコードまたはQRコード等のコードがスキャンされると、加工用データ共有サーバから顧客番号と一致した加工データが自動的に転送され加工できるようになっている。
レイアウトブロッカーは検眼情報からブロックされるべきレンズの度数がレイアウトブロッカーに表示されるようになっており、自動レンズメータの機能を有しているので、ブロックされるレンズ度数が違っていたら警告するようになっている。
従って、本発明および/または本実施形態は従来方式の多大な手間と時間がかかり、人的間違いが生じる場合があるかもしれないという課題を解消できるようになっている。
B.眼鏡レンズ加工システムおよび方法

以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る眼鏡レンズ加工システムの構成例を示すブロック図である。
眼鏡レンズ加工システムは、データ管理用端末1、データサーバ(DS)2、加工用データ共有サーバ3、レンズメータ4、他覚式検眼器5、自覚式検眼器6、レイアウトブロッカー7、加工機8を備える。
図1に示すように顧客が来店するとデータ管理用端末1から特定の顧客番号が割り振られ、店舗に送られ、顧客番号、顧客番号のQRコード、検査開始予定時間および受付日時等が受付票に印字され、顧客に渡される。データ管理用端末1は、例えば、POS用端末、パソコン(PC)等のコンピュータなど、適宜の端末を用いることができる。図中、一例として「POS」で表示しているがこれに限られない。
なお、詳細は後述するように、この顧客番号に、顧客の眼鏡購入プロセスにおける受付時間、による装用眼鏡度数、検眼器による検眼情報、顧客が選んだレンズ、フレームの情報、加工データおよびお渡し予定時間等その顧客に関するすべての情報が各端末から紐づけされデータサーバ2に送られ管理されるようになっている。
顧客が眼鏡を装用または所有している場合は、自動レンズメータ4によって装用または所有している眼鏡の左右のレンズ度数、瞳孔距離等が測定されプリントアウトすると、測定された顧客の眼鏡の眼鏡情報がQRコードとして印字される。プリントボタンが押されると顧客の眼鏡情報は自覚式検眼器6に送られるようになっている。この顧客の眼鏡情報は後に行われる自覚式検眼器6の測定に利用できるようになっている。
操作者はi-Pod Touchなどの手持ち端末で印字されたQRコードをスキャンすることによって顧客の眼鏡情報をデータサーバ2に顧客番号とともに送付するかそのまま手持ち端末に保存できるようになっている。顧客が現在装用している眼鏡と同じ度数で新しい眼鏡を製作することを望む場合は、この眼鏡情報が最終の顧客の測定データ(検眼データ)である「検眼情報」となるようになっている。
また、顧客は他覚式検眼器5にて他覚的に左右眼の測定を行う。
他覚式検眼器5にて測定された顧客の左右眼の測定情報はプリントボタンが押されると測定値(測定情報)が印字されるとともに自覚式検眼器6に送られるようになっている。この顧客の他覚式検眼器5による測定情報は後に行われる自覚式検眼器6の測定に利用できるようになっている。
次に顧客は自覚式検眼器6にて自覚的に左右眼の測定を行う。
自動レンズメータ4によって装用している眼鏡の眼鏡情報、または他覚式検眼器5にて測定された顧客の左右眼の測定情報を参考に、自覚式検眼器6にて、測定された顧客の左右眼の測定情報に基づきプレフィッティングを行う。この時点でプリントボタンが押されると、この時点の自覚式検眼情報が印字されると同時にまたはその際に、その情報内容がQRコードとして印字されるので、操作者は手持ち端末でQRコードをスキャンし手持ち端末にそのデータを保存しても良い。
プレフィッティングでは自覚式検眼器6で得られた左右眼の度数の検眼レンズと装用枠を用いて、実際の掛け心地を確認しながら、左右の度数の調整を行う。プレフィッティングで得られた左右の度数が最終の顧客の自覚測定の測定値(検眼情報)となる。自覚式検眼器6にて測定された左右眼の測定度数とプレフィッティングで得られた左右の度数が異なる場合は、自覚式検眼器6の左右眼の測定度数をプレフィッティングで得られた左右の度数に変更してプリントボタンを押すと最終の顧客の自覚式検眼情報が「検眼情報」として印字されると同時にまたはその際に、その情報内容がQRコードとしても打ち出されるようになっている。操作者は手持ち端末で打ち出されたQRコードをスキャンすることによって、または、自覚式検眼器6により、最終の顧客の自覚式検眼情報をデータサーバ2に顧客番号とともに送付するようになっている。
プレフィッティング前に手持ち端末にて自覚式検眼情報を保存した場合、自覚式検眼器6にて測定された左右眼の測定度数とプレフィッティングで得られた左右の度数が異なる場合は、自覚式検眼器6で得られた左右眼の測定度数を手持ち端末にてプレフィッティングで得られた左右の度数に変更して、データサーバ2に顧客番号とともに送付することが可能なようになっている。また、前述の手持ち端末に保存された顧客の眼鏡の眼鏡情報もプレフィッティング終了時点で最終の顧客の自覚式検眼情報と顧客番号ともに送付できるようになっている。手持ち端末によってデータサーバ2に送られる情報はレンズメータ4あるいは自覚式検眼器6から顧客番号ともに直接的にデータサーバ2および/または加工用データ共有サーバ3に送られても良い。
データ管理用端末1により、装用または所有している眼鏡度数の測定および/または最終の顧客の自覚式検眼が終了した時点で、顧客はフレームおよび用途に応じた眼鏡レンズを選択し、データ管理用端末1に選択したデータを記憶する。なお、フレームおよびレンズの選択は検眼等の前等適宜の時期に行ってもよい。
顧客がフレームおよび眼鏡レンズを選択し、会計を済ませると、データ管理用端末1から顧客が選択したフレームのフレーム情報および眼鏡レンズのレンズ情報がデータサーバ2に送付される。それと同時にまたはその際に、データ管理用端末1は眼鏡レンズの加工に必要な顧客番号、顧客番号のバーコードまたはQRコード、フレーム番号、レンズの種類、レンズの度数、レイアウト用のデータ(例えば、左右方向データ(顧客のPD、打ち寄せ量)及び上下方向データ)、お渡し予定時間等の情報が加工指示票として印字される。それと同時にまたはその際に、出来上がった眼鏡をお渡しするための引換票、領収書、保証書も印字される。この加工指示票は通常の加工では顧客番号のバーコードまたはQRコードをスキャンし、該当する加工データをレイアウトブロッカー7または加工機8に呼び出すために使用されるが、各加工工程での確認や出来上がった顧客の眼鏡をチェックするためにも使用される。なお、操作者は手持ち端末で印字されたQRコードをスキャンすることによって顧客のフレーム情報およびレンズ情報をデータサーバ2および/または加工用データ共有サーバ3に顧客番号とともに送付するかそのまま手持ち端末に保存できるようにしてもよい。なお、レンズ情報とは、例えば、レンズの種類・設計データ(単焦点・多焦点・累進等)、レンズの素材(屈折率、レンズの厚さ等)、特性、カラー、表面処理(マルチコート、撥水コート、超撥水コート等)等が挙げられる。
図2は、本発明の実施形態に係る眼鏡レンズ加工システムの端末装置とサーバの主な役割を示す説明図である。
図3は、本発明の実施形態に係る眼鏡レンズ加工システムのデータサーバと加工用データ共有サーバ間のデータ通信の構成例を示すブロック図である。
また、図4は、加工用データ共有データサーバの動作フローを示す説明図である。
顧客のすべての情報が揃った時点でデータサーバ2は加工用データ共有サーバ3の共有フォルダ(記憶部)に、図2に記載されたように、顧客番号、顧客検眼情報、選択されたフレーム番号、選択されたレンズのレンズ情報、レイアウト用のデータ、受付日時、お渡し予定日時等の顧客情報を送信し、加工用データ共有サーバ3の共有フォルダ(記憶部)は、受信した顧客情報を、OMAファイル等の適宜のファイルとして顧客番号をキーとしたファイル名で書き込む(S101)。なお、OMAファイルのフォーマットは、Vision Councilによって制定された通信規格の一例であり、これに限らず適宜の通信規格および/またはファイル形式等を用いることができる。
加工用データ共有サーバ3の共有フォルダに顧客情報が書き込まれると(S101)、加工用データ共有サーバ3は書き込まれたフレーム番号と一致するあらかじめ加工用データ共有サーバ3のフレームライブラリに保存されているフレーム番号のフレーム玉型データと加工条件(ヤゲン、平摺り、溝堀り、仕上げモード等)を呼び出し、顧客の加工データの一部として使用する(S103)。なお、各レンズのレンズ情報が予めライブラリに保存されてもよく、レンズ情報と一致するレンズの種類、形状、材質、色等のレンズの情報も加工データを合成するための情報として使用することもできる。
また、加工用データ共有サーバ3の演算部11により、顧客情報の顧客の検眼情報の瞳孔間距離(PD)と前述のフレーム番号に一致するフレームのフレームPDによりレイアウトの打ち寄せ量等を含むレイアウトデータが演算される。レイアウトの上下方向に関しては、例えば、選択されたレンズの種類によってあらかじめ決められた上下方向レイアウトの情報は顧客情報に直接的に記載されている。顧客情報のレンズの度数は、自動のレイアウトブロッカー7において、例えば、レンズをブロックする際に加工されるべきレンズと実際のレンズの度数が一致しているかの判断および乱視レンズの乱視軸はブロックされるレンズの乱視軸を加味してブロックするために使用される。
上述の如く加工用データ共有サーバ3により、顧客の加工データは書き込まれた顧客情報によって自動的に生成される(S103)。生成された加工データファイルは顧客番号をキーとしたファイル名を付け加工用データ共有サーバ3の加工データ用フォルダに保存される(S103)。なお、加工データの生成は、例えば、加工条件、レイアウトデータ、玉型、レンズ情報等の予め定められた必要な情報を演算・合成することにより、公知または周知技術等により行うことができる。なお、例えば、顧客情報のレンズ度数、レンズの素材はそのまま加工データとなることができる。但し、検眼によって得られる顧客のPDはそのまま加工データとはならないので玉型情報と併せてレイアウトデータを算出することができる。また、玉型情報および加工条件はフレームライブラリからフレームの型番をキーとして抽出することができる。
なお、データサーバ2は、例えば、パソコン(PC)等のコンピュータなど、適宜の端末を用いることができる。また、データ管理用端末1とデータサーバ2は、一体に構成されたり共用されてもよい。この場合、例えば、データ管理用端末1とデータサーバ2は、例えば、演算部、記憶部、表示部等の適宜の構成部を共用して一体の装置を構成することができる。
また、データ管理用端末1、レンズメータ4、他覚式検眼器5、自覚式検眼器6の内いずれかひとつ又は複数は、各々が測定したデータを、有線又は無線等の適宜の通信により、データサーバ2および/または加工用データ共有サーバ3に直接送るようにしても良い。
例えば、レンズメータ4、他覚式検眼器5、自覚式検眼器6の内いずれかひとつ又は複数は、顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報を加工用データ共有サーバ3に転送し、データ管理用端末1は、顧客IDを割り振り、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を前記加工用データ共有サーバ3に転送するようにしてもよい。
レイアウトブロッカー7に接続されているバーコードリーダまたはスキャナーで加工指示票に記載された顧客番号のバーコードまたはQRコードをスキャンすると、加工用データ共有サーバ3の加工データ用フォルダに保存されている顧客の加工データがレイアウトブロッカー7に送付され(S105)、表示される。顧客情報に基づきレイアウトブロッカー7に自動的に入力された加工データまたは加工条件を変更したければ、レイアウトブロッカー7上のスイッチを操作し簡単にレイアウトデータ、乱視軸を変更することができる。自動入力された加工データまたは加工条件が変更されると、変更された内容は自動的に加工用データ共有サーバ3に転送され、加工用データ共有サーバ3の加工データ用フォルダに保存されている顧客の加工データを変更するようになっている。
加工するレンズをレイアウトブロッカー7のブロックチャンバーにいれ、ポジブロックにリープテープを付けブロックステージに載せ、ブロックボタンを押すと、加工されるレンズをしっかりとホールドし、度数測定を行い顧客情報記載のレンズ度数と加工されるレンズの度数が一致するかどうかチェックする。度数が一致していなければ操作者にわかるようにメッセージを表示する。度数が一致していればレイアウトブロッカー7は自動的にリープテープの付いたポジブロックを保持し、レイアウトデータおよび乱視軸情報に基づき、ポジブロックを加工するレンズ上にブロックする。この作業は左右両眼のレンズで行われる。
次に、加工機8に接続されているバーコードリーダまたはスキャナーで加工指示票に記載された顧客番号のバーコードまたはQRコードをスキャンすると、加工用データ共有サーバ3の加工データ用フォルダに保存されている顧客の加工データが加工機8に表示される。加工機8の加工条件は顧客の加工データに書き込まれているので、改めて加工機8の加工条件をセットする必要はない。顧客情報に基づき加工機8に自動的に入力された加工データまたは加工条件を変更したければ、加工機8上のスイッチを操作し簡単に加工データまたは加工条件を変更することができる。自動入力された加工データまたは加工条件が変更されると、変更された内容は自動的に加工用データ共有サーバ3に転送され、加工用データ共有サーバ3の加工データ用フォルダに保存されている顧客の加工データを変更するようになっている。
なお、レイアウトブロッカー7または加工機8により変更された加工データは、再登録してもよいし、新規登録してもよい。
ブロックされたレンズを加工機8に取り付けクランプし、加工開始ボタンを押すと自動的に加工ドアが閉まり加工が開始される。加工が終了すると加工ドアが自動的に開き加工終了を知らせる。加工されたレンズを顧客が選択したフレームに枠入れすれば顧客のメガネが完成する。完成した顧客の眼鏡はレンズメータ4でレンズの度数、乱視軸、アイポイントの位置、PDが加工指示票に従って検品される。手持ち端末で加工指示票に記載された顧客番号のバーコードまたはQRコードをスキャンすると検品の情報はデータサーバ2に送付され、記憶される。
顧客に出来上がった眼鏡をお渡しする際は、顧客の顔に出来上がった眼鏡が正確にフィットするようにフィッテングを行い、引換票と交換に出来上がった眼鏡をお渡しする。引換票に記載された顧客番号のQRコードを手持ち端末でスキャンすることによって引き渡しが完了したことをデータサーバ2に伝える。
C.加工用データ共有サーバ3

図5は、加工用データ共有サーバの構成図である。
加工用データ共有サーバ3は、演算部11、入力部12、出力部13、表示部14、記憶部15、インタフェース(I/F)16−1〜3を備える。
記憶部15は、共有フォルダ(顧客情報等を含む。)151、ライブラリ152(フレームライブラリ等を含む。)、加工データ用フォルダ(加工データ等を含む。)153を含む。
図6(A)に、顧客情報のフォーマットの説明図を示す。
共有フォルダ151内の顧客情報は、顧客番号に対応して、検眼情報、フレーム番号、レンズ情報、レイアウトデータ、受付日時、お渡し予定日時を含む。
図6(B)に、フレームライブラリのフォーマットの説明図を示す。
ライブラリ152内のフレームライブラリは、フレーム番号に対応して、玉型データ、加工条件を含む。
図6(C)に、加工データのフォーマットの説明図を示す。
加工データ用フォルダ153内の加工データは、顧客番号に対応して、加工データを含む。なお、加工データには、レイアウトブロッカー用加工データと加工機用加工データを含む。
D.変形例及び付記

なお、「顧客番号」については、番号の他、符号、記号、ニックネーム、名前等の適宜の識別情報(ID)を用いてもよい。
「フレーム番号」については、番号の他、型番、名称、通称等の適宜のフレーム情報を用いてもよい。
各情報を送信または保持する「手持ち端末」は、この他にも、タブレット、スマートフォン、携帯電話、PC、i-Pod Touchなどのモバイル端末、情報端末等の適宜のひとつまたは複数の通信端末(通信手段、通信装置)を用いることができる。また、各情報の通信には、無線または有線の適宜の回線やネットワークを用いることができる。
「バーコードまたはQRコード」については、この他にも、バーコード以外の1次元コード、QRコード以外の2次元コード等の適宜コードを用いることができる。
本発明の眼鏡レンズ加工方法又は眼鏡レンズ加工装置・システムは、その各手順をコンピュータに実行させるための眼鏡レンズ加工プログラム、眼鏡レンズ加工プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、眼鏡レンズ加工プログラムを含みコンピュータの内部メモリにロード可能なプログラム製品、そのプログラムを含むサーバ等のコンピュータ、等により提供されることができる。
以上、顧客の眼鏡購入プロセスにおける検眼情報、選択されたレンズおよびフレームの情報による眼鏡レンズ加工システムの各実施形態を説明したが、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎない。これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができるものとする。
E.実施形態の効果

本実施形態によれば、顧客の検眼情報、顧客によって選択されたレンズおよび眼鏡フレームの情報により、眼鏡レンズのレイアウトデータ、加工条件、玉型データを容易に取得し、眼鏡レンズを容易に加工できる眼鏡レンズ加工システムおよび方法を提供することができる。
また、本実施形態によれば、ユーザは、データサーバ2により、顧客の検眼情報、レイアウト用のデータ、顧客が購入したフレーム、レンズの情報を一括に管理し、加工に必要な情報を加工用データ共有サーバ3に送ることができる。加工用データ共有サーバ3は送られてきたフレーム情報のよりあらかじめライブラリに保存されているフレームの番号・型番と合致するフレームの玉型データおよびフレームの加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し加工データを演算する。加工データは顧客番号によって管理され、バーコードまたはQRコードとして加工指示票に記載されており、レイアウトブロッカー7あるいは眼鏡レンズ加工機8から加工指示票に記載のバーコードまたはQRコードがスキャンされると加工用データ共有サーバ3から顧客番号と一致した加工データが転送されことにより、レイアウトブロッカー7あるいは眼鏡レンズ加工機8に入力するデータを自動的に間違うことなく入力できるので、容易にレンズをブロックし、加工することができるようになる。
1 データ管理用端末
2 データサーバ(DS)
3 加工用データ共有サーバ
4 レンズメータ
5 他覚式検眼器
6 自覚式検眼器
7 レイアウトブロッカー
8 加工機
11 演算部
12 入力部
13 出力部
14 表示部
15 記憶部
16−1〜3 インタフェース(I/F)

Claims (12)

  1. 顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報と、顧客によって選択されたレンズのレンズ情報および眼鏡フレームのフレーム情報とを含む顧客情報を、顧客IDをキーとして集約し管理するデータサーバと、
    顧客の眼鏡情報または検眼情報を前記データサーバに転送する第1の端末装置と、
    顧客IDを割り振り、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を前記データサーバに転送する第2の端末装置と、
    あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とをフレーム情報に対応して記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算し、加工データを生成するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
    を備え、
    前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記データサーバから転送された顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、加工条件及びレイアウトデータ及び玉型データ及びレンズ情報のいずれか複数又は全てを合成することにより顧客IDに対する加工データを生成する
    ことを特徴とする眼鏡レンズ加工システム。
  2. 顧客IDを割り振り、顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報と、顧客によって選択されたレンズのレンズ情報および眼鏡フレームのフレーム情報とを含む顧客情報と、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を、顧客IDをキーとして集約し管理する第2の端末装置と、
    顧客の眼鏡情報または検眼情報を前記第2の端末装置に転送する第1の端末装置と、
    あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とをフレーム情報に対応して記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算し、加工データを生成するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
    を備え、
    前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記第2の端末装置から転送された顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、加工条件及びレイアウトデータ及び玉型データ及びレンズ情報のいずれか複数又は全てを合成することにより顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工システム。
  3. あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とをフレーム情報に対応して記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算し、加工データを生成するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
    顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報を前記加工用データ共有サーバに転送する第1の端末装置と、
    顧客IDを割り振り、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を前記加工用データ共有サーバに転送する第2の端末装置と、
    を備え、
    前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置から転送された、顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、加工条件及びレイアウトデータ及び玉型データ及びレンズ情報のいずれか複数又は全てを合成することにより顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工システム。
  4. レイアウトブロッカーまたは眼鏡レンズ加工機をさらに備え、
    前記加工データは顧客IDによって管理され、バーコードまたはQRコード(登録商標)または他のコードとして加工指示票に記載されており、
    前記レイアウトブロッカーまたは前記眼鏡レンズ加工機から加工指示票に記載のバーコードまたはQRコード(登録商標)がスキャンされると、前記加工用データ共有サーバから前記レイアウトブロッカーまたは前記眼鏡レンズ加工機に顧客IDと一致した加工データが転送されレイアウトブロックまたは加工ができるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の眼鏡レンズ加工システム。
  5. レイアウトブロッカーまたは眼鏡レンズ加工機をさらに備え、
    前記加工用データ共有サーバから呼び出された前記加工データは前記レイアウトブロッカーまたは前記眼鏡レンズ加工機に呼び出された後、前記レイアウトブロッカーまたは前記眼鏡レンズ加工機は、マニュアルによる入力に従い、レイアウトデータ、加工条件、サイズ、玉型のいずれかひとつまたは複数の情報を変更し加工できるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の眼鏡レンズ加工システム。
  6. レイアウトブロッカーまたは眼鏡レンズ加工機をさらに備え、
    前記加工用データ共有サーバから呼び出された前記加工データは前記レイアウトブロッカーまたは前記眼鏡レンズ加工機に呼び出された後、前記レイアウトブロッカーまたは前記眼鏡レンズ加工機は、マニュアルによる入力に従い再度フレームの玉型データを取り直しまたは加工条件を変更し同じフレームの情報としてフレームの玉型データまたはフレームの加工条件を前記加工用データ共有サーバの前記記憶部に再登録できるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の眼鏡レンズ加工システム。
  7. レイアウトブロッカーまたは眼鏡レンズ加工機をさらに備え、
    前記加工用データ共有サーバから呼び出された前記加工データは前記レイアウトブロッカーまたは前記眼鏡レンズ加工機に呼び出された後、前記レイアウトブロッカーまたは前記眼鏡レンズ加工機は、マニュアルによる入力に従い、再度眼鏡フレームの玉型データを取り直しまたは加工条件を変更して新しいフレーム情報を付与することによって新しいフレーム情報として前記加工用データ共有サーバの前記記憶部に新規登録できるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の眼鏡レンズ加工システム。
  8. 前記第1の端末装置が測定した眼鏡情報をプリントアウトしたコードまたは前記第1の端末装置が測定した検眼情報をプリントアウトしたコードを読みとり、前記データサーバまたは前記第2の端末装置に、顧客IDに対応する検眼情報として記憶させるおよび/または送信するための通信端末を、
    さらに備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の眼鏡レンズ加工システム。
  9. 前記第2の端末装置がプリントアウトしたコードを読みとり、前記データサーバに、顧客IDに対応するレンズ情報およびフレーム情報として記憶させるおよび/または送信するための通信端末を、
    さらに備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の眼鏡レンズ加工システム。
  10. 眼鏡レンズ加工システムにおける眼鏡レンズ加工方法であって、
    前記眼鏡レンズ加工システムは、
    顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報と、顧客によって選択されたレンズのレンズ情報および眼鏡フレームのフレーム情報とを含む顧客情報を、顧客IDをキーとして集約し管理するデータサーバと、
    顧客の眼鏡情報または検眼情報を前記データサーバに転送する第1の端末装置と、
    顧客IDを割り振り、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を前記データサーバに転送する第2の端末装置と、
    あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とをフレーム情報に対応して記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算し、加工データを生成するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
    を備え、
    前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記データサーバから転送された顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、加工条件及びレイアウトデータ及び玉型データ及びレンズ情報のいずれか複数又は全てを合成することにより顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工方法。
  11. 眼鏡レンズ加工システムにおける眼鏡レンズ加工方法であって、
    前記眼鏡レンズ加工システムは、
    顧客IDを割り振り、顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報と、顧客によって選択されたレンズのレンズ情報および眼鏡フレームのフレーム情報とを含む顧客情報と、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を、顧客IDをキーとして集約し管理する第2の端末装置と、
    顧客の眼鏡情報または検眼情報を前記第2の端末装置に転送する第1の端末装置と、
    あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とをフレーム情報に対応して記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算し、加工データを生成するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
    を備え、
    前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記第2の端末装置から転送された顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、加工条件及びレイアウトデータ及び玉型データ及びレンズ情報のいずれか複数又は全てを合成することにより顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工方法。
  12. 眼鏡レンズ加工システムにおける眼鏡レンズ加工方法であって、
    前記眼鏡レンズ加工システムは、
    あらかじめ測定された各眼鏡フレームの玉型データと加工条件とをフレーム情報に対応して記憶するための記憶部と、レイアウトデータを演算し、加工データを生成するための演算部とを有する加工用データ共有サーバと、
    顧客の装用または所有する眼鏡の眼鏡情報または顧客の検眼情報を前記加工用データ共有サーバに転送する第1の端末装置と、
    顧客IDを割り振り、顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報を前記加工用データ共有サーバに転送する第2の端末装置と、
    を備え、
    前記加工用データ共有サーバの前記演算部は、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置から転送された、顧客の眼鏡情報または検眼情報と顧客によって選択されたレンズ情報およびフレーム情報とによって、あらかじめ前記記憶部に保存されているフレーム情報と合致する眼鏡フレームの玉型データおよび加工条件を抽出し、レイアウトデータを演算し、加工条件及びレイアウトデータ及び玉型データ及びレンズ情報のいずれか複数又は全てを合成することにより顧客IDに対する加工データを生成することを特徴とする眼鏡レンズ加工方法。
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