JP6746255B2 - 中和処理装置 - Google Patents
中和処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6746255B2 JP6746255B2 JP2019108629A JP2019108629A JP6746255B2 JP 6746255 B2 JP6746255 B2 JP 6746255B2 JP 2019108629 A JP2019108629 A JP 2019108629A JP 2019108629 A JP2019108629 A JP 2019108629A JP 6746255 B2 JP6746255 B2 JP 6746255B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- removing agent
- scale
- fluid
- reaction tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000006386 neutralization reaction Methods 0.000 title claims description 90
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 201
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 98
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 92
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 72
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 71
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 claims description 49
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 claims description 49
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 48
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 claims description 40
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
- 230000002378 acidificating effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 30
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 24
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 15
- 239000007793 ph indicator Substances 0.000 description 12
- 238000001139 pH measurement Methods 0.000 description 10
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 4
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000003657 drainage water Substances 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
- 230000036962 time dependent Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
(中和処理装置の構成)
図1に示すように、中和処理装置100は、排水貯留部1と、ガス供給部2と、中和処理部3とを備えている。排水貯留部1は、原水槽10を含んでいる。ガス供給部2は、炭酸ガスボンベ20を含んでいる。中和処理部3は、ノズル30と、反応槽31と、除去剤貯蔵部32と、自吸ポンプ33とを含んでいる。中和処理装置100は、排水貯留部1からアルカリ性の排水、および、ガス供給部2から炭酸ガスを中和処理部3に供給するように構成されている。また、中和処理装置100は、中和処理部3において、ノズル30から排水と炭酸ガスとを反応槽31にそれぞれ供給するように構成されている。そして、中和処理装置100は、中和処理部3において、反応槽31内で排水と炭酸ガスとを撹拌することにより中和反応させる(中和処理する)ように構成されている。なお、除去剤貯蔵部32は、特許請求の範囲の「除去剤供給部」の一例である。
排水貯留部1は、図1に示すように、原水槽10と、給水ホース11と、液位計12とを含んでいる。なお、排水貯留部1自体は、排水を中和処理部3(ノズル30)に供給(送り込む)する機能を有していない。排水貯留部1に貯留された排水は、中和処理部3の機能により、中和処理部3に供給される(引き込まれる)。詳細については後述する。
ガス供給部2は、図1に示すように、複数(2つ)の炭酸ガスボンベ20と、ガス供給管21と、圧力調整器22と、電磁弁23と、逆止弁24とを含んでいる。
中和処理部3は、図1に示すように、ノズル30と、反応槽31と、除去剤貯蔵部32と、複数(2つ)の自吸ポンプ33と、流体供給管34と、PH測定部35と、除去剤供給管36と、電磁弁37と、排水ホース38と、流量計39と、PH指示計40aを含む制御部40と、PH記録計41と、操作部42とを含んでいる。なお、自吸ポンプ33は、特許請求の範囲の「第1ポンプ」および「除去剤供給部」の一例である。
次に、図1および図3を参照して、制御部40によるスケール除去剤の供給制御処理について説明する。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、中和処理部3が電磁弁を備える上記第1実施形態とは異なり、中和処理部3aが電磁弁37に代えて送出ポンプ37aを備える構成について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。また、送出ポンプ37aは、特許請求の範囲の「第2ポンプ」および「除去剤供給部」の一例である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図5〜図7を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、制御部40が流量計39により測定された流量に基づいてスケール除去剤を供給する制御を行った上記第1実施形態とは異なり、制御部340がPH測定部35により測定されたPH値に基づいてスケール除去剤を供給する制御を行う構成について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
次に、図5〜図7を参照して、制御部340によるスケール除去剤の供給制御処理について説明する。なお、ステップS2〜S5は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略し、ステップS1aについてのみ説明する。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図1および図8を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。この第4実施形態では、上記第1実施形態のノズル30の構成に加えて、ノズル430が蓋部430aを有する構成について説明する。なお、第4実施形態においてノズル430以外の構成は、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態であるので、説明を省略する。
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
31 反応槽
32 除去剤貯蔵部(除去剤供給部)
33 自吸ポンプ(第1ポンプ、除去剤供給部)
35 PH測定部
37a 送出ポンプ(第2ポンプ、除去剤供給部)
39 流量計
40、340 制御部(除去剤供給部)
100、200、300、400 中和処理装置
430a 蓋部
530a 孔部
Claims (12)
- アルカリ性の排水と炭酸ガスとが中和反応する反応槽と、
前記反応槽に前記排水および前記炭酸ガスを供給するノズルと、
スケール除去剤を前記ノズルの内面に供給する除去剤供給部とを備え、
前記除去剤供給部は、前記スケール除去剤を貯蔵する除去剤貯蔵部と、一方端が前記除去剤貯蔵部に接続され、他方端が前記ノズルに接続される除去剤供給管とを含み、
前記排水が貯留される原水槽と、前記原水槽から前記排水を供給する排水供給管とをさらに備え、
前記ノズルは、前記除去剤供給管の前記他方端が接続される第1供給口と、前記排水供給管が接続される第2供給口とを含む、中和処理装置。 - 前記除去剤供給部は、前記ノズル側で発生された負圧により前記除去剤貯蔵部から前記ノズルに前記スケール除去剤を引き込むか、または、前記除去剤貯蔵部から前記ノズルに向かって前記スケール除去剤を送り出すように構成されている、請求項1に記載の中和処理装置。
- 前記除去剤供給部は、前記ノズルに接続され、前記反応槽の流体を循環させるとともに、流体の循環によって前記ノズル側に負圧を発生させることにより、前記ノズルに前記排水を引き込む第1ポンプを含む、請求項2に記載の中和処理装置。
- 前記除去剤供給部は、前記除去剤貯蔵部側に設けられ、前記除去剤貯蔵部から前記ノズルに向かって前記スケール除去剤を送り出す第2ポンプを含む、請求項2に記載の中和処理装置。
- 前記除去剤供給部は、スケールが付着していない状態の前記ノズルから供給される流体の流量から、流量が減少した場合に、前記スケール除去剤を供給するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の中和処理装置。
- 前記反応槽に供給される排水の流量、または、前記反応槽から排出される中和処理後の流体の流量を測定する流量計をさらに備え、
前記除去剤供給部は、前記ノズルにスケールが付着していない状態の流量から、前記流量計により測定された流量が所定値以下の流量に減少した場合に、前記スケール除去剤を供給するように構成されている、請求項5に記載の中和処理装置。 - 前記反応槽のPH値を測定するPH測定部をさらに備え、
前記除去剤供給部は、前記PH測定部により測定されたPH値が、前記ノズルにスケールが付着していない状態のPH値の変動幅よりも小さい所定の変動幅を継続して推移することにより、スケールが付着していない状態の前記ノズルから供給される流体の流量から、流量が減少していると推定される場合に、前記スケール除去剤を供給するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の中和処理装置。 - 前記除去剤供給部は、前記ノズルを通る流体の流れを停止させる際に、前記スケール除去剤を供給するように構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の中和処理装置。
- 前記ノズルは、前記ノズルを通る流体の流れが停止した場合に、前記ノズルの吐出口を塞ぐ、開閉可能な蓋部を含む、請求項8に記載の中和処理装置。
- 前記スケール除去剤は、酸性である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の中和処理装置。
- 前記ノズルは、前記排水が流入する流入部分の近傍に、前記反応槽に供給される流体中に気泡を発生させる孔部を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の中和処理装置。
- 前記ノズルに接続され、前記反応槽の流体を前記ノズルに供給するための流体供給管をさらに備え、
前記流体供給管と前記除去剤供給管とは、前記ノズルの上流側の合流部において合流している、請求項1〜11のいずれか1項に記載の中和処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019108629A JP6746255B2 (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 中和処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019108629A JP6746255B2 (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 中和処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015203109A Division JP6541543B2 (ja) | 2015-10-14 | 2015-10-14 | 中和処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019171383A JP2019171383A (ja) | 2019-10-10 |
JP6746255B2 true JP6746255B2 (ja) | 2020-08-26 |
Family
ID=68169922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019108629A Active JP6746255B2 (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 中和処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6746255B2 (ja) |
-
2019
- 2019-06-11 JP JP2019108629A patent/JP6746255B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019171383A (ja) | 2019-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6541543B2 (ja) | 中和処理装置 | |
CN109667106B (zh) | 微气泡发生器、微气泡的发生方法及衣物处理装置 | |
KR20080026208A (ko) | 스팀장치에 사용하기 위한 보일러 시스템 | |
US10435876B2 (en) | Bubble generator and flush toilet | |
JP2009022841A (ja) | 洗浄装置 | |
JP2017018882A (ja) | インク吐出装置及びインク吐出方法 | |
JP6746255B2 (ja) | 中和処理装置 | |
JP2010119592A (ja) | 内視鏡洗浄消毒装置 | |
JP2008138378A (ja) | 薬液混入水吐出装置および水洗便器装置 | |
KR101031030B1 (ko) | 마이크로 버블 발생장치 | |
US9340028B2 (en) | Liquid storing device, liquid storing method and inkjet recording device | |
JPWO2009047974A1 (ja) | 処理液供給機構および処理液供給方法 | |
JP2009527304A (ja) | 歯科用すすぎユニット | |
JP2007248102A (ja) | 水質測定装置 | |
JP4478596B2 (ja) | 液体供給装置 | |
CN111321557A (zh) | 投放装置、洗涤设备及投放装置的控制方法 | |
JP2010155213A (ja) | 微細気泡発生装置 | |
ITBO20110573A1 (it) | Dispositivo e metodo per la dissoluzione di una sostanza chimica solida in acqua | |
KR100742367B1 (ko) | 약액 혼합 공급장치 | |
JP2015199024A (ja) | 薬液洗浄方法、水処理システム、及び膜濾過装置 | |
JP2018001144A (ja) | 洗浄装置 | |
JP2013234813A (ja) | 薬注システム | |
FI121298B (fi) | Hammashoitokone ja menetelmä veden syöttämiseksi | |
JP5201699B1 (ja) | 湯水補給制御システム | |
JP6449130B2 (ja) | 浸漬型検出器の洗浄装置及び洗浄方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190613 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200804 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6746255 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |