JP6745549B1 - シンク着脱式容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】シール(粘着剤)を使用することなくシンクに自由に着脱することができると共に、使い捨てでなく繰り返し利用可能で衛生的な容器を提供する。【解決手段】複数の水切り穴103が形成され、自身の形状を保ったまま自立可能な容器本体102と、この容器本体102の上縁部104から外方に向かって延在するフラップ110と、を備え、容器本体102とフラップ110とをシリコン素材により一体成形してシンク着脱式容器100を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、ゴミ入れとしても利用可能な容器に関し、主に台所のシンクで使用する容器に関する。
従来から、台所のシンクで使用するゴミ入れ等の容器には多数の種類の製品が存在し、また発明もなされている。
例えば、台所の流し台に貼り付けて使用する使い捨てゴミ袋の発明もその一つである(特許文献1参照)。
特開2017−202878号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、「使い捨て」という性質上繰り返し使用することができない。また、シンクへの取付けをシール(粘着剤)に頼っているが、シンク周りの水分によって、取付けが不安定になる可能性が高い。また、一度貼り付けた後に、取り付け場所を変更しようとすると、粘着力低下によってうまく取り付けられない場合もある。更に、ゴミを入れるとその重みによって袋部分の形状が崩れてしまうといった問題もある。
そこで本発明は、こういった問題点を解決するべくなされたものであって、シール(粘着剤)を使用することなくシンクに自由に着脱することができると共に、使い捨てでなく繰り返し利用可能で衛生的な容器を提供する事をその課題としている。
上記課題を解決するべく、本願発明は、水切り穴が形成され、自身の形状を保ったまま自立可能な容器本体と、当該容器本体の上縁部から外方に向かって延在するフラップと、を備え、前記容器本体と前記フラップとがシリコン素材により一体成形されていることを特徴とする。
このような構成を採用したことにより、容器本体をシンクの壁面に沿うように配置した上で、フラップをシンク周りの天面に面接触させることによって、容器本体を固定することを可能としている。(フラップの)シリコン自体が有する密着力を利用して固定するため、シール(粘着剤)のように取付けが不安定になることもないし、好きな位置に何度でも付け換えて使用することができる。また、全体がシリコンで一体成形されているため、容易に洗浄して繰り返し使用することも可能である。更に、容器本体は自立できる程度の剛性をもって作られているため、内容物が多少入ったとしても形状が大きく崩れてしまうこともない。
また、前記容器本体の上縁部は、平面視すると略直線に形成される直線部を有し、当該直線部から前記フラップが延在していることを特徴とする。
このような構成を採用したことにより、シンク壁面に容器本体を据わり良く固定することができる。
また、前記フラップの下面側は研磨により鏡面仕上げとされていることを特徴とする。
このような構成を採用したことにより、フラップの密着力を向上させ、容器本体の固定をより確実なものとしている。
また、前記フラップの厚みは、2mm以下、好ましくは1mm以下となるように構成されることを特徴とする。
このような構成を採用することにより、フラップが、平面のみならず例えば「段差を有する面」にも柔軟に追従して面接触可能となり、取り付け場所の自由度が高まっている。
また、前記容器本体の壁面の厚みは、上から下に向かって徐々に薄くなるように構成されると共に、前記容器本体の底面の厚みは、前記壁面の厚みの中で最も薄い部分よりも厚く構成されることを特徴とする。
このような構成を採用することにより、容器本体に内容物を入れたまま周りから握りつぶすようにして水切りなどし易くなっていると共に、底面の厚さが確保されているため、内容物が入った際に、底面が下方に垂れ下がり難く、また、自立させやすいという効果を発揮している。
本発明を適用することで、シール(粘着剤)を使用することなくシンクに対して自由に着脱できると共に、使い捨てでなく繰り返し利用可能で衛生的な容器を提供することができる。
本発明の実施形態の一例であるシンク着脱式容器の斜視図である。 本発明の実施形態の一例であるシンク着脱式容器の中央断面図である。 シンク着脱式容器をシンクに取り付けた状態を示した図である。 シンクの周りの天面に段差がある場所に取り付けた状態を示した側面図である。 本体部を自立させて載置した状態を示した図であって、フラップを外側にした状態を示した図である。 本体部を自立させて載置した状態を示した図であって、フラップを内側に入れた状態を示した図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例であるシンク着脱式容器100について説明を加える。なお、図面理解容易の為、各部の大きさや寸法を誇張して表現している部分があり、実際の製品と必ずしも一致しない部分があることを付記しておく。また各図面は符号の向きに見るものとし、当該向きを基本に上下左右、手前、奥と表現する。
〈シンク着脱式容器の構成〉
シンク着脱式容器100は、底面に複数の水切り穴103が形成された有底略楕円筒形に形成された容器本体102と、当該容器本体102の上縁部104から外方に向かって延在するフラップ110と、を備えて構成される。
容器本体102とフラップ110とは、シリコン素材により一体成形されており、更に、段差なく面一となるように構成される(図2の断面図を参照)。
容器本体102を平面視すると、略楕円形の一部が直線的に構成された直線部105を有している。フラップ110は、容器本体102の上縁部104におけるこの直線部105から、容器本体102の外方に向かって水平方向に延在するように構成される。なお、図面上は水平方向に真っ直ぐ延在するように描かれているが、実際には、自由状態においては、シリコン製のフラップ110は自重によって下方に垂れ下がる。
また、容器本体102を構成する壁面の厚みは、図2の断面図に示しているように、上から下に向かって徐々に薄くなるように構成される。即ち、上方の厚みT1よりも下方の厚みT2の方が小さくなるように構成されている。
更に、容器本体102の底面の厚みは、壁面の厚みの中で最も薄い部分よりも厚く構成される。即ち、底面の厚みT3の方が、壁面の中で最も薄い部分の厚みT2よりも厚くなるように構成されている。
フラップ110は、平面視略矩形に構成されており、厚みは全体に渡って1mm程度とされている。また、フラップ110の下面のみが研磨により鏡面仕上げとされている。
〈シンク着脱式容器の作用・機能〉
シンク着脱式容器100は、図3に示しているように、容器本体102をシンク10の内壁に当接させるように配置し、更に、シンク10周りの天面12の部分に、フラップ110の下面を面接触させる。基本的これだけの作業で取付けが完了する。このとき、フラップ110に皺が生じたりしないよう、フラップ110全体がもれなく天面12に接触するように取り付けることが好ましい。
天面12に水分などが残っている場合は一旦拭き取ってから取り付ける方が好ましいが、水分が残っていたとしても、フラップ110を天面12に載置し、上から多少手で押さえ付けることによって水分を綺麗に周りに押しやることも可能であり、それでも十分な密着力によって、強固に固定される。
取り外すときや、取り付け場所を変更するときは、フラップ110を摘まんで引き剥がし、再度所望の位置に付け直せばよい。
上記構成で説明した通り、本発明の実施形態の一例として示したシンク着脱式容器100は、複数の水切り穴103が形成され、自身の形状を保ったまま自立可能な容器本体102と、この容器本体102の上縁部104から外方に向かって延在するフラップ110と、を備え、容器本体102とフラップ110とがシリコン素材により一体成形されている。
このような構成を採用したことにより、容器本体102をシンク10の壁面に沿うように配置した上で、フラップ110をシンク10周りの天面12に面接触させることによって、容器本体102を固定することを可能としている。(フラップ110の)シリコン自体が有する密着力を利用して固定するため、シール(粘着剤)のように取付けが不安定になることもないし、好きな位置に何度でも付け換えて使用することができる。また、全体がシリコンで一体成形されているため、容易に洗浄して繰り返し使用することも可能である。更に、容器本体102は自立できる程度の剛性をもって作られているため、内容物が多少入ったとしても形状が大きく崩れてしまうこともない。
また、容器本体102の上縁部104は、平面視すると略直線に形成される直線部105を有し、この直線部105からフラップ110が延在する構成を採用している。これにより、シンク10の壁面に容器本体102を据わり良く固定することが可能となっている。
また、フラップ110の下面のみ、研磨により鏡面仕上げとされているので、フラップ110の密着力を向上させ、容器本体102の固定がより確実なものとなっている。
また、フラップ110の厚みは、全体を通して2mm以下、好ましくは1mm以下となるように構成される。
このような構成を採用することにより、フラップ110が、図4に示したように平面のみならず例えば「段差を有する面」にも柔軟に追従して面接触可能となり、取り付け場所の自由度が高まっている。なお、フラップ110の貼り付け先の材質はステンレス以外であっても、例えば、樹脂、大理石はもちろん、木など表面が多少ザラついているものや、表面加工がされていて平らでない面にも問題なく密着することが可能である。
また、容器本体102の壁面の厚みは、上から下に向かって徐々に薄くなるように構成されると共に、容器本体102の底面の厚みは、壁面の厚みの中で最も薄い部分よりも厚く構成されていた。
このような構成を採用することにより、容器本体102に内容物を入れたまま周りから握りつぶすようにして水切りなどし易くなっていると共に、底面の厚さが確保されているため、内容物が入った際に、底面が下方に垂れ下がり難く、また、自立させやすい。
また、容器本体102は、自立可能な剛性をもって作られているため、このまま所望の場所に収納しておくことが可能である。この時フラップ110は、容器本体102の中に入れるように折り曲げたり(図5参照)、容器本体102の外側に垂らしておけばよい(図6参照)。
100・・・シンク着脱式容器
102・・・容器本体
103・・・水切り穴
104・・・上縁部
105・・・直線部
110・・・フラップ

Claims (4)

  1. 水切り穴が形成され、自身の形状を保ったまま自立可能な容器本体と、
    当該容器本体の上縁部から外方に向かって延在するフラップと、を備え、
    前記容器本体と前記フラップとがシリコン素材により一体成形され
    更に、前記容器本体の上縁部は、平面視すると略直線に形成される直線部を有し、
    当該直線部から前記フラップが延在していると共に、
    当該延在する長さは、前記直線部から最も遠い位置にある前記上縁部までの距離よりも長くなるように構成される
    ことを特徴とするシンク着脱式容器。
  2. 請求項1において、
    前記フラップの下面側は研磨により鏡面仕上げとされている
    ことを特徴とするシンク着脱式容器。
  3. 請求項1または2のいずれかにおいて、
    前記フラップの厚みは、2mm以下、好ましくは1mm以下となるように構成される
    ことを特徴とするシンク着脱式容器。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記容器本体の壁面の厚みは、上から下に向かって徐々に薄くなるように構成されると共に、前記容器本体の底面の厚みは、前記壁面の厚みの中で最も薄い部分よりも厚く構成される
    ことを特徴とするシンク着脱式容器。
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