JP6744666B2 - 蒸気加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気を加熱する蒸気加熱装置に関する。
従来から、茶園から摘採された茶の葉を蒸して酸化酵素の働きを止める処理、所謂、殺青処理(「蒸熱処理」ともいう)においては、100℃前後またはそれ以上の温度の蒸気(水蒸気)が用いられている。例えば、下記特許文献1には、蒸気生成炉で生成された蒸気を200℃〜400℃まで加熱して過熱蒸気を生成する加熱装置が開示されている。
特開2010−17140号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された蒸気加熱装置においては、電熱コイルまたはガスバーナで加熱された流通管内に蒸気を流して過熱蒸気を生成するため、流通管の長さが長くなり装置構成が大型化するとともに加熱効率が低いという問題がある。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、装置構成を小型化しつつ加熱効率を向上させることができる蒸気加熱装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、蒸気を加熱する蒸気加熱装置であって、蒸気が流通する管状に形成されるとともに管の内表面から中心部分に亘って蒸気を流通させる空間が確保された流通管と、流通管の外表面に熱を加えて同流通管内の蒸気を加熱する流通管加熱機と、流通管の内表面から内部に向かって突出する棒状に形成されて流通管加熱機によって流通管の外表面に加えられた熱を流通管内に伝達する加熱棒体とを備えることにある。
このように構成した本発明の特徴によれば、蒸気加熱装置は、蒸気が流通する管状に形成された流通管内の内表面から内部に向かって突出する棒状に形成された加熱棒体を備えているため、流通管内における熱交換のための面積を広げて流通管の外表面に加えられた熱を効果的に流通管内の蒸気に伝えて加熱することができる。これにより、本発明に係る蒸気加熱装置は、装置構成を小型化しつつ加熱効率を向上させることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記蒸気加熱装置において、加熱棒体は、流通管の外表面から突出して同流通管の外部と内部とを貫通する棒状に形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、蒸気加熱装置は、加熱棒体が流通管の外表面から突出して同流通管の外部と内部とを貫通する棒状に形成されているため、流通管の外表面に加えられた熱を効率的に回収して流通管内の蒸気を加熱することができる。なお、加熱棒体は、流通管に対して径方向外側の両側に貫通していてもよいし、径方向外側の両側のうちの一方にのみ貫通していてもよい。
また、本発明の他の特徴は、前記蒸気加熱装置において、加熱棒体は、流通管の内部における互いに対向する内周面間に架設された状態で配置されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、蒸気加熱装置は、加熱棒体が流通管の内部における互いに対向する内周面間に架設された状態で配置されているため、流通管の外表面に加えられた熱を加熱棒体の両端側からそれぞれ効率的に回収して流通管内の蒸気を加熱することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記蒸気加熱装置において、加熱棒体は、流通管加熱機に対向する側に複数設けられていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、蒸気加熱装置は、加熱棒体が流通管加熱機に対向する側に複数設けられているため、流通管の外表面に加えられた熱を効率的に回収して流通管内の蒸気を加熱することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記蒸気加熱装置において、加熱棒体は、流通管の長手方向に沿って螺旋状に並んで形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、蒸気加熱装置は、加熱棒体が流通管の長手方向に沿って螺旋状に並んで形成されているため、流通管内の蒸気の円滑な流れを確保しながら効率的に加熱することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記蒸気加熱装置において、加熱棒体は、外表面に複数の突起を備えていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、蒸気加熱装置は、加熱棒体の外表面に複数の突起を備えているため、流通管の外表面に加えられた熱を効率的に回収して流通管内の蒸気を加熱することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記蒸気加熱装置において、さらに、流通管内に加熱棒体に対して蒸気の流通方向の下流側に同流通方向に直交する方向に沿って延びて同流通管内の一部を塞ぐ流通阻害体を備えていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、蒸気加熱装置は、さらに、流通管内に加熱棒体に対して蒸気の流通方向の下流側に同流通方向に直交する方向に沿って延びて同流通管内の一部を塞ぐ流通阻害体を備えているため、流通阻害体によって蒸気の一部を滞留させて蒸気を加熱棒体で加熱することができ流通管の長さを徒に長くすることなく効率的に蒸気を加熱することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記蒸気加熱装置において、さらに、流通管に供給する前記蒸気として80℃以上の水蒸気を生成する蒸気生成装置を備えていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、蒸気加熱装置は、さらに、流通管に供給する蒸気として80℃以上の水蒸気を生成する蒸気生成装置を備えているため、100℃以上の過熱水蒸気を効率的に生成することができる。
また、本発明は、蒸気加熱装置の発明として実施できるばかりでなく、流体加熱装置としても実施できるものである。
具体的には、流体加熱装置は、気体または液体からなる流体を加熱する流体加熱装置であって、流体が流通する管状に形成された流通管と、流通管の外表面に熱を加えて同流通管内の流体を加熱する流通管加熱機と、流通管の内表面から内部に向かって突出する棒状に形成された加熱棒体とを備えるようにすればよい。これによれば、流体加熱装置は、上記蒸気加熱装置と同様の作用効果を期待することができる。
本発明の一実施形態に係る蒸気加熱装置の外観構成の概略を示す側面図である。 図1に示す蒸気加熱装置の作動を制御する制御システムのブロック図である。 図1に示す流通管の外観構成の概略を示す正面図である。 図1に示す流通管の外観構成の概略を示す背面図である。 図1に示す蒸気加熱装置における流通管加熱機に対向する流通管の本体部のみを抽出した部分拡大図である。 図5に示す6−6線から見た本体部の断面図である。 図5に示す7−7線から見た本体部の断面図である。 図5に示す8−8線から見た本体部の断面図である。 本発明の変形例に係る加熱棒体および流通阻害体の本体部への配置状態を示すための本体部の断面図である。 図9に示す10−10線から見た本体部の断面図である。 本発明の他の変形例に係る加熱棒体の本体部への配置状態を示すための斜視図である。 本発明の他の変形例に係る加熱棒体の本体部への配置状態を示すための本体部の断面図である。 本発明の他の変形例に係る加熱棒体の本体部への配置状態を示すための本体部の断面図である。 本発明の他の変形例に係る加熱棒体の本体部への配置状態を示すための本体部の断面図である。
以下、本発明に係る蒸気加熱装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る蒸気加熱装置100の外観構成の概略を示す側面図である。また、図2は、図1に示す蒸気加熱装置100の作動を制御する制御システムのブロック図である。また、図3は、図1に示す流通管の外観構成の概略を示す正面図である。また、図4は、図1に示す流通管の外観構成の概略を示す背面図である。この蒸気加熱装置100は、茶園から摘採された茶の葉を蒸して殺青を行う蒸機91に供給する300℃〜400℃の水蒸気である過熱蒸気を生成する機械装置である。
(蒸気加熱装置100の構成)
蒸気加熱装置100は、流通管101を備えている。流通管101は、水蒸気を加熱して過熱蒸気を生成するための部品であり、金属材料(例えば、ステンレス材)を管状に形成して構成されている。この流通管101は、主として、本体部102、連結体104、導入部105および排出部106をそれぞれ備えて構成されている。
本体部102は、流通管101内に導入された蒸気を加熱する部分であり、水平方向に直線状に延びる管体で構成されている。本実施形態においては、本体部102は、6つ設けられており、これら6つの管体からなる各本体部102が連結体104で直列的に連結されて構成されている。この場合、6つの本体部102は、後述する流通管加熱機110に対向する位置に3つの本体部が互いに平行に配置されており、これら3つの本体部102の各間の上方に2つ本体部102が互いに平行に配置されており、さらに、これら2つの本体部102の各間の上方に1つの本体部102が配置されている。
すなわち、6つの本体部102は、下方側から上方に向かって3つ、2つ、1つの順で本体部102が物理的に接触しない間隔を介して積み上げられた状態で配置されている。これらの各本体部102は、互いに同一の外径、内径および長さの円筒状に形成されるとともに、互いに同色に着色されている。本実施形態においては、6つの本体部102は、熱効率を考慮して黒色に着色されているが、どのような色または無着色であってもよい。なお、本体部102は、直線状のほかに曲線状に曲がって形成されていてもよいものである。そして、これらの各本体部102には、加熱棒体103がそれぞれ設けられている。
加熱棒体103は、図5〜図8にそれぞれ示すように、流通管加熱機110が発生させた熱を本体部102内の蒸気に伝搬させるための部品であり、金属製(例えば、ステンレス材)の複数の棒体で構成されている。これらの加熱棒体103は、各本体部102における1つの円周上に加熱棒体103a,103bの2つずつ設けられており、これら同一の円周上に設けられた2つの加熱棒体103a,103bが各本体部102の軸方向に沿って複数(本実施形態においては、22個)並んで設けられている。この場合、各本体部102の軸方向に互いに隣接する2つずつの加熱棒体103a,103bは、互いに対向し合わないように千鳥状に配置されている。また、各加熱棒体103は、各本体部102の全周のうちの流通管加熱機110に面する側の半周部分(図において下側半分)にそれぞれ設けられている。
この場合、各加熱棒体103は、各本体部102の外周面から外側に向かって突出するとともに内周面から内部に向かって突出した状態で設けられている。すなわち、加熱棒体103は、本体部102を構成するリング体における互いに対向する外周面間を貫通するものではなく、同リング体における片側の外周面からのみ内周面に貫通した状態で設けられている。この場合、同一の円周上に設けられた2つの加熱棒体103a,103bは、一方の加熱棒体103aが本体部102の内部における互いに対向する内周面間に接触して架設された状態で設けられるとともに、他方の加熱棒体103bが前記一方の加熱棒体103aに接触しない長さで形成されている。
また、本体部102の軸方向に互いに隣接する加熱棒体103a,103bは、加熱棒体103a同士および加熱棒体103b同士が前記軸方向から見て互いに交差するように対称位置に設けられている(図5〜図8参照)。なお、この他方の加熱棒体103bは、前記一方の加熱棒体103aに接触した状態で設けられていてもよいことは当然である。また、加熱棒体103は、本体部102の内径の少なくとも1/4以上の長さで突出して設けられているとよい。また、これらの加熱棒体103a,103bは、本体部102に形成された貫通孔に嵌合した状態で溶接により固着されている。なお、図6においては、図7および図8に示す加熱棒体103a,103bを二点鎖線でそれぞれ示している。
連結体104は、複数の本体部102、導入部105および排出部106をそれぞれ直列的に連結するための部品であり、金属製(例えば、ステンレス材)の管体を略L字状、略U字状または直線状に形成して構成されている。この連結体104は、本体部102、導入部105および排出部106に対してそれぞれ溶接加工によって接続されている。
導入部105は、本体部102内に蒸気を導入するための部品であり、金属製(例えば、ステンレス材)の管体の一方の端部が開口するとともに他方の端部が連結体104に接続されて構成されている。この場合、導入部105における前記一方の端部には、加熱対象である蒸気を生成する蒸気生成装置90が開閉弁105aおよび図示しない配管をそれぞれ介して接続されている。
ここで、蒸気生成装置90は、水を沸かして水蒸気を生成するボイラー装置であり、80℃〜100℃の水蒸気を連続的に生成する。また、開閉弁105aは、蒸気生成装置90と導入部105との間の配管上の流路の開閉を行うことによって蒸気生成装置90が生成した蒸気の流通管101への流入量を調整するための流量調整用の弁である。なお、蒸気生成装置90と導入部105との間の配管上には、流通する蒸気の流量を表示する流量計(図示せず)なども設けられている。
排出部106は、本体部102で加熱された蒸気を本体部102の外に排出するための部品であり、金属製(例えば、ステンレス材)の管体の両端部がそれぞれ開口して構成されている。この場合、排出部106における前記両端部における少なくとも一方は、加熱対象である蒸気の供給先が接続されている。本実施形態においては、排出部106は、一方(図示上側)の端部が蒸機91に図示しない配管を介して連結されるとともに他方(図示下側)の端部が蓋体106aによって閉塞されている。ここで、蒸機91は、摘採した茶の葉を100℃以上の過熱蒸気を用いて殺青処理を行う機械装置である。
また、蒸機91が繋がれる排出部106には、排出部106を通過する蒸気の温度を検出して後述する制御装置120に出力する温度検出器107が設けられている。なお、排出部106は、一方(図示上側)の端部が蓋体106aによって閉塞されるとともに他方(図示下側)の端部が蒸機91に図示しない配管を介して連結されていてもよいし、両端部がそれぞれ蒸機91に図示しない配管を介して連結されていてもよい。この流通管101は、後述する支持台111に支持されている。
流通管加熱機110は、流通管101における本体部102および加熱棒体103を介して本体部102内の蒸気を加熱するための熱源である。本実施形態においては、流通管加熱機110は、LPガスを燃焼させるガスバーナによって構成されている。この場合、流通管加熱機110は、流通管101の下方の位置に流通管101の下面に対向して設けられている。
本実施形態においては、流通管加熱機110は、流通管101の最下段に位置する3つの本体部102に対向しつつ長手方向に沿ってそれぞれ配管が延びるとともにこれらの3つの本体部102に対して断続的に火炎Fが形成されるように構成されている。これら3つの配管を備えた流通管加熱機110は、後述する制御装置120によって作動が制御される。なお、図3および図4においては、流通管加熱機110が備える3つの配管および火炎Fをそれぞれ二点鎖線で示している。この流通管加熱機110は、支持台111に支持されている。
支持台111は、流通管101、流通管加熱機110および制御装置120を支持するための台状の構造体であり、金属製(例えば、鋼材)の棒状体を枠状に組んで構成されている。この支持台111は、この蒸気加熱装置100を設置する床面上において流通管101の真下に流通管加熱機110が位置するように流通管101および流通管加熱機110をそれぞれ支持している。また、支持台111は、制御装置120を作業者が操作し易い上半身程度の高さ位置に支持している。
制御装置120は、CPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータによって構成されており、蒸気加熱装置100の全体の作動を総合的に制御するとともに、作業者によって用意される図示しない蒸気加熱プログラムを実行することにより流通管101内に導入された蒸気の過熱処理を行う。具体的には、制御装置120は、流通管101の排出部106から所定温度の蒸気が排出されるように流通管加熱機110の作動を制御する。この場合、制御装置120は、温度検出器107からの出力信号を取得して流通管加熱機110の火力を調整することで流通管101の排出部106から排出される蒸気の温度を制御する。
この制御装置120には、作業者からの指示を受け付けて制御装置120に入力するスイッチ群からなる入力装置および制御装置120の作動状況を表示する表示ランプおよび液晶表示装置をそれぞれ備えた操作盤121を備えている。なお、制御装置120は、外部電源から電力を受けて電力を必要とする流通管加熱機110などの各部に供給する電源部を備えているが本発明に直接関わらないため、その説明は省略する。また、蒸気加熱装置100は、流通管加熱機110に燃焼ガスであるLPガスを供給するガスタンクも備えているが、これについても本発明に直接関わらないため、その説明は省略する。
(蒸気加熱装置100の作動)
次に、上記のように構成した蒸気加熱装置100の作動について説明する。まず、作業者は、蒸気生成装置90の電源をONにした後、蒸気生成装置90を操作して蒸気を生成させる。これにより、蒸気生成装置90は、80℃〜100℃程度の蒸気を生成する。
次に、作業者は、蒸気加熱装置100の電源をONにした後、蒸気生成装置90が生成した蒸気を加熱する。具体的には、作業者は、蒸気加熱装置100における操作盤121を操作して、蒸気加熱装置100が出力する蒸気の温度(例えば、300℃〜400℃)を設定した後、開閉弁105aを開いて流通管101内に蒸気生成装置90が生成した蒸気を導入する。次いで、作業者は、操作盤121を操作して流通管加熱機110の作動を開始させる。
これにより、流通管101における本体部102が加熱される。この場合、本体部102には、流通管加熱機110の火炎Fに対向した位置に複数の加熱棒体103が設けられているため、火炎Fによる熱が加熱棒体103を介して速やかに本体部102内に伝熱される。これにより、本体部102内においては、本体部102の内表面付近を流れる蒸気だけなく、本体部102の中心部付近を流れる蒸気も早期かつ効果的に加熱することができる。
そして、本体部102内で加熱された蒸気は、排出部106に導かれて排出される。この場合、排出部106には、温度検出器107が設けられており排出部106を流通する蒸気の温度に対応する電気信号を制御装置120に出力する。これにより、制御装置120は、排出部106を流通する蒸気の温度が前記設定した温度になるように流通管加熱機110の火力を調整する。これにより、蒸気加熱装置100は、作業者が設定した温度の蒸気、すなわち、300℃〜400℃の過熱蒸気を出力することができる。また、作業者は、蒸気を加熱処理する過程において、操作盤121を操作することによって生成する蒸気の温度の設定を適宜切り替えることができる。
蒸気加熱装置100で生成された過熱蒸気は、蒸機91に供給される。したがって、作業者は、蒸機91の電源をONにした後、蒸機91を操作することによって摘採した茶の葉の殺青処理を行うことができる。この茶の葉の殺青処理については、本発明に直接関わらないため、その説明は省略する。
次に、蒸気の加熱処理を終了する場合には、作業者は、流通管加熱機110の作動を停止させた後、蒸気生成装置90および蒸機91の作動をそれぞれ停止させる。そして、作業者は、流通管加熱機110、蒸機91および蒸気加熱装置100の電源をOFFにして蒸気の加熱処理を終了することができる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、蒸気加熱装置100は、蒸気が流通する管状に形成された流通管101の外部から内部に向かって突出する棒状に形成された加熱棒体103を備えているため、流通管101内における熱交換のための面積を広げて流通管101の外表面に加えられた熱を効果的に流通管101内の蒸気に伝えて加熱することができる。これにより、本発明に係る蒸気加熱装置100は、装置構成を小型化しつつ加熱効率を向上させることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、下記に示す各変形例においては、上記実施形態における蒸気加熱装置100と同様の構成部分には蒸気加熱装置100に付した符号に対応する符号を付して、その説明は省略する。
例えば、上記実施形態においては、蒸気加熱装置100は、流通管101に加熱棒体103を備えて構成した。しかし、蒸気加熱装置100は、図9および図10にそれぞれ示すように、流通管101に流通阻害体130を備えて構成することができる。流通阻害体130は、流通管101の本体部102内で流れる蒸気の流通の障害となって流れ難くするための部品であり、金属製(例えば、ステンレス材)の板状体で構成されている。この流通阻害体130は、本体部102内における加熱棒体103に対して蒸気の流通方向の下流側に配置される。また、流通阻害体130は、本体部102の軸方向において互いに隣接する流通阻害体130同士が互いに反対側の位置に千鳥状に配置されている。これらの流通阻害体130は、本体部102を軸方向に貫通する支持棒131によって互いに連結されている。
なお、図9および図10にそれぞれ示す変形例においては、加熱棒体103は、流通管加熱機110に面する側に周方向に3つの加熱棒体103が軸方向に直列的に並んでそれぞれ設けられるとともに、流通管加熱機110に面する側とは反対側に周方向に1つの加熱棒体103が軸方向に直列的に並んでそれぞれ設けられている。また、これらの各加熱棒体103は、本体部102内において本体部102の中心部に達しない長さでそれぞれ形成されている。
このように構成した蒸気加熱装置100によれば、流通管101内に加熱棒体103に対して蒸気の流通方向の下流側に同流通方向に直交する方向に沿って延びて同流通管101内の一部を塞ぐ流通阻害体130を備えている。これにより、この蒸気加熱装置100によれば、流通阻害体130によって蒸気の一部を滞留させて蒸気を加熱棒体103で加熱することができるとともに本体部102内での滞留時間を長くすることができるため、流通管101の長さを徒に長くすることなく効率的に蒸気を加熱することができる。なお、図10においては、本体部102内における蒸気の流れを破線矢印で示している。
また、上記実施形態においては、加熱棒体103は、各本体部102における1つの円周上に加熱棒体103a,103bの2つずつ設けられており、これら同一の円周上に設けられた2つの加熱棒体103a,103bが各本体部102の軸方向に沿って複数並んで設けられている。しかし、加熱棒体103は、流通管加熱機110が発生させる熱を本体部102内の蒸気に伝えて加熱することができるように配置されていればよい。したがって、加熱棒体103は、本体部102に対して無秩序に設けることができる
この場合、加熱棒体103は、図11に示すように、複数の加熱棒体103が本体部102の軸方向に沿って螺旋状に並べて配置することができる。これによれば、加熱棒体103は、本体部102内の蒸気の円滑な流れを確保しながら効率的に加熱することができる。なお、図11においては、加熱棒体103が螺旋状に配置されている状態を示すため、加熱棒体103の先端部を結んだ3つの二点鎖線を示している。
また、上記実施形態においては、加熱棒体103は、1つの本体部102に対して流通管加熱機110に面する側に複数形成されている。しかし、加熱棒体103は、1つの本体部102に対して少なくとも1つ設けられていればよい。また、加熱棒体103は、本体部102における流通管加熱機110に面する側に代えてまたは加えて流通管加熱機110に面する側とは反対側(図6〜図8において上側半分)に形成することもできる(図9および図10参照)。
また、上記実施形態においては、加熱棒体103は、本体部102内において互いに対向する内周面間に架設した状態で設けられた加熱棒体103aと、本体部102内において対向する内周面に届くことなく片持ち梁状の加熱棒体103bとで構成した。しかし、加熱棒体103は、加熱棒体103および加熱棒体103bのうちの一方のみで構成することができる。なお、加熱棒体103は、本体部102内において互いに対向する内周面間に架設した状態で設けた加熱棒体103aで構成することにより、加熱棒体103bおよび本体部102の剛性をそれぞれ向上させることができる。また、加熱棒体103は、本体部102内において対向する内周面に達することなく片持ち梁状の加熱棒体103bで構成することにより、本体部102内において蒸気が流通し易くすることができ流量を増加させ易くすることができる。
また、上記実施形態においては、加熱棒体103は、丸棒状に形成した。しかし、加熱棒体103は、棒状に延びて形成されていればよく、円形以外の形状、例えば、三角形、四角形、五角形または六角形などの多角形状、楕円形状またはオーバル形状に形成することもできる。すなわち、加熱棒体103は、断面形状が円形形状の他に板状に形成することもできる。この場合、加熱棒体103は、1つの加熱棒体103において複数の断面形状を同時に備えて構成してもよいし、複数種類の断面形状からなる複数の加熱棒体103で構成することもできる。また、加熱棒体103は、軸方向に沿って螺旋状に捻じれて構成することもできる。このように、加熱棒体103は、断面形状が円形状以外の形状で形成されることで表面面積が増加するため、蒸気の加熱効率を向上させることができる。
また、加熱棒体103は、図12に示すように、外表面に複数の突起103cを設けて構成することもできる。この場合、突起103cは、図12に示すように、加熱棒体103の外表面上に螺旋状(雄ネジ状)またはリング状に突出して形成することができる。また、突起103cは、加熱棒体103の外表面から半球状、錘状または異形状に突出して形成することができる。これによれば、加熱棒体103は、外表面における表面積が増加するため、蒸気の加熱効率を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、加熱棒体103は、ステンレス材からなる鋼材で構成した。しかし、加熱棒体103は、伝熱性を有した材料で構成されていればよく、ステンレス材以外の鋼材のほか、アルミニウム材などの非鉄金属、ガラスまたはセラミック材で構成することができる。
また、上記実施形態においては、加熱棒体103は、中実の棒体で構成した。しかし、加熱棒体103は、中空または筒状に形成することもできる。この場合、中空の加熱棒体103は、棒体の両端部がそれぞれ閉塞されつつこれらの両端部間を空洞(空気が存在していてもよいが、真空が好ましい)に形成して構成することができる。また、筒状の加熱棒体103は、図12に示すように、棒体の両端部が開口した加熱棒体103aで形成してもよいし、両端部のうちの一方(図においては本体部102の内部側)が閉塞されつつこれらの両端部間が空洞に形成された加熱棒体103bで構成することもできる。これによれば、加熱棒体103は、伝熱効率を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、加熱棒体103は、流通管101の本体部102における外表面から外側に向かって突出するとともに内表面から中心部に向かって突出して形成した。しかし、加熱棒体103は、少なくとも流通管101の本体部102における内表面から中心部に向かって突出して形成されていればよい。すなわち、加熱棒体103は、図13に示すように、流通管101の本体部102における外表面には突出することなく内表面からのみ突出して形成することもできる。この場合、加熱棒体103a,103bは、本体部102に形成した貫通孔に嵌合(圧入または挿し込み後に溶接)させて組み付けることができる。これによれば、加熱棒体103は、本体部102の径方向の大きさが大型化することを防止することができる。
また、上記実施形態においては、流通管101は、6つの本体部102を備えて構成した。しかし、流通管101は、少なくとも1つの本体部102を備えて構成されていればよい。
また、上記実施形態においては、流通管加熱機110は、ガスバーナで構成した。しかし、流通管加熱機110は、流通管101を加熱するように構成されていればよい。したがって、流通管加熱機110は、灯油または重油などの化石液体燃料を燃焼させて流通管101を加熱するように構成してもよいし、電熱器を用いて流通管101を加熱するように構成することもできる。
また、上記実施形態においては、蒸気加熱装置100は、80℃〜100℃の蒸気を加熱して300℃〜400℃の過熱蒸気を生成した。しかし、蒸気加熱装置100は、蒸気を加熱するように構成されていればよい。したがって、蒸気加熱装置100は、80℃以下の蒸気を導入して100℃以下、400℃以下または400℃以上に加熱するように構成してもよい。すなわち、蒸気加熱装置100は、製茶工程以外の蒸気を必要とする工程で用いることもできる。
また、上記実施形態においては、蒸気加熱装置100は、80℃〜100℃の水蒸気を加熱するように構成した。しかし、蒸気加熱装置100は、水蒸気以外の蒸気を加熱するようにしてもよい。さらに、蒸気加熱装置100は、蒸気以外の気体または液体などの流体を加熱するように構成することもできる。この場合、上記実施形態における「蒸気」を「流体」と読み替えた流体加熱装置として実施することができる。
F…火炎、
90…蒸気生成装置、91…蒸機、
100…蒸気加熱装置、
101…流通管、102…本体部、103,103a,103b…加熱棒体、103c…突起、104…連結体、105…導入部、105a…開閉弁、106…排出部、106a…蓋体、107…温度検出器、
110…流通管加熱機、111…支持台、
120…制御装置、121…操作盤、
130…流通阻害体、131…支持棒。

Claims (10)

  1. 蒸気を加熱する蒸気加熱装置であって、
    前記蒸気が流通する管状に形成されるとともに管の内表面から中心部分に亘って前記蒸気を流通させる空間が確保された流通管と、
    前記流通管の外表面に熱を加えて同流通管内の前記蒸気を加熱する流通管加熱機と、
    前記流通管の内表面から内部に向かって突出する棒状に形成されて前記流通管加熱機によって前記流通管の外表面に加えられた前記熱を前記流通管内に伝達する加熱棒体とを備え
    前記加熱棒体は、
    外表面に複数の突起を備えていることを特徴とする蒸気加熱装置。
  2. 請求項1に記載した蒸気加熱装置において、
    前記流通管は、
    前記流通管加熱機に対向する位置に前記加熱棒体を有した複数の本体部が積み上げられた状態で配置されており、かつ各前記本体部が管状の連結体を介して直列的に連結されていることを特徴とする蒸気加熱装置。
  3. 蒸気を加熱する蒸気加熱装置であって、
    前記蒸気が流通する管状に形成されるとともに管の内表面から中心部分に亘って前記蒸気を流通させる空間が確保された流通管と、
    前記流通管の外表面に熱を加えて同流通管内の前記蒸気を加熱する流通管加熱機と、
    前記流通管の内表面から内部に向かって突出する棒状に形成されて前記流通管加熱機によって前記流通管の外表面に加えられた前記熱を前記流通管内に伝達する加熱棒体とを備え、
    前記流通管は、
    前記流通管加熱機に対向する位置に前記加熱棒体を有した複数の本体部が積み上げられた状態で配置されており、かつ各前記本体部が管状の連結体を介して直列的に連結されていることを特徴とする蒸気加熱装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載した蒸気加熱装置において、
    前記加熱棒体は、
    前記流通管の外表面から突出して同流通管の外部と内部とを貫通する棒状に形成されていることを特徴とする蒸気加熱装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載した蒸気加熱装置において、
    前記加熱棒体は、
    前記流通管の内部における互いに対向する内周面間に架設された状態で配置されていることを特徴とする蒸気加熱装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載した蒸気加熱装置において、
    前記加熱棒体は、
    前記流通管加熱機に対向する側に複数設けられていることを特徴とする蒸気加熱装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載した蒸気加熱装置において
    前記加熱棒体は、
    前記流通管の長手方向に沿って螺旋状に並んで形成されていることを特徴とする蒸気加熱装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載した蒸気加熱装置において、さらに、
    前記流通管内に前記加熱棒体に対して前記蒸気の流通方向の下流側に同流通方向に直交する方向に沿って延びて同流通管内の一部を塞ぐ流通阻害体を備えていることを特徴とする蒸気加熱装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載した蒸気加熱装置において、さらに、
    前記流通管に供給する前記蒸気として80℃以上の水蒸気を生成する蒸気生成装置を備えていることを特徴とする蒸気加熱装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のうちのいずれか1つに記載した蒸気加熱装置において、
    前記流通管は、黒色に着色されていることを特徴とする蒸気加熱装置。
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